JP5152610B2 - 電力供給回路、電力供給装置及び画像形成装置 - Google Patents

電力供給回路、電力供給装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、電力供給回路、電力供給装置及び画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置としては、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びそれらの機能を複合化した装置等が開発されている。このような画像形成装置は、通常、記録媒体上にトナー画像を形成する画像形成部及びトナー画像が形成された記録媒体を加圧及び加熱してトナー画像の定着を行う定着装置等を備えている。
定着装置には、記録媒体を加熱するための定着ローラが設けられており、この定着ローラは、商用電源からの電力により発熱するヒータ(定着ヒータ)によって所定の温度に加熱される。このとき、ヒータは大きい電力を必要とするため、補助電源が用いられることがある。特に、画像形成装置の電源投入時に定着ローラが所定の温度になる時間を短縮するために、又は、連続複写時の定置ローラの温度低下を防止するために、補助電源を使用することは知られている。
AC電源を用いるACヒータと補助電源を用いるサブヒータとに同時に電力を供給する場合には、それらにより加熱される定着ローラは急激に温度上昇する。このとき、ヒータへの電力供給をON/OFF制御する制御回路、すなわち電力供給回路が備えるスイッチが短絡又は接点溶着した場合には、定着ローラは加熱され続け短時間で溶融してしまう。このように、電力供給回路の異常が放置されると、定着ローラの溶融に加え駆動素子やリレーコイルの焼損等が発生する恐れがあるため、電力供給回路の異常を検出して安全性を高めることが要求されている。
そこで、特許文献1の技術や特許文献2の技術が開示されている。特許文献1では、ヒータに電流を供給するためのトライアックとこれに直列に接続されて異常時に電流を遮断するリレーとから構成されている電力供給回路において、トライアックをONにしてリレーをOFFにした状態でヒータの温度変化を検出することでリレーの故障を検出する技術が開示されている。また、特許文献2では、バッテリーを電源とするソレノイド負荷を駆動するドライバ素子の駆動制御信号とソレノイド負荷の端子電圧との比較を行ってドライバ素子の異常を検出し、その異常を検出した場合にドライバ素子への電源供給を遮断する技術が開示されている。
特開平11−109785号公報 特開2003−47148公報
しかしながら、特許文献1の技術のようにヒータの温度変化を検出することでリレーの故障を間接的に検出する場合には、ヒータの温度変化を検出する温度検出手段のトラブルや温度検出時間の遅れ等による問題が生じるため、リレーの開閉状態(ON/OFF状態)を直接検出することが望ましい。
また、特許文献2の技術では、2つのスイッチを直列に接続して構成された回路が用いられているが、2つのスイッチのどちらが異常であるかを検出することは開示されておらず、それを解決する手段及び方法も開示されてないため、電力供給回路の異常を正確に検出することはできない。
本発明の目的は、発熱体に電力を供給するために電源から発熱体への通電を制御する2つのスイッチ素子のON/OFF状態を直接検出して、2つのスイッチ素子の異常を正確に検出することである。
請求項記載の発明は、電力を蓄える蓄電部から、熱を発生させる発熱体への電力供給を行う電力供給回路において、前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記蓄電部及び前記発熱体と直列に接続される第1スイッチ素子と、前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記第1スイッチ素子に直列に接続される第2スイッチ素子と、前記第1スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力し、前記第2スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力する制御手段と、を備え、前記電力供給回路は前記蓄電部、前記発熱体、前記第1スイッチ素子、前記第2スイッチ素子の順で直列に接続され、前記制御手段から前記第1スイッチ素子をオンにする信号が出力され、前記第2スイッチ素子をオンにする信号が出力された状態で、前記第1スイッチ素子と前記第2スイッチ素子との間の所定の点の電圧が予め定めた電圧より高い場合に、前記第2スイッチ素子がオンしない異常を検出することを特徴とする。
請求項記載の発明は、電力を蓄える蓄電部から、熱を発生させる発熱体への電力供給を行う電力供給回路において、前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記蓄電部及び前記発熱体と直列に接続される第1スイッチ素子と、前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記第1スイッチ素子に直列に接続される第2スイッチ素子と、前記第1スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力し、前記第2スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力する制御手段と、を備え、前記電力供給回路は前記蓄電部、前記発熱体、前記第1スイッチ素子、前記第2スイッチ素子の順で直列に接続され、前記制御手段から前記第1スイッチ素子をオンする信号が出力され、前記第2スイッチ素子をオンする信号が出力されたのちに、当該制御手段から前記第2スイッチ素子をオフする信号が出力された状態で、前記第1スイッチ素子と前記第2スイッチ素子との間の所定の点の電圧が予め定めた電圧より低い場合、前記第2スイッチ素子がオフしない異常を検出することを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1又は2に記載の電力供給回路において、前記第1スイッチ素子はリレーであり、前記第2スイッチ素子はFETであり、前記FETをオフした状態で前記リレーをオンにしたとき、電圧を検出する所定の点からグランドに電流が抵抗を介して流れるように構成し、前記制御手段から、前記リレーと前記FETの両方にそれぞれをオフする信号を出力する場合、前記FETをオフする信号を出力した後に前記リレーをオフする信号を出力することを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1ないしのいずれか一に記載の電力供給回路において、前記第1スイッチ素子はリレーであり、前記第2スイッチ素子はFETであり、前記FETをオフした状態で前記リレーをオンにしたとき、電圧を検出する所定の点からグランドに電流が抵抗を介して流れるように構成し、前記制御手段から、前記リレーと前記FETの両方にそれぞれをオンする信号を出力する場合、前記リレーをオンする信号を出力した後に前記FETをオンする信号を出力することを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1ないしのいずれか一に記載の電力供給回路において、前記制御手段は、前記第1スイッチ素子の異常又は前記第2スイッチ素子の異常が検出された場合、前記第1スイッチ素子及び前記第2スイッチ素子の両方にそれぞれをオフする信号を出力することを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1ないしのいずれか一に記載の電力供給回路において、前記蓄電部と前記発熱体との間に接続されており、前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられる第3スイッチ素子と、前記発熱体により発生する熱により前記発熱体の周囲温度が所定温度より高くなることを検出し、その検出結果に応じて前記第3スイッチ素子にオフの信号を出力する検知開放手段と、を備えることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1ないしのいずれか一に記載の電力供給回路において、前記蓄電部は電気二重層コンデンサであることを特徴とする
請求項記載の発明は、電力を蓄える蓄電部から、熱を発生させる発熱体への電力供給を行う電力供給装置において、前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記蓄電部及び前記発熱体と直列に接続される第1スイッチ素子と、前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記第1スイッチ素子に直列に接続される第2スイッチ素子と、前記第1スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力し、前記第2スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力する制御手段と、を備え、前記蓄電部、前記発熱体、前記第1スイッチ素子及び前記第2スイッチ素子は、当該蓄電部、当該発熱体、当該第1スイッチ素子、当該第2スイッチ素子の順で直列に接続され、前記制御手段から前記第1スイッチ素子をオンにする信号が出力され、前記第2スイッチ素子をオンにする信号が出力された状態で、前記第1スイッチ素子と前記第2スイッチ素子との間の所定の点の電圧が予め定めた電圧より高い場合に、前記第2スイッチ素子がオンしない異常を検出することを特徴とする。
請求項記載の発明は、電力を蓄える蓄電部から、熱を発生させる発熱体への電力供給を行う電力供給装置において、前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記蓄電部及び前記発熱体と直列に接続される第1スイッチ素子と、前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記第1スイッチ素子に直列に接続される第2スイッチ素子と、前記第1スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力し、前記第2スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力する制御手段と、を備え、前記蓄電部、前記発熱体、前記第1スイッチ素子及び前記第2スイッチ素子は、当該蓄電部、当該発熱体、当該第1スイッチ素子、当該第2スイッチ素子の順で直列に接続され、前記制御手段から前記第1スイッチ素子をオンする信号が出力され、前記第2スイッチ素子をオンする信号が出力されたのちに、当該制御手段から前記第2スイッチ素子をオフする信号が出力された状態で、前記第1スイッチ素子と前記第2スイッチ素子との間の所定の点の電圧が予め定めた電圧より低い場合、前記第2スイッチ素子がオフしない異常を検出することを特徴とする
請求項10記載の発明の画像形成装置は、電子写真方式で記録媒体にトナー画像を形成する画像形成部と、熱を発生させる発熱体を有し、前記トナー画像が形成された記録媒体を加熱及び加圧して前記トナー画像の定着を行う定着装置と、電力を蓄える蓄電部と、前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記蓄電部及び前記発熱体と直列に接続される第1スイッチ素子と、前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記第1スイッチ素子に直列に接続される第2スイッチ素子と、前記第1スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力し、前記第2スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力する制御手段と、を備え、前記蓄電部、前記発熱体、前記第1スイッチ素子及び前記第2スイッチ素子は、当該蓄電部、当該発熱体、当該第1スイッチ素子、当該第2スイッチ素子の順で直列に接続され、前記制御手段から前記第1スイッチ素子をオンにする信号が出力され、前記第2スイッチ素子をオンにする信号が出力された状態で、前記第1スイッチ素子と前記第2スイッチ素子との間の所定の点の電圧が予め定めた電圧より高い場合に、前記第2スイッチ素子がオンしない異常を検出することを特徴とする。
請求項11記載の発明の画像形成装置は、電子写真方式で記録媒体にトナー画像を形成する画像形成部と、熱を発生させる発熱体を有し、前記トナー画像が形成された記録媒体を加熱及び加圧して前記トナー画像の定着を行う定着装置と、電力を蓄える蓄電部と、前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記蓄電部及び前記発熱体と直列に接続される第1スイッチ素子と、前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記第1スイッチ素子に直列に接続される第2スイッチ素子と、前記第1スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力し、前記第2スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力する制御手段と、を備え、前記蓄電部、前記発熱体、前記第1スイッチ素子及び前記第2スイッチ素子は、当該蓄電部、当該発熱体、当該第1スイッチ素子、当該第2スイッチ素子の順で直列に接続され、前記制御手段から前記第1スイッチ素子をオンする信号が出力され、前記第2スイッチ素子をオンする信号が出力されたのちに、当該制御手段から前記第2スイッチ素子をオフする信号が出力された状態で、前記第1スイッチ素子と前記第2スイッチ素子との間の所定の点の電圧が予め定めた電圧より低い場合、前記第2スイッチ素子がオフしない異常を検出することを特徴とする。
本発明によれば、2つのスイッチ素子のそれぞれのON/OFF状態を変化させてそれらの間の電圧を検出することにより、それらのスイッチ素子のON/OFF状態が直接検出されるため、2つのスイッチ素子のどちらが異常であるか、すなわち2つのスイッチ素子の異常を正確に検出することができる。また、2つのスイッチ素子のON/OFF状態が直接検出されるため、発熱体の温度変化を検出する温度検出手段等が必要となくなり、温度検出手段によるトラブルや温度検出時間による遅れ等により生じる問題を防止することができる。
本発明を実施するための最良の一形態を図面に基づいて説明する。
本実施の形態の画像形成装置は、色分解に対応したトナー像を担持可能な感光体を複数備え、各感光体上に形成されたトナー像を中間転写体(例えば中間転写ベルト)に重畳転写した画像を記録用紙(シート)等の記録媒体に対して一括転写することで多色画像を形成するカラー画像形成装置、例えばカラー複写機の一例である。なお、画像形成装置としては、カラー複写機に限らず、例えば、白黒複写機、カラープリンタ、白黒プリンタ及びファクシミリ等も挙げられる。
図1はカラー画像形成装置1の概略構成を示す縦断正面図である。
図1に示すように、カラー画像形成装置1は、その中央部に設けられた画像形成部1A、その画像形成部1Aの下方に設けられた給紙部1B、及び画像形成部1Aの上方に設けられた原稿走査部1Cから構成されている。
原稿走査部1Cは、原稿が載置される原稿載置台1C1を有するスキャナ1C2及び原稿載置台1C1上に設けられた自動原稿給送装置1C3を備えている。スキャナ1C2は、原稿載置台1C1上の原稿から原稿画像(画像情報)を読み取る。自動原稿給送装置1C3は、原稿載置台1C1上に原稿を送り出し、さらに、原稿載置台1C1上に送り出された原稿を反転する構造になっている。これにより、原稿の表裏各面での原稿画像の読み取りも可能である。
画像形成部1Aは、水平方向に展張面を有する中間転写ベルト2、及びその展張面に沿って並置され色分解色と補色関係にある色のトナー(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)によるトナー画像を担持可能な複数の感光体3Y、3M、3C、3B等を備えている。
各感光体3Y、3M、3C、3Bはドラム状に形成され、それぞれ同じ方向(図1では反時計方向)に回転可能に設けられている。各感光体3Y、3M、3C、3Bの周辺には、感光体3Y、3M、3C、3Bの回転過程において画像形成処理を実行する帯電装置4Y、4M、4C、4B、書込装置5、現像装置6Y、6M、6C、6B、1次転写装置7Y、7M、7C、7B及びクリーニング装置8Y、8M、8C、8Bが配置されている。
帯電装置4Y、4M、4C、4Bは、感光体3Y、3M、3C、3Bの表面を一様に帯電させる。
書込装置5は、スキャナ1C2により原稿載置台1C1上の原稿から得られた画像情報、あるいはカラー画像形成装置1に接続されたコンピュータ(図示せず)から入力された画像情報に応じた書込光を各感光体3Y、3M、3C、3Bにそれぞれ出射して静電潜像を形成する。
現像装置6Y、6M、6C、6Bは、感光体3Y、3M、3C、3Bの表面に形成された静電潜像にトナーを供給して、その表面にトナー像を形成する。
1次転写装置7Y、7M、7C、7Bは、感光体3Y、3M、3C、3Bの表面に形成されたトナー像を中間転写ベルト2に一次転写させる。このとき、各感光体3Y、3M、3C、3Bのトナー像は中間転写ベルト2上に重畳される。
中間転写ベルト2は、複数のローラ2A、2B、2Cに掛け回されて感光体3Y、3M、3C、3Bとの対峙位置において同方向に移動可能に形成されている。ローラ2Aとローラ2Bとは中間転写ベルト2の展張面を形成している。それらの他のローラ2Cは、中間転写ベルト2を挟んで2次転写装置9に対峙している。また、中間転写ベルト2に対向する位置には、中間転写ベルト2をクリーニングするクリーニング装置10が設けられている。
2次転写装置9は、帯電駆動ローラ9A及び従動ローラ9Bに掛け回されて2次転写位置で中間転写ベルト2と同方向に移動可能な転写ベルト9Cを備えており、転写ベルト9Cを帯電駆動ローラ9Aにより帯電させることで中間転写ベルト2に重畳された多色画像あるいは担持されている単一色の画像をシートに転写する。
給紙部1Bは、シートを収容する複数の給紙カセット1B1、給紙カセット1B1から繰り出されるシートの搬送路に配置された複数の搬送ローラ1B2、及び2次転写位置の上流側(シートの搬送方向において)に位置するレジストローラ1B3等を備えている。
さらに、給紙部1Bは、画像形成部1Aの壁面の一部を起倒可能に設けた手差しトレイ1B4及び繰り出しコロ1B5を備えており、給紙カセット1B1から繰り出されるシートの搬送路に加えて手差しトレイ1B4に載置されたシートを2次転写位置に向け給送する。給紙カセット1B1からレジストローラ1B3に向けたシートの搬送路途中には、手差しトレイ1B4から繰り出されたシートの搬送路が合流し、いずれの搬送路から給送されるシートもレジストローラ1B3によってレジストタイミングが設定されるようになっている。
2次転写装置の下流側(シートの搬送方向において)には、シート上のトナー画像をシートに定着する定着装置11(詳しくは後述する)及びトナー画像が定着されたシートを排出する排出部12が設けられている。
排出部12は、シートの搬送方向を切り換える搬送路切り換え爪12A、シートが排出される排紙トレイ12B、両面印刷等でシートの表裏を反転させる反転搬送路12C等を備えている。この排出部12は、搬送路切り換え爪12Aによってシートの搬送方向を切り換え、定着装置11を通過したシートを排紙トレイ12Bに向けた搬送路又は反転搬送路12Cに沿って搬送する。
このようなカラー画像形成装置1では、原稿載置台1C1上に載置された原稿からの画像情報、あるいはコンピュータからの画像情報により、一様帯電された感光体3Y、3M、3C、3Bに対して静電潜像が形成され、静電潜像が現像装置6Y、6M、6C、6Bによって可視像処理された後、トナー像が中間転写ベルト2に1次転写される。
中間転写ベルト2に1次転写されたトナー像は、単一色画像の場合にはそのまま給紙部1Bから繰り出されたシートに対して2次転写され、多色画像の場合には1次転写の繰り返しにより重畳された後、シートに対して一括して2次転写される。2次転写後のシートは定着装置11により未定着画像を定着された後、排紙トレイ12Bに向けて、あるいは反転されて再度レジストローラ1B3に向けて搬送される。
図2は定着装置11の概略構成を示す縦断正面図である。
図2に示すように、定着装置11は、定着部材である定着ローラ21、加圧部材である加圧ローラ22、及び加圧ローラ22を一定の加圧力で定着ローラ21に押し当てる加圧手段(図示せず)を備えている。定着ローラ21及び加圧ローラ22は、駆動機構(図示せず)により回転駆動される。
また、定着装置11には、発熱体である3つのヒータHT1,HT2,HT3が設けられており、サーミスタ等の2つの温度センサTH1,TH2も設けられている。それらのヒータHT1,HT2,HT3は、例えば、定着ローラ21の内部に配置されており、その定着ローラ21を内側から加熱して定着ローラ21に熱を供給する。また、温度センサTH1,TH2は、定着ローラ21の表面に当接され、定着ローラ21の表面温度(定着温度)を検出する。なお、温度センサTH1はヒータHT1及びヒータHT2に対応する測定領域に配置され、温度センサTH2はヒータHT3に対応する測定領域に配置されている。
ヒータHT1,HT2は、定着ローラ21の温度が目標温度に達していないときにON(オン)にされて定着ローラ21を加熱する主たるヒータ(主ヒータ)である。また、ヒータHT3は、カラー画像形成装置1の主電源投入の時や省エネのためのオフモード時からコピー可能となるまでの立ち上げ時等、すなわち、定着装置11のウォームアップ時にONにされたり、又は、画像形成時に定着ローラ21の温度が目標温度に達していないときにONされたりして、定着ローラ21を加熱する補助的なヒータ(補助ヒータ)である。
このような定着装置11では、トナー画像を担持したシートが定着ローラ21と加圧ローラ22とのニップ部を通過する際に定着ローラ21及び加圧ローラ22によって加熱及び加圧される。これにより、シートにはトナー画像が定着される。
図3は、定着装置11が備えるヒータHT1,HT2,HT3への電力供給を説明するためのカラー画像形成装置1が備える各部の電気的な接続の概略構成を示す回路図である。
図3に示すように、カラー画像形成装置1は、画像形成部1Aを駆動制御するエンジン制御部が備えるCPU31、商用電源(AC電源)32の電力をヒータHT1,HT2に供給するAC給電部であるAC給電回路33、商用電源(AC電源)32の電力により蓄電部であるキャパシタバンク(DC電源)34を充電する充電部である充電器35、充電されたキャパシタバンク34の電圧を検出する充電電圧検出部である充電電圧検出回路36、充電されたキャパシタバンク34の電力をヒータHT3に供給するための給電部である給電回路37、ヒータHT3の高温保護部である高温保護回路38、給電回路37の異常を検出する電圧検出部である電圧検出回路39、及び、CPU31に接続されて給電回路37等を駆動制御する制御手段であるCPU40等を備えている。なお、給電回路37、電圧検出回路39及びCPU40は、電力供給回路又は電力供給装置を構成している。
CPU31は、ROM、RAM、タイマ、割り込み制御回路、A/Dコンバータ、シリアルコントローラ(UART)及び入出力ポート(シリアルポート、A/Dポート、ポート1及びポート2)等を備えている。このCPU31のA/Dポートには、温度センサTH1,TH2が分圧用の抵抗R1を介して接続されている。これにより、温度センサTH1,TH2及び抵抗R1により分圧された電圧がCPU31のA/Dポートに入力される。
CPU40は、CPU31と同じく、ROM、RAM、タイマ、割り込み制御回路、A/Dコンバータ、シリアルコントローラ(UART)及び入出力ポート(シリアルポート、A/Dポート、ポート1、ポート2、ポート3及びポート4)等を備えている。このCPU40は、シリアルポート(UART)を介してCPU31との通信を行う。
AC給電回路33は、ヒータHT1及びヒータHT2にそれぞれ対応させて接続されているフォトトライアック51を備えている。それらのフォトトライアック51は、CPU31のポート1及びポート2にフォトトライアックドライブ回路52を介して接続されている。なお、ヒータHT1及びヒータHT2は、フォトトライアック51を介して商用電源32に接続されている。
充電器35は、商用電源32からの電力をキャパシタバンク34に供給してキャパシタバンク34を充電する充電部であり、CPU40のポート4に接続されている。
キャパシタバンク34は、複数のキャパシタセル53が直列に接続されて構成されており、逆流防止ダイオード54を介して充電器35に接続されている。また、キャパシタバンク34は、ヒータHT3に高温保護回路38を介して接続されている。なお、キャパシタセル53としては、例えば電気二重層コンデンサが用いられている。
充電電圧検出回路36は、キャパシタバンク34の両端電圧を分圧するための抵抗R2,R3を備えており、その分圧電圧をCPU40のA/Dポートに入力する。
給電回路37は、第1スイッチ素子であるリレー55、第2スイッチ素子であるFET(電界効果トランジスタ)56、リレー駆動回路57及びゲートバッファ回路58等を備えている。リレー55はリレー駆動回路57を介してCPU40のポート1に接続されており、FET56はゲートバッファ回路58を介してCPU40のポート3に接続されている。さらに、リレー55はヒータHT3に接続されており、FET56はリレー55を介してヒータHT3に接続されている。つまり、給電回路37は、2つのスイッチ素子、すなわちリレー55とFET56とを直列に接続して構成されている。このため、それら両方が導通状態(ON状態)にならなければ、キャパシタバンク34からヒータHT3に電力は供給されない。
高温保護回路38は、検知開放手段であるサーモスタット59及び第3スイッチ素子であるリレー60を備えている。リレー60はヒータHT3とキャパシタバンク34との間に設けられている。このリレー60には、サーモスタット59を介して電力が供給される。サーモスタット59は、定着装置11の内部に設けられており、定着装置11の内部温度が上昇すると、例えばヒータHT3の周囲温度が所定温度異常になるとOFFする。サーモスタット59がOFFした場合には、リレー60もOFFし、ヒータHT3への電力供給は停止される。
電圧検出回路39は、トランジスタ61及びベース抵抗R4等を備えており、リレー55及びFET56の間の電圧を検出することにより給電回路37の異常を検出する。トランジスタ61はCPU40のポート2に接続されている。ベース抵抗R4は、リレー55及びFET56の端子間とトランジスタ61との間に接続されており、リレー55及びFET56の端子間電圧によりトランジスタ61にベース電流を供給する。トランジスタ61はそのベース電流によりON/OFFする。
このような電圧検出回路39は、CPU40により制御されたリレー55及びFET56のON/OFF状態で、リレー55及びFET56のそれらの間の電圧を検出してCPU40のポート2にH/L(High/Low)信号を入力する。
すなわち、リレー55がOFFであり、FET56もOFFである場合には、ベース電流がトランジスタ61に流れず、CPU40のポート2は“H(High)”になる。また、リレー55がONであり、FET56がOFFである場合には、ベース電流がベース抵抗R4を介してトランジスタ61に流れてトランジスタ61はONになるため、CPU40のポート2は“L(Low)”になる。リレー55がONであり、FET56もONである場合には、ベース電流がトランジスタ61に流れず、CPU40のポート2は“H”になる。ここで、例えば、リレー55がOFFであり、FET56もOFFであるときに、CPU40のポート2が“L”である場合には、リレー55が溶着したことになる。
なお、リレー55は、CPU40のポート1から“H”信号が出力されるとリレー駆動回路57がONになるためON状態になる。また、FET56は、CPU40のポート3から“H”信号が出力されるとゲートバッファ回路58によりON状態になる。一方、リレー55及びFET56は、CPU40のポート1及びポート3から“L”信号が出力されるとOFF状態になる。
ここで、リレー55とFET56とをCPU40の別々のポート(ポート1及びポート3)で制御しているが、これは、リレー55をONした後、時間を置いてFET56をONするためである。これにより、大電流がリレー55に流れてリレー55が溶着することを防止することができる。また、ヒータHT3への電力供給を停止する場合には、逆にFET56を先にOFFして、その後リレー55をOFFする。これによっても、リレー55が溶着することを防止することができる。
このような構成において、CPU31は、そのA/Dポートの電圧から定着ローラ21の表面温度(定着温度)の検出を行ってフォトトライアック51のON/OFF制御を行う。すなわち、CPU31は、ポート1及びポート2から“L(Low)”信号をフォトトライアックドライブ回路52に入力してフォトトライアック51をON/OFF制御する。フォトトライアック51がONされると、ヒータHT1,HT2に商用電源32から電力が供給される。
さらに、CPU31は、主電源ON時にリロード時間を短くするため、あるいは、連続コピー時に定着ローラ21の温度が低下して未定着が発生する場合等に、CPU40にシリアルポート(UART)を介して各種の指示信号(コマンド:電力供給指示コマンドや充電指示コマンド等)を出力する。
CPU40は、CPU31からの電力供給指示コマンド(放電ONコマンド)により、ポート1からリレー駆動回路57及びポート3からゲートバッファ回路48に電力供給信号(“H”信号)を出力する。これにより、電力がキャパシタバンク34からヒータHT3に供給され、ヒータHT3は発熱する。また、CPU40は、CPU31からの充電指示コマンドにより、充電電圧をA/Dコンバータにより確認し、ポート4から充電器35に充電信号を出力する。なお、充電電圧は、キャパシタバンク34の両端電圧が充電電圧検出回路36の抵抗R1,R2により分圧されてCPU40のA/Dポートに入力された分圧電圧から検出される。充電器35は、CPU40からの充電信号により、逆流防止ダイオード54を介してキャパシタバンク34の各キャパシタセル53を充電する。
ここで、カラー画像形成装置1での異常検知処理動作について図4及び図5を参照して説明する。この異常検知処理動作によりリレー55又はFET56の異常が検出される。図4及び図5は異常検知処理動作の流れの一部を示すフローチャートである。
図4に示すように、CPU40は、リレー55及びFET56の異常を検出することができる電圧にキャパシタバンク34が充電されているか否かを確認するために、A/Dポートの入力が3V以上であるか否かを判断する(ステップS1)。充電電圧が3V未満である場合には(ステップS1のN)、異常検知処理動作を終了させる。充電電圧が3V以上である場合には(ステップS1のY)、ポート3よりFET56をOFFする“L”信号を出力し(ステップS2)、ポート1よりリレー55をOFFする“L”信号を出力する(ステップS3)。
次に、ポート2の入力が“H”であるか否かを判断する(ステップS4)。ポート2の入力が“H”でない、すなわち“L”である場合には(ステップS4のN)、リレー55はON状態になっているので、リレー55が溶着していることを報知する信号をCPU31に出力し(ステップS5)、1の処理、すなわちステップS24に進む。ポート2の入力が“H”である場合には(ステップS4のY)、ポート1よりリレー55をONする“H”信号を出力する(ステップS6)。
次いで、ポート2の入力が“L”であるか否かを判断する(ステップS7)。ポート2の入力が“L”でない、すなわち“H”である場合には(ステップS7のN)、リレー55がONしないので、リレー55がONしないことを報知する信号をCPU31に出力し(ステップS8)、1の処理、すなわちステップS24に進む。ポート2の入力が“L”である場合には(ステップS7のY)、ポート1よりリレー55をOFFする“L”信号を出力する(ステップS9)。
その後、タイマカウントがN以上であるか否かを判断して(ステップS10)、リレー55が確実に開放状態になる時間をタイマでカウントする(ステップS10のN)。なお、Nは予め設定されている。タイマカウントがN以上である場合には(ステップS10のY)、2の処理、すなわちステップS11に進む
次に、図5に示すように、ポート2の入力が“H”であるか否かを判断する(ステップS11)。ポート2の入力が“H”でない、すなわち“L”である場合には(ステップS11のN)、リレー55がOFFしない状態なので、リレー55がOFFしないことを報知する信号をCPU31に出力し(ステップS12)、1の処理、すなわちステップS22に進む。ポート2の入力が“H”である場合には(ステップS11のY)、ポート1よりリレー55をONする“H”信号を出力する(ステップS13)。
その後、タイマカウントがN以上であるか否かを判断して(ステップS14)、リレー55が確実にONした状態になる時間をタイマでカウントする(ステップS14のN)。タイマカウントがN以上である場合には(ステップS14のY)、ポート3よりFET56をONする“H”信号を出力する(ステップS15)。
次に、ポート2の入力が“H”であるか否かを判断する(ステップS16)。ポート2の入力が“H”でない、すなわち“L”である場合には(ステップS16のN)、FET56がONしない状態なので、FET56がONしないことを報知する信号をCPU31に出力し(ステップS17)、ステップS22に進む。ポート2の入力が“H”である場合には(ステップS16のY)、ポート3よりFET56をOFFする“L”信号を出力する(ステップS18)。
次いで、ポート2の入力が“L”であるか否かを判断する(ステップS19)。ポート2の入力が“L”である場合には(ステップS19のY)、放電系の給電回路37に異常は無いので、CPU31に放電系に異常が無いコマンドを出力する(ステップS20)。ポート2の入力が“L”でない、すなわち“H”である場合には(ステップS19のN)、FET56がOFFしない状態なので、FET56がOFFしないことを報知する信号をCPU31に出力する(ステップS21)。その後、CPU31は充放電を禁止して(ステップS22)、充放電を禁止するフラッグをセットする(ステップS23)。
なお、CPU40は、図4に示すように、CPU31からの放電系の異常チェックコマンドがあるか否かを判断し(ステップS24)、CPU31から放電系の異常チェックコマンドが送信された場合(ステップS24のY)にも、ステップS1から同様の処理動作を行う。
次に、ヒータHT3への電力供給及び停止の処理動作について図6を参照して説明する。図6はヒータHT3への電力供給及び停止の処理動作の流れを示すフローチャートである。
図6に示すように、CPU40は、まず、CPU31から放電ONコマンドが送信されているか否かを判断する(ステップS31)。CPU31から放電ONコマンドが送信されている場合には(ステップS31のY)、充放電を禁止するフラグ(充放電禁止フラグ)がセットされているか否かを判断する(ステップS32)。
充放電禁止フラグがセットされている場合には(ステップS32のN)、処理動作は終了する。一方、充放電禁止フラグがセットされていない場合には(ステップS32のY)、放電できる状態か否かを確認するために、A/Dポートの入力が4V以上であるか否かを判断する(ステップS33)。
A/Dポートの入力が4V未満である場合には(ステップS33のN)、処理動作は終了する。一方、A/Dポートの入力が4V以上である場合には(ステップS33のY)、ポート1よりリレー55をONする“H”信号を出力する(ステップS34)。次いで、タイマカウントがNであるか否かを判断して(ステップS35)、リレー55が確実にONした状態になる時間をタイマでカウントする(ステップS35のN)。タイマカウントがNである場合には(ステップS35のY)、ポート3よりFET56をONする“H”信号を出力する(ステップS36)。
CPU31から放電ONコマンドが送信されていない場合には(ステップS31のN)、CPU31から放電停止コマンドが送信されているか否かを判断する(ステップS37)。CPU31から放電停止コマンドが送信されていない場合には(ステップS37のN)、次の受信コマンドの確認(他の処理)を行う。一方、放電停止コマンドが送信されている場合には(ステップS37のY)、ポート3よりFET56をOFFする“L”信号を出力し(ステップS38)、ポート1よりリレー55をOFFする“L”信号を出力する(ステップS39)。
このように本実施の形態によれば、リレー55及びFET56のそれぞれのON/OFF状態を変化させてそれらの間の電圧を検出することにより、リレー55及びFET56のそれぞれのON/OFF状態が直接検出されるため、リレー55及びFET56のどちらが異常であるか、すなわちリレー55及びFET56の異常を正確に検出することができる。
また、リレー55及びFET56のそれぞれのON/OFF状態が直接検出されるため、ヒータHT3の温度変化を検出する温度検出手段等が必要となくなり、温度検出手段によるトラブルや温度検出時間による遅れ等により生じる問題を防ぐことができる。さらに、リレー55及びFET56の異常に応じてヒータHT3への電力供給が停止されるため、カラー画像形成装置1、特に定着装置11の安全性を向上させることができる。
本発明の実施の一形態のカラー画像形成装置の概略構成を示す縦断正面図である。 カラー画像形成装置が備える定着装置の概略構成を示す縦断正面図である。 定着装置が備えるヒータへの電力供給を説明するためのカラー画像形成装置が備える各部の電気的な接続の概略構成を示す回路図である。 異常検知処理動作の流れの一部を示すフローチャートである。 異常検知処理動作の流れの一部を示すフローチャートである。 ヒータへの電力供給及び停止の処理動作の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置(カラー画像形成装置)
1A 画像形成部
11 定着装置
34 蓄電部(キャパシタバンク)
39 検出手段(電圧検出回路)
40 制御手段(CPU)
55 第1スイッチ素子(リレー)
56 第2スイッチ素子(FET)
59 検知開放手段(サーモスタット)
60 第3スイッチ素子(リレー)
HT3 発熱体(ヒータ)

Claims (11)

  1. 電力を蓄える蓄電部から、熱を発生させる発熱体への電力供給を行う電力供給回路において、
    前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記蓄電部及び前記発熱体と直列に接続される第1スイッチ素子と、
    前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記第1スイッチ素子に直列に接続される第2スイッチ素子と、
    前記第1スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力し、前記第2スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力する制御手段と、
    を備え、
    前記電力供給回路は前記蓄電部、前記発熱体、前記第1スイッチ素子、前記第2スイッチ素子の順で直列に接続され、
    前記制御手段から前記第1スイッチ素子をオンにする信号が出力され、前記第2スイッチ素子をオンにする信号が出力された状態で、前記第1スイッチ素子と前記第2スイッチ素子との間の所定の点の電圧が予め定めた電圧より高い場合に、前記第2スイッチ素子がオンしない異常を検出することを特徴とする電力供給回路。
  2. 電力を蓄える蓄電部から、熱を発生させる発熱体への電力供給を行う電力供給回路において、
    前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記蓄電部及び前記発熱体と直列に接続される第1スイッチ素子と、
    前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記第1スイッチ素子に直列に接続される第2スイッチ素子と、
    前記第1スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力し、前記第2スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力する制御手段と、
    を備え、
    前記電力供給回路は前記蓄電部、前記発熱体、前記第1スイッチ素子、前記第2スイッチ素子の順で直列に接続され、
    前記制御手段から前記第1スイッチ素子をオンする信号が出力され、前記第2スイッチ素子をオンする信号が出力されたのちに、当該制御手段から前記第2スイッチ素子をオフする信号が出力された状態で、前記第1スイッチ素子と前記第2スイッチ素子との間の所定の点の電圧が予め定めた電圧より低い場合、前記第2スイッチ素子がオフしない異常を検出することを特徴とする電力供給回路。
  3. 前記第1スイッチ素子はリレーであり、
    前記第2スイッチ素子はFETであり、
    前記FETをオフした状態で前記リレーをオンにしたとき、電圧を検出する所定の点からグランドに電流が抵抗を介して流れるように構成し、
    前記制御手段から、前記リレーと前記FETの両方にそれぞれをオフする信号を出力する場合、前記FETをオフする信号を出力した後に前記リレーをオフする信号を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の電力供給回路。
  4. 前記第1スイッチ素子はリレーであり、
    前記第2スイッチ素子はFETであり、
    前記FETをオフした状態で前記リレーをオンにしたとき、電圧を検出する所定の点からグランドに電流が抵抗を介して流れるように構成し、
    前記制御手段から、前記リレーと前記FETの両方にそれぞれをオンする信号を出力する場合、前記リレーをオンする信号を出力した後に前記FETをオンする信号を出力することを特徴とする請求項1ないしのいずれか一に記載の電力供給回路。
  5. 前記制御手段は、前記第1スイッチ素子の異常又は前記第2スイッチ素子の異常が検出された場合、前記第1スイッチ素子及び前記第2スイッチ素子の両方にそれぞれをオフする信号を出力することを特徴とする請求項1ないしのいずれか一に記載の電力供給回路。
  6. 前記蓄電部と前記発熱体との間に接続されており、前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられる第3スイッチ素子と、
    前記発熱体により発生する熱により前記発熱体の周囲温度が所定温度より高くなることを検出し、その検出結果に応じて前記第3スイッチ素子にオフの信号を出力する検知開放手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一に記載の電力供給回路。
  7. 前記蓄電部は電気二重層コンデンサであることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一に記載の電力供給回路
  8. 電力を蓄える蓄電部から、熱を発生させる発熱体への電力供給を行う電力供給装置において、
    前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記蓄電部及び前記発熱体と直列に接続される第1スイッチ素子と、
    前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記第1スイッチ素子に直列に接続される第2スイッチ素子と、
    前記第1スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力し、前記第2スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力する制御手段と、
    を備え、
    前記蓄電部、前記発熱体、前記第1スイッチ素子及び前記第2スイッチ素子は、当該蓄電部、当該発熱体、当該第1スイッチ素子、当該第2スイッチ素子の順で直列に接続され、
    前記制御手段から前記第1スイッチ素子をオンにする信号が出力され、前記第2スイッチ素子をオンにする信号が出力された状態で、前記第1スイッチ素子と前記第2スイッチ素子との間の所定の点の電圧が予め定めた電圧より高い場合に、前記第2スイッチ素子がオンしない異常を検出することを特徴とする電力供給装置。
  9. 電力を蓄える蓄電部から、熱を発生させる発熱体への電力供給を行う電力供給装置において、
    前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記蓄電部及び前記発熱体と直列に接続される第1スイッチ素子と、
    前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記第1スイッチ素子に直列に接続される第2スイッチ素子と、
    前記第1スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力し、前記第2スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力する制御手段と、
    を備え、
    前記蓄電部、前記発熱体、前記第1スイッチ素子及び前記第2スイッチ素子は、当該蓄電部、当該発熱体、当該第1スイッチ素子、当該第2スイッチ素子の順で直列に接続され、
    前記制御手段から前記第1スイッチ素子をオンする信号が出力され、前記第2スイッチ素子をオンする信号が出力されたのちに、当該制御手段から前記第2スイッチ素子をオフする信号が出力された状態で、前記第1スイッチ素子と前記第2スイッチ素子との間の所定の点の電圧が予め定めた電圧より低い場合、前記第2スイッチ素子がオフしない異常を検出することを特徴とする電力供給装置
  10. 電子写真方式で記録媒体にトナー画像を形成する画像形成部と、
    熱を発生させる発熱体を有し、前記トナー画像が形成された記録媒体を加熱及び加圧して前記トナー画像の定着を行う定着装置と、
    電力を蓄える蓄電部と、
    前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記蓄電部及び前記発熱体と直列に接続される第1スイッチ素子と、
    前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記第1スイッチ素子に直列に接続される第2スイッチ素子と、
    前記第1スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力し、前記第2スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力する制御手段と、
    を備え、
    前記蓄電部、前記発熱体、前記第1スイッチ素子及び前記第2スイッチ素子は、当該蓄電部、当該発熱体、当該第1スイッチ素子、当該第2スイッチ素子の順で直列に接続され、
    前記制御手段から前記第1スイッチ素子をオンにする信号が出力され、前記第2スイッチ素子をオンにする信号が出力された状態で、前記第1スイッチ素子と前記第2スイッチ素子との間の所定の点の電圧が予め定めた電圧より高い場合に、前記第2スイッチ素子がオンしない異常を検出することを特徴とする画像形成装置。
  11. 電子写真方式で記録媒体にトナー画像を形成する画像形成部と、
    熱を発生させる発熱体を有し、前記トナー画像が形成された記録媒体を加熱及び加圧して前記トナー画像の定着を行う定着装置と、
    電力を蓄える蓄電部と、
    前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記蓄電部及び前記発熱体と直列に接続される第1スイッチ素子と、
    前記蓄電部から前記発熱体への電力供給の制御に用いられ、前記第1スイッチ素子に直列に接続される第2スイッチ素子と、
    前記第1スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力し、前記第2スイッチ素子をオン又はオフする信号を出力する制御手段と、
    を備え、
    前記蓄電部、前記発熱体、前記第1スイッチ素子及び前記第2スイッチ素子は、当該蓄電部、当該発熱体、当該第1スイッチ素子、当該第2スイッチ素子の順で直列に接続され、
    前記制御手段から前記第1スイッチ素子をオンする信号が出力され、前記第2スイッチ素子をオンする信号が出力されたのちに、当該制御手段から前記第2スイッチ素子をオフする信号が出力された状態で、前記第1スイッチ素子と前記第2スイッチ素子との間の所定の点の電圧が予め定めた電圧より低い場合、前記第2スイッチ素子がオフしない異常を検出することを特徴とする画像形成装置。
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