JP5139724B2 - 情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法、及び情報提供プログラム - Google Patents

情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法、及び情報提供プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法、及び情報提供プログラムに関し、特に、情報提供装置を利用するユーザに対し、断続的に情報を提供することが可能な情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法、及び情報提供プログラムに関するものである。
一般的なユーザ適合型の情報提供装置では、ユーザの静的なプロファイルと、現時点のユーザの行動と、を指標とし、ユーザに提供する情報を選択することが行われている。
しかしながら、上述した方法では、情報提供が複数回に渡る場合に、ユーザに提供される情報間の関係性については何ら配慮されていないのが現状である。
このため、ユーザが一貫性のない行動をとった場合には、そのユーザに提供される情報も一貫性を失い易いという問題が発生することになる。
また、複数回に渡る情報提供を前提とする場合には、その複数回に分けて提供する一連の情報を予め用意しておくことになる。
このため、ユーザに提供される情報が固定的になるという問題が発生することになる。
なお、本発明より先に出願された技術文献として、特定の行動を起こした登録者に対して配信情報を配信すると共に、予め定められた時刻になっても特定の行動を起こしていない登録者に対して配信情報を配信することで、登録者に対するサービスの向上を図り、且つ登録者からの信頼を失うことがない情報配信装置について開示されている文献がある(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1では、情報配信装置は、内容に連続性があり、且つ、複数回に渡って配信する情報を特定配信情報として記憶する。そして、情報配信装置は、予め設定されている配信予約時刻になった登録者について、未配信の特定配信情報があるかどうかを判定し、未配信の特定配信情報があれば、この未配信の特定配信情報を登録者に配信している。
また、複数の利用者が種々のシナリオ世界に参加でき、イベント毎にグループ内の各参加者が選択した行動や入力したメッセージをシナリオ展開に反映できる役割別マルチシナリオ配信システムについて開示されている文献がある(例えば、特許文献2参照)。
上記特許文献2では、グループ内の各利用者には、グループ内で重複しない一意の役割を与え、配信先となる役割を有する利用者に、イベント毎に、シナリオ上の役割に応じたイベントデータを配信している。
また、ユーザの興味の傾向を評価する要素として、過去の文書閲覧履歴のほかに、そのユーザの行動履歴、ユーザの会話などを含む音声情報履歴の少なくとも1つの情報を用いることで、そのユーザの興味の傾向を判断して適切な情報を効率良く提示できる技術について開示された文献がある(例えば、特許文献3参照)。
また、利用者に以前配信した記事に関連する関連記事(訂正記事等)を、当該利用者に確実に配信する技術について開示されている文献がある(例えば、特許文献4参照)。
特開2004−127076号公報 特開2002−99867号公報 特開2004−272355号公報 特開2005−242758号公報
なお、上記特許文献1は、複数回に渡って配信する情報を特定配信情報として予め用意し、予め設定されている配信予約時刻になった登録者に、その特定配信情報を配信するものである。
このため、上記特許文献1の技術では、特定配信情報を配信する契機となる行動や期限を設定しておく必要があると共に、特定配信情報として予め用意した以外の情報は、登録者に配信できないという問題がある。
また、特許文献2は、イベント毎にグループ内の各参加者が選択した行動や入力したメッセージをシナリオ展開に反映できるものであるが、そのシナリオ展開に反映できる範囲は、予め用意されたシナリオ上に限定されてしまうという問題がある。
また、上記特許文献3は、過去の文書閲覧履歴のほかに、そのユーザの行動履歴、ユーザの会話などを含む音声情報履歴の少なくとも1つの情報を用いることで、そのユーザの興味の傾向を判断して適切な情報を効率良く提示できるものである。
このため、上記特許文献3の技術では、利用者の履歴情報に偏った情報を提示することになり、利用者の現在の状態に適合した情報を、当該利用者に提供することができないことになる。
また、上記特許文献4は、利用者に以前配信した記事に関連する関連記事(訂正記事等)を、当該利用者に確実に配信するものである。
このため、上記特許文献4の技術では、利用者に以前配信した情報に関連する関連情報を配信することになり、利用者の現在の状態に適合した情報を、当該利用者に提供することができないことになる。
従って、上記特許文献1〜4には、予め定義された一連の情報を管理することなく、ユーザの現在の状態に適合した情報を、当該ユーザに提供する点については何ら記載もその必要性についても示唆されていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、上述した課題である、予め定義された一連の情報を管理することなく、ユーザの現在の状態に関連した情報を、当該ユーザに提供することが可能な情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法、及び情報提供プログラムを提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するために、本発明は以下の特徴を有することとする。
<情報提供装置>
本発明にかかる情報提供装置は、
ユーザに情報を提供する情報提供装置であって、
前記ユーザに関する現在の状態を検知する状態検知手段と、
前記状態検知手段により検知したユーザの状態に応じた情報を、情報源から取得し、該取得した情報を前記ユーザに提供する候補情報とする候補情報取得手段と、
前記ユーザに既に提供した提供済情報の履歴を管理する履歴管理手段と、
前記候補情報の中から前記提供済情報と関係のある情報を決定し、該決定した情報を前記ユーザに提供する情報提供手段と、
を有することを特徴とする。
<情報提供システム>
また、本発明にかかる情報提供システムは、
ユーザが利用する通信装置と、情報を前記ユーザに提供する情報提供装置と、を有して構成する情報提供システムであって、
前記通信装置は、
前記ユーザに関する現在の状態を前記情報提供装置に通知する通知手段を有し、
前記情報提供装置は、
前記通信装置から前記ユーザに関する現在の状態が通知された場合に、前記ユーザに関する現在の状態を検知する状態検知手段と、
前記状態検知手段により検知したユーザの状態に応じた情報を、情報源から取得し、該取得した情報を前記ユーザに提供する候補情報とする候補情報取得手段と、
前記ユーザに既に提供した提供済情報の履歴を管理する履歴管理手段と、
前記候補情報の中から前記提供済情報と関係のある情報を決定し、該決定した情報を前記ユーザに提供する情報提供手段と、
を有することを特徴とする。
<情報提供方法>
また、本発明にかかる情報提供方法は、
ユーザに情報を提供する情報提供装置が行う情報提供方法であって、
前記情報提供装置は、
前記ユーザに既に提供した提供済情報の履歴を管理する履歴管理手段を有し、
前記ユーザに関する現在の状態を検知する状態検知工程と、
前記状態検知工程により検知したユーザの状態に応じた情報を、情報源から取得し、該取得した情報を前記ユーザに提供する候補情報とする候補情報取得工程と、
前記候補情報の中から前記提供済情報と関係のある情報を決定し、該決定した情報を前記ユーザに提供する情報提供工程と、
を、前記情報提供装置が行うことを特徴とする。
<情報提供プログラム>
また、本発明にかかる情報提供プログラムは、
ユーザに情報を提供する情報提供装置に実行させる情報提供プログラムであって、
前記情報提供装置は、
前記ユーザに既に提供した提供済情報の履歴を管理する履歴管理手段を有し、
前記ユーザに関する現在の状態を検知する状態検知処理と、
前記状態検知処理により検知したユーザの状態に応じた情報を、情報源から取得し、該取得した情報を前記ユーザに提供する候補情報とする候補情報取得処理と、
前記候補情報の中から前記提供済情報と関係のある情報を決定し、該決定した情報を前記ユーザに提供する情報提供処理と、
を、前記情報提供装置に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、予め定義された一連の情報を管理することなく、ユーザの現在の状態に関連した情報を、当該ユーザに提供することが可能となる。
まず、図1を参照しながら、本実施例の情報提供装置(100)の概要について説明する。
本実施例の情報提供装置(100)は、ユーザに情報を提供する情報提供装置である。なお、情報提供装置(100)は、ユーザに既に提供した提供済情報の履歴を管理する履歴管理部(160)を有して構成する。
そして、情報提供装置(100)は、ユーザに関する現在の状態を検知し、その検知したユーザの状態に応じた情報を、情報源(200)から取得し、該取得した情報をユーザに提供する候補情報とする。次に、情報提供装置(100)は、その候補情報の中から、履歴管理部(160)で管理する提供済情報と関係のある情報を決定し、該決定した情報をユーザに提供する。
詳細には、情報提供装置(100)は、候補情報と、提供済情報と、の情報間の関係性を算出し、該算出した関係性を基に、候補情報の中から提供済情報と関係のある情報を決定する。そして、その決定した情報をユーザに提供することになる。
これにより、本実施例の情報提供装置(100)は、予め定義された一連の情報を管理することなく、ユーザの現在の状態に関連した情報を、当該ユーザに提供することが可能となる。以下、添付図面を参照しながら、本実施例の情報提供装置(100)について詳細に説明する。
(第1の実施例)
<情報提供装置:100の構成>
まず、図1を参照しながら、本実施例の情報提供装置(100)の構成について説明する。
本実施例の情報提供装置(100)は、状態検知部(110)と、候補情報取得部(120)と、情報提供部(170)と、履歴管理部(160)と、を有して構成している。
状態検知部(110)は、ユーザに関する現在の状態を検知するものである。
候補情報取得部(120)は、状態検知部(110)が検知したユーザの状態に応じた情報を情報源(200)から取得するものである。この候補情報取得部(120)が情報源(200)から取得した情報がユーザに提供する候補情報となる。
なお、情報源(200)は、ユーザに提供する情報の源となるものであり、例えば、データベース等が挙げられる。なお、情報源(200)をデータベースとする場合には、そのデータベースには、ユーザに提供する最新の情報を管理するように構築することが好ましい。
なお、情報源(200)は、ユーザに提供する情報であれば、特に限定するものではなく、例えば、ネットワーク上に存在するあらゆる情報を情報源とすることが可能である。
また、情報源(200)は、情報提供装置(100)内に設けても良く、また、情報提供装置(100)と分離独立して設けるように構築することも可能である。
履歴管理部(160)は、ユーザに過去に提供した情報(提供済情報)の履歴を管理するものである。
情報提供部(170)は、候補情報取得部(120)が情報源(200)から取得した候補情報の中から、履歴管理部(160)で管理している提供済情報と関係のある情報を決定し、該決定した情報をユーザに提供するものである。
なお、本実施例の情報提供部(170)は、関係性管理部(130)と、提供情報決定部(140)と、情報提供実行部(150)と、を有して構成している。
関係性管理部(130)は、候補情報取得部(120)が情報源(200)から取得した候補情報と、履歴管理部(160)で管理している提供済情報と、の情報間の関係性を算出し、該算出した関係性を管理するものである。
なお、関係性管理部(130)において算出する関係性は、候補情報と、提供済情報と、の情報間の関係を把握することが可能なものであれば、特に限定せず、候補情報と、提供済情報と、の情報間の関係の強度を示す値を、上述した関係性として算出することが可能である。
例えば、候補情報と、提供済情報と、の情報間に流れや繋がりがある場合には、候補情報と、提供済情報と、の関係性を高くするように算出し、候補情報と、提供済情報と、の情報間に流れや繋がりがない場合には、候補情報と、提供済情報と、の関係性を低くするように算出する方法が挙げられる。
提供情報決定部(140)は、関係性管理部(130)において算出した関係性を基に、候補情報取得部(120)が情報源(200)から取得した候補情報の中からユーザに提供する情報を決定するものである。
例えば、提供情報決定部(140)は、関係性管理部(130)において算出した関係性が所定の関係性を維持することが可能となる情報を、候補情報の中から選択し、その選択した情報を、ユーザに提供する情報として決定することになる。
情報提供実行部(150)は、提供情報決定部(140)により決定した情報をユーザに提供するものである。
なお、本実施例において、情報源(200)は、情報を『エレメント』と呼ぶ単位で保持している。
『エレメント』は、『コンテンツ』と、『ターゲット』と、『フィーチャー』と、を含んで構成している。
『コンテンツ』は、ユーザに提供する情報の具体的内容を示す本体である。なお、1つの『エレメント』は、1つの『コンテンツ』を含んで構成している。
『ターゲット』は、情報源(200)から情報を取得する際の検索キーとなる情報であり、本実施例では、状態検知部(110)が検知した情報に相当する。即ち、本実施例の『ターゲット』は、状態検知部(110)が検知したユーザの現在の状態を示す情報となる。
『フィーチャー』は、関係性の候補として参照される『エレメント』の特徴を示す集合体である。なお、『フィーチャー』は、『コンテンツ』に含まれるキーワード群を含んで構成している。なお、『フィーチャー』となるキーワード群は、形態素解析等を用いて決定することが可能である。
なお、『ターゲット』と『エレメント』とは、1対多で対応しており、1つの『ターゲット』について、異なる『フィーチャー』と『コンテンツ』とを持つ複数の『エレメント』が存在することになる。
図2に、ターゲット『二条城』に関するエレメント群の一例を示す。図2では、ターゲット『二条城』について2つのエレメントを示している。図2に示すように、各エレメントは、数行のテキストをコンテンツとして保持し、そのコンテンツから抽出された人名や建造物名などのキーワードをフィーチャーとして保持している。
これにより、情報提供装置(100)は、情報源(200)から取得した情報をエレメント単位で管理することが可能となる。
<情報提供装置:100の処理動作>
次に、本実施例の情報提供装置(100)の処理動作について説明する。
まず、状態検知部(110)は、例えば、ユーザの現在の状態を検知し、該検知したユーザの現在の状態を、候補情報取得部(120)に通知する。
候補情報取得部(120)は、状態検知部(110)からユーザの現在の状態が通知された場合に、その状態検知部(110)が検知したユーザの現在の状態を『ターゲット』とする。次に、候補情報取得部(120)は、ユーザの現在の状態を基に、情報源(200)に格納されたエレメント群の『ターゲット』と照合し、ユーザの現在の状態と一致するターゲットを持つエレメント群を情報源(200)から取得する。そして、候補情報取得部(120)は、情報源(200)から取得したエレメント群を、ユーザに提供する情報の候補情報とする。なお、候補情報取得部(120)は、候補情報を関係性管理部(130)に通知する。
関係性管理部(130)は、候補情報取得部(120)から候補情報が通知された場合に、履歴管理部(160)で管理している提供済情報のエレメント群を参照し、候補情報取得部(120)が情報源(200)から取得した候補情報のエレメント群と、履歴管理部(160)で管理している提供済情報のエレメント群と、の関係性を算出する。
例えば、関係性管理部(130)は、過去にユーザに提供した提供済情報、その提供済情報の関係性、そして、その提供済情報に含まれるフィーチャーを管理する。そして、関係性管理部(130)は、候補情報取得部(120)から候補情報が通知された場合に、その候補情報のフィーチャーと、提供済情報のフィーチャーと、を照合し、候補情報と、提供済情報と、の情報間の関係性を抽出する。
この場合、関係性管理部(130)は、ユーザに直前に提供した情報を選択した根拠となるフィーチャーを、アクティブなフィーチャー(アクティブ・フィーチャー)として他のフィーチャーと区別する。そして、関係性管理部(130)は、アクティブ・フィーチャーを、ユーザに提供する情報を選択する際に優先度の高いフィーチャーとして扱う。
例えば、あるユーザが数箇所で『国宝』を見てきたと仮定する。この場合、関係性管理部(130)は、『国宝』をアクティブなフィーチャーの1つとして扱うことになる。
提供情報決定部(140)は、関係性管理部(130)が算出した関係性を参照し、候補情報取得部(120)が情報源(200)から取得した候補情報の中から、ユーザに提供する情報を決定する。
例えば、提供情報決定部(140)は、候補情報のエレメント群の中に、アクティブ・フィーチャーと一致するフィーチャーを持つものが存在すれば、その候補情報のエレメントを、ユーザに提供する情報のエレメントとして決定する。
例えば、『国宝』がアクティブ・フィーチャーとなっているユーザが二条城を訪れた場合、提供情報決定部(140)は、図2に示す、『国宝』というフィーチャーをもつ2つ目のエレメント(ID=0013)を、ユーザに提供する情報のエレメントとして決定する。
なお、アクティブ・フィーチャーの数は、1つに限定するものではなく、複数の場合も考えられる。
また、候補情報のエレメント群の中に、アクティブ・フィーチャーと一致するフィーチャーを持つものが複数存在する場合には、提供情報決定部(140)は、適合度が高いエレメントを、ユーザに提供する情報のエレメントとして優先的に決定することが好ましい。例えば、提供情報決定部(140)は、優先条件や重み付けを設定し、特定の関係性を維持することが可能なフィーチャーを持つエレメントを、ユーザに提供する情報のエレメントとして優先的に決定するように構築する方法が挙げられる。
また、候補情報のエレメント群の中に、アクティブ・フィーチャーと一致するフィーチャーを持つものが存在しない場合には、そのアクティブ・フィーチャーを、ユーザに前回提供した情報の持つフィーチャー全体に拡大し、候補情報のエレメント群が持つフィーチャーと適合するように、上記決定条件を緩和することも可能である。
なお、提供情報決定部(140)は、上記決定したユーザに提供する情報のエレメントを、履歴管理部(160)に通知すると共に、上記決定したユーザに提供する情報を情報提供実行部(150)に通知する。
これにより、履歴管理部(160)は、ユーザに提供する情報のエレメントをユーザ毎に管理することになる。
また、情報提供実行部(150)は、提供情報決定部(140)から通知された情報のコンテンツをユーザに提供することになる。
<関係性管理部:130の内部構成>
次に、図3を参照しながら、本実施例の関係性管理部(130)の内部構成について説明する。なお、図3は、関係性管理部(130)の内部構成例を示す図である。
本実施例の関係性管理部(130)は、関係性算出部(131)と、着目関係性記憶部(132)と、を有して構成している。
関係性算出部(131)は、候補情報取得部(120)が情報源(200)から取得した候補情報のエレメント群と、履歴管理部(160)が管理している提供済情報のエレメント群と、の情報間の関係性を算出するものである。
なお、関係性算出部(131)において算出する関係性は、候補情報のエレメント群と、提供済情報のエレメント群と、の情報間の関係を把握することが可能な情報であれば、特に限定せず、候補情報のエレメント群と、提供済情報のエレメント群と、の情報間の関係の強度を示す値を、上述した関係性として算出することが可能である。
例えば、候補情報のエレメント群と、提供済情報のエレメント群と、の情報間に流れや繋がりがある場合には、候補情報のエレメント群と、提供済情報のエレメント群と、の関係性を高くするように算出し、候補情報のエレメント群と、提供済情報のエレメント群と、の情報間に流れや繋がりがない場合には、候補情報のエレメント群と、提供済情報のエレメント群と、の関係性を低くするように算出する方法が挙げられる。
着目関係性記憶部(132)は、ユーザに前回提供した情報と、ユーザに前回より前に提供した情報と、の情報間の関係性を記憶するものである。
なお、本実施例における関係性算出部(131)は、着目関係性記憶部(132)に記憶されている関係性を考慮し、候補情報のエレメント群と、提供済情報のエレメント群と、の情報間の関係性を算出することになる。
例えば、着目関係性記憶部(132)に記憶されているエレメントの優先度が高くなるように、候補情報のエレメント群と、提供済情報のエレメント群と、の情報間の関係性を算出する方法が挙げられる。
なお、本実施例における関係性算出部(131)は、候補情報のエレメントのフィーチャーと、提供済情報のエレメントのフィーチャーと、を参照し、その各々のフィーチャーの表層的な共通性を、候補情報と、提供済情報と、の情報間の関係性として算出することも可能である。
なお、表層的な共通性とは、各々のフィーチャーの中で共通となるキーワードの集合体のことを示す。
例えば、候補情報のエレメントのフィーチャーが、『A、B、C、D、G』であり、提供済情報のエレメントのフィーチャーが、『B、D、H、I』である場合には、各々のフィーチャーの中で共通のキーワードは、『B、D』となるため、この共通のキーワード『B、D』を、表層的な共通性とする。
この場合、着目関係性記憶部(132)は、各々のフィーチャーの表層的な共通性『B、D』を記憶することになる。
これにより、関係性管理部(130)は、候補情報と、提供済情報と、の情報間で共通する共通キーワードを、情報間の関係性として算出することになり、その共通キーワードを提供情報決定部(140)に通知することになる。
そして、提供情報決定部(140)は、関係性管理部(130)から通知された共通キーワードを参照し、候補情報の中から、その共通キーワードを含む情報を、ユーザに提供する情報として決定することになる。
(エレメントの表層的な関係性)
次に、図4を参照しながら、エレメントの表層的な関係性について説明する。エレメントの表層的な関係性としては、図4に示す3つの基本形と、その組み合わせが挙げられる。
<a:一貫>
コンテンツを提供する一連のエレメントで、一貫して共通のフィーチャーが維持されること。
<b:遷移>
連続して提供されるエレメント間は、共通のフィーチャーを持つが、あるエレメントからみて前のエレメントと、後のエレメントと、は異なるフィーチャーを共通に持つこと。
<c:集約>
連続して提供されるエレメント間は、共通のフィーチャーを直接持たないが、前方、あるいは、後方の特定のエレメントがそれらと共通のフィーチャーを持つこと。
(制約型の関係性)
次に、制約型の関係性について説明する。なお、制約型とは、表層的な関係性を持つエレメント群を、ある所定の関係を維持させるための制約である。制約型の例としては、以下のものが挙げられる。
<関連制約>
基本形の組み合わせパターンを規定し、その規定に従ってユーザに情報を提供する。
例えば、ストーリー展開の代表例として有名な起承転結の構造は、『一貫』で方向付けておき、『遷移』で意外性のある方向へ転換した後に、『集約』で帰結へ導く、という関連制約型のパターンで定義し、ユーザに情報を提供する。
<属性制約>
特定の属性を持つエレメント間に順序制約を設定し、ユーザに情報を提供する。
例えば、ユーザの移動の『ガイド』をしながら、『補足情報』をユーザに提示しつつ、最終的に、『広告』をユーザに提供するというような制約。
<深耕型>
同一のフィーチャーをできるだけ多く共通に含むエレメントやそのターゲットを優先し、ユーザに情報を提供する。
例えば、『徳川』にゆかりのあるお寺を重点的に巡るなど、現在のターゲットと共通するフィーチャーに関わる情報を重点的にユーザに提供する。
<周辺拡張・多軸展開型>
特定のフィーチャーを一貫に保ちつつ、他のエレメントと異なるフィーチャーを含むエレメントを優先し、ユーザに情報を提供する。
例えば、新撰組に関係する様々な名所をジャンルの重複を避けて巡るようにユーザに情報を提供する。また、歴史名所、風景名所、食事処、土産物屋、エンターテイメントなどを織り交ぜた情報をユーザに提供する。
<トピックシフト型(遷移連想型)>
『遷移』の表層的関係性を優先的に用い、局所的な一貫性のみを保ち、次々と注目するフィーチャーを変化させて、ユーザに情報を提供する。
<多数派追従型>
一般的に有名・著名なターゲット、典型的な経路を優先し、ユーザに情報を提供する。
例えば、パッケージツアーに含まれるような代表的な名所の情報を優先し、ユーザに情報を提供する。
(関係性の維持)
次に、関係性の維持について説明する。なお、関係性の維持とは、ユーザに提供する一連の情報を関連付けるフィーチャーが存在するように、エレメントを選択し、その選択したエレメントを基に、上述した関係性の種類の何れかを用いて、フィーチャーの連鎖を構成することをいう。
なお、ユーザのあらゆる行動に対応して関係性を完全に維持できるだけの十分なエレメントが獲得されているとも限らない。このため、現在のアクティブ・フィーチャーで関係性を維持できない場合には、候補情報のエレメントが持つフィーチャーの中から、現在のアクティブ・フィーチャー以外のフィーチャーで、直前のエレメント、あるいは、過去のエレメントが持つフィーチャーと一致するものを見つけ出し、新たなアクティブ・フィーチャーを設定することが好ましい。これにより、現在のアクティブ・フィーチャーを拡大することが可能となる。
次に、アクティブ・フィーチャーの拡大方法について説明する。アクティブ・フィーチャーの拡大方法としては、以下の方法が挙げられる。
<アクティブ・フィーチャー以外への拡大>
候補情報のエレメントが、直前のエレメントが持つアクティブ・フィーチャーと一致するフィーチャーを持たない場合、『一貫』の関係性が維持できなくなる。この場合、直前のエレメントが持つアクティブ・フィーチャー以外のフィーチャーとも照合処理を行い、別の共通するフィーチャーを探し出す。なお、候補情報のエレメントが、直前のエレメントが持つアクティブ・フィーチャー以外の何れかのフィーチャーと一致すれば、『遷移』の関係性を維持することが可能となる。このため、『遷移』の関係性を維持できるフィーチャーが存在する場合には、そのフィーチャーをアクティブ・フィーチャーに追加する。
<過去のエレメントのフィーチャーへの拡大>
候補情報のエレメントが、直前のエレメントが持つフィーチャーと一致するフィーチャーを1つも持たない場合、過去のエレメントのフィーチャーを参照する。なお、過去のエレメントとは、過去にユーザに提供した提供済情報のエレメントのことである。この場合、ユーザのフィードバックにより選択されなかったことが明らかなエレメントは除外することが好ましい。なお、候補情報のエレメントと一致するフィーチャーを持つ過去のエレメントが存在すれば、そのエレメントを基軸とする『集約』の関係性を維持することが可能となる。このため、『集約』の関係性を維持できるフィーチャーが存在する場合には、そのフィーチャーをアクティブ・フィーチャーに追加する。
<具体例>
次に、本実施例の情報提供装置(100)を用いた具体例について説明する。なお、以下の説明では、図5に示すように、本実施例の情報配信装置(100)が、ユーザの携帯する通信装置(300)と通信を行う場合について説明する。
図5は、本実施例の情報提供システムのシステム構成例を示す図であり、通信装置(300)と、情報提供装置(100)と、がネットワークを介して接続している構成を示している。
なお、本実施例の情報提供システムを構成するネットワークは、通信装置(300)と、情報提供装置(100)と、の間で情報通信が可能であれば、特に限定するものではなく、有線、無線を問わず、あらゆる形態のネットワークを適用することが可能である。
また、本実施例の通信装置(300)は、ユーザの位置情報を取得することが可能なGPS(Global Positioning System)機能を搭載しており、通信装置(300)は、GPS機能を用いて、ユーザの現在位置を取得する。そして、通信装置(300)は、その取得したユーザの現在位置を情報提供装置(100)に通知する。
なお、本実施例では、通信装置(300)は、GPS機能を用いて、ユーザの位置情報を取得することにしたが、ユーザの位置情報の取得方法は特に限定するものではなく、ユーザの位置情報を取得することが可能であれば、あらゆる取得方法を適用可能することが可能である。
情報提供装置(100)は、通信装置(300)からユーザの現在位置を受信した場合に、状態検知部(110)は、ユーザの現在位置を検知することになる。
状態検知部(110)は、ユーザの現在位置を検知した場合に、その検知したユーザの現在位置を基に、地図情報を参照し、ユーザの現在位置の情報を、その現在位置に存在する施設等の有意味な単位の情報に変換し、該変換した情報を候補情報取得部(120)に通知する。
例えば、状態検知部(110)は、ユーザの現在位置として、『北緯35度,東経135度45分』という情報を検知した場合に、その情報を『二条城』という施設名称の情報に変換し、該変換した『二条城』という情報を候補情報取得部(120)に通知する。
候補情報取得部(120)は、状態検知部(110)から通知された情報を基に、その状態検知部(110)から通知された情報に応じた情報を情報源(200)から取得し、その取得した情報をユーザに提供する候補情報とする。
例えば、候補情報取得部(120)は、状態検知部(110)から『二条城』という情報が通知された場合に、候補情報取得部(120)は、その『二条城』に関する情報を情報源(200)から取得し、その取得した情報を候補情報として関係性管理部(130)に通知する。
なお、候補情報取得部(120)が『二条城』に関する情報を情報源(200)から取得した情報例を図2に示す。なお、図2は、『二条城』に関する情報のエレメント群の記述例である。
関係性管理部(130)は、候補情報取得部(120)から候補情報が通知された場合に、その候補情報と、履歴管理部(160)で管理している提供済情報と、の情報間の関係性を算出する。
なお、関係性管理部(130)の着目関係性記憶部(132)に『徳川』というフィーチャーが記憶されており、表層的な共通性を情報間の関係性として算出するように関係性算出部(131)が実装されている場合には、関係性算出部(131)は、『徳川』をフィーチャーに持つ候補情報のエレメントと、提供済情報のエレメントと、の関係性の優先度が高くなるように、候補情報のエレメントと、提供済情報のエレメントと、の関係性を算出することになる。
これにより、関係性管理部(130)は、『徳川』をフィーチャーに持つ候補情報を、ユーザに提供する情報として優先的に選択するように、候補情報のエレメントと、提供済情報のエレメントと、の関係性を算出することが可能となる。なお、関係性管理部(130)は、上記算出した候補情報のエレメントと、提供済情報のエレメントと、の関係性を提供情報決定部(140)に通知する。
提供情報決定部(140)は、関係性管理部(130)から関係性が通知された場合に、その関係性を参照し、候補情報の中から、ユーザに提供する情報を決定する。例えば、提供情報決定部(140)は、『徳川』というフィーチャーを共有するという関係性で、提供済情報のエレメントと繋がりを持つ『Element ID=0012』を選出し、該選出した『Element ID=0012』をユーザに提供する情報として決定する。そして、提供情報決定部(140)は、上記『Element ID=0012』を履歴管理部(160)に通知すると共に、情報提供実行部(150)に通知する。
これにより、履歴管理部(160)は、『Element ID=0012』を、ユーザを識別するユーザIDと関係付けて管理することになる。
情報提供実行部(150)は、提供情報決定部(140)から『Element ID=0012』が通知された場合に、その『Element ID=0012』のコンテンツを抽出し、該抽出したコンテンツを通信装置(300)に送信する。
通信装置(300)は、情報提供装置(100)からコンテンツを受信した場合に、その受信したコンテンツを通信装置(300)の表示部上に表示する。
これにより、通信装置(300)の表示部上には、『Element ID=0012』のコンテンツが表示されることになる。
なお、上述した具体例では、状態検知部(110)が、ユーザの位置情報を検知することにしたが、状態検知部(110)で検知する情報は、上述したユーザの位置情報に限定するものではなく、例えば、ユーザの体温を検知したり、ユーザの音声を検知したり、ユーザの生理状態を検知したりするように構築することも可能である。
また、ユーザの周囲の温度を検知しても良く、また、加速度センサで振動や傾斜を検知するように構築することも可能である。
このため、本実施例の状態検知部(110)で検知する情報は、ユーザに提供しようとする情報の目的に応じて、様々な情報を検知対象とするように構築することが可能である。
(第2の実施例)
次に、第2の実施例について説明する。
第1の実施例では、関係性算出部(131)は、候補情報と、提供済情報と、の情報間で共通する共通キーワードを情報間の関係性として算出し、着目関係性記憶部(132)は、ユーザに前回提供した情報と、ユーザに前回より前に提供した情報と、の情報間で共通する共通キーワードを、情報間の関係性として記憶することにした。
これにより、第1の実施例では、情報間で共通する共通キーワードを用いて、候補情報の中からユーザに提供する情報を決定することにした。
第2の実施例では、関係性管理部(130)は、図6に示すように、ある事象に対する因果関係を記述した情報を保持する因果知識保持部(133)を有して構成する。
そして、関係性算出部(131)は、因果知識保持部(133)を参照し、候補情報と提供済情報との情報間で因果関係のある情報を、情報間の関係性として算出し、着目関係性記憶部(132)は、ユーザに前回提供した情報と、ユーザに前回より前に提供した情報と、の情報間で因果関係のある情報を、情報間の関係性として記憶することを特徴とする。
これにより、本実施例の情報提供装置(100)は、情報間で因果関係のある情報を用いて、候補情報の中からユーザに提供する情報を決定することが可能となる。以下、図6を参照しながら、本実施例の情報提供装置(100)について詳細に説明する。
本実施例の情報提供装置(100)は、図6に示すように、関係性管理部(130)の内部構成が、第1の実施例と異なるだけであり、その他の構成は、第1の実施例と同様に構成することになる。
<関係性管理部:130の内部構成>
本実施例の関係性管理部(130)は、図6に示すように、関係性算出部(131)と、着目関係性記憶部(132)と、因果知識保持部(133)と、を有して構成している。
因果知識保持部(133)は、ある事象に対する因果関係を記述した情報を保持するものである。なお、因果関係とは、原因と結果とを組み合わせた関係性であり、例えば、ある事象の原因が『A』の場合には、その結果として『B』が自動的に得られることを示す。
なお、本実施例の関係性算出部(131)は、因果知識保持部(133)を参照し、候補情報と提供済情報との情報間で因果関係のある情報を、情報間の関係性として算出することになる。
また、本実施例の着目関係性記憶部(132)は、ユーザに前回提供した情報と、ユーザに前回より前に提供した情報と、の情報間で因果関係のある情報を、情報間の関係性として記憶することになる。
これにより、関係性管理部(130)は、候補情報と、提供済情報と、の情報間で因果関係のある情報を、情報間の関係性として算出することになり、その因果関係のある情報を提供情報決定部(140)に通知することになる。
そして、提供情報決定部(140)は、関係性管理部(130)から通知された因果関係のある情報を参照し、候補情報の中から、その因果関係のある情報を含む情報を、ユーザに提供する情報として決定することになる。
(第3の実施例)
次に、第3の実施例について説明する。
第3の実施例は、関係性管理部(130)は、図7に示すように、情報間の関係性を連鎖構造で記述した情報を保持する構造知識保持部(134)を有して構成する。
そして、関係性算出部(131)は、構造知識保持部(134)を参照し、候補情報と提供済情報との情報間の関係性を連鎖構造で算出し、着目関係性記憶部(132)は、ユーザに前回提供した情報と、ユーザに前回より前に提供した情報と、の情報間の関係性を連鎖構造で記憶することを特徴とする。
これにより、本実施例の情報提供装置(100)は、情報間の連鎖構造を用いて、候補情報の中からユーザに提供する情報を決定することが可能となる。以下、図7を参照しながら、本実施例の情報提供装置(100)について詳細に説明する。
本実施例の情報提供装置(100)は、図7に示すように、関係性管理部(130)の内部構成が、第1の実施例と異なるだけであり、その他の構成は、第1の実施例と同様に構成することになる。
<関係性管理部:130の内部構成>
本実施例の関係性管理部(130)は、図7に示すように、関係性算出部(131)と、着目関係性記憶部(132)と、構造知識保持部(134)と、を有して構成している。
構造知識保持部(134)は、情報間の関係性を連鎖構造で記述した情報を保持するものである。
なお、連鎖構造とは、各情報間の関係の繋がりを示すものであり、例えば、リスト構造(一方向単線連鎖)、ループ構造(循環型単線連鎖)、スパイラル構造(リストとループの複合型単線連鎖)、スター構造(放射型分岐連鎖)、ディクショナリ構造(多重リスト型分岐連鎖)、ツリー構造(分裂拡散型分岐連鎖)、マトリクス型(直交型分岐合流連鎖)、ネットワーク型(自由型分岐合流連鎖)などが挙げられる。
なお、本実施例の関係性算出部(131)は、構造知識保持部(134)を参照し、候補情報と提供済情報との情報間の関係性を連鎖構造で算出する。
また、本実施例の着目関係性記憶部(132)は、ユーザに前回提供した情報と、ユーザに前回より前に提供した情報と、の情報間の関係性を連鎖構造で記憶することになる。
これにより、関係性管理部(130)は、候補情報と、提供済情報と、の情報間の連鎖構造を、情報間の関係性として算出することになり、その情報間の連鎖構造を提供情報決定部(140)に通知することになる。
そして、提供情報決定部(140)は、関係性管理部(130)から通知された情報間の連鎖構造を参照し、候補情報の中から、その連鎖構造と関係のある情報を、ユーザに提供する情報として決定することになる。
なお、上述する実施例は、本発明の好適な実施例であり、上記実施例のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において当業者が上記実施例の修正や代用を行い、種々の変更を施した形態を構築することが可能である。
例えば、関係性管理部(130)は、フィーチャーの表層的な共通性を基に、候補情報のエレメントと、提供済情報のエレメントと、の情報間に、着目関係性記憶部(132)に記憶されている関係性を見出せない場合には、関係性管理部(130)は、因果知識保持部(133)や、構造知識保持部(134)を参照し、候補情報のエレメントと、提供済情報のエレメントと、の情報間に関係性を見出し、新たに着目する関係性として着目関係性記憶部(132)に記憶することも可能である。
これにより、関係性管理部(130)は、着目関係性記憶部(132)に新たな関係性を追加し、着目関係性記憶部(132)の関係性を更新することになるため、関係性管理部(130)は、次の情報提供の機会に、着目関係性記憶部(132)に新たに追加した関係性を利用することが可能となる。
また、上述した実施例における情報提供装置(100)を構成する各部における制御動作は、ハードウェア、または、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成によって実行することも可能である。
なお、ソフトウェアによる処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、一時的、あるいは、永続的に格納(記録)しておくことが可能である。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することが可能である。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送したりし、コンピュータでは、転送されてきたプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることが可能である。
また、上記実施例で説明した処理動作に従って時系列的に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に実行するように構築することも可能である。
また、上記実施例で説明した情報提供装置(100)は、複数の装置の論理的集合構成にしたり、各構成の装置が同一筐体内に存在する構成にしたりするように構築することも可能である。
本発明にかかる情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法、及び情報提供プログラムは、断続的に情報を提供することが可能なサービスに適用可能である。
本実施例の情報提供装置(100)の構成例を示す図である。 本実施例の候補情報取得部(120)が情報源(200)から取得する情報の例を示す図である。 第1の実施例の情報提供装置(100)を構成する関係性管理部(130)の構成例を示す図である。 エレメントの表層的な関係性を示す3つの基本形を説明するための図である。 本実施例の情報提供システムのシステム構成例を示す図である。 第2の実施例の情報提供装置(100)を構成する関係性管理部(130)の構成例を示す図である。 第3の実施例の情報提供装置(100)を構成する関係性管理部(130)の構成例を示す図である。
符号の説明
100 情報提供装置
110 状態検知部
120 候補情報取得部
130 関係性管理部
131 関係性算出部
132 着目関係性記憶部
133 因果知識保持部
133 構造知識保持部
140 提供情報決定部
150 情報提供実行部
160 履歴管理部
170 情報提供部
200 情報源
300 通信装置

Claims (12)

  1. ユーザにコンテンツ情報を提供する情報提供装置であって、
    前記コンテンツ情報は、前記コンテンツ情報の特徴を示す特徴情報と対応付けられたエレメント情報に含まれ、
    前記ユーザに関する現在の状態を検知する状態検知手段と、
    前記状態検知手段により検知したユーザの状態に応じた前記エレメント情報を、情報源から取得し、該取得したエレメント情報を前記ユーザに提供する候補エレメント情報とする候補情報取得手段と、
    前記ユーザに既に提供した提供済エレメント情報の履歴を管理する履歴管理手段と、
    前記候補エレメント情報と、前記履歴管理手段で管理する前記提供済エレメント情報との関係性を考慮して、前記候補エレメント情報及び前記提供済エレメント情報に含まれる特徴情報のいずれかをアクティブ特徴情報として算出して管理する関係性管理手段と、
    前記候補エレメント情報の中から、前記アクティブ特徴情報を含む前記候補エレメント情報のコンテンツ情報を前記ユーザに提供する情報提供手段と、
    を有することを特徴とする情報提供装置。
  2. 前記提供情報決定手段は、
    前記アクティブ特徴情報が、過去に算出されたアクティブ特徴情報との間で、特定の関係性を維持することが可能となるように、アクティブ特徴情報を、前記候補エレメント情報の中から選択することを特徴とする請求項記載の情報提供装置。
  3. 前記関係性管理手段は、
    前記候補情報取得手段により取得した候補エレメント情報と、前記履歴管理手段で管理する提供済エレメント情報と、の情報間の関係性を算出する関係性算出手段と、
    前記ユーザに前回提供したエレメント情報と、前記ユーザに前回より前に提供したエレメント情報と、の情報間の関係性を記憶する着目関係性記憶手段と、を有し、
    前記関係性算出手段は、
    前記候補エレメント情報と、前記提供済エレメント情報と、のエレメント情報間の関係性の中で、前記着目関係性記憶手段に記憶されているエレメント情報間の関係性と同様な関係性の優先度が高くなるように、前記候補エレメント情報と、前記提供済エレメント情報と、のエレメント情報間の関係性を算出することを特徴とする請求項記載の情報提供装置。
  4. 前記関係性算出手段は、
    前記候補エレメント情報と、前記提供済エレメント情報と、の情報間で共通するキーワードを前記エレメント情報間の関係性として算出し、
    前記着目関係性記憶手段は、
    前記ユーザに前回提供したエレメント情報と、前記ユーザに前回より前に提供したエレメント情報と、のエレメント情報間で共通するキーワードを、前記エレメント情報間の関係性として記憶することを特徴とする請求項記載の情報提供装置。
  5. ある事象に対する因果関係を記述した情報を保持する因果知識保持手段を有し、
    前記関係性算出手段は、
    前記因果知識保持手段を参照し、前記候補エレメント情報と前記提供済エレメント情報とのエレメント情報間で因果関係のあるエレメント情報を、前記エレメント情報間の関係性として算出し、
    前記着目関係性記憶手段は、
    前記ユーザに前回提供したエレメント情報と、前記ユーザに前回より前に提供したエレメント情報と、のエレメント情報間で因果関係のある情報を、前記エレメント情報間の関係性として記憶することを特徴とする請求項または記載の情報提供装置。
  6. エレメント情報間の関係性を連鎖構造で記述したエレメント情報を保持する構造知識保持手段を有し、
    前記関係性算出手段は、
    前記構造知識保持手段を参照し、前記候補エレメント情報と前記提供済エレメント情報とのエレメント情報間の関係性を連鎖構造で算出し、
    前記着目関係性記憶手段は、
    前記ユーザに前回提供したエレメント情報と、前記ユーザに前回より前に提供したエレメント情報と、のエレメント情報間の関係性を連鎖構造で記憶することを特徴とする請求項からの何れか1項に記載の情報提供装置。
  7. ユーザが利用する通信装置と、コンテンツ情報を前記ユーザに提供する情報提供装置と、を有して構成する情報提供システムであって、
    前記コンテンツ情報は、前記コンテンツ情報の特徴を示す特徴情報と対応付けられたエレメント情報に含まれ、
    前記通信装置は、
    前記ユーザに関する現在の状態を前記情報提供装置に通知する通知手段を有し、
    前記情報提供装置は、
    前記通信装置から前記ユーザに関する現在の状態が通知された場合に、前記ユーザに関する現在の状態を検知する状態検知手段と、
    前記状態検知手段により検知したユーザの状態に応じた前記エレメント情報を、情報源から取得し、該取得したエレメント情報を前記ユーザに提供する候補エレメント情報とする候補情報取得手段と、
    前記ユーザに既に提供した提供済エレメント情報の履歴を管理する履歴管理手段と、
    前記候補エレメント情報と、前記履歴管理手段で管理する前記提供済エレメント情報との連鎖関係を考慮して、前記候補エレメント情報及び前記提供済エレメント情報に含まれる特徴情報のいずれかをアクティブ特徴情報として算出して管理する関係性管理手段と、
    前記候補エレメント情報の中から、前記アクティブ特徴情報を含む前記候補エレメント情報のコンテンツ情報を前記ユーザに提供する情報提供手段と、
    を有することを特徴とする情報提供システム。
  8. ユーザにコンテンツ情報を提供する情報提供装置が行う情報提供方法であって、
    前記コンテンツ情報は、前記コンテンツ情報の特徴を示す特徴情報と対応付けられたエレメント情報に含まれ、
    前記情報提供装置は、
    前記ユーザに既に提供した提供済エレメント情報の履歴を管理する履歴管理手段を有し、
    前記ユーザに関する現在の状態を検知する状態検知工程と、
    前記状態検知工程により検知したユーザの状態に応じた前記エレメント情報を、情報源から取得し、該取得したエレメント情報を前記ユーザに提供する候補エレメント情報とする候補情報取得工程と、
    前記候補エレメント情報と、前記履歴管理手段で管理する前記提供済エレメント情報との連鎖関係を考慮して、前記候補エレメント情報及び前記提供済エレメント情報に含まれる特徴情報のいずれかをアクティブ特徴情報として算出して管理する関係性管理工程と、
    前記候補エレメント情報の中から、前記アクティブ特徴情報を含む前記候補エレメント情報のコンテンツ情報を前記ユーザに提供する情報提供工程と、
    を、前記情報提供装置が行うことを特徴とする情報提供方法。
  9. ユーザにコンテンツ情報を提供する情報提供装置に実行させる情報提供プログラムであって、
    前記コンテンツ情報は、前記コンテンツ情報の特徴を示す特徴情報と対応付けられたエレメント情報に含まれ、
    前記情報提供装置は、
    前記ユーザに既に提供した提供済エレメント情報の履歴を管理する履歴管理手段を有し、
    前記ユーザに関する現在の状態を検知する状態検知処理と、
    前記候補エレメント情報と、前記履歴管理手段で管理する前記提供済エレメント情報との連鎖関係を考慮して、前記候補エレメント情報及び前記提供済エレメント情報に含まれる特徴情報のいずれかをアクティブ特徴情報として算出して管理する関係性管理処理と、
    前記候補エレメント情報の中から、前記アクティブ特徴情報を含む前記候補エレメント情報のコンテンツ情報を前記ユーザに提供する情報提供処理と、
    を、前記情報提供装置に実行させることを特徴とする情報提供プログラム。
  10. ユーザに情報を提供する情報提供装置であって、
    前記ユーザに関する現在の状態を検知する状態検知手段と、
    前記状態検知手段により検知したユーザの状態に応じた情報を、情報源から取得し、該取得した情報を前記ユーザに提供する候補情報とする候補情報取得手段と、
    前記ユーザに既に提供した提供済情報の履歴を管理する履歴管理手段と、
    前記候補情報の中から前記提供済情報と関係のある情報を決定し、該決定した情報を前記ユーザに提供する情報提供手段と、
    前記候補情報取得手段により取得した候補情報と、前記履歴管理手段で管理する提供済情報と、の情報間の関係性を算出する関係性算出手段と、
    前記ユーザに前回提供した情報と、前記ユーザに前回より前に提供した情報と、の情報間の関係性を記憶する着目関係性記憶手段と、
    前記関係性算出手段と、前記着目関係性記憶手段とを有し、前記関係性算出手段によって算出した関係性を管理する関係性管理手段と、
    前記関係性を基に、前記関係性が特定の関係性を維持することが可能となる情報を、前記候補情報の中から選択し、前記提供済情報と関係のある情報を決定する提供情報決定手段と、
    前記提供情報決定手段により決定した情報を前記ユーザに提供する情報提供実行手段と、
    ある事象に対する因果関係を記述した情報を保持する因果知識保持手段と、を有し、
    前記関係性算出手段は、
    前記因果知識保持手段を参照し、前記候補情報と前記提供済情報との情報間で因果関係のある情報を、前記情報間の関係性として算出し、前記候補情報と、前記提供済情報と、の情報間の関係性の中で、前記着目関係性記憶手段に記憶されている情報間の関係性と同様な関係性の優先度が高くなるように、前記候補情報と、前記提供済情報と、の情報間の関係性を算出し、
    前記着目関係性記憶手段は、
    前記ユーザに前回提供した情報と、前記ユーザに前回より前に提供した情報と、の情報間で因果関係のある情報を、前記情報間の関係性として記憶することを特徴とする情報提供装置。
  11. 前記関係性算出手段は、
    前記候補情報と、前記提供済情報と、の情報間で共通するキーワードを前記情報間の関係性として算出し、
    前記着目関係性記憶手段は、
    前記ユーザに前回提供した情報と、前記ユーザに前回より前に提供した情報と、の情報間で共通するキーワードを、前記情報間の関係性として記憶することを特徴とする請求項10記載の情報提供装置。
  12. 情報間の関係性を連鎖構造で記述した情報を保持する構造知識保持手段を有し、
    前記関係性算出手段は、
    前記構造知識保持手段を参照し、前記候補情報と前記提供済情報との情報間の関係性を連鎖構造で算出し、
    前記着目関係性記憶手段は、
    前記ユーザに前回提供した情報と、前記ユーザに前回より前に提供した情報と、の情報間の関係性を連鎖構造で記憶することを特徴とする請求項10または11記載の情報提供装置。
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