JP5157148B2 - 圧縮機 - Google Patents
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Description
底部に潤滑油が溜められ、上部に冷媒ガスの吐出管が設けられた密閉容器と、
上記密閉容器内の底部側に配置され、上記密閉容器内に冷媒ガスを吐出する吐出開口部を有する圧縮要素と、
上記密閉容器内に上記圧縮要素と上記吐出管との間に配置され、上記圧縮要素をシャフトを介して駆動するモータと
を備え、
上記圧縮要素から吐出される冷媒ガスは、上記密閉容器内に流入してから、上記吐出管から上記密閉容器外に吐出され、
上記モータは、ロータと、このロータの径方向外側に配置されたステータとを有し、
上記ステータは、径方向内側に突出すると共に周方向に配列された複数のティースを含むステータコアと、上記各ティースにそれぞれ巻かれて複数の上記ティースに渡って巻かれていない巻線部とを有し、
上記吐出開口部は、
隣り合う上記ティースのうちの一方の上記ティースの中心と上記ステータコアの軸とを含む第1の平面と、
上記隣り合うティースのうちの他方の上記ティースの中心と上記ステータコアの軸とを含む第2の平面との間に、
位置しており、
上記ステータコアの周方向に沿った円筒断面において、上記各ティースに巻かれた上記巻線部の上記ステータコア軸方向の両端面は、凸曲面に形成され、
上記隣り合うティースのそれぞれに巻かれた上記巻線部の間に形成される巻線部間空間は、上記巻線部の上記両端面側が次第に広くなるように、形成され、
上記巻線部間空間の上記ステータコア軸に直交する平面上の面積は、上記巻線部の側面の少なくとも一部で最小となり、
上記ステータコアの軸方向からみて、上記吐出開口部は、上記ロータに重なっていることを特徴としている。
上記ティースは、径方向に延びている胴部と、この胴部の径方向内側の一端に取り付けられると共に周方向に延びている頭部とを有し、
上記吐出開口部は、
上記一方のティースの上記胴部における上記他方のティースに対向する側面に接すると共に上記ステータコアの軸を含む第3の平面と、
上記他方のティースの上記胴部における上記一方のティースに対向する側面に接すると共に上記ステータコアの軸を含む第4の平面との間に、
位置している。
上記吐出開口部は、
上記一方のティースに巻かれた上記巻線部における上記他方のティースに対向する側面に接すると共に上記ステータコアの軸を含む第5の平面と、
上記他方のティースに巻かれた上記巻線部における上記一方のティースに対向する側面に接すると共に上記ステータコアの軸を含む第6の平面との間に、
位置している。
上記第1の平面と上記第2の平面と上記密閉容器の内面とで囲まれる範囲内であって、上記ステータコアの軸に直交する平面において、
上記隣り合うティースのそれぞれに巻かれた上記巻線部の間に形成される巻線部間空間の面積は、
上記ロータと上記ステータとの間の隙間であるエアギャップの面積よりも大きく、かつ、
上記ステータコアの外周面に切り欠き形成されたコアカット部と上記密閉容器の内面との間に形成されるコアカット部空間の面積よりも大きい。
図1は、この発明の圧縮機の一実施形態である縦断面図を示している。この圧縮機は、密閉容器1と、この密閉容器1内に配置された圧縮要素2と、上記密閉容器1内に配置され、上記圧縮要素2をシャフト12を介して駆動するモータ3とを備えている。
図6は、この発明の圧縮機の第2の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第2の実施形態では、上記吐出開口部20は、上記一方のティース512の上記胴部512aにおける上記他方のティース512に対向する側面に接すると共に上記ステータコア510の軸510aを含む第3の平面S3と、上記他方のティース512の上記胴部512aにおける上記一方のティース512に対向する側面に接すると共に上記ステータコア510の軸510aを含む第4の平面S4との間(以下、第2の範囲Z2という)に、位置している。
図7は、この発明の圧縮機の第3の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第3の実施形態では、上記吐出開口部20は、上記一方のティース512に巻かれた上記巻線部520における上記他方のティース512に対向する側面に接すると共に上記ステータコア510の軸510aを含む第5の平面S5と、上記他方のティース512に巻かれた上記巻線部520における上記一方のティース512に対向する側面に接すると共に上記ステータコア510の軸510aを含む第6の平面S6との間(以下、第3の範囲Z3という)に、位置している。
図8は、この発明の圧縮機の第4の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第4の実施形態では、吐出開口部20は、上記隣り合うティース512の間の空間であるティース間空間に指向している。
図9は、この発明の圧縮機の第5の実施形態を示している。上記第4の実施形態と相違する点を説明すると、この第5の実施形態では、上記上側の端板部材60に配管8が設けられ、この配管8の吐出開口部20が、上記ティース間空間に指向している。
図10は、この発明の圧縮機の第6の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第6の実施形態では、上記吐出開口部20は、上記ステータコア510の軸510a方向からみて、上記隣り合うティース512の間の空間であるティース間空間に、位置している。
2 圧縮要素
20 吐出開口部
3 モータ
5 ステータ
510 ステータコア
510a 軸
511 環状部
511a コアカット部
512 ティース
512a 胴部
512b 頭部
520 巻線部
6 ロータ
8 配管
9 油溜まり部
12 シャフト
12a 回転軸
21 シリンダ
50 下側の端板部材
60 上側の端板部材
60a 油吐出口
G1 巻線部間空間
G2 エアギャップ
G3 コアカット部空間
S1 第1の平面
S2 第2の平面
S3 第3の平面
S4 第4の平面
S5 第5の平面
S6 第6の平面
Z1 第1の範囲
Z2 第2の範囲
Z3 第3の範囲
Claims (5)
- 底部に潤滑油が溜められ、上部に冷媒ガスの吐出管(13)が設けられた密閉容器(1)と、
上記密閉容器(1)内の底部側に配置され、上記密閉容器(1)内に冷媒ガスを吐出する吐出開口部(20)を有する圧縮要素(2)と、
上記密閉容器(1)内に上記圧縮要素(2)と上記吐出管(13)との間に配置され、上記圧縮要素(2)をシャフト(12)を介して駆動するモータ(3)と
を備え、
上記圧縮要素(2)から吐出される冷媒ガスは、上記密閉容器(1)内に流入してから、上記吐出管(13)から上記密閉容器(1)外に吐出され、
上記モータ(3)は、ロータ(6)と、このロータ(6)の径方向外側に配置されたステータ(5)とを有し、
上記ステータ(5)は、径方向内側に突出すると共に周方向に配列された複数のティース(512)を含むステータコア(510)と、上記各ティース(512)にそれぞれ巻かれて複数の上記ティース(512)に渡って巻かれていない巻線部(520)とを有し、
上記吐出開口部(20)は、
隣り合う上記ティース(512)のうちの一方の上記ティース(512)の中心と上記ステータコア(510)の軸(510a)とを含む第1の平面(S1)と、
上記隣り合うティース(512)のうちの他方の上記ティース(512)の中心と上記ステータコア(510)の軸(510a)とを含む第2の平面(S2)との間に、
位置しており、
上記ステータコア(510)の周方向に沿った円筒断面において、上記各ティース(512)に巻かれた上記巻線部(520)の上記ステータコア軸(510a)方向の両端面は、凸曲面に形成され、
上記隣り合うティース(512)のそれぞれに巻かれた上記巻線部(520)の間に形成される巻線部間空間(G1)は、上記巻線部(520)の上記両端面側が次第に広くなるように、形成され、
上記巻線部間空間(G1)の上記ステータコア軸(510a)に直交する平面上の面積は、上記巻線部(520)の側面の少なくとも一部で最小となり、
上記ステータコア(510)の軸(510a)方向からみて、上記吐出開口部(20)は、上記ロータ(6)に重なっていることを特徴とする圧縮機。 - 請求項1に記載の圧縮機において、
上記ティース(512)は、径方向に延びている胴部(512a)と、この胴部(512a)の径方向内側の一端に取り付けられると共に周方向に延びている頭部(512b)とを有し、
上記吐出開口部(20)は、
上記一方のティース(512)の上記胴部(512a)における上記他方のティース(512)に対向する側面に接すると共に上記ステータコア(510)の軸(510a)を含む第3の平面(S3)と、
上記他方のティース(512)の上記胴部(512a)における上記一方のティース(512)に対向する側面に接すると共に上記ステータコア(510)の軸(510a)を含む第4の平面(S4)との間に、
位置していることを特徴とする圧縮機。 - 請求項1に記載の圧縮機において、
上記吐出開口部(20)は、
上記一方のティース(512)に巻かれた上記巻線部(520)における上記他方のティース(512)に対向する側面に接すると共に上記ステータコア(510)の軸(510a)を含む第5の平面(S5)と、
上記他方のティース(512)に巻かれた上記巻線部(520)における上記一方のティース(512)に対向する側面に接すると共に上記ステータコア(510)の軸(510a)を含む第6の平面(S6)との間に、
位置していることを特徴とする圧縮機。 - 請求項1に記載の圧縮機において、
上記吐出開口部(20)の数量は、上記隣り合うティース(512)の間の空間であるティース間空間の数量の半分以下であることを特徴とする圧縮機。 - 請求項1に記載の圧縮機において
上記第1の平面(S1)と上記第2の平面(S2)と上記密閉容器(1)の内面とで囲まれる範囲内であって、上記ステータコア(510)の軸(510a)に直交する平面において、
上記隣り合うティース(512)のそれぞれに巻かれた上記巻線部(520)の間に形成される巻線部間空間(G1)の面積は、
上記ロータ(6)と上記ステータ(5)との間の隙間であるエアギャップ(G2)の面積よりも大きく、かつ、
上記ステータコア(510)の外周面に切り欠き形成されたコアカット部(511a)と上記密閉容器(1)の内面との間に形成されるコアカット部空間(G3)の面積よりも大きいことを特徴とする圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006333126A JP5157148B2 (ja) | 2006-12-11 | 2006-12-11 | 圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006333126A JP5157148B2 (ja) | 2006-12-11 | 2006-12-11 | 圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008144675A JP2008144675A (ja) | 2008-06-26 |
JP5157148B2 true JP5157148B2 (ja) | 2013-03-06 |
Family
ID=39605118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006333126A Active JP5157148B2 (ja) | 2006-12-11 | 2006-12-11 | 圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5157148B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
JP5533373B2 (ja) * | 2010-07-12 | 2014-06-25 | パナソニック株式会社 | 密閉型圧縮機 |
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JP4020622B2 (ja) * | 2001-10-25 | 2007-12-12 | 三洋電機株式会社 | ロータリコンプレッサ |
JP2003176796A (ja) * | 2001-12-11 | 2003-06-27 | Sanyo Electric Co Ltd | 回転式圧縮機 |
-
2006
- 2006-12-11 JP JP2006333126A patent/JP5157148B2/ja active Active
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---|---|
JP2008144675A (ja) | 2008-06-26 |
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