JP5145920B2 - ブーム構成表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、クレーンのブーム本体を構成する各単位ブームの識別情報を表示するブーム構成表示装置に関する。
従来、特許文献1に記載されているように、各単位ブームの識別情報をクレーン本体側に伝達可能に構成されたクレーンのブームが知られている。このクレーンのブームは、各単位ブームごとに設けられ、各単位ブームの識別情報を出力する処理ユニットと、この処理ユニットから出力される識別情報をクレーン本体側に設けられた中央処理ユニットに伝達する通信部と、を備えている。このような構成により、中央処理ユニットに伝達される各単位ブームの識別情報における単位ブームの長さを積算することで、ブーム本体の全長を求めることができる。また、同様に、識別情報における単位ブームの重量を積算することでブーム本体の全重量を求めることが可能である。
特開2007−217110号公報
通常、複数の単位ブームを接続してブーム本体が構成されるクレーンにおいては、単位ブームは複数の長さ(例えば、3m、6m、9m、12m等)のものが存在する。このようなブーム本体を組み立てる場合、ブーム本体の強度等の観点から、複数の単位ブームを適切な接続順序で組み立てる必要がある。これらの単位ブームは、汎用的に使用できるように、例えば、単位ブームの接続部分が所定の規格に合わせて形成され、接続順序を問わず、互いに接続可能な構成となっていることが多い。そのため、同じ長さのブーム本体を組み立てる場合においても、様々な接続順序で単位ブームを接続することが可能であり、適切な接続順序で単位ブームが接続されない場合もありうる。この点、特許文献1には、上記課題についての記載はなく、誤った順序での単位ブームの接続を防止することは難しい。
本発明は、上記実情に鑑みることにより、誤った順序での単位ブームの接続を防止することを可能にするブーム構成表示装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び効果
本発明は、クレーンのブーム本体を構成する各単位ブームの識別情報を表示するブーム構成表示装置に関する。
そして、本発明に係るブーム構成表示装置は、上記目的を達成するために以下のようないくつかの特徴を有している。すなわち、本発明のブーム構成表示装置は、以下の特徴を単独で、若しくは、適宜組み合わせて備えている。
上記目的を達成するための本発明に係るブーム構成表示装置における第1の特徴は、クレーンにおけるブーム本体を構成する複数の単位ブームにそれぞれ設けられ、前記各単位ブームの識別情報を出力する処理ユニットと、前記処理ユニットから出力された前記識別情報を伝達するための情報伝達手段と、前記情報伝達手段を介して前記処理ユニットから出力された前記識別情報が伝達されるとともに、前記複数の単位ブームの接続順序と当該複数の単位ブームの前記識別情報との関係を示す単位ブーム接続順序情報を表示する表示ユニットと、を備えることである。
この構成によると、表示ユニットにより、ブーム本体を構成する複数の単位ブームの接続順序と識別情報との関係を示す単位ブーム接続順序情報が表示されるため、オペレータは、所定の識別情報を有する単位ブームがどのような順序で接続されているかを確認することができる。これにより、単位ブームの接続順序が適切か否かをオペレータが容易に判断でき、誤った順序での単位ブームの接続を防止することができる。
また、本発明に係るブーム構成表示装置における第2の特徴は、前記各単位ブームの前記処理ユニットを、前記ブーム本体の基端側から先端側に向かって順番に、電源に対して電気的に直列に接続する電源接続手段を更に有し、前記処理ユニットは、前記電源接続手段により電気的に接続されることで前記各単位ブームの識別情報を出力するように構成され、前記表示ユニットは、前記処理ユニットから前記情報伝達手段を介して前記識別情報が伝達された順序を前記複数の単位ブームの接続順序として、前記単位ブーム接続順序情報を表示することである。
この構成によると、電源接続手段により、各単位ブームの処理ユニットは、ブーム本体の基端側から先端側へ順番に電気的に接続されるので、クレーンの本体側に近い単位ブームから順番に識別情報が表示ユニットに伝達される。そして、表示ユニットは、識別情報が伝達された順序を、各単位ブームの接続順序として、前記識別情報と前記接続順序との関係を表示することができる。この場合、簡易な構成で、単位ブームの識別情報と当該単位ブームの接続順序との関係を取得可能になる。
また、本発明に係るブーム構成表示装置における第3の特徴は、前記表示ユニットは、前記複数の単位ブームの前記識別情報を当該複数の単位ブームの接続順序と同じ順序に並べて表示することである。
この構成によると、複数の単位ブームの識別情報が、当該複数の単位ブームの接続順序と同じ順序で並べて表示されるので、視覚的に単位ブームの接続順序を認識し易い。これにより、オペレータによる単位ブームの接続順序が適切か否かの判断が容易になる。
また、本発明に係るブーム構成表示装置における第4の特徴は、前記表示ユニットは、複数の単位ブームの接続順序と当該複数の単位ブームの識別情報との関係を示す比較用接続順序情報が記憶される記憶部を備え、前記単位ブーム接続順序情報を、前記比較用接続順序情報と比較して、差異がある場合に所定の警告情報を表示することである。
この構成によると、組み立てられたブーム本体の単位ブームの接続構成が、比較用接続順序情報に示す関係とは異なる関係を有する場合は、表示ユニットにより警告情報が表示される。したがって、表示ユニットの記憶部に、比較用接続順序情報として、適切な単位ブームの接続順序を示す関係を記憶させておくことで、単位ブームの接続順序が適切でない場合は、そのことをオペレータが速やかに確認できる。
また、本発明に係るブーム構成表示装置における第5の特徴は、前記表示ユニットは、複数の単位ブームの接続順序と当該複数の単位ブームの識別情報との関係を示す比較用接続順序情報が記憶される記憶部を備え、前記比較用接続順序情報を表示することである。
この構成によると、表示ユニットにより比較用接続順序情報が表示されるので、オペレータは、当該比較用接続順序情報を視認して、前記単位ブーム接続順序情報と比較することができる。したがって、表示ユニットの記憶部に、比較用接続順序情報として、適切な単位ブームの接続順序を示す関係を記憶させておくことで、オペレータによる単位ブームの接続順序が適切か否かの判断がより容易になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るブーム構成表示装置1を適用するクレーン100の構成を示した概略図である。図2は、図1に示したクレーン100のブームを構成する単位ブームの構造を説明するための図である。図3は、図1に示したクレーン100の各単位ブームに設けられる処理ユニット4の構成を説明するためのブロック図である。図4は、図1に示したクレーン本体2に設けられる表示ユニット5の構成を説明するためのブロック図である。まず、図1〜図4を参照して、本発明の実施形態に係るブーム構成表示装置1の構成について説明する。
クレーン100は、クレーン本体2と、当該クレーン本体2に基端が取り付けられて当該基端を支点として起伏動作するように構成されるブーム本体3と、当該クレーン本体2及びブーム本体3に設置されたブーム構成表示装置1と、を備えて構成される。
ブーム構成表示装置1は、処理ユニット4と、表示ユニット5と、接続部6(情報伝達手段、電源接続手段)と、を備えている。
ブーム本体3は、基端ブーム11a、第1〜第5継ぎブーム11b〜11f、及び、先端ブーム11gからなる複数の単位ブームによって構成されている。
基端ブーム11aは、ブーム本体3の最も基端側に位置する単位ブームであり、クレーン本体2に対して取り付けられるものである。先端ブーム11gは、ブーム本体3の最も先端側に位置する単位ブームである。第1〜第5継ぎブーム11b〜11fは、基端ブーム11aと先端ブーム11gとの間に介装される単位ブームである。基端ブーム11a、第1〜第5継ぎブーム11b〜11f、及び、先端ブーム11gは、この順番でクレーン本体2側からブーム本体3の先端側へ向かって連結されている。
各単位ブーム(基端ブーム11a、第1〜第5継ぎブーム11b〜11f、及び、先端ブーム11g)は、複数の骨材を組み合わせたラチス構造を有している。図2に示すように、第1〜第5継ぎブーム11b〜11fは、略四角柱形の各角部に相当する位置に配置された4本の主材と、隣り合う主材間を繋ぐ複数の副材とによってボックス形を呈するように構成されている。そして、各単位ブームのブーム本体3の先端側の端部には、結合ピン部12aが設けられている。一方、各単位ブームのクレーン本体2側の端部には、結合孔部12bが設けられている。
各単位ブームの結合ピン部12aは、その単位ブームのブーム本体3の先端側に隣接する他の単位ブームの結合孔部12bに挿嵌されるとともに、各単位ブームの結合孔部12bには、その単位ブームのクレーン本体2側に隣接する他の単位ブームの結合ピン部12aが挿嵌される。尚、各継ぎブーム11b〜11fの結合部(結合ピン部12a及び結合孔部12b)は、同一の規格形状で形成されているため、順序を入れ替えて連結することもできる。また、一の継ぎブームを取り除いてブーム本体3の全長が短くなるように構成することもできるし、同一の規格形状の結合部を有する他の継ぎブームを挿入してブーム本体3の全長が長くなるように構成することもできる。
処理ユニット4は、各単位ブームごとに設けられている。この処理ユニット4は、その処理ユニット4が設けられた単位ブームに関する種々の識別情報(重量、長さ、横幅、高さ、メーカ名、型式、製造年月日、圧縮定数、曲げ定数など)を出力可能となっている。
表示ユニット5は、各単位ブームの処理ユニット4と相互に通信するように構成されており、処理ユニット4から送信される各単位ブームの識別情報に基づいて、ブーム本体3の全長や単位ブームの連結数、連結順序などを求め、その結果を表示できるように構成されている。
接続部6は、表示ユニット5及び各単位ブームの処理ユニット4をクレーン本体2側からブーム本体3の先端側へ順番に電気的に直列接続する部分である。この接続部6は、表示ユニット5及び各単位ブームの処理ユニット4ごとに分割されており、その分割された接続部6が、表示ユニット5とその表示ユニット5に隣接する基端ブーム11aの処理ユニット4とを電気的に接続するとともに、隣り合う各単位ブームの処理ユニット4を相互に電気的に接続する。
図2に示すように、接続部6は、具体的には、表示ユニット5又は各単位ブームの処理ユニット4からブーム本体3の先端側へ延びる先端側ケーブル17a及びその先端側ケーブル17aのブーム本体3の先端側の端部に取り付けられた先端側コネクタ18aからなる先端側接続部16aと、各単位ブームの処理ユニット4からクレーン本体2側へ延びる基端側ケーブル17b及びその基端側ケーブル17bのクレーン本体2側の端部に取り付けられた基端側コネクタ18bからなる基端側接続部16bとによって構成されている。
図3に示すように、先端側ケーブル17aは、先端側通信線21aと、先端側電源供給線22aと、先端側GND(接地電位)線23aとを含んでいる。また、基端側ケーブル17bは、基端側通信線21bと、基端側電源供給線22bと、基端側GND線23bとを含んでいる。
各処理ユニット4内において、先端側通信線21aのクレーン本体2側の端部と基端側通信線21bのブーム本体3の先端側の端部とが電気的に接続されている。
また、先端側電源供給線22aのクレーン本体2側の端部と基端側電源供給線22bのブーム本体3の先端側の端部とは、リレー40を介して電気的に接続されている。このリレー40は、オンすることにより先端側電源供給線22a及び基端側電源供給線22b間を電気的に接続状態とし、オフすることにより先端側電源供給線22a及び基端側電源供給線22b間を電気的に非接続状態とする機能を有している。このリレー40のオン/オフは、各処理ユニット4内に設けられた後述する処理部42からのリレー制御信号によって制御されるようになっている。
また、先端側GND線23aのクレーン本体2側の端部と基端側GND線23bのブーム本体3の先端側の端部とが電気的に接続されている。
そして、先端側通信線21aと先端側コネクタ18aとによって先端側通信部25aが構成されており、基端側通信線21bと基端側コネクタ18bとによって基端側通信部25bが構成されている。また、先端側電源供給線22aと先端側コネクタ18aとによって先端側電源供給部26aが構成されており、基端側電源供給線22bと基端側コネクタ18bとによって基端側電源供給部26bが構成されている。
表示ユニット5に繋がる先端側コネクタ18aと基端ブーム11aの処理ユニット4に繋がる基端側コネクタ18bとは互いに着脱可能に接続される。また、隣接する各単位ブームの処理ユニット4に繋がる先端側コネクタ18aと基端側コネクタ18bとは互いに着脱可能に接続される。この各コネクタの接続により、表示ユニット5に繋がる先端側接続部16a(先端側通信部25a,先端側電源供給部26a)と基端ブーム11aの処理ユニット4に繋がる基端側接続部16b(基端側通信部25b,基端側電源供給部26b)とが互いに着脱可能に接続するようになっている。。また、隣接する各単位ブームの処理ユニット4に繋がる先端側接続部16a(先端側通信部25a,先端側電源供給部26a)と基端側接続部16b(基端側通信部25b,基端側電源供給部26b)とが互いに着脱可能に接続するようになっている。
そして、先端側通信部25a及び基端側通信部25bを介して、表示ユニット5及び基端ブーム11aの処理ユニット4、または、隣り合う単位ブームの処理ユニット4同士が相互に電気的に直列接続されるようになっている。これら表示ユニット5及び各処理ユニット4の間に配設される、各先端側通信部25aと各基端側通信部25bとによって、通信部25(情報伝達手段)が構成される。そして、この通信部25によって、各単位ブームの処理ユニット4から出力される識別情報が表示ユニット5に伝達されたり、表示ユニット5から出力される制御信号が各単位ブームの処理ユニット4に伝達されるようになっている。
また、先端側電源供給部26a及び基端側電源供給部26bを介して、表示ユニット5及び基端ブーム11aの処理ユニット4、または、隣り合う単位ブームの処理ユニット4同士が相互に電気的に直列接続される。また、クレーン本体2には、表示ユニット5及び各処理ユニット4を駆動させる電源を供給する電源部27(図4参照)が設けられており、この電源部27から表示ユニット5へ電源側電源供給線28及び電源側GND線29が電気的に接続されている。そして、表示ユニット5及び各処理ユニット4の間に配設される、各先端側電源供給部26aと各基端側電源供給部26bと電源側電源供給線28とによって、電源供給部26(電源接続手段)が構成される。そして、この電源供給部26により、電源部27から表示ユニット5を介して各単位ブームの処理ユニット4に電源部27からの電源が供給されるようになっている。
なお、上述したように、各単位ブームの処理ユニット4において、先端側電源供給線22aと基端側電源供給線22bとはリレー40を介して接続されており、リレー40がオンのときは基端側電源供給線22bからリレー40を介して先端側電源供給線22aへ電源が供給されるようになっている。また、リレー40がオフのときは基端側電源供給線22bから先端側電源供給線22aへ電源が供給されないようになっている。
また、電源部27から上記電源側GND線29を介して表示ユニット5にGND電位(接地電位)が供給され、さらに、各先端側GND線23a、各先端側コネクタ18a、各基端側コネクタ18b及び各基端側GND線23bを介して、各単位ブームの処理ユニット4へGND電位(接地電位)が供給されるようになっている。
次に、各単位ブームの処理ユニット4内の構成及び表示ユニット5内の構成について説明する。
図3に示すように、各単位ブームの処理ユニット4は、上記のリレー40に加えて、記憶部41、処理部42及び通信処理部43を有している。記憶部41は、処理部42に電気的に接続されており、処理部42は、通信処理部43を介して先端側通信線21a及び基端側通信線21bに電気的に接続されている。
記憶部41は、その記憶部41を含む処理ユニット4が設けられた単位ブームの識別情報が記憶される部分であり、電源が供給されない状態でもその記憶内容が保持され、かつ、その記憶内容を書き換え可能なフラッシュメモリなどの記憶素子からなる。この記憶部41に記憶される識別情報としては、単位ブームの重量、長さ、横幅、高さ、メーカ名、型式、製造年月日や、圧縮定数及び曲げ定数などの単位ブームの特性に関するパラメータなどがある。
処理部42は、記憶部41に記憶された識別情報を表示ユニット5へ送信する処理や、リレー制御信号をリレー40へ出力してリレー40をオンさせる処理などの各種処理を行う。
通信処理部43は、通信部25を介して伝達される各種制御信号を取り込んで処理部42に送ったり、逆に処理部42により記憶部41から読み出される識別情報を通信部25を介して表示ユニット5へ送信するなどの通信処理を行う。そして、上記処理部42及び通信処理部43は、それぞれ、電源供給部26を介して電源が供給されることによって駆動し、上記の各処理を行うことが可能な状態となる。
図4に示すように、表示ユニット5は、記憶部51、処理部52、通信処理部53、及び、表示部54を有している。記憶部51及び表示部54は、処理部52に電気的に接続されている。処理部52は、通信処理部53を介して先端側通信線21aに電気的に接続されている。
記憶部51には、各単位ブームの処理ユニット4から送信される識別情報及びその他の種々の情報が記憶される。処理部52は、記憶部51に記憶された情報に基づいて、表示部54に所定の表示をさせるための制御信号を出力するなどの各種処理を行う。通信処理部53は、通信部25を介して各単位ブームの処理ユニット4から送信される識別情報を取り込むなどの通信処理を行う。表示部54は、例えば、液晶モニター等により構成され、処理部52からの指示に基づいて、オペレータが視認できるように各種情報を表示する。
次に、本発明の実施形態に係るブーム構成表示装置による、ブーム本体3を構成する単位ブームの接続順序を求める際のプロセスについて説明する。
まず、電源が投入されると、電源部27から電源側電源供給線28を介して表示ユニット5に電源が供給されるとともに、さらに電源供給部26を介して基端ブーム11aの処理ユニット4に電源が供給される。これにより、表示ユニット5及び基端ブーム11aの処理ユニット4が駆動する。このとき、基端ブーム11a以外の単位ブームの処理ユニット4には、電源が供給されておらず、それらの処理ユニット4は駆動していない。
そして、駆動した基端ブーム11aの処理ユニット4における処理部42は、通信処理部43を介して、自身の記憶部41に記憶されている識別情報を表示ユニット5に送信する。表示ユニット5は、その識別情報を取得し、記憶部51に記憶させる。このとき、処理部52は、ブーム本体3側の処理ユニット4から当該識別情報を取得した順序を示す情報(この場合においては、1番目、即ち、基端ブームであることを示す情報)を、当該取得した識別情報と関連付けて記憶部51に記憶させる。その後、処理部52は、基端ブーム11aの処理ユニット4に取得完了を示す信号(以下、取得完了信号と称する)を送信する。基端ブーム11aの処理ユニット4における処理部42は、表示ユニット5からの取得完了信号を受信すると、リレー40をオンに切り換える。これにより、次に接続されている第1継ぎブーム11bの処理ユニット4に電力が供給されることになる。
電力が供給された第1継ぎブーム11bの処理ユニット4は、上述した基端ブーム11aの処理ユニット4と同様に、通信処理部43を介して、自身の記憶部41に記憶されている識別情報を表示ユニット5に送信する。表示ユニット5は、その識別情報を取得し、当該識別情報とその取得順序の情報(この場合においては、2番目であること、即ち、1番目の継ぎブームであることを示す情報)を記憶部51に記憶させた後、第1継ぎブーム11bの処理ユニット4に取得完了信号を送信する。第1継ぎブーム11bの処理ユニット4における処理部42は、表示ユニット5からの取得完了信号を受信すると、リレー40をオンに切り換える。
以降、同様に第2継ぎブーム11c、第3継ぎブーム11d、第4継ぎブーム11e、第5継ぎブーム11f、先端ブーム11gの順に、各単位ブームの識別情報が表示ユニット5に送信される。
尚、先端ブーム11gの識別情報には、ブーム本体3の先端に位置する単位ブームであることを示すデータが含まれている。これにより、先端ブーム11gの識別情報が表示ユニット5に送信されることで、ブーム本体3を構成する全ての単位ブームについての識別情報を受信したことが表示ユニット5により判別される。
表示ユニット5の表示部54には、記憶部51に記憶された各処理ユニット4からの識別情報、及び、その取得順序の情報に基づいて、ブーム本体3を構成する複数の単位ブームの接続順序と当該複数の単位ブームの識別情報との関係を示す単位ブーム接続順序情報が表示される。
次に、表示ユニット5の表示部54における当該単位ブーム接続順序情報の表示例について説明する。
(第1表示例)
図5は、単位ブーム接続順序情報の第1表示例を示す図である。当該第1表示例では、各単位ブームの処理ユニット4から識別情報が送信されてくる順番で、当該送信されてきた識別情報における「単位ブームの長さ」の情報が表示部54の上下方向の略中央に左から右に並んで表示されている。尚、基端ブーム11a及び先端ブーム11g以外の各単位ブーム(継ぎブーム11b〜11f)はそれぞれ一つの長方形として表示される。そして、当該長方形の内側に当該各単位ブームの長さを示す数値が表示されるとともに、当該長方形の左右方向の長さが当該各単位ブームの長さの比率と同じ比率になるように表示されている。
図5に示すように、オペレータは、表示部54に表示されるブーム構成Xを見ることにより、基端ブーム11aと先端ブーム11gとの間に、どのような長さの単位ブームがどのような順序で接続されているかを確認することができる。即ち、表示部54を見ることで、基端ブーム11a側から、長さが3m、6m、9m、9m、9mの単位ブームが接続されていることが分かる。
また、各単位ブームの長さの表示に加えて、ブーム本体3の全長が表示される。このブーム本体3の全長は、ブーム本体3を構成する全ての単位ブームの処理ユニット4から表示ユニット5に送信された識別情報における「単位ブームの長さ」を積算することにより算出される。
更に、基端ブーム11aと先端ブーム11gとの間に接続される単位ブームの接続順序が適切であれば、各単位ブームの長さの表示の下方に位置する表示位置Zに、「OK」の表示がなされ、不適切であれば、「NG」の表示がなされる。尚、図5は、単位ブームの接続順序が適切な場合を例示的に示しており、単位ブームの接続順序が不適切な場合は、図6に示すように、表示位置Zに「NG」の表示がなされる。
当該単位ブームの接続順序が適切か否かの判断は以下のようになされる。
表示ユニット5の記憶部51には、予め、所定の長さのブーム本体3における適切な単位ブームの接続順序(単位ブームの長さと、その単位ブームが接続される順序との関係)を示すデータ(比較用接続順序情報)が記憶されている。例えば、記憶部51には、ブーム本体3の全長が50mの場合の適切な接続順序を示すデータ(以下、許容接続順序データ50Mと称する)が、テーブル形式で記憶されている。図7に当該許容接続順序データ50Mを示す。図7に示すように、本実施形態においては、3通り(パターン1、パターン2、パターン3で示す)の所定の長さの単位ブームの接続順序が適切であることが記憶されている。また、図示しないが、ブーム本体3の全長が、50m以下の場合(40m、30m等)や、50m以上の場合(60m、70m等)の単位ブームの適切な接続順序を示すデータも同様に記憶部51に記憶されている。
表示ユニット5における処理部52は、まず、ブーム本体3を構成する全ての単位ブームの処理ユニット4から表示ユニット5に送信された識別情報における「単位ブームの長さ」を積算することによりブーム本体3の全長(本実施形態においては50m)を算出する。そして、処理部52は、当該ブーム本体3の全長に対応した、適切な単位ブームの接続順序を示すデータ(許容接続順序データ50M)を記憶部51から読み出す。そして、処理部52は、各処理ユニット4からの情報に基づく各単位ブームの長さとその単位ブームの接続順序との関係と、当該許容接続順序データ50Mに基づく各単位ブームの長さとその単位ブームの接続順序との関係と、を比較する。
各処理ユニット4からの情報に基づく各単位ブームの長さとその単位ブームの接続順序との関係が、許容接続順序データ50Mに基づく各単位ブームの長さとその単位ブームの接続順序との関係のいずれか(即ち、パターン1、パターン2、又は、パターン3)に該当している場合は、処理部52は、単位ブームの接続順序が適切であると判断し、表示部54に「OK」の表示をさせる。
一方、各処理ユニット4からの情報に基づく各単位ブームの長さとその単位ブームの接続順序との関係が、許容接続順序データ50Mに基づく各単位ブームの長さとその単位ブームの接続順序との関係のいずれにも該当しない場合は、処理部52は、単位ブームの接続順序が不適切であると判断し、表示部54に「NG」の表示をさせる。
(第2表示例)
図8は、単位ブーム接続順序情報の第2表示例を示す図である。当該第2表示例では、表示部54の上半面において、第1表示例で説明したのと同様の表示がなされている。そして、表示部54の下半面において、ブーム本体3の全長に対応した適切な接続順序を示すデータに基づくブーム構成が表示される。即ち、本実施形態においては、ブーム本体3の全長が50mの場合の適切な接続順序を示すデータ(許容接続順序データ50M)に基づく3つのブーム構成T1、T2、T3が表示される。
図8は、ブーム本体3における単位ブームの接続順序が適切な場合を例示的に示しているが、単位ブームの接続順序が不適切な場合は、図9に示すように、組立順序の表示位置において「NG」の表示がなされる。更に、各処理ユニット4からの情報に基づく各単位ブームの長さとその単位ブームの接続順序との関係を示すブーム構成Xの表示における、適切なブーム構成と接続順序が異なる単位ブームが点滅表示される。尚、点滅表示に限らず、他の単位ブームの表示とは異なる色で表示させてもよい。
ブーム構成Xの表示において点滅させる単位ブームは、例えば、以下のように決定される。
まず、適切なブーム構成が複数ある場合は、そのなかからブーム本体3のブーム構成に最も近いブーム構成を比較用ブーム構成として選択する。例えば、ブーム本体を構成する単位ブーム数、同一長さで接続順序が同じ単位ブームの数、等の観点から、最もブーム本体3のブーム構成に近い適切なブーム構成が比較用ブーム構成として選択される。
本実施形態においては、適切なブーム構成が3つ(ブーム構成T1、T2、T3)あるため、これらの中から最もブーム本体3のブーム構成に近いブーム構成が比較用ブーム構成として選択される。具体的には、ブーム本体3のブーム構成Xと比較して、ブーム本体を構成する基端ブームと先端ブームとの間の単位ブーム数が5つで同一であり、且つ、3つの単位ブーム(単位ブームs13、s14、s15)の長さ及び接続順序が同一であるブーム構成T1(図9参照)が比較用ブーム構成として選択される。尚、ブーム構成T2においても、3つの単位ブーム(単位ブームs22、s24、s25)の長さ及び接続順序が同一であるが、長さ及び接続順序が同一である単位ブームの長さを積算した値が大きいブーム構成が優先的に選択される。即ち、ブーム構成T1においては、ブーム構成Xと比較して、長さ及び接続順序が同一である単位ブームs13、s14、s15の長さの和は、27mであるのに対して、ブーム構成T2においては、ブーム構成Xと比較して、長さ及び接続順序が同一である単位ブームs22、s24、s25の長さの和は、21mであるため、ブーム構成T1が比較用ブーム構成として選択される。そして、ブーム本体3のブーム構成Xにおいて、比較用ブーム構成であるブーム構成T1と接続順序が異なる単位ブーム(単位ブームy1、y2)が点滅表示される。尚、図9において、点滅表示される部分を斜線部で示している。
以上説明したように、本実施形態に係るブーム構成表示装置1は、クレーン100におけるブーム本体3を構成する複数の単位ブームにそれぞれ設けられ、前記各単位ブームの識別情報を出力する処理ユニット4と、処理ユニット4から出力された識別情報を伝達するための通信部25と、通信部25を介して処理ユニット4から出力された識別情報が伝達されるとともに、複数の単位ブームの接続順序と当該複数の単位ブームの長さとの関係を示す単位ブーム接続順序情報を表示する表示ユニット5と、を備える。
この構成によると、表示ユニット5により、ブーム本体3を構成する複数の単位ブームの接続順序と単位ブームの長さとの関係を示す単位ブーム接続順序情報が表示されるため、オペレータは、所定の長さを有する単位ブームがどのような順序で接続されているかを確認することができる。これにより、単位ブームの接続順序が適切か否かをオペレータが容易に判断でき、誤った順序での単位ブームの接続を防止することができる。
尚、本実施形態においては、表示ユニット5により単位ブームの長さが表示されるように構成されているが、この場合に限定されず、識別情報として処理ユニット4から表示ユニット5に伝達される単位ブームの長さ以外の情報を表示させるように構成してもよい。例えば、単位ブームの重量、横幅、高さ、メーカ名、型式、製造年月日や、圧縮定数及び曲げ定数などの単位ブームの特性に関するパラメータなどを、単位ブームの長さと共に、又は、単独で表示させることもできる。
また、オペレータが表示ユニット5に対して、所定の操作を行うことにより、表示される情報が切り換わるように構成することもできる。この場合、表示部54における表示画面の面積を大きくすることなく、より多くの情報をオペレータに与えることが可能である。
また、情報伝達手段を通信部25のように有線で構成する場合に限らず、無線で識別情報を伝達する構成にしてもよい。
また、本実施形態においては、各単位ブームの処理ユニット4をブーム本体3の基端側から先端側へ順番に、電源部27に対して電気的に直列に接続する電源供給部26を更に有する。処理ユニット4は、電源供給部26により電気的に接続されることで当該処理ユニット4が設けられた単位ブームの識別情報を出力するように構成されている。表示ユニット5は、処理ユニット4から通信部25を介して識別情報が伝達された順序を、当該識別情報が記憶された記憶部41を備える処理ユニット4が設けられた単位ブームの接続順序として、前記単位ブーム接続順序情報を表示する。
この構成によると、電源供給部26により、各単位ブームの処理ユニット4は、ブーム本体3の基端側から先端側へ順番に電気的に接続されるので、クレーン本体2側に近い単位ブームから順番に識別情報が表示ユニット5に伝達される。そして、表示ユニット5は、識別情報が伝達された順序を、各単位ブームの接続順序として、前記識別情報と前記接続順序との関係を表示することができる。この場合、簡易な構成で、単位ブームの識別情報と当該単位ブームの接続順序との関係を取得可能になる。
また、表示ユニット5は、複数の単位ブームの長さを示す数値を当該複数の単位ブームの接続順序と同じ順序に並べて表示する。
この構成によると、複数の単位ブームの長さを示す数値が、当該複数の単位ブームの接続順序と同じ順序で並べて表示されるので、視覚的に単位ブームの接続順序を認識し易い。これにより、オペレータによる単位ブームの接続順序が適切か否かの判断が容易になる。
また、本実施形態においては、表示部54の画面上においては、各単位ブームを示す長方形の左右方向の長さが当該各単位ブームの長さの比率と同じ比率になるように表示されている。これにより、オペレータは、単位ブームの長さと、その接続順序を図形的に認識することができ、単位ブームの接続順序が適切か否かの判断が更に容易になる。
尚、複数の単位ブームの識別情報を、当該複数の単位ブームの接続順序と同じ順序で並べて表示する場合に限らない。例えば、処理ユニット4から送信される複数の単位ブームの識別情報と当該複数の単位ブームの接続順序との対応関係が分かるように、表形式で、表示部54に表示させるように構成することもできる。
また、表示ユニット5は、複数の単位ブームの接続順序と当該複数の単位ブームの長さとの関係を示す比較用接続順序情報が記憶される記憶部51を備え、前記単位ブーム接続順序情報を、前記比較用接続順序情報と比較して、差異がある場合に所定の警告情報を表示する。即ち、差異がある場合には、表示ユニット5における表示位置Zに「NG」の表示がなされる。
本実施形態においては、表示ユニット5の記憶部51に、比較用接続順序情報として、適切な単位ブームの接続順序を示す関係が記憶されている。そのため、単位ブームの接続順序が適切でない場合は、表示ユニット5により警告情報の表示(「NG」の表示)がなされる。これにより、ブーム本体3を構成する単位ブームの接続順序が適切でないことをオペレータが速やかに確認できる。尚、警告情報の表示と共に、警告アラームが鳴るように、表示ユニット5を構成することも可能である。この場合、ブーム本体3を構成する単位ブームの接続順序が適切でないことをより確実にオペレータに気づかせることができる。
また、図8及び図9に示すように、第2表示例においては、表示ユニット5により比較用接続順序情報としてのブーム構成T1〜T3が、単位ブーム接続順序情報としてのブーム構成Xとともに、表示されるので、オペレータは、ブーム構成Xとブーム構成T1〜T3とを同時に視認して、ブーム構成Xとブーム構成T1〜T3と比較することができる。これにより、オペレータによる単位ブームの接続順序が適切か否かの判断がより容易になる。
更に、図8及び図9に示す第2表示例においては、ブーム本体3を構成する単位ブームの構成を示すブーム構成Xにおける接続順序が適切でない単位ブームを示す部分が他の部分とは異なるように表示される。実施形態においては、接続順序が適切でない単位ブームを示す部分は点滅して表示される。これにより、オペレータは、ブーム本体3を構成する複数の単位ブームのうち、いずれの単位ブームの接続順序が適切でないかを容易に認識することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々に変更して実施することができるものである。
本発明の実施形態に係るブーム構成表示装置を適用するクレーンの構成を示した概略図である。 図1に示したクレーンのブームを構成する単位ブームの構造を説明するための図である。 図1に示したクレーンの各単位ブームに設けられる処理ユニットの構成を説明するためのブロック図である。 図1に示したクレーン本体に設けられる表示ユニットの構成を説明するためのブロック図である。 表示部による単位ブーム接続順序情報の第1表示例を示す図である。 単位ブームの接続順序が不適切な場合の表示例を示す図である。 ブーム本体の全長が50mの場合の適切な接続順序を示すデータを示す図である。 表示部による単位ブーム接続順序情報の第2表示例を示す図である。 単位ブームの接続順序が不適切な場合の表示例を示す図である。
符号の説明
1 ブーム構成表示装置
2 クレーン本体
3 ブーム本体
4 処理ユニット
5 表示ユニット
6 接続部(情報伝達手段、電源接続手段)
11a 基端ブーム(単位ブーム)
11b〜11f 第1〜第5継ぎブーム(単位ブーム)
11g 先端ブーム(単位ブーム)
25 通信部(情報伝達手段)
26 電源供給部(電源接続手段)
51 記憶部
100 クレーン

Claims (4)

  1. クレーンにおけるブーム本体を構成する複数の単位ブームにそれぞれ設けられ、前記各単位ブームの識別情報を出力する処理ユニットと、
    前記処理ユニットから出力された前記識別情報を伝達するための情報伝達手段と、
    前記情報伝達手段を介して前記処理ユニットから出力された前記識別情報が伝達されるとともに、前記複数の単位ブームの接続順序と当該複数の単位ブームの前記識別情報との関係を示す単位ブーム接続順序情報を表示する表示ユニットと、
    を備え
    前記表示ユニットは、複数の単位ブームの接続順序と当該複数の単位ブームの識別情報との関係を示す比較用接続順序情報が記憶される記憶部を備え、前記比較用接続順序情報を表示することを特徴とするブーム構成表示装置。
  2. 前記各単位ブームの前記処理ユニットを、前記ブーム本体の基端側から先端側に向かって順番に、電源に対して電気的に直列に接続する電源接続手段を更に有し、
    前記処理ユニットは、前記電源接続手段により電気的に接続されることで前記各単位ブームの識別情報を出力するように構成され、
    前記表示ユニットは、前記処理ユニットから前記情報伝達手段を介して前記識別情報が伝達された順序を前記複数の単位ブームの接続順序として、前記単位ブーム接続順序情報を表示することを特徴とする請求項1に記載のブーム構成表示装置。
  3. 前記表示ユニットは、前記複数の単位ブームの前記識別情報を当該複数の単位ブームの接続順序と同じ順序に並べて表示することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のブーム構成表示装置。
  4. 前記表示ユニットは、複数の単位ブームの接続順序と当該複数の単位ブームの識別情報との関係を示す比較用接続順序情報が記憶される記憶部を備え、前記単位ブーム接続順序情報を、前記比較用接続順序情報と比較して、差異がある場合に所定の警告情報を表示することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のブーム構成表示装置。
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