JP5146808B2 - 紫外線照射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エキシマランプ等の紫外線ランプから放射される真空紫外線を被処理物に照射し、洗浄や改質等を行うための紫外線照射装置に関するものである。
紫外線照射装置に利用される紫外線ランプは、図11に示すエキシマランプが知られている。
エキシマランプ1は、内側管11と外側管12を同軸に配置して中空円筒状にした管型のランプであり、内側管11、外側管12は誘電体である石英ガラスからなる。外側管12の外面には、網目状に形成された外部電極13が形成されており、網目の隙間から放電空間Sで発生する紫外線が照射されるものであり、内側管11の外面には、断面C字状の金属板から外部電極14が形成されている。
放電空間Sには、例えばキセノンガスなどの希ガスや、希ガスに塩素ガスなどのハロゲンガスを混合したものが放電ガスとして充填されている。
このようなエキシマランプ1の数値例を示すと、内側管11の外径D1が6mm、外側管12の内径D2が8mm、全長1600mmである。
このような紫外線ランプを用いた従来の紫外線照射装置を図12を用いて説明する。
処理室9は、上方が開口した処理空間Kを有するものであり、処理室9内には、搬送ローラ91がローラシャフト92に取り付けられており、搬送ローラ91が回転して、被処理物Wを搬送しながら紫外線が照射されて被処理物を処理する構造である。
また、処理室9には、紫外線ランプ1の長手方向の外側に位置するところに後述する紫外線処理装置を支持する支持体93が形成されている。
紫外線照射装置dは、紫外線ランプ1を支持する基体2を有し、紫外線ランプ1の両端をランプホルダー3によって保持し、ランプホルダー3が基板2に固定されている。
紫外線照射装置d内には、紫外線ランプ1を点灯させるための点灯手段である電源41とトランス42が配置されている。
トランス42の昇圧側と紫外線ランプ1の電極を結ぶ給電線43は、基板2に設けられた給電線継続部44を介して、基板2の一方側から他方側へと配線されている。
そして、基板2の紫外線ランプの管軸方向の両端Aが支持体93上に載置され、紫外線ランプ1が処理空間K内に位置するように、基板2が支持体93に張り渡されて、紫外線照射装置dが処理室9上に配置された構造になっている。
このような紫外線照射装置では、トランス42の昇圧側に繋がる給電線43の引き回し距離が長くなる電圧低下を招きランプ効率が悪くなるので、トランス42を紫外線ランプ1に近づける必要があり、通常、トランス42や電源41を紫外線照射装置内に配置しており、最も設置しやすい場所である基板2上にトランス42と電源41を載せた構造になっている。
このような紫外線照射装置dによれば、紫外線ランプ1を点灯させた状態で、搬送ローラ91を回転させることにより、紫外線ランプ1の下方に被処理物Wが搬送されて、被処理物Wを流しながら紫外線処理をするものである。
また、紫外線ランプ1から放射された紫外線が、被処理物Wとの間の処理空間で減衰しないように、紫外線ランプ1を被処理物Wに近づける必要があり、紫外線ランプ1と被処理物Wとの離間距離は2mm程度まで近づいている。
特開2004−113984号公報
最近では、被処理物の大型化が進んでおり、紫外線ランプの全長が長くなる傾向にあり、図1に示す紫外線照射装置では、紫外線ランプ1の全長が1600mmになっている。
そして、紫外線ランプ1の全長が長くなると、紫外線ランプ1を固定する基板2も大きくなる。
一方、被処理物が大型化すると、処理室も大きくなり、紫外線照射装置を支持する支持体の離間距離が大きくなる。
つまり、基板2は、その両端Aで支持体93上に張り渡されて載置された構造であるので、必然的に基板2を支える両端Aの間の距離が長くなる。
そして、基板2には、電源41とトランス42が直接載った状態であるので、基板2を支える両端Aの間の距離が長くなると基板2の撓み量が大きくなり、紫外線ランプ1と被処理物Wとの離間距離が変化し、具体的には、紫外線ランプの管軸方向において、ランプと被加熱物の離間距離が大きいところと小さいところができ、被加熱物を均一に処理することができないと問題があった。
さらに、被処理物の処理速度を上げるために紫外線ランプ1の出力が大きくなる傾向にあり、紫外線ランプ1から放射される熱によって基板2が更に一層加熱されることになり、基板2上に電源41とトランス42が直接載置されているため、電源41とトランス42が耐熱温度以上になり、破壊されるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、紫外線ランプが固定された基板が撓むことがなく、紫外線ランプと被処理物との離間距離を一定に保つことができ、被加熱物を均一に処理することができる。
さらには、紫外線照射装置内に配置された電源やトランスなどの点灯手段の温度上昇を抑制するができるものである。
請求項1に記載の本発明の紫外線照射装置は、上方に開口を有する処理室の上部に配置される管形の紫外線ランプを有する紫外線照射装置であって、前記紫外線照射装置は、紫外線ランプを支持する基板と、紫外線ランプを点灯させるための点灯手段と、当該点灯手段が載置された架設板を有し、前記基板の紫外線ランプの管軸方向の両端が、処理室に設けられた紫外線照射装置を支持する支持体上に載置され、前記架設板の中央部分が前記基板から離間しており、前記架設板の自重が、前記支持体上にかかっていることを特徴とする。
さらに、前記架設板の紫外線ランプの管軸方向の両端が、前記支持体上に載置されていることを特徴とする。
或いは、前記架設板の紫外線ランプの管軸方向の両端が、前記支持体と対向する基板上に載置されていることを特徴とする。
或いは、前記架設板の紫外線ランプの管軸方向の両端が、前記支持体と対向する基板上に設けられたブロック上に載置されていることを特徴とする。
或いは、前記架設板の紫外線ランプの管軸方向の両側が、紫外線照射装置の側壁に固定され、当該側壁が前記支持体上に載置されていることを特徴とする。
さらに、前記基板と前記架設板との間には、熱遮蔽体が配置されていることを特徴とする。
さらに、前記基板には、前記紫外線ランプを囲むように規制体が凸設しており、当該規制体によって囲まれたランプ配置空間が不活性ガス空間となっていることを特徴とする。
本発明の紫外線照射装置によれば、紫外線照射装置内に配置された電源やトランスなどの点灯手段が基板とは別の架設板に載置され、紫外線ランプが固定された基板の紫外線ランプの管軸方向の両端が紫外線照射装置を支持する支持体上に載置されており、架設板の中央部分が基板から離間しており、架設板の自重が基板の中央部分にかからず、支持体上にかかる構造であるので、基板が撓むことがなく、紫外線ランプと被加熱物の離間距離を一定に保つことができ、被加熱物を均一に処理することができる。
さらには、基板と架設板との間に、熱遮蔽体が配置されているので、紫外線ランプから発生する熱が架設板に伝わらず、架設板の温度上昇を抑制することができ、電源やトランスなどの点灯手段の温度が上昇せず、破壊されないという効果がある。
さらには、基板には、紫外線ランプを囲むように規制体が凸設しており、規制体によって囲まれたランプ配置空間が不活性ガス空間となっているので、紫外線ランプと被処理物との間の空間で紫外線が減衰せず、効率よく、被処理物に紫外線を照射することできる。
以下、本願発明の紫外線照射装置を図面を用いて説明する。
図1は、本願発明の紫外線照射装置を処理室上に配置した構造説明図であり、図2は、図1における紫外線照射装置を処理室上方から見た一部破断斜視図であり、図3は、図1における紫外線照射装置を紫外線ランプ方向から見た平面図である。
図1に示すように、処理室9は、従来技術で説明した処理室と同様の構造であって、上方が開口した処理空間Kを有するものであり、処理室9内には、搬送ローラ91がローラシャフト92に取り付けられており、搬送ローラ91を回転させ、被処理物Wを搬送しながら紫外線を照射して被処理物を処理する構造である。
そして、処理室9には、紫外線ランプ1の長手方向の外側に位置するところに本願発明の紫外線処理装置を支持する支持体93が形成されている。
図1に示すように、紫外線照射装置D1は、紫外線ランプ1を支持する基体2を有し、紫外線ランプ1の両端をランプホルダー3によって保持し、ランプホルダー3が基板2に固定されている。
紫外線ランプ1は、図11を用いて説明した構造と同様の構造であり、説明は省略する。
図1、図2、図3に示すように基板2は、紫外線ランプ1の管軸方向Xの長さが1900mm、管軸と直交する方向Yの長さが430mm、厚みが6mmのアルミニウム製の平板である。
そして、基板2の紫外線ランプの管軸方向の両端Aが支持体93上に配置され、紫外線ランプ1が処理空間K内に位置するように、基板2が支持体93に張り渡されて、紫外線照射装置D1が処理室9上に配置された構造になっている。
図3に示すように、基板2に、3本の紫外線ランプ1が平行に配置されており、紫外線ランプ1の両端は、ランプホルダー3によって保持され、ランプホルダー3が適宜の手段によって基板2に固定されている。
また、紫外線ランプ1の管軸方向の長さL1は1600mmであり、基板2の支持体93と接触しない中央部分の長さL2は2000mmである。
図1、図2に戻り説明を続けると、紫外線照射装置D1内には、基板2とは別体である架設板5が配置されている。
この架設板5は、厚み3mmのアルミニウム製の平板を折り曲げ加工したものであり、この架設板5には、紫外線ランプ1を点灯させるための点灯手段である電源41とトランス42が載置されている。
そして、トランス42の昇圧側と紫外線ランプ1の電極を結ぶ給電線43は、架設板5と基板2に渡って設けられた給電線継続部44を介して、基板2の一方側から他方側へと配線されている。
架設板5の紫外線ランプ1の管軸方向の両側は、処理室9方向に折り曲げられており、折り曲げられた架設板5の両端Bが支持体93上に載置されており、点灯手段が載置されている架設板5の両端B以外の中央部分は、基板2から離間しており、架設板5の自重が支持体93上にのみかかる構造になっている。
また、点灯手段が載置されている架設板5の中央部分は、架設板5の撓みを防止するために、上部に開口する断面コ字状になっている。
このような紫外線照射装置D1によれば、大きな重量物である電源41とトランス42が基板2上に載置されておらず、架設板5上に載置されており、架設板5の中央部分が基板2から離間しており、架設板5と基板2の両端が、別々に支持体93上に載置される構造であるため、架設板5の自重が基板2にかからず、構造的に基板2には大きな重量物である電源41とトランス42の自重がかからないため、基板2が架設板5の自重によって撓まないものである。
この結果、紫外線ランプ1が支持された基板2が撓むことがないので、紫外線ランプと被処理物との離間距離を一定に保つことができ、被処理物を均一に処理することができる。
次に、本願発明の紫外線照射装置の他の実施例を説明する。
図4は、本願発明の紫外線照射装置D2であって、架設板5の形態が、図1〜図3とは異なるものであり、異なる点のみ説明をする。なお、図1〜図3と同一符号は同一部分を示す。
基板2の紫外線ランプの管軸方向の両端Aは、支持体93の上面に載置されており、架設板5の紫外線ランプの管軸方向の両側が処理室9方向に折り曲げられており、折り曲げられた架設板5の両端Bが、支持体93と対向する基板上2に載置されている。
このような構造では、例えば支持体93の上面の幅が狭い場合、支持体93に基板2の端部と、架設板5の端部をそれぞれ別々に載せるスペースがない時に、支持体93上の基板2の上部に、架設板5の両端を載せるものである。
このような構造であれば、架設板5の自重が、基板2を介して支持体93にかかり、基板2に架設板5の自重がかかっても、その自重は、支持体93と対向している基板2の両端にだけかかり、基板2の中央部分にはかからない構造であるため、基板2が架設板5の自重によって撓まないものである。
この結果、紫外線ランプ1が支持された基板2が撓むことがないので、紫外線ランプと被処理物との離間距離を一定に保つことができ、被処理物を均一に処理することができる。
次に、本願発明の紫外線照射装置の他の実施例を説明する。
図5は、本願発明の紫外線照射装置D3であって、架設板5の形態が、図1〜図3とは異なるものであり、異なる点のみ説明をする。なお、図1〜図3と同一符号は同一部分を示す。
基板2の紫外線ランプの管軸方向の両端Aは、支持体93の上面全体に載置されている。
架設板5の紫外線ランプの管軸方向の両側は処理室9方向に折り曲げられておらず、架設板5の基板2と対向する面が平面状になっている。
また、支持体93と対向する基板2上にはアルミニウム製のブロック6が配置され、このブロック6上に、架設板5の紫外線ランプの管軸方向の両端Bが載置されている。
このような構造では、架設板5の両側を基板方向に曲げ加工する必要がなく、架設板5の製作が容易となる。
また、架設板5と基板2はブロック6の高さ分だけ離間させることができ、ブロック6を用いた簡単な構造で、確実に、架設板5と基板2を離すことができる。さらには、基板2と架設板5との間にブロック6が配置されているので、ブロック6が断熱作用を有するために基板2の熱が架設板5に伝熱され難くなり、点灯手段への熱影響を低減させることができる。
このような構造であれば、架設板5の自重が、ブロック6と基板2を介して支持体93にかかり、ブロック6を介して基板2に架設板5の自重がかかっても、その自重は、支持体93と対向している基板2の両端にだけかかり、基板2の中央部分にはかからない構造であるため、基板2が架設板5の自重によって撓まないものである。
この結果、紫外線ランプ1が支持された基板2が撓むことがないので、紫外線ランプと被処理物との離間距離を一定に保つことができ、被処理物を均一に処理することができる。
次に、本願発明の紫外線照射装置の他の実施例を説明する。
図6は、本願発明の紫外線照射装置D4であって、架設板5の形態が、図1〜図3とは異なるものであり、異なる点のみ説明をする。なお、図1〜図3と同一符号は同一部分を示す。
基板2の紫外線ランプの管軸方向の両端Aは、支持体93上に載置されており、架設板5の紫外線ランプの管軸方向の両側が処理室9方向とは反対側に折り曲げられており、折り曲げられた架設板5の両側が、紫外線照射装置の側壁7に固定されており、側壁7の端部Cが支持体93上に載置されている。
このような構造であれば、架設板5の自重は側壁7にかかるが、側壁7にかかった架設板5の自重は支持体93に直接かかり、基板2にかからない構造であるので、基板2が架設板5の自重によって撓まないものである。
この結果、紫外線ランプ1が支持された基板2が撓むことがないので、紫外線ランプと被処理物との離間距離を一定に保つことができ、被処理物を均一に処理することができる。
なお、架設板5の両端と側壁7との固定構造は、上記した構造以外に、架設板5の紫外線ランプの管軸方向の両側が処理室9方向に折り曲げられており、折り曲げられた架設板5の両側が、紫外線照射装置の側壁7に固定される構造でもよく、或いは、架設板5の両端が折り曲げ加工せず、直接、側壁7に固定される構造でもよく、要は、架設板5が側壁7に固定されていれば、どのような構造であってもよい。
次に、本願発明の紫外線照射装置の他の実施例を説明する。
図7は、本願発明の紫外線照射装置D5であって、図1〜図3に示す紫外線照射装置と異なる点は、基板2と架設板5との間に熱遮蔽体8が配置されている。
この熱遮蔽体8は、アルミニウム製の角柱状のブロックであり、その一側面が基板2の裏面と接触しており、基板2を冷却して基板2から放熱される熱を抑制し、架設板5が加熱されることを防止するものである。
また、熱遮蔽体8の内部は、冷却効果を上げるために、必要に応じて冷却体が流れる構造になっていてもよい。
この結果、架設板5の温度上昇を確実に防止でき、架設板5上に載置されている電源41やトランス42の温度上昇を防止することができ、点灯手段への熱影響を低減させ、点灯手段が破損することを防止できる。
なお、熱遮蔽体8は、適宜の方法で架設板5や側壁7に支持されているものであり、熱遮蔽体8の自重が基板2にかからない構造である。
次に、本願発明の紫外線照射装置の他の実施例を説明する。
図8は、本願発明の紫外線照射装置D6であって、紫外線照射装置を処理室9上に配置した構造説明図であり、図9は、図8における紫外線照射装置を紫外線ランプ方向から見た平面図である。
図1〜図3に示す紫外線照射装置と異なる点は、基板2に紫外線ランプ1を取り囲むように規制体21が凸設しており、平行に配置された紫外線ランプ1の間に内部に不活性ガスが流れてガス噴出孔22を有するガス導入管23が配置されている。
この規制体21の先端部21aは、紫外線ランプ1を越えて被処理物の方向に伸びおり、紫外線ランプ1は、規制体21によって囲まれるランプ配置空間P内に位置している。
そして、ガス噴出孔22から不活性ガスである窒素ガスを噴出させ、ランプ配置空間Pが不活性ガス空間となった状態で紫外線線ランプ1から紫外線が照射されて被処理物を処理するものである。
従って、紫外線ランプと被処理物との間の空間が不活性ガスで満たされた状態であるので紫外線が減衰せず、効率よく、被処理物に紫外線を照射することできるものである。
更に、本願発明の紫外線照射装置の他の実施例を説明する。
図10は、本願発明の紫外線照射装置D7であって、紫外線照射装置を処理室9上に配置した構造説明図であり、紫外線ランプが管軸方向に複数並んだものである。
この紫外線照射装置では、被処理物が大きくなると、それに対応して紫外線ランプ1の全長を長くする必要があるが、ランプの構造上、ランプ全長を長くすることには限界があり、図10に示すように、2本のランプを管軸方向に並べて配置するものである。この装置では、ランプの管軸と直交する方向に3列ランプを並べる構造であり、図10では図示していないが、紫外線ランプは合計6本有するものである。
そして、全ての紫外線ランプ1は、基板2にランプホルダー3によって固定されており、基板2の両端Aが支持体93に張り渡されて、紫外線照射装置D7が処理室上に配置された構造になっている。
紫外線照射装置D7内には、基板2とは別体である架設板5が配置されており、この架設板5には、それぞれの紫外線ランプ1を点灯させるための点灯手段である電源41とトランス42が載置されている。
架設板5の紫外線ランプ1の管軸方向の両側は、処理室方向に折り曲げられておらず、架設板5の基板2と対向する面が平面状になっている。
また、支持体93と対向する基板2上にはアルミニウム製のブロック6が配置され、このブロック6上に、架設板5の紫外線ランプの管軸方向の両端Bが載置されている。
このような構造であれば、架設板5の自重が、ブロック6と基板2を介して支持体93にかかり、ブロック6を介して基板2に架設板5の自重がかかっても、その自重は、支持体93と対向している基板2の両端にだけかかり、基板2の中央部分にはかからない構造であるため、基板2が架設板5の自重によって撓まないものである。
つまり、管軸方向に紫外線ランプ1を複数並べても、全ての点灯手段が架設板5上に載置されているので、設板5の自重が支持体93にかかり、基板2の中央部分には全ての電源41とトランス42の自重がかからないため、基板2が架設板5の自重によって撓まないものである。
この結果、紫外線ランプ1が支持された基板2が撓むことがないので、紫外線ランプと被処理物との離間距離を一定に保つことができ、被処理物を均一に処理することができる。
なお、紫外線照射装置D7は、基板2には規制体21が凸設されており、さらに、熱遮蔽体8は、架設板5の基板2側に取り付けられており、基板2には、熱遮蔽体8の自重がかからない構造になっている。
本願発明の紫外線照射装置を処理室上に配置した構造説明図である。 図1における紫外線照射装置を処理室上方から見た一部破断斜視図である。 図1における紫外線照射装置を紫外線ランプ方向から見た平面図である。 本願発明の他の例の紫外線照射装置を処理室上に配置した構造説明図である。 本願発明の他の例の紫外線照射装置を処理室上に配置した構造説明図である。 本願発明の他の例の紫外線照射装置を処理室上に配置した構造説明図である。 本願発明の他の例の紫外線照射装置を処理室上に配置した構造説明図である。 本願発明の他の例の紫外線照射装置を処理室上に配置した構造説明図である。 図8における紫外線照射装置を紫外線ランプ方向から見た平面図である。 本願発明の他の例の紫外線照射装置を処理室上に配置した構造説明図である。 紫外線照射装置に用いられる紫外線ランプの説明図である。 従来の紫外線照射装置を処理室上に配置した構造説明図である。
符号の説明
1 紫外線ランプ
2 基板
21 規制体
22 ガス噴出孔
23 ガス導入管
3 ランプホルダー
41 電源
42 トランス
43 給電線
44 給電線継続部
5 架設板
6 ブロック
7 側壁
8 熱遮蔽体
9 処理室
93 支持体

Claims (7)

  1. 上方に開口を有する処理室の上部に配置される管形の紫外線ランプを有する紫外線照射装置であって、
    前記紫外線照射装置は、紫外線ランプを支持する基板と、紫外線ランプを点灯させるための点灯手段と、当該点灯手段が載置された架設板を有し、
    前記基板の紫外線ランプの管軸方向の両端が、処理室に設けられた紫外線照射装置を支持する支持体上に載置され、
    前記架設板の中央部分が前記基板から離間しており、前記架設板の自重が、前記支持体上のみにかかっていることを特徴とする紫外線照射装置。
  2. 前記架設板の紫外線ランプの管軸方向の両端が、前記支持体上に載置されていることを特徴とする請求項1に記載の紫外線照射装置。
  3. 前記架設板の紫外線ランプの管軸方向の両端が、前記支持体と対向する基板の両端上に載置されて、前記架設板の自重が、前記基板を介して前記支持体上のみにかかっていることを特徴とする請求項1に記載の紫外線照射装置。
  4. 前記架設板の紫外線ランプの管軸方向の両端が、前記支持体と対向する基板の両端上に設けられたブロック上に載置されて、前記架設板の自重が、前記ブロックと前記基板を介して前記支持体上のみにかかっていることを特徴とする請求項1に記載の紫外線照射装置。
  5. 前記架設板の紫外線ランプの管軸方向の両端が、紫外線照射装置の側壁に固定され、当該側壁が前記支持体上に載置され、前記架設板の自重が、前記側壁を介して前記支持体上のみにかかっていることを特徴とする請求項1に記載の紫外線照射装置。
  6. 前記基板と前記架設板との間には、熱遮蔽体が配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の紫外線照射装置
  7. 前記基板には、前記紫外線ランプを囲むように規制体が凸設しており、当該規制体によって囲まれたランプ配置空間が不活性ガス空間となっていることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の紫外線照射装置。
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