JP5138556B2 - コンテンツ配信サーバ、コンテンツ配信方法および通信システム - Google Patents

コンテンツ配信サーバ、コンテンツ配信方法および通信システム Download PDF

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Description

本発明は、携帯端末にコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバ、当該コンテンツ配信サーバにて実行されるコンテンツ配信方法、および、当該コンテンツ配信サーバと携帯端末とを含んで構成された通信システムに関する。
ユーザは携帯端末から様々な情報にアクセスすることができる。携帯端末からアクセスできる情報は非常に膨大であるため、ユーザの行動目的に適した情報を配信するシステムが望まれる。ここで、ユーザの行動目的に適した情報を選択する手法として、ユーザが訪問した場所に着目し、訪問場所に応じた情報の配信が行われている。
しかしながら実際には、ある特定の場所がユーザにとって持つ意味は、そのときの行動目的によって異なる。例えば、あるユーザが同じ場所(みなとみらい)を訪問するケースを想定した場合、「通勤」という行動目的で、みなとみらいにある自分の会社を訪問するのと、「買い物」という行動目的で、みなとみらいのショッピングモールを訪問するのとでは、同じ場所(みなとみらい)の持つ意味が異なる。また、ユーザの行動目的は、単一の場所単位ではなく、一連の訪問場所の遷移単位でパターン化されている。そこで、一連の訪問場所の遷移を「訪問パターン」として抽出し、行動目的に応じた情報を配信する必要がある。上記の訪問パターンはユーザ個々に固有であり、ユーザごとの「固有訪問パターン」として表すことができる。
特開2000−155757号公報 再公表2004−75137号公報
しかしながら、あるユーザは、通勤中は携帯端末から情報を受け入れるが、買い物中は携帯端末をチェックしない、といったこともありうる。即ち、あるユーザの固有訪問パターンが出現したときに常に、当該ユーザにとって情報を受け入れやすい待機状態にあるとは限らない、という課題がある。
本発明は、上記の課題に鑑み、ユーザの一連の訪問場所の遷移において出現した固有訪問パターンごとに当該ユーザの情報受入率をフィードバックし、より情報受入率が高い固有訪問パターンを学習し、情報配信タイミングを制御することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るコンテンツ配信サーバは、ユーザごとの固有訪問パターンを格納した固有訪問パターンデータベースと、固有訪問パターンの出現時の情報受入スコアを前記固有訪問パターンごとに格納した情報受入スコアデータベースと、配信される配信情報を格納した配信情報データベースと、配信を行った際の各固有訪問パターンに対するパターン適合率の履歴および情報受入率の履歴を格納した配信情報受入履歴データベースと、ユーザの訪問履歴から複数の頻出訪問パターンを抽出する頻出訪問パターン抽出部と、抽出された頻出訪問パターンのうち、互いの類似度が所定レベル以上の頻出訪問パターンをクラスタリングし、得られた訪問パターンを固有訪問パターンとして前記固有訪問パターンデータベースに格納する固有訪問パターンクラスタリング部と、前記ユーザの現在のセッションの訪問パターンと、前記固有訪問パターンデータベースに格納された固有訪問パターンとをマッチングする訪問パターンマッチング部と、当該マッチング結果に基づいて、前記固有訪問パターンに対する前記現在のセッションの訪問パターンの適合度合いを表すパターン適合率を算出するパターン適合率算出部と、算出された前記パターン適合率と、前記情報受入スコアデータベースに格納された固有訪問パターンごとの情報受入スコアとに基づいて、現在の情報受入スコアを算出し、当該現在の情報受入スコアを前記情報受入スコアデータベースに格納する情報受入スコア算出部と、前記現在の情報受入スコアに基づいて、前記配信情報データベースに格納された配信情報の中から、現時点で配信すべき配信情報を選択する情報選択部と、選択された配信情報を配信する情報配信部と、配信済みの配信情報についてのユーザの情報受入時刻のフィードバックを配信先の携帯端末から受信するフィードバック受信部と、受信された前記情報受入時刻、前記配信情報の配信時刻および所定の基準時間間隔に基づいて情報受入率を算出し、算出された今回の情報配信時の情報受入率を、前記算出されたパターン適合率とともに前記配信情報受入履歴データベースに格納するとともに、前記配信情報受入履歴データベースに格納された過去の所定回の情報配信時のパターン適合率と情報受入率、および前記今回の情報配信時のパターン適合率と情報受入率に基づいて、固有訪問パターンごとにパターン別情報受入スコアを算出し、算出されたパターン別情報受入スコアをもって、前記情報受入スコアデータベースに格納された情報受入スコアを更新する情報受入スコア更新部と、を備えることを特徴とする。
上記コンテンツ配信サーバでは、携帯端末からの情報受入時刻のフィードバックに基づいて情報受入率を算出し、今回も含めた複数回の情報配信時のパターン適合率と情報受入率に基づいて算出された固有訪問パターンごとの情報受入スコア(パターン別情報受入スコア)により情報受入スコアを更新するため、より情報受入率が高い固有訪問パターンを学習することができ、ユーザによって受け入れられ易い情報配信タイミングを実現することができる。
なお、上記コンテンツ配信サーバでは、前記パターン適合率算出部は、前記現在のセッションの訪問パターンと前記固有訪問パターンとの共通部分の文字列の長さが、前記固有訪問パターンの文字列全体の長さに対して占める割合を、前記パターン適合率として算出する構成とすることが望ましい。
また、前記情報選択部は、格納された配信情報ごとに予め設定された閾値と現在の情報受入スコアとを比較し、前記現在の情報受入スコアが前記閾値以上となる配信情報を、現時点で配信すべき配信情報として選択する構成とすることが望ましい。
また、前記情報受入スコア更新部は、前記情報受入率については、前記配信情報の配信時刻から前記情報受入時刻までの経過時間が前記基準時間間隔に対して占める割合に基づいて、前記情報受入率を算出し、前記パターン別情報受入スコアについては、各情報配信時のパターン適合率と情報受入率との積の総和を、各情報配信時のパターン適合率の総和により割り算して得られた結果を、前記パターン別情報受入スコアとして算出する構成とすることが望ましい。
ところで、前述した本発明に係るコンテンツ配信サーバは、以下のようなコンテンツ配信方法に係る発明、および、通信システムに係る発明として捉えることもでき、同様の作用・効果を奏する。
本発明に係るコンテンツ配信方法は、ユーザごとの固有訪問パターンを格納した固有訪問パターンデータベースと、固有訪問パターンの出現時の情報受入スコアを前記固有訪問パターンごとに格納した情報受入スコアデータベースと、配信される配信情報を格納した配信情報データベースと、配信を行った際の各固有訪問パターンに対するパターン適合率の履歴および情報受入率の履歴を格納した配信情報受入履歴データベースと、を備えたコンテンツ配信サーバ、にて実行されるコンテンツ配信方法であって、ユーザの訪問履歴から複数の頻出訪問パターンを抽出するステップと、抽出された頻出訪問パターンのうち、互いの類似度が所定レベル以上の頻出訪問パターンをクラスタリングし、得られた訪問パターンを固有訪問パターンとして前記固有訪問パターンデータベースに格納するステップと、前記ユーザの現在のセッションの訪問パターンと、前記固有訪問パターンデータベースに格納された固有訪問パターンとをマッチングするステップと、当該マッチング結果に基づいて、前記固有訪問パターンに対する前記現在のセッションの訪問パターンの適合度合いを表すパターン適合率を算出するステップと、算出された前記パターン適合率と、前記情報受入スコアデータベースに格納された固有訪問パターンごとの情報受入スコアとに基づいて、現在の情報受入スコアを算出し、当該現在の情報受入スコアを前記情報受入スコアデータベースに格納するステップと、前記現在の情報受入スコアに基づいて、前記配信情報データベースに格納された配信情報の中から、現時点で配信すべき配信情報を選択するステップと、選択された配信情報を配信するステップと、配信済みの配信情報についてのユーザの情報受入時刻のフィードバックを配信先の携帯端末から受信するステップと、受信された前記情報受入時刻、前記配信情報の配信時刻および所定の基準時間間隔に基づいて情報受入率を算出し、算出された今回の情報配信時の情報受入率を、前記算出されたパターン適合率とともに前記配信情報受入履歴データベースに格納するとともに、前記配信情報受入履歴データベースに格納された過去の所定回の情報配信時のパターン適合率と情報受入率、および前記今回の情報配信時のパターン適合率と情報受入率に基づいて、固有訪問パターンごとにパターン別情報受入スコアを算出し、算出されたパターン別情報受入スコアをもって、前記情報受入スコアデータベースに格納された情報受入スコアを更新するステップと、を備えることを特徴とする。
本発明に係る通信システムは、携帯端末と、前記携帯端末に情報を配信するコンテンツ配信サーバと、を含んで構成される通信システムであって、前記携帯端末は、前記携帯端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、時系列的に複数回にわたり取得された前記携帯端末の位置情報より得られる前記携帯端末のユーザの訪問履歴を、前記コンテンツ配信サーバに送信する訪問履歴送信部と、前記コンテンツ配信サーバから配信情報を受信する配信情報受信部と、受信された配信情報を表示する配信情報表示部と、前記配信情報の情報受入時刻を前記コンテンツ配信サーバに送信するフィードバック送信部と、を備え、前記コンテンツ配信サーバは、ユーザごとの訪問履歴を格納した訪問履歴データベースと、ユーザごとの固有訪問パターンを格納した固有訪問パターンデータベースと、固有訪問パターンの出現時の情報受入スコアを前記固有訪問パターンごとに格納した情報受入スコアデータベースと、配信される配信情報を格納した配信情報データベースと、配信を行った際の各固有訪問パターンに対するパターン適合率の履歴および情報受入率の履歴を格納した配信情報受入履歴データベースと、前記訪問履歴データベースに格納された対象ユーザの訪問履歴から複数の頻出訪問パターンを抽出する頻出訪問パターン抽出部と、抽出された頻出訪問パターンのうち、互いの類似度が所定レベル以上の頻出訪問パターンをクラスタリングし、得られた訪問パターンを固有訪問パターンとして前記固有訪問パターンデータベースに格納する固有訪問パターンクラスタリング部と、前記携帯端末のユーザの訪問履歴を前記携帯端末から受信し、前記訪問履歴データベースに格納する訪問履歴受信部と、前記現在のセッションの訪問パターンと、前記固有訪問パターンデータベースに格納された固有訪問パターンとをマッチングする訪問パターンマッチング部と、当該マッチング結果に基づいて、前記固有訪問パターンに対する前記現在のセッションの訪問パターンの適合度合いを表すパターン適合率を算出するパターン適合率算出部と、算出された前記パターン適合率と、前記情報受入スコアデータベースに格納された固有訪問パターンごとの情報受入スコアとに基づいて、現在の情報受入スコアを算出し、当該現在の情報受入スコアを前記情報受入スコアデータベースに格納する情報受入スコア算出部と、前記現在の情報受入スコアに基づいて、前記配信情報データベースに格納された配信情報の中から、現時点で配信すべき配信情報を選択する情報選択部と、選択された配信情報を配信する情報配信部と、配信済みの配信情報についてのユーザの情報受入時刻のフィードバックを前記携帯端末から受信するフィードバック受信部と、受信された前記情報受入時刻、前記配信情報の配信時刻および所定の基準時間間隔に基づいて情報受入率を算出し、算出された今回の情報配信時の情報受入率を、前記算出されたパターン適合率とともに前記配信情報受入履歴データベースに格納するとともに、前記配信情報受入履歴データベースに格納された過去の所定回の情報配信時のパターン適合率と情報受入率、および前記今回の情報配信時のパターン適合率と情報受入率に基づいて、固有訪問パターンごとにパターン別情報受入スコアを算出し、算出されたパターン別情報受入スコアをもって、前記情報受入スコアデータベースに格納された情報受入スコアを更新する情報受入スコア更新部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、より情報受入率が高い固有訪問パターンを学習することができ、ユーザによって受け入れられ易い情報配信タイミングを実現することができる。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照して説明する。
(通信システムの構成)
まず、本実施形態に係る通信システムの構成について説明する。図1に示すように、本実施形態に係る通信システム1は携帯端末30とコンテンツ配信サーバ10とを含んで構成され、携帯端末30はネットワークN(例えば移動通信網や無線LAN通信網)経由でコンテンツ配信サーバ10と相互にデータ送受信可能とされている。
携帯端末30は、無線によるデータ通信機能を持った端末であり、例えば、携帯電話やPHS、無線通信カードを備えたPDAなどが相当する。
コンテンツ配信サーバ10は、コンテンツごとに設定されたタイミングを制御し、コンテンツ配信を行うサーバである。詳細は後述するが、コンテンツ配信サーバ10は、ユーザの訪問履歴からユーザ固有訪問パターンを抽出する。また、現在のセッションの訪問パターンと固有訪問パターンとの適合率を算出し、現時点でのユーザの情報受入率を算出し、携帯端末30に配信すべき情報を選択する。そして、ユーザが情報を受け入れたタイミングについてのフィードバックを携帯端末から受信し、固有訪問パターンごとの情報受入率を更新する。さらに、コンテンツ配信サーバ10は、後述する図3の訪問履歴DB201、固有訪問パターンDB202、訪問パターン別情報受入スコアDB203、配信情報DB204および配信情報受入履歴DB205を含んだデータベース群20を備えている。
(携帯端末の構成)
図2に示すように、携帯端末30は、携帯端末30の位置情報を取得する位置情報取得部301と、時系列的に複数回にわたり取得された携帯端末30の位置情報より得られる携帯端末30のユーザの訪問履歴をコンテンツ配信サーバ10に送信する訪問履歴送信部302と、コンテンツ配信サーバ10から配信情報を受信する配信情報受信部303と、受信した配信情報を表示する配信情報表示部304と、配信された情報をユーザが閲覧した時刻を、コンテンツ配信サーバ10に送信するフィードバック送信部305と、を備えている。
(コンテンツ配信サーバの構成)
図3に示すように、コンテンツ配信サーバ10は、後述するオフライン処理を実行制御するオフライン制御部100Aと、後述するオンライン処理を実行制御するオンライン制御部100Bと、データベース群20とを備えている。
オフライン制御部100Aは、頻出訪問パターン抽出部101と、固有訪問パターンクラスタリング部102とを備える。このうち、頻出訪問パターン抽出部101は、ユーザごとの訪問履歴を格納した訪問履歴DB201から、セッションごとの訪問先の遷移(即ち、訪問パターン)を抽出し、各セッションの訪問パターン同士を比較することで、ユーザごとの、頻出する訪問パターン(以下「頻出訪問パターン」という)を複数抽出する。固有訪問パターンクラスタリング部102は、抽出された頻出訪問パターン間の類似度を算出し、互いの類似度が所定レベル以上の訪問パターンをクラスタリングし、得られた訪問パターンを固有訪問パターンとして固有訪問パターンDB202に格納する。
オンライン制御部100Bは、携帯端末30から訪問パターンを受信し、情報受入スコアを算出し、配信情報の受入率を学習するための以下の機能群103〜110を備える。
訪問履歴受信部103は、携帯端末30の訪問履歴送信部302からユーザの訪問履歴を受信し、訪問履歴DB201に格納する。
訪問パターンマッチング部104は、訪問履歴受信部103により当該時点で受信された訪問履歴より得られるユーザの現在のセッションの訪問パターンと、固有訪問パターンDB202に格納されている当該ユーザの固有訪問パターンとのマッチングを行う。
パターン適合率算出部105は、訪問パターンマッチング部104のマッチング結果から、ユーザの現在のセッションの訪問パターンと固有訪問パターンとの共通部分の文字列の長さが、当該固有訪問パターンの文字列全体の長さに対して占める割合を、パターン適合率として固有訪問パターンごとに算出する。
情報受入スコア算出部106は、パターン適合率算出部105で算出した固有訪問パターンごとの適合率と、訪問パターン別情報受入スコアDB203に格納されている各固有訪問パターン出現時の情報受入率とに基づき、後述する方法により、現時点での情報受入スコアを算出する。
レコメンド情報選択部107は、情報受入スコア算出部106で算出した現時点の情報受入スコアと、配信情報DB204に格納された配信情報ごとの閾値とを比較し、現時点の情報受入スコアが閾値以上となる配信情報を、現時点で配信すべき配信情報として選択する。
レコメンド情報配信部108は、レコメンド情報選択部107で選択された配信情報を携帯端末30の配信情報受信部303に配信する。
フィードバック受信部109は、配信済みの配信情報についてのユーザの情報受入時刻のフィードバック(具体的には、ユーザが閲覧した配信情報の識別情報と、閲覧した時刻情報)を携帯端末30のフィードバック送信部305から受信する。
訪問パターン別情報受入スコア更新部110は、フィードバック受信部109により受信された情報受入時刻のフィードバック、配信情報の配信時刻および所定の基準時間間隔に基づいて今回の情報受入率を算出し、算出された今回の情報配信時の情報受入率を、上記算出された固有訪問パターンごとのパターン適合率とともに配信情報受入履歴DB205に格納する。また、訪問パターン別情報受入スコア更新部110は、配信情報受入履歴DB205に格納された過去の所定回の情報配信時のパターン適合率と情報受入率、および今回の情報配信時のパターン適合率と情報受入率に基づいて、固有訪問パターンごとにパターン別情報受入スコアを算出し、算出されたパターン別情報受入スコアをもって、訪問パターン別情報受入スコアDB203に格納された情報受入スコアを更新する。
以下、データベース群20に含まれる各DBの概要を説明する。
図4に示す訪問履歴DB201は、ユーザごとの訪問履歴(訪問先の遷移)を格納するDBである。図4に示すように、同一セッション内で訪問した訪問先a(横浜), b(新宿), k(品川)には、同じセッションID(S001)が割り当てられる。
図5に示す固有訪問パターンDB202は、固有訪問パターンクラスタリング部102で抽出されたユーザごとの固有訪問パターンを格納するDBである。
図6に示す訪問パターン別情報受入スコアDB203は、訪問パターン別の情報受入スコア(パターン別情報受入スコア)を格納するDBである。
図7に示す配信情報DB204は、ユーザに配信される配信情報(コンテンツ)のID、および、配信情報ごとに予め設定された情報受入スコアの閾値を格納するDBである。
図8に示す配信情報受入履歴DB205は、ユーザに情報配信を行った際の各固有訪問パターンに対するパターン適合率の履歴、および、情報閲覧までの経過時間等に基づき算出された情報受入率の履歴を格納するDBである。
ところで、コンテンツ配信サーバ10は、ハードウェアの観点からみると、例えば図18に示すように、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムなどを実行するCPU10Aと、ROM及びRAMで構成される主記憶部10Bと、不揮発性メモリなどで構成される補助記憶部10Cと、データ通信を行う通信制御部10Dと、情報の表示や情報の印刷出力などを行う出力部10Eと、文字・数字入力及び実行指示を行うためのキーで構成される操作部10Fとを含んで構成される。なお、図3にて説明した各機能は、図18に示すCPU10A及び主記憶部10B上に所定のソフトウェアを読み込ませて所定のアプリケーションを実行するとともに、CPU10Aの制御の下で通信制御部10Dを動作させ、主記憶部10Bや補助記憶部10Cにおけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。また、ハードウェア構成としては、前述した携帯端末30も、基本的に同様の構成を有している。
(タイミング制御に関する処理フロー)
本実施形態に係る処理フローは、(a)ユーザごとの固有訪問パターンを抽出するためのオフライン処理と、(b)現在の訪問パターンと固有訪問パターンとのマッチング結果に基づき現在の情報受入スコアを算出し、該現在の情報受入スコアに基づき適切な配信情報を選択して配信し、さらに情報受入時刻のフィードバックに基づきパターン別情報受入スコアを更新するためのオンライン処理と、を含む。以下、順に説明する。
((a)オフライン処理の処理フロー)
図9にはオフライン処理の処理フローを示す。頻出訪問パターン抽出部101は、訪問履歴DB201を参照し、図10に示すようにセッションごとの訪問先の遷移(即ち、訪問パターン)を抽出する(ステップST01)。さらに、頻出訪問パターン抽出部101は、各セッションの訪問パターン同士を比較し、頻出訪問パターンを抽出する(ステップST02)。例えば、図11に示すように、長さ「3文字」の頻出訪問パターンとして、「b k l」、「b k k」、「g h i」を抽出する。
次に、固有訪問パターンクラスタリング部102は、抽出された頻出訪問パターン同士を比較し、共通部分の文字列の長さを類似度として算出する(ステップST03)。図11の例では、頻出訪問パターン「b k l」、「b k k」については、共通部分の文字列「b k」の長さ「2」が類似度として算出される。そして、固有訪問パターンクラスタリング部102は、類似度が一定以上の頻出訪問パターン同士をクラスタリングし、固有訪問パターンとして固有訪問パターンDB202に格納する(ステップST04)。なお、ここでのクラスタリング法としては、頻出訪問パターン同士のANDを取る方法と、ORを取る方法が考えられるが、図11には、頻出訪問パターン「b k l」、「b k k」についてORを取って得られた「b k k l」を、固有訪問パターンとして抽出した例を示す。
((b)オンライン処理の処理フロー)
図12にはオンライン処理の処理フローを示す。訪問履歴受信部103が携帯端末30から訪問履歴を受信すると、ステップST11で肯定判定され、ステップST12に進み、訪問履歴受信部103は、受信した訪問履歴を訪問履歴DB201に格納する。次に、訪問パターンマッチング部104は、固有訪問パターンDB202に格納された該当ユーザの固有訪問パターンP001、P002、・・・と、現在のセッションの訪問パターンとをマッチングする(ステップST13)。次に、パターン適合率算出部105は、上記マッチング結果から固有訪問パターンごとの適合率を算出する(ステップST14)。ここでは、図13に示すように、現在のセッションの訪問パターンと固有訪問パターンとの共通部分の文字列(図13において丸で囲んだ文字から成る文字列)の長さが、固有訪問パターンの文字列全体の長さに対して占める割合を固有訪問パターンごとに算出し、算出された割合を固有訪問パターンごとの適合率とする。
次に、情報受入スコア算出部106は、現時点でのユーザの情報受入スコアを算出する(ステップST15)。ここでは、例えば図14に示すように、パターン適合率算出部105により算出されたパターン適合率と、訪問パターン別情報受入スコアDB203に格納された固有訪問パターンごとの情報受入スコア(パターン別情報受入スコア)とを乗算し、乗算結果の加算平均を算出し、得られた加算平均値「0.4」を現在の情報受入スコアとする。
上記のように対象ユーザの現在の情報受入スコアを算出した後、レコメンド情報選択部107は、算出された現在の情報受入スコアと、配信情報DB204に格納された配信情報ごとに定められた閾値とを比較し(ステップST16)、上記格納された配信情報のうち、現在の情報受入スコアが閾値以上となる配信情報(コンテンツ)を配信候補として選択する(ステップST17)。即ち、現在の情報受入スコアが閾値よりも低い配信情報(コンテンツ)は配信しない(即ち、配信候補として選択しない:ステップST18)。例えば、現在の情報受入スコアが0.4の場合、図15に示す配信情報C002は配信候補として選択されず、配信情報C001およびC003は配信候補として選択される。
そして、レコメンド情報配信部108は、配信候補となった配信情報(コンテンツ)を携帯端末30へ配信する(ステップST19)。携帯端末30では、配信情報受信部303が上記配信情報(コンテンツ)を受信し、配信情報表示部304が、受信された配信情報(コンテンツ)を表示する。このとき、例えば配信情報(コンテンツ)は、通常のデータ配信により携帯端末30へ配信されてもよいし、図16の右下部に示すように電子メールにより携帯端末30へ配信されてもよい。また、配信情報表示部304による配信情報(コンテンツ)の表示態様としては、図16の右下部に示すように電子メール受信画面に表示してもよいし、図16の左下部に示すようにテロップ表示をしてもよい。
配信情報(コンテンツ)の配信後、フィードバック受信部109は、携帯端末30のフィードバック送信部305から、上記配信した配信情報についてのユーザの情報受入時刻のフィードバック(具体的には、ユーザが閲覧した配信情報の識別情報と、閲覧した時刻情報)を受信する。但し、一定時刻が経過してもフィードバック送信部305からフィードバックが受信できなかった場合は、上記配信した配信情報(コンテンツ)はユーザにより閲覧されなかったと判定する。
上記フィードバックの受信後、訪問パターン別情報受入スコア更新部110は、上記配信した配信情報(コンテンツ)の配信時刻から閲覧時刻までの経過時間が、予め定められた固定の基準時間間隔に対して占める割合に基づいて、後述のように情報受入率を算出し、算出された今回の情報配信時の情報受入率を、上記算出されたパターン適合率とともに、配信情報受入履歴DB205に格納する。
また、訪問パターン別情報受入スコア更新部110は、配信情報受入履歴DB205に格納された過去の所定回の情報配信時のパターン適合率と情報受入率、および今回の情報配信時のパターン適合率と情報受入率に基づいて、後述のように、固有訪問パターンごとに訪問パターン別情報受入スコアを算出し、算出された訪問パターン別情報受入スコアをもって、訪問パターン別情報受入スコアDB203に格納された情報受入スコアを更新する(ステップST20)。
図17に示すように、情報配信時刻をT1、情報閲覧時刻(ユーザが情報をクリックしたときの時刻)をT2とし、情報配信から情報閲覧までの経過時間t12(=T2−T1)が2分、固定の時間間隔tが10分であった場合、情報受入率は、例えば、以下の式(1)で算出される。
情報受入率=1−(t12/t)=1−(2/10)=0.8 ・・・(1)
また、訪問パターン別情報受入スコアについては、例えば、以下の式(2)のように、各情報配信時のパターン適合率と情報受入率との積の総和を、各情報配信時のパターン適合率の総和により割り算して得られた結果が、訪問パターン別情報受入スコアとされる。
訪問パターン別情報受入スコア=(0.6×0.7+0.2×0.1+0.8×0.8)/(0.6+0.2+0.8) ・・・(2)
以上説明した本実施形態によれば、コンテンツ配信サーバにおいて、携帯端末からの情報受入時刻のフィードバックに基づいて情報受入率を算出し、今回も含めた複数回の情報配信時のパターン適合率と情報受入率に基づいて算出された固有訪問パターンごとの情報受入スコア(訪問パターン別情報受入スコア)により情報受入スコアを更新するため、より情報受入率が高い固有訪問パターンを学習することができ、ユーザによって受け入れられ易い情報配信タイミングを実現することができる。
発明の実施形態に係る通信システムの構成図である。 携帯端末の機能ブロック構成図である。 コンテンツ配信サーバの機能ブロック構成図である。 訪問履歴DBに記憶されたデータ例を示す図である。 固有訪問パターンDBに記憶されたデータ例を示す図である。 訪問パターン別情報受入スコアDBに記憶されたデータ例を示す図である。 配信情報DBに記憶されたデータ例を示す図である。 配信情報受入履歴DBに記憶されたデータ例を示す図である。 オフライン処理の処理フロー図である。 セッションごとの訪問遷移例を示す図である。 図10の訪問遷移から抽出した頻出訪問パターンおよびクラスタリング結果例を示す図である。 オンライン処理の処理フロー図である。 パターン適合率の算出例を示す図である。 現在の情報受入スコアの算出例を示す図である。 配信情報の選択例を示す図である。 コンテンツ配信サーバにおける配信情報管理画面および携帯端末への情報配信イメージを示す図である。 訪問パターン別情報受入スコアの算出例を示す図である。 コンテンツ配信サーバのハードウェア構成図である。
符号の説明
1…通信システム、10…コンテンツ配信サーバ、10A…CPU、10B…主記憶部、10C…補助記憶部、10D…通信制御部、10E…出力部、10F…操作部、20…データベース群、30…携帯端末、100A…オフライン制御部、100B…オンライン制御部、101…頻出訪問パターン抽出部、102…固有訪問パターンクラスタリング部、103…訪問履歴受信部、104…訪問パターンマッチング部、105…パターン適合率算出部、106…情報受入スコア算出部、107…レコメンド情報選択部、108…レコメンド情報配信部、109…フィードバック受信部、110…訪問パターン別情報受入スコア更新部、201…訪問履歴DB、202…固有訪問パターンDB、203…訪問パターン別情報受入スコアDB、204…配信情報DB、205…配信情報受入履歴DB、301…位置情報取得部、302…訪問履歴送信部、303…配信情報受信部、304…配信情報表示部、305…フィードバック送信部。

Claims (6)

  1. ユーザごとの固有訪問パターンを格納した固有訪問パターンデータベースと、
    固有訪問パターンの出現時の情報受入スコアを前記固有訪問パターンごとに格納した情報受入スコアデータベースと、
    配信される配信情報を格納した配信情報データベースと、
    配信を行った際の各固有訪問パターンに対するパターン適合率の履歴および情報受入率の履歴を格納した配信情報受入履歴データベースと、
    ユーザの訪問履歴から複数の頻出訪問パターンを抽出する頻出訪問パターン抽出部と、
    抽出された頻出訪問パターンのうち、互いの類似度が所定レベル以上の頻出訪問パターンをクラスタリングし、得られた訪問パターンを固有訪問パターンとして前記固有訪問パターンデータベースに格納する固有訪問パターンクラスタリング部と、
    前記ユーザの現在のセッションの訪問パターンと、前記固有訪問パターンデータベースに格納された固有訪問パターンとをマッチングする訪問パターンマッチング部と、
    当該マッチング結果に基づいて、前記固有訪問パターンに対する前記現在のセッションの訪問パターンの適合度合いを表すパターン適合率を算出するパターン適合率算出部と、
    算出された前記パターン適合率と、前記情報受入スコアデータベースに格納された固有訪問パターンごとの情報受入スコアとに基づいて、現在の情報受入スコアを算出し、当該現在の情報受入スコアを前記情報受入スコアデータベースに格納する情報受入スコア算出部と、
    前記現在の情報受入スコアに基づいて、前記配信情報データベースに格納された配信情報の中から、現時点で配信すべき配信情報を選択する情報選択部と、
    選択された配信情報を配信する情報配信部と、
    配信済みの配信情報についてのユーザの情報受入時刻のフィードバックを配信先の携帯端末から受信するフィードバック受信部と、
    受信された前記情報受入時刻、前記配信情報の配信時刻および所定の基準時間間隔に基づいて情報受入率を算出し、算出された今回の情報配信時の情報受入率を、前記算出されたパターン適合率とともに前記配信情報受入履歴データベースに格納するとともに、前記配信情報受入履歴データベースに格納された過去の所定回の情報配信時のパターン適合率と情報受入率、および前記今回の情報配信時のパターン適合率と情報受入率に基づいて、固有訪問パターンごとにパターン別情報受入スコアを算出し、算出されたパターン別情報受入スコアをもって、前記情報受入スコアデータベースに格納された情報受入スコアを更新する情報受入スコア更新部と、
    を備えるコンテンツ配信サーバ。
  2. 前記パターン適合率算出部は、
    前記現在のセッションの訪問パターンと前記固有訪問パターンとの共通部分の文字列の長さが、前記固有訪問パターンの文字列全体の長さに対して占める割合を、前記パターン適合率として算出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信サーバ。
  3. 前記情報選択部は、
    格納された配信情報ごとに予め設定された閾値と現在の情報受入スコアとを比較し、前記現在の情報受入スコアが前記閾値以上となる配信情報を、現時点で配信すべき配信情報として選択する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ配信サーバ。
  4. 前記情報受入スコア更新部は、
    前記情報受入率については、前記配信情報の配信時刻から前記情報受入時刻までの経過時間が前記基準時間間隔に対して占める割合に基づいて、前記情報受入率を算出し、
    前記パターン別情報受入スコアについては、各情報配信時のパターン適合率と情報受入率との積の総和を、各情報配信時のパターン適合率の総和により割り算して得られた結果を、前記パターン別情報受入スコアとして算出する、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のコンテンツ配信サーバ。
  5. ユーザごとの固有訪問パターンを格納した固有訪問パターンデータベースと、固有訪問パターンの出現時の情報受入スコアを前記固有訪問パターンごとに格納した情報受入スコアデータベースと、配信される配信情報を格納した配信情報データベースと、配信を行った際の各固有訪問パターンに対するパターン適合率の履歴および情報受入率の履歴を格納した配信情報受入履歴データベースと、を備えたコンテンツ配信サーバ、にて実行されるコンテンツ配信方法であって、
    ユーザの訪問履歴から複数の頻出訪問パターンを抽出するステップと、
    抽出された頻出訪問パターンのうち、互いの類似度が所定レベル以上の頻出訪問パターンをクラスタリングし、得られた訪問パターンを固有訪問パターンとして前記固有訪問パターンデータベースに格納するステップと、
    前記ユーザの現在のセッションの訪問パターンと、前記固有訪問パターンデータベースに格納された固有訪問パターンとをマッチングするステップと、
    当該マッチング結果に基づいて、前記固有訪問パターンに対する前記現在のセッションの訪問パターンの適合度合いを表すパターン適合率を算出するステップと、
    算出された前記パターン適合率と、前記情報受入スコアデータベースに格納された固有訪問パターンごとの情報受入スコアとに基づいて、現在の情報受入スコアを算出し、当該現在の情報受入スコアを前記情報受入スコアデータベースに格納するステップと、
    前記現在の情報受入スコアに基づいて、前記配信情報データベースに格納された配信情報の中から、現時点で配信すべき配信情報を選択するステップと、
    選択された配信情報を配信するステップと、
    配信済みの配信情報についてのユーザの情報受入時刻のフィードバックを配信先の携帯端末から受信するステップと、
    受信された前記情報受入時刻、前記配信情報の配信時刻および所定の基準時間間隔に基づいて情報受入率を算出し、算出された今回の情報配信時の情報受入率を、前記算出されたパターン適合率とともに前記配信情報受入履歴データベースに格納するとともに、前記配信情報受入履歴データベースに格納された過去の所定回の情報配信時のパターン適合率と情報受入率、および前記今回の情報配信時のパターン適合率と情報受入率に基づいて、固有訪問パターンごとにパターン別情報受入スコアを算出し、算出されたパターン別情報受入スコアをもって、前記情報受入スコアデータベースに格納された情報受入スコアを更新するステップと、
    を備えるコンテンツ配信方法。
  6. 携帯端末と、前記携帯端末に情報を配信するコンテンツ配信サーバと、を含んで構成される通信システムであって、
    前記携帯端末は、
    前記携帯端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    時系列的に複数回にわたり取得された前記携帯端末の位置情報より得られる前記携帯端末のユーザの訪問履歴を、前記コンテンツ配信サーバに送信する訪問履歴送信部と、
    前記コンテンツ配信サーバから配信情報を受信する配信情報受信部と、
    受信された配信情報を表示する配信情報表示部と、
    前記配信情報の情報受入時刻を前記コンテンツ配信サーバに送信するフィードバック送信部と、
    を備え、
    前記コンテンツ配信サーバは、
    ユーザごとの訪問履歴を格納した訪問履歴データベースと、
    ユーザごとの固有訪問パターンを格納した固有訪問パターンデータベースと、
    固有訪問パターンの出現時の情報受入スコアを前記固有訪問パターンごとに格納した情報受入スコアデータベースと、
    配信される配信情報を格納した配信情報データベースと、
    配信を行った際の各固有訪問パターンに対するパターン適合率の履歴および情報受入率の履歴を格納した配信情報受入履歴データベースと、
    前記訪問履歴データベースに格納された対象ユーザの訪問履歴から複数の頻出訪問パターンを抽出する頻出訪問パターン抽出部と、
    抽出された頻出訪問パターンのうち、互いの類似度が所定レベル以上の頻出訪問パターンをクラスタリングし、得られた訪問パターンを固有訪問パターンとして前記固有訪問パターンデータベースに格納する固有訪問パターンクラスタリング部と、
    前記携帯端末のユーザの訪問履歴を前記携帯端末から受信し、前記訪問履歴データベースに格納する訪問履歴受信部と、
    前記現在のセッションの訪問パターンと、前記固有訪問パターンデータベースに格納された固有訪問パターンとをマッチングする訪問パターンマッチング部と、
    当該マッチング結果に基づいて、前記固有訪問パターンに対する前記現在のセッションの訪問パターンの適合度合いを表すパターン適合率を算出するパターン適合率算出部と、
    算出された前記パターン適合率と、前記情報受入スコアデータベースに格納された固有訪問パターンごとの情報受入スコアとに基づいて、現在の情報受入スコアを算出し、当該現在の情報受入スコアを前記情報受入スコアデータベースに格納する情報受入スコア算出部と、
    前記現在の情報受入スコアに基づいて、前記配信情報データベースに格納された配信情報の中から、現時点で配信すべき配信情報を選択する情報選択部と、
    選択された配信情報を配信する情報配信部と、
    配信済みの配信情報についてのユーザの情報受入時刻のフィードバックを前記携帯端末から受信するフィードバック受信部と、
    受信された前記情報受入時刻、前記配信情報の配信時刻および所定の基準時間間隔に基づいて情報受入率を算出し、算出された今回の情報配信時の情報受入率を、前記算出されたパターン適合率とともに前記配信情報受入履歴データベースに格納するとともに、前記配信情報受入履歴データベースに格納された過去の所定回の情報配信時のパターン適合率と情報受入率、および前記今回の情報配信時のパターン適合率と情報受入率に基づいて、固有訪問パターンごとにパターン別情報受入スコアを算出し、算出されたパターン別情報受入スコアをもって、前記情報受入スコアデータベースに格納された情報受入スコアを更新する情報受入スコア更新部と、
    を備える、
    ことを特徴とする通信システム。
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