JP5155110B2 - 監視装置 - Google Patents

監視装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5155110B2
JP5155110B2 JP2008293144A JP2008293144A JP5155110B2 JP 5155110 B2 JP5155110 B2 JP 5155110B2 JP 2008293144 A JP2008293144 A JP 2008293144A JP 2008293144 A JP2008293144 A JP 2008293144A JP 5155110 B2 JP5155110 B2 JP 5155110B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motion vector
image
motion
imaging device
imaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008293144A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010124028A5 (ja
JP2010124028A (ja
Inventor
渡 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2008293144A priority Critical patent/JP5155110B2/ja
Publication of JP2010124028A publication Critical patent/JP2010124028A/ja
Publication of JP2010124028A5 publication Critical patent/JP2010124028A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5155110B2 publication Critical patent/JP5155110B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、監視対象となる領域の物体の動きを監視する監視装置に関し、特に、監視対象となる領域全体の物体の動きを検出し、検出した動きの時間変化に基づき出力される情報によって効果的な監視が行えるようにした監視装置に関する。
例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)等といった固体撮像素子を搭載する撮像装置によって監視領域を撮像した画像(入力画像)を、画像処理手段によって処理し、入力画像中の所定の物体を自動的に検出するような監視装置は、従来から広く用いられている。
このような、入力画像中の所定の物体を自動的に検出するような方法の一例として、差分法と呼ばれる方法が従来から使用されている。差分法は、入力画像と検出すべき物体の映っていない画像(背景画像)との画素毎の画素値の差分を計算し、その差分が所定のしきい値(例えば20、1画素8ビットを仮定)を超えた場合に、画素に変化があったと判定する。さらに、変化があったと判定された画素の塊を検出することで監視領域内の検出すべき物体を監視する。
このように、従来の方法は、画像上の各画素の画素値変化を検出し、その変化の有無に基づいて検出すべき物体を監視するため、検出すべき物体の位置が特定でき、検出された物体が何であるのか把握しやすいという特徴がある。
しかし、このような方法は、通常状態において、各画素の画素値変化が大きい場合に適用できず、背景部分が激しく動く場合や、人混み等では使用できなかった。また、検出すべき物体と背景部分の動きとを区別するために、検出すべき物体を比較的大きく写すような画角が必要となる。
また、画像処理手段によって、入力画像の状態の変化を自動的に検出するような方法もあり、このような方法の一例として、特許文献1及び特許文献2に示されているようなオプティカルフローと呼ばれる方法が知られている。このオプティカルフローは、入力画像をいくつかのブロックに分割し、各ブロックの時間的な変位(動きベクトル)を、テンプレートマッチング(ブロックマッチング)等の方法によって検出し、動きベクトルの乱れから監視領域内の状態の変化を監視するものである。
特開平03−243862号公報 特開平05−312819号公報
このように、従来のオプティカルフローと呼ばれる方法は、画像の動きベクトルの変化を検出し、その動きベクトルの乱れの程度に基づいて監視領域の状態の変化を大局的に監視するため、上述した差分法に比べ画角を広く(広角に)設定することができる。
しかし、画角が広角になるに従い、被写体と撮像装置との距離の違いによって、動きベクトルの見かけの大きさに誤差が発生する。また、監視領域を広角で撮像するため、監視領域内の状態の変化の原因を特定することが困難となる。よって、被写体と撮像装置との距離の違いによる動きベクトルの見かけの大きさに誤差を生じたり、監視領域内の状態の変化の原因を特定することが困難となったりすることで、効果的な監視を行うことができないという問題があった。
本発明は、このような従来の事情に鑑みなされたもので、被写体と撮像装置との距離の違いによる動きベクトルの見かけの大きさに誤差を生じたり、監視領域内の状態の変化の原因を特定することが困難となったりすることを解消することにより、効果的な監視を行うことができる監視装置を提供することを目的とする。
本発明の監視装置は、監視領域を撮像する撮像装置と、該撮像装置で撮影した入力画像を処理して該監視領域の状態を判定する画像処理手段と、該画像処理手段の監視領域の状態の判定結果に基づき情報を出力する情報出力装置からなる監視装置であって、前記画像処理手段は、入力画像の少なくとも2個以上の部分画像に対してそれぞれの部分画像の時間的な動きを動きベクトルとして検出する動き検出手段と、該動きベクトルを前記撮像装置の撮像条件に基づいて補正する動き補正手段とを備え、前記画像処理手段は、前記動き補正手段によって補正された動きベクトルに基づき監視領域の状態変化判定し、前記補正手段は、前記撮像装置の取付けられた高さと、該撮像装置の縦方向の視野角とに基づいて、画像上の任意の点における、該撮像装置からの距離を推定し、該距離に比例する補正係数を前記動きベクトルに乗ずることで前記補正を行い、さらに、前記画像処理手段は、前記入力画像を横方向と縦方向に一定の大きさのブロックへ分割し、ブロックマッチング処理により各ブロックに対して前記動きベクトルを検出し、前記動き補正手段によって補正された動きベクトルを画像内で平均し、得られた平均動きベクトルの時間変化が所定のしきい値を超えたときに、情報出力装置から情報を出力すべき前記状態変化が発生したと判定し、前記撮像装置は、撮像方向と焦点距離とを変え、また、前記画像処理手段は、前記補正された動きベクトルを用いて、発散する動き若しくは集中する動きの中心点を探索し、該中心点に関わる発散若しくは収束の度合いが一定以上であった場合に、該中心点に対応する位置の監視領域をズームアップして撮影されるように撮像装置の撮像方向と焦点距離とを制御することを特徴とする。
また、前記画像処理手段は、前記分割されたブロックの各行及び各列について前記補正された動きベクトルを平均し、得られた行平均動きベクトルの縦成分の正負が反転する2行の位置及び得られた列平均動きベクトルの横成分の正負が反転する2列の位置を探索し、前記2行の位置をその前記行平均動きベクトルの縦成分の絶対値で重み付けして得た縦方向位置、及び前記2列の位置を対応する前記列平均動きベクトルの横成分の絶対値で重み付けして得た横方向位置を以って前記中心点とすることを特徴とする。
本発明の監視装置では、動き検出手段により入力画像の少なくとも2個以上の部分画像に対してそれぞれの部分画像の時間的な動きが動きベクトルとして検出され、動き補正手段により動きベクトルが撮像装置の撮像条件に基づいて補正され、画像処理手段により動き補正手段によって検出された動きベクトルに基づき監視領域の状態が判定される。
本発明の監視装置によれば、動き検出手段により入力画像の少なくとも2個以上の部分画像に対してそれぞれの部分画像の時間的な動きが動きベクトルとして検出され、動き補正手段により動きベクトルが撮像装置の撮像条件に基づいて補正され、画像処理手段により動き補正手段によって検出された動きベクトルに基づき監視領域の状態が判定されるようにしたので、被写体と撮像装置との距離の違いによる動きベクトルの見かけの大きさに誤差を生じたり、監視領域内の状態の変化の原因を特定することが困難となったりすることが解消されることから、効果的な監視を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態の詳細について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の監視装置の第1実施形態を示すブロック図である。同図に示す監視装置は、撮像装置401と、映像入力I/F(インタフェース)402と、プログラムメモリ403と、制御回路I/F404と、ワークメモリ405と、画像処理プロセッサ406と、情報出力I/F407と、情報表示装置408とを有している。また、映像入力I/F402と、プログラムメモリ403と、制御回路I/F404と、ワークメモリ405と、画像処理プロセッサ406と、情報出力I/F407とは、データバス409に接続されている。
なお、監視装置の構成としては、第1実施形態の構成の他にも、従来から各種外部記録装置や、情報伝送装置等を有するものも存在するが、説明を簡単にするため、ここではその他の構成の図示を省略している。
撮像装置401は、監視の対象となる領域を撮像する。撮像された入力画像は、映像入力I/F402を介してワークメモリ405へ記録される。画像処理プロセッサ406は、プログラムメモリ403に記録されているプログラムに従って、ワークメモリ405内に記録された入力画像を処理し、その処理結果を情報出力I/F407を介して情報表示装置408へ出力する。また、画像処理プロセッサ406は、その処理結果に応じ、制御回路I/F404を介して、撮像装置401の撮像条件を制御する。
次に、画像処理プロセッサ406で実行されるプログラムの処理について、図2〜図7を用いて説明する。ここで、図2は図1の画像処理プロセッサ406で実行されるプログラムの処理を示すフローチャートであり、図3は図1の撮像装置401による監視領域を撮像した入力画像の一例を表す図であり、図4は撮像装置401による入力画像を所定の条件でブロックに分割した場合を示す図であり、図5及び図6は図1の画像処理プロセッサ406の画像解析におけるオプティカルフローを示す図であり、図7は図1の撮像装置401における撮像条件を説明するための図である。
まず、図2において、画像入力(ステップS101)においては、撮像装置401で撮像した映像(入力画像)を、映像入力I/F402を介してワークメモリ405へ転送する。次いで、ブロック分割処理(ステップS102)では、入力画像を、例えば、横方向B(H)=8個、縦方向B(V)=6個のブロックに分ける。
ここで、入力画像の大きさをVGA(横方向640画素、縦方向480画素)と仮定すると、各ブロックの大きさは、横方向N=80画素、縦方向M=80画素になる。この処理を図3及び図4を用いて説明する。
まず、図3は、監視領域を撮像した入力画像の一例を表しており、多数の人型の物体が左から右に向かって移動している様子を表している。また、図4は、その入力画像を、後述の撮像装置401の撮像条件でブロックに分割したものである。
次いで、ブロックマッチング処理(ステップS103)では、図4に示した各ブロックをテンプレートとし、ワークメモリ405に記録された前フレームの入力画像(後述する)とのマッチングを実行し、現フレームの各ブロックの動きを検出する。テンプレートマッチングには、例えば、累積残差rMAD(x,y)や、正規化相関係数rCORR(x,y)等を使用することができ、それぞれ下記の式(1)、式(2)で表わされる。
Figure 0005155110
ここで、g(x,y)、f(x,y)は、それぞれ、前フレームの入力画像及び現フレームの入力画像、N,Mは、それぞれ、ブロックの横方向の画素数及び縦方向の画素数、点(x0,y0)は、ブロックの左上の座標を表している。累積残差rMAD(x,y)は、前フレームの入力画像g(x,y)と現フレームの入力画像f(x,y)の変位(x,y)における絶対値差分の累積値を表しており、範囲−S≦x≦S,−S≦y≦Sにおいて最小値を取るrMAD(x,y)を見つけることでマッチングが行われる。なお、x,yは1画素を単位とする座標である。
,Sは、それぞれ、横方向及び縦方向の探索範囲を表し、例えば、S=S=50画素とする。この最小値を取る(x,y)は、テンプレートの動きベクトルを示す。rMAD(x,y)は、前フレームの入力画像g(x,y)と現フレームの入力画像f(x,y)が完全に一致している場合には、0となる。また、正規化相関係数rCORR(x,y)は、前フレームの入力画像g(x,y)と現フレームの入力画像f(x,y)の変位(x,y)における正規化された相関を表し、−S≦x≦S,−S≦y≦Sにおいて最大値を取るrCORR(x,y)を見つけることでマッチングが行われる。
CORR(x,y)は、前フレームの入力画像g(x,y)と現フレームの入力画像f(x,y)が完全に一致している場合には、1となる。以上のブロックマッチング処理によって、各ブロックにおける動きベクトルが算出される。例えば、図3で表わされる場面では、図5のような各ブロックにおける動きベクトル(オプティカルフロー701)が得られる。
なお、第1実施形態では、ブロックマッチングを用いた動きベクトルの算出方法を説明したが、動きベクトルが算出できれば別の方法を適用することが可能で、例えば、ブロックマッチング以外にも勾配法と呼ばれる方法を用いて動きベクトルを算出するようにしてもよい。図3の場面では、多数の人型の物体が左から右に向かって移動しているため、得られる動きベクトルも、右向きのベクトルが多数となる。
今、位置(i,j)のブロック(左上から、右にi番目、下にj番目のブロック)の動きベクトル702をvi,j=(xi,j,yi,j)とすると、
Figure 0005155110
Figure 0005155110
ここで、図2のステップS103でのブロックマッチング処理は、画像上におけるブロックの動きを検出する手法であるため、画像上の見かけの大きさの違いの影響を受ける。具体的には、画像下部に存在する被写体は、画像上部に存在する被写体に比べ、撮像装置401からの距離が近いため、画像上の見かけの大きさが大きい。すなわち、画像下部の被写体ほど、得られる動きが大きく計測されてしまうという問題がある。
Figure 0005155110
そこで、動き補正処理(ステップS104)では、このような、画像上の見かけの大きさの違いを補正する。この補正処理を、図7に示すような、高さHに取り付けられ、縦方向の視野角θ、俯角をθとする撮像装置401の例を用いて説明する。この例では、画像の下部における点A及び点Bにおける被写体の撮像装置401との距離L,Lは、それぞれ、下記の式(6)、式(7)となる。
Figure 0005155110
ここで、撮像装置401として、1/3インチのCCD固体撮像素子(素子サイズ4.8mm×3.6mm)を使用し、焦点距離を12mm、撮像装置401の取り付け高さをH=10m、撮像装置401の俯角をθとした場合、視野角はθ=17.06、L=25.05m、L=88.76mとなる。すなわち、このような撮像条件であれば、画像上の見かけの大きさ、及び得られる動きベクトルも画像の上部下部で最大で約3.5倍の誤差が生じる。なお、画像上の任意の点C(x,y)における、撮像装置からの距離L(x,y)は、下記の式(8)となる。
Figure 0005155110
すなわち、被写体と撮像装置401との距離の差を補正するためには、得られた動きベクトルに対して、下記の式(9)となる距離補正係数r(x,y)を乗ずれば、被写体と撮像装置401との距離の違いによる誤差が画像上の任意の位置で0になる。
Figure 0005155110
また、上述の被写体の高さ方向の動き(画像の縦方向の動き)は、撮像装置401の俯角の違いによる誤差を含む。今、画像上の任意の点C(x,y)において、軸rの方向に距離Rだけ移動したとすると、画像上は、R×tan(θ−θ/2+θ・y/480)分だけ移動したように観測される。すなわち、被写体の画像の縦方向の動きにおける撮像装置401の俯角の差を補正するためには、得られた動きベクトルに対して、下記の式(10)となる距離補正係数rθ(x,y)を乗ずれば、俯角の違いによる誤差が画像上の任意の位置で0になる。
Figure 0005155110
すなわち、図2のステップS104の動き補正処理において、ステップS103のブロックマッチング処理で得られた動きベクトルvi,j=(xi,j,yi,j)を被写体と撮像装置401の距離の違いや、撮像装置401の俯角による誤差をキャンセルした補正した
Figure 0005155110
すなわち、下記の式(11),(12)から動きベクトルを補正する。
Figure 0005155110
ここで、点(x,y)は対象となるブロックの左上の座標を表し、N,Mはそれぞれブロックの横方向の画素数及び縦方向の画素数を表している。このような補正を行うことで、図5で表わされるようなオプティカルフロー701は、図6で表わされるオプティカルフロー80lのように補正される。
すなわち、従来の方法では、得られる動きベクトルが、画像上の見かけの大きさの違いの影響を受ける。具体的には、画像下部に存在する被写体は、画像上部に存在する被写体に比べ、撮像装置401からの距離が近いため、画像上の見かけの大きさが大きく、画像下部の被写体ほど、得られる動きが大きく計測されてしまうという問題がある。
Figure 0005155110
次に、動き変化検出処理(ステップS105)では、動きベクトルの時間変化を検出する。動きクトルの時間変化dは、現在のフレームにおける平均動きベクトル805v(−)T0と、ワークメモリ405に記録された前フレームの動きベクトル(後述する)v(−)T0−1の差で表わされる。すなわち、下記の式(13)として検出する。
Figure 0005155110
なお、第1実施形態では、平均動きベクトルの時間変化を検出するようにしているが、次に、動き変化判定(ステップS106)では、ステップS105の動き変化検出において検出された動きベクトル時間変化dを所定のしきい値T(例えば、10画素)と比較し、時間変化dがしきい値Tより大きい場合に、動きベクトルに変化があったと判断し、処理結果出力処理(ステップS107)へ分岐し、時間変化dがしきい値T以下であった場合に、入力画像記録処理(ステップS108)へ分岐する。
ステップS107の処理結果出力では、情報出力I/F407を介して、情報表示装置408に監視領域内の動きベクトルに変化が発生したことを表示する。なお、第1実施形態では、処理結果の提示方法として情報表示装置408を用いているが、動きベクトルに変化が発生したことを外部に提示できればよく、音声、警告灯等の手段によって、動きベクトルの変化を知らせるようにしてもよい。
次に、ステップS108の入力画像記録処理では、ワークメモリ405に現在の入力画像を記録し、ステップS103のフレームのブロックマッチング処理で使用できるようにする。動き記録処理(ステップS109)では、ステップS104の動き補正処理によって補正された動きベクトルを記録し、ステップS105のフレームの動き変化検出処理で使用できるようにする。
以上のようにすることで、従来の監視装置において、被写体と撮像装置401との距離の違いによって発生する動きベクトルの見かけの大きさの誤差の問題を解決し、監視領城内の状態変化を高精度に監視することができる。
このように、第1実施形態では、画像処理手段である画像処理プロセッサ406の動き検出手段(ステップS103のブロックマッチング処理)により入力画像の少なくとも2個以上の部分画像に対してそれぞれの部分画像の時間的な動きが動きベクトルとして検出され、画像処理プロセッサ406の動き補正手段(ステップS103の動き補正処理)により動きベクトルが撮像装置401の撮像条件に基づいて補正され、画像処理プロセッサ406により動き補正手段によって検出された動きベクトルに基づき監視領域の状態が判定されるようにしたので、被写体と撮像装置401との距離の違いによる動きベクトルの見かけの大きさに誤差を生じたり、監視領域内の状態の変化の原因を特定することが困難となったりすることが解消されることから、効果的な監視を行うことができる。
また、画像処理手段である画像処理プロセッサ406に、動きベクトルの時間的な変化を検出する動き変化検出手段(ステップS105の動き変化検出処理)が設けられているため、動きベクトルの時間変化を確実に検出することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、図8及び図9を用いて説明する。第2実施形態では、入力画像の変化を差分法を用いて検出するようにしたものである。ここで、図8は画像処理プロセッサ406で実行される処理を説明するためのフローチャートであり、図9は差分法の基本的な処理の様子を示す図である。なお、監視装置の構成としては、図1と同等であるため、その図示及び説明を省略する。
すなわち、第2実施形態では、第1実施形態で行っていた入力画像のブロック分割の代わりに、入力画像の変化を検出して得られた領域に対し、図2のステップS103でのブロックマッチング処理を適用するようにしたものである。
また、第2実施形態での画像処理プロセッサ406で実行される処理は、図8に示すようになっている。すなわち、同図では、図2のステップS102のブロック分割処理の代わりに、差分処理(ステップS201)、二値化処理(ステップS202)、ラベリング処理(ステップS203)が追加され、さらに、背景画像更新処理(ステップS204)が追加されている。これら以外の処理は、第1実施形態と同等のものであるため、その説明は適宜行うものとする。
ここで、差分法による入力画像の変化を検出する方法の概略を表している図9において、符号1101は入力画像を表し、符号1103はワークメモリ405に記録された背景画像を表している。
そして、の差分処理(ステップS201)では、図9の差分器1104によって、入力画像1101と背景画像1103の画素毎の差分を計算し、差分画像1105を算出する。ここで、入力画像1101に映る人型の物体1102は、差分画像1105中で、変化が生じた領域1106として検出される。
次に、二値化処理(ステップS202)では、図9の二値化器(th)1107によって、差分画像1105の各画素の値と所定のしきい値(例えば20、1画素8ビットを仮定)とを比較し、しきい値以上の画素を“255”、しきい値未満の画素を“0”とする変換を行う。
これによって、二値化画像1108を得る。ここで、差分画像1105で、差分が生じた領域1106は、二値化された画素1109として検出され、さらにラベリング処理(ステップS203)によって、二値化された画素の塊を番号付けすることで、物体の存在する領域1110を得る。
さらに、ブロックマッチング処理(ステップS103)では、ステップS203のラベリング処理によって得られた変化の生じた領域としての物体をテンプレートとしてマッチングが実行される。また、背景画像更新処理(ステップS204)では、ワークメモリ405に記録した現在フレームの背景画像1103と、現在フレームの入力画像1101とを例えば移動平均等の手法によって、新しい背景画像1103に更新し、ワークメモリ405に記録する。このようにすることで、各フレームにおいて、背景画像1103が更新され、常に最新の背景画像1103との差分処理が実行されることになる。
このように、第2実施形態では、画像の変化が生じた部分についてのみブロックマッチングを実行することができるようにしたので、画像処理プロセッサ406で実行される計算の負荷を軽減することができ、効率よく監視することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について、図10〜図12等を用いて説明する。ここで、図10は画像処理プロセッサ406で実行される処理を説明するためのフローチャートであり、図11及び図12は図1の画像処理プロセッサ406の画像解析におけるオプティカルフローを示す図である。また、監視装置の構成としては、図1と同等であるため、その図示及び説明を省略する。
第3実施形態では、第1実施形態で得られた補正した動きベクトルを用いて、特定の位置から発散する動き、もしくは、特定の位置に集中する動きを検出する。そして、このような特定の位置(注目点)が存在した場合には、撮像装置401の撮像条件を制御して、自動的に注目点を捉えるようにしている。
また、画像処理プロセッサ406で実行される処理においては、図10に示すように、図2の処理に、注目点算出処理(ステップS301)と、注目点判定処理(ステップS302)と、撮像装置制御処理(ステップS303)とが追加されている。
そして、図10において、注目点算出処理(ステップS301)では、発散する動きの中心点(放射点)、もしくは、集中する動きの中心点(収束点)を注目点として算出する。ここで、放射点及び収束点の算出方法を、図11及び図12を用いて説明する。
、図11のオプテフロー901は、ある特定の位置から発散する動きを示している。ここで、前述の通り、図10のステップS104の動き補正処理では、撮像装置401の撮像条件に応じて動きベクトルの補正が行われ、
Figure 0005155110
ここで、特定の位置から発散する動きがある場合、オプティカルフロー901は、画面上部では上向きの動き、画面下部では下向きの動きを持ち、さらに、画面左部では左向きの動き、画面右部では右向きの動きを持つ。
Figure 0005155110
Figure 0005155110
Figure 0005155110
Figure 0005155110
Figure 0005155110
また、第3実施形態では、放射点をブロックの位置909で表わしているが、X,Y成分がマイナスからプラスに変化する2点において、それぞれの平均動きベクトルのY,X成分の絶対値の大小に基づく重みにより、放射点を決定してもよい。
ここで、動きベクトルが発散するということは、ある位置で、例えばナイフ等を振り回す人物が現れる等の危険事象が発生し、周囲の人物が逃げる行動を表しており、第3実施形態によれば、このような危険事象を発見することができる。
次に、図12のオプティカルフロー1001は、ある特定の位置に集中する動きを示している。ここで、前述の通り、図10のステップS104の動き補正処理では、撮像装置401の撮像条件に応じて動きベクトルの補正が行われ、
Figure 0005155110
ここで、特定の位置に集中する動きがある場合、オプティカルフロー1001は、画面上部では下向きの動き、画面下部では上向きの動きを持ち、さらに、画面左部では右向きの動き、画面右部では左向きの動きを持つ。
Figure 0005155110
Figure 0005155110
Figure 0005155110
Figure 0005155110
また、第3実施形態では、収束点1009をブロックの位置で表わしているが、X,Y成分がマイナスからプラスに変化する2点において、それぞれの平均動きベクトルのY,X成分の絶対値の大小に基づく重みによって、収束点を決定してもよい。ここで、動きベクトルが収束するということは、ある位置で、例えば転倒者が現れる等の危険事象が発生し、周囲の人物が集まる行動を表しており、第3実施形態によれば、このような危険事象を発見することができる。
次に、図10の注目点判定(ステップS302)では、放射点もしくは収束点の注目点を見つけた場合、撮像装置制御処理(ステップS303)へ分岐し、見つけられなかった場合には、入力画像記録処理ステップ108に分岐する。ここで、ステップS302の注目点判定において、発散もしくは収束の度合いが一定以上であった場合に、ステップS303の撮像装置制御処理に分岐するようにしてもよい。
次に、ステップS303の撮像装置制御処理では、注目点が検出された場合に、制御回路I/F404を制御して、撮像装置401の撮像条件を変える。ここで、撮像条件とは、撮像装置401の焦点距離や、撮像装置401を取り付ける電動雲台の向き等であり、上記危険事象が発生している位置をズームアップして監視することが可能となる。
このように、第3実施形態では、画像処理手段である画像処理プロセッサ406に、動き検出手段(ステップS105の動き変化検出処理)によって検出された動きベクトルから、放射点又は収束点のいずれかの注目点を算出する注目点算出手段(ステップS301の注目点算出処理)と設け、放射点又は収束点のいずれかの注目点が見つかった場合に、情報表示装置408に該注目点の情報が出力されるようにしたので、従来の方法で課題となる、通常状態において、各画素の画素値変化が大きい場合適用できず、背景部分が激しく動く場合や、人混み等での使用や、検出すべき物体を比較的大きく写すような画角が必要となる問題を解決することができる。
また、上記同様に、撮像装置401の画角を広角に設定することで発生する撮像装置401と撮像対象までの距離の違いによって、動きベクトルの見かけの大きさに誤差が発生するという問題や、監視領域を広角で撮像することによる監視領域内の状態の変化の原因を特定することが困難であるという問題を解決することができ、従来の監視装置の適用範囲をさらに広げることができる。
また、画像処理手段である画像処理プロセッサ406に、放射点又は収束点のいずれかの注目点が見つかった場合に、該注目点に基づいて撮像装置401の撮像条件を変更する撮像装置制御手段(ステップS303の撮像装置制御処理)を設けるようにしているので、例えば危険事象が発生している位置をズームアップして監視することが可能となる。
本発明の監視装置の第1実施形態を示すブロック図である。 図1の画像処理プロセッサで実行されるプログラムの処理を示すフローチャートである。 図1の撮像装置による監視領域を撮像した入力画像の一例を表す図である。 図1の撮像装置による入力画像を所定の条件でブロックに分割した場合を示す図である。 図1の画像処理プロセッサの画像解析におけるオプティカルフローを示す図である。 図1の画像処理プロセッサの画像解析におけるオプティカルフローを示す図である。 図1の撮像装置における撮像条件を説明するための図である。 図1の画像処理プロセッサで実行される第2実施形態に係る処理を説明するためのフローチャートである。 図1の画像処理プロセッサでの差分法の基本的な処理の様子を示す図である。 図1の画像処理プロセッサで実行される第3実施形態に係る処理を説明するためのフローチャートである。 図1の画像処理プロセッサの画像解析におけるオプティカルフローを示す図である。 図1の画像処理プロセッサの画像解析におけるオプティカルフローを示す図である。
符号の説明
401 撮像装置
402 映像入力I/F
403 プログラムメモリ
404 制御回路I/F
405 ワークメモリ
406 画像処理プロセッサ
407 情報出力I/F
408 情報表示装置

Claims (2)

  1. 監視領域を撮像する撮像装置と、該撮像装置で撮影した入力画像を処理して該監視領域の状態を判定する画像処理手段と、該画像処理手段の監視領域の状態の判定結果に基づき情報を出力する情報出力装置からなる監視装置であって、
    前記画像処理手段は、入力画像の少なくとも2個以上の部分画像に対してそれぞれの部分画像の時間的な動きを動きベクトルとして検出する動き検出手段と、
    該動きベクトルを前記撮像装置の撮像条件に基づいて補正する動き補正手段とを備え、
    前記画像処理手段は、前記動き補正手段によって補正された動きベクトルに基づき監視領域の状態変化判定し、
    前記補正手段は、前記撮像装置の取付けられた高さと、該撮像装置の縦方向の視野角とに基づいて、画像上の任意の点における、該撮像装置からの距離を推定し、該距離に比例する補正係数を前記動きベクトルに乗ずることで前記補正を行い、
    さらに、前記画像処理手段は、前記入力画像を横方向と縦方向に一定の大きさのブロックへ分割し、ブロックマッチング処理により各ブロックに対して前記動きベクトルを検出し、前記動き補正手段によって補正された動きベクトルを画像内で平均し、得られた平均動きベクトルの時間変化が所定のしきい値を超えたときに、情報出力装置から情報を出力すべき前記状態変化が発生したと判定し、
    前記撮像装置は、撮像方向と焦点距離とを変え、
    また、前記画像処理手段は、前記補正された動きベクトルを用いて、発散する動き若しくは集中する動きの中心点を探索し、該中心点に関わる発散若しくは収束の度合いが一定以上であった場合に、該中心点に対応する位置の監視領域をズームアップして撮影されるように撮像装置の撮像方向と焦点距離とを制御する
    ことを特徴とする監視装置。
  2. 前記画像処理手段は、前記分割されブロックの各行及び各列について前記補正された動きベクトルを平均し、得られた行平均動きベクトルの縦成分の正負が反転する2行の位置及び得られた列平均動きベクトルの横成分の正負が反転する2列の位置を探索し、前記2行の位置をその前記行平均動きベクトルの縦成分の絶対値で重み付けして得た縦方向位置、及び前記2列の位置を対応する前記列平均動きベクトルの横成分の絶対値で重み付けして得た横方向位置を以って前記中心点とすることを特徴とする請求項1記載の監視装置。
JP2008293144A 2008-11-17 2008-11-17 監視装置 Active JP5155110B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008293144A JP5155110B2 (ja) 2008-11-17 2008-11-17 監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008293144A JP5155110B2 (ja) 2008-11-17 2008-11-17 監視装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010124028A JP2010124028A (ja) 2010-06-03
JP2010124028A5 JP2010124028A5 (ja) 2011-12-15
JP5155110B2 true JP5155110B2 (ja) 2013-02-27

Family

ID=42325003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008293144A Active JP5155110B2 (ja) 2008-11-17 2008-11-17 監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5155110B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5776312B2 (ja) * 2011-04-28 2015-09-09 大日本印刷株式会社 画像解析装置、画像解析方法、画像解析プログラム及び記録媒体
JP6054771B2 (ja) * 2013-02-22 2016-12-27 Kddi株式会社 背景モデル構築装置、背景モデル構築方法、およびプログラム
CN105190694B (zh) * 2013-05-16 2019-01-22 索尼公司 图像处理设备、图像处理方法和程序
JP6337544B2 (ja) * 2014-03-19 2018-06-06 オムロン株式会社 画像処理装置、移動速度判定方法、および移動速度判定プログラム
JP6452481B2 (ja) * 2015-02-09 2019-01-16 キヤノン株式会社 画像処理装置およびその制御方法
CN107305635A (zh) * 2016-04-15 2017-10-31 株式会社理光 对象识别方法、对象识别装置和分类器训练方法
JP6908119B2 (ja) * 2017-09-12 2021-07-21 日本電気株式会社 情報処理システム、制御方法、及びプログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000333183A (ja) * 1999-05-25 2000-11-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 動きベクトル検出方法
JP4162910B2 (ja) * 2001-05-11 2008-10-08 本田技研工業株式会社 接近検出装置、接近検出方法、及び接近検出プログラム
JP4848097B2 (ja) * 2001-06-13 2011-12-28 三菱重工業株式会社 移動体の監視方法および装置
JP2006180200A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 監視装置
JP2007317052A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Japan Airlines International Co Ltd 行列の待ち時間の計測システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010124028A (ja) 2010-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5155110B2 (ja) 監視装置
JP6395506B2 (ja) 画像処理装置および方法、プログラム、並びに撮像装置
US8289402B2 (en) Image processing apparatus, image pickup apparatus and image processing method including image stabilization
US8004570B2 (en) Image processing apparatus, image-pickup apparatus, and image processing method
JP4915655B2 (ja) 自動追尾装置
US20160142680A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
JP6036824B2 (ja) 画角変動検知装置、画角変動検知方法および画角変動検知プログラム
US20050052533A1 (en) Object tracking method and object tracking apparatus
KR101758685B1 (ko) 카메라 템퍼링 감지 방법 및 시스템
JPH08172566A (ja) 手振れ補正装置およびそれを用いたビデオカメラ
JP2017098884A (ja) 移動検出装置、移動検出方法、及び、プログラム
JP2017097767A (ja) 移動情報取得装置、移動情報取得方法、及び、プログラム
US20100013919A1 (en) Method and apparatus for low cost motion detection
JP2008026999A (ja) 障害物検出システム、及び障害物検出方法
JP5710230B2 (ja) 監視システムおよび監視方法
JP4985569B2 (ja) 撮像装置および撮像方法
CN106454066B (zh) 图像处理设备及其控制方法
US20200186716A1 (en) Imaging device and method for correcting shake of captured image
JP2012147083A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
JPH09322153A (ja) 自動監視装置
JP2009267466A (ja) 動体検知機能付監視カメラ
JP2009088884A (ja) 撮像データにおける動きベクトル検出方法と装置
KR102107137B1 (ko) 팬틸트줌 카메라를 이용한 이벤트 감지방법 및 장치
JP7031570B2 (ja) 振動検出方法
JP5029573B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111101

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120911

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121206

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5155110

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250