JP5148659B2 - 圧電デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、厚みすべり振動モードを有するATカット型の圧電振動片又は一対の振動腕を有する音叉型の圧電振動片をキャビティ内に有する圧電デバイス及びその製造方法に関する。
表面実装用の圧電デバイスは、シーム溶接等の封止ではなく、経済性に優れる封止ガラスを使って封止されることがある。特に、車載用等の比較的湿気及び温度の高い環境の場合には封止ガラスが採用された圧電デバイスが使用される。
特許文献1は、ガラス封止が採用された圧電デバイスを開示する。特許文献1に開示される圧電デバイスはそのパッケージベース本体の上端面に、封止ガラスが全周にわたって塗布され、さらにパッケージベース本体のコーナ部を除く辺部に封止ガラスが塗布されている。そしてその封止ガラスに対して蓋体が接合されている。
特開2005−026411号公報
しかしながら、上記構成の圧電デバイスでは、接着剤を使った樹脂封止に比較して耐衝
撃性の点で問題があった。すなわち、ガラス封止はガラスが脆性材なので衝撃に対して破損(破壊)しやすく、蓋体がパッケージベースから外れてしまう問題があった。一方、ガラス封止ではなく、接着剤を使った樹脂封止では空気中の水分が接着剤を通過してパッケージに入って来てしまい、またパッケージ内の真空度を維持できないため、比較的湿気及び温度の高い環境で使用される圧電デバイスには不向きであった。
本発明は、接着剤と封止ガラスとを使って第1板と第2板とを接合し、接合強度に優れ且つキャビティ内の真空度もしくは湿度を保つ圧電デバイスを提供することを目的とする。
第1観点の圧電デバイスは、電圧の印加により振動する圧電振動片と、圧電振動片を収納する凹部とその凹部の周囲に形成された端面とを有する第1板と、封止材によって端面に接合して圧電振動片を密閉する第2板とを備える。また、封止材は封止ガラス膜と接着剤とを含み、封止ガラス膜と接着剤とが端面を周回するように環状に配置される。
第2観点の圧電デバイスは、封止ガラス膜と接着剤とが凹部側から交互に端面に環状に配置されている。
第3観点の圧電デバイスにおいて、端面の最も凹部側には封止ガラス膜が配置されている。
第4観点の圧電デバイスは、電圧の印加により振動する圧電振動片と、圧電振動片を囲んで圧電振動片と一体に形成され一主面と他主面とを含む枠体とを有する圧電振動板と、第1封止材によって枠体の一主面に接合された第1板と、第2封止材によって枠体の他主面に接合され第1板とともに圧電振動片を密閉する第2板とを備える。また、第1封止材は封止ガラス膜と接着剤とを含み、封止ガラス膜と接着剤とが一主面を周回するように環状に配置され、第2封止材は封止ガラス膜と接着剤とを含み、封止ガラス膜と接着剤とが他主面を周回するように環状に配置される。
第5観点の圧電デバイスは、第1封止材の封止ガラス膜と接着剤とが枠体の一主面に凹部側から交互に配置され、第2封止材の封止ガラス膜と接着剤とが枠体の他主面に凹部側から交互に配置される。
第6観点の圧電デバイスにおいて、第1及び第2封止材における枠体の最も凹部側には封止ガラス膜が配置されている。
第7観点の圧電デバイスにおいて、接着剤はポリイミド樹脂であり、ポリイミド樹脂の硬化温度と封止ガラス膜の融点温度とは同じ温度帯域である。
第8観点の圧電デバイスにおいて、第1封止ガラス膜および第2封止ガラス膜は、第1板又は第2板の融点よりも低い低融点ガラスを含む。
第9観点の圧電デバイスにおいて、封止ガラス膜と接着剤との間には、封止ガラス膜および接着剤が配置されていない空隙が形成される。
第10観点の圧電デバイスにおいて、封止ガラス膜はマスクを使った印刷により形成され、接着剤はフォトリソグラフィにより形成される。
本発明の圧電デバイスによれば、外気の水分がキャビティ内に入り込んだり、キャビティ内の真空度が低下してしまったりすることを防止することができる。また、本発明の圧電デバイスは、第1板と第2板との接合強度が高い。
第1水晶振動子100Aの分解斜視図である。 (a)は、リッド部11Aとベース部12Aとを接合する前の第1水晶振動子100Aの断面図である。 (b)は、リッド部11Aとベース部12Aとを接合した後の第1水晶振動子100Aの断面図である。 第1水晶振動子100Aの製造を示したフローチャートである。 第1実施形態のリッドウエハ11Wの平面図である。 第1実施形態のベースウエハ12Wの平面図である。 リッド部11Bとベース部12Bとを接合した後の第2実施形態の第2水晶振動子100Bの断面図である。 第3水晶振動子100Cの分解斜視図である。 (a)は、リッド部11Cと、水晶フレーム20と、ベース部12Cとを接合する前の第3実施形態の第3水晶振動子100Cの断面図である。 (b)は、リッド部11Cと、水晶フレーム20と、ベース部12Cとを接合した後の第3実施形態の第3水晶振動子100Cの断面図である。 第3水晶振動子100Cの製造を示したフローチャートである。 第3実施形態の水晶ウエハ20Wの平面図である。 第3実施形態のリッドウエハ31W又はベースウエハ32Wの平面図である。
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら説明する。
以下の各実施形態において、圧電振動片としてATカットの水晶振動片が使われている。ここで、ATカットの水晶振動片は、主面(YZ面)が結晶軸(XYZ)のY軸に対して、X軸を中心としてZ軸からY軸方向に35度15分傾斜されている。このため、以降の各実施形態ではATカットの水晶振動片の軸方向を基準とし、傾斜された新たな軸をX’軸、Y’軸及びZ’軸として用いる。また本明細書の説明としてY’軸方向の高低を、+方向を高く−方向を低いと表現する。
(第1実施形態)
<第1水晶振動子100Aの全体構成>
第1水晶振動子100Aの全体構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。
図1は、第1水晶振動子100Aの分解斜視図である。図2(a)はリッド部11Aとベース部12Aとが接合される前の第1水晶振動子100Aの断面図である。図2(b)はリッド部11Aとベース部12Aとが接合された後の第1水晶振動子100Aの断面図である。
図1に示されたように、第1水晶振動子100Aは、リッド側凹部111を有するリッド部11Aと、ベース側凹部121を有するベース部12Aと、ベース側凹部121内に載置される水晶振動片10とを備える。
ここで、水晶振動片10は水晶片101により構成され、その水晶片101の中央付近の両主面に一対の励振電極102が対向して配置されている。図2に示されたように水晶振動片10は導電性接着剤13によりベース部12Aに接着されている。また一対の励振電極102(図1を参照)は、導電性接着剤13とベース部12Aのスルーホール14に形成された接続電極141とを介してベース部12Aの底面に形成された一対の外部電極15にそれぞれ接続されている。そして、一対の外部電極15が外部電源(図示しない)の両極にそれぞれ接続されると、水晶振動片10の両主面が逆方向に動く厚みすべり振動する。両主面の厚さに応じて水晶振動片10は数MHz〜数百MHzで振動する。
図1及び図2に示されたように、リッド部11Aは水晶などの圧電体又はガラスなどで形成されたリッド110Aを備える。またリッド110Aは、リッド側凹部111と、このリッド側凹部111の外周に幅WIの第1端面M1を有するリッド側突起部112とを備える。また、リッド側突起部112の第1端面M1の最内側、中央部及び最外側には、リッド側突起部112を周回するように幅WI/5の封止ガラス膜g1、g2、g3が形成されている。また、封止ガラス膜g1、g2、g3の厚さは例えば0.3μm〜2μm程度である。
封止ガラス膜g1、g2、g3は350℃〜400℃で溶融し、接着可能な鉛フリーのバナジウム系ガラスである。圧電体又はガラスなどで形成されたリッド部11Aよりは融点が低いため、以下鉛フリーのバナジウム系ガラスを低融点ガラスと称する。)また、この低融点ガラスは接着時の気密性と耐水性・耐湿性などの信頼性が高い。さらに、低融点ガラスはガラス構造を制御することにより熱膨張係数も柔軟に制御できるので、セラミックス、ガラス、半導体、金属などの熱膨張係数が異なる様々な材料と接着しやすい。
ベース部12Aは、水晶などの圧電体又はガラスなどで形成されたベース120Aを備える。またベース120Aは、ベース側凹部121と、このベース側凹部121の外周に幅WIの第2端面M2を有するベース側突起部122とを備える。また、ベース側突起部122の第2端面M2には、リッド部11Aの第1端面M1における封止ガラス膜g1、g2、g3が形成されていない2箇所に対応するように、ベース側突起部122を周回する幅WI/5のポリイミド樹脂接着剤(以降は接着剤と称する。)p1、p2が形成されている。接着剤は250℃以上で溶剤を除去して接着させる。また、接着剤p1、p2の厚さは例えば0.3μm〜2μm程度である。
リッド部11Aとベース部12Aとが窒素ガス中又は真空中で350〜400℃に加熱され押圧されることで、リッド部11Aとベース部12Aとを封止ガラス膜g1、g2、g3及び接着剤p1、p2により接合する(図2(b)を参照)。つまり、リッド部11Aに形成された封止ガラス膜g1、g2、g3がベース部12Aの第2端面M2に接合され、ベース部12Aに形成された接着剤p1、p2がリッド部11Aの第1断面M1に接合される。封止ガラス膜g1、g2、g3と接着剤p1、p2とにより構成される封止材SLが第1端面M1及び第2端面M2の全面で封止する。封止材SLは、リッド側凹部111とベース側凹部121とは水晶振動片10が収納されたキャビティCTを形成することができ、キャビティCT内を窒素ガスや真空などで気密的に封止することができる。
接着剤は脆性材である封止ガラスが衝撃で破損されることを防止でき、封止ガラスは空気中の水分が接着剤を通過してパッケージに進入したりパッケージ内の真空度を悪化させたりすることを防止できる。そして、例えば、封止ガラスとリッド部11Aとの界面や、封止ガラスとベース部12Aと界面を通って、水分が外部からパッケージの内部方向に進入しても、接着剤p1、p2がこの水分を吸収する。したがって、パッケージ内への水分の進入を防止できる。また、封止材SLにおいて最もキャビティCT側に封止ガラス膜g1は、接着剤p1、p2が加熱された際に発生するガスがキャビティCT内に進入することも防止できる。
第1実施形態において、封止ガラス膜がリッド部11Aに形成され、接着剤がベース部12Aに形成されているが、接着剤がリッド部11Aに形成され、封止ガラス膜がベース部12Aに形成されてもよい。また、封止材は5層の封止ガラス膜及び接着剤により構成されているが、2層以上の構成であればよいし、各層はそれぞれに異なる幅で形成されてもよい。但し、最もキャビティCT側には封止ガラス膜を形成することが望ましい。
<第1水晶振動子100Aの製造方法>
図3は、第1水晶振動子100Aの製造を示したフローチャートである。図3において、水晶振動片10の製造ステップS11と、リッド部11Aの製造ステップS12と、ベース部12Aの製造ステップS13とは別々に並行して行うことができる。また、図4は第1実施形態のリッドウエハ11Wの平面図で、図5は第1実施形態のベースウエハ12Wの平面図である。
ステップS11において、水晶振動片10(図1を参照)が形成される。水晶振動片10は以下の方法で形成される。まず、スパッタリングまたは真空蒸着によって水晶ウエハ(不図示)の両面に金属層が形成される。その後、水晶片101両面にフォトレジストが均一に塗布される。そして露光装置(図示しない)を用いて、フォトマスクに描かれた水晶振動片10の外形パターンを水晶ウエハの両面に露光される。次にフォトレジストから露出した金属層がエッチングされる。その後、水晶ウエハに励振電極102が形成され、水晶ウエハから個々に切り出されて水晶振動片10が完成する。
ステップS12では、リッド部11Aが製造される。ステップS12はステップS121及びS122を含んでいる。
図4に示されたように円形の水晶材料で均一平板のリッドウエハ11Wに、リッド110Aが数百から数千個形成される。リッドウエハ11Wの材質が水晶又はガラスであれば、エッチング又は機械加工によりリッド110の中央付近にリッド側凹部111が形成される。リッド側凹部111の周囲には第1端面M1が形成される。
ステップS122では、孔版が用いられるスクリーン印刷でリッド部11Aの第1端面M1に封止ガラス膜g1、g2、g3が形成される。ここで、スクリーンとしてナイロン、テトロン、ステンレスなどの織物が使用される。具体的には、スクリーンの表面にレジストで封止ガラス膜g1、g2、g3のパターンを形成し、インキをスクリーンの孔版から押し出しながら印刷が行われる。
ステップS13では、ベース部12Aが製造される。ステップS13はステップS131〜S135を含んでいる。
ステップS131では、図5に示されたように円形の水晶材料で均一平板のベースウエハ12Wには、ベース120Aが数百から数千個形成される。ベース側凹部121はエッチング又は機械加工により形成され、同時にスルーホール14がさらに形成される。ベース側凹部121の周囲には第2端面M2が形成される。
ステップS132では、スパッタリングまたは真空蒸着で、ベースウエハ12W全面にクロム(Cr)層を下地としてその表面に金(Au)層が形成される。フォトリソグラフィ及びエッチング工程を経て、ベース側凹部111の底面に圧電振動片10の励振電極102とスルーホール14とをそれぞれ接続する引出電極(図示しない)が形成される。
ステップS133では、感光性の接着剤を霧状に噴出させてベースウエハ12Wに吹きつける。ベースウエハ12W全面に接着剤が均一に塗布される。
ステップS134では、仮焼成で接着剤がベースウエハ12Wに接合される。ここで、仮焼成温度は250℃(完全焼成温度の約75%)程度であればよい。
ステップS135では、感光性の接着剤を露光することで、図5に示されたようにベース部12Aの第2端面M2に接着剤p1、p2としての接着剤が形成される。
ステップS14において、接続電極141及び外部電極15(図2を参照)が形成される。例えば、スルーホール14に接続電極141が形成され、ベース部11Aの底面にスルーホール14の接続電極141とそれぞれ接続する外部電極15が形成される。その後、ステップS11で製造された圧電振動片10が導電性接着剤13でベース側凹部121内に固定される。このとき、圧電振動片10の励振電極102とスルーホール14の接続電極141との位置が合うように圧電振動片10がベース側凹部111内に載置される。
ステップS15において、封止ガラス膜g1、g2、g3及び接着剤p1、p2が350℃〜400℃程度に加熱されリッドウエハ11Wとベースウエハ12Wとが押圧されることで、リッドウエハ11Wとベースウエハ12Wとが接合される。具体的には、図4に示されたリッドウエハ11W及び図5に示されたベースウエハ12Wは、その周縁部の一部にオリエンテーションフラットOFが形成されている。したがって、オリエンテーションフラットOFを基準として、ステップS12で形成されたリッドウエハ11WとステップS13で形成されたベースウエハ12Wとが精密な重ね合わせされ、その後接合される。
また、封止ガラス膜g1、g2、g3は接着剤p1、p2が350℃〜400℃程度まで加熱されたとき発生するガスのキャビティCT内部への進入を防止することができる。したがって、キャビティCT内に収納された圧電振動片10がより正確な周波数で振動することができる。
ステップS16において、接合されたリッドウエハ11Wとベースウエハ12Wとを第1水晶振動子100Aを単位として切断する工程が行われる。切断工程では、レーザーを用いたダイシング装置、または切断用ブレードを用いたダイシング装置などを用いて図4及び図5に示された一点鎖線のカットラインCLに沿って第1水晶振動子100Aを単位として個片化する。これにより、数百から数千の正確な周波数に調整された第1水晶振動子100Aが製造される。
(第2実施形態)
図6はリッド部11Bとベース部12Bとが接合された後の第2実施形態の第2水晶振動子100Bの断面図である。なお、第1実施形態と同じ構成要件に対しては同じ符号を付して説明する。
図6に示されたように、第2実施形態の第2水晶振動子100Bは、圧電振動片10と、圧電振動片10を収納したベース部12Bと、ベース部12Bに接合されるリッド部11Bとを備える。
第2実施形態は、第1実施形態と同様に、リッド部11Bの第1端面M1にリッド側突起部112を周回するように封止ガラス膜g4、g5、g6が形成される。また、ベース部12Bの第2端面M2にベース側突起部122を周回するように接着剤p3、p4が形成されている。ここで、封止ガラス膜g4、g5、g6は幅WI/5以下であり、接着剤p3、p4も幅WI/5以下である。また、封止ガラス膜g4はリッド部11Bの第1端面M1の内側端まで、封止ガラス膜g6は第1端面M1の外側端まで形成されている。
上述のような構成によれば、図6に示されたようにリッド部11Bとベース部12Bとが封止ガラス膜g4、g5、g6及び接着剤p3、p4で接着された場合、隣り合った封止ガラス膜と接着剤との間に隙間s1〜s4が形成される。
接着剤p3、p4は、外部からの水分を吸収すると膨張する。隣り合った封止ガラス膜と接着剤との間に隙間s1〜s4が形成されているので、封止ガラス膜g4、g5、g6が接着剤p3、p4の膨張による横方向(Z’軸方向)の力を受けない。そのため、リッド部11Bとベース部12Bとがより安定的に接着される。
第2水晶振動子100Bの製造方法としては、図3に示された第1実施形態の製造方法のフローチャートと同じであるので、説明を省略する。
(第3実施形態)
<第3水晶振動子100Cの全体構成>
図7は、第3実施形態の第3水晶振動子100Cの分解斜視図である。図8は第3水晶振動子100Cの断面図であり、(a)はリッド部11Cと、水晶フレーム20と、ベース部12Cとを接合する前の状態で、(b)はリッド部11Cと、水晶フレーム20と、ベース部12Cとを接合した後の状態である。
図7及び図8に示されたように、第3水晶振動子100Cは最上部のリッド部11C、最下部のベース部12C及び中央部の水晶フレーム20から構成される。リッド部11Cはウエットエッチングにより形成されたリッド側凹部311を水晶フレーム20側の片面に有している。ベース部12Cは、ウエットエッチングにより形成されたベース側凹部321を水晶フレーム20側の片面に有している。したがって、窒素ガス中又は真空中でリッド部11Cとベース部12Cとが水晶フレーム20の両面に接合されると、図8(b)に示されたようにリッド側凹部311及びベース側凹部321により窒素ガス又は真空で封止されたキャビティCTが形成される。
リッド部11Cは、圧電体又はガラスなどで形成されたリッド110Cを備える。またリッド110Cは、リッド側凹部311と、このリッド側凹部311の外周に幅WIの第1端面M3を有するリッド側突起部312とを備える。また、リッド側突起部312の第1端面M3の最内側、中央部及び最外側には、リッド側突起部312を周回するように幅WI/5の封止ガラス膜g1、g2、g3が形成されている。また、封止ガラス膜g1、g2、g3の厚さは例えば0.3μm〜2μm程度である。
ベース部12Cは、水晶などの圧電体又はガラスなどで形成されたベース120Cを備える。またベース120Cは、ベース側凹部321と、このベース側凹部321の外周に幅WIの第2端面M4を有するベース側突起部322とを備える。また、ベース側突起部322の第2端面M4の最内側、中央部及び最外側には、ベース側突起部322を周回するように幅WI/5の封止ガラス膜g1、g2、g3が形成されている。また、封止ガラス膜g1、g2、g3の厚さは例えば0.3μm〜2μm程度である。さらに、ベース120Cの下面(実装面側)に外部電極15が形成され、ベース120Cの角部にはベース貫通穴BH(図11を参照)を形成した際のキャスタレーション128が形成されている。対角線に位置する一対のキャスタレーション128の側面には、外部電極15と水晶フレーム20の励振電極102とが電気的に接続するように接続電極127が形成されている。
水晶フレーム20はATカットされた水晶材料で形成され、リッド部11C側の表面Meとベース部12C側の裏面Miとを有している。水晶フレーム20は水晶振動部21と、水晶振動部21を囲む枠部22とで構成されている。また、枠部22の表面Me及び裏面Miには、リッド部11Cの第1端面M3及びベース部12Cの第2端面M4における封止ガラス膜g1、g2、g3が形成されていない2箇所に対応するように、枠部22を周回する幅WI/5の接着剤p1、p2が形成されている。また、接着剤p1、p2の厚さは例えば0.3μm〜2μm程度である。
また、水晶振動部21と枠部22との間には、上下を貫通するU字型の間隙部23が形成され、間隙部23が形成されていない部分が水晶振動部21と枠部22との接続部24となっている。水晶振動部21の表面Meと裏面Miとには励振電極102が形成され、枠部22の両面には励振電極102と導電された引出電極106が形成されている。さらに、水晶フレーム10の角部には、水晶貫通穴CH(図10を参照)を形成した際のキャスタレーション105が形成されている。対角線に位置する一対のキャスタレーション105の側面には、ベース部12Cのキャスタレーション128と水晶フレーム20の引出電極106とが電気的に接続するように接続電極107が形成されている。
したがって、外部電極15に交番電圧(正負を交番する電位)を印加した時に、水晶フレーム20は、励振電極102に交番電圧が印加すされることによって厚みすべり振動する。また、第3実施形態において水晶フレーム20は水晶振動部21の外周に間隙部23を形成しているが、間隙部23が形成しなくてもよい。また、水晶振動部21はメサ型または逆メサ型でもよい。
封止ガラス膜g1、g2、g3及び接着剤p1、p2が350〜400℃に加熱されリッド部11Cとベース部12Cとが水晶フレーム20に押圧されると、リッド部11Cと、水晶フレーム20と、ベース部12Cとが接合される(図8(b)を参照)。つまり、リッド部11Cに形成された封止ガラス膜g1、g2、g3が水晶フレーム20の表面Meに接合され、水晶フレーム20に形成された接着剤p1、p2がリッド部11Cの第1断面M3に接合される。また、ベース部12Cに形成された封止ガラス膜g1、g2、g3が水晶フレーム20の裏面Miに接合され、水晶フレーム20に形成された接着剤p1、p2がベース部12Cの第2断面M4に接合される。接着剤p1、p2と封止ガラス膜g1、g2、g3とが封止材SLとなる。封止材SLは、リッド側凹部111と、枠部22と、ベース側凹部121とは水晶振動片10が収納されたキャビティCTを形成する。
第1実施形態及び第2実施形態と同様に、封止材SLは、脆性材である封止ガラスが衝撃で破損されることが防止でき、空気中の水分が接着剤を通過してパッケージに進入したりパッケージ内の真空度に影響を与えたりすることが防止できる。
第3実施形態において、封止ガラス膜がリッド部11C及びベース部12Cに形成され、接着剤が水晶フレームに形成されているが、接着剤がリッド部11C及びベース部12Cに形成され、封止ガラス膜が水晶フレームに形成されてもよい。また、封止材は5層の封止ガラス膜及び接着剤により構成されているが、2層以上の構成であればよいし、各層はそれぞれに異なる幅で形成されてもよい。但し、最もキャビティCT側には封止ガラス膜を形成することが望ましい。
また、第3実施形態ではリッド部11Cと水晶フレーム20とが封止ガラス膜及び接着剤により、水晶フレーム20とベース部12Cとが封止ガラス膜及び接着剤により接合されているが、リッド部11Cと水晶フレーム20とがシロキサン結合(Si−O−Si)により接合され水晶フレーム20とベース部12Cとが封止ガラス膜及び接着剤により接合されてもよい。同様に、リッド部11Cと水晶フレーム20とが封止ガラス膜及び接着剤により接合され、水晶フレーム20とベース部12Cとがシロキサン結合により接合されてもよい。
<第3水晶振動子100Cの製造方法>
図9は、第3水晶振動子100Cの製造を示したフローチャートである。図9において、水晶フレーム20の製造ステップP11と、リッド部11Cの製造ステップP12と、ベース部12Cの製造ステップP13とは別々に並行して行うことができる。また図10は、第3実施形態の水晶ウエハ20Wの平面図である。図11は、第3実施形態のベースウエハ32Wの平面図である。リッドウエハ31Wは点線で示したベース貫通穴BHが無い点でベースウエハ32Wと異なる。
ステップP11は、水晶フレーム20の製造工程でステップP111〜P116を含んでいる。
ステップP111では、図10に示されたように円形の水晶材料で均一平板に形成された水晶ウエハ20Wに、エッチング又は機械加工により水晶振動部21及び水晶貫通穴CHが形成される。
ステップP112では、スパッタリングまたは真空蒸着で水晶ウエハ20Wの表面Me及び裏面Mi全面にクロム(Cr)層を下地としてその表面に金(Au)層が形成される。その後、第1実施形態のステップS11で説明されたとおりにフォトレジストを使ってエッチングすることで、図10に示されたように表面Me及び裏面Miに励振電極102及び引出電極106が形成される。
ステップP113では、スプレーなどで表面Me及び裏面Mi全面に接着剤として接着剤が均一に塗布される。
ステップP114では、仮焼成で接着剤が表面Me及び裏面Miに接合される。
ステップP115では、感光性の接着剤を露光することで、図10に示されたように水晶ウエハ20Wの表面Me及び裏面Miに接着剤p1、p2としての接着剤が形成される。
ステップP116では、図10に示されたように水晶ウエハ20Wにおいて各水晶フレーム20の四隅に水晶貫通穴CHがエッチングにより形成される。
図9のステップP12は、リッド部11Cの製造工程でステップP121及びP122を含んでいる。
ステップP121では、図11に示されたように円形の水晶材料で均一平板に形成されたリッドウエハ31Wに、エッチング又は機械加工により複数のリッド側凹部311が形成される。
ステップP122では、孔版が用いられるスクリーン印刷でリッド部11Cの第1端面M3に封止ガラス膜g1、g2、g3が形成される。
ステップP13は、ベース部12Cの製造工程でステップP131〜P133を含んでいる。
ステップP131では、図11に示されたように円形の水晶材料で均一平板に形成されたベースウエハ32Wに、エッチング又は機械加工により複数のベース側凹部321が形成される。同時に、同じ方法で図11に示された位置にスルーホール14がさらに形成される。
ステップP132では、孔版を用いたスクリーン印刷でベース部12Cの第2端面M4に封止ガラス膜g1、g2、g3が形成される。
ステップP133では、図11に示されたようにベースウエハ32Wにおいてベース部12Cの四隅にベース貫通穴BHがエッチングにより形成される。
ステップP14において、封止ガラス膜g1、g2、g3及び接着剤p1、p2が加熱されリッドウエハ31Wと水晶ウエハ20Wとが押圧されることで、リッドウエハ31Wと水晶ウエハ20Wとが接合される。また、加熱温度は、350℃〜400℃程度である。
ステップP15において、ステップP112と同じ工程でベースウエハ32Wの底面(実装面)外部電極15が形成され、水晶貫通穴CH及びベース貫通穴BHに接続電極107、127が形成される。
ステップP16において、接合されたリッドウエハ31Wと水晶ウエハ20Wとベースウエハ32Wとを第3水晶振動子100Cを単位として切断する工程が行われる。図10及び図11に示された一点鎖線のカットラインCLに沿って第3水晶振動子100Cを単位として個片化する。水晶貫通穴CH及びベース貫通穴BHが切断されキャスタレーション128になる。これにより、数百から数千の正確な周波数に調整された第3水晶振動子100Cが製造される。
以上、本発明の最適な実施形態について詳細に説明したが、当業者に明らかなように、本発明はその技術的範囲内において実施形態に様々な変更・変形を加えて実施することができる。たとえば、本発明は、圧電振動子以外にも、発振回路を組み込んだICなどをベース部上に配置させた圧電発振器にも適用できる。また、本明細書ではATカット型の圧電振動片を一例として説明したが、一対の振動腕を有する音叉型の圧電振動片にも適用できる。
10 … 水晶振動片
11A〜11C … リッド部
11W、31W … リッドウエハ、 12W、32W … ベースウエハ、 20W … 水晶ウエハ
12A〜12C … ベース部
13 … 導電性接着剤
14 … スルーホール
15 … 外部電極
20 … 水晶フレーム
100A〜100C … 水晶振動子
101 … 水晶片、 102 … 励振電極
110A、110C … リッド
111、311 … リッド側凹部、 112、312 … リッド側突起部
120A、120C … ベース
121、321 … ベース側凹部、 122、322 … ベース側突起部
141 … 接続電極
BH、CH … 貫通穴
CL … カットライン
CT … キャビティ
FM … フィルム
g1〜g6 … 封止ガラス膜
M1、M2、M3、M4 … 端面
p1〜p4 … 接着剤
s1〜s4 … 隙間

Claims (10)

  1. 電圧の印加により振動する圧電振動片と、
    前記圧電振動片を収納する凹部とその凹部の周囲に形成された端面とを有する第1板と、
    封止材によって前記端面に接合して前記圧電振動片を密閉する第2板と、を備え、
    前記封止材は封止ガラス膜と接着剤とを含み、前記封止ガラス膜と前記接着剤とが前記端面を周回するように環状に配置され
    前記封止ガラス膜と前記接着剤との間には、封止ガラス膜および前記接着剤が配置されていない空隙が形成される圧電デバイス。
  2. 電圧の印加により振動する圧電振動片と、前記圧電振動片を囲んで前記圧電振動片と一体に形成され一主面と他主面とを含む枠体と、を有する圧電振動板と、
    前記一主面に形成される封止材によって前記枠体の前記一主面に接合された第1板と、
    前記他主面に形成される封止材によって前記枠体の他主面に接合され、前記第1板とともに前記圧電振動片を密閉する第2板と、を備え、
    前記一主面に形成される前記封止材は封止ガラス膜と接着剤とを含み、前記封止ガラス膜と前記接着剤とが前記一主面を周回するように環状に配置され、
    前記他主面に形成される前記封止材は封止ガラス膜と接着剤とを含み、前記封止ガラス膜と前記接着剤とが前記他主面を周回するように環状に配置され
    前記一主面及び前記他主面にそれぞれ形成される前記封止ガラス膜と前記接着剤との間には、前記封止ガラス膜および前記接着剤が配置されていない空隙が形成される圧電デバイス。
  3. 前記封止ガラス膜と前記接着剤とが前記圧電振動片側から交互に配置されている請求項1又は請求項2に記載の圧電デバイス。
  4. 前記封止材の最も前記圧電振動片側には前記封止ガラス膜が配置されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の圧電デバイス。
  5. 電圧の印加により振動する圧電振動片と、
    前記圧電振動片を収納する凹部とその凹部の周囲に形成された端面とを有する第1板と、
    封止材によって前記端面に接合して前記圧電振動片を密閉する第2板と、を備え、
    前記封止材は封止ガラス膜と接着剤とを含み、前記封止ガラス膜と前記接着剤とが前記端面を周回するように前記凹部側から交互に環状に配置され
    前記端面の最も前記凹部側及び前記端面の最も外側には前記封止ガラス膜が配置され、
    前記端面の最も前記凹部側及び前記端面の最も外側の前記封止ガラス膜の間には、環状に形成された前記接着剤が形成される圧電デバイス。
  6. 電圧の印加により振動する圧電振動片と、前記圧電振動片を囲んで前記圧電振動片と一体に形成され一主面と他主面とを含む枠体と、を有する圧電振動板と、
    第1封止材によって前記枠体の前記一主面に接合された第1板と、
    第2封止材によって前記枠体の他主面に接合され、前記第1板とともに前記圧電振動片を密閉する第2板と、を備え、
    前記第1封止材は封止ガラス膜と接着剤とを含み、前記封止ガラス膜と前記接着剤とが前記一主面を周回するように前記圧電振動片側から交互に環状に配置され、
    前記第2封止材は封止ガラス膜と接着剤とを含み、前記封止ガラス膜と前記接着剤とが前記他主面を周回するように前記圧電振動片側から交互に環状に配置され
    前記一主面及び前記他主面の最も前記圧電振動片側及び前記一主面及び前記他主面の最も外側には前記封止ガラス膜が配置され、
    前記一主面及び前記他主面の最も前記圧電振動片側及び前記一主面及び前記他主面の最も外側の前記封止ガラス膜の間には、環状に形成された前記接着剤が形成される圧電デバイス。
  7. 前記封止ガラス膜と前記接着剤との間には、封止ガラス膜および前記接着剤が配置されていない空隙が形成される請求項5又は請求項6に記載の圧電デバイス。
  8. 前記接着剤は、ポリイミド樹脂であり、
    前記ポリイミド樹脂の硬化温度と前記封止ガラス膜の融点温度とは同じ温度帯域である請求項1から請求項のいずれか一項に記載の圧電デバイス。
  9. 前記封止ガラス膜は、前記第1板又は前記第2板の融点よりも低い低融点ガラスを含む請求項1から請求項のいずれか一項に記載の圧電デバイス。
  10. 前記封止ガラス膜は、マスクを使った印刷により形成され、前記接着剤はフォトリソグラフィにより形成される請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の圧電デバイス。
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