JP5138193B2 - 表示装置及びその表示方法 - Google Patents
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Description
ズ調整可能な複数のメモを貼り付けることができるものがある。特に、特許文献1には、表示部に貼り付けメモと呼ばれる所定の大きさのウィンドウ(データ表示領域)を複数個表示させることができる通信装置が開示されている。
しかし、操作キーの押し続け等によって複数の貼り付けメモの中からの選択を連続して行う場合には、選択される任意の貼り付けメモが連続して切り替わり、表示されるカーソルも連続的に移動することになる。連続的な選択操作が行われる場合にも連続的でない選択操作の場合と同様の表示制御が行われるため、連続的な選択操作を行っている場合の選択されている任意の貼り付けメモを視認することが難しい、という不利益があった。
第2の発明の表示装置は、表示部と、操作部と、前記表示部に複数の選択肢を表示させるとともに、前記複数の選択肢の中から少なくとも1つの選択肢を選択するための選択操作に応じて選択された選択肢を強調表示させる制御部と、を備えた表示装置において、前記制御部は、選択された選択肢とともに当該選択肢の長さと同じ所定長さを有するカーソルを合わせて表示することにより前記強調表示を行い、前記選択操作が連続的である場合には前記カーソルを前記所定長さよりも短くして表示させる。
図1は、携帯端末100の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、携帯端末100は、記憶部1、表示部2、操作部31、操作検出部32及び制御部4がバス5によって接続されている。
制御部4は、携帯端末100の統括的な制御を行う。すなわち、例えば、音声通話着信があった場合には、発信相手から発信先情報を受信し、記憶部1内のアドレス帳データと照合しデータが存在した場合には表示部2に発信先情報を表示させ、図示しない音声入出力部を制御して通話を開始させる等の処理を行う。また、制御部4は以下に説明する貼り付けメモを表示部2に表示させる制御を行う。
図2は、表示部2に表示された貼り付けメモの一例を示す図である。
図2(a)に示すように、貼り付けメモ21〜24はアイコン21a〜24aとテキスト部21b〜24bとを有する。すなわち、貼り付けメモ21〜24はアイコン21a〜24aとアイコンに関連付けられた内容を表示するテキスト部21b〜24bとの組み合わせによって構成されている。ただし、待ち受け画面上では、図2(a)に示す貼り付けメモ23のように、アイコン23aのみを表示させることも可能であるし、貼り付けメモ21、22、24のようにアイコンとテキスト部との両方を表示させることも可能である。そして、待ち受け画面は複数の表示領域を有しており、1つの表示領域に1つの貼り付けメモを表示させることにより、待ち受け画面上に複数の貼り付けメモを表示させることが可能となっている。
また、図2(c)に示すように、貼り付けメモ23が選択され、カーソル25が合わせて表示されている場合には、その貼り付けメモ23が、図2(a)及び(b)に示されるように、アイコン23aのみ表示されるようにユーザによって設定されていたとしても、そのアイコン23aに関連付けられた貼り付けメモの内容がテキスト部23bとして表示される。図2(c)は、図2(a)においてアイコン23aのみの表示であった、上から3番目の貼り付けメモ23が選択されている場合の表示画面を説明するための図である。図2(c)に示すように、上から3番目の貼り付けメモ23が選択されカーソル表示されている場合には、選択されていなかったときには表示されていなかった内容がテキスト部23bとして表示されている。
複数の貼り付けメモが登録されている場合、ユーザは例えば操作部31を介した操作によって任意に1つの貼り付けメモを選択することができ、カーソル25によって選択された1つの貼り付けメモがカーソル表示によって強調表示される。
ここで、ユーザが選択操作によって複数の貼り付けメモの中から1つ1つ貼り付けメモを選択していき、任意に貼り付けメモ、それぞれの貼り付けメモの内容を確認する場合(以下、通常選択時と称する)には、制御部4は図2に関連付けて説明した上記の(通常の)表示方法で貼り付けメモの内容を表示部2に表示させる。
図3に示すように、ユーザが複数の貼り付けメモの中から連続的に選択している場合の表示方法は、テキスト部21b´22b´24b´及びカーソル25が短く、かつ画面左側に寄って表示される、という点において図2に示す通常の表示方法と異なる。
連続選択時には、カーソル25が複数の貼り付けメモ上を高速で移動するため、通常の表示方法で表示したのでは、カーソル25が当たっている貼り付けメモのテキスト部22に表示された内容が視認しづらい。このため、本実施形態の携帯端末100では、連続選択時に待ち受け画面全体に表示されている貼り付けメモのテキスト部22及びカーソル25を短く表示させることによってユーザの視線の移動範囲を狭くし、視認しやすくすることが可能である。
図4(a)は、通常時の貼り付けメモ表示を示す図であり、ユーザが貼り付けメモのテキスト部22を見ながら目的の貼り付けメモを探す場合の視線の移動方向を矢印で示している。
図4(b)は、連続選択時の貼り付けメモ表示を示す図であり、ユーザが貼り付けメモのテキスト部22を見ながら目的の貼り付けメモを探す場合の視線の範囲を枠Wで示している。
図5は、携帯端末100の連続選択時の動作例について説明するためのフローチャートである。
制御部4は、携帯端末100が待ち受け状態となると表示部2に貼り付けメモを含む待ち受け画面を表示する。
ステップST2:
操作検出部32は、操作部31の操作によって貼り付けメモの選択操作がなされたか否かを判断し、選択操作がなされた場合はステップST3に進み、なされなかった場合はステップST1に戻る。
ここで、貼り付けメモの選択操作とは、例えば操作部31の十字キーの上操作キーまたは下操作キーを操作する、等の行為を指すが、本発明では貼り付けメモの選択操作については限定しない。ユーザが操作部31を介して行うどのような操作であっても良い。
操作検出部32は、操作部31の操作によって貼り付けメモの連続選択操作がなされたか否かを判断し、連続選択操作がなされた場合はステップST4に進み、なされなかった場合は(連続でなく通常の選択操作であった場合は)ステップST5に進む。
ここで、連続選択操作とは、操作部31での1回の操作によって1つの貼り付けメモが選択される通常の選択操作に対し、例えば操作部31の上操作キーまたは下操作キーを所定時間(例えば0.5秒)以上押し放しにする、等の行為を指すが、本発明では貼り付けメモの連続選択操作については限定しない。ユーザが操作部31を介して行うどのような操作であっても良く、所定時間以上の連続した操作部31の操作によって、選択される貼り付けメモが順次切り替えられるような操作であればよい。
ステップST4:
制御部4は、カーソル25及びテキスト部21b〜24bを短く表示し、連続的な選択操作によって順次切り替わる任意の選択された貼り付けメモに合わせてカーソル25を高速移動させて表示部2に表示させる。
ステップST5:
制御部4は、通常の選択操作に応じてカーソル25及びテキスト部21b〜24bを通常の長さで表示部2に表示させる。
すなわち、本発明の実施に際しては、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
また、上述した実施形態では、連続選択操作時に、テキスト部とカーソルの両者を短縮表示させる構成としたが、何れか一方のみを短縮表示させるように構成しても良い。
すなわち、例えば、通常選択時にはカーソル及びテキスト部内を点滅表示させ、連続選択時には点灯表示させるようにしてもよい。
また、例えば、通常選択時にはカーソル或いはテキスト部内の背景色を赤色とし、連続選択時には緑色とするように、背景色を変化させても良い。
また、例えば、通常選択時にはカーソル及びテキスト部内の文字を通常のフォントを用いて表示させ、連続選択時には通常と異なるフォント(例えば、イタリック体やボールド体)を用いて表示させるようにしてもよい。
Claims (5)
- 表示部と、
操作部と、
前記表示部に複数の選択肢を表示させるとともに、前記複数の選択肢の中から少なくとも1つの選択肢を選択するための選択操作に応じて選択された選択肢を強調表示させる制御部と、
を備えた表示装置において、
前記制御部は、前記複数の選択肢を順次選択する選択操作が連続的である場合と連続的でない場合とで選択された選択肢の表示形態を異ならせる
ことを特徴とする表示装置。 - 前記選択肢は、テキストを含み、
前記制御部は、少なくとも選択された選択肢のテキストを前記表示部に表示させるとともに、前記選択操作が連続的である場合には、選択された選択肢の前記テキストの表示形態を変更する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記表示部は、待受け画面を表示するとともに当該待受け画面上に前記複数の選択肢を表示可能に構成され、
前記制御部は、前記表示部の前記待受け画面上に前記複数の選択肢が表示されている場合に、前記選択操作が連続的である場合と連続的でない場合とで選択された選択肢の表示形態を異ならせる
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置。 - 表示部と、
操作部と、
前記表示部に複数の選択肢を表示させるとともに、前記複数の選択肢の中から少なくとも1つの選択肢を選択するための選択操作に応じて選択された選択肢を強調表示させる制御部と、
を備えた表示装置において、
前記制御部は、選択された選択肢とともに当該選択肢の長さと同じ所定長さを有するカーソルを合わせて表示することにより前記強調表示を行い、前記選択操作が連続的である場合には前記カーソルを前記所定長さよりも短くして表示させる
ことを特徴とする表示装置。 - 表示装置の表示方法であって、
前記表示装置が、表示される複数の選択肢を順次選択する選択操作が連続的である場合と連続的でない場合とで選択された選択肢の表示形態を異ならせる
ことを特徴とする表示方法。
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