JP5155451B2 - バッファ・ステータス・レポートのロバスト化を容易にするためのシステム、方法、および装置 - Google Patents

バッファ・ステータス・レポートのロバスト化を容易にするためのシステム、方法、および装置 Download PDF

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Description

関連出願に対する相互参照
本願は、その全体が参照によって本明細書に組み込まれ、2008年8月11日に出願され“METHOD AND APPARATUS FOR BUFFER STATUS REPORT(BSR)ROBUSTNESS”と題された米国仮特許出願61/087,918号の利益を主張する。
以下の記載は、一般に、無線通信に関し、特に、無線通信システムにおいて、バッファ・ステータス・レポート(BSR)のロバスト化を容易にすることに関する。
無線通信システムは、さまざまなタイプの通信を提供するために広く開発された。例えば、音声および/またはデータは、そのような無線通信システムによって提供されうる。典型的な無線通信システムまたはネットワークは、1または複数の共有リソース(例えば、帯域幅、送信電力)へ複数のユーザ・アクセスを提供しうる。例えば、システムは、周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)、符号分割多重化(CDM)、直交周波数分割多重化(OFDM)のような様々な多元接続技術を使用することができる。
一般に、無線多元接続通信システムは、複数のアクセス端末(AT)のための通信を同時に支援することができる。ATはそれぞれ、順方向リンクおよび逆方向リンクにおける送信によって、1または複数の基地局(BS)と通信しうる。順方向リンク(すなわち、ダウンリンク(DL))は、BSからATへの通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわち、アップリンク(UL))は、ATからBSへの通信リンクを称する。この通信リンクは、単一入力単一出力システム、複数入力単一出力システム、あるいは複数入力複数出力(MIMO)システムによって確立される。
MIMOシステムはデータ送信のために一般に、複数(N個)の送信アンテナと複数(N個)の受信アンテナとを適用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも称されるN個の独立チャネルへ分割される。ここでN≦min{N、N}である。N個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。さらに、複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される追加のディメンションが利用される場合、MIMOシステムは、(例えば、高められたスペクトル効率、より高いスループット、および/またはより高い信頼性のような)向上されたパフォーマンスを与える。
MIMOシステムは、順方向リンク通信および逆方向リンク通信を、共通の物理媒体によって分割するさまざまなデュプレクス技術をサポートしうる。例えば、周波数分割デュプレクス(FDD)システムは、順方向リンク通信および逆方向リンク通信のために異なる周波数領域を利用しうる。さらに、時分割デュプレクス(TDD)システムでは、相互原理によって、逆方向リンク・チャネルから順方向リンク・チャネルを推定できるように、順方向リンク送信および逆方向リンク送信が、同じ周波数領域にある。
無線通信システムは、有効通信範囲領域を提供するために、しばしば、1または複数のBSを適用する。典型的なBSは、ブロードキャスト・サービス、マルチキャスト・サービス、および/または、ユニキャスト・サービスのために複数のデータ・ストリームを送信しうる。ここで、データ・ストリームは、ATに対する、独立した受信対象でありうるデータのストリームである。そのようなBSの有効通信範囲領域内のATは、合成ストリームによって伝送される1つ、複数、あるいはすべてのデータ・ストリームを受信するために適用されうる。同様に、ATは、BSまたはその他のATへデータを送信しうる。
以下は、1または複数の実施形態の基本的な理解を提供するために、そのような実施形態の簡単な概略を示す。この概要は、考えられるすべての実施形態の広範囲な概観ではなく、すべての実施形態の重要要素や決定的要素を特定することも、何れかまたはすべての実施形態のスコープを線引きすることも意図されていない。その唯一の目的は、後に示されるより詳細な記載に対する前置きとして、簡略化された形式で1または複数の実施形態のいくつかの概念を表すことである。
1または複数の実施形態および対応する開示によれば、さまざまな態様が、ULによるバッファ・ステータス・レポートのロバスト化(BSR)を容易にすることに関して記載される。ロバスト化を容易にするためのアプローチの例は、データ条件が満たされた場合、媒体アクセス制御(MAC)ハイブリッド自動反復要求(HARQ)レイヤによるBSRの再送信を含む。データ条件の例は、BSRを送信してから、選択された期間が経過したか、および、ATにおいてバッファされたデータの送信の許可が、BSから受信されたか、を含みうる。データ条件の別の例は、BSRを送信してから、選択された期間が経過したか、ATにおいてバッファされたデータの送信の許可が、BSから受信されたか、送信のためのデータがATにおいてバッファされたか、を含みうる。
関連する態様によれば、BSRロバスト化を容易にする方法が本明細書において記載される。この方法は、BSRを送信することを含みうる。この方法はまた、BSRを送信してからの期間を追跡することを含みうる。さらに、この方法は、BSRを送信してから、選択された期間が経過した後に、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されたかを判定することを含みうる。さらに、この方法は、選択された期間が経過し、データ条件が満たされた場合に、BSRを再送信することを含みうる。いくつかの実施形態では、データ条件とは、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が、受信されていないことである。いくつかの実施形態では、この方法はさらに、BSRを送信してから、選択された期間後、送信のためのデータがバッファされたかを判定することを含み、データ条件とは、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されておらず、送信のためのデータがバッファされたとの判定がなされたことである。
別の態様は、コンピュータ読取可能媒体を含むコンピュータ・プログラム製品に関する。コンピュータ読取可能媒体は、BSRを送信するためのコードと、BSRを送信してからの期間を追跡するためのコードとを含みうる。このコンピュータ読取可能媒体はまた、BSRを送信してから、選択された期間後、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されたかを判定するためのコードをも含みうる。このコンピュータ読取可能媒体はさらに、選択された期間が経過し、データ条件が満たされた場合、BSRを再送信するためのコードを含みうる。
さらに別の態様は、BSRロバスト化を容易にする装置に関する。この装置は、バッファされたデータを格納するように構成されたバッファ・モジュールと、バッファされたデータの量を示すBSRを生成するように構成されたコントローラ・モジュールと、BSRを送信するように構成された送信機モジュールとを含みうる。この装置はまた、バッファされたデータの送信の許可を示す情報を受信するように構成された受信機モジュールと、BSRが送信されてから、選択された期間が経過した後に終了するように構成されたタイマ・モジュールとを含みうる。コントローラ・モジュールはまた、タイマ・モジュールの終了後、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されたかを判定するように構成されうる。送信機モジュールはまた、タイマ・モジュールの終了後、データ条件が満たされた場合、BSRを再送信するように構成されうる。
さらに別の態様は、BSRロバスト化を容易にする別の装置に関する。この装置は、データをバッファする手段と、データをバッファする手段にバッファされたデータの量を示すBSRを生成する手段と、バッファ・ステータス・レポートを送信する手段とを含みうる。この装置はさらに、バッファされたデータの送信の許可を示す情報を受信する手段と、BSRを送信してからの期間を計時し、選択された期間後に終了する手段とを含みうる。生成する手段はまた、計時する手段の終了後、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されたかを判定しうる。送信する手段はまた、計時する手段の終了後、データ条件が満たされた場合、BSRを再送信しうる。
さらに別の態様は、BSRロバスト化を容易にする方法に関する。この方法は、アクセス端末から再送信されたBSRを受信することと、再送信されたBSRを受信し、送信のために必要な量のデータがバッファされたと判定することに応じて、データの送信の許可を示す情報をアクセス端末へ送信することとを含みうる。この方法では、アクセス端末が最初のBSRを送信してから、選択された期間後に、かつデータ条件が満たされた場合、アクセス端末からBSRが再送信されうる。いくつかの実施形態では、このデータ条件は、データの送信の許可を示す情報が、アクセス端末によって受信されていないこと、および、送信のためのデータがバッファされたとの判定がアクセス端末によってなされたこと、を含みうる。いくつかの実施形態では、このデータ条件は、データの送信の許可を示す情報が、アクセス端末によって受信されていないことを含みうる。
また他の態様は、コンピュータ読取可能媒体を含むコンピュータ・プログラム製品に関する。このコンピュータ読取可能媒体は、アクセス端末から再送信されたBSRを受信するためのコードと、再送信されたBSRを受信し、送信のために必要な量のデータがバッファされたとの判定に応じて、データの送信の許可を示す情報をアクセス端末へ送信するためのコードとを含みうる。アクセス端末が最初のBSRを送信してから、選択された期間後に、データ条件が満たされた場合、アクセス端末からBSRが再送信されうる。
しかし、他の態様は、BSRロバスト化を容易にする装置に関する。この装置は、アクセス端末においてバッファされたデータを送信する許可を示す情報を送信するように構成された送信機モジュールを含みうる。この装置はまた、アクセス端末が最初のBSRを送信してから、選択された期間後に、データ条件が満たされた場合、アクセス端末から再送信されたBSRを受信するように構成された受信機モジュールをも含みうる。この装置はまた、アクセス端末から再送信されたBSRを評価し、送信のために必要な量のデータがアクセス端末にバッファされたかを判定し、送信のために必要な量のデータがアクセス端末にバッファされたとの判定に応じて、アクセス端末にバッファされたデータの送信の許可を示す情報を、アクセス端末へ送信するように送信機モジュールを制御する、ように構成されたコントローラ・モジュールをも含みうる。いくつかの実施形態では、データ条件は、データの送信の許可を示す情報が、アクセス端末によって受信されていないこと、および、送信のためのデータがアクセス端末にバッファされていないとの判定がアクセス端末によってなされたこと、を含む。いくつかの実施形態では、データ条件は、データの送信の許可を示す情報が、アクセス端末によって受信されていないことを含む。
他の態様は、BSRロバスト化を容易にする装置に関する。この装置は、ユーザ通信手段においてバッファされたデータの送信の許可を示す情報を送信する手段を含みうる。この装置はまた、ユーザ通信手段が最初のBSRを送信してから、選択された期間後、データ条件が満たされた場合に、ユーザ通信手段から再送信されたBSRを受信する手段を含みうる。この装置はまた、制御する手段を含みうる。この制御する手段は、ユーザ通信手段から再送信されたBSRを評価し、送信のために必要な量のデータがユーザ通信手段にバッファされたかを判定し、送信のために必要な量のデータがユーザ通信手段にバッファされたとの判定に応じて、ユーザ通信手段にバッファされたデータの送信の許可を示す情報を、ユーザ通信手段へ送信するように、送信する手段を制御するように構成されている。いくつかの実施形態では、データ条件は、データの送信の許可を示す情報が、ユーザ通信手段によって受信されていないこと、および、送信のためのデータがユーザ通信手段にバッファされたとの判定が、ユーザ通信手段によってなされたこと、を含みうる。いくつかの実施形態では、データ条件は、データの送信の許可を示す情報が、ユーザ通信手段によって受信されていないことを含みうる。
また、その他の態様は、BSRロバスト化を容易にするためのシステムに関する。このシステムは、無線通信チャネルと、無線通信チャネルで通信するように構成された基地局とを含む。このシステムはまた、無線通信チャネルによって基地局へ送信および再送信するように構成されたアクセス端末を含む。このアクセス端末は、バッファされたデータを格納するように構成されたバッファ・モジュールと、バッファされたデータの量を示すBSRを生成するように構成された第1のコントローラ・モジュールと、BSRを基地局へ送信するように構成された第1の送信機モジュールとを含む。アクセス端末はまた、バッファされたデータの送信の許可を示す情報を基地局から受信するように構成された第1の受信機モジュールと、BSRを基地局へ送信してから、選択された期間後に終了するように構成されたタイマ・モジュールとを含む。第1のコントローラ・モジュールはまた、タイマ・モジュールの終了後、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されたかを判定するようにも構成されうる。第1の送信機モジュールはまた、タイマ・モジュールの終了後、データ条件が満たされた場合、BSRを再送信するようにも構成されうる。
最後に、他の態様は、BSRロバスト化を容易にする方法に関する。この方法は、BSRを送信することと、BSRを送信してから経過した期間を追跡することとを含む。この方法はまた、BSRを送信してから、選択された期間が経過した後、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されたかを判定することと、選択された期間が経過し、データ条件が満たされた場合、BSRを再送信することとを含む。この方法はまた、アクセス端末から再送信されたBSRを受信することと、再送信されたBSRを受信し、送信のために必要な量のデータがバッファされたとの判定に応じて、データの送信の許可を示す情報をアクセス端末へ送信することとを含む。
前述した目的および関連する目的を達成するために、1または複数の実施形態は、後に完全に説明され、特許請求の範囲において特に指摘された特徴を備える。本明細書に記述された以下の説明および添付図面は、1または複数の実施形態のある実例となる態様を詳述する。しかしながら、これらの態様は、さまざまな実施形態の原理が適用されるさまざまな方法のうちの僅かしか示しておらず、記載された実施形態は、そのような全ての局面およびそれらの均等物を示すことが意図されている。
図1は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがって、BSRロバスト化を容易にするための無線通信システムの例示である。 図2は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがって、BSRロバスト化を容易にするための別の無線通信システムの例示である。 図3は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがって、BSRロバスト化を容易にするための方法のフローチャートの例示である。 図4は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがって、BSRロバスト化を容易にするためのアクセス端末のブロック図の例示である。 図5は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがって、BSRロバスト化を容易にするためのシステムのブロック図の例示である。 図6は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがって、BSRロバスト化を容易にするための方法のフローチャートの例示である。 図7は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがって、BSRロバスト化を容易にするための基地局のブロック図の例示である。 図8は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがって、BSRロバスト化を容易にするためのシステムのブロック図の例示である。 図9は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがって、BSRロバスト化を容易にするための方法のフローチャートの例示である。 図10は、本明細書に記載されたさまざまなシステム、方法、または装置と連携して適用されうる無線ネットワーク環境の例示である。
さまざまな実施形態が、全体を通じて同一要素を示すために同一の参照番号が使用される図面を参照して説明される。次の記述では、説明の目的のために、多数の特定の詳細が、1または複数の実施形態についての完全な理解を提供するために記述される。しかしながら、そのような実施形態は、これら特定の詳細なしで実現されうることが明白である。他の事例では、1または複数の実施形態の記載を容易にするために、周知の構成およびデバイスがブロック図形式で示される。
本願で使用されるように、用語「構成要素」、「モジュール」、「システム」等は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、および/または、実行中のソフトウェアの何れかであるコンピュータ関連エンティティを称することが意図されている。例えば、構成要素は、限定される訳ではないが、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうる。例示によれば、コンピューティング・デバイスで動作するアプリケーション、および/または、コンピューティング・デバイスの両方が構成要素になりうる。1または複数の構成要素は、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在し、構成要素は、1つのコンピュータに局在化されるか、および/または、複数のコンピュータに分散されうる。さらに、これらの構成要素は、さまざまなデータ構造が格納されたさまざまなコンピュータ読取可能媒体から実行可能でありうる。これら構成要素は、(例えば、信号によってローカル・システムや分散システム内の他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ、および/または、他のシステムを備えた例えばインターネットのようなネットワークを経由して他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータのような)1または複数のデータのパケットを有する信号にしたがって、ローカル処理および/またはリモート処理によって通信することができる。
本明細書で記載された技術は、例えば、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)等のようなさまざまな無線通信システムのために使用されうる。「システム」、「ネットワーク」という用語はしばしば置換可能に使用される。CDMAシステムは、例えばユニバーサル地上ラジオ接続(UTRA)、CDMA1220等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAのその他の変形を含んでいる。CDMA1220は、IS−1220規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。OFDMAシステムは、例えばイボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 122.11(Wi−Fi)、IEEE 122.16(WiMAX)、IEEE 122.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のような無線技術を実現することができる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新リリースであり、ダウンリンクではOFDMAを用い、アップリンクではSC−FDMAを用いる。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSM(登録商標)は、「第3世代パートナシップ計画プロジェクト」(3GPP)と命名された組織からのドキュメントに記述されている。さらに、CDMA1220およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からのドキュメントに記述されている。さらに、そのような無線通信システムは、アンペア(unpaired)な無許可のスペクトルをしばしば用いるピア・トゥ・ピア(例えば、モバイル・トゥ・モバイル)アド・ホック・ネットワーク・システム、122.xx無線LAN、Bluetooth(登録商標)、および、その他任意の短距離または長距離の無線通信技術を含みうる。
シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、シングル・キャリア変調および周波数ドメイン等値化を用いる。SC−FDMAは、OFDMAシステムのものと同じ性能および本質的に同じ複雑さを有しうる。SC−FDMA信号は、その固有のシングル・キャリア構造のために、より低いピーク対平均電力比(PAPR)を有しうる。SC−FDMAは、例えば、送信電力効率の観点から、より低いPAPRがATにより大きな利益をもたらすアップリンク通信において使用されうる。したがって、SC−FDMAは、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)すなわちイボルブドUTRAにおけるアップリンク多元接続性スキームとして実施されうる。
さらに、本明細書では、さまざまな実施形態が、ATに関連して記載される。ATはまた、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、遠隔局、遠隔端末、モバイル・デバイス、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、またはユーザ設備(UE)とも称されうる。ATは、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続能力を有するハンドヘルド・デバイス、コンピューティング・デバイス、または無線モデムに接続されたその他の処理デバイスでありうる。さらに、本明細書では、さまざまな実施形態が、BSに関して記載される。BSは、ATと通信するために利用され、アクセス・ポイント、ノードB、イボルブド・ノードB(eノードB、eNB)、あるいはその他いくつかの用語で称されうる。
さらに、用語「または」は、排他的な「または」ではなく、包括的な「または」を意味することが意図されている。すなわち、別に示されていない場合、あるいは、文脈から明らかではない場合、「XはAまたはBを適用する」という句は、自然な包括的な置き換えのうちの何れかを意味することが意図されている。すなわち、「XはAまたはBを使用する。」という句は、以下の例のうちの何れによっても満たされる。XはAを使用する。XはBを使用する。あるいは、XはAとBとの両方を使用する。さらに、本願および特許請求の範囲で使用されているような冠詞“a”および“an”は、特に指定されていない場合、あるいは、単数を対象としていることが文脈から明らかではない場合、一般に、「1または複数」を意味するものと解釈されるべきである。
本明細書に記載されたさまざまな態様または特徴は、標準的なプログラミング技術および/またはエンジニアリング技術を用いた方法、装置、または製造物品として実現されうる。本明細書で使用される用語「製造物品」は、任意のコンピュータ読取可能デバイス、キャリア、または媒体からアクセスすることが可能なコンピュータ・プログラムを含むことが意図される。例えば、コンピュータ読取可能媒体は、限定される訳ではないが、磁気記憶デバイス(例えば、ハード・ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD))、スマート・カード、およびフラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、EPROM、カード、スティック、キー・ドライブ)を含みうる。さらに、本明細書に記載されたさまざまな記憶媒体は、情報を格納するための1または複数のデバイス、および/または、その他の機械読取可能媒体を表すことができる。用語「機械読取可能媒体」は、限定される訳ではないが、無線チャネルのみならず、コードおよび/または命令群および/またはデータの格納、保持、および/または伝送をすることが可能なその他さまざまな媒体を含みうる。
図1に示すように、本明細書に示されるさまざまな実施形態にしたがって無線通信システム100が例示されている。システム100は、複数のアンテナ・グループを含みうるBS102を含む。例えば、1つのアンテナ・グループは、アンテナ104、106を含み、他のグループは、アンテナ108、110を含み、さらに別のグループは、アンテナ112、114を含みうる。おのおののアンテナ・グループについて2本のアンテナしか例示されていないが、2本より多いアンテナ、または2本より少ないアンテナも、各グループのために利用されうる。BS102はさらに、送信機チェーンおよび受信機チェーンを備えうる。これらのおのおのは、当業者によって認識されるであろうが、(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナのように)信号の送信および受信に関連付けられた複数の構成要素を備えうる。
BS102は、例えば、AT116、122のような1または複数のATと通信しうる。しかしながら、BS102は、AT116、122に類似した実質的に任意の数のATと通信しうることが認識されるべきである。AT116、122は、例えば、セルラ電話、スマート・フォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド・コンピューティング・デバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、および/または、無線通信システム100による通信のための適切なその他任意のデバイスでありうる。図示するように、AT116は、アンテナ112、114と通信している。ここで、アンテナ112、114は、DL118によってAT116へ情報を送信し、UL120によってAT116から情報を受信する。さらに、AT122は、アンテナ104、106と通信している。ここで、アンテナ104、106は、DL124によってAT122へ情報を送信し、UL126によってAT122から情報を受信する。周波数分割ディプレクス(FDD)システムでは、例えば、DL118は、UL120によって使用されているものとは異なる周波数帯域を利用し、DL124は、UL126によって適用されているものとは異なる周波数帯域を適用しうる。さらに、時分割デュプレクス(TDD)システムでは、DL118およびUL120が、共通の周波数帯域を利用し、DL124およびUL126は、共通の周波数帯域を利用する。
通信するように設計された領域および/またはアンテナの各グループは、BS102のセクタと称されうる。例えば、アンテナ・グループは、BS102によってカバーされる領域のセクタ内のATと通信するように設計されうる。DL118、124による通信では、BS102の送信アンテナは、AT116、122のためのUL118、114の信号対雑音比を向上するために、ビームフォーミングを利用しうる。さらに、BS102は、関連付けられた有効通信範囲にわたってランダムに散在したAT116、122へ送信するためにビームフォーミングを利用している間、近隣セルにおけるAT116、122は、すべてのATに対して単一のアンテナによって送信しているBSと比べて、少ない干渉しか被らない。
さらに、システム100は、データ条件に基づいて、UL126によって、AT122からBS102へのBSR(図示せず)の送信を提供すること、および、いくつかの実施形態においては、再送信を提供することによって、BSRロバスト化を容易にしうる。BSRロバスト化を容易にするためのAT122、122’、122”およびBS102、102’、102”の実施形態、システム、方法、コンピュータ・プログラム製品、および手段が以下に詳述される。
図2は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがって、BSRロバスト化を容易にするための別の無線通信システムのブロック図の例示である。システム100’は、UL126およびDL124によってBS102’と通信可能に接続されたAT122’を含みうる。AT122’は、限定される訳ではないが、BSRまたはデータを含む情報を、UL126によって送信しうる。BSは、限定される訳ではないが、UL許可またはデータを含む情報を、DL124によって送信しうる。実施形態では、AT122’は、システム100’におけるBSRロバスト化を容易にするために、さまざまなデータ条件の下、UL126によってBSRを再送信するように構成されうる。
いくつかの実施形態では、AT122’は、コントローラ・モジュール202、BSR生成モジュール204、プロセッサ・モジュール206、バッファ・モジュール208、タイマ・モジュール210、送信機モジュール212、および/または、受信機モジュール214を含みうる。さまざまな実施形態では、前述のモジュールのうちの1または複数は、BSRロバスト化を容易にするために、互いに通信可能に接続されうる。
バッファ・モジュール208は、バッファされたデータを、AT122’において格納するように構成されうる。これらバッファされたデータは、UL126で送信されるデータでありうる。例えば、さまざまな実施形態では、データは、限定される訳ではないが、音声、ビデオ、および/または、インターネット・データを含みうる。
コントローラ・モジュール202は、バッファ・モジュール208にバッファされたデータの量を示す情報を生成するように構成されたBSR生成モジュール204を含みうる。いくつかの実施形態では、バッファされたデータの量を示す情報は、BSRでありうる(あるいは、BSRに含まれうる)。BSRは、MAC制御要素内に含まれ、MAC制御要素は、MACパケット・データ・ユニット(PDU)内に含まれうる。
さまざまな実施形態では、BSRは、システム100’の(図示しない)MAC HARQレイヤで、AT122’からBS102’へ送信されうる。しかしながら、(チャネル条件、誤り、あるいはその他によって)BSRが正しく受信されないか、あるいは、BS102’において読み取ることができない場合、AT122’は、喪失BSRの通知を受信することができない。AT122’は、AT122’からデータを送信する前に、UL許可を受信することを待ち、このUL許可は、BSRの受信後に、BSによって送信されるので、もしもBSRが喪失した場合、AT122’は、データの送信を禁止されうる。そのような場合、コントローラ・モジュール202は、BSRのロバスト化を容易にするために、BSR生成モジュール204において新たなBSRを生成し、このBSRを再送信しうる。
図2に戻って示すように、いくつかの実施形態では、コントローラ・モジュール202はまた、本明細書に記載された機能および/または方法ステップのうちの何れかを実行するための汎用または専用のハードウェア、汎用または専用のソフトウェア、または、これらの組み合わせを含むプロセッサ・モジュール206をも含みうる。いくつかの実施形態では、プロセッサ・モジュール206は、コンピュータ読取可能媒体に格納された命令群および/またはコードを実行するための機能を含みうる。
タイマ・モジュール210は、AT122’からBSRが送信されてからの期間を追跡するように構成されうる。タイマ・モジュール210は、BSRを送信してから、選択された期間後に終了するように構成されうる。いくつかの実施形態において、タイマ・モジュール210は、BS102’によって設定されうる。
特に、タイマ・モジュール210は、ATからBSRが送信されてからの期間を追跡するための、1または複数の異なるタイプのタイマ・モジュールを含みうる。選択されたタイマ・モジュールが終了する前の期間および/または選択された期間を追跡するタイマ・モジュールのタイプは、BS102’によって設定されうる。例えば、選択されたタイマ・モジュールや、選択されたタイマ・モジュールが終了する前の選択された期間は、AT122’が通話呼出またはその他任意のタイプの通信および/またはデータ転送を行っている間に設定されうる。
送信機モジュール212は、BSRをBS102’へ送信するように構成されうる。送信機モジュール212はまた、タイマ・モジュール210の終了後、データ条件が満たされた場合に、BSRを再送信するように構成されうる。
受信機モジュール214は、バッファされたデータの送信の許可を示す情報を、BS102’から受信するように構成されうる。実施形態では、バッファされたデータの送信の許可を示す情報は、UL許可でありうる。
BS102’に示すように、BS102’は、コントローラ・モジュール216、送信機モジュール222、および受信機モジュール224を含みうる。コントローラ・モジュール216は、UL許可生成モジュール218および/またはプロセッサ・モジュール220を含みうる。UL許可生成モジュール218は、受信機モジュール224によってBSRが受信されると、送信機モジュール222によってAT122’へ送信するためのUL許可を生成する汎用または専用のハードウェア、ソフトウェア、および/または、汎用または専用のハードウェアとソフトウェアとの組み合わせを含みうる。いくつかの実施形態において、BS102’は、受信機モジュール224を用いてBSRを受信し、AT122’にバッファされたデータの量を評価する。その後、バッファされたデータの量が、必要最小なデータ量を満たすと、BS102’が、AT122’にUL許可を送信する。
ATにおいて十分な量のデータがバッファされたと、BS102’のコントローラ・モジュール216が判定すると、コントローラ・モジュール216は、データの送信の許可を示す情報を生成するようにUL許可生成モジュール218を制御しうる。送信機モジュール222は、AT122’にバッファされたデータの送信の許可を示す情報を送信するように構成されうる。データの送信の許可を示すこの情報は、UL許可でありうる。
いくつかの実施形態において、BS102’は、タイマ・モジュール210内に、選択されたタイマ・モジュール(図示せず)を設定するか、および/または、このタイマ・モジュール(図示せず)が終了する前の選択された期間を設定しうる。特に、システム100’のラジオ・リソース制御(RRC)(図示せず)が、タイマ・モジュールを設定しうる。RRCはまた、AT122’が通信しうる各論理チャネル(図示せず)について、シグナリングを設定しうる。これは、論理チャネルを、論理チャネル・グループ(LCG)へ割り当てる。限定することなく、一例として、3GPP TS 36.321 v8.6.0(2009−06)、“3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Radio Access Network;Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E−UTRA) Medium Access Control(MAC) Protocol Specification(Release 8)”(TS 36.321 v8.6.0仕様)を参照すると、各論理チャネルについて、RRCは、論理チャネルをLCGに割り当てるためのlogicalChannelGroupパラメータを設定しうる。
BSR生成モジュール204および/またはプロセッサ・モジュール206に再び示すように、AT122’は、限られた数の状況において、BSRの生成をトリガするように制御されうる。TS 36.321 v8.6.0仕様、すなわち3GPP TS 36.322:“Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E−UTRA);Radio Link Control(RLC)protocol specification”(TS 36.322仕様)および3GPP TS 36.323:“Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E−UTRA);Packet Data Convergence Protocol(PDCP)Specification”(TS 36.323仕様)によれば、以下のイベントのうちの何れかが生じた場合、BSR生成モジュール204および/またはプロセッサ・モジュール206においてBSRの生成がトリガされうる。
第1に、タイマ・モジュール210が終了した場合に、BSR生成モジュール204によって、BSRの生成がトリガされる。AT122’から送信機モジュール212によってBSRが送信された場合、タイマ・モジュール210が起動(または再起動)されうる。このタイマ・モジュールは、選択された期間後に終了しうる。
特に、コントローラ・モジュール202は、タイマ・モジュール210が終了した後に、バッファされたデータの送信の許可を示す情報がBS102’から受信され、データ条件が満たされているかを判定するように構成されうる。いくつかの実施形態では、データ条件とは、AT122’における受信機モジュール214が、バッファされたデータの送信の許可を示す情報を受信していないことでありうる。TS 36.321 v8.6.0仕様を参照すると、タイマ・モジュールは、periodicBSR−Timerと称されるタイマ・モジュール210であり、BSRは、periodicBSRと称されるBSRでありうる。
第2に、いくつかの実施形態では、コントローラ・モジュール202はさらに、タイマ・モジュール210の終了後、バッファ・モジュール208が、バッファされたデータを格納しているかを判定するように構成される。これらの実施形態では、BSRを再送信するためのデータ条件とは、AT122’における受信機モジュール214が、バッファされたデータの送信の許可を示す情報を受信していないこと、および、バッファされたデータをバッファ・モジュール208が格納しているとコントローラ・モジュール202が判定することでありうる。
これらの実施例では、送信機モジュール212によってAT122’からBSRが送信された場合に、タイマ・モジュール210が起動(または再起動)されうる。タイマ・モジュール210は、選択された期間後に終了しうる。いくつかの実施形態では、TS 36.321 v8.6.0仕様を参照すると、利用可能なデータは、LCGに属する論理チャネルのうちの何れかのための送信のために利用可能でありうる。さらに、タイマ・モジュール210は、retxBSR−Timerと称され、BSRは、Regular BSRと称されるBSRでありうる。
第3に、LCGに属する論理チャネルについて、ULデータが、ラジオ・リンク制御(RLC)エンティティ(図示せず)またはパケット・データ収束プロトコル(PCDP)エンティティ(図示せず)における送信に利用可能になれば、コントローラ・モジュール202は、BSRを生成するように構成され、かつ、任意のLCGに属し、送信のためにデータがすでに利用可能である論理チャネルの優先度よりも高い優先度を持つチャネルにデータが属しているか、あるいは、LCGに属する論理チャネルのうちの何れかのための送信のために利用可能なデータが存在しないかの何れかである。この実施形態では、BSRは、Regular BSRと称されるBSRでありうる。
第4に、ULリソースが割り当てられ、パディング・ビットの数が、BSR MAC制御要素のサブヘッダと組み合わされたBSR MAC制御要素のサイズ以上である場合、コントローラ・モジュール202は、BSRを生成するように構成されうる。この実施形態では、BSRは、パディングBSRと称されるBSRでありうる。
いくつかの実施形態では、BSRの最後の送信から、少なくとも1つのBSRがトリガされているとコントローラ・モジュール202が判定した場合、あるいは、BSRがトリガされるのが最初である場合、コントローラ・モジュール202は、多くのステップを実行しうる。限定することなく、一例として、AT122’が、新たな送信のために割り当てられたULリソースを有している場合、BSR生成モジュール204は、MAC制御要素内にBSRを生成し、タイマ・モジュール210内のタイマ・モジュールのうちの選択された1つを起動(または再起動)しうる。例えば、TS 36.321 v8.6.0仕様を参照すると、periodicBSR−Timerタイマ・モジュールは、BSRがTS 36.321 v8.6.0仕様において定義されているようなTruncated BSRである場合を除いて起動(または再起動)されうる。他の実施形態では、retxBSR−Timerタイマ・モジュールが起動(または再起動)されうる。さらに、(Truncatedではなく)Regular BSRがトリガされた場合、スケジューリング要求がトリガされうる。
さまざまな実施形態では、複数のイベントがBSRの生成をトリガする場合でさえ、MAC PDUは、多くとも1つのBSR MAC制御要素しか含まない。これらの実施形態では、TS 36.321 v8.6.0仕様を参照すると、Regular BSRとPeriodic BSRとが、パディングBSRに優先しうる。
受信機モジュール214においてUL許可が受信されると、タイマ・モジュール210がそのタイマを起動しうる。TS 36.321 v8.6.0仕様によれば、UL許可の受信が示されると、retxBSR−Timerタイマ・モジュールが再起動されうる。
図3は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがってBSRロバスト化を容易にする方法の典型的なフローチャートである。実施形態では、方法300は、BSRを送信することを含みうる(302)。BSRは、MAC制御要素に含まれうる。BSRの送信および/または再送信は、MAC HARQレイヤでなされうる。
方法300はまた、BSRが送信されてから経過した期間を追跡することをも含みうる(304)。方法300はまた、BSRが送信されてから、選択された期間後に、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されたかを判定することを含みうる(306)。データの送信の許可を示すこの情報は、UL許可でありうる。UL許可は、ページング・チャネルあるいはランダム・アクセス・チャネルで送信されうる。
方法300はさらに、選択された期間が経過し、データ条件が満たされた場合に、BSRを再送信することをも含みうる(308)。方法300はさらに、ATから再送信されたBSRを受信することを含みうる(310)。方法300はさらに、再送信されたBSRを受信し、送信のために必要な量のデータがバッファされたとの判定に応じて、データの送信の許可を示す情報をATへ送信することを含みうる(312)。いくつかの実施形態では、データ条件とは、バッファされたデータの送信の許可を示す情報を、受信機モジュールが受信していないことである。
いくつかの実施形態では、方法300はさらに、データ条件を判定するための設定情報をアクセス端末(図示せず)へ送信することを含みうる。いくつかの実施形態では、方法300はさらに、選択された期間を示す設定情報を、アクセス端末(図示せず)へ送信することを含みうる。
図4は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがってBSRロバスト化を容易にするATのブロック図の例示である。AT122”は、コントローラ・モジュール402、プロセッサ・モジュール404、バッファ・モジュール406、タイマ・モジュール408、メモリ・モジュール410、送信機モジュール412、および受信機モジュール414を含みうる。コントローラ・モジュール402、プロセッサ・モジュール404、バッファ・モジュール406、タイマ・モジュール408、メモリ・モジュール410、送信機モジュール412、および/または、受信機モジュール414は、BSRロバスト化を容易にするために互いに通信可能に接続されうる。
バッファ・モジュール406は、バッファされたデータを格納するように構成されうる。コントローラ・モジュール402は、バッファされたデータの量を示すBSRを生成するように構成されうる。コントローラ・モジュール402はまた、タイマ・モジュール408の終了後、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されているかを判定するように構成されうる。いくつかの実施形態では、コントローラ・モジュール402はさらに、タイマ・モジュール408の終了後、バッファされたデータをバッファ・モジュール406が格納しているかを判定するように構成されうる。ここで、データ条件とは、バッファされたデータの送信の許可を示す情報を受信機モジュール414が受信していないこと、および、バッファされたデータをバッファ・モジュール406が格納しているとコントローラ・モジュール402が判定することである。
送信機モジュール412は、BSRを送信するように構成されうる。受信機モジュール414は、バッファされたデータの送信の許可を示す情報を受信するように構成されうる。送信機モジュールはまた、タイマ・モジュール408の終了後、データ条件が満たされた場合にBSRを再送信するように構成されうる。
タイマ・モジュール408は、BSRが送信されてから、選択された期間が経過した後に終了するように構成されうる。いくつかの実施形態では、タイマ・モジュール408は、AT122”が通信可能に接続しているBS(図示せず)によって設定されうる。いくつかの実施形態では、タイマ・モジュール408は、AT122内の多くのタイマ・モジュールのうちの1つであり、AT122において受信された設定情報に基づいて、タイマ・モジュール408が選択され、選択された期間が決定されうる。
いくつかの実施形態では、データ条件とは、バッファされたデータの送信の許可を示す情報を、受信機モジュール414が受信していないことである。
図5を参照して、BSRロバスト化を容易にするシステムが例示される。例えば、システム500は、AT内に存在しうる。システム500は、プロセッサ、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして表されていることが認識されるべきである。システム500は、連携して動作しうる電子構成要素の論理グループ502を含みうる。例えば、論理グループ502は、データをバッファするための電子構成要素504を含みうる。いくつかの実施形態では、データをバッファするための電子構成要素504は、限定される訳ではないが、バッファ、キュー、または、図4を参照して説明したようなバッファ・モジュール406を含みうる。
さらに、論理グループ502は、データをバッファするための電子構成要素内にバッファされたデータの量を示すBSRを生成するための電子構成要素506を含みうる。いくつかの実施形態では、データをバッファするための電子構成要素にバッファされたデータの量を示すBSRを生成するための電子構成要素506は、限定される訳ではないが、コントローラ、プロセッサ、および/または、図4を参照して説明したようなコントローラ・モジュール402またはプロセッサ・モジュール404を含みうる。
さらに、論理グループ502は、BSRを送信するための電子構成要素508を含みうる。いくつかの実施形態では、BSRを送信するための電子構成要素508は、限定される訳ではないが、送信機、トランシーバ、あるいは、図4を参照して説明したような送信機モジュール412を含みうる。
さらに、論理構成要素502は、バッファされたデータの送信の許可を示す情報を受信するための電子構成要素510を含みうる。いくつかの実施形態では、バッファされたデータの送信の許可を示す情報を受信するための電子構成要素510は、限定される訳ではないが、受信機、トランシーバ、あるいは、図4を参照して説明された受信機モジュール414を含みうる。
さらに、論理構成要素502は、BSRが送信されからの期間を計時し、選択された期間後に終了するための電子構成要素512を含みうる。この計時するための電子構成要素は、システム500が通信可能に接続されている、通信のための電子構成要素によって設定されうる。いくつかの実施形態では、BSRが送信されてからの期間を計時し、選択された期間後に終了するための電子構成要素512は、限定される訳ではないが、タイマ、クロック、あるいは、図4を参照して説明したタイマ・モジュール408を含みうる。この計時のための電子構成要素512は、システム500が通信可能に接続されている、通信のための電子構成要素によって設定されうる。
さらに、システム500は、電子構成要素504、506、508、510、および/または512に関連付けられた機能を実行するためのコードおよび/または命令群を格納するための電子構成要素514を含みうる。電子構成要素514は、限定される訳ではないが、メモリ、コンピュータ読取可能媒体、および/または、図4を参照して説明したメモリ・モジュール410を含みうる。格納するための電子構成要素514の外側にあるとして示されているが、電子構成要素504、506、508、510、および/または512のうちの1または複数は、格納するための電子構成要素514内に含まれうることが理解されるべきである。
図6は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがってBSRロバスト化を容易にする方法の典型的なフローチャートである。方法600は、BSRを送信することを含みうる(602)。いくつかの実施形態では、BSRは、MAC HARQレイヤで送信されうる。BSRは、UL送信のためにATにおいてバッファされたデータの量を通信するために、ATからBSへと送信されうる。
方法600はさらに、BSRが送信されてからの期間を追跡することをも含みうる(604)。さまざまな実施形態において、この期間は、送信時において、ゼロを持つ値(またはその他任意の初期値)に初期化されうる。この期間は、BSからのUL許可が受信されるまで、BSRを送信してから、選択された期間が経過するまで、あるいは、BSRを送信してからの期間を追跡するタイマ・モジュールが終了するまで、規則的なインクリメントによって増加しうる。
方法600はさらに、BSRが送信されてから、選択された期間後、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されたかを判定することを含みうる(606)。いくつかの実施形態では、バッファされたデータの送信の許可を示す情報は、UL許可であるか、あるいは、データの送信の許可を示す印を有するその他任意の情報でありうる。UL許可またはその他の情報は、ATにおいて受信され、それによって、ATは、データの送信を許可するUL許可またはその他任意の情報を受信したかを判定しうる。
方法600はさらに、選択された期間が経過し、データ条件が満たされているのであれば、BSRを再送信することを含みうる(608)。これらの実施形態において、データ条件とは、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されていないことである。さまざまな実施形態では、BSRの送信および/または再送信は、MAC HARQレイヤでなされる。
この方法はさらに、選択された期間を示す設定情報を受信すること、および/または、データ条件を判定するための設定情報を受信することを含みうる。
いくつかの実施形態では、この方法600はさらに、情報が送信されてから、選択された期間が経過した後に、送信のためのデータ(図示せず)がバッファされたかを判定することを含みうる。これらの実施形態において、データ条件とは、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されていないこと、および、送信のためのデータがバッファされたとの判定がなされたことである。さまざまな実施形態では、BSRの送信および/または再送信は、MAC HARQレイヤでなされる。
本明細書に記載された1または複数の態様は、コンピュータ・プログラム製品によって実行されうる。このコンピュータ・プログラム製品は、コンピュータ読取可能媒体を含みうる。このコンピュータ読取可能媒体は、BSRを送信するためのコードを含みうる。このコンピュータ読取可能媒体はまた、BSRが送信されてから経過した期間を追跡するためのコードを含みうる。このコンピュータ読取可能媒体はまた、BSRが送信されてから、選択された期間が経過した後、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されたかを判定するためのコードを含みうる。このコンピュータ読取可能媒体はまた、選択された期間が経過し、データ条件が満たされた場合に、BSRを再送信するためのコードを含みうる。データ条件とは、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されていないということである。
このコンピュータ読取可能媒体はまた、情報が送信されてから、選択された期間が経過した後、送信のためのデータがバッファされたかを判定するためのコードを含みうる。これらの実施形態において、データ条件とは、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されていないこと、および、送信のためのデータがバッファされたとの判定がなされたことである。
図7は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがってBSRロバスト化を容易にするBSのブロック図の例示である。BS102”は、コントローラ・モジュール702、プロセッサ・モジュール704、メモリ・モジュール706、送信機モジュール708、および受信機モジュール710を含みうる。コントローラ・モジュール702、プロセッサ・モジュール704、メモリ・モジュール706、送信機モジュール708、および/または、受信機モジュール710は、互いに通信可能に接続されうる。いくつかの実施形態では、コントローラ・モジュール702は、プロセッサ・モジュール704を含みうる。
いくつかの実施形態では、送信機モジュール708は、(図示しない)ATにバッファされたデータの送信の許可を示す情報を送信するように構成されうる。いくつかの実施形態では、データの送信の許可を示す情報は、UL許可でありうる。他の実施形態では、データの送信の許可を示す情報は、ATからのデータの送信を許可するための任意の情報でありうる。
いくつかの実施形態において、受信機モジュール710は、ATが最初のBSRを送信してから、選択された期間後に、データ条件が満たされた場合に、(図示しない)ATから再送信されたBSRを受信するように構成されうる。
コントローラ・モジュール702(および/またはプロセッサ・モジュール704)は、送信のために必要な量のデータが、ATにバッファされたかを判定するために、ATから再送信されたBSRを評価するように構成されうる。コントローラ・モジュール702(および/または、プロセッサ・モジュール704)はまた、送信のために必要な量のデータがATにバッファされているとの判定に応じて、ATにバッファされたデータの送信の許可を示す情報をATへ送信するように送信機モジュール708を制御するように構成されうる。いくつかの実施形態では、コントローラ・モジュール702(および/またはプロセッサ・モジュール704)はまた、BS102”が通信可能に接続されているATにおいて、(図示しない)タイマ・モジュールを設定するように構成されうる。
いくつかの実施形態では、データ条件とは、データの送信の許可を示す情報が、ATによって受信されていないこと、および、送信のためのデータがATにバッファされているとの判定がATによってなされることを含む。いくつかの実施形態では、データ条件とは、データの送信の許可を示す情報が、ATによって受信されていないことを含む。
図8を参照して、BSRロバスト化を容易にするシステムが例示される。例えば、システム800は、BS内に存在しうる。システム800は、プロセッサ、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして表されることが認識されるべきである。システム800は、連携して動作しうる電子構成要素の論理グループ802を含みうる。例えば、論理グループ802は、ユーザ通信手段にバッファされたデータの送信の許可を示す情報を送信するための電子構成要素804を含みうる。いくつかの実施形態では、ユーザ通信手段にバッファされたデータの送信の許可を示す情報を送信するための電子構成要素804は、限定される訳ではないが、アクセス・ポイント(AP)、eNBバッファ、キューまたはBS102、102’、または102”を含みうる。いくつかの実施形態では、ユーザ通信手段は、限定される訳でないが、UEや、例えばAT122、122’、122”のようなATを含みうる。
さらに、論理グループ802は、ユーザ通信手段が最初のBSRを送信してから、選択された期間後に、データ条件が満たされた場合、ユーザ通信手段から再送信されたBSRを受信するための電子構成要素806を含みうる。いくつかの実施形態では、電子構成要素806は、限定される訳ではないが、受信機、および/または、図7を参照して記載された受信機モジュール710を含みうる。
さらに、論理グループ802は、制御するための電子構成要素808を含みうる。制御するための電子構成要素808は、ユーザ通信手段から再送信されたBSRを評価し、送信のために必要な量のデータが、ユーザ通信手段においてバッファされたかを判定するように構成されうる。制御するための電子構成要素808はまた、送信のために必要な量のデータが、ユーザ通信手段においてバッファされたかを判定することに応じて、ユーザ通信手段においてバッファされたデータの送信の許可を示す情報を、ユーザ通信手段へ送信するように電子構成要素804を制御するように構成されうる。いくつかの実施形態では、電子構成要素808は、限定される訳ではないが、コントローラ、プロセッサ、および/または、図7を参照して記載されたコントローラ・モジュール702またはプロセッサ・モジュール704を含みうる。
さらに、このシステム800は、電子構成要素804、806、および/または808に関連付けられた機能を実行するためのコードおよび/または命令群を格納するための電子構成要素810を含みうる。電子構成要素810は、限定される訳ではないが、メモリ、コンピュータ読取可能媒体、および/または、図7を参照して記載されたメモリ・モジュール706を含みうる。格納するための電子構成要素810の外側にあるとして示されているが、電子構成要素804、806、および/または、808のうちの1または複数は、格納するための電子構成要素810内に含まれうることが理解されるべきである。
図9は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがってBSRロバスト化を容易にする方法の典型的なフローチャートである。この方法900は、ATから再送信されたBSRを受信すること(902)を含みうる。この方法900はさらに、ATから再送信されたBSRを受信することと、送信のために必要な量のデータがバッファされたと判定することとに応じて、データの送信の許可を示す情報をATへ送信すること(904)を含みうる。データの送信の許可を示す情報は、UL許可でありうる。アクセス端末が最初のBSRを送信してから、選択された期間後に、データ条件が満たされた場合、アクセス端末からBSRが再送信されうる。この選択された期間は、ATが参加する呼の間、ATにおいてBSによって設定された値を有する変数でありうる。BSRは、MAC HARQレイヤでATから再送信されうる。
いくつかの実施形態において、データ条件とは、データの送信の許可を示す情報が、アクセス端末によって受信されていないこと、および、送信のためのデータがバッファされたとの判定が、アクセス端末によってなされたことを含みうる。いくつかの実施形態において、データ条件とは、データの送信の許可を示す情報が、アクセス端末によって受信されていないことを含みうる。
この方法900はまた、選択された期間を示す設定情報を送信すること、および/または、データ条件を判定することを含みうる。
本明細書に記載された1または複数の態様は、コンピュータ・プログラム製品によって実行されうる。このコンピュータ・プログラム製品は、コンピュータ読取可能媒体を含みうる。このコンピュータ読取可能媒体は、ATから再送信されたBSRを受信するためのコードを含みうる。コンピュータ読取可能媒体はまた、再送信されたBSRを受信し、送信のために必要な量のデータがバッファされたとの判定に応じて、データの送信の許可を示す情報をATへ送信するためのコードを含みうる。ATが最初のBSRを送信してから、選択された期間後、データ条件が満たされた場合、ATからBSRが再送信されうる。いくつかの実施形態では、データ条件とは、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されていないことである。
いくつかの実施形態では、コンピュータ読取可能媒体はまた、情報を送信してから、選択された時間後に、送信のためのデータがバッファされているかを判定するためのコードをも含みうる。これらの実施形態において、データ条件とは、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されていないこと、および、送信のためのデータがバッファされたとの判定がなされたことである。
図10は、無線通信システム1000の例を示す。無線通信システム1000は、簡潔さの目的で、1つのBS1010と、1つのAT1050しか示していない。しかしながら、システム1000は、1より多くのBS、および/または、1より多くのATを含むことができ、ここで、これらさらなるBSおよび/またはATは、以下に説明するBS1010およびAT1050の例と実質的に同じであるか異りうることが認識されるべきである。さらに、BS1010および/またはAT1050は、これらの間の無線通信を容易にするために、本明細書に記載された方法(例えば、図3、6、および/または9)、装置(例えば、図4および/または7)、および/またはシステム(例えば、図1、2、3、5および/または10)を適用しうることが認識されるべきである。
BS1010では、多くのデータ・ストリームのためのトラフィック・データが、データ・ソース1012から送信(TX)データ・プロセッサ1014に供給される。一例によれば、おのおののデータ・ストリームが、それぞれのアンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ1014は、トラフィック・データ・ストリームをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符号化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符号化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符合化されたデータは、直交周波数分割多重化(OFDM)技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。さらに、あるいは、その代わりに、パイロット・シンボルは、周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)、あるいは符号分割多重化(CDM)されうる。パイロット・データは、一般には、周知の方式で処理された既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために、AT1050において使用されうる。おのおののデータ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、変調シンボルを提供するために、そのデータ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BPSK)、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、Mフェーズ・シフト・キーイング(M−PSK)、M直交振幅変調(M−QAM))に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)されうる。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ1030によって実行または提供される指示によって決定されうる。
データ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのために)変調シンボルを処理するTX MIMOプロセッサ1020に提供される。TX MIMOプロセッサ1020は、その後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)1022a乃至1022tへ提供する。さまざまな実施形態において、TX MIMOプロセッサ1020は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機1022は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。さらに、送信機1022a乃至1022tからのN個の変調信号はそれぞれ、N個のアンテナ1024a乃至1024tへ送信されうる。
AT1050では、送信された変調信号は、N個のアンテナ1052a乃至1052rによって受信され、各アンテナ1052から受信された信号が、それぞれの受信機(RCVR)1054a乃至1054rへ提供される。おのおのの受信機1054は、それぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ1060は、N個の受信機1054からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ1060は、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、そのデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ1060による処理は、BS1010におけるTX MIMOプロセッサ1020およびTXデータ・プロセッサ1014によって実行されたものに相補的である。
プロセッサ1070は、上述したように、利用可能などの技術を利用するのかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ1070は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定することができる。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージは、データ・ソース1036から多くのデータ・ストリームのトラフィック・データを受け取るTXデータ・プロセッサ1038によって処理され、変調器1080によって変調され、送信機1054a乃至1054rによって調整され、BS1010へ送り返される。
BS1010では、AT1050からの変調信号が、アンテナ1024によって受信され、受信機1022によって調整され、復調器1040によって復調され、RXデータ・プロセッサ1042によって処理されることにより、AT1050によって送信された逆方向リンク・メッセージが抽出される。さらに、プロセッサ1030は、ビームフォーミング重みを決定するためにどの事前符号化行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。
プロセッサ1030およびプロセッサ1070は、BS1010およびAT1050それぞれにおける動作を指示(例えば、制御、調整、および管理)しうる。プロセッサ1030およびプロセッサ1070はそれぞれ、プログラム・コードおよびデータを格納するメモリ1032およびメモリ1072に関連付けられうる。プロセッサ1030およびプロセッサ1070はまた、アップリンクおよびダウンリンクそれぞれのための周波数およびインパルス応答推定値を導出する計算をも実行する。
態様では、論理チャネルは、制御チャネルおよびトラフィック・チャネルに分類されうる。論理制御チャネルは、システム制御情報をブロードキャストするためのDLチャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)を含みうる。さらに、論理制御チャネルは、ページング情報を転送するDLチャネルであるページング制御チャネル(PCCH)を含みうる。さらに、論理制御チャネルは、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)を含みうる。これは、1またはいくつかのマルチキャスト・トラフィック・チャネル(MTCH)のためのマルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)スケジューリングおよび制御情報を送信するために使用される。一般に、ラジオ・リソース制御(RRC)接続を確立した後、このチャネルは、MBMS(例えば、旧MCCH+MSCH)を受信したATによってのみ使用される。さらに、論理制御チャネルは、専用制御チャネル(DCCH)を含みうる。これは、専用制御情報を送信し、かつ、RRC接続を有するATによって使用されるポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルである。態様では、論理トラフィック・チャネルは、専用トラフィック・チャネル(DTCH)を備えうる。これは、ユーザ情報の転送のために1つのATに特化されたポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルである。さらに、論理トラフィック・チャネルは、トラフィック・データを送信するために、ポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルのMTCHを含みうる。
態様では、伝送チャネルが、DLとULとに分類される。DL伝送チャネルは、ブロードキャスト・チャネル(BCH)、ダウンリンク共有データ・チャネル(DL−SDCH)、およびページング・チャネル(PCH)を含みうる。PCHは、セル全体にわたってブロードキャストされることによって、および、その他の制御/トラフィック・チャネルのために使用されうる物理レイヤ(PHY)リソースへマップされることによって、AT節電をサポートしうる(例えば、ネットワークによって、ATへ、不連続受信(DRX)サイクルが示される)。UL伝送チャネルは、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)、要求チャネル(REQCH)、アップリンク共有データ・チャネル(UL−SDCH)、および複数のPHYチャネルを含みうる。
PHYチャネルは、DLチャネルとULチャネルとのセットを備える。例えば、DL PHYチャネルは、共通のパイロット・チャネル(CPICH)、同期チャネル(SCH)、共通制御チャネル(CCCH)、共有DL制御チャネル(SDCCH)、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)、共有UL割当チャネル(SUACH)、アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)、DL物理共有データ・チャネル(DL−PSDCH)、UL電力制御チャネル(UPCCH)、ページング・インジケータ・チャネル(PICH)、および/または、負荷インジケータ・チャネル(LICH)を含みうる。さらなる実例として、UL PHYチャネルは、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)、チャネル品質インジケータ・チャネル(CQICH)、アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)、アンテナ・サブセット・インジケータ・チャネル(ASICH)、共有要求チャネル(SREQCH)、UL物理共有データ・チャネル(UL−PSDCH)、および/またはブロードキャスト・パイロット・チャネル(BPICH)を含みうる。
本明細書に記載された実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、あるいはこれらの任意の組み合わせで実現されうることが理解されるべきである。ハードウェアで実現する場合、1または複数の特定用途向けIC(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラム可能論理回路(PLD)、フィールド・プログラム可能ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、マイクロプロセッサ、および/または、本明細書に記載された機能を実行するように設計されたその他の電子ユニット、またはこれらの組み合わせ内に処理ユニットが実装される。
実施形態がソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコード、プログラム・コードまたはコード・セグメントで実現される場合、これらは、例えば記憶装置のような機械読取可能媒体(またはコンピュータ読取可能媒体)内に格納されうる。コード・セグメントは、手順、機能、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェア・パッケージ、クラス、または、命令、データ構造、あるいはプログラム文からなる任意の組み合わせを表すことができる。コード・セグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、あるいは記憶内容の引渡および/または受信を行うことによって、他のコード・セグメントまたはハードウェア回路に接続されうる。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージ引渡し、トークン引渡、ネットワーク送信などを含む任意の適切な手段を用いて引渡、転送、あるいは送信されうる。
ソフトウェアで実現する場合、本明細書に記載のこれら技術は、本明細書に記載の機能を実行するモジュール(例えば、手続き、機能等)を用いて実現されうる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット内に格納され、プロセッサによって実行されうる。メモリ・ユニットは、プロセッサ内部またはプロセッサ外部に実装されうる。プロセッサ外部に実装される場合、メモリ・ユニットは、当該技術分野で周知のさまざまな手段によってプロセッサと通信可能に接続されうる。
上述したものは、1または複数の実施形態の一例を含んでいる。もちろん、上述した実施形態を説明する目的で、構成要素または方法の考えられるすべての組み合わせを記述することは可能ではないが、当業者であれば、さまざまな実施形態のさらに多くの組み合わせおよび置き換えが可能であることを認識することができる。したがって、記載された実施形態は、特許請求の範囲の精神およびスコープ内にあるそのようなすべての変更、変更、および変形を含むことが意図される。さらにまた、用語「含む」が、詳細説明あるいは特許請求の範囲のうちの何れかで使用されている限り、その用語は、用語「備える」が、請求項における遷移語として適用される場合に解釈される用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
バッファ・ステータス・レポートのロバスト化を容易にする方法であって、
バッファ・ステータス・レポートを送信することと、
前記バッファ・ステータス・レポートを送信してからの期間を追跡することと、
前記バッファ・ステータス・レポートを送信してから、選択された期間が経過した後に、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されたかを判定することと、
前記選択された期間が経過し、データ条件が満たされた場合、前記バッファ・ステータス・レポートを再送信することと
を備える方法。
[C2]
前記データ条件は、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報が、受信されていないことであるC1に記載の方法。
[C3]
前記バッファ・ステータス・レポートを送信してから、前記選択された期間後、送信のためのデータがバッファされたかを判定することをさらに備え、
前記データ条件は、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されておらず、前記送信のためのデータがバッファされたとの判定がなされたことであるC1に記載の方法。
[C4]
前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報は、アップリンク許可であるC1に記載の方法。
[C5]
前記バッファ・ステータス・レポートを送信および再送信することは、媒体アクセス制御(MAC)ハイブリッド自動反復要求(HARQ)レイヤでなされるC1に記載の方法。
[C6]
前記選択された期間を示す設定情報を受信することをさらに備えるC1に記載の方法。
[C7]
前記データ条件を判定するための設定情報を受信することをさらに備えるC1に記載の方法。
[C8]
コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
前記コンピュータ読取可能媒体は、
バッファ・ステータス・レポートを送信するためのコードと、
前記バッファ・ステータス・レポートを送信してからの期間を追跡するためのコードと、
前記バッファ・ステータス・レポートを送信してから、選択された期間後、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されたかを判定するためのコードと、
前記選択された期間が経過し、データ条件が満たされた場合、前記バッファ・ステータス・レポートを再送信するためのコードと
を備えるコンピュータ・プログラム製品。
[C9]
前記データ条件は、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されておらず、前記送信のためのデータがバッファされたとの判定がなされたことであるC8に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C10]
前記バッファ・ステータス・レポートを送信してから、前記選択された期間後、前記送信のためのデータがバッファされたかを判定するためのコードをさらに備え、
前記データ条件は、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されておらず、前記送信のためのデータがバッファされたとの判定がなされたことであるC8に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C11]
バッファ・ステータス・レポートのロバスト化を容易にする装置であって、
バッファされたデータを格納するように構成されたバッファ・モジュールと、
前記バッファされたデータの量を示すバッファ・ステータス・レポートを生成するように構成されたコントローラ・モジュールと、
前記バッファ・ステータス・レポートを送信するように構成された送信機モジュールと、
前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報を受信するように構成された受信機モジュールと、
前記バッファ・ステータス・レポートが送信されてから、選択された期間が経過した後に終了するように構成されたタイマ・モジュールとを備え、
前記コントローラ・モジュールはまた、前記タイマ・モジュールの終了後、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されたかを判定するように構成され、
前記送信機モジュールはまた、前記タイマ・モジュールの終了後、データ条件が満たされた場合、前記バッファ・ステータス・レポートを再送信するように構成された装置。
[C12]
前記データ条件は、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報を、前記受信機モジュールが受信していないことであるC11に記載の装置。
[C13]
前記コントローラ・モジュールはさらに、前記タイマ・モジュールの終了後、前記バッファされたデータを前記バッファ・モジュールが格納しているかを判定するように構成され、
前記データ条件は、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報を、前記受信機モジュールが受信していないことと、前記バッファされたデータを前記バッファ・モジュールが格納していると前記コントローラ・モジュールが判定したこととであるC11に記載の装置。
[C14]
前記タイマ・モジュールは、複数のタイマ・モジュールのうちの1つであり、前記装置において受信された設定情報に基づいて、前記タイマ・モジュールが選択され、前記選択された期間が決定されるC11に記載の装置。
[C15]
バッファ・ステータス・レポートのロバスト化を容易にする装置であって、
データをバッファする手段と、
前記データをバッファする手段にバッファされたデータの量を示すバッファ・ステータス・レポートを生成する手段と、
前記バッファ・ステータス・レポートを送信する手段と、
前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報を受信する手段と、
前記バッファ・ステータス・レポートを送信してからの期間を計時し、選択された期間後に終了する手段とを備え、
前記生成する手段はまた、前記計時する手段の終了後、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されたかを判定し、
前記送信する手段はまた、前記計時する手段の終了後、データ条件が満たされた場合、前記バッファ・ステータス・レポートを再送信する装置。
[C16]
前記データ条件は、前記受信する手段が、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報を受信していないことであるC15に記載の装置。
[C17]
前記生成する手段はまた、前記計時する手段の終了後、前記データをバッファする手段が、前記バッファされたデータを含んでいるかを判定し、
前記データ条件は、前記受信する手段が、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報を受信していないことと、前記生成する手段が、前記データをバッファする手段が、前記バッファされたデータを含んでいると判定したことであるC15に記載の装置。
[C18]
前記計時する手段は、前記装置が通信可能に接続している、通信する手段によって設定されるC15に記載の装置。
[C19]
バッファ・ステータス・レポートのロバスト化を容易にする方法であって、
アクセス端末から再送信されたバッファ・ステータス・レポートを受信することと、
前記アクセス端末から再送信されたバッファ・ステータス・レポートを受信し、送信のために必要な量のデータがバッファされたと判定することに応じて、データの送信の許可を示す情報をアクセス端末へ送信することとを備え、
前記アクセス端末が最初のバッファ・ステータス・レポートを送信してから、選択された期間後に、データ条件が満たされた場合、前記アクセス端末から前記バッファ・ステータス・レポートが再送信される方法。
[C20]
前記データ条件は、前記データの送信の許可を示す情報が、前記アクセス端末によって受信されていないことと、前記送信のためのデータがバッファされたとの判定が前記アクセス端末によってなされたこととを含むC19に記載の方法。
[C21]
前記データ条件は、前記データの送信の許可を示す情報が、前記アクセス端末によって受信されていないことを含むC19に記載の方法。
[C22]
前記データの送信の許可を示す情報は、アップリンク許可であるC19に記載の方法。
[C23]
前記アクセス端末から再送信されたバッファ・ステータス・レポートは、媒体アクセス制御(MAC)ハイブリッド自動反復要求(HARQ)レイヤで受信されるC19に記載の方法。
[C24]
前記選択された期間を示す設定情報を送信することをさらに備えるC19に記載の方法。
[C25]
前記データ条件を設定するための設定情報を送信することをさらに備えるC19に記載の方法。
[C26]
コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
前記コンピュータ読取可能媒体は、
アクセス端末から再送信されたバッファ・ステータス・レポートを受信するためのコードと、
前記アクセス端末から再送信されたバッファ・ステータス・レポートを受信し、送信のために必要な量のデータがバッファされたとの判定に応じて、データの送信の許可を示す情報を前記アクセス端末へ送信するためのコードとを備え、
前記アクセス端末が最初のバッファ・ステータス・レポートを送信してから、選択された期間後に、データ条件が満たされた場合、前記アクセス端末から再送信されたバッファ・ステータス・レポートが再送信されるコンピュータ・プログラム製品。
[C27]
前記データ条件は、データの送信の許可を示す情報が受信されていないことであるC26に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C28]
前記アクセス端末が最初のバッファ・ステータス・レポートを送信してから、選択された期間後に、送信のためのデータがバッファされたかを判定するためのコードをさらに備え、
前記データ条件は、前記データの送信の許可を示す情報が受信されていないことと、前記送信のためのデータがバッファされたとの判定がなされたことであるC26に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C29]
バッファ・ステータス・レポートのロバスト化を容易にする装置であって、
アクセス端末においてバッファされたデータを送信する許可を示す情報を送信するように構成された送信機モジュールと、
前記アクセス端末が最初のバッファ・ステータス・レポートを送信してから、選択された期間後に、データ条件が満たされた場合、前記アクセス端末から再送信されたバッファ・ステータス・レポートを受信するように構成された受信機モジュールと、
前記アクセス端末から再送信されたバッファ・ステータス・レポートを評価し、送信のために必要な量のデータが前記アクセス端末にバッファされたかを判定し、前記送信のために必要な量のデータが前記アクセス端末にバッファされたとの判定に応じて、前記アクセス端末にバッファされたデータの送信の許可を示す情報を、前記アクセス端末へ送信するように前記送信機モジュールを制御するように構成されたコントローラ・モジュールとを備える装置。
[C30]
前記データ条件は、前記データの送信の許可を示す情報が、前記アクセス端末によって受信されていないことと、前記送信のためのデータが前記アクセス端末にバッファされていないとの判定が前記アクセス端末によってなされたこととを含むC29に記載の装置。
[C31]
前記データ条件は、前記データの送信の許可を示す情報が、前記アクセス端末によって受信されていないことを含むC29に記載の装置。
[C32]
前記データの送信の許可を示す情報はアップリンク許可であるC29に記載の装置。
[C33]
前記コントローラ・モジュールはまた、前記装置が通信可能に接続しているアクセス端末において、タイマ・モジュールを設定するように構成されたC29に記載の装置。
[C34]
バッファ・ステータス・レポートのロバスト化を容易にする装置であって、
ユーザ通信手段においてバッファされたデータの送信の許可を示す情報を送信する手段と、
前記ユーザ通信手段が最初のバッファ・ステータス・レポートを送信してから、選択された期間後、データ条件が満たされた場合に、前記ユーザ通信手段から再送信されたバッファ・ステータス・レポートを受信する手段と、
制御する手段とを備え、
前記制御する手段は、
前記ユーザ通信手段から再送信されたバッファ・ステータス・レポートを評価し、送信のために必要な量のデータが前記ユーザ通信手段にバッファされたかを判定し、前記送信のために必要な量のデータが前記ユーザ通信手段にバッファされたとの判定に応じて、前記ユーザ通信手段にバッファされたデータの送信の許可を示す情報を、前記ユーザ通信手段へ送信するように前記送信する手段を制御するように構成された装置。
[C35]
前記データ条件は、前記データの送信の許可を示す情報が、前記ユーザ通信手段によって受信されていないことと、前記送信のためのデータが前記ユーザ通信手段にバッファされたとの判定が、前記ユーザ通信手段によってなされたこととを含むC34に記載の装置。
[C36]
前記データ条件は、前記データの送信の許可を示す情報が、前記ユーザ通信手段によって受信されていないことを含むC34に記載の装置。
[C37]
前記制御する手段はさらに、前記ユーザ通信手段において、前記選択された期間を設定するための情報を生成し送信するように構成されたC34に記載の装置。
[C38]
バッファ・ステータス・レポートのロバスト化を容易にするシステムであって、
無線通信チャネルと、
前記無線通信チャネルで通信するように構成された基地局と、
前記無線通信チャネルによって前記基地局へ送信および再送信するように構成されたアクセス端末とを備え、
前記アクセス端末は、
バッファされたデータを格納するように構成されたバッファ・モジュールと、
前記バッファされたデータの量を示すバッファ・ステータス・レポートを生成するように構成された第1のコントローラ・モジュールと、
前記バッファ・ステータス・レポートを前記基地局へ送信するように構成された第1の送信機モジュールと、
前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報を前記基地局から受信するように構成された第1の受信機モジュールと、
前記バッファ・ステータス・モジュールを前記基地局へ送信してから、選択された期間後に終了するように構成されたタイマ・モジュールとを備え、
前記第1のコントローラ・モジュールはまた、前記タイマ・モジュールの終了後、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されたかを判定するように構成され、
前記第1の送信機モジュールはまた、前記タイマ・モジュールの終了後、データ条件が満たされた場合、前記バッファ・ステータス・レポートを再送信するように構成されたシステム。
[C39]
前記基地局は、
前記アクセス端末においてバッファされたデータの送信の許可を示す情報を送信するように構成された第2の送信機モジュールと、
データ条件が満たされた場合に、前記アクセス端末から再送信されるバッファ・ステータス・レポートを受信するように構成された第2の受信機モジュールと
を備えるC38に記載のシステム。
[C40]
前記基地局はさらに、前記アクセス端末において、前記選択された期間を設定するための情報を生成するように構成された第2のコントローラ・モジュールをさらに備えるC39に記載のシステム。
[C41]
前記データ条件は、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報を、前記第1の受信機モジュールが受信していないことであるC38に記載のシステム。
[C42]
前記第1のコントローラ・モジュールはさらに、前記タイマ・モジュールの終了後、前記バッファされたデータを前記バッファ・モジュールが格納しているかを判定するように構成され、
前記データ条件は、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報を、前記第1の受信機モジュールが受信していないことと、前記バッファされたデータを前記バッファ・モジュールが格納していると前記第1のコントローラ・モジュールが判定したことであるC38に記載のシステム。
[C43]
前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報はアップリンク許可であるC38に記載のシステム。
[C44]
前記バッファ・ステータス・レポートは、媒体アクセス制御(MAC)ハイブリッド自動反復要求(HARQ)レイヤで送信または再送信されるC38に記載のシステム。
[C45]
前記バッファ・ステータス・レポートは、MAC制御要素に含まれているC38に記載のシステム。
[C46]
前記タイマ・モジュールは前記基地局によって設定されるC38に記載のシステム。
[C47]
バッファ・ステータス・レポートのロバスト化を容易にする方法であって、
バッファ・ステータス・レポートを送信することと、
前記バッファ・ステータス・レポートを送信してから経過した期間を追跡することと、
前記バッファ・ステータス・レポートを送信してから、選択された期間が経過した後、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されたかを判定することと、
前記選択された期間が経過し、データ条件が満たされた場合、前記バッファ・ステータス・レポートを再送信することと、
前記再送信されたバッファ・ステータス・レポートを受信することと、
前記アクセス端末から再送信されたバッファ・ステータス・レポートを受信し、送信のために必要な量のデータがバッファされたとの判定に応じて、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報をアクセス端末へ送信することと
を備える方法。
[C48]
前記データ条件は、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されておらず、前記送信のためのデータがバッファされたとの判定がなされたことであるC47に記載の方法。
[C49]
前記データ条件を判定するための設定情報を前記アクセス端末へ送信することをさらに備えるC47に記載の方法。
[C50]
前記選択された期間を示す設定情報を前記アクセス端末へ送信することをさらに備えるC47に記載の方法。

Claims (32)

  1. バッファ・ステータス・レポートのロバスト化を容易にする方法であって、
    送信のためにバッファされたデータに基づいてバッファ・ステータス・レポートを送信することと、
    前記バッファ・ステータス・レポートを送信してからの期間を追跡することと、
    前記バッファ・ステータス・レポートを送信してから、選択された期間後に、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されたか、および、送信のために追加のデータがバッファされるかを判定することと、
    前記選択された期間が経過し、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されておらず、送信のために追加のデータがバッファされる場合、前記送信のためにバッファされた追加のデータに基づく第2のバッファ・ステータス・レポートを送信することと
    を備える方法。
  2. 前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報は、アップリンク許可である請求項1に記載の方法。
  3. 前記バッファ・ステータス・レポートを送信することおよび前記第2のバッファ・ステータス・レポートを送信することは、媒体アクセス制御(MAC)ハイブリッド自動反復要求(HARQ)レイヤでなされる請求項1に記載の方法。
  4. 前記選択された期間を示す設定情報を受信することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  5. 前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されたか、および、送信のために追加のデータがバッファされるかを判定するための設定情報を受信することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  6. 割り当てられたアップリンク・リソースを受信することと、
    前記割り当てられたアップリンク・リソースを通して、送信のためにバッファされたデータを送ることと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. コンピュータ読取可能な記録媒体であって、
    送信のためにバッファされたデータに基づいてバッファ・ステータス・レポートを送信するためのコードと、
    前記バッファ・ステータス・レポートを送信してからの期間を追跡するためのコードと、
    前記バッファ・ステータス・レポートを送信してから、選択された期間後、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されたか、および、送信のために追加のデータがバッファされるかを判定するためのコードと、
    前記選択された期間が経過し、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されておらず、送信のために追加のデータがバッファされ場合、前記送信のためにバッファされた追加のデータに基づく第2のバッファ・ステータス・レポートを送信するためのコードと
    記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
  8. バッファ・ステータス・レポートのロバスト化を容易にする装置であって、
    バッファされたデータを格納するように構成されたバッファ・モジュールと、
    前記バッファされたデータの量を示すバッファ・ステータス・レポートを生成するように構成されたコントローラ・モジュールと、
    前記バッファされたデータに基づいて前記バッファ・ステータス・レポートを送信するように構成された送信機モジュールと、
    前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報を受信するように構成された受信機モジュールと、
    前記バッファ・ステータス・レポートが送信されてから、選択された期間後に終了するように構成されたタイマ・モジュールと
    を備え、
    前記コントローラ・モジュールはまた、前記タイマ・モジュールの終了後、前記受信機モジュールが、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報受信たか、および、前記バッファ・モジュールがバッファされた追加のデータを格納しているかを判定するように構成され、
    前記送信機モジュールはまた、前記タイマ・モジュールの終了後、前記受信機モジュールが、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報を受信しておらず、前記バッファ・モジュールがバッファされた追加のデータを格納していると前記コントローラ・モジュールが判定した場合、前記送信のためにバッファされた追加のデータに基づく第2のバッファ・ステータス・レポートを送信するように構成された装置。
  9. 前記タイマ・モジュールは、複数のタイマ・モジュールのうちの1つであり、前記装置において受信された設定情報に基づいて、前記タイマ・モジュールが選択され、前記選択された期間が決定される請求項に記載の装置。
  10. バッファ・ステータス・レポートのロバスト化を容易にする装置であって、
    データをバッファする手段と、
    前記データをバッファする手段にバッファされたデータの量を示すバッファ・ステータス・レポートを生成する手段と、
    前記バッファされたデータに基づいて前記バッファ・ステータス・レポートを送信する手段と、
    前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報を受信する手段と、
    前記バッファ・ステータス・レポートを送信してからの期間を計時し、選択された期間後に終了するように構成された手段と
    を備え、
    前記生成する手段はまた、前記計時する手段の終了後、前記受信する手段が、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報受信たか、および、前記データをバッファする手段がバッファされた追加のデータを含むかを判定し、
    前記送信する手段はまた、前記計時する手段の終了後、前記受信する手段が前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報を受信しておらず、前記データをバッファする手段がバッファされた追加のデータを含んでいると前記生成する手段が判定した場合、前記送信のためにバッファされた追加のデータに基づく第2のバッファ・ステータス・レポートを送信する装置。
  11. 前記計時する手段は、前記装置が通信可能に接続している、通信する手段によって設定される請求項10に記載の装置。
  12. バッファ・ステータス・レポートのロバスト化を容易にする方法であって、
    送信のためにバッファされたデータに基づいてアクセス端末から送信されたバッファ・ステータス・レポートを受信することと、
    前記アクセス端末から送信された最初のバッファ・ステータス・レポートを受信し、送信のために必要な量のデータがバッファされたと判定することに応じて、データの送信の許可を示す情報を前記アクセス端末へ送信することと
    を備え、
    前記アクセス端末が前記最初のバッファ・ステータス・レポートを送信してから、選択された期間後に、データの送信の許可を示す情報が前記アクセス端末によって受信されておらず、前記アクセス端末が送信のためにバッファされた追加のデータを有している場合、前記アクセス端末から、前記送信のためにバッファされた追加のデータに基づく前記バッファ・ステータス・レポートが送信される方法。
  13. 前記データの送信の許可を示す情報は、アップリンク許可である請求項12に記載の方法。
  14. 前記アクセス端末から送信されたバッファ・ステータス・レポートは、媒体アクセス制御(MAC)ハイブリッド自動反復要求(HARQ)レイヤで受信される請求項12に記載の方法。
  15. 前記選択された期間を示す設定情報を送信することをさらに備える請求項12に記載の方法。
  16. データの送信の許可を示す情報が受信されていないか、および、送信のために追加のデータがバッファされるか判定するための設定情報を送信することをさらに備える請求項12に記載の方法。
  17. コンピュータ読取可能な記録媒体であって、
    送信のためにバッファされたデータに基づいてアクセス端末から送信されたバッファ・ステータス・レポートを受信するためのコードと、
    前記アクセス端末から送信された最初のバッファ・ステータス・レポートを受信し、送信のために必要な量のデータがバッファされたとの判定に応じて、データの送信の許可を示す情報を前記アクセス端末へ送信するためのコードとを記録し
    前記アクセス端末が最初のバッファ・ステータス・レポートを送信してから、選択された期間後に、前記データの送信の許可を示す情報が前記アクセス端末によって受信されておらず、前記アクセス端末が送信のためにバッファされた追加のデータを有する場合、前記アクセス端末から送信された、前記送信のためにバッファされた追加のデータに基づく前記バッファ・ステータス・レポートが送信されるコンピュータ読取可能な記録媒体
  18. バッファ・ステータス・レポートのロバスト化を容易にする装置であって、
    アクセス端末においてバッファされたデータを送信する許可を示す情報を送信するように構成された送信機モジュールと、
    前記アクセス端末が最初のバッファ・ステータス・レポートを送信してから、選択された期間後に、前記データの送信の許可を示す情報が前記アクセス端末によって受信されておらず、前記アクセス端末が、送信のためにバッファされた追加のデータを有している場合、前記アクセス端末から送信された、前記送信のためにバッファされた追加のデータに基づくバッファ・ステータス・レポートを受信するように構成された受信機モジュールと、
    前記アクセス端末から送信された前記最初のバッファ・ステータス・レポートを評価し、送信のために必要な量のデータが前記アクセス端末にバッファされたかを判定し、前記送信のために必要な量のデータが前記アクセス端末にバッファされたとの判定に応じて、前記アクセス端末にバッファされたデータの送信の許可を示す情報を、前記アクセス端末へ送信するように前記送信機モジュールを制御するように構成されたコントローラ・モジュールと
    を備える装置。
  19. 前記データの送信の許可を示す情報はアップリンク許可である請求項18に記載の装置。
  20. 前記コントローラ・モジュールはまた、前記装置が通信可能に接続しているアクセス端末において、タイマ・モジュールを設定するように構成された請求項18に記載の装置。
  21. バッファ・ステータス・レポートのロバスト化を容易にする装置であって、
    ユーザ通信手段においてバッファされたデータの送信の許可を示す情報を送信する手段と、
    前記ユーザ通信手段が最初のバッファ・ステータス・レポートを送信してから、選択された期間が経過した後、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報が前記ユーザ通信手段によって受信されておらず、前記追加のデータが前記ユーザ通信手段によってバッファされる場合に、前記ユーザ通信手段から送信された、前記バッファされた追加のデータに基づくバッファ・ステータス・レポートを受信する手段と、
    制御する手段と
    を備え、
    前記制御する手段は、
    前記ユーザ通信手段から送信された前記最初のバッファ・ステータス・レポートを評価し、送信のために必要な量のデータが前記ユーザ通信手段にバッファされたかを判定し、前記送信のために必要な量のデータが前記ユーザ通信手段にバッファされたとの判定に応じて、前記ユーザ通信手段にバッファされたデータの送信の許可を示す情報を、前記ユーザ通信手段へ送信するように前記送信する手段を制御するように構成された装置。
  22. 前記制御する手段はさらに、前記ユーザ通信手段において、前記選択された期間を設定するための情報を生成し送信するように構成された請求項21に記載の装置。
  23. バッファ・ステータス・レポートのロバスト化を容易にするシステムであって、
    無線通信チャネルと、
    前記無線通信チャネルで通信するように構成された基地局と、
    前記無線通信チャネルによって前記基地局へ送信するように構成されたアクセス端末と
    を備え、
    前記アクセス端末は、
    バッファされたデータを格納するように構成されたバッファ・モジュールと、
    前記バッファされたデータの量を示すバッファ・ステータス・レポートを生成するように構成された第1のコントローラ・モジュールと、
    前記バッファされたデータに基づいて前記バッファ・ステータス・レポートを前記基地局へ送信するように構成された第1の送信機モジュールと、
    前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報を前記基地局から受信するように構成された第1の受信機モジュールと、
    前記バッファ・ステータス・レポートを前記基地局へ送信してから、選択された期間後に終了するように構成されたタイマ・モジュールと
    を備え、
    前記第1のコントローラ・モジュールはまた、前記タイマ・モジュールの終了後、前記第1の受信機モジュールが、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報受信たか、および、前記バッファ・モジュールが、バッファされた追加のデータを記憶しているかを判定するように構成され、
    前記第1の送信機モジュールはまた、前記タイマ・モジュールの終了後、前記第1の受信機モジュールが前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信しておらず、前記バッファ・モジュールがバッファされた追加のデータを記憶していると前記第1のコントローラ・モジュールが判定した場合、前記送信のためにバッファされた追加のデータに基づく第2のバッファ・ステータス・レポートを送信するように構成されたシステム。
  24. 前記基地局は、
    前記アクセス端末において前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報を送信するように構成された第2の送信機モジュールと、
    記アクセス端末から送信される前記バッファ・ステータス・レポートおよび第2のバッファ・ステータス・レポートを受信するように構成された第2の受信機モジュールと
    を備える請求項23に記載のシステム。
  25. 前記基地局はさらに、前記アクセス端末において、前記選択された期間を設定するための情報を生成するように構成された第2のコントローラ・モジュールを備える請求項24に記載のシステム。
  26. 前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報はアップリンク許可である請求項23に記載のシステム。
  27. 前記バッファ・ステータス・レポートおよび前記第2のバッファ・ステータス・レポートは、媒体アクセス制御(MAC)ハイブリッド自動反復要求(HARQ)レイヤで送信される請求項23に記載のシステム。
  28. 前記バッファ・ステータス・レポートおよび前記第2のバッファ・ステータス・レポートは、各々、MAC制御要素に含まれている請求項23に記載のシステム。
  29. 前記タイマ・モジュールは前記基地局によって設定される請求項23に記載のシステム。
  30. バッファ・ステータス・レポートのロバスト化を容易にする方法であって、
    送信のためにバッファされたデータに基づいてバッファ・ステータス・レポートを送信することと、
    前記バッファ・ステータス・レポートを送信してから経過した期間を追跡することと、
    前記バッファ・ステータス・レポートを送信してから、選択された期間後、バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されたか、および、送信のために追加のデータがバッファされるかを判定することと、
    前記選択された期間が経過し、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されておらず、送信のために追加のデータがバッファされる場合、前記送信のためにバッファされた追加のデータに基づく第2のバッファ・ステータス・レポートを送信することと、
    記送信された第2のバッファ・ステータス・レポートを受信することと、
    前記アクセス端末から送信されたバッファ・ステータス・レポートを受信し、送信のために必要な量のデータがバッファされたとの判定に応じて、前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報をアクセス端末へ送信することと
    を備える方法。
  31. 前記バッファされたデータの送信の許可を示す情報が受信されたか、および、送信のためにデータがバッファされるかを判定するための設定情報を前記アクセス端末へ送信することをさらに備える請求項30に記載の方法。
  32. 前記選択された期間を示す設定情報を前記アクセス端末へ送信することをさらに備える請求項30に記載の方法。
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