JP5157148B2 - 圧縮機 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば空気調和機や冷蔵庫等に用いられる圧縮機に関する。
従来、圧縮機としては、密閉容器と、上記密閉容器内に配置された圧縮要素と、上記密閉容器内に配置され、上記圧縮要素をシャフトを介して駆動するモータとを備えたものがある(特開平10−153188号公報:特許文献1参照)。
上記モータは、ロータと、このロータの径方向外側に配置されたステータとを有し、上記ステータは、ステータコアと、上記ステータコアに巻かれた巻線部とを有する。
上記圧縮要素から上記密閉容器内に吐出される冷媒ガスを、上記巻線部の端部に衝突させることで、上記密閉容器内の霧状態の潤滑油を液状化して、冷媒ガスと潤滑油とを分離していた。
特開平10−153188号公報
しかしながら、上記従来の圧縮機では、上記圧縮要素から上記密閉容器内に吐出される冷媒ガスを、上記巻線部の端部に衝突させていたので、上記冷媒ガスの上記巻線部への衝突により、上記冷媒ガスの流れが乱れ、上記密閉容器の底部に溜められた潤滑油が撹拌される。
そして、この潤滑油の撹拌によって、潤滑油が油滴になったり、潤滑油が上記モータの下流側に導かれて、上記密閉容器内の潤滑油の油面が低下したり、上記密閉容器外へ潤滑油が放出される。
したがって、上記密閉容器内の潤滑油の油面の低下による軸焼けや、上記密閉容器外への潤滑油の放出による冷凍能力の低下(油上がり)の問題があった。
そこで、この発明の課題は、上記密閉容器内の潤滑油の油面の低下、および、上記密閉容器外への潤滑油の放出を防ぐことができる圧縮機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の圧縮機は、
底部に潤滑油が溜められ、上部に冷媒ガスの吐出管が設けられた密閉容器と、
上記密閉容器内の底部側に配置され、上記密閉容器内に冷媒ガスを吐出する吐出開口部を有する圧縮要素と、
上記密閉容器内に上記圧縮要素と上記吐出管との間に配置され、上記圧縮要素をシャフトを介して駆動するモータと
を備え、
上記圧縮要素から吐出される冷媒ガスは、上記密閉容器内に流入してから、上記吐出管から上記密閉容器外に吐出され、
上記モータは、ロータと、このロータの径方向外側に配置されたステータとを有し、
上記ステータは、径方向内側に突出すると共に周方向に配列された複数のティースを含むステータコアと、上記各ティースにそれぞれ巻かれて複数の上記ティースに渡って巻かれていない巻線部とを有し、
上記吐出開口部は、
隣り合う上記ティースのうちの一方の上記ティースの中心と上記ステータコアの軸とを含む第1の平面と、
上記隣り合うティースのうちの他方の上記ティースの中心と上記ステータコアの軸とを含む第2の平面との間に、
位置しており、
上記ステータコアの周方向に沿った円筒断面において、上記各ティースに巻かれた上記巻線部の上記ステータコア軸方向の両端面は、凸曲面に形成され、
上記隣り合うティースのそれぞれに巻かれた上記巻線部の間に形成される巻線部間空間は、上記巻線部の上記両端面側が次第に広くなるように、形成され、
上記巻線部間空間の上記ステータコア軸に直交する平面上の面積は、上記巻線部の側面の少なくとも一部で最小となり、
上記ステータコアの軸方向からみて、上記吐出開口部は、上記ロータに重なっていることを特徴としている。
この発明の圧縮機によれば、上記吐出開口部は、上記隣り合うティースのうちの一方の上記ティースの中心と上記ステータコアの軸とを含む第1の平面と、上記隣り合うティースのうちの他方の上記ティースの中心と上記ステータコアの軸とを含む第2の平面との間に、位置しているので、上記吐出開口部から吐出された冷媒ガスを、上記一方のティースに巻かれた巻線部と上記他方のティースに巻かれた巻線部との間に形成される空間に、誘導できて、上記冷媒ガスの上記巻線部端部への衝突を低減できる。
そして、上記冷媒ガスの上記巻線部への衝突による上記冷媒ガス流れの乱れを低減し、上記密閉容器の底部に溜められた潤滑油の撹拌を低減して、上記密閉容器内の潤滑油の油面の低下、および、上記密閉容器外への潤滑油の放出を、防ぐことができる。
したがって、上記密閉容器内の潤滑油の油面の低下による軸焼けや、上記密閉容器外への潤滑油の放出による冷凍能力の低下(油上がり)を防ぐことができる。
また、一実施形態の圧縮機では、
上記ティースは、径方向に延びている胴部と、この胴部の径方向内側の一端に取り付けられると共に周方向に延びている頭部とを有し、
上記吐出開口部は、
上記一方のティースの上記胴部における上記他方のティースに対向する側面に接すると共に上記ステータコアの軸を含む第3の平面と、
上記他方のティースの上記胴部における上記一方のティースに対向する側面に接すると共に上記ステータコアの軸を含む第4の平面との間に、
位置している。
この実施形態の圧縮機によれば、上記吐出開口部は、上記一方のティースの上記胴部の側面に接すると共に上記ステータコアの軸を含む第3の平面と、上記他方のティースの上記胴部の側面に接すると共に上記ステータコアの軸を含む第4の平面との間に、位置しているので、上記吐出開口部から吐出された冷媒ガスを、上記一方のティースに巻かれた巻線部と上記他方のティースに巻かれた巻線部との間に形成される空間に、一層確実に誘導できて、上記冷媒ガスの上記巻線部端部への衝突を一層低減できる。
したがって、上記密閉容器内の潤滑油の油面の低下、および、上記密閉容器外への潤滑油の放出を一層防ぐことができる。
また、一実施形態の圧縮機では、
上記吐出開口部は、
上記一方のティースに巻かれた上記巻線部における上記他方のティースに対向する側面に接すると共に上記ステータコアの軸を含む第5の平面と、
上記他方のティースに巻かれた上記巻線部における上記一方のティースに対向する側面に接すると共に上記ステータコアの軸を含む第6の平面との間に、
位置している。
この実施形態の圧縮機によれば、上記吐出開口部は、上記一方のティースに巻かれた上記巻線部の側面に接すると共に上記ステータコアの軸を含む第5の平面と、上記他方のティースに巻かれた上記巻線部の側面に接すると共に上記ステータコアの軸を含む第6の平面との間に、位置しているので、上記吐出開口部から吐出された冷媒ガスを、上記一方のティースに巻かれた上記巻線部と上記他方のティースに巻かれた上記巻線部との間に形成される空間に、直接に誘導できて、上記冷媒ガスの上記巻線部端部への衝突を一層確実に低減できる。
したがって、上記密閉容器内の潤滑油の油面の低下、および、上記密閉容器外への潤滑油の放出を一層確実に防ぐことができる。
また、一実施形態の圧縮機では、上記吐出開口部の数量は、上記隣り合うティースの間の空間であるティース間空間の数量の半分以下である。
この実施形態の圧縮機によれば、上記吐出開口部の数量は、上記隣り合うティースの間の空間であるティース間空間の数量の半分以下であるので、上記吐出開口部に対応しない上記ティース間空間の数量を、全ての上記ティース間空間の数量の半分よりも多くできて、上記モータの下流側にある潤滑油を、上記吐出開口部に対応しない上記ティース間空間を通して、上記モータの上流側に確実に戻すことができる。
また、一実施形態の圧縮機では、
上記第1の平面と上記第2の平面と上記密閉容器の内面とで囲まれる範囲内であって、上記ステータコアの軸に直交する平面において、
上記隣り合うティースのそれぞれに巻かれた上記巻線部の間に形成される巻線部間空間の面積は、
上記ロータと上記ステータとの間の隙間であるエアギャップの面積よりも大きく、かつ、
上記ステータコアの外周面に切り欠き形成されたコアカット部と上記密閉容器の内面との間に形成されるコアカット部空間の面積よりも大きい。
この実施形態の圧縮機によれば、上記巻線部間空間の面積は、一定範囲で、上記ステータコアの軸に直交する平面において、上記エアギャップの面積よりも大きく、かつ、上記コアカット部空間の面積よりも大きいので、上記巻線部間空間は、上記エアギャップや上記コアカット部空間よりも、通路抵抗が小さくて、冷媒ガスを確実に上記ティ−ス間空間に流すことができる。
この発明の圧縮機によれば、上記吐出開口部は、上記隣り合うティースのうちの一方の上記ティースの中心と上記ステータコアの軸とを含む第1の平面と、上記隣り合うティースのうちの他方の上記ティースの中心と上記ステータコアの軸とを含む第2の平面との間に、位置しているので、上記密閉容器内の潤滑油の油面の低下、および、上記密閉容器外への潤滑油の放出を防ぐことができる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の圧縮機の一実施形態である縦断面図を示している。この圧縮機は、密閉容器1と、この密閉容器1内に配置された圧縮要素2と、上記密閉容器1内に配置され、上記圧縮要素2をシャフト12を介して駆動するモータ3とを備えている。
この圧縮機は、いわゆる縦型の高圧ドーム型のロータリ圧縮機であって、上記密閉容器1内に、上記圧縮要素2を下に、上記モータ3を上に、配置している。上記密閉容器1では、底部に潤滑油が溜められ、上部に冷媒ガスの吐出管13が設けられている。つまり、上記圧縮要素2は、上記密閉容器1内の底部側に配置され、上記モータ3は、上記圧縮要素2と上記吐出管13との間に配置されている。このモータ3のロータ6によって、上記シャフト12を介して、上記圧縮要素2を駆動するようにしている。
上記圧縮要素2は、アキュームレータ10から吸入管11を通して冷媒ガスを吸入する。この冷媒ガスは、この圧縮機とともに、冷凍システムの一例としての空気調和機を構成する図示しない凝縮器、膨張機構、蒸発器を制御することによって得られる。この冷媒ガスは、例えば、二酸化炭素やR410AやR22である。
上記圧縮機は、圧縮した高温高圧の冷媒ガスを、上記圧縮要素2から吐出して密閉容器1の内部に満たすと共に、上記モータ3のステータ5における隣り合う巻線部520の間の空間を通して、上記モータ3を冷却した後、上記モータ3の上側に設けられた吐出管13から外部に吐出するようにしている。
上記圧縮機は、圧縮した高温高圧の冷媒ガスを、上記圧縮要素2から吐出して、上記モータ3の下側と上記圧縮機要素2との間に形成される下部空間H1の内部に満たすと共に、上記モータ3のステータ5における隣り合う巻線部520の間の空間を通して、上記モータ3の上側と上記密閉容器1との間に形成される上部空間H2へ流入させ、上記密閉容器1の上端のおおよそ中央に設けられた上記吐出管13から外部に吐出するようにしている。
つまり、高温高圧の冷媒ガスの流れは、上記下部空間H1から上記巻線部520の間の空間を通って上記上部空間H2に流れる一方向の流れ(言い換えると、上記シャフト12の回転軸12a方向の一直線の流れ)となり、通路面積の小さい上記巻線部520の間の空間から通路面積の大きい上記上部空間H2で冷媒ガスの流速を落とし、冷媒ガス中の冷媒ガスに比べ比重の重い潤滑油を、上記上部空間H2で分離して、この潤滑油を、上記密閉容器1の底部の油溜まり部9に戻して、油分離された冷媒ガスを上記吐出管13へ流入させて圧縮機の外部へ吐出させている。
上記密閉容器1内の高圧領域の底部には、潤滑油が溜められた油溜まり部9が形成されている。この潤滑油は、上記油溜まり部9から、上記シャフト12に設けられた(図示しない)油通路を通って、上記圧縮要素2等の摺動部に移動して、この摺動部を潤滑する。この潤滑油は、例えば、(ポリエチレングリコールやポリプロピレングリコール等の)ポリアルキレングリコール油や、エーテル油や、エステル油や、鉱油である。上記油通路として、上記シャフト12の外周面に設けられた螺旋溝や、上記シャフト12の内部に設けられた孔部である。
上記圧縮要素2は、上記密閉容器1の内面に取り付けられるシリンダ21と、このシリンダ21の上下の開口端のそれぞれに取り付けられている上側の端板部材60および下側の端板部材50とを備える。上記シリンダ21、上記上側の端板部材60および上記下側の端板部材50によって、シリンダ室22を形成する。
上記上側の端板部材60は、円板状の本体部61と、この本体部61の中央に上方へ設けられたボス部62とを有する。上記本体部61および上記ボス部62は、上記シャフト12に挿通されている。
上記上側の端板部材60は、油吐出口60aを有する。この油吐出口60aは、(図示しない)上記油通路を介して上記端板部材60と上記シャフト12との間に給油された潤滑油を、上記端板部材60の外側に吐出する。具体的に述べると、上記油吐出口60aは、上記ボス部62の上端面に形成され、上記シャフト12外周面と上記ボス部62内周面との間の空間である。
上記下側の端板部材50は、円板状の本体部51と、この本体部51の中央に下方へ設けられたボス部52とを有する。上記本体部51および上記ボス部52は、上記シャフト12に挿通されている。
上記本体部51には、上記シリンダ室22に連通する吐出口51aが設けられている。上記本体部51に関して上記シリンダ21と反対側に位置するように、上記本体部51に吐出弁31が取り付けられている。この吐出弁31は、例えば、リード弁であり、上記吐出口51aを開閉する。
上記本体部51には、上記シリンダ21と反対側に、上記吐出弁31を覆うように、カップ型のマフラカバー40が取り付けられている。このマフラカバー40は、(ボルト等の)固定部材35によって、上記冷媒ガスが上記油溜まり部9に漏れないように、上記本体部51に固定されている。上記マフラカバー40は、上記ボス部52の端部に上記冷媒ガスが上記油溜まり部9に漏れないように、圧接されている。
上記マフラカバー40および上記下側の端板部材50によって、マフラ室42を形成する。上記マフラ室42と上記シリンダ室22とは、上記吐出口51aを介して、連通されている。
上記マフラ室42と上記圧縮要素2の外側とは、上記本体部51に形成された貫通孔51b、上記シリンダ21に形成された貫通孔21a、および、上記本体部61に形成された貫通孔61aを介して、連通される。つまり、上記本体部61に形成された上記貫通孔61aの出口が、上記圧縮要素2から上記密閉容器1内に冷媒ガスを吐出する吐出開口部20となる。
上記シャフト12の一端部は、上記下側の端板部材50および上記上側の端板部材60に支持されている。すなわち、上記シャフト12は、片持ちである。上記シャフト12の一端部(支持端側)は、上記シリンダ室22の内部に進入している。
上記シャフト12の支持端側には、上記圧縮要素2側の上記シリンダ室22内に位置するように、偏心ピン26を設けている。この偏心ピン26は、ローラ27に嵌合している。このローラ27は、上記シリンダ室22内で、公転可能に配置され、このローラ27の公転運動で圧縮作用を行うようにしている。
次に、上記シリンダ室22の圧縮作用を説明する。
図2に示すように、上記ローラ27に一体に設けたブレード28で上記シリンダ室22内を仕切っている。すなわち、上記ブレード28の右側の室は、上記吸入管11が上記シリンダ室22の内面に開口して、吸入室(低圧室)22aを形成している。一方、上記ブレード28の左側の室は、(図1に示す)上記吐出口51aが上記シリンダ室22の内面に開口して、吐出室(高圧室)22bを形成している。
上記ブレード28の両面には、半円柱状のブッシュ25,25が密着して、シールを行っている。上記ブレード28と上記ブッシュ25,25との間、および、上記シリンダ21と上記ブッシュ25,25との間は、上記潤滑油で潤滑を行っている。
そして、上記偏心ピン26が、上記シャフト12と共に、偏心回転して、上記偏心ピン26に嵌合した上記ローラ27が、このローラ27の外周面を上記シリンダ室22の内周面に接して、公転する。
上記ローラ27が、上記シリンダ室22内で公転するに伴って、上記ブレード28は、このブレード28の両側面を上記ブッシュ25,25によって保持されて進退動する。すると、上記吸入管11から低圧の冷媒ガスを上記吸入室22aに吸入して、上記吐出室22bで圧縮して高圧にした後、(図1に示す)上記吐出口51aから高圧の冷媒ガスを吐出する。
その後、図1に示すように、上記吐出口51aから吐出された冷媒ガスは、上記マフラ室42を経由して、上記本体部61の上記吐出開口部20から、上記圧縮要素2の外側に排出される。
図1と図3に示すように、上記モータ3は、上記ロータ6と、このロータ6の径方向外側に配置された上記ステータ5とを有する。上記ロータ6と上記ステータ5との間には、隙間空間であるエアギャップを有する。
上記ロータ6は、ロータコア610と、このロータコア610に埋設された磁石620とを有する。上記ロータコア610は、円筒形状であり、例えば積層された電磁鋼板からなる。上記ロータコア610の中央の孔部には、上記シャフト12が取り付けられている。上記磁石620は、平板状の永久磁石である。6つの上記磁石620が、上記ロータコア610の周方向に等間隔の中心角度で、配列されている。
上記ステータ5は、ステータコア510と、このステータコア510に巻かれた巻線部520とを有する。なお、図3では、上記巻線部520を一部省略して描いている。
上記ステータコア510は、積層された複数の鋼板からなり、上記密閉容器1に、焼き嵌めなどによって、嵌め込まれている。上記ステータコア510は、環状部511と、この環状部511の内周面から径方向内側に突出すると共に周方向に等間隔に配列された9つのティース512とを有する。
上記ステータコア510の上記ティース512は、上記環状部511の内周面に一端が取り付けられると共に径方向に延びている胴部512aと、この胴部512aの径方向内側の他端に取り付けられると共に周方向に延びている頭部512bとを有する。
上記巻線部520は、上記各ティース512にそれぞれ巻かれて複数の上記ティース512に渡って巻かれていない、いわゆる集中巻きである。上記モータ3は、いわゆる6極9スロットである。上記巻線部520に電流を流して上記ステータ5に発生する電磁力によって、上記ロータ6を、上記シャフト12と共に、上記シャフト12の回転軸12aを中心に、回転させる。
図1と図4と図5に示すように、上記吐出開口部20は、上記巻線部520の下端よりも下側に位置し、隣り合う上記ティース512のうちの一方の上記ティース512の中心と上記ステータコア510の軸510aとを含む第1の平面S1と、上記隣り合うティース512のうちの他方の上記ティース512の中心と上記ステータコア510の軸510aとを含む第2の平面S2との間(以下、第1の範囲Z1という)に、位置している。図5は、上記ステータコア510の軸510aからみた上記ティース512および上記巻線部520の位置関係を説明する簡略説明図である。
つまり、上記吐出開口部20の端は、上記第1の範囲Z1内にある。上記吐出開口部20は、丸孔であるが、上記吐出開口部20は、丸孔以外の異形であってもよく、上記第1の範囲Z1内にあればよい。
図4中、一つの上記吐出開口部20しか表現していないが、上記吐出開口部20を複数設けてもよい。このとき、全ての上記吐出開口部20は、それぞれ、任意の隣接する上記ティース512において形成される上記第1の範囲Z1内に、位置していればよい。また、一の上記第1の範囲Z1に、複数の上記吐出開口部20が位置していてもよい。
上記吐出開口部20の数量は、上記隣り合うティース512の間の空間であるティース間空間の数量の半分以下である。具体的に述べると、図4中、上記ティース間空間の数量は、6つであるので、上記吐出開口部20の数量は、3つ以下である。以降の説明では、「ティース間空間」および「巻線部間空間G1」の2つの言葉を使用しているが、この場合、「ティース間空間」と「巻線部間空間G1」とは、上記ステータ5の周方向において、互いに重なる同じ位置にある。
図4に示すように、上記第1の平面S1と上記第2の平面S2と上記密閉容器1の内面とで囲まれる範囲内であって、上記ステータコア510の軸510a方向からみて、上記隣り合うティース512のそれぞれに巻かれた上記巻線部520の間に形成される巻線部間空間G1は、上記ロータ6と上記ステータ5との間の隙間であるエアギャップG2よりも大きく、かつ、上記ステータコア510の外周面に切り欠き形成されたコアカット部511aと上記密閉容器1の内面との間に形成されるコアカット部空間G3よりも大きい。
上記コアカット部511aは、上記ステータコア510の外周面に、上記ステータコア510の一端面から他端面に渡って切り欠き形成された凹部により構成される。上記コアカット部511aは、上記各ティース部512の径方向外側に、形成されている。
具体的に述べると、上記ステータコア510の軸510aに直交する平面において、上記巻線部間空間G1の面積は、上記エアギャップG2の面積や、上記コアカット部空間G3の面積よりも大きい。
図5に示すように、上記ステータコア510の周方向に沿った断面において、上記巻線部520の上記ステータコア軸510a方向の両端面は、その端面の中央が頂点となるような、凸曲面(R形状)に形成されている。また、上記巻線部520の側面は、その側面の中央が頂点となるような、凸曲面(R形状)に形成されている。
つまり、上記巻線部520は、上記ステータコア軸510a方向に長径となる楕円形に、形成されている。言い換えると、上記巻線部間空間G1は、上記巻線部520の両端面側が次第に広くなるように、形成されている。上記巻線部間空間G1は、上記ステータコア軸510aに直交する平面で、面積は変化し、上記巻線部520の両端面側で最大となり、上記巻線部520の側面の頂点で最小となる。
上記巻線部520は、上記ティース512に直接に巻かれたり、上記ティース512に(図示しない)ポリイミド等の樹脂製のインシュレ−タを介在して巻かれているので、上記ステータコア510の周方向に沿った断面において、上記巻線部520は、楕円形に形成される。上記モータ3の全高が長い場合は、上記巻線部520の側面は略直線状になり、一定範囲で、上記巻線部間空間G1の面積は、最小な略同面積となる。
上記構成の圧縮機によれば、上記吐出開口部20は、上記巻線部520の下端よりも下側に位置し、上記一方のティース512の中心と上記ステータコア510の軸510aとを含む上記第1の平面S1と、上記他方のティース512の中心と上記ステータコア510の軸510aとを含む上記第2の平面S2との間に、位置しているので、上記吐出開口部20から吐出された冷媒ガスを、上記一方のティース512に巻かれた巻線部520と上記他方のティース512に巻かれた巻線部520との間(上記巻線部間空間G1)に、誘導できる。このとき、上記巻線部520端部はR形状であるので、上記冷媒ガスが上記巻線部520の端部に衝突しても、上記冷媒ガスの流れを乱すことなく、上記巻線部間空間G1に上記冷媒ガスを誘導できる。
そして、上記冷媒ガスの上記巻線部520への衝突による上記冷媒ガス流れの乱れを低減し、上記密閉容器1の底部に溜められた潤滑油の撹拌を低減して、上記密閉容器1内の潤滑油の油面の低下、および、上記密閉容器1外への潤滑油の放出を、防ぐことができる。
したがって、上記密閉容器1内の潤滑油の油面の低下による軸焼けや、上記密閉容器1外への潤滑油の放出による冷凍能力の低下(油上がり)を防ぐことができる。
また、上記吐出開口部20の数量は、上記隣り合うティース512の間の空間であるティース間空間の数量の半分以下であるので、上記吐出開口部20に対応しない上記ティース間空間の数量を、全ての上記ティース間空間の数量の半分よりも多くできて、上記モータ3の下流側にある潤滑油を、上記吐出開口部20に対応しない上記ティース間空間を通して、上記モータ3の上流側に確実に戻すことができる。
また、上記巻線部間空間G1は、一定範囲で、上記ステータコア軸510a方向からみて、上記エアギャップG2よりも大きく、かつ、上記コアカット部空間G3よりも大きいので、上記巻線部間空間G1は、上記エアギャップG2や上記コアカット部空間G3よりも、通路抵抗が小さくて、冷媒ガスを確実に上記ティ−ス間空間に流すことができる。
(第2の実施形態)
図6は、この発明の圧縮機の第2の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第2の実施形態では、上記吐出開口部20は、上記一方のティース512の上記胴部512aにおける上記他方のティース512に対向する側面に接すると共に上記ステータコア510の軸510aを含む第3の平面S3と、上記他方のティース512の上記胴部512aにおける上記一方のティース512に対向する側面に接すると共に上記ステータコア510の軸510aを含む第4の平面S4との間(以下、第2の範囲Z2という)に、位置している。
このように、上記吐出開口部20は、上記第2の範囲Z2内に、位置しているので、上記吐出開口部20から吐出された冷媒ガスを、上記一方のティース512に巻かれた巻線部520と上記他方のティース512に巻かれた巻線部520との間(上記巻線部間空間G1)に、一層確実に誘導できる。このとき、上記巻線部520端部はR形状であるので、上記冷媒ガスが上記巻線部520の端部に衝突しても、上記冷媒ガスの流れを乱すことなく、上記巻線部間空間G1に上記冷媒ガスを誘導できる。
したがって、上記密閉容器1内の潤滑油の油面の低下、および、上記密閉容器1外への潤滑油の放出を一層防ぐことができる。
(第3の実施形態)
図7は、この発明の圧縮機の第3の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第3の実施形態では、上記吐出開口部20は、上記一方のティース512に巻かれた上記巻線部520における上記他方のティース512に対向する側面に接すると共に上記ステータコア510の軸510aを含む第5の平面S5と、上記他方のティース512に巻かれた上記巻線部520における上記一方のティース512に対向する側面に接すると共に上記ステータコア510の軸510aを含む第6の平面S6との間(以下、第3の範囲Z3という)に、位置している。
このように、上記吐出開口部20は、上記第3の範囲Z3に、位置しているので、上記吐出開口部20から吐出された冷媒ガスを、上記一方のティース512に巻かれた上記巻線部520と上記他方のティース512に巻かれた上記巻線部520との間(上記巻線部間空間G1)に、直接に誘導できて、上記冷媒ガスの流れを乱すことがない。
したがって、上記密閉容器1内の潤滑油の油面の低下、および、上記密閉容器1外への潤滑油の放出を一層確実に防ぐことができる。
(第4の実施形態)
図8は、この発明の圧縮機の第4の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第4の実施形態では、吐出開口部20は、上記隣り合うティース512の間の空間であるティース間空間に指向している。
具体的に述べると、上記上側の端板部材60に設けられた貫通孔61aは、この貫通孔61aの軸が上記ティース間空間に重なるように、傾斜している。
したがって、上記吐出開口部20から吐出された冷媒ガスを、上記一方のティース512に巻かれた巻線部520と上記他方のティース512に巻かれた巻線部520との間に、一層確実に誘導できる。
なお、上記吐出開口部20を、上記隣り合う巻線部520の間の空間である上記巻線部間空間G1に、指向することが好ましく、上記吐出開口部20から吐出された冷媒ガスを、上記隣り合う巻線部520の間に、一層確実に誘導できる。
(第5の実施形態)
図9は、この発明の圧縮機の第5の実施形態を示している。上記第4の実施形態と相違する点を説明すると、この第5の実施形態では、上記上側の端板部材60に配管8が設けられ、この配管8の吐出開口部20が、上記ティース間空間に指向している。
具体的に述べると、上記シリンダ21の上記貫通孔21aに連通するように、上記上側の端板部材60に上記配管8が設けられ、この配管8の端部は、上記ティース間空間を向くように折り曲げられている。
したがって、上記吐出開口部20から吐出された冷媒ガスを、上記一方のティース512に巻かれた巻線部520と上記他方のティース512に巻かれた巻線部520との間の上記巻線部空間G1に、一層確実に誘導できる。
なお、上記吐出開口部20を、上記隣り合う巻線部520の間の空間である上記巻線部間空間G1に、指向することが好ましく、上記吐出開口部20から吐出された冷媒ガスを、上記隣り合う巻線部520の間の上記巻線部空間G1に、一層確実に誘導できる。
(第6の実施形態)
図10は、この発明の圧縮機の第6の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第6の実施形態では、上記吐出開口部20は、上記ステータコア510の軸510a方向からみて、上記隣り合うティース512の間の空間であるティース間空間に、位置している。
したがって、上記吐出開口部20から吐出された冷媒ガスを、上記一方のティース512に巻かれた巻線部520と上記他方のティース512に巻かれた巻線部520との間の上記巻線部空間G1に、直接に誘導できる。
また、上記吐出開口部20は、上記ステータコア510の軸510a方向からみて、隣り合う巻線部520の間の空間である上記巻線部間空間G1に、位置しており、上記吐出開口部20から吐出された冷媒ガスを、上記隣り合う巻線部520の間の上記巻線部空間G1に、一層確実に誘導できる。
なお、上記吐出開口部20を、仮想線に示すように、上記ステータコア510の軸510a方向からみて、上記巻線部間空間G1に対応した形状とするのが好ましく、上記圧縮要素2内の冷媒ガスを、効率よく、上記隣り合う巻線部520の間の上記巻線部空間G1に誘導できる。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上記上側の端板部材60に上記マフラカバー40が取り付けられている構造でもよい。上記圧縮要素2として、ローラとブレードが別体であるロータリタイプでもよい。上記圧縮要素2として、ロータリタイプ以外に、スクロールタイプやレシプロタイプを用いてもよい。上記圧縮要素2として、2つのシリンダ室を有する2シリンダタイプでもよい。
また、上記ステータコア510の軸510a方向からみて上記吐出開口部20が位置している上記ティース間空間に、遮蔽板やデミスタ等の気液分離器を設け、冷媒ガスと潤滑油とを分離するようにしてもよい。
また、上記ステータコア510の上記コアカット部511aを設けなくてもよく、上記吐出開口部20に対応しない位置にある上記ティース間空間によって、上記モータ3の下流側にある潤滑油を、上記モータ3の上流側に確実に戻すことができる。
本発明の圧縮機の第1実施形態を示す縦断面図である。 圧縮機の要部の平面図である。 圧縮機のモータ付近の横断面図である。 吐出開口部の位置関係を示す圧縮機の横断面図である。 ステータコアの軸からみたティースおよび巻線部の位置関係を説明する簡略説明図である。 本発明の圧縮機の第2実施形態を示すと共にステータコアの軸からみたティースおよび巻線部の位置関係を説明する簡略説明図である。 本発明の圧縮機の第3実施形態を示すと共にステータコアの軸からみたティースおよび巻線部の位置関係を説明する簡略説明図である。 本発明の圧縮機の第4実施形態を示す要部断面図である。 本発明の圧縮機の第5実施形態を示す要部断面図である。 本発明の圧縮機の第6実施形態を示す要部平面図である。
1 密閉容器
2 圧縮要素
20 吐出開口部
3 モータ
5 ステータ
510 ステータコア
510a 軸
511 環状部
511a コアカット部
512 ティース
512a 胴部
512b 頭部
520 巻線部
6 ロータ
8 配管
9 油溜まり部
12 シャフト
12a 回転軸
21 シリンダ
50 下側の端板部材
60 上側の端板部材
60a 油吐出口
G1 巻線部間空間
G2 エアギャップ
G3 コアカット部空間
S1 第1の平面
S2 第2の平面
S3 第3の平面
S4 第4の平面
S5 第5の平面
S6 第6の平面
Z1 第1の範囲
Z2 第2の範囲
Z3 第3の範囲

Claims (5)

  1. 底部に潤滑油が溜められ、上部に冷媒ガスの吐出管(13)が設けられた密閉容器(1)と、
    上記密閉容器(1)内の底部側に配置され、上記密閉容器(1)内に冷媒ガスを吐出する吐出開口部(20)を有する圧縮要素(2)と、
    上記密閉容器(1)内に上記圧縮要素(2)と上記吐出管(13)との間に配置され、上記圧縮要素(2)をシャフト(12)を介して駆動するモータ(3)と
    を備え、
    上記圧縮要素(2)から吐出される冷媒ガスは、上記密閉容器(1)内に流入してから、上記吐出管(13)から上記密閉容器(1)外に吐出され、
    上記モータ(3)は、ロータ(6)と、このロータ(6)の径方向外側に配置されたステータ(5)とを有し、
    上記ステータ(5)は、径方向内側に突出すると共に周方向に配列された複数のティース(512)を含むステータコア(510)と、上記各ティース(512)にそれぞれ巻かれて複数の上記ティース(512)に渡って巻かれていない巻線部(520)とを有し、
    上記吐出開口部(20)は、
    隣り合う上記ティース(512)のうちの一方の上記ティース(512)の中心と上記ステータコア(510)の軸(510a)とを含む第1の平面(S1)と、
    上記隣り合うティース(512)のうちの他方の上記ティース(512)の中心と上記ステータコア(510)の軸(510a)とを含む第2の平面(S2)との間に、
    位置しており、
    上記ステータコア(510)の周方向に沿った円筒断面において、上記各ティース(512)に巻かれた上記巻線部(520)の上記ステータコア軸(510a)方向の両端面は、凸曲面に形成され、
    上記隣り合うティース(512)のそれぞれに巻かれた上記巻線部(520)の間に形成される巻線部間空間(G1)は、上記巻線部(520)の上記両端面側が次第に広くなるように、形成され、
    上記巻線部間空間(G1)の上記ステータコア軸(510a)に直交する平面上の面積は、上記巻線部(520)の側面の少なくとも一部で最小となり、
    上記ステータコア(510)の軸(510a)方向からみて、上記吐出開口部(20)は、上記ロータ(6)に重なっていることを特徴とする圧縮機。
  2. 請求項1に記載の圧縮機において、
    上記ティース(512)は、径方向に延びている胴部(512a)と、この胴部(512a)の径方向内側の一端に取り付けられると共に周方向に延びている頭部(512b)とを有し、
    上記吐出開口部(20)は、
    上記一方のティース(512)の上記胴部(512a)における上記他方のティース(512)に対向する側面に接すると共に上記ステータコア(510)の軸(510a)を含む第3の平面(S3)と、
    上記他方のティース(512)の上記胴部(512a)における上記一方のティース(512)に対向する側面に接すると共に上記ステータコア(510)の軸(510a)を含む第4の平面(S4)との間に、
    位置していることを特徴とする圧縮機。
  3. 請求項1に記載の圧縮機において、
    上記吐出開口部(20)は、
    上記一方のティース(512)に巻かれた上記巻線部(520)における上記他方のティース(512)に対向する側面に接すると共に上記ステータコア(510)の軸(510a)を含む第5の平面(S5)と、
    上記他方のティース(512)に巻かれた上記巻線部(520)における上記一方のティース(512)に対向する側面に接すると共に上記ステータコア(510)の軸(510a)を含む第6の平面(S6)との間に、
    位置していることを特徴とする圧縮機。
  4. 請求項1に記載の圧縮機において、
    上記吐出開口部(20)の数量は、上記隣り合うティース(512)の間の空間であるティース間空間の数量の半分以下であることを特徴とする圧縮機。
  5. 請求項1に記載の圧縮機において
    上記第1の平面(S1)と上記第2の平面(S2)と上記密閉容器(1)の内面とで囲まれる範囲内であって、上記ステータコア(510)の軸(510a)に直交する平面において、
    上記隣り合うティース(512)のそれぞれに巻かれた上記巻線部(520)の間に形成される巻線部間空間(G1)の面積は、
    上記ロータ(6)と上記ステータ(5)との間の隙間であるエアギャップ(G2)の面積よりも大きく、かつ、
    上記ステータコア(510)の外周面に切り欠き形成されたコアカット部(511a)と上記密閉容器(1)の内面との間に形成されるコアカット部空間(G3)の面積よりも大きいことを特徴とする圧縮機。
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