JP4433891B2 - 発呼規制方法と通信制御方法並びにシステム - Google Patents

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Description

本発明は、端末と基地局とが無線通信する通信システムに関し、特に、CDMA(Code Division Multiple Access;符号分割多元アクセス)等の方式による無線通信システムに用いて好適な発呼規制方法及びシステムに関する。
第3世代(3GPP)携帯電話は、伝送効率の高い周波数帯を利用して高速通信を実現しており、静止画メール、動画メール、インターネット接続等のマルチメディア通信サービスが提供されるとともに、サービスエリアの拡大が図られている。端末(携帯電話)と無線通信する無線基地局装置(BTS;Base Tranceiver Station)は、例えばATM(非同期転送モード)プロトコルを介して、複数の無線基地局装置(BTS)を管理する無線ネットワー制御装置(RNC;Radio Network Controller)に接続され、移動通信交換局(MSC;Mobile Services Switching Center)を介して公衆網に接続される。
無線基地局装置(BTS)側の再開時等に、複数の端末側から一斉に位置登録等を行ってきて、無線基地局装置(BTS)側と無線ネットワーク制御装置(RNC)間で処理するメッセージ量が増えることにより、無線基地局装置において呼処理の制御を行っているCPUが過負荷となり、処理遅延やメッセージのとりこぼし等によって、呼残り等の異常状態となる場合がある。
基地局と移動局のアクセス方式がCDMA方式の場合、符号多重による干渉で通信品質が劣化しないように、干渉電力を監視し、干渉電力量が増大すると、移動局に対して無線基地局との通信規制を行うようにした構成が知られている(後記特許文献1参照)。後記特許文献1には、干渉電力量が第1の閾値以上の場合、回線交換型通信を規制し、干渉電力量が第1の閾値よりも大きい第2の閾値以上の場合、パケット型通信を規制するようにした構成が開示されている。また、基地局は、移動端末から受信した要求信号送信回数から上り制御チャネルの混雑度を把握し、発呼、位置登録規制条件を設定し、制御チャネルの混雑度に応じた規制を行う構成が開示されている。また、基地局が、移動局から受信した要求信号送信回数から、上りの制御チャネルの混雑状況を把握し、発呼及び位置登録規制条件を設定する構成も知られている(後記特許文献2参照)。
CDMAを用いた移動体通信システム(3GPP)において、移動局(端末)から基地局(無線基地局装置)の上りチャネルの一つのランダムアクセスを用いたものがある。このチャネルは、RACH(ランダムアクセスチャネル)と呼ばれ、RACHは、プリアンブル(Preamble part)と、メッセージ(Message part)からなり、プリアンブルは、端末からのメッセージ信号送信許可の要求を基地局に伝える信号として用いられ、プリアンブルに対して基地局はその遅延プロファイルを求め、予め定められた閾値を超えるパスを検出するパス検出処理を行い、パスが検出された場合であってもメッセージが受信可能でない場合、基地局は否定応答(NACK)を端末に送信し、NACK信号を受信した端末は、再びプリアンブルを送信し、基地局においてパス検出を行ってメッセージ受信が可能な場合、肯定応答(ACK)を端末に送信し、ACKを受信した端末がメッセージ信号を送信する制御が行われる(例えば図4参照)。なお、PRACH(Physical random access channel)のプリアンブルと、NACK、ACK(AICH)については、例えば後記非特許文献1が参照される。
特開2000−115061号公報(第2−3頁) 特開平8−111886号公報(第4頁、第1図) 3rd Generation partnership Project 1, TS25.211 5.2.2.1 Physical random Access Channel, 5.3.3.6 Acquisition Indicator Channel、インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/Specs/2002-06/Rel-5/25_Series/の25211-510.zip>
したがって、本発明の目的は、端末側で位置登録等の発呼に対して、端末側で規制をかける制御を行うことによって、無線上の使用リソースを削減し、他ユーザへの干渉量を削減し、無線基地局装置と無線ネットワーク制御装置間のメッセージ量も少なくする方法とシステムを提供することにある。
本願で開示される発明は、上記目的を達成するため、概略以下の通りとされる。
本発明の1つのアスペクト(側面)に係る通信システムは、少なくとも1つの端末装置と、前記端末装置と無線通信する無線基地局装置とを備え、前記無線基地局装置が、メッセージ送信許可を要求するために前記端末装置より送信されるプリアンブルの受信数をカウントする手段と、前記カウントしたプリアンブルの数が予め定められた閾値を超えているか否か判定する手段と、前記プリアンブルの受信数が予め定められた閾値を超えている場合、否定応答(NACK)を、発呼規制情報とともに、前記端末装置に送信する手段と、を備え、前記端末装置は、前記無線基地局装置から送信された前記発呼規制情報を受信して判定し、プリアンブルを送信するか否かを決める手段を備えている。
本発明の他のアスペクト(側面)に係る無線基地局装置は、少なくとも1つの端末装置と無線通信し、前記端末装置から前記無線基地局装置への上りリンクチャネルにランダムアクセスチャネルを有し、前記端末装置は、ランダムアクセスチャネルのメッセージ部の送信許可を前記無線基地局装置から得るための信号としてプリアンブルを送信し、前記無線基地局装置は、受信部で逆拡散されたプリアンブルを入力し、前記プリアンブルの受信数を所定時間カウントするカウント部と、前記カウント部においてカウントされた、前記プリアンブルの受信数が予め設定された閾値を超えたか否かを判定する発呼規制判定部と、前記プリアンブルの受信数が予め設定された閾値を超えた場合、否定応答信号とともに、発呼規制する時間も示す発呼規制情報を生成する発呼規制情報生成部と、前記発呼規制情報生成部からの発呼規制情報を、アクイズィションインディケータチャネル(AICH)の一部に多重するAICH多重部と、を備え、前記AICH多重部からの多重信号が送信部で拡散されて送信される。
本発明の他のアスペクト(側面)に係る無線基地局装置は、前記端末装置から前記無線基地局装置への上りリンクチャネルにランダムアクセスチャネルを有し、前記端末装置は、メッセージ信号送信許可を前記無線基地局装置から得るための信号としてプリアンブル信号を送信し、前記プリアンブル信号につづくメッセージ信号が制御信号の場合、制御信号用のプリアンブル信号を送信し、前記プリアンブル信号につづくメッセージ信号がデータ信号の場合には、データ信号用のプリアンブルを送信し、前記無線基地局装置は、受信部で逆拡散されたプリアンブル信号を入力し、制御信号用のプリアンブル信号であるか否かを判定する判定部と、制御信号用プリアンブル信号の受信数を所定時間カウントするカウント部と、前記カウント部で、制御用のプリアンブル信号の受信数が予め設定された閾値を超えたか否かを判定する発呼規制判定部と、前記制御用のプリアンブル信号の受信数が予め設定された閾値を超えた場合、否定応答信号とともに、発呼規制する時間も示す発呼規制情報を生成する発呼規制情報生成部と、前記発呼規制情報生成部からの発呼規制情報をアクイズィションインディケータチャネル(AICH)の一部に多重するAICH多重部と、を備え、前記AICH多重部からの多重信号が送信部で拡散されて送信される。
本発明の他のアスペクト(側面)に係る端末装置は、無線基地局装置から無線送信され受信部で逆拡散されたAICHを受けるAICH受信部と、受信したAICHからACK/NACK信号と発呼規制情報部とに分離するAICH分離部と、NACK信号を受信した場合であって、AICHに発呼規制が多重されている場合には、前記AICH分離部で分離された発呼規制情報を取得する発呼規制情報取得部と、前記発呼規制情報から発呼規制を行う時間を判定する発呼規制判定部と、を備え、前記発呼規制時間中は、再送や新規のRACHプリアンブル信号の送信は行わないように制御する。
本発明によれば、無線基地局装置が、端末からのプリアンブル数をカウントし、閾値を超えると、端末からのプリアンブルの再送および新たな送信を抑えるために、無線基地局装置側で、AICHに、否定応答(NACK)とともに、発呼規制情報を多重して送信し、端末側では発呼規制情報を判定し、プリアンブルを送信するか否かを決めることで、その後のメッセージの送信を抑えることができる。
本発明によれば、使用する無線リソースも抑えることによって、他ユーザへの干渉量を削減し、さらに無線ネットワーク制御装置と無線基地局装置間のメッセージ量を削減でき、基地局側の呼処理を制御するCPUの負荷も下げることができる。
さらに、RACH(ランダムアクセスチャネル)の複数のプリアンブルを制御信号用とデータ信号用に予めグループ分けしておくことによって、呼処理を制御するCPUの負荷に影響のある制御信号用のプリアンブルのみ発呼規制をかけることもできる。
本発明についてさらに詳細に説述すべく、添付図面を参照して説明する。本発明は、基地局側の再開時等に、複数の端末側から、一斉に位置登録等を行ってきて、基地局側で過負荷のためにシステムが破綻することを回避するため、位置登録等の発呼に対して、端末側で規制をかける制御を、物理層で行うようにしたものである。本発明は、無線基地局装置(10)において、受信部で逆拡散されたプリアンブル信号を入力し、制御信号用のプリアンブル信号であるか否かを判定する判定部(106)と、制御信号用プリアンブル信号の受信数を所定時間カウントするカウント部(107)と、制御用のプリアンブル信号の受信数が閾値を超えたか判定する判定部(109)と、制御用のプリアンブル信号の受信数が閾値を超えた場合、否定応答信号とともに、発呼規制する時間も示す発呼規制情報を生成する発呼規制情報生成部(110)と、発呼規制情報をAICHの一部に多重するAICH多重部(101)と、AICH送信部(102)を備え、AICH多重信号が送信部(103)で拡散されて送信される。端末(20)は、受信部(201)で逆拡散されたAICHを受けるAICH受信部(202)と、受信AICHからACK/NACK信号と発呼規制情報部とに分離するAICH分離部(203)と、NACK信号を受信した場合であって、AICHに発呼規制が多重されている場合には、前記AICH分離部で分離された発呼規制情報を取得する発呼規制情報取得部(206)と、発呼規制情報から発呼規制を行う時間を判定する発呼規制判定部(208)と、を備え、前記発呼規制時間中は、再送や新規のRACHプリアンブル信号の送信は行わないように制御する。
基地局受信側では、端末からのRACHプリアンブル(Random Access Channel Preamble Part)を受信し、プリアンブルの受信数が一定数に達した場合、発呼規制をかけるために、AICH(Aquisition Indicator Channel)の一部に、発呼規制情報を多重して、端末側に送信する。
端末側では、再送を行わず、その情報に基づき、ある一定区間の発呼の規制をかける。端末側に送信する発呼規制情報は、多値の値をとり、その値に応じて、端末側の規制時間を制御する。
またRACH(Random Access Channel)のプリアンブル信号は、制御信号用と、データ信号用に使用されており、制御信号用にのみ規制をかける場合を考慮して、複数のプリアンブルを制御信号用とデータ信号用にグループ分けをしておき、制御信号用のプリアンブルのみ規制をかけることもできる。本発明においては、端末からのメッセージ信号送信許可を無線基地局装置から得るための信号としてプリアンブル信号を送信し、前記プリアンブル信号につづくメッセージ信号が制御信号の場合、制御信号用のプリアンブル信号を送信し、前記プリアンブル信号につづくメッセージ信号がデータ信号の場合には、データ信号用のプリアンブルを送信する構成とし、プリアンブル信号の受信数をカウントするにあたり、端末からのプリアンブル信号が、制御信号用のプリアンブル信号であるかデータ信号用のプリアンブル信号であるか判定し、制御信号用のプリアンブル信号をカウントする構成としてもよい。
また、制御信号にも用途によって、論理チャネル(Logical Channel)毎に複数種類あるので、論理チャネル毎にプリアンブルをグループ分けし論理チャネル単位に規制を行うようにしてもよい。
図4に、本発明における、AICHとPRACH(RACH Preamble Part, RACH Message Part)のタイミング関係の一例が示される。プリアンブルは、端末からのメッセージ送信許可の要求を無線基地局装置に伝える信号として用いられ、メッセージ送信許可の場合、無線基地局装置はACKを端末に送信し、これを受けて端末は、メッセージ(RACH Message Part)を送信する。メッセージ送信不可の場合、無線基地局装置は、NACKを端末に送信する。本発明では、NACKを発呼規制情報と多重して端末に送信している。以下、実施例に即して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例の構成を示す図である。図1には、無線基地局装置(「基地局」という)10の送受信部の構成と、端末20の送受信部の構成が示されている。図1を参照すると、基地局10は、AICH(Acquisition Indicator Channel)多重部101と、AICH送信部102と、トランシーバ(TRX)部103と、RACHプリアンブル・パート(RACH Preamble Part)受信部104と、PRACH(Physical Random Access Chanell)受信部105と、制御信号用プリアンブル判定部106と、制御信号用プリアンブル数カウント部107と、RACHメッセージ・パート(RACH Message Part)受信部108と、発呼規制判定部109と、発呼規制情報生成部110とを備えている。
基地局10において、TRX部103から逆拡散されたRACHプリアンブル・パートが、PRACH受信部105を通してRACHプリアンブル・パート受信部104に入力され、制御信号用プリアンブル判定部106で制御信号用プリアンブルであるのか否かの判定が行われる。
制御信号用のプリアンブルであるか否かの判定は、予め複数のプリアンブルを、制御信号用と、データ信号用とにグループ分けしておき、端末20側から、プリアンブル・パートにつづく、RACHメッセージ・パート(Message Part)が制御信号の場合、制御信号用のプリアンブルを使用し、データ信号の場合には、データ信号用のプリアンブルを使用するようにする。特に、グループ分けをしないで、全てのプリアンブルをカウントする構成としてもよい。
制御信号用プリアンブル数カウント部107で、制御用のプリアンブルの受信数をある一定時間、カウントする。
発呼規制判定部109で、制御用のプリアンブルの受信数が予め設定された閾値を超えたか否かを判定し、閾値を超えた場合には、否定応答であるNACKとともに、発呼規制情報生成部110で発呼規制する時間も示す発呼規制情報を生成し、AICH多重部101に供給する。
AICH多重部101は、通常、ACK/NACKを送信するAICHの一部に、発呼規制情報を多重し、AICH送信部102を介して、トランシーバ(TRX)103の送信部で拡散して送信される。発呼規制判定部109で、制御用のプリアンブルの受信数が予め設定された閾値を超えない場合は、AICH多重部101は、通常通り、ACKを、AICHで送信する。
図1の端末20はいずれも同一構成とされ、図1では、(N+1)台の端末のうち端末#0と#Nの送受信部の構成が示されている。図1を参照すると、端末20は、TRX(Transmitter/Receiver)部201と、AICH受信部202と、AICH(Aquition Indicator Channel)分離部203と、RACHメッセージ・パート(Message Part)生成部204と、PRACH(Physical Random Access Channel)送信部205と、発呼規制情報取得部206と、RACHプリアンブル・パート(Preamble Part)生成部207と、発呼規制判定部208とを備えている。
TRX部201から逆拡散されたAICHがAICH受信部202で受信される。
AICH分離部203で、通常のACK/NACK部と発呼規制情報部とに分離され、ACKの場合は、RACHメッセージ・パート(Message Part)生成部204で、RACHメッセージ・パートが生成され、通常通りの処理となる。
NACKの場合は、発呼規制情報取得部206で、発呼規制情報が取得され、発呼規制判定部208に供給される。
発呼規制判定部208は、発呼規制情報から発呼規制を行う時間を判定する。
発呼規制時間中は、再送や新規のRACHプリアンブル・パートは送信しない。
発呼規制時間を過ぎると必要に応じて、RACHプリアンブル・パート生成部207でRACHプリアンブル・パートが生成され、PRACH送信部205を介してTRX部201から基地局10に送信できるようになる。
NACKを受信した場合でも、発呼規制情報が、発呼規制をしないという情報であれば、通常通りの処理となる。
RACHプリアンブル・パートには、送信するRACHメッセージ・パート(Message Part)の用途によって、制御信号用とデータ信号用に予めグループ分けされており、制御信号用のみに規制をかけることもできる。
また制御信号にも用途によって論理チャネル(Logical Channel)毎に複数種類あるので、論理チャネル毎にプリアンブルをグループ分けして、論理チャネル単位に規制を行うこともできる。
基地局10において、TRX部103から逆拡散された複数の端末20(端末#0〜端末#N)からのRACHプリアンブル・パートがそれぞれPRACH受信部105を通してRACHプリアンブル・パート受信部104に入力され、制御信号用プリアンブル判定部106で制御信号用のプリアンブルであるか否かの判定が行われる。
制御信号用のプリアンブルであるか否かの判定は、予め複数のプリアンブルを制御信号用とデータ信号用とにグループ分けしておき、端末側からプリアンブル・パートにつづくRACHメッセージ・パートが制御信号の場合は、制御信号用のプリアンブルを使用し、データ信号の場合には、データ信号用のプリアンブルを使用するようにする。
特にグループ分けをしないで全てのプリアンブルをカウントすることも考えられる。プリアンブルのグループ分けの方法の一例は、図2に示される。なお、プリアンブルは、4096チップ(chips)よりなり、16チップ長のシグネチャの256回繰り返しよりなり、最大16個のシグネチャが利用可能である(上記非特許文献1参照)。
図2では、16個のプリアンブルを、8個単位で2つのグループに分け、P0〜P7をデータ通信に使用され発呼規制をかけない通常用のプリアンブルとし、P8〜P15を制御信号用として、発呼規制をかける発呼規制用のプリアンブルとしている。
制御信号用プリアンブル数カウント部107で、制御用のプリアンブルの受信数をある一定時間、カウントし、発呼規制判定部109で予め設定された閾値を超えたか否かの判定を行う。
制御信号用プリアンブル数カウント部107でのカウント数が閾値をこえた時点で、NACKとともに、発呼規制情報生成部110で発呼規制する時間も示す発呼規制情報を生成する。
図3は、発呼規制情報を多重するAICHの無線フォーマットの一例を示す図である(非特許文献1の5.3.3.7 Aquistion Indicator Channel参照)。AICHは、15個連続するアクセススロットAS#0〜AS#14を有し(各5120チップ)、各アクセススロットASは、AIパート(32個のreal valued symbols,a0〜a31)と、1024チップのUIパート(8個のreal valued symbols,C0〜C7)からなる。
例えば、UIパートの8個のシンボルよりなる発呼規制情報(C0〜C7)は、
(C0,C1,・・・,C6,C7)=(0,0,0,0,0,0,0,0)〜(1,1,1,1,1,1,1,1)の256通りで表される。
(C0,C1,・・・,C6,C7)=(0,0,0,0,0,0,0,0)の場合は、発呼規制をしない。
(C0,C1,・・・,C6,C7)=(0,0,0,0,0,0,0,1)〜(1,1,1,1,1,1,1,1)で、それぞれ発呼規制をする時間を定義しておく。その時間の間は、再送や、新規のプリアンブルは、端末20側から送信されない。
基地局10のAICH多重部101で、図3に示すように、通常、ACK/NACKを送信するAICHの一部に発呼規制情報を多重し、AICH送信部102を介して、TRX103で拡散されて送信される。
閾値を超えなかった場合は、通常通り、肯定応答ACKを、AICHで送信する。
端末20において、TRX部201から逆拡散されたAICHが、AICH受信部202で受信される。AICH分離部203において、通常のACK/NACKと、発呼規制情報とに分離される。
ACKの場合は、RACHメッセージパート生成部204でRACHメッセージパートが生成され、通常通りの処理となる。
NACKの場合は、発呼規制情報取得部206で発呼規制情報が取得される。発呼規制判定部208で、その発呼規制情報から発呼規制を行う時間を判定する。
発呼規制時間中は、再送や新規のRACHプリアンブル・パート送信しない。発呼規制時間を過ぎると必要に応じて、RACHプリアンブル・パート生成部207でRACH プリアンブル・パートが生成され、PRACH送信部205を介してTRX部201から基地局10に送信できるようになる。
なお、NACKの場合でも、発呼規制情報が発呼規制をしないという情報であれば、通常通りの処理となる。
RACHプリアンブル・パートには、送信するRACHメッセージパートの用途によって、制御信号用とデータ信号用に予めグループ分けされており、制御信号用のみに制御をかけることもできる。
また、制御信号にも用途によって、論理チャネル(Logical Channel)毎に複数種類あるので、論理チャネル毎にプリアンブルをグループ分けして、論理チャネル単位に規制を行うこともできる。
本実施例では、端末からのプリアンブル数をカウントし、ある閾値を超えると端末からのプリアンブルの再送および新規送信を抑えるために、基地局側で、AICHにNACKをともに、発呼規制情報を多重して送信し、端末側では、発呼規制情報を判定し、プリアンブルを送信するかを決めることができ、その後のメッセージパートの送信を抑えることができる。
使用する無線リソースも抑えることによって、他ユーザへの干渉量を削減し、さらに、図示されない無線ネットワーク制御装置(RNC)と基地局間のメッセージ量を削減でき、基地局側の呼処理を制御するCPUの負荷も下げることができる。
さらに、RACHの複数のプリアンブルを制御信号用とデータ信号用に予めグループ分けしておくことによって、呼処理を制御するCPUの負荷に影響のある制御信号用のプリアンブルのみ発呼規制をかけることもできる。
また、制御信号にも用途によって、論理チャネル(Logical Channel)毎に複数種類あるので、論理チャネル毎にプリアンブルをグループ分けして、論理チャネル単位に規制を行うこともできる。
以上、本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は、上記実施例の構成にのみ限定されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明の一実施例の構成を示す図である。 RACHプリアンブル・パートの構成の一例を示す図である。 AICHの無線フレーム構成の一例を示す図である。 AICHとPRACHのタイミング関係を示す図である。
符号の説明
10 基地局
20 端末
101 AICH多重部
102 AICH送信部
103 TRX部
104 RACHプリアンブルパート受信部
105 PRACH受信部
106 制御用プリアンブル判定部
107 制御用プリアンブル数カウント部
108 RACHメッセージパート受信部
109 発呼規制判定部
110 発呼規制情報生成部
201 TRX部
202 AICH受信部
203 AICH分離部
204 RACHメッセージパート生成部
205 PRACH送信部
206 発呼規制情報取得部
207 RACHプリアンブルパート生成部
208 発呼規制判定部

Claims (11)

  1. 少なくとも1つの端末装置と、前記端末装置と無線通信する無線基地局装置とを備え、前記端末装置から前記無線基地局装置への上りリンクチャネルにランダムアクセスチャネルを有し、前記端末装置は、ランダムアクセスチャネルのメッセージ部の送信許可を前記無線基地局装置から得るための信号としてプリアンブルを送信する通信システムであって、
    前記無線基地局装置が、前記端末装置より送信されるプリアンブルの受信数をカウントする手段と、
    前記カウントしたプリアンブルの数が予め定められた閾値を超えているか否か判定する手段と、
    前記プリアンブルの受信数が予め定められた閾値を超えている場合、否定応答(NACK)を、発呼規制情報とともに、アクイズィションインディケータチャネル(AICH)の一部として前記端末装置に送信する手段と、
    を備え、
    前記端末装置は、前記無線基地局装置から送信された前記AICHに含まれる前記発呼規制情報を受信して判定し、プリアンブルを送信するか否かを決める手段を備えている、ことを特徴とする通信システム。
  2. 少なくとも1つの端末装置と無線通信する無線基地局装置において、
    前記端末装置から前記無線基地局装置への上りリンクチャネルにランダムアクセスチャネルを有し、前記端末装置は、ランダムアクセスチャネルのメッセージ部の送信許可を前記無線基地局装置から得るための信号としてプリアンブルを送信し、
    前記無線基地局装置は、受信部で逆拡散されたプリアンブルを入力し、前記プリアンブルの受信数を所定時間カウントするカウント部と、
    前記カウント部においてカウントされた、前記プリアンブルの受信数が予め設定された閾値を超えたか否かを判定する発呼規制判定部と、
    前記プリアンブルの受信数が予め設定された閾値を超えた場合、否定応答信号とともに、発呼規制する時間も示す発呼規制情報を生成する発呼規制情報生成部と、
    前記発呼規制情報生成部からの発呼規制情報を、アクイズィションインディケータチャネル(AICH)の一部に多重するAICH多重部と、
    を備え、
    前記AICH多重部からの多重信号が送信部で拡散されて送信され、前記端末装置は、前記無線基地局装置から送信された前記AICHに含まれる前記発呼規制情報を受信して判定し、発呼規制時間中、プリアンブル送信を規制する、ことを特徴とする無線基地局装置。
  3. 少なくとも1つの端末装置と無線通信する無線基地局装置において、
    前記端末装置から前記無線基地局装置への上りリンクチャネルにランダムアクセスチャネルを有し、前記端末装置は、ランダムアクセスチャネルのメッセージ部の送信許可を前記無線基地局装置から得るための信号としてプリアンブルを送信し、その際、前記プリアンブルにつづくメッセージが制御信号の場合、制御信号用のプリアンブルを送信し、前記プリアンブルにつづくメッセージがデータ信号の場合には、データ信号用のプリアンブルを送信し、
    前記無線基地局装置は、受信部で逆拡散されたプリアンブルを入力し、制御信号用のプリアンブルであるか否かを判定する判定部と、
    制御信号用プリアンブルの受信数を所定時間カウントするカウント部と、
    前記カウント部でカウントされた、制御用のプリアンブルの受信数が予め設定された閾値を超えたか否かを判定する発呼規制判定部と、
    前記制御用のプリアンブルの受信数が予め設定された閾値を超えた場合、否定応答信号(NACK)とともに、発呼規制する時間も示す発呼規制情報を生成する発呼規制情報生成部と、
    前記発呼規制情報生成部からの発呼規制情報をアクイズィションインディケータチャネル(AICH)の一部に多重するAICH多重部と、
    を備え、
    前記AICH多重部から出力される多重信号が送信部で拡散されて送信され、前記端末装置は、前記無線基地局装置から送信された前記AICHに含まれる前記発呼規制情報を受信して判定し、発呼規制時間中、プリアンブル送信を規制する、ことを特徴とする無線基地局装置。
  4. 請求項2又は3記載の前記無線基地局装置から無線送信され受信部で逆拡散されたアクイズィションインディケータチャネル(AICH)を受けるAICH受信部と、
    前記AICH受信部で受信したAICHから、肯定応答(ACK)/否定応答(NACK)と、発呼規制情報部とに分離するAICH分離部と、
    プリアンブルに対する前記無線基地局装置からの応答として、否定応答(NACK)を受信した場合であって、AICHに発呼規制情報が多重されている場合には、前記AICH分離部で分離された前記発呼規制情報を取得する発呼規制情報取得部と、
    前記発呼規制情報から、発呼規制を行う時間を判定する発呼規制判定部と、
    を備え、
    前記発呼規制時間中は、再送や新たなプリアンブルの送信は行わないように制御する、ことを特徴とする端末装置。
  5. 端末装置から無線基地局装置への上りリンクチャネルにランダムアクセスチャネルを有し、前記端末装置は、ランダムアクセスチャネルのメッセージ部の送信許可を前記無線基地局装置から得るための信号としてプリアンブルを送信し、
    前記無線基地局装置は、
    受信部で逆拡散されたプリアンブルを入力し、前記プリアンブルの受信数を所定時間カウントするカウント部と、
    前記カウント部でカウントされた、前記プリアンブルの受信数が予め設定された閾値を超えたか否かを判定する発呼規制判定部と、
    前記プリアンブルの受信数が予め設定された閾値を超えた場合、否定応答信号とともに、発呼規制する時間も示す発呼規制情報を生成する発呼規制情報生成部と、
    前記発呼規制情報生成部からの発呼規制情報を、アクイズィションインディケータチャネル(AICH)の一部に多重するAICH多重部と、
    を備え、
    前記AICH多重部からの多重信号が送信部で拡散されて送信され、
    前記端末装置は、
    前記無線基地局装置から無線送信され受信部で逆拡散されたAICHを受けるAICH受信部と、
    前記AICH受信部で受信したAICHから、肯定応答(ACK)/否定応答(NACK)と、発呼規制情報部とに分離するAICH分離部と、
    否定応答(NACK)を受信した場合であって、前記AICHに、発呼規制情報が多重されている場合には、前記AICH分離部で分離された発呼規制情報を取得する発呼規制情報取得部と、
    前記発呼規制情報から発呼規制を行う時間を判定する発呼規制判定部と、
    を備え、前記発呼規制時間中は、再送や新たなプリアンブルの送信は行わないように制御する通信システム。
  6. 端末装置から無線基地局装置への上りリンクチャネルにランダムアクセスチャネルを有し、
    前記端末装置は、ランダムアクセスチャネルのメッセージ部の送信許可を前記無線基地局装置から得るための信号としてプリアンブルを送信し、前記プリアンブルにつづくメッセージ信号が制御信号の場合、制御信号用のプリアンブルを送信し、前記プリアンブルにつづくメッセージ信号がデータ信号の場合には、データ信号用のプリアンブルを送信し、
    前記無線基地局装置は、
    受信部で逆拡散されたプリアンブルを入力し、制御信号用のプリアンブルであるか否かを判定する判定部と、
    制御信号用プリアンブルの受信数を所定時間カウントするカウント部と、
    前記カウント部でカウントされた、制御用のプリアンブルの受信数が予め設定された閾値を超えたか否かを判定する発呼規制判定部と、
    前記制御用のプリアンブルの受信数が予め設定された閾値を超えた場合、否定応答(NACK)とともに、発呼規制する時間を示す発呼規制情報を生成する発呼規制情報生成部と、
    前記発呼規制情報生成部からの発呼規制情報をアクイズィションインディケータチャネル(AICH)の一部に多重するAICH多重部と、
    を備え、
    前記AICH多重部からの多重信号が送信部で拡散されて送信される、
    前記端末装置は、
    無線基地局装置から無線送信され受信部で逆拡散されたAICHを受けるAICH受信部と、
    前記AICH受信部で受信したAICHから、肯定応答(ACK)/否定応答(NACK)と、発呼規制情報部とに分離するAICH分離部と、
    否定応答(NACK)を受信した場合であって、前記AICHに発呼規制が多重されている場合には、前記AICH分離部で分離された発呼規制情報を取得する発呼規制情報取得部と、
    前記発呼規制情報から発呼規制を行う時間を判定する発呼規制判定部と、
    を備え、前記発呼規制時間中は、再送や新たなプリアンブルの送信は行わないように制御する通信システム。
  7. 論理チャネルに基づき、プリアンブルをグループ分けし、論理チャネル単位に、発呼規制を行う、ことを特徴とする請求項5又は6記載の通信システム。
  8. 端末装置から無線基地局装置への上りリンクチャネルにランダムアクセスチャネルを有し、前記端末装置は、ランダムアクセスチャネルのメッセージ部の送信許可を前記無線基地局装置から得るための信号としてプリアンブルを送信する工程と、
    無線基地局装置が、メッセージ送信許可を要求するために前記端末装置より送信されるプリアンブルの受信数をカウントする工程と、
    前記無線基地局装置が、前記カウントしたプリアンブルの数が予め定められた閾値を超えているか否か判定する工程と、
    前記無線基地局装置は、前記プリアンブルの受信数が予め定められた閾値を超えている場合、否定応答(NACK)を、発呼規制情報とともに、アクイズィションインディケータチャネル(AICH)の一部として前記端末装置に送信する工程と、
    前記端末装置が、前記無線基地局装置から送信された前記AICHに含まれる前記発呼規制情報を受信する工程と、
    前記端末装置は、前記発呼規制情報を判定し、プリアンブルを送信するか否かを決める工程と、
    を含む、ことを特徴とする発呼規制方法。
  9. 端末装置と、無線基地局装置とを有する移動通信システムの通信制御方法において、
    前記端末装置から前記無線基地局装置への上りリンクチャネルにランダムアクセスチャネルを有し、
    前記端末装置は、ランダムアクセスチャネルのメッセージ部の送信許可を前記無線基地局装置から得るための信号としてプリアンブルを送信する工程を有し、
    前記無線基地局装置は、
    受信部で逆拡散されたプリアンブルを入力し、前記プリアンブルの受信数を所定時間カウントする工程と、
    前記プリアンブルの受信数が予め設定された閾値を超えたか否かを判定する工程と、
    前記プリアンブルの受信数が予め設定された閾値を超えた場合、否定応答(NACK)とともに、発呼規制する時間を示す発呼規制情報を生成する工程と、
    前記発呼規制情報を、AICHの一部に多重する工程と、
    前記AICH多重部からの多重信号が送信部で拡散して送信する工程と、
    を有し、
    前記端末装置は、前記無線基地局装置から無線送信され受信部で逆拡散されたAICHを受ける工程と、
    受信したAICHから、肯定応答(ACK)/否定応答(NACK)と発呼規制情報部とに分離する工程と、
    否定応答(NACK)を受信した場合であって、前記AICHに発呼規制情報が多重されている場合には、前記分離された発呼規制情報から発呼規制を行う時間を判定する工程と、
    前記発呼規制時間中は、再送や新たなプリアンブルの送信は行わないように制御する工程と、
    を含む、ことを特徴とする通信制御方法。
  10. 前記端末装置は、ランダムアクセスチャネルのメッセージ部の送信許可を前記無線基地局装置から得るための信号としてプリアンブルを送信し、前記プリアンブルにつづくメッセージ信号が制御信号の場合、制御信号用のプリアンブルを送信し、前記プリアンブルにつづくメッセージ信号がデータ信号の場合には、データ信号用のプリアンブルを送信し、
    前記無線基地局装置は、受信部で逆拡散されたプリアンブルが、制御信号用のプリアンブルであるか否かを判定する工程と、
    制御信号用プリアンブルの受信数を所定時間カウントする工程と、
    前記カウントされた、前記制御用のプリアンブルの受信数が予め設定された閾値を超えたか否かを判定する工程と、
    前記制御用プリアンブルの受信数が予め設定された閾値を超えた場合、否定応答(NACK)とともに、発呼規制する時間を示す発呼規制情報を生成する工程と、
    を含む、ことを特徴とする請求項9記載の通信制御方法。
  11. 論理チャネルに基づき、プリアンブルをグループ分けし、論理チャネル単位に、発呼規制を行う、ことを特徴とする請求項9又は10記載の通信制御方法。
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