JP5145902B2 - 無線基地局装置および輻輳制御方法 - Google Patents

無線基地局装置および輻輳制御方法 Download PDF

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本発明は、無線基地局装置および輻輳制御方法に関する。
無線アクセスネットワーク(RAN)において、無線基地局装置(NodeB)は、携帯端末からの位置登録や発着信が急増して輻輳状態になることがある。NodeBは、輻輳状態になると、異常終了(ダウン)することがある。NodeBがダウンすると、無線アクセスネットワークが提供するサービスが中断される。
なお、携帯端末からの位置登録や発着信が急増する場合には、NodeBが再起動した場合、セルが隣接する隣接NodeBがリセットされた場合、および、NodeBのセル内で花火などのイベントが発生した場合などが挙げられる。
NodeBの輻輳状態を緩和するための技術には、特許文献1に記載の通信システムがある。
この通信システムでは、無線基地局装置は、端末装置からのプリアンブルの受信数を所定時間カウントする。なお、プリアンブルは、端末装置がデータの送信を通知するための信号であり、プリアンブルの受信数は、輻輳の度合を示す。
また、無線基地局装置は、そのカウントしたプリアンブルの受信数が予め設定された閾値を超えた場合、発呼を規制する時間を示す発呼規制情報を端末装置に送信する。端末装置は、その発呼規制情報を受信すると、その発呼規制情報が示す時間だけプリアンブルの送信を停止する。
これにより、NodeBの輻輳状態を緩和することが可能になる。
特開2005−354488号公報
特許文献1には、プリアンブルの送信が停止される時間を変化させる記載がない。このため、輻輳状態を緩和する効率が低いという問題点がある。例えば、輻輳の度合に比べて、発呼が停止される時間が短いと、輻輳状態が緩和されず、NodeBがダウンしてしまうことがある。
そこで、本発明の目的は、上記課題である、輻輳状態を緩和する効率が低いという問題点を解決する無線基地局装置および輻輳制御方法を提供することである。
本発明による無線基地局装置は、端末装置と接続可能な無線基地局装置であって、自装置の輻輳の度合を示す輻輳値を測定する管理手段と、前記管理手段にて測定された輻輳値に応じて、データの送信を通知するためのプリアンブルの送信頻度を決定し、該送信頻度でプリアンブルを送信する旨の送信指示を前記端末装置に送信する報知手段と、を含む。
また、本発明による輻輳制御方法は、端末装置と接続可能な無線基地局装置が輻輳制御方法であって、前記無線基地局装置の輻輳の度合を示す輻輳値を測定する測定ステップと、前記測定された求められた輻輳値に応じて、データの送信を通知するためのプリアンブルの送信頻度を決定する決定ステップと、前記決定された送信頻度でプリアンブルを送信する旨の送信指示を前記端末装置に送信する報知ステップと、を含む。
本発明によれば、輻輳状態を緩和する効率を高くすることが可能になる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態の通信システムを示したブロック図である。
図1において、通信システムは、無線基地局制御装置(RNC:Radio-Network-Control)1と、無線基地局装置(NodeB)2と、端末(UE:User-Equipment)3とを含む。NodeB2および端末3の数は、図1では、1だけだが、実際には、複数あるものとする。
RNC1は、NodeB2と相互に接続可能である。また、RNC1は、NodeB2と、UplaneデータA10および制御メッセージA11を送受信する。なお、Uplaneデータは、ユーザデータとも呼ばれる。
NodeB2は、端末3と接続可能である。なお、端末3は、NodeB2のセル内にある。
また、NodeB2は、セルを複数のセクタに分割して管理する。また、そのセル内には、NodeB2が端末3と接続するための中継器(図示せず)が備えられている。
NodeB2は、NodeB制御部21と、BaseBand処理部22とを含む。
NodeB制御部21は、メッセージ通信部211と、データ通信部212とを含む。
また、BaseBand処理部22は、メッセージ通信部221と、UL(uplink)/DL(downlink)・BaseBand処理部222と、報知情報処理部223とを含む。なお、UL/DL・BaseBand処理部222は、複数のセクタのそれぞれに対応して複数設けられている。図1では、複数のUL/DL・BaseBand処理部222の一つが示されている。
メッセージ通信部211は、RNC1と接続可能なインターフェースを有する。
メッセージ通信部211は、RNC1から制御メッセージA11を受信し、その制御メッセージA11を含む制御メッセージA12をBaseBand処理部22内のメッセージ通信部221に送信する。なお、制御メッセージA12の形式は、NodeB2内で使用されるNodeB2独自の形式である。
また、メッセージ通信部211は、BaseBand処理部22内のメッセージ通信部221から、制御メッセージA12に対する応答メッセージを受信し、その受信した応答メッセージに基づいて、制御メッセージA11に対する応答メッセージを生成する。メッセージ通信部211は、その生成した応答メッセージをRNC1に送信する。
データ通信部212は、RNC1と接続可能なインターフェースを有する。
データ通信部212は、RNC1と、UPlaneデータA10を送受信する。
例えば、データ通信部212は、RNC1から、UPlaneデータA10をATMセルとして受信する。また、データ通信部212は、受信したUPlaneデータA10を、FP(Frame-protocol)プロトコルにて端末3に無線で送信する形式に変換する。データ通信部212は、その変換されたUPlaneデータA10にルーティング処理を行う。
データ通信部212は、そのルーティング処理を行ったUPlaneデータA10を、UPlaneデータA13として、送信先の端末3を含むセクタに対応したUL/DL・BaseBand処理部222に送信する。
また、データ通信部212は、BaseBand処理部22内のUL/DL・BaseBand処理部222からUPlaneデータA13を受信すると、そのUPlaneデータA13をUPlaneデータA10としてRNC1に送信する。
メッセージ通信部221は、NodeB制御部21内のメッセージ通信部211から制御メッセージA12を受信する。メッセージ通信部221は、制御メッセージA12に対する応答メッセージを生成する。メッセージ通信部221は、その応答メッセージをNodeB制御部21内のメッセージ通信部211に送信する。
UL/DL・BaseBand処理部222は、管理手段の一例である。
UL/DL・BaseBand処理部222は、データ通信部212からUPlaneデータA13を受信し、受信したUPlaneデータA13を無線で端末3に送信するためにコーディング(Coding)処理を行なう。
UL/DL・BaseBand処理部222は、そのコーディング処理を行ったUPlaneデータA13を端末3に送信する。
また、UL/DL・BaseBand処理部222は、端末3から、UL(uplink)データの送信を通知するためのプリアンブルを受信する。UL/DL・BaseBand処理部222は、ULデータの送信を許可するACK(Acquisition Indication)信号を端末3に送信すると、その後、端末3からULデータを受信する。
UL/DL・BaseBand処理部222は、その受信したULデータを復号化処理してATMセルに変換する。UL/DL・BaseBand処理部222は、そのATMセルに変換したULデータを、UPlaneデータA13として、NodeB制御部21内のデータ通信部212に送信する。
また、UL/DL・BaseBand処理部222は、NodeB(自装置)の輻輳の度合を示す輻輳値を定期的に測定する。本実施形態では、UL/DL・BaseBand処理部222は、輻輳値として、監視間隔内のプリアンブルの受信数を測定する。なお、監視間隔は、所定時間の一例である。
図2は、UL/DL・BaseBand処理部222による輻輳値の測定を説明するための説明図である。図2では、UL/DL・BaseBand処理部222が一監視間隔内に受信するデータが示されている。
ULデータには、15個の連続するアクセススロット(Access-slot)が設けられている。各アクセススロットは、5120チップ(chips)である。また、15個の連続するアクセススロットは、二つのラジオフレーム(radio-frame)に分かれている。各ラジオフレームは、10msである。なお、図2において、ランダム・アクセス・トランスミッション(Random Access Transmission)は、ULデータの一例である。
端末3は、位置登録や発呼要求を行なう際に、プリアンブル(preamble)をランダムアクセスによってNodeB2のUL/DL・BaseBand処理部222に送信する。
続いて、UL/DL・BaseBand処理部222は、そのプリアンブルを受信すると、ULデータの送信を許可する場合、ACK信号を端末3に送信する。端末3は、ACK信号を受信すると、ランダム・アクセス・トランスミッションをNodeB2のUL/DL・BaseBand処理部222に送信する。UL/DL・BaseBand処理部222は、そのランダム・アクセス・トランスミッションを受信する。
UL/DL・BaseBand処理部222は、監視間隔内のプリアンブルの受信数を測定する。なお、UL/DL・BaseBand処理部222は、ATMレイヤ(データリンク層)を有し、ATMレイヤがプリアンブルの受信数を測定するものとする。
図1に戻る。UL/DL・BaseBand処理部222は、その測定したプリアンブルの受信数が予め定められた第一閾値より大きいか否かを判定する。また、UL/DL・BaseBand処理部222は、その測定したプリアンブルの受信数が予め定められた第二閾値より小さいか否かを判定する。第二閾値は、第一閾値以下である。
UL/DL・BaseBand処理部222は、プリアンブルの受信数が第一閾値より大きいと判定すると、NodeB2が輻輳状態であると判定する。また、UL/DL・BaseBand処理部222は、プリアンブルの受信数が第二閾値より小さいと判定すると、NodeB2が輻輳状態でないと判定する。
なお、UL/DL・BaseBand処理部222は、NodeB2が輻輳状態でない場合、プリアンブルの受信数が第一閾値より大きいか否かを判定し、NodeB2が輻輳状態の場合、プリアンブルの受信数が第二閾値より小さいか否かを判定することが望ましい。この場合、判定回数を軽減することが可能になり、NodeB2の負荷を軽減することが可能になる。
また、UL/DL・BaseBand処理部222は、プリアンブルの受信数が所定回数(前段保護段数とする)連続して第一閾値より大きいと判定すると、自装置が輻輳状態であると判定してもよい。また、UL/DL・BaseBand処理部222は、プリアンブルの受信数が特定回数(後段保護段数と称する)連続して第二閾値より小さいと判定すると、自装置が輻輳状態でないと判定してもよい。この場合、輻輳状態か否かを誤って判定することを防止することが可能になる。
報知情報処理部223は、報知手段の一例である。
報知情報処理部223は、UL/DL・BaseBand処理部222が測定した輻輳値(監視間隔内のプリアンブルの受信数)に応じて、プリアンブルの送信頻度を決定する。報知情報処理部223は、その送信頻度でプリアンブルを送信する旨の送信指示を含む報知情報を端末3に送信する。
ここで、送信指示として、3GPP(3rd-Generation-Partnership-Project)にて規定されるSIB7(System-information-block-type-7)で使用される報知情報内ダイナミックパーシステンスレベル(DynamicPersistenceLevel:以下単にレベルと称する)を用いる。レベルは、1から8までの8段階の値を有する。
レベルの値がNの場合、送信頻度は、レベルの値が「1」のときの1/Nになる。報知情報処理部223は、その輻輳値に応じてそのレベルの値を決定することで、プリアンブルの送信頻度を決定する。なお、Nは、1ないし8の整数である。
具体的には、報知情報処理部223は、以下のように送信頻度を決定する。
つまり、報知情報処理部223は、UL/DL・BaseBand処理部222にて輻輳値が第一閾値より大きいと判定されると、輻輳値が第二閾値より小さいと判定されるまで、徐々に送信頻度を下げる。例えば、報知情報処理部223は、定期的に送信頻度を下げる。
また、報知情報処理部223は、UL/DL・BaseBand処理部222にて輻輳値が第一閾値より大きいと判定された後に輻輳値が第二閾値より小さいと判定されると、徐々に送信頻度を上げていく。例えば、報知情報処理部223は、定期的に送信頻度を上げる。
報知情報処理部223は、このような処理を実現するためには、例えば、以下のような処理を行う。
報知情報処理部223は、デフォルト状態、規制状態および規制解除状態のいずれかの状態を有する。
デフォルト状態の場合、報知情報処理部223は、基準値のレベルを含む報知情報を端末3に送信する。このとき、報知情報処理部223は、UL/DL・BaseBand処理部222にて自装置が輻輳状態であると判定されると、規制状態に遷移する。以下では、基準値は「1」であるとする。
また、規制状態の場合、報知情報処理部223は、徐々にレベルの値を上げていくことで、徐々に送信頻度を下げていく。また、報知情報処理部223は、UL/DL・BaseBand処理部222にて自装置が輻輳状態でないと判定すると、規制解除状態に遷移する。
そして、規制解除状態の場合、報知情報処理部223は、徐々にレベルの値を下げていくことで、徐々に送信頻度を上げていく。報知情報処理部223は、レベルの値が基準値「1」になると、デフォルト状態に遷移する。また、報知情報処理部223は、UL/DL・BaseBand処理部222にて自装置が輻輳状態であると判定されると、規制状態に遷移する。
次に動作を説明する。
先ず、UL/DL・BaseBand処理部222の動作を説明する。図3は、UL/DL・BaseBand処理部222の動作の一例を説明するための説明図である。なお図3では、縦軸が監視間隔内のプリアンブルの受信数を示し、横軸が時間を示す。
UL/DL・BaseBand処理部222は、その監視間隔内のプリアンブルの受信数を輻輳値として測定する。ここで、UL/DL・BaseBand処理部222は、その監視間隔ごとに連続して輻輳値を測定する。
NodeB2が輻輳状態でない場合、UL/DL・BaseBand処理部222は、プリアンブルの受信数を測定すると、そのプリアンブルの受信数がスレッショルドHighより大きいか否かを判定する。なお、スレッショルドHighは、第一閾値の一例である。
UL/DL・BaseBand処理部222は、プリアンブルの受信数がスレッショルドHighより大きいと判定すると、自装置が輻輳状態と判定し、プリアンブルの受信数を規制する旨の規制通知を報知情報処理部223に送信する。
一方、UL/DL・BaseBand処理部222は、プリアンブルの受信数がスレッショルドHighより小さいと判定すると、自装置が輻輳状態でないと判定する。
また、NodeB2が輻輳状態の場合、UL/DL・BaseBand処理部222は、プリアンブルの受信数を測定すると、そのプリアンブルの受信数がスレッショルドLowより小さいか否かを判定する。なお、スレッショルドLowは、第二閾値の一例である。
UL/DL・BaseBand処理部222は、プリアンブルの受信数がスレッショルドLowより小さいと判定すると、自装置が輻輳状態でないと判定し、プリアンブルの受信数の規制を解除する旨の規制解除通知を報知情報処理部223に送信する。
一方、UL/DL・BaseBand処理部222は、プリアンブルの受信数がスレッショルドLowより大きいと判定すると、自装置が輻輳状態であると判定する。
次に、報知情報処理部223の動作を説明する。図4は、報知情報処理部223の動作の一例を説明するための説明図である。
先ず、報知情報処理部223は、デフォルト(Default)状態であるとする。この場合、報知情報処理部223は、値が基準値「1」のレベルを含む報知情報を定期的に端末3に送信する。
その後、報知情報処理部223は、UL/DL・BaseBand処理部222から規制通知を受信すると、規制状態に遷移する。
規制状態に遷移すると、報知情報処理部223は、徐々にレベルの値を上げる。報知情報処理部223は、レベルの値を上げると、その上げた値のレベルを含む報知情報を端末3に送信する。
なお、報知情報処理部223は、レベルの値を8まで上げると、その後は、それ以上レベルの値を上げずに、値が8のレベルを含む報知情報を定期的に端末3に送信する。
その後、報知情報処理部223は、UL/DL・BaseBand処理部222から規制解除通知を受信すると、規制解除状態に遷移する。
規制解除状態に遷移すると、報知情報処理部223は、徐々にレベルの値を下げる。報知情報処理部223は、レベルの値を下げると、その下げた値のレベルを含む報知情報を端末3に送信する。
その後、報知情報処理部223は、UL/DL・BaseBand処理部222から規制通知を受信すると、規制状態に遷移する。
また、報知情報処理部223は、レベルを「1」まで下げると、デフォルト状態に遷移する。
次に効果を説明する。
本実施形態によれば、UL/DL・BaseBand処理部222は、自装置の輻輳の度合を示す輻輳値を測定する。報知情報処理部223は、プリアンブルの送信頻度を決定する。そして、報知情報処理部223は、その決定した送信頻度でプリアンブルを送信する旨の送信指示を端末3に送信する。
この場合、プリアンブルが輻輳の度合に応じた送信頻度で送信される。このため、輻輳状態を緩和する効率を高くすることが可能になる。
また、本実施形態では、UL/DL・BaseBand処理部222は、輻輳値を定期的に測定する。UL/DL・BaseBand処理部222は、輻輳値が第一閾値より大きいか否かを判定する。また、UL/DL・BaseBand処理部222は、輻輳値が第二閾値より小さいか否かを判定する。報知情報処理部223は、UL/DL・BaseBand処理部222にて輻輳値が第一閾値より大きいと判定されると、輻輳値が第二閾値より小さいと判定されるまで、徐々にプリアンブルの送信頻度を下げていく。
この場合、輻輳値が第一閾値より大きくなると、その後輻輳値が第二閾値より小さくなるまで、プリアンブルの送信頻度が徐々に下がる。したがって、例えば、輻輳状態が長く続く場合や、輻輳の度合が徐々に大きくなる場合でも、輻輳状態を緩和することが可能になる。したがって、輻輳状態を緩和する効率をより高くすることが可能になる。
また、本実施形態では、報知情報処理部223は、UL/DL・BaseBand処理部222にて輻輳値が第一閾値より大きいと判定された後に輻輳値が第二閾値より小さいと判定されると、その後、徐々に送信頻度を上げていく。
この場合、輻輳値が第一閾値より大きくなった後に第二閾値より小さくなると、その後、プリアンブルの送信頻度が徐々に上がる。
したがって、急にプリアンブルの受信数が増加してNodeB2がダウンする可能性を軽減することが可能になる。これは、輻輳状態が緩和された後に直ぐプリアンブルの送信頻度を初期値に戻すと、プリアンブルの受信数が急激に増加する可能性があるが、本実施形態では、プリアンブルの送信頻度が徐々に上がるので、プリアンブルの受信数が急激に増加することを軽減できるためである。
また、本実施形態では、UL/DL・BaseBand処理部222は、所定時間内のプリアンブルの受信数を輻輳値として測定する。この場合、容易に輻輳値を測定することが可能になる。また、UL/DL・BaseBand処理部222は、端末3からULデータを受信する端末3に近いATMレイヤで輻輳値を測定するので、輻輳の度合を速やかに測定することが可能になる。
次に本発明の第二の実施形態について説明する。
第一の実施形態では、UL/DL・BaseBand処理部222が輻輳値としてプリアンブルの受信数を測定したが、本実施形態では、メッセージ通信部211または221が輻輳値として制御メッセージに対する処理にかかる処理時間を測定する。この場合、メッセージ通信部211および221のうち、輻輳値を測定するものが、管理手段の一例となる。
なお、この処理時間の測定に使用する制御メッセージは、RNC1およびNodeB2間だけで送受信される制御メッセージであるとする。
メッセージ通信部211は、例えば、RNC1から制御メッセージA11を受信してから、その制御メッセージA11に対する応答メッセージをRNC1に送信するまでの時間を処理時間として測定する。
また、メッセージ通信部221は、例えば、メッセージ通信部211から制御メッセージA11を含む制御メッセージA12を受信したから、その制御メッセージA12に対する応答メッセージをメッセージ通信部221に送信するまでの時間を処理時間として測定する。
ここで、メッセージ通信部211および221は、例えば、定期的に処理時間の監視を開始し、その後、始めに制御メッセージA11またはA12を受信してから、その制御メッセージA11またはA12に対する応答メッセージを送信するまでの処理時間を輻輳値としてする。
メッセージ通信部211および221が輻輳値を測定してから行なう処理は、第一の実施形態でUL/DL・BaseBand処理部222が輻輳値を測定したから行う処理と同じなので、説明は省略する。
次に効果を説明する。
本実施形態では、メッセージ通信部211または221は、RNC1が送信した制御メッセージA11を受信する。また、メッセージ通信部211または221は、制御メッセージ11に対する処理にかかる時間を輻輳値として測定する。
この場合、制御メッセージ11に対する処理にかかる時間が輻輳値として測定される。このため、制御メッセージ11に対する処理にかかる時間は、NodeB2の負荷をより正確に表すので、NodeB2の輻輳状態をより効率よく緩和することが可能になる。
次に第三の実施形態について説明する。
本実施形態では、報知情報処理部223は、NodeB2が起動すると、送信頻度を所定値に決定する。報知情報処理部223は、その所定値でプリアンブルを送信する旨の送信指示を含む報知メッセージを端末3に定期的に送信する。また、報知情報処理部223は、送信頻度を所定値に決定すると、その一定時間後に送信頻度を上げる。このとき、報知情報処理部223は、徐々に送信頻度を上げていくことが望ましい。
例えば、報知情報処理部223は、NodeB2が起動すると、レベルの基準値を「4」に決定する。その一定時間後に、報知情報処理部223は、レベルの基準値を「1」に変更して、規制解除状態に遷移する。
次に効果を説明する。
本実施形態では、報知情報処理部223は、NodeB2が起動すると、送信頻度を所定値に決定し、一定時間後に送信頻度を上げる。
この場合、例えば、NodeBが再起動した場合に端末からのプリアンブルが急激に増加することを防止することが可能になる。
次に第四の実施形態について説明する。
本実施形態では、本発明によるNodeBの最も簡単な構成について説明する。
図5は、本実施形態のNodeBの構成を示したブロック図である。図5において、NodeB2は、管理部231と、報知部232とを含む。また、NodeB2は、端末3と接続可能である。
管理部231は、自装置(NodeB2)の輻輳の度合を示す輻輳値を測定する。なお、輻輳値は、プリアンブルの受信数でもよいし、制御メッセージに応じた処理にかかる処理時間でもよい。なお、輻輳値は、NodeB2の輻輳の度合を示す値であれば、プリアンブルの受信数または処理時間に限らず適宜変更可能である。
報知部232は、管理部231が測定した輻輳値に応じて、プリアンブルの送信頻度を決定する。ここで、報知部232は、その輻輳値が大きいほど、低い送信頻度に決定するなどでもよい。この場合、輻輳の度合が大きいほど、送信頻度を低くすることが可能になるので、輻輳状態を緩和する効率を高くすることが可能になる。
報知部232は、送信頻度を決定すると、その送信頻度でプリアンブルを送信する旨の送信指示を端末3に送信する。なお、送信指示として、第一の実施形態と同様にレベルを用いてもよいし、独自の形式の情報を用いてもよい。
次に効果を説明する。
本実施形態では、管理部231は、自装置の輻輳の度合を示す輻輳値を測定する。報知部232は、その輻輳値に応じて、プリアンブルの送信頻度を決定する。そして、報知情報処理部223は、その決定した送信頻度でプリアンブルを送信する旨の送信指示を端末3に送信する。
この場合でも、プリアンブルが輻輳の度合に応じた送信頻度で送信される。このため、輻輳状態を緩和する効率を高くすることが可能になる。
以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
本発明の第一の実施形態の通信システムを示したブロック図である。 輻輳値の測定の一例を説明するための説明図である。 UL/DL・BaseBand処理部の動作の一例を説明するための説明図である 報知情報処理部の動作の一例を説明するための説明図である。 本発明の第四の実施形態の無線基地局装置を示したブロック図である。
符号の説明
1 無線基地局制御装置
2 無線基地局装置
21 NodeB制御部
211 メッセージ通信部
212 データ通信部
22 BaseBand処理部
221 メッセージ通信部
222 UL/DL・BaseBand処理部
223 報知情報処理部
231 管理部
232 報知部
3 端末

Claims (10)

  1. 端末装置と接続可能な無線基地局装置であって、
    自装置の輻輳の度合を示す輻輳値を測定する管理手段と、
    前記管理手段にて測定された輻輳値に応じて、データの送信を通知するためのプリアンブルの送信頻度を決定し、該送信頻度でプリアンブルを送信する旨の送信指示を前記端末装置に送信する報知手段と、を含み、
    前記管理手段は、前記輻輳値を定期的に測定し、該輻輳値が予め定められた第一閾値より大きいか否かを判定し、また、該輻輳値が前記第一閾値以下の第二閾値より小さいか否かを判定し、
    前記報知手段は、前記管理手段にて前記輻輳値が前記第一閾値より大きいと判定されると、前記輻輳値が前記第二閾値より小さいと判定されるまで、徐々に前記送信頻度を下げていく、無線基地局装置。
  2. 請求項に記載の無線基地局装置において、
    前記報知手段は、前記管理手段にて前記輻輳値が前記第一閾値より大きいと判定された後に前記輻輳値が前記第二閾値より小さいと判定されると、その後、徐々に前記送信頻度を上げていく、無線基地局装置。
  3. 請求項1または2に記載の無線基地局装置において、
    前記報知手段は、前記無線基地局装置が起動すると、前記送信頻度を所定値に決定し、一定時間後に、前記送信頻度を上げる、無線基地局装置。
  4. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の無線基地局装置において、
    前記管理手段は、無線基地局制御装置が送信した制御メッセージを受信し、該制御メッセージに対する処理にかかる時間を前記輻輳値として測定する、無線基地局装置。
  5. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の無線基地局装置において、
    前記管理手段は、前記端末装置から前記プリアンブルを受信し、所定時間内の前記プリアンブルの受信数を前記輻輳値として測定する、無線基地局装置。
  6. 端末装置と接続可能な無線基地局装置の輻輳制御方法であって、
    前記無線基地局装置の輻輳の度合を示す輻輳値を測定する測定ステップと、
    前記輻輳値が予め定められた第一閾値より大きいか否かを判定し、また、前記輻輳値が前記第一閾値以下の第二閾値より小さいか否かを判定する判定ステップと、
    前記測定された輻輳値に応じて、データの送信を通知するためのプリアンブルの送信頻度を決定する決定ステップと、
    前記決定された送信頻度でプリアンブルを送信する旨の送信指示を前記端末装置に送信する報知ステップと、を含み、
    前記決定ステップは、前記輻輳値が前記第一閾値より大きいと判定されると、前記輻輳値が前記第二閾値より小さいと判定されるまで、徐々に前記送信頻度を下げていく下降ステップを含む、輻輳制御方法。
  7. 請求項に記載の輻輳制御方法において、
    前記決定ステップは、前記輻輳値が前記第一閾値より大きいと判定された後に前記輻輳値が前記第二閾値より小さいと判定されると、その後、徐々に前記送信頻度を上げていく上昇ステップを含む、輻輳制御方法。
  8. 請求項6または7に記載の輻輳制御方法において、
    前記決定ステップは、前記無線基地局装置が起動すると、前記送信頻度を所定値に決定し、一定時間後に、前記送信頻度を上げる所定後上昇ステップを含む、輻輳制御方法。
  9. 請求項ないしのいずれか1項に記載の輻輳制御方法において、
    前記無線基地局装置は、無線基地局制御装置と接続され、
    前記測定ステップでは、前記無線基地局制御装置が送信した制御メッセージを受信し、該制御メッセージに対する処理にかかる時間を前記輻輳値として測定する、輻輳制御方法。
  10. 請求項ないしのいずれか1項に記載の輻輳制御方法において、
    前記測定ステップでは、前記端末装置から前記プリアンブルを受信し、所定時間内の前記プリアンブルの受信数を前記輻輳値として測定する、輻輳制御方法。
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