JP5138613B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、LEDが実装されたプリント回路基板と、このLEDから発する熱を放熱させるための放熱部材等を備えた照明装置に関する。
従来、例えば工作機械の内部を照明する照明装置として、蛍光灯を内蔵し、装置内部に塵や水が入らない防水防塵構造となっている照明装置が一般的に用いられていた。
この照明装置は光源に蛍光灯を使用しており、蛍光灯の寿命は工作機械本体と比べて短いことから、蛍光灯の交換が必要となる。蛍光灯の蛍光管は、有害物質を含んでいる上に割れやすい。そのため、この照明装置が高所に取り付けられている場合、取替え作業自体が危険な作業となる。
そこで、蛍光灯の代わりにLEDを光源とした照明装置が用いられるようになった。
この照明装置には、箱型のものと円筒状のものがあり、箱型のものは、一つの面を透明とし、この面にLEDの光を通すことから、照射角度が制限される。この照射角度を広げる為には、照明装置自体を大きくしなければならない。
また、箱型のものは、照射角度が制限されることから照射方向が決まってしまい、このため、この照明装置を工作機械内に取り付ける際に、確実に照明光を得る為に、その取り付け位置に応じて取り付け金具を設計しなければならない。
そのため、円筒状のものが好まれる(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1の照明装置は、両端が開口した円筒部を有し、この両端開口は位置決めスリーブにて閉塞されている。この円筒部の内部は密閉された空間となっており、この円筒部の密閉空間に半割した筒状の取り付け基底部が配置されている。この取り付け基底部内部にはその開口面に沿って長方形状の放熱プレートが設けられており、この放熱プレートの両側縁部は取り付け基底部の内壁面に支持されている。そして、放熱プレートの上面にプリント回路基板が接合されており、このプリント回路基板にはLEDが実装されている。また、取り付け基底部の上部に半割状の回折格子を設け、LEDから発した照明光を広げている。
実用新案登録第3121894号公報
しかしながら、特許文献1の円筒状の照明装置は、照明装置内部の構造が複雑でLEDの交換が容易に出来ない上に、LED交換のために一度解体すると再度組み付ける際に正しく組み付けることが容易ではなく装置内部の気密性が損なわれてしまう問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、LEDの交換が容易で、この交換によって再度組み付けても装置内部の気密性を損ねることがない照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、プリント回路基板と、このプリント回路基板に実装された発光手段と、前記プリント回路基板および前記発光手段を内部に配置し両端が開口した透光性の円筒状ケースと、この円筒状ケースの両端開口を塞いでその内部を密閉する為の一対の蓋部材と、前記発光手段の発する熱を放熱させるための放熱板と、円筒状ケースの両端と前記一対の蓋部材との間に介在されるパッキンを備え、前記放熱板を前記プリント回路基板に接合させた照明装置であって、
前記放熱板の一端に前記蓋部材の一方の裏面と面接触する当接板部を設け、
前記蓋部材の他方の裏面に溝を形成し、前記放熱板の他端をこの溝に挿入させ、
この円筒状ケースの一方の蓋部材と他方の蓋部材とを締結手段により締結して、前記一対の蓋部材で円筒状ケースの両端開口を密閉したことを特徴とする。
この発明によれば、LEDの交換が容易で、この交換によって再度組み付けても装置内部の気密性を損ねることがない。
実施例1の照明装置の斜視図である。 図1のK−K線に沿う照明装置の断面図である。 実施例1の照明装置の分解斜視図である。 (a)図3のM1‐M1線に沿う端部金属部材21の断面図である。(b)図3のM2‐M2線に沿う端部金属部材21の断面図である。 (a)端部金属部材21の正面図である。(b)端部金属部材21の背面図である。 (a)図3のL1‐L1線に沿う端部金属部材22の断面図である。(b)図3のL2‐L2線に沿う端部金属部材22の断面図である。 (a)端部金属部材22の正面図である。(b)端部金属部材22の背面図である。 実施例1の照明装置の断面を示す図である。 実施例2の照明装置200を示す。 実施例2の(a)端部金属部材210および(b)端部金属部材220を示す斜視図である。 実施例3の照明装置300を示す。 実施例3の(a)端部金属部材211および(b)端部金属部材221を示す斜視図である。
以下、本発明の照明装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例1〜実施例3に基づいて説明する。
まず、本発明に係る実施例1の照明装置の構成を説明する。
実施例1の照明装置100は、図1乃至図3に示すように、プリント回路基板14と、このプリント回路基板14に実装される高輝度LED(発光手段)14c,・・・と、この高輝度LED14c,・・・から発する熱を放熱させるための放熱板11と、両端が開口した円筒状ケース10と、この円筒状ケース10の両端10a,10bの開口を塞いで内部を密閉する一対の端部金属部材(蓋部材)21,22と、円筒状ケース10の両端と一対の端部金属部材との間に介在されるパッキン20,20と、一対の端部金属部材21,22を締結する全ネジ部材13,13,防水用の座金zk,・・・およびナットN1,・・・等を有している。全ネジ部材13、防水用の座金zkおよびナットN1で締結部材を構成する。
プリント回路基板14の長手方向の長さは、円筒状ケース10のそれより短く設定され、その巾は円筒状ケース10の内径よりやや小さく設定されている。
また、プリント回路基板14には、複数のネジ穴14f,・・・が所定の間隔で形成されている。また、プリント回路基板14には、複数の高輝度LED14c,・・・が所定の間隔で実装されている。
プリント回路基板14の長手方向左端(図3において)には電源用ケーブルのコネクタ14eが設けられている。
放熱板11は、アルミや鉄等の金属製で、長方状の平板部11aと、その一端に一体形成された円板状の当接板部11cとを有している。平板部11aは、長手方向の長さが円筒状ケース10より長く設定され、その巾がプリント回路基板14のそれと略同一に設定されている。
この放熱板11には、プリント回路基板14の複数のネジ穴14fに対応する箇所にネジ穴11b,・・・が形成されている。また、放熱板11の当接板部11cには、ネジ穴11e,・・・が形成されている。
全ネジ部材13は、ステンレス製で、断面が円形の棒状を呈している。また、その両端側には雄ネジ13b,13bが切られている。
端部金属部材21は、アルミまたは鉄などの金属製であり、図3、図4および図5に示すように、円筒状ケース10の開口を塞ぐ円形の蓋部21aを有している。また、端部金属部材21の右側面21dに環状溝21eが形成されている。
環状溝21eの内径は、円筒状ケース10の内径と略同一に設定されている。環状溝21eの外径は、円筒状ケース10の外径と略同一に設定されている。環状溝21e内には、図3に示すパッキン20が設けられている(図2参照)。
また、蓋部21aの右側面21d(図4において)の環状溝21eより内側の部分には、蓋部21aを貫通し全ネジ13と略同一径の貫通穴21f,21fが形成されている。
さらに、右側面21d(図4において)において、この貫通穴21f,21fの内側には、放熱板11の端部11d(図2において左側)が嵌合する溝21gが形成されている。また、この蓋部21aには後述するプラグ用取付金具16差込み用の貫通穴21hが形成されている。
端部金属部材22は、アルミや鉄等の金属製であり、図3、図6および図7に示すように、円筒状ケース10の開口10bを塞ぐ円形の蓋部22aを有している。
この端部金属部材22の左側面22d(図6において)には環状溝22eが形成されている。環状溝22eの内径は、円筒状ケース10の内径と略同一に設定されている。環状溝22eの外径は、円筒状ケース10の外径と略同一に設定されている。環状溝22e内には、図3に示すパッキン20が設けられている(図2参照)。
また、蓋部22aの左側面22dにおいて環状溝22eより内側の部分に蓋部22aを貫通し全ネジ13と略同一径の貫通穴22f,22fが形成されている。
さらに、左側面22d(図6において)において、環状溝22eの内側には、放熱板11の当接板部11cのネジ穴11e,・・・に一致するネジ穴22g,・・・が形成されている。
プラグ用取付金具16は、図3に示すように、端部金属部材21の貫通穴21hに嵌合する小径の嵌合部16aを有している。また、プラグ用取付金具16には、電源供給用ケーブル17を通す貫通穴16cが形成されている。
また、上述した座金zkは、端部金属部材21,22および全ネジ部材13の雄ネジ13bの双方、つまり金属製の部材に対して接触して防水性を発揮するタイプのものである。
上述したように、放熱板11、全ネジ部材13、および、端部金属部材21,22は、ステンレス、アルミや鉄等の金属製であるが、熱伝導性が高く成形性を有していれば上記材質に限られない。
次に本実施例の照明装置の組付けを図3を参照しながら説明する。
プリント回路基板14の下面14bを放熱板11の平板部11aの上面11gに接合させてネジ止めする。放熱板11の当接板部11cのネジ穴11e,11eを端部金属部材22のネジ穴22g,・・・に一致させ、当接板部11cを端部金属部材22の左側面22dに接合させてネジNにてネジ止めする。
全ネジ部材13,13の一方の雄ネジ13b,13bを、端部金属部材22の貫通穴22f,22fに差し込んで、全ネジ部材13,13の雄ネジ13bの部分を端部金属部材22の右側面22cから突出させる。そして突出した雄ネジ13b,13bに防水用の座金zk,zkを通してナットN1,N1を螺合させる。
次に、図1乃至図3に示すように、全ネジ部材13,13、放熱板11およびプリント回路基板14を円筒状ケース10内に挿入する。そして、円筒状ケース10の一端10bをパッキン20が装着された端部金属部材22の環状溝22eに挿入して円筒状ケース10の一端10bをパッキン20に当接させる。そして、放熱部材11の端部11d(図2において左側)と全ネジ部材13の雄ネジ13b(図2において左側)が円筒状ケース10の他端10aの開口から突出する。
この後、プラグ用取付金具16の嵌合部16aを端部金属部材21の貫通穴21hに取り付け、給電線17をプラグ用取付金具16の貫通穴16c、端部金属部材21の貫通穴21hに通してコネクタ14eに接続する。
円筒状ケース10の他端10aの開口から突出した放熱板11の端部(図2において左側)を端部金属部材21の溝21gに挿入させるとともに全ネジ部材13,13の雄ネジ13b,13b(図2において左側)を端部金属部材21の貫通穴21f,21fに差し込んで、端部金属部材21の左側面21cからそれぞれ突出させる。突出した雄ネジ13b,13bに防水用の座金zk,zkを通してナットN1,N1を螺合させ締め付ける。このとき、座金zkのパッキンが全ネジ13の雄ネジ部分に食い込む。
ナットN1,N1の締め付けにより、全ネジ部材13,13を介して端部金属部材21,22が互いに締結され、円筒状ケース10の両端10a,10bがパッキン20,20に密着するとともに端部金属部材21,22の貫通穴21f,21f,22f,22fが座金zk,・・・により閉じられて円筒状ケース10の内部が密閉される。また、全ネジ部材13,13が放熱板11の左右両側面に当接する(図5参照)。
また、ナットN1,N1の締め付けにより、放熱板11が端部金属部材21,22の間に挟持されるとともに、放熱板11の他端11d(図2において左側)の端面が溝21gに入り込んでいく。パッキン20,20が適度に押圧されるようにナットN1の締め付けを調節する。
図2に示すように、この照明装置100の組み付けが完了したらこの照明装置100を、不図示の環状金具によって工作機械内部の所定位置に例えば内壁に円筒ケース10の軸線が鉛直方向に沿った方向となるように取り付ける。
次に本実施例の照明装置100の作用を図1および図2を参照しながら説明する。
この照明装置100によれば、端部金属部材21,22から突出した各全ネジ部材13の雄ネジ13b,13bにナットN1,N1を螺合させて締めるだけで円筒状ケース10内部を端部金属部材21,22で容易に且つ確実に密閉することができる。
照明装置100を組み付けた状態で、端部11dと溝21gの奥壁(底部)との間に隙間が生じるようにしたため、照明装置100の製造誤差をこの隙間により吸収できる。
さらに上記の隙間へ放熱板11の他端11dが入り込むことが可能であるので、パッキン20,20に最適な面圧となるようにナットN1の締め付け程度を自由に変更することができる。また、最適な面圧となるように締め付けることで照明装置100の防水性の確保、ならびに円筒状ケース10と放熱板11の熱膨張率の違いによる破損を防止することができる。
また、全ネジ部材13とナットN1,N1とで端部金属部材21,22により円筒状ケース10内を密閉するものであるからその密閉構造が至って簡単である。
放熱板11の左右両側に全ネジ部材13が隣接配置されている(図8参照)ので、放熱板11の振動が防止される。すなわち、プリント回路基板14の左右方向の振動が防止される。
放熱板11の下面11bに別のプリント回路基板14を設けることに拠り、上下両方向(図8において)の照明も可能となる。
また、高輝度LED14cの交換の際には、最初にプラグ用取付金具16をその嵌合部16aから取り外す。これによって、プラグ用取付金具16の貫通穴16cの内面のパッキンが緩み、給電線17のケーブルに対して端部金属部材21が移動可能となるので、端部金属部材21側のナットN1,N1を外して円筒状ケース10から端部金属部材21を外し、給電線17をプリント回路基板14のコネクタ14eから外す。
次に、円筒状ケース10の右端部(図2において)から金属管部材22を取り外すとともにプリント回路基板14を放熱板11および全ネジ部材13,13とともに円筒状ケース10から引き出す。
そして、高輝度LED14cを交換する。このように、プラグ用取付金具16やナットN1,N1を取り外して円筒状ケース10からプリント回路基板14、放熱板11、全ネジ部材13を引き出せば高輝度LED14cの交換ができるので、その交換作業は簡単に行うことができる。
その後、高輝度LED14cを交換した後に上述のように組み付ければ、円筒状ケース10内部を確実に密閉することができ、高輝度LED14cの交換の際の再度の組み付けによって円筒状ケース10内の密閉が損なわれることがない。ここで、座金zkのパッキンは不可逆的に変形して初期の形状を維持していないので座金zkは再使用せずに交換する。
また、高輝度LED14cの点灯時には放熱に関して以下のような作用と効果が得られる。
まず、高輝度LED14cを点灯すると、高輝度LED14cからの熱が発生し、この熱がプリント回路基板14に伝わり、プリント回路基板14の温度が上昇する。
プリント回路基板14の下面14bは放熱板11の上面11gと接合しているので、プリント回路基板14の熱は、放熱板11の平板部11aを介して放熱板11の当接板部11c、端部11d(図2において左側)および全ネジ部材13,13に伝わり、端部金属部材21,22に伝わる。
放熱板11の接合板部11cが端部金属管22の左側面22dに接しているので、放熱板11から端部金属部材22に熱が効率良く放熱される。
また、締結部材である全ネジ部材13が放熱部材の役割も果たすので放熱効率が高まる。
このため、高輝度LED14c、プリント回路基板14および他の電子部品等の温度上昇を抑えることができる。
照明装置200は、図9および10に示すように、円筒状ケース10の軸線に沿って屈曲形成された3つの平板部140f,140g,140h(3つの回路基板)を有するプリント回路基板140と、円筒状ケース10の軸線に沿って複数の平面部110a,110b,110cを形成してプリント回路基板140の平板部140f,140g,140hの裏面に接合させた放熱部材110と、放熱部材110の両端を保持する端部金属部材210,220等を有している。
プリント回路基板140の平板部140f,140g,140hの表面には高輝度LED14c,・・・が実装され、各平板部140f,140g,140hはそれぞれ異なる外側方向に向けられている。端部金属部材220の左側面220dには、全ネジ部材13を通す為の貫通穴220fとネジ穴220z,・・・が形成されている。
端部金属部材210の右側面210dには、放熱部材110の断面形状の凹部210Kが形成され、その底面には、全ネジ13を通すための貫通穴210fが形成されている。
放熱部材110は、断面が六角形の長尺状に形成され、その長尺方向の長さが円筒ケース10のそれより長く設定され、全ネジ部材13を通すための貫通穴110eが形成されている。
この放熱部材110の一端にはフランジ110zが設けられており、このフランジ110zにはネジ穴(不図示)が形成されている。この放熱部材110は、端部金属部材220の左側面220dにネジ固定されている。
これによりフランジ110zの外側面が端部金属部材220の左側面220dに当接している。また、放熱部材110の他端部は、端部金属部材210の凹部210kにその奥壁(底壁)と隙間が開いた状態で嵌合されている。
この嵌合により、端部金属部材210の凹部210kの貫通穴210f、放熱部材110の貫通穴110eおよび端部金属部材220の貫通穴220fが一致し、この一致した穴に全ネジ13が貫装される。
なお、実施例1と同一の部材には同一符号を付してその説明を省略する。
この実施例2の照明装置200に拠れば、照明装置200を組み付けた際に、放熱板110の他端面と端部金属部材210の凹部210k(不図示)の底壁との間に隙間が生じるので、実施例1と同様に、パッキン20,20に最適な面圧となるようにナットN1の締め付けの程度を調整することができる。
締結部材としての全ネジ部材13が1本であるので、実施例1のものに比べて密閉構造が簡単で、円筒状ケース10内の密閉性が損なわれる虞が少なくなるとともに交換作業がより一層容易となる。
プリント回路基板140の平板部140f,140g,140hが、それぞれ異なる外側方向に向けられているので、広範囲に亘って照明することができる。
実施例3の照明装置300は、図11および12に示すように、略同一形状のプリント回路基板8枚を円筒状ケース10の軸線方向に沿って配置して両端が開口した8角形の筒状に形成されたプリント回路基板141と、両端が開口した8角形の筒状に形成されこのプリント回路基板141の内側面(裏面)141dに当接された放熱部材111と、放熱部材111の両端を保持する端部金属部材211,221等を有している。
プリント回路基板141の各外表面141cには、プリント回路基板141の長手方向に沿って所定間隔で高輝度LED14c,・・・が実装され、各外表面141cは、それぞれ異なる外側方向へ向けられている。
端部金属部材221の左側面221dには、全ネジ部材13を通すための貫通穴221fとネジ穴221z,・・・が形成されている。
端部金属部材211の右側面211dには、放熱部材111の断面形状の凹部211Kが形成され、その底面には、全ネジ13を通すための貫通穴211fが形成されている。
放熱部材111は、その長尺方向の長さが円筒ケース10のそれより長く設定されている。また、この放熱部材111の一端にはフランジ111z,111zが設けられており、このフランジ111zにはネジ穴(不図示)が形成されている。
この放熱部材111は、端部金属部材221の左側面221dにネジ固定されている。これにより放熱部材111のフランジ111zの外側面が端部金属部材221の左側面221dに当接している。
また、放熱部材111の他端部は端部金属部材211の環状凹部211kにその奥壁(底壁)と隙間が開いた状態で嵌合されている。
なお、実施例1,2と同一の部材には同一符号を付してその説明を省略する。
この実施例3の照明装置300によれば、プリント回路基板141の各外表面141cがそれぞれ異なる外側方向へ向けられているので、さらに広範囲(360°の範囲)に亘って照明することができる。
八角径の筒状に屈曲形成されたプリント回路基板141の各平板部に高輝度LED14c,・・・が実装されているので、各高輝度LED14cの照射方向が円筒状ケース10の内周壁10dに向かい、高輝度LED14c,・・・から発した光束は、円筒状ケース10を通過する際に、通過する部分における円筒状ケース10の接線に略垂直となるように通過(入射)するので、円筒状ケース10により光が回折されにくい。このため、高輝度LED14cから発した光が円筒状ケース10で分散されない。
また、実施例1、2と同様に、照明装置300を組み付けた際に、放熱板111の一端面と端部金属部材211の凹部211k(不図示)の底壁との間に隙間が生じるので、実施例1、2と同様に、パッキン20,20に最適な面圧となるようにナットN1の締め付けの程度を調整することができる。
実施例1〜実施例3では、円筒状の照明装置に対し多角形状の放熱部材を適用する例を示したが、発熱体を内包した密閉構造を有する装置であって、密閉構造の壁の一部を構成する放熱部材を装置内部に設置できる装置であれば他の装置でも適用できる。
14 プリント回路基板
14c 高輝度LED(発光手段)
10 円筒状ケース
10a,10b 両端
21,22 端部金属部材(蓋部材)
100 照明装置
13 全ネジ部材(締結手段)

Claims (1)

  1. プリント回路基板と、このプリント回路基板に実装された発光手段と、前記プリント回路基板および前記発光手段を内部に配置し両端が開口した透光性の円筒状ケースと、この円筒状ケースの両端開口を塞いでその内部を密閉する為の一対の蓋部材と、前記発光手段の発する熱を放熱させるための放熱板と、円筒状ケースの両端と前記一対の蓋部材との間に介在されるパッキンを備え、前記放熱板を前記プリント回路基板に接合させた照明装置であって、
    前記放熱板の一端に前記蓋部材の一方の裏面と面接触する当接板部を設け、
    前記蓋部材の他方の裏面に溝を形成し、前記放熱板の他端をこの溝に挿入させ、
    この円筒状ケースの一方の蓋部材と他方の蓋部材とを締結手段により締結して、前記一対の蓋部材で円筒状ケースの両端開口を密閉したことを特徴とする照明装置。
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