JP5151740B2 - Door trim pocket structure - Google Patents
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Description
本発明は、ドアトリムのポケット構造に関する。 The present invention relates to a pocket structure for a door trim.
従来から、ドアパネルの内側に取り付けたドアトリムに、車両の前後方向の長ポケットを形成して、地図などの書籍を収納できるようにしている。近年、この種のポケットの収納容積を大きくしたいとの要請があり、下記特許文献1には、ポケット部8を構成する側壁部(特許文献中の符号10)の内、前部側を車両内方に迫り出させることによって、ポケット部8に、一般スペースBより広い収納スペースAを形成させたものが開示されている。
上記特許文献中に開示されたポケット構造は、車室内に露出される側壁部そのものに段差を付けてあり、見栄えの点において改良の余地がある。また、近年では、側突時の衝撃を吸収させることを目的に、ドアトリムの裏面側に衝撃吸収用パッドを取り付けている。そのため、このパットによりポケットの形成スペースが制限され、十分な収納容量のポケットの設定が困難な状況となっている。
本発明は上記事情に基づいて完成されたものであって、必要な性能を守りつつも、収納容量を大きくとることが可能で、かつ見栄えにも優れるドアトリムのポケット構造を提案することを目的とする。
The pocket structure disclosed in the above-mentioned patent document has a step on the side wall itself exposed in the vehicle interior, and there is room for improvement in terms of appearance. Further, in recent years, an impact absorbing pad is attached to the back side of the door trim for the purpose of absorbing an impact caused by a side collision. For this reason, a space for forming a pocket is limited by this pad, and it is difficult to set a pocket having a sufficient storage capacity.
The present invention has been completed based on the above circumstances, and aims to propose a pocket structure of a door trim that can take a large storage capacity and is excellent in appearance while maintaining necessary performance. To do.
ドアパネルに相対する裏面側の一部に衝撃吸収用のパットを装着してなるドアトリムのポケット構造であって、前記ドアトリムの表面を基準とした前記ドアパネル側への凹みの奥行きが、前記パットの装着範囲に重なる領域は浅く、それより前側の領域は深い段差状をなし、車室側に開放するポケット凹部を前記ドアトリムに形成すると共に、前記ポケット凹部の車室側に開放する開放口を、網目状をなし伸縮自在なネット部材によって前後に掛け渡して閉じることにより、上方に開放するポケットを構成したところに特徴を有する。 A door trim pocket structure in which a pad for shock absorption is attached to a part of the back surface facing the door panel, and the depth of the recess toward the door panel with respect to the surface of the door trim is the attachment of the pad. The area overlapping the area is shallow, the area on the front side of the area has a deep stepped shape, and a pocket recess that opens to the compartment side is formed in the door trim, and an opening opening that opens to the compartment side of the pocket recess is formed in a mesh. It is characterized in that a pocket that opens upward is formed by spanning back and forth with a stretchable net member and closing it.
この発明の実施態様として、以下の構成とすることが、好ましい。
・前記ドアトリムは、前記ポケット凹部に対応させて開口を形成してなるドアトリム本体と、前記ドアトリム本体の開口を閉止可能な大きさをなし前記ポケット凹部としての機能を担う裏蓋と、を備え、この裏蓋をドアトリム本体に対して、間に前記ネット部材を挟みつつ裏面側から前記開口を閉止するように装着させることにより、前記ネット部材を前記ドアトリム本体に固定する構造としたものにおいて、前記裏蓋のうち前記開口内に臨む位置に前記ネット部材を前記裏面側から支える支持突部を設けることにより、前記ネット部材の表面を前記ドアトリム本体の表面に対して面一にする。このようにしておけば、ドアトリム本体の表面とポケットの境界部分に段差が出来ず、車室側からの見栄えがよくなる。
As an embodiment of the present invention, the following configuration is preferable.
The door trim includes a door trim main body formed by forming an opening corresponding to the pocket concave portion, and a back cover having a size capable of closing the opening of the door trim main body and serving as the pocket concave portion, In the structure that fixes the net member to the door trim main body by attaching the back lid to the door trim main body so as to close the opening from the back side while sandwiching the net member therebetween, By providing a support protrusion that supports the net member from the back side in a position facing the opening in the back cover, the surface of the net member is flush with the surface of the door trim body. If it does in this way, a level difference will not be made in the boundary part of the surface of a door trim main part, and a pocket, and the appearance from the passenger compartment side will become good.
本発明によれば、ポケット凹部の奥行き(ドアトリムの表面を基準とした前記ドアパネル側への凹みの深さ)が、衝撃吸収用のパットの装着範囲に重なる領域については浅く設定してある。そのため、パットの装着範囲については、ドアパネルとの間に十分な隙間を作ることが可能となり、必要な厚みの衝撃吸収用のパットを無理なく設置できる。また、ポケットの一部を、網目状をなし伸縮自在なネット部材により構成してあるので、ポケットに収納される収容物の大きさに応じてポケットの収納容量を広くとることが可能となる結果、ポケットのサイズよりやや大き目の収容物であっても、無理なく収納することが可能となり、使い勝手がよい。 According to the present invention, the depth of the pocket recess (the depth of the recess toward the door panel with respect to the surface of the door trim) is set shallow for the region overlapping the mounting range of the shock absorbing pad. Therefore, it is possible to create a sufficient gap between the pad and the door panel, and a shock absorbing pad having a necessary thickness can be installed without difficulty. In addition, since a part of the pocket is formed of a net-like elastic net member, it is possible to increase the storage capacity of the pocket according to the size of the stored contents in the pocket. Even storage items that are slightly larger than the size of the pocket can be stored without difficulty and are easy to use.
本発明の一実施形態を図1ないし図6によって説明する。
図1は、ドアトリム10の正面図である。図2は、図1中のA−A線断面図である。ドアトリム10は車体に対して開閉自在に装着されたドアパネル(図示せず)の室内側に取り付けられ、ドアパネルの内装材として機能するものである。本ドアトリム10はドアパネルの下半分(窓枠から下の領域)を覆う大きさとされている。尚、以下の説明において、ドアトリム10に関し、表面側とは車室内に露出する側(図2では下側)を指し、また裏面側とは、ドアパネルに対して相対する側(図2の上側)を指すものとする。
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 is a front view of the
ドアトリム10の裏面側であって、後部寄りの位置には、パット70が取り付けられている。パット70は車両前後に延びる横長な形状とされ、座席(図示せず)に着座した乗客の腰部から大腿の側方を覆う構成となっている。係るパット70は、ウレタンやポリプロピレン等の合成樹脂材料を15倍〜45倍程度に発泡させた硬質の発泡材より構成され、側突時の衝撃を吸収して、座席に着座する乗客を保護する機能を担うものである。尚、図1中における符号HPは、乗客のヒップポイントである。
A
また、ドアトリム10には、車室側となる表面側の上部に乗客の肘掛けとして使用されるアームレスト部12が形成される共に、その下方にはスピーカグリル13と、ポケットPが前後に並んで設けられている。
Further, the
ポケットPは、車室側に開放するポケット凹部20の開放口27の下側約半分を、網目状のネット部材41により覆ったもの(言い換えれば、開放口27の下側約半分をネット部材41により前後に掛け渡して閉じたもの)である。本ポケットPは、図1にて示すように、前端PFがスピーカグリル13の後方に位置しているのに対して、後端PRはドアトリム10の中央やや後部寄りの位置にあって、裏面側に装着されるパット70に対してポケットPの後部25が重なっている。
The pocket P is formed by covering the lower half of the opening 27 of the pocket recess 20 that opens to the vehicle interior side with a net-like net member 41 (in other words, the
そして、図2にて示すように、本ポケット凹部20は、ドアトリム10の表面Lを基準とした前記ドアパネル側への凹みの深さが、パット70の装着範囲(図2中の寸法Bにて示す範囲)に重なる後部25については浅く、それより前側の前部21は深くなっており、ポケット凹部20の奥面21A、25Aに段差が付けられている。
As shown in FIG. 2, the pocket recess 20 has a depth of a recess toward the door panel with respect to the surface L of the
このように、ポケット凹部20のうち、パット70の装着範囲に重なる後部25については、凹みを浅く設定することで、ポケットPの全長(車両前後方向の長さ)を長く設定しつつも、パット70が装着される範囲についてはドアパネルとの間に、十分な隙間を確保でき、パット70を無理なく配置できる。
As described above, among the
さて、本実施形態では上記したポケット凹部20のうち、上側半分にあたる上半部20Uについては、ドアトリム本体11の壁面をドアパネル側に直接凹ませることによって形成してあるのに対して、下側半分にあたる下半部20Dについては、ドアトリム本体11とは分割構成してある。尚、ここで言う、ドアトリム本体11というのは、ドアトリム10のうち、ポケット構造体30を除く部分の全体を意味している。
In the present embodiment, among the
すなわち、ドアトリム本体11のうち、ポケット凹部20を構成する上半部20Uの下側は開口しており、そこに、以下に説明する裏蓋(ポケット凹部20の下半部20Dとしての機能を担うもの)31を装着することで、ドアトリム本体11の開口14が閉止されて、裏蓋31とドアトリム本体11側の上半部20Uとによって一のポケット凹部20が形成される構成となっている。尚、本実施形態において、裏蓋31はネット部材41と一体化されてポケット構造体30としてあり、このポケット構造体30をドアトリム本体11に対して取り付ける構成となっている。
That is, in the door trim
図3にはポケット構造体30の斜視図が示され、図4にはポケット構造体30の分解斜視図が示されている。ポケット構造体30は、合成樹脂製の裏蓋31と、ネット部材41と、芯材51と、樹脂カバー53と、合成樹脂製の外板63〜65とから構成されている。裏蓋31はポケット凹部20の下半部20Dを形成するものであり、後部25はドアパネル側への凹みが浅く、前部21はドアパネル側への凹みが深くなっている。
FIG. 3 shows a perspective view of the
そして、この裏蓋31の外周部には、取り付け部33〜35が一体的に形成されている。取り付け部33〜35は裏蓋31の上縁を除く、前縁、下縁、後縁の3縁に亘って形成されている。この取り付け部33〜35は幅一定とされ、4隅には螺子挿通孔38が形成されている。
Further,
また、これら取り付け部33〜35のうち、前側の取り付け部33の基端部(ポケット凹部20を構成する前部21との境目部分)及び後側の取り付け部35の基端部(ポケット凹部20を構成する後部25との境目部分)は、図2に示すように、ドアトリム本体11の開口14の幅内に臨む設定としてあり、そこには、支持突部36、37が一体的に形成されている。
Of these
この支持突部36、37は、車室側にあたる図2の下側に突出しており、次に説明するネット部材41を裏側から支えて、ネット部材41の表面がドアトリム10の表面Lと面一をなすように支持する機能を担うものである。尚、この支持突部36、37は裏蓋31のほぼ全高に亘って形成してあり、ネット部材41の前後を、その全高に亘って支える構成となっている。
The
ネット部材41は、例えば、紐などの素材を網目状に織り込んで伸縮自在としたものであり、その大きさは裏蓋31の大きさとほぼ等しくなっている。このネット部材41の外周縁部は厚手に成形してあり、以下に説明する芯材51、外板63〜65を縫い合わすことが出来るようになっている。
The
芯材51は車両前後方向に長い平板状のばね鋼よりなる。この芯材51には、表面側に芯材51と同幅の樹脂カバー53が重ねて装着され、重ねた樹脂カバー53と共にネット部材41の上部に縫い付けられる構成としてある。具体的には、図5に示すように、ネット部材41の上端部42を、樹脂カバー53と芯材51を包むように折り返した後、ネット部材41に縫い合わることで、ネット部材41の上部に芯材51を取り付けている。
The
尚、本実施形態では、上記芯材51の全長をネット部材41の全長より長く設定してあり、縫合の後、ネット部材41の前後両端から芯材51の両端が突出する構成となっている。
In the present embodiment, the total length of the
外板63〜65はネット部材41を囲むフレームとなるものであって、本実施形態では3枚が用意されている。各外板63〜65は裏蓋側の取り付け部33〜35とほぼ同形、ほぼ同幅してあり、取り付け部33〜35の螺子挿通孔38に対応して逃がし孔68を形成している。
The
これら各外板63〜65は、ネット部材41の前縁部、後縁部、下縁部にそれぞれ縫い合わされるようになっている。そして、縫い合わせた各外板63〜65を、対応する各取り付け部33〜35に重ね合わせつつ、両者を固定することによって、裏蓋31に対して、開放口27の全体を覆うようにして、ネット部材41が装着され、図3にて示すポケット構造体30となる。尚、両者(外板63〜65と、取り付け部33〜35)の固定は振動溶着によるもの、弾性係止を利用するものなどが適用可能である。
Each of the
また、このとき、ネット部材41の前後両端から飛び出した芯材51の両端は、裏蓋31の取り付け部33、35の上部に、係止、嵌合などによって、それぞれ止められる。このように、ネット部材41の上部に入れた芯材51の両端を、裏蓋31に止めるておくことで、ネット部材41が常に張った状態となり、見栄えがよい。
At this time, both ends of the
そして、上記したポケット構成体30は、ドアトリム本体11に対して、ネット部材41を張り着けた表面側を車室側に向けつつ、裏面側から開口14を閉止するように固定される構成となっている。
And the above-mentioned
具体的には、ドアトリム本体11のうち、開口14の周縁部には、螺子座18が複数個形成されている。これら螺子座18は図2にて示すように、車外方向に突き出す柱状をしている。そのため、ポケット構造体30をドアトリム本体11の開口14を閉止させるように合わせつつ、各螺子挿通孔38を螺子座18に整合させた後、スクリューSKで螺子止めすることで、ドアトリム本体11にポケット構造体30を固定でき、これをもって、図1に示すように上方に開放し、かつ下半分をネット部材41により覆ったポケットPがドアトリム10に形成される構造となっている。
Specifically, a plurality of
次に、本実施形態の効果について説明を行う。
この実施形態のポケット構造によれば、ポケットPは奥行きの浅い箇所と、深い箇所が形成されているものの、それは、奥面21A、25A側に段差を付けることによって実現されている。このようにしておけば、車室側から見たときに、ドアトリム10の表面に段差が現れず、見栄えがよい。しかも、ネット部材41は裏蓋31に形成された支持突部36、37によって内側から支持され、図2に示すように、ドアトリム本体11の表面Lと面一をなす。このようにすることで、ドアトリム本体11とポケットPの境界部分に凹凸が出来ず、一層、見栄えに優れるものとなる。
Next, the effect of this embodiment will be described.
According to the pocket structure of this embodiment, although the pocket P has a shallow portion and a deep portion, it is realized by providing a step on the
また、本実施形態のポケット構造によれば、ポケット凹部20の奥行き(ドアトリム10の表面Lを基準とした前記ドアパネル側への凹みの深さ)が、衝撃吸収用のパット70の装着範囲に重なる領域では、浅く設定してあるので、ポケットPの全長(前後方向の長さ)を長くとりつつも、パット70の装着範囲については、ドアパネルとの間に十分な隙間を作ることが可能となり、必要な厚みのパット70を無理なく設置できる。
Further, according to the pocket structure of the present embodiment, the depth of the pocket recess 20 (the depth of the recess toward the door panel with respect to the surface L of the door trim 10) overlaps the mounting range of the
また、本実施形態のポケット構造によれば、ポケットPの一部を、網目状をなし伸縮自在なネット部材41により構成してあるので、ポケットPに収納される収容物の大きさに応じてポケットPの収納容量を広くとることが可能となる結果、ポケットPのサイズよりやや大き目の収容物であっても、無理なく収納することが可能となる。具体的には、図6、図7にて示すように、ペットボトルなど奥行き方向にて嵩張る収容物、A4版の書籍など薄手であっても大きめ収容物の双方を収納することが可能となり、使い勝手がよい。
Further, according to the pocket structure of the present embodiment, a part of the pocket P is configured by the
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
<Other embodiments>
The present invention is not limited to the embodiments described with reference to the above description and drawings. For example, the following embodiments are also included in the technical scope of the present invention.
(1)本実施形態ではドアトリム10を、ドアトリム本体11と裏蓋31とから分割構成する例を示したが、裏蓋31をドアトリム10に対して一体的に形成してもよい。
(1) In the present embodiment, the door trim 10 is divided from the door trim
(2)本実施形態では、ネット部材を、紐などの素材を網目状に織り込んだものとしたが、例えば、合成樹脂を、網目状に成形したものであってもよい。 (2) In the present embodiment, the net member is made by weaving a material such as a string in a mesh shape. However, for example, a synthetic resin may be formed in a mesh shape.
(3)本実施形態では、芯材51、及び外板63〜65を、ネット部材41の外周縁部に、縫い合わせて固定した例を示したが、ネット部材41の外周縁部と芯材51の間、及びネット部材41の外周縁部と外板63〜65との間に接着剤を塗布して両者を接着固定するものであってもよい。
(3) In this embodiment, although the
10…ドアトリム
11…ドアトリム本体
14…開口
27…開放口
30…ポケット構造体
31…裏蓋
36…支持突部
37…支持突部
41…ネット部材
70…パット
P…ポケット
L…表面
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記ドアトリムの表面を基準とした前記ドアパネル側への凹みの奥行きが、前記パットの装着範囲に重なる領域は浅く、それより前側の領域は深い段差状をなし、車室側に開放するポケット凹部を前記ドアトリムに形成すると共に、
前記ポケット凹部の車室側に開放する開放口を、網目状をなし伸縮自在なネット部材によって前後に掛け渡して閉じることにより、上方に開放するポケットを構成したことを特徴とするドアトリムのポケット構造。 A door trim pocket structure in which a shock absorbing pad is attached to a part of the back surface facing the door panel,
The depth of the recess on the door panel side with respect to the surface of the door trim is shallow in the region overlapping the pad mounting range, the region on the front side has a deep stepped shape, and has a pocket recess opened to the vehicle compartment side. Forming on the door trim,
A pocket structure for a door trim, wherein a pocket opening upward is formed by closing an opening opening to the vehicle compartment side of the pocket concave portion by stretching it back and forth with a net-shaped elastic member. .
この裏蓋を前記ドアトリム本体に対して、間に前記ネット部材を挟みつつ裏面側から前記開口を閉止するように装着させることにより、前記ネット部材を前記ドアトリム本体に固定する構造としたものにおいて、
前記裏蓋のうち前記開口内に臨む位置に前記ネット部材を前記裏面側から支える支持突部を設けることにより、前記ネット部材の表面を前記ドアトリム本体の表面に対して面一にしたことを特徴とする請求項1に記載のドアトリムのポケット構造。 The door trim includes a door trim body formed with an opening corresponding to the pocket recess, and a back cover having a size capable of closing the opening of the door trim body and serving as the pocket recess,
In the structure that fixes the net member to the door trim main body by attaching the back lid to the door trim main body so as to close the opening from the back side while sandwiching the net member therebetween,
The surface of the net member is flush with the surface of the door trim body by providing a support protrusion that supports the net member from the back side at a position facing the opening of the back cover. The door trim pocket structure according to claim 1.
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