JP5153770B2 - いびき検知及び確認のためのシステム及び方法 - Google Patents

いびき検知及び確認のためのシステム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5153770B2
JP5153770B2 JP2009514506A JP2009514506A JP5153770B2 JP 5153770 B2 JP5153770 B2 JP 5153770B2 JP 2009514506 A JP2009514506 A JP 2009514506A JP 2009514506 A JP2009514506 A JP 2009514506A JP 5153770 B2 JP5153770 B2 JP 5153770B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
event
sound
snoring
occurrence
candidate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009514506A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009539499A (ja
Inventor
ピー アレグザンダー デルチャック
ランス マイヤーズ
ゲイリー マイケル ルシア
Original Assignee
アディダス アーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アディダス アーゲー filed Critical アディダス アーゲー
Publication of JP2009539499A publication Critical patent/JP2009539499A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5153770B2 publication Critical patent/JP5153770B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/103Detecting, measuring or recording devices for testing the shape, pattern, colour, size or movement of the body or parts thereof, for diagnostic purposes
    • A61B5/11Measuring movement of the entire body or parts thereof, e.g. head or hand tremor, mobility of a limb
    • A61B5/113Measuring movement of the entire body or parts thereof, e.g. head or hand tremor, mobility of a limb occurring during breathing
    • A61B5/1135Measuring movement of the entire body or parts thereof, e.g. head or hand tremor, mobility of a limb occurring during breathing by monitoring thoracic expansion
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/68Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient
    • A61B5/6801Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient specially adapted to be attached to or worn on the body surface
    • A61B5/6802Sensor mounted on worn items
    • A61B5/6804Garments; Clothes
    • A61B5/6805Vests
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/48Other medical applications
    • A61B5/4806Sleep evaluation

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Physiology (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

本発明は、リアルタイムの生理モニタリング、特に眠っている人の生理モニタリングのためのシステム及び方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、ルールに基づく方法を使用して睡眠時にいつ人がいびきをかくか検知することに関する。
いびきの治療方法及び予防方法は、いびきをかいている人が必然的に眠っているという事実により、自己治療及び自己管理に本質的にはつながらない。そなため、治療又は予防がいびきの再発生を防ぐか、或いは実質的に低減するように施されるように、いびきをかいている人は通常、その人がいびきをかいているときを検知するためには別の人に頼らなければならない
いびきの治療又は予防の自動治療又は自動管理方法は、一般的に、人がいびきをかいているときを自動的に検知して、自動的に予防又は治療を施すシステムを要求する。例えば、治療は、連続するいびきを予防する、又は実質的に低減するために、人に彼又は彼女の体の姿勢を調整するように促すこと、或いは局所的に、好ましくは人の口腔内又は口腔近辺に薬物を投与すること、を含む。
2006年1月5日に公開され、参照により全ての目的のためにそれら全体でここに組み込まれている国際出願番号WO2006/002338A2は、咳−覚醒(cough−arousal)イベントを認識するために呼吸及び音データを記録することにより、睡眠中の人のモニタリングシステムおよびモニタリング方法を開示する。参照は、また、咳―覚醒イベントが認識された場合、人に咳止め治療薬を投与することを開示している。咳の認識については、参照は、人からの呼吸信号、音信号、及びEEG信号を提供するセンサーを含むモニタリング用衣料と、咳イベントを認識するために処理され、前記センサー信号を受信するためのエンコード化された命令を含むコンピュータ読み取り可能メモリを含むコンピュータシステムと、を使用するモニタリングを開示している。呼吸データ及び信号は、好ましくは、個人の1回換気量を処理するセンサーから得られる。音データ及び信号は、好ましくは、個人の喉と接触するか、又は近接したセンサーから得られる。
先の自動いびき検知システムは、背景雑音、又は睡眠中の人から出る可能性のある他のアーチファクト(artifact)から、実際のいびきイベント識別することに関して、比較的に精密でなく不正確である。これは、予防又は治療の実施を不必要に引き起こす可能性がある。これらの偽陽性(false−positive)イベントに照らして、人が眠っている間にいびきの発生をより正確に及び精密に検知する自動的な方法及びシステムの必要性が依然として残る。
本発明は、人が眠っている間にいびきイベントの発生を検知して確認するシステム及びコンピュータに実装された方法に関する。好ましいシステムは、プロセッサと、動作可能なようにプロセッサに接続されたコンピュータ読み取り可能なメモリとを含む。メモリは、呼吸及び音を反映する信号を受信すること、及び呼吸の発生の検知及び音イベントの発生の検知によりいびきイベント候補(candidate snore event)を決定すること、を含むステップをプロセッサに実行させるための命令で構成される。そのステップは、また、いびきイベント候補の直前直後の呼吸が他のいびきイベント候補を含むかを決定することにより、いびきイベント候補が途切れたいびきイベント(isolated snore event)でないかを確認することを含む。
一実施形態において、人の呼吸が呼吸閾値に満たない量を有している場合に、呼吸の発生が検知される。例えば、呼吸閾値は、好ましくは約1.25リットルである。他の実施形態において、呼吸閾値は、検知方法の所望の感度に依存して、より高く或いはより低くなり得る。
一実施形態において、音イベントの発生の検知は、人の口及び鼻の付近の音エネルギーを測定することにより、音エネルギーをサンプリングすることを含む。好ましくは、サンプリングされた音エネルギーは、約1500Hzの周波数でサンプリングされる少なくとも30の音エネルギーサンプルの平均である。音イベントの発生は、好ましくは、サンプリングされた音エネルギーが音イベント閾値よりも大きく、音イベント期間よりも長く続く場合に検知される。例えば、音イベント期間は、好ましくは約50ミリ秒である。
別の実施形態において、音イベントの発生は、ピーク音エネルギー発生率(peak sound energy occurrence ratio)が閾値率よりも大きな場合に検知される。好ましくは、ピーク音エネルギー発生率は、サンプリングされた音エネルギーの全持続期間に対する比で表されるピーク音エネルギーの時間的な位置である。さらに好ましくは、閾値率は、約10%である。
さらに別の実施形態において、音イベントの発生は、サンプリングされた音エネルギーのピッチが最小ピッチよりも大きく最大ピッチよりも小さい場合にいびきイベント候補であることが決定される。好ましくは、最小ピッチは約14であり、最大ピッチは約28である。
さらに別の実施形態において、音イベントは、吸息(inspiration)の間に生じるサンプリングされた音エネルギーの比率が吸息閾値(inspiration threshold)よりも大きな場合に、いびきイベント候補としてラベル付けされる。好ましくは、吸息閾値は、約80%である。
他の実施形態において、音イベントの発生は、上述の方法のいずれか、又は他の周知の方法の組み合わせを利用して、検知されて確認されることが可能である。
いびきイベントを決定するための第2の好ましいシステムは、プロセッサと、動作可能なようにプロセッサに接続され、胸郭の動きを感知することによって呼吸情報を提供し、口及び鼻の付近の音エネルギーを感知することによって音情報を提供するモニタリング装置と、動作可能なようにプロセッサに接続され、プロセッサにステップを実行させるための命令で構成されるコンピュータ読み取り可能なメモリと、を含む。そのステップは、モニタリング装置からの呼吸及び音を反映する信号を受信することと、呼吸の発生を検知すること及び音イベントの発生を検知することによって、いびきイベント候補を決定することと、いびきイベント候補の直前直後の呼吸が他のいびきイベント候補を含むかを決定することにより、いびきイベント候補が途切れたいびきイベントでないかを確認することと、を含む。
一実施形態において、人の呼吸が約1.25リットルの呼吸閾値に満たない量を有している場合に、呼吸の発生が検知される。好ましくは、いびきイベント候補が途切れたいびきイベントではないという確認は、いびきイベント候補の直前直後の少なくとも5回の呼吸を処理して、前又は後の少なくとも5回の呼吸のうち少なくとも3回において他のいびきイベント候補を検知することにより達成される。
別の実施形態において、いびきイベント候補は、いびきイベント候補の直前直後の少なくとも7回の呼吸を処理して、いびきイベント候補の直前直後の少なくとも7回の呼吸が別のいびきイベント候補を含んでいない場合、いびきイベント候補を途切れたいびきイベントとして分類することにより確認される。
別の実施形態において、音イベントの発生は、音エネルギーが音イベント閾値よりも大きく、音イベント期間よりも長く続く場合に検知される。音イベントの発生は、サンプリングされた音エネルギーのピッチが最小ピッチよりも大きく最大ピッチよりも小さい場合にいびきイベント候補であることが決定される。
本発明はまた、いびきイベントを決定する方法に関し、その方法は、呼吸が呼吸閾値に満たない量を有している場合に呼吸の発生を検知し、サンプリングされた音エネルギーが音イベント閾値よりも大きく、且つ音イベント期間よりも長く、さらにピーク音エネルギー発生率が閾値率よりも大きな場合に、被験者の口及び/又は鼻の付近でサンプリングされた音エネルギーからの音イベントの発生を検知すること、を含む。ピーク音エネルギー発生率は、好ましくは、サンプリングされた音エネルギーの全持続期間に対する比で表されるピーク音エネルギーの時間的な位置である。その方法は、音イベントのサンプリングされた音エネルギーのピッチが最小の音エネルギーのピッチよりも大きく、且つ最大の音エネルギーのピッチよりも小さく、さらに吸息の間に生じるサンプリングされた音エネルギーの比率が吸息閾値(inspiration threshold)よりも大きな場合に、検知された音イベントがいびきイベント候補であるということを決定することをさらに含む。
したがって本発明は、人が眠っている間にいびきイベントの発生を自動的に検知する、精度及び正確度が上がったシステム及び方法を提供する。
装着可能なモニタリング装置および関連する処理システムの一実施形態を示す。 本発明のいびきイベント候補の検出および確認方法の一実施形態を示す。 RCトレースおよびABトレースにおいて非同期性を示すモニタリングデータの一実施形態を示す。 いびきイベント候補を検出する方法の実施形態の一連の結果を示す。 いびきイベント候補を検出する方法の実施形態についての別の一連の結果を示す。 いびきイベント候補を検出する方法の実施形態についてのさらに別の一連の結果を示す。
本発明は、以下に記載の本発明の好適な実施形態の詳述、本発明の特定の実施形態の具体例、及び添付の図面を参照することにより、さらに完全に理解される。
本発明は、人が眠っている間にいびきイベントの発生を検知し、確認するシステム及び方法に関する。いびきイベントの検知及び確認の好ましい方法と同様にそのような方法の実装ために使用される好ましいモニタリングシステムについても詳述される。
[好ましいモニタリングシステム]
好ましくは、生理モニタリングシステムは、睡眠中も人が束縛されないように構成される移動可能なシステム(ambulatory system)である。好ましくは、移動可能なモニタリングシステムは、医療又は他の訓練された人材による援助なしに使用するように構成される。好ましい移動可能な生理モニタリングシステム構成は、着用可能なアイテム、例えば、衣服、ベルト(band)、布片(patch)などを含み、或いは、部分的なシャツ又はシャツに関連するもの、部分的なボディスーツ上又はフルボディスーツ内で邪魔にならずに快適であり、好ましくは、センサーが組み込まれる制限されない構成から作られる。
移動可能なモニタリングシステムの好ましい実施形態は、衣服又はシャツ1が描写されている図1に示され、人の睡眠を実質的に妨げないように、十分に快適で邪魔にならないことが好ましい。衣服1は、必要なモニタリングデータを集めるセンサーを携行するか、又は組み込まれた或いは一体化して内部に含まれたセンサーを有し、好ましくは、家でセットアップされて、少なくともまる一夜についての睡眠中の生理記録(physiological recording)を可能にする。
一実施形態において、衣服は、ヴィヴォメトリクス社(Vivometrics, Inc.)(カリフォルニア州ヴェントゥーラ)製のLIFESHIRT(登録商標)移動可能なモニタリング衣服である。そのような衣服は、本発明のためのデータを集めて提供するために使用されるモニタリング装置の好ましい一例である。しかしながら、そのような開示は本発明を限定することはなく、さらに他の実施形態において、本発明により処理されたデータは、周知の他のセンサー技術、及びモニタリングされる人の上にあるセンサーの他の配列及び配置により集められることが可能である。しかしながら、簡潔にするために、以下の記載は、大部分がモニタリング衣服及び関連するシステムコンポーネントの好ましい実施形態に関するものである。
衣服1は、好ましくはサイズセンサーを含み、さらに好ましくは、そのセンサーは、インダクティブ・プレスチモグラフィック(IP:inductive plethysmographic)センサーベルト5及び7(又は、呼吸速度及び呼吸気量情報を提供する他のタイプのセンサー)、体の姿勢や動きを感知する1つ以上の加速度計など、例えば、典型的な加速度計11及び喉マイクロフォン14といった音を検知する1つ以上のマイクロフォンを含む。衣服1は、組み込まれたIPセンサーベルト(呼吸測定のために呼吸インダクティブ・プレスチモグラフィック(respiratory inductive plethysmographic)ベルト又はRIPベルトとして知られている)が人の胴体の断面及び外周を測定することができるように、拡大及び収縮して人の体に十分にぴったりとフィットする伸縮自在の材料から形成されることが好ましい。1つのRIPベルトでも足りるが、2つのRIPベルトが使用されることが好ましい:ベルト5は胸郭の高さにあり、ベルト7は腹部の高さにある。
“サイズセンサー”は、モニタリングされる人の体の部分、例えば、胴体、首、四肢、又はそれらの一部を説明するサイズ指示(size indicia)に応答して信号を集める。サイズ指示は、体表面の選択された部分に沿った長さ、外周、直径、又は体の一部の断面積などを含むことが可能である。
サイズセンサー信号は、臓器系機能に関する情報を産出するために処理されることが可能である。胴体の1つ以上の高さ、例えば、腹部の高さ及び胸郭の高さにあるサイズセンサーからの信号は、呼吸速度、呼吸気量、呼吸イベントなどを決定するために、2−コンポーネント呼吸モデルを使用して、解釈されることが可能である。参照により全ての目的のためにそれら全体でここに組み込まれているUS特許第6,551,252号、5,159,935号、4,777,962号、及びUS特許出願第10/822,260は、そのような信号処理を詳述している。
本発明にとって任意のさらなるセンサーは、衣服1の内部にあっても、或いは衣服1と通信してもよく、さらに、パルスオキシメーター、カプノグラフ、EEG電極(9a及び9bとして示されている)などを含む。EMG及びEOC信号は、シングルバイポーラ(single bipolar)(頭頂に位置する)EEGセンサー15及びシングルリード(single−lead)EOGセンサー13のような衣服1に好ましく含まれるEEG及びEOGセンサーから得られることが可能である。EEG及びEOGセンサーは、例えば、導電性コネクタ17を用いて、好ましくは、衣服1と電気的に通信する。病院、クリニック、又は研究所のセッティングにおいて、他の信号は、広範囲の生理センサーから得られてもよい。
局所的に関係する好ましい衣服1は、動作可能なようにデータケーブル2によって衣服1のセンサーと接続されるローカルデータレコーディングユニット3である。他の実施形態において、そのレコーディングユニットは、動作可能なように、例えば、短距離無線リンク方法を利用してセンサーに接続されてもよい。データレコーディングユニット3は、携行使用のために好ましく、さらに、ベルト上に装着できるか、ポケット内にしまえるか、或いは衣服1に組み込むことができるように、小型で軽量であることが好ましい。このユニットは、全ての医学の開示及びオフライン分析のための十分な精度と正確さとを備えたセンサーデータを格納し、センサー読み出しとの相関のための分析コンピュータへ伝送されてもよいデータを有するデジタルダイアリー(digital diary)を実装するためのタッチスクリーン又は他のユーザー入力設備を含んでもよい。
一般的に、初めのセンサー信号処理は、フィルタリング、デジタル処理、ノイズ制限、関係する信号コンポーネントの抽出などを含む。以下の初めの処理、呼吸サイズセンサー信号及びマイクロフォンサウンドデータ信号(microphone sound data signal)の特定の処理は、好ましくは、本発明の方法に従っていびきを識別するために実行される。例えば、呼吸信号の処理は、キャリブレーション(calibration)、1回換気量信号(tidal volume signal)の決定、及び1回換気量信号からの呼吸イベントの抽出を含む。参照により全ての目的のためにそれら全体でここに組み込まれているUS特許第6,413,225号、5,159,935号、4,834,766号、及び2004年4月9日にファイルされたUS特許出願第10/822,260は、そのような呼吸処理を詳述している。
一実施形態において、基本的な信号処理、例えば、フィルタリング及びデジタル処理は、データレコーディングユニット3上で行われる。そのユニットは、本発明の方法を実行し、識別されたいびきを記録するための十分な処理能力(例えば、マイクロプロセッサ、又はFPGAなど)を有してもよい。本発明の方法は、コンピュータ21といった離れて設置された分析コンピュータで実行される分析ソフトウェアによって実装されてもよい。分析は、信号の記録と同時(オンライン)、或いは後(オフライン)のどちらでも行われることが可能である。オフライン分析では、センサーデータは、データレコーディングユニット3からコンパクトフラッシュ(登録商標)カードといったメモリーカード19に接触する分析コンピュータ21に伝送される。或いは、データは、携帯電話技術などを使用する伝送のような無線リンクによって伝送されてもよい。
本発明の方法は、ソフトウェア又はファームウェアプログラマブルシステム(firmware programmable system)で実行される。ソフトウェアプログラミングの場合において、本方法は、C言語、C++といった標準コンピュータ言語、又はマットラブ(Matlab)及び関連するツールボックス(MathWorks社、マサチューセッツ州ナティック)といった高レベルアプリケーション言語にコード化されることが好ましい。コードは、次に、マイクロプロセッサ或いは類似の装置を制御するため、実行可能なコンピュータ命令に翻訳又はコンパイルされる。ファームウェアプログラミングの場合において、ソフトウェア言語又はVHDLといったハードウェア言語で書かれた高レベル方法仕様は、プログラムされているハードウェア部分のメーカーによって供給されたツールによりビットコードに翻訳されることが好ましい。例えば、メーカーのツールは、FPGAを構成するために、ビットストリームを作成する。
本発明の方法を実装する分析ソフトウェアの全て又は一部は、光ディスク23といったコンピュータ読み取り可能媒体上のプログラム製品として利用可能に作成されてもよい。
[好ましいいびき検知方法]
本発明は、好ましくは、真のいびきイベント(true snore event)の発生を検出および確定することによって、ある人がいびきをかいているかどうかを決定する方法及びシステムを含む。一般的に、好適な方法は、真のいびきの特徴を示す特有のエネルギー、継続時間、形状、及びピッチからなる音イベントの発生を決定するために、ある人をモニタリングことによりいびきイベント候補を検出する。加えて、本発明は、上記の音の発生がまた、非アーチファクト(non−artifact)、吸息イベントと一致するかどうかを決定することが好ましい。いびきイベント候補が一旦検出されると、それが単独で起こるのか否か、又は他の一連のいびきイベントの間で起こっているのか否かを決定することにより、真のいびきイベントとして確定される。
好適な実施形態において、人がいついびきをかいているのかを決定するための方法は、人の呼吸を検出すること及び音イベントの発生を検出することにより、いびきイベント候補を決定することを含む。好適な方法はまた、いびきイベント候補の直前直後にある呼吸がその他のいびきイベント候補を含むことを決定することによって、検出されたいびきイベント候補が途切れたいびきイベントでないことを確定することを含む。
好ましくは、いびきイベント候補を検出する方法は、ルールに基づく方法を使用することを含む。いびきイベントに関連する音イベントは、通常は吸息中に発生し、ルールに基づく方法は、背景雑音、アーチファクト吸息(artifact inspiration)、及び他の障害から、いびきイベント候補の正確且つ精密な区別を有利にすることができる。ルールに基づく方法を用いる好適な検出方法は、図2に示される。本明細書で実施形態として示すように、本方法は、好ましくは、いびきイベント候補を決定するための呼吸の発生及び音イベントを検出するための各種コンポーネントを含む。
好ましくは、実際の呼吸の発生を検出するためのコンポーネントは、実際の呼吸の初めと終わりを測ることによって吸息を特定することを含む。上記の特定は、例えばUS特許出願公報第2004/0,249,229号に記載のように、呼吸の検出方法100を使用することによって行われることが好ましく、この公報は、その参照により全ての目的のためにそれら全体として本明細書に組み込まれる。本方法は、センサー、好ましくは上述したように人の胴体の周りに配置するIPサイズセンサーを用いて人の呼吸をモニタリングすること、及び、1回換気量トレース(“Vt”)及び吸息量トレース(“ViVol”)を実現するために1回換気量及び吸息量に関連する信号及びデータを処理することを含む。動作アーチファクト及び他の障害は、典型的には生理的限界を超えた異常に大きな呼吸を検出することになる。呼吸発生の測定中に上記の悪化した呼吸(tainted breath)が含まれるのを制限するために、本発明は、ステップ110に示すように、呼吸が呼吸発生として検出されるために、測定した呼吸が呼吸閾値Tよりも小さい量であることを要求することが好ましい。
呼吸閾値Tは、アーチファクト呼吸と同様の実際の呼吸発生の既知量についてのヒストグラム又は他の分布に基づいた実証的データから選択されるのが好ましい。上記データは多数の人の典型であり、例えば年齢、身長、体重、及び性別といった、異なる身体的パラメータに合わせて調節されることが好ましい。一実施形態において、呼吸閾値Tは、各個人について集められた呼吸の確率分布に基づいて各個人に対して選択される。他の実施形態において、呼吸閾値Tは、検出方法の所望の感度に応じて、高くも低くも設定できる。好ましくは、呼吸閾値Tは、約1リットルから約2リットルの間であり、より好ましくは、呼吸閾値Tは、約1.5リットルである。好適な実施形態において、呼吸閾値Tは、約1.25リットルである。
いくつかの例、例えば上気道閉塞を示す患者において、患者がいびきをかいている間にモニタリングされている際に、胸郭(RC)及び腹部(AB)コンパートメント/信号間で、非同期性が見つかる可能性がある。上記の非同期性は、図3のトレースで見ることができる。そこでは、MICトレースの部分300が、RCトレースの吸息部分310の期間に、しかしABトレースの呼気の終わり及び吸息の開始部分320期間に起こる。RC信号及びAB信号がVtトレースを形成するために合計されることから、このデータ間の非同期性は、いびきイベントが常に吸息に位置するとは限らないということをもたらす可能性がある。このため、いくつかのいびきイベントは、Vtトレースのみに基づいた呼吸検出方法を使用する際に検出されない可能性がある。そのようなものとして、代わりの呼吸検出方法は、吸息の始めと終わりをマーキングする(mark)ために、AB信号及びRC信号を別々に処理することを含む。このように、音イベント、そしてこのような潜在的ないびきイベント候補は、RC信号及びAB信号の両方について、独立して吸息をマーキングされることができる。これは、好ましくは、可能性があるいびきイベント候補が、RC信号及びAB信号における非同期性が原因で不明になることがないよう保証する。
別の呼吸検出方法は、例えば約0.15乃至0.5Hz間のトレースを高域フィルタリングすることによって、RCトレース及びABトレースをフィルタリング又は円滑化(smoothing)することをさらに含むことが可能である。これらの波形の平均エネルギーは、音イベントの期間中、例えば、得られたトレースの振幅を二乗する(squaring)ことによって得ることができる。いびきイベントは、一般的には、非いびきイベント(non−snore event)よりも大きい高周波数の寄与を有することがある。このため、本方法は、平均化されたエネルギーが所定の閾値エネルギーよりも大きい場合に実際の呼吸発生を特定することを含むことができる。
実際の呼吸発生の検出に加えて、図2で実施されるいびきイベント候補を決定するための方法200は、音イベントの発生を検出するためのコンポーネントも含む。好ましくは、音エネルギーは、人の口や鼻の付近、例えば喉の近くに配置されたマイクロフォン又は他の録音装置を使用してサンプリングされる。一実施形態において、マイクロフォンは、例えば、1)音のエンベロープ(sound envelope)、(2)音イベント又はイベントマーカー、(3)ピッチ(pitch)、(4)音エネルギー、(5)継続時間、及び(6)ピーク比(peak fraction)又はピーク率といったパラメータのうち1つ以上をまず抽出し、さらに、提供された音響サンプル(audio sample)から関連するトレースを作成するために、使用される。
最初に、マイクロフォンからサンプリングした音エネルギーに対応する信号及びデータは、マイクロフォン・トレース(“MIC”)を形成するよう処理される。好ましくは、音エネルギーは、約1000Hz乃至約2000Hzの間の周波数でサンプリングすることによってMICトレースから派生する。音エネルギーは、例えば、好ましくは約20乃至40のサンプル範囲からマイクロフォン・サンプリングの絶対値を正規化(normalizing)且つ合計することによって、音エネルギー・トレース(“SE”)を形成するように処理されることができる。好適な実施形態おいて、50HzのSEトレースは、約1500Hzでサンプリングし、さらに30サンプル毎についてマイクロフォン・サンプリングの絶対値を合計することによって、形成される。
音イベント・トレース(“EVT”)は、その後、音イベントの発生時を決定するためにSEトレースを使用して形成されることが好ましい。好ましくは、EVTトレースは、SEトレースと同じ解像度(resolution)のバイナリ・トレースであり、音エネルギーは、EVTイベントの継続時間にわたるSEトレースの総体(integral)である。SEトレースが最初に高音イベント閾値TUSEを超えて、さらに、SEトレースが低音イベント閾値TLSEよりも下に下がるときにOFFに切り替わる前まで少なくとも音イベント期間T続く場合、EVTトレースはONとみなされ、すなわち音イベントを検出する。一実施形態において、高音イベント閾値TUSEはノイズ閾値の2倍又は約50乃至70の間として算出され、低音イベント閾値TLSEは約20乃至40の間である。TUSE値及びTLSE値の単位は、マイクロフォンから8ビットでサンプリングした信号(8 bit sampled singles)に基づくのが好ましく、これは、修正・集計されてSEトレースを獲得する。上記のようなものとして、実際の単位は、相対的且つ未調整であり、単純に信号の量子化を参照する。
好ましくは、TUSE値及びTLSE値は、静止状態のベースライン・ノイズ及び音の値の実証的分布から選択される。この値は、ほとんどの音を感知できるように比較的低く設定することができるが、検出方法及び背景ノイズにの所望の感度によって高低様々に設定することもできる。ノイズ閾値は、マイクロフォン記録の少なくとも約240時間にわたって計算され、+1乃至−1間の信号バリエーションをモニタリングすることによって決定されることが好ましい。好適な実施形態において、EVTトレースが3つの連続したサンプルに対して、EVTトレースが選択された音イベント期間Tについて約30のTLSEを下回る前に約60のTUSEを超えたときに、音イベントが検出される。
音イベントの継続時間は、例えばミリ秒単位での、EVT ON期間の長さ、すなわち、TUSE及びTLSE閾値の間でのSEトレースの長さである。一実施形態において、例えば、EVTトレースは、本方法が音イベントを検出するために、ステップ210に示すように、少なくとも音イベント期間Tの継続中で低音イベント閾値TLSEよりも低いところまで下がる前に、好ましくは高音イベント閾値TUSEを超えなければならないことが好ましい。Tは、真のいびきイベントの継続時間の実証的な分布に基づくのが好ましく、閾値は、検出方法の所望の感度によって変えることができる。好ましくは、音イベント閾値Tは40ms乃至60msの間にあり、さらに好ましくは、Tは約50msである。
図2に示すように、音イベントを決定するための別のコンポーネントは、EVTトレースの形状の解析を含むことが好ましい。真のいびきイベントは、通常、いびきイベント終了近くで、ピーク量に到達するまで、継続的に増量する傾向にある。音イベントの全継続時間中のSEトレースのピーク量の時間的な位置は、好ましくは、全ての音イベント継続時間の比、すなわちピーク音イベント発生比又は比率として計算され表わされる。例えば、ピーク音イベント発生率は、全EVT継続時間の比(Peak location−Start)/(End−Start)として表される各音イベントに対してSEトレースのピークを参照する。単独の音イベントが同ピーク量の多数のインスタンスを含む場合、第1ピーク量の位置が、ピーク音イベント発生率の算出で使用されることが好ましい。一般的に、この比及びピーク音イベント発生率は、真のいびきイベントに対して約10%乃至20%より下回ることが絶対にない。このように、本発明の一実施形態は、音イベントが検出されるために、ピーク音イベント発生率は、ステップ220に示すように閾値率Tを超えなければならないことを要求する。ここでTは、約10%以上であることが好ましく、約20%以上であることがさらに好ましい。上述したその他の閾値と同様に、閾値率Tは、既知のいびきイベントのピーク量の実証的な分布及びヒストグラムに基づいて選択されることが好ましく、さらに、その検出方法の所望の感度に基づいて調整されてもよい。
図2に示す好適ないびきイベント候補検出方法についての別のコンポーネントは、サンプリングされた音エネルギーのピッチの解析を含む。真のいびきイベントは、一般的に、これらの特徴である狭いピッチ範囲を有する。そのようなものとして、本方法の一実施形態は、ステップ230に示すように、サンプリングされた音エネルギーが最少ピッチT及び最大ピッチTの間に収まるかどうかを決定することを含む。好ましくは、最少ピッチTは約10乃至20の間にあり、最大ピッチTは25乃至35の間にあり、さらに好ましくは、Tは約14でTは約28である。TUSEE及びTLSE値と同様に、最大ピッチ及び最少ピッチの単位(unit)は、マイクロフォンがサンプリングされることから絶対ではないコンピュータ単位(computer unit)と相対的である。最大ピッチ及び最少ピッチは、既知のいびきイベントのピッチ幅の実証的な分布及びヒストグラムに基づいて選択されることが好ましく、また別の実施形態においては、検出方法の所望の感度に基づいて調整されてもよい。
音イベントのピッチは、未加工のMICトレースのMelケプストラムを使用して値を求めることが好ましい。ケプストラムは、まるで信号であるかのようにデシベル・スペクトルのフーリエ変換(FT)を行った結果である。ケプストラムは、FTの対数(位相アンラッピングを施したもの)のFT(信号のケプストラム=FT(log(FT(信号))+j2πm))として定義されることが好ましく、ここでmは複素対数関数の角度を適切にアンラップするために必要な整数である。
実際のケプストラム(real cepstrum)及び複素ケプストラム(complex cepstrum)がある。実際のケプストラムは、実際値(real value)に対して定義された対数関数を使用することが好ましく、一方で、複素ケプストラムは、複素数値(complex value)に対して定義された複素対数関数を使用することが好ましい。複素ケプストラムは、初めのスペクトルの大きさ及び位相に関する情報を保有し、信号の復元を可能にする。実際のケプストラムは、スペクトルの大きさについての情報のみを使用する。
ケプストラムは、人の音声を表示するためのすぐれた特徴ベクトルである。上記の応用について、スペクトルは、最初にMel周波数バンドを使用して変換されることが好ましい。結果は、Mel周波数ケプストラム係数(MFCC;Mel Frequency Cepstral Coefficients)と呼ばれ、声の識別、ピッチ検出及びその他の解析のために使用されることができる。これは、声道の残りの部分によって形成された「ひずみ」信号からの声帯振動から結果として出されたエネルギーを有利に分離するケプストラムの結果である。
図2はまた、吸息の間に発生する音イベントの比を決定するために、呼吸、音信号及びデータの入力を結合するコンポーネントを含む。一般的には、真のいびきイベントのうち約80%乃至100%は、吸息中に起こり、いびきイベントの残りの部分は呼気中に起こる。そのようなものとして、好適な方法の一実施形態は、サンプリングされた音イベントのどの部分が吸息中に起こるのかを決定し、且つ、音イベント全体の継続時間に関する比率として表現される上記部分が、ステップ240に示すように吸息閾値Tよりも大きいかどうかを決定することを含む。好ましくは、吸息閾値Tは、少なくとも約80%であり、さらに好ましくは、少なくとも約90%である。そのような閾値は、既知のいびきイベントの吸息比の実証的な分布及びヒストグラムに基づいて選択されることが好ましく、他の実施形態においては、検出方法の所望の感度に基づいて調整されてもよい。
いびきイベント候補を検出するための方法は、上述したコンポーネント並びに図2の実施形態で図示された全てを含んでもよく、或いは単独のコンポーネント又は複数のコンポーネントの組み合わせを含んでもよい。上記のコンポーネントの選択は、本検出方法の所望の感度に従って、若しくはモニタリングされる人の身体的特徴に基づいてなされてもよい。加えて、いびき検出方法についての他の実施形態は、ルールに基づく方法よりはむしろ、例えば機械学習法(machine learning approach)又はWiley−InterscienceにあるDudaらの「パターン分類(Pattern Classification)(第2版)」(2000)など他のパターン認識法の使用といった、標準且つ既知のパターン認識アプローチの使用を含むことができ、上記文献は、それらの参照により全ての目的のためにそれら全体として本明細書に組み込まれる。
例えばステップ250に示すように、いびきイベント候補が一旦検出されると、真のいびきイベントを検出するための好適な方法は、図2のステップ260に示すように、検出されたいびきイベント候補が途切れたいびきイベントでなく真のいびきイベントであることを確認することを含む。好ましくは、これは、いびきイベント候補の直前直後にある呼吸が他のいびきイベント候補を含むか決定するためのルールに基づく方法を使用することによって達成される。
一般的には、真のいびきイベントは、途切れた状態で発生しない。むしろ、真のいびきイベントは、通常、連続する呼吸で発生するその他のいびきイベントに付随して起こる。そのようなものとして、好適な方法のうちの一実施形態は、個々の期間にわたって呼吸発生をモニタリングすること及び解析すること、並びにその期間内に全てのいびきイベント候補を特定するマーキングすることを含む。本方法は、好ましくは、次にその期間内に全てのいびきイベント候補をスキャンすること、及び隣接する呼吸中に発生するいびきイベントの数を決定することを含む。
例えば、各いびきイベント候補に対して、本方法は、5回前の呼吸又は5回後の呼吸の解析、若しくはその両方の解析を要求することができる。検査されたいびきイベント候補を囲んでいる前後5回の呼吸のうち少なくとも3回分が他のいびきイベント候補を含む場合、本方法は、そのいびきイベント候補を途切れていないものとして特定し、こうしてステップ280において真のいびきイベントとする。一方で、前後5回の呼吸のうち他のいびきイベント候補を含む呼吸が3回未満の場合、このいびきイベント候補は、ステップ270に示されるように、途切れたいびきイベントとして確認される。確認方法についての他のバリエーションは、検出方法の所望の感度に応じて、多少の近隣の呼吸の検査、並びにいびきイベント候補を含む近隣の呼吸の数に応じた他の要件を含むことができる。
検査されたいびきイベント候補が途切れたいびきイベントではないというさらなる検証として、確認方法はまた、近隣の呼吸のいずれもが別のいびきイベント候補を含まない場合、近隣の呼吸を解析すること、及びいびきイベント候補が途切れたものである、つまり真のいびきイベントではないとして分類することを含むことが好ましい。いびきは途切れた状態では起こらないということが前提であり、いくつかの誤って特定されたいびきイベント候補が、連続してラベル付けされる可能性は極めて低い。例えば、確認方法の一実施形態は、前の7回の呼吸の解析又は後に続く7回の呼吸の解析、若しくはその両方を含む。これらの前及び/又は後の呼吸がいずれもいびきイベント候補を含まない場合、検査されたいびきイベント候補は、ステップ270に示すように途切れたものとしてマーキングされる。一方で、これら前及び/又は後の呼吸の少なくとも1つが、実際には別のいびきイベント候補を含む場合は、検査されたいびきイベント候補は、ステップ280に示すように真のいびきイベントとして分類される。上述のように、確認方法の他のバリエーションは、検出方法の所望の感度に応じて、多少の近隣の呼吸の検査、並びにいびきイベント候補を含む近隣の呼吸の数に応じた他の要件を含むことができる。
[例]
いびきイベント候補の検出のための本発明は、単に例証する目的であり、実施され得る状態で本発明又は方法の範囲を限定するものとみなされない以下の例によって示される。
図4は、様々ないびき検出信号及び時間関数(function of time)といったデータの例示的なトレースの一実施例を示し、図4の上部から下部の順に、1回換気量トレース(Vt)409、吸息量トレース(ViVol)411、音イベント・トレース(EVT)407、いびきトレース(SNORE)413、マイクロフォン・トレース(MIC)401、音エネルギー・トレース(SE)403、及びピッチ・トレース(PITCH)405を含む。上述のように、いびきイベント候補を検出する好適な方法は、例えば、ViVol411が呼吸閾値Tを超えるかどうかを決定し、EVT407がTLSEよりも下がらないうちに少なくとも音イベントの継続時間Tについて高音イベント閾値TUSEを超えるかどうかを決定し、さらに、PITCH405が最小ピッチTと最大ピッチTとの間に収まるかどうかを決定すること、を含む。これらのルールの1つ以上を順守することは、SNOREトレース413におけるいびきイベント候補の検出を結果的にもたらす。
図5は、図4の例示的なトレースと同様な別の実施例を示す。図に示すように、例えばEVTトレースの部分500、並びに図5のSNORE、PITCH、V、MIC、及びSEトレースの対応する部分において、このいびき検出方法は、比較的小さい呼気イベントを含む呼吸を、いびきイベント候補としてマーキングしない。
図6は、図4の例示的なトレースと同様な別の実施例を示す。図6は、吸息中に起こるスピーチ又はアーチファクトがどのように起こるかを示し、例えばMICトレースの部分600、並びにEVT、SNORE、PITCH、及びSEトレースの対応する部分は、いびきイベント候補として検出されない。マイクロフォン及び音エネルギー・トレースは、音の発生又は吸息の際のノイズを示すにもかかわらず、いびきトレースは、上記の音又はノイズをいびきイベント候補とは識別しない。
本明細書で使用される「約(about)」という語は、一般的に、対応する数字及び数字の範囲の両方を参照すると理解されるべきである。さらに、本明細書における全ての数領域は、その領域内の全ての整数を含むと理解されるべきである。
本発明の図示される実施形態が本明細書で記載されている一方、当然のことながら多数の修正及び他の実施形態が当業者によって考案され得る。本明細書に記載された実施形態の特徴は、他の実施形態を作り出すために、組み合わせたり、分離したり、置き換えたり、及び/又は、再配置したりすることができる。それゆえ、当然ながら、添付の請求項は、本発明の精神及び範囲内に入る上記の修正及び実施形態を全て包含するよう意図される。
多数の参考文献が本明細書に引用され、全ての目的のために参照により、その全ての開示が全体としてここに組み込まれている。さらに、これらの参考文献はいずれも、上記でいかに特徴付けられていようとも、本明細書で請求される主題の本発明よりも先行して認められるものではない。

Claims (14)

  1. プロセッサと、
    動作可能なように前記プロセッサに接続されて、前記プロセッサに、
    呼吸及び音を反映する信号を受信し、
    呼吸の発生の検知及び音イベントの発生の検知によりいびきイベント候補を決定し、
    前記いびきイベント候補の直前直後の呼吸が他のいびきイベント候補を含むかを決定することにより前記いびきイベント候補が途切れたいびきイベントでないことを確認すること、
    を含むステップを実行させるための命令で構成されるコンピュータ読み取り可能なメモリと、を含み、
    前記いびきイベント候補の決定は、サンプリングされた音イベントのどの部分が吸息中に起こるのかを決定し、且つ、音イベント全体の継続時間に関する比率として表現される前記部分が、吸息閾値よりも大きいかどうかを決定することを含む、いびきイベントを決定するためのシステム。
  2. 前記呼吸の発生は、前記呼吸が呼吸閾値に満たない量のときに検出されることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記音イベントの発生の検出は、音エネルギーをサンプリングするために口又は鼻の近くで音エネルギーを測定すること、を含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. サンプリングされた前記音エネルギーは、約1500Hzの周波数でサンプリングされる少なくとも30の音エネルギーサンプルの平均であることを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  5. 前記サンプリングされた音エネルギーが音イベント閾値よりも大きく且つ音イベント期間より長く持続するときに、前記音イベントの発生が検出されることを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  6. 前記音イベント期間は、約50ミリ秒であることを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  7. ピーク音エネルギーの発生率が閾値率よりも大きいときに音イベントの前記発生は検出され、前記ピーク音エネルギーの発生率は、前記サンプリングされた音エネルギーの合計継続時間に対する比として表されるピーク音エネルギーの時間的な位置であることを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  8. 前記音イベントの発生は、前記サンプリングされた音エネルギーのピッチが最少ピッチよりも大きくかつ最大ピッチよりも小さいときに、いびきイベント候補と決定されることを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  9. プロセッサと、
    前記プロセッサに動作可能なように接続されて、胸郭の動きを感知することによって呼吸情報を提供し、口及び鼻の付近の音エネルギーを感知することによって音情報を提供するモニタリング装置と、
    動作可能なように前記プロセッサに接続されて、前記プロセッサに、
    前記モニタリング装置からの呼吸及び音を反映する信号を受信し、
    呼吸の発生の検知及び音イベントの発生の検知によりいびきイベント候補を決定し、
    前記いびきイベント候補の直前直後の呼吸が他のいびきイベント候補を含むかを決定することにより前記いびきイベント候補が途切れたいびきイベントでないことを確認すること、
    を含むステップを実行させるための命令で構成されるコンピュータ読み取り可能なメモリと、を含み、
    前記いびきイベント候補の決定は、サンプリングされた音イベントのどの部分が吸息中に起こるのかを決定し、且つ、音イベント全体の継続時間に関する比率として表現される前記部分が、吸息閾値よりも大きいかどうかを決定することを含む、いびきイベントを決定するためのモニタリングシステム。
  10. 感知された呼吸が約1.25リットルの呼吸閾値に満たない量であるときに、呼吸の発生が検出されることを特徴とする請求項に記載のシステム。
  11. 前記いびきイベント候補の直前直後の少なくとも5回の呼吸を処理し、
    前記直前又は直後の少なくとも5回の呼吸のうち少なくとも3回において他のいびきイベント候補を検知すること、
    によっていびきイベント候補が途切れたいびきイベントでないと確認されることを特徴とする請求項に記載のシステム。
  12. 前記音エネルギーが音イベント閾値より大きく且つ音イベント期間より長く持続するときに、前記音イベントの発生が検出されることを特徴とする請求項に記載のシステム。
  13. サンプリングされた音エネルギーのピッチが最小ピッチより大きく且つ最大ピッチより小さいとき、前記音イベントの発生がいびきイベント候補であると決定されることを特徴とする請求項12に記載のシステム。
  14. 被験者の呼吸が呼吸閾値に満たない量のときに前記被験者の呼吸の発生を検知し、
    サンプリングされた音エネルギーが音イベント閾値より大きく且つ音イベント期間より長く持続したとき、及び前記サンプリングされた音エネルギーの合計継続時間に対する比として表されるピーク音エネルギーの時間的な位置であるピーク音エネルギー発生率が閾値率より大きいときに、被験者の口及び/又は鼻の近くでサンプリングされた音エネルギーからの音イベントの発生を検出し、
    前記音イベントのうち前記サンプリングされた音エネルギーのピッチが最小音エネルギー・ピッチよりも大きく且つ最大音エネルギー・ピッチより小さいときに、前記検出された音イベントがいびきイベント候補であることを決定すること、
    前記いびきイベント候補の直前直後の呼吸が他のいびきイベント候補を含むかを決定することにより前記いびきイベント候補が途切れたいびきイベントでないことを確認することを含み、
    前記いびきイベント候補の決定は、サンプリングされた音イベントのどの部分が吸息中に起こるのかを決定し、且つ、音イベント全体の継続時間に関する比率として表現される前記部分が、吸息閾値よりも大きいかどうかを決定することを含む、モニタリングされる被験者のいびきイベントを決定するための方法。
JP2009514506A 2006-06-08 2007-06-06 いびき検知及び確認のためのシステム及び方法 Expired - Fee Related JP5153770B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US81177706P 2006-06-08 2006-06-08
US60/811,777 2006-06-08
US11/758,581 2007-06-05
US11/758,581 US8177724B2 (en) 2006-06-08 2007-06-05 System and method for snore detection and confirmation
PCT/US2007/070466 WO2007146687A2 (en) 2006-06-08 2007-06-06 Snore detection and confirmation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009539499A JP2009539499A (ja) 2009-11-19
JP5153770B2 true JP5153770B2 (ja) 2013-02-27

Family

ID=38822793

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009514506A Expired - Fee Related JP5153770B2 (ja) 2006-06-08 2007-06-06 いびき検知及び確認のためのシステム及び方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8177724B2 (ja)
EP (1) EP2023804B1 (ja)
JP (1) JP5153770B2 (ja)
AU (1) AU2007257934A1 (ja)
CA (1) CA2655303C (ja)
WO (1) WO2007146687A2 (ja)

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080077020A1 (en) 2006-09-22 2008-03-27 Bam Labs, Inc. Method and apparatus for monitoring vital signs remotely
US9149599B2 (en) 2008-04-09 2015-10-06 Lotus Magnus, Llc Brain stimulation systems and methods
WO2009134246A1 (en) * 2008-04-29 2009-11-05 Lotus Magnus, Llc. Systems, devices, and methods for monitoring a subject
WO2010066008A1 (en) * 2008-12-10 2010-06-17 The University Of Queensland Multi-parametric analysis of snore sounds for the community screening of sleep apnea with non-gaussianity index
JP5347686B2 (ja) * 2009-04-24 2013-11-20 ダイキン工業株式会社 いびき検出装置
US9192316B2 (en) 2009-05-15 2015-11-24 Nox Medical Systems and methods using flexible capacitive electrodes for measuring biosignals
US9545222B2 (en) 2009-09-01 2017-01-17 Adidas Ag Garment with noninvasive method and system for monitoring physiological characteristics and athletic performance
US9326705B2 (en) 2009-09-01 2016-05-03 Adidas Ag Method and system for monitoring physiological and athletic performance characteristics of a subject
JP5035370B2 (ja) * 2010-03-12 2012-09-26 沖電気工業株式会社 運動検出装置、運動検出方法、及びプログラム
US8506501B2 (en) * 2010-03-18 2013-08-13 Sharp Laboratories Of America, Inc. Lightweight wheeze detection methods and systems
US20110230778A1 (en) * 2010-03-18 2011-09-22 Yungkai Kyle Lai Methods and devices for continual respiratory monitoring using adaptive windowing
DK2584962T3 (da) 2010-06-25 2014-09-29 Nox Medical Ehf Biometrisk bæltekonnektor
GB201011816D0 (en) * 2010-07-14 2010-09-01 Imp Innovations Feature characterization for breathing monitor
EP2608717B1 (en) 2010-08-26 2016-05-11 Ben Gurion University of The Negev Research and Development Authority Apparatus for diagnosing obstructive sleep apnea
JP5853635B2 (ja) * 2011-11-24 2016-02-09 オムロンヘルスケア株式会社 睡眠評価装置
EP2978374A2 (en) * 2013-03-25 2016-02-03 Technion Research & Development Foundation Ltd. Apnea and hypoventilation analyzer
WO2015068041A1 (en) 2013-11-06 2015-05-14 Nox Medical Method, apparatus, and system for measuring respiratory effort
JP6535186B2 (ja) * 2015-03-05 2019-06-26 旭化成株式会社 呼吸状態判定装置、機器の作動方法、およびプログラム
CN105962897B (zh) * 2016-04-27 2018-10-02 南京理工大学 一种自适应的鼾声信号检测方法
WO2018033889A1 (en) 2016-08-19 2018-02-22 Nox Medical Method, apparatus, and system for measuring respiratory effort of a subject
CN107773242B (zh) * 2016-08-31 2023-05-12 通用电气公司 磁共振成像方法及系统
EP3562381A1 (en) * 2016-12-29 2019-11-06 Koninklijke Philips N.V. System and method for determining a personalized anti-snoring solution
WO2018220606A1 (en) 2017-06-02 2018-12-06 Nox Medical Ehf Coherence-based method, apparatus, and system for identifying corresponding signals of a physiological study
CN107456211B (zh) * 2017-08-24 2020-07-31 深圳创达云睿智能科技有限公司 一种鼾声检测方法、系统及终端设备
WO2019049097A1 (en) 2017-09-08 2019-03-14 Nox Medical Ehf SYSTEM AND METHOD FOR NON-INVASIVE DETERMINATION OF AN INTERNAL COMPONENT OF RESPIRATORY EFFORT
US11723579B2 (en) 2017-09-19 2023-08-15 Neuroenhancement Lab, LLC Method and apparatus for neuroenhancement
US11717686B2 (en) 2017-12-04 2023-08-08 Neuroenhancement Lab, LLC Method and apparatus for neuroenhancement to facilitate learning and performance
US10957335B2 (en) * 2017-12-28 2021-03-23 Sleep Number Corporation Home automation having user privacy protections
WO2019133997A1 (en) 2017-12-31 2019-07-04 Neuroenhancement Lab, LLC System and method for neuroenhancement to enhance emotional response
US11364361B2 (en) 2018-04-20 2022-06-21 Neuroenhancement Lab, LLC System and method for inducing sleep by transplanting mental states
WO2020041167A2 (en) 2018-08-20 2020-02-27 Thomas Jefferson University Acoustic sensor and ventilation monitoring system
US11000191B2 (en) 2018-08-20 2021-05-11 Thomas Jefferson University Acoustic sensor and ventilation monitoring system
US11213225B2 (en) 2018-08-20 2022-01-04 Thomas Jefferson University Acoustic sensor and ventilation monitoring system
WO2020056418A1 (en) 2018-09-14 2020-03-19 Neuroenhancement Lab, LLC System and method of improving sleep
GB2583117B (en) * 2019-04-17 2021-06-30 Sonocent Ltd Processing and visualising audio signals
US11786694B2 (en) 2019-05-24 2023-10-17 NeuroLight, Inc. Device, method, and app for facilitating sleep
CA3185983A1 (en) * 2020-06-18 2021-12-23 ResApp Health Limited Event detection in subject sounds
CN113288056A (zh) * 2021-05-21 2021-08-24 张安斌 通过快速识别干预打鼾的方法和装置

Family Cites Families (69)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4016868A (en) 1975-11-25 1977-04-12 Allison Robert D Garment for impedance plethysmograph use
GB1596298A (en) 1977-04-07 1981-08-26 Morgan Ltd P K Method of and apparatus for detecting or measuring changes in the cross-sectional area of a non-magnetic object
US4433693A (en) 1979-09-27 1984-02-28 Hochstein Peter A Method and assembly for monitoring respiration and detecting apnea
US4373534A (en) 1981-04-14 1983-02-15 Respitrace Corporation Method and apparatus for calibrating respiration monitoring system
US4452252A (en) 1981-05-26 1984-06-05 Respitrace Corporation Non-invasive method for monitoring cardiopulmonary parameters
US4456015A (en) 1981-05-26 1984-06-26 Respitrace Corporation Non-invasive method for semiquantitative measurement of neck volume changes
US4860766A (en) 1983-11-18 1989-08-29 Respitrace Corp. Noninvasive method for measuring and monitoring intrapleural pressure in newborns
GB8502443D0 (en) 1985-01-31 1985-03-06 Flexigage Ltd Monitoring physiological parameters
USRE35122E (en) 1985-04-01 1995-12-19 Nellcor Incorporated Method and apparatus for detecting optical pulses
US4648407A (en) 1985-07-08 1987-03-10 Respitrace Corporation Method for detecting and differentiating central and obstructive apneas in newborns
US5007427A (en) 1987-05-07 1991-04-16 Capintec, Inc. Ambulatory physiological evaluation system including cardiac monitoring
US4834109A (en) 1986-01-21 1989-05-30 Respitrace Corporation Single position non-invasive calibration technique
US4777962A (en) 1986-05-09 1988-10-18 Respitrace Corporation Method and apparatus for distinguishing central obstructive and mixed apneas by external monitoring devices which measure rib cage and abdominal compartmental excursions during respiration
US4800495A (en) 1986-08-18 1989-01-24 Physio-Control Corporation Method and apparatus for processing signals used in oximetry
US4753088A (en) 1986-10-14 1988-06-28 Collins & Aikman Corporation Mesh knit fabrics having electrically conductive filaments for use in manufacture of anti-static garments and accessories
US4807640A (en) 1986-11-19 1989-02-28 Respitrace Corporation Stretchable band-type transducer particularly suited for respiration monitoring apparatus
US5301678A (en) 1986-11-19 1994-04-12 Non-Invasive Monitoring System, Inc. Stretchable band - type transducer particularly suited for use with respiration monitoring apparatus
US4753988A (en) 1987-02-18 1988-06-28 The Dow Chemical Company High gloss acrylate rubber-modified weatherable resins
US4817625A (en) 1987-04-24 1989-04-04 Laughton Miles Self-inductance sensor
US5178151A (en) 1988-04-20 1993-01-12 Sackner Marvin A System for non-invasive detection of changes of cardiac volumes and aortic pulses
JPH0213453A (ja) * 1988-06-30 1990-01-17 Takeuchi Shohei いびき防止用枕
US5040540A (en) 1988-08-24 1991-08-20 Nims, Inc. Method and apparatus for non-invasive monitoring of central venous pressure, and improved transducer therefor
US4986277A (en) 1988-08-24 1991-01-22 Sackner Marvin A Method and apparatus for non-invasive monitoring of central venous pressure
US4960118A (en) 1989-05-01 1990-10-02 Pennock Bernard E Method and apparatus for measuring respiratory flow
US5074129A (en) 1989-12-26 1991-12-24 Novtex Formable fabric
US5159935A (en) 1990-03-08 1992-11-03 Nims, Inc. Non-invasive estimation of individual lung function
US5131399A (en) 1990-08-06 1992-07-21 Sciarra Michael J Patient monitoring apparatus and method
US5331968A (en) 1990-10-19 1994-07-26 Gerald Williams Inductive plethysmographic transducers and electronic circuitry therefor
US5353793A (en) 1991-11-25 1994-10-11 Oishi-Kogyo Company Sensor apparatus
US5899855A (en) 1992-11-17 1999-05-04 Health Hero Network, Inc. Modular microprocessor-based health monitoring system
WO1994027492A1 (en) 1993-05-21 1994-12-08 Nims, Inc. Discriminating between valid and artifactual pulse waveforms
US5447164A (en) 1993-11-08 1995-09-05 Hewlett-Packard Company Interactive medical information display system and method for displaying user-definable patient events
US5533511A (en) 1994-01-05 1996-07-09 Vital Insite, Incorporated Apparatus and method for noninvasive blood pressure measurement
US5544661A (en) 1994-01-13 1996-08-13 Charles L. Davis Real time ambulatory patient monitor
US5416961A (en) 1994-01-26 1995-05-23 Schlegel Corporation Knitted wire carrier having bonded warp threads and method for forming same
AUPN304895A0 (en) 1995-05-19 1995-06-15 Somed Pty Limited Device for detecting and recording snoring
ATE264087T1 (de) 1995-07-28 2004-04-15 Cardiotronics Int Inc Elektrodermale wegwerfvorrichtung
US5921942A (en) 1995-11-01 1999-07-13 University Technologies International, Inc. Adaptively controlled mandibular positioning device and method of using the device
GB2306659B (en) 1995-11-02 1999-12-15 Healthcare Technology Ltd Heart rate sensing apparatus
CA2219848C (en) 1996-12-26 2001-07-31 David L. Banks Static electricity dissipation garment
US6015388A (en) 1997-03-17 2000-01-18 Nims, Inc. Method for analyzing breath waveforms as to their neuromuscular respiratory implications
EP0969897B1 (en) 1997-03-17 2010-08-18 Adidas AG Physiologic signs feedback system
US6002952A (en) 1997-04-14 1999-12-14 Masimo Corporation Signal processing apparatus and method
US5913830A (en) 1997-08-20 1999-06-22 Respironics, Inc. Respiratory inductive plethysmography sensor
US6254552B1 (en) 1997-10-03 2001-07-03 E.I. Du Pont De Nemours And Company Intra-coronary radiation devices containing Ce-144 or Ru-106
US6139505A (en) * 1998-10-14 2000-10-31 Murphy; Raymond L. H. Method and apparatus for displaying lung sounds and performing diagnosis based on lung sound analysis
US6223072B1 (en) 1999-06-08 2001-04-24 Impulse Dynamics N.V. Apparatus and method for collecting data useful for determining the parameters of an alert window for timing delivery of ETC signals to a heart under varying cardiac conditions
US6413225B1 (en) 1999-06-18 2002-07-02 Vivometrics, Inc. Quantitative calibration of breathing monitors with transducers placed on both rib cage and abdomen
US6142953A (en) 1999-07-08 2000-11-07 Compumedics Sleep Pty Ltd Respiratory inductive plethysmography band transducer
US6718198B2 (en) 1999-08-24 2004-04-06 Cardiac Pacemakers, Inc. Arrhythmia display
US6449504B1 (en) 1999-08-20 2002-09-10 Cardiac Pacemakers, Inc. Arrhythmia display
US6604115B1 (en) 1999-11-05 2003-08-05 Ge Marquette Medical Systems, Inc. Method and apparatus for storing data
US6727197B1 (en) 1999-11-18 2004-04-27 Foster-Miller, Inc. Wearable transmission device
JP2003530184A (ja) 2000-04-17 2003-10-14 ビボメトリックス,インコーポレイテッド 生理学的徴候を着装携行式にモニタするモニタ装置、システムおよび記録媒体
WO2002017210A2 (en) 2000-08-18 2002-02-28 Cygnus, Inc. Formulation and manipulation of databases of analyte and associated values
US6341504B1 (en) 2001-01-31 2002-01-29 Vivometrics, Inc. Composite elastic and wire fabric for physiological monitoring apparel
JP3600586B2 (ja) * 2002-02-18 2004-12-15 株式会社東芝 空気調節システム
US6783498B2 (en) 2002-03-26 2004-08-31 Vivometrics, Inc. Method and system for extracting cardiac parameters from plethysmographic signals
TW528593B (en) 2002-05-17 2003-04-21 Jang-Min Yang Device for monitoring physiological status and method for using the device
CA2522006C (en) * 2003-04-10 2013-05-28 Vivometrics, Inc. Systems and methods for respiratory event detection
US20040249299A1 (en) 2003-06-06 2004-12-09 Cobb Jeffrey Lane Methods and systems for analysis of physiological signals
AU2004277381B2 (en) 2003-08-22 2008-04-24 Foster-Miller, Inc. Physiological monitoring garment
WO2005048824A2 (en) 2003-11-18 2005-06-02 Vivometrics, Inc. Method and system for processing data from ambulatory physiological monitoring
JP3913748B2 (ja) * 2004-03-25 2007-05-09 三洋電機株式会社 いびき検出方法及び検出装置
WO2005115242A2 (en) 2004-05-24 2005-12-08 Equusys, Incorporated Animal instrumentation
AU2005258237A1 (en) 2004-06-24 2006-01-05 Adidas Ag Systems and methods for monitoring cough
US7850619B2 (en) * 2004-07-23 2010-12-14 Intercure Ltd. Apparatus and method for breathing pattern determination using a non-contact microphone
AU2005306358A1 (en) * 2004-11-19 2006-05-26 Vivometrics, Inc. Methods and systems for real time breath rate determination with limited processor resources
NZ567667A (en) * 2006-01-06 2011-08-26 Resmed Ltd Detecting snore by measuring difference of noise level during inspiration phase or inhalation and expiration phase or exhalation of breath

Also Published As

Publication number Publication date
WO2007146687A3 (en) 2008-06-26
AU2007257934A2 (en) 2009-01-08
WO2007146687A2 (en) 2007-12-21
EP2023804B1 (en) 2012-05-23
EP2023804A2 (en) 2009-02-18
CA2655303A1 (en) 2007-12-21
JP2009539499A (ja) 2009-11-19
US20070287896A1 (en) 2007-12-13
US8177724B2 (en) 2012-05-15
CA2655303C (en) 2015-07-28
EP2023804A4 (en) 2010-11-17
AU2007257934A1 (en) 2007-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5153770B2 (ja) いびき検知及び確認のためのシステム及び方法
US20210219925A1 (en) Apparatus and method for detection of physiological events
JP5878067B2 (ja) 呼吸事象検出システムおよび方法
US7727161B2 (en) Systems and methods for monitoring cough
US7207948B2 (en) Systems and methods for monitoring cough
EP2709525B1 (en) Apnea and hypopnea detection using breath pattern recognition
AU2012255650A1 (en) Apnea and hypopnea detection using breath pattern recognition
EP1781171A2 (en) Systems and methods for monitoring cough
AU2011203044C1 (en) Systems and methods for respiratory event detection

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100914

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20110204

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20110411

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120703

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20121001

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20121009

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121204

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5153770

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees