JP2010217949A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの操作性、利便性の低下を解決することができる情報処理装置を提供すること。
【解決手段】表示装置に表示される操作対象データの選択の入力、及び、当該操作対象データに対する操作の入力、を受け付ける操作入力受付部と、表示装置に上記操作対象データを表示すると共に、選択された上記操作対象データに対して入力可能な操作内容を表す操作内容データを表示装置に表示する表示制御部と、を備え、上記表示制御部は、先に選択された上記操作対象データに対応する上記操作内容データの表示を、当該操作内容データの少なくとも一部の表示内容を維持しつつ、後に選択された他の上記操作対象データに対応する上記操作内容データの表示となるよう移動表示する。
【選択図】図12

Description

本発明は、情報処理装置にかかり、特に、選択された操作対象データに対する操作内容を表示する機能を有する情報処理装置に関する。
コンピュータなどの情報処理装置の操作方法として、ユーザに対する情報の表示にグラフィックを多用し、その操作をマウスやリモコンなどのポインティングデバイスで行うことが可能なグラフィカルユーザインタフェース(GUI:Graphical User Interface)を用いる方法である。この方法により、ユーザは、操作対象や選択可能な操作内容を、容易に把握することができ、操作性が向上している。
そして、例えば、特許文献1では、表示画面に表示された操作対象(アイコン)上にマウスを移動する(マウスオーバーする)と、当該操作対象に対して操作可能な複数の操作メニューを表示する、という技術を開示している。かかる技術により、ユーザは、操作対象に対する操作メニューを容易に把握して操作することができるため、さらにコンピュータの操作性や利便性が向上しうる。
特開2000−242385号公報
しかしながら、上述した特許文献に開示の技術では、選択された操作対象に対して操作可能な操作メニューは、マウスオーバーするなど操作対象自体をユーザが選択するまで表示されない。特に、操作対象を選択した後に、操作メニューが完全に表示されるまでは時間がかかる場合があり、ユーザは、それまで操作内容を認識することができない。従って、ユーザは、選択する操作対象に対して入力可能な操作内容を、早い段階で把握することができず、その結果、情報処理装置に対するユーザの操作性、利便性が低下する、という問題が生じる。
このため、本発明の目的は、上述した課題である、ユーザの操作性、利便性の低下を解決することができる情報処理装置を提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態である情報処理装置は、
表示装置に表示される操作対象データの選択の入力、及び、当該操作対象データに対する操作の入力、を受け付ける操作入力受付部と、
表示装置に上記操作対象データを表示すると共に、選択された上記操作対象データに対して入力可能な操作内容を表す操作内容データを表示装置に表示する表示制御部と、を備え、
上記表示制御部は、先に選択された上記操作対象データに対応する上記操作内容データの表示を、当該操作内容データの少なくとも一部の表示内容を維持しつつ、後に選択された他の上記操作対象データに対応する上記操作内容データの表示となるよう移動表示する、
という構成を採る。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
情報処理装置に、
表示装置に表示される操作対象データの選択の入力、及び、当該操作対象データに対する操作の入力、を受け付ける操作入力受付部と、
表示装置に上記操作対象データを表示すると共に、選択された上記操作対象データに対して入力可能な操作内容を表す操作内容データを表示装置に表示し、先に選択された上記操作対象データに対応する上記操作内容データの表示を、当該操作内容データの少なくとも一部の表示内容を維持しつつ、後に選択された他の上記操作対象データに対応する上記操作内容データの表示となるよう移動表示する表示制御部と、
を実現させるためのプログラムである。
また、本発明の他の形態である表示制御方法は、
表示装置に表示された操作対象データの選択の入力を受け付け、
選択された上記操作対象データに対して入力可能な操作内容を表す操作内容データを表示装置に表示し、
他の上記操作対象データが選択されると、先に選択された上記操作対象データに対応する上記操作内容データの表示を、当該操作内容データの少なくとも一部の表示内容を維持しつつ、後に選択された上記他の操作対象データに対応する上記操作内容データの表示となるよう移動表示する、
という構成を採る。
本発明は、以上のように構成されることにより、情報処理装置におけるユーザの操作性、利便性の向上を図ることができる。
実施形態1における情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図1に開示した情報処理装置の動作を示すフローチャートである。 図1に開示した情報処理装置による表示制御の様子を示す図である。 実施形態2における情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図4に開示した情報処理装置の動作を示すフローチャートである。 図4に開示した情報処理装置による表示制御の様子を示す図である。 図4に開示した情報処理装置による表示制御の様子を示す図である。 図4に開示した情報処理装置による表示制御の様子を示す図である。 図4に開示した情報処理装置による表示制御の様子を示す図である。 図4に開示した情報処理装置による表示制御の様子を示す図である。 図4に開示した情報処理装置による表示制御の様子を示す図である。 実施形態3における情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図1乃至図3を参照して説明する。図1は、本実施形態における情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。図2は、情報処理装置の動作を示すフローチャートである。図3は、情報処理装置による表示制御の様子を示す図である。
[構成]
図1に示すように、本実施形態における情報処理装置1は、演算装置及び記憶装置(図示せず)と、マウスやキーボードなどの入力装置2と、ディスプレイなどの表示装置3と、を備えた一般的なコンピュータである。具体的に、情報処理装置1は、演算装置にプログラムが組み込まれることにより構築された、入力受付部4と、表示制御部5と、を備えている。そして、情報処理装置1は、記憶装置にファイルシステム6を構築しており、種々のデータを記憶し、管理している。以下、各構成について詳述する。
まず、入力受付部4は、マウスやキーボードなどの入力装置2を介してユーザにて入力される操作入力を受け付ける。特に、本実施形態では、後述する表示制御部5にて表示される所定のファイルデータを特定する操作対象データであるアイコンに対して、当該アイコンを選択する入力や、当該アイコンに対する所定の操作の入力を受け付ける。例えば、ユーザが、操作を希望するファイルデータを特定するアイコン上にマウスカーソルを移動してクリックすることで、入力受付部4は、そのアイコンを選択する入力を受け付ける。また、アイコンが選択されると、後述する表示制御部5にてアイコンにて特定されるファイルデータに対して入力可能な操作内容を表す操作内容データである操作パネルが表示される。この操作パネル上に表示されている操作メニューが入力装置2を介してユーザにて選択されると、入力受付部4は、かかる操作内容を、ファイルデータに対する操作入力として受け付ける。すると、情報処理装置1は、受け付けた操作内容の処理を、ファイルデータに対して実行する。
次に、表示制御部5について説明する。表示制御部5は、表示装置3に操作対象データとなるファイルデータを特定するアイコンを表示する機能を有する。例えば、図3の符号F1,F2,F3に示すように、ユーザにて指定されたディレクトリに格納されているファイルデータをファイルシステム6内から特定し、各ファイルデータを特定するアイコンを表示する。
また、表示制御部5は、表示したファイルデータのアイコンが、ユーザにて入力受付部4を介して選択されると、当該選択されたアイコンのファイルデータに対する操作内容を表す操作内容データである操作パネルを表示する。このとき、表示制御部5は、例えば、選択されたアイコンにて特定されるファイルデータなどの操作対象データの種類や特性に応じて、予め設定されている操作メニューを含む操作パネルを表示する。例えば、図3(A)に示す例のように、選択されたアイコンのファイルデータが「画像データ」である場合には、予め操作可能な操作メニューとして、「開く(再生(表示)する)」と「編集する」が情報処理装置1に登録されている。これに基づいて、表示制御部5は、画像データに対して操作可能な操作メニューである「開く」ボタンと「編集」ボタンとを、操作パネルP1上にユーザにて選択可能なよう表示する。
ここで、表示制御部5は、例えば、選択されたアイコンのファイルデータの種類を、当該ファイルデータの拡張子から判別して、当該判別した種類に対応して予め設定された操作メニューを読み出して、当該操作メニューを含む操作パネルを表示する。
そして、本実施形態における表示制御部5は、さらに、上述した操作パネルを移動表示する機能を有する。例えば、ユーザにてすでに所定のアイコンが選択されており、当該アイコンに対応する操作パネルが表示されている場合に、さらに、ユーザが他のアイコンつまりファイルデータを選択したとする。すると、表示制御部5は、先に選択されていたアイコンに対応して表示されていた操作パネルを、後に選択されたアイコンに対応する操作パネルとなるよう、移動表示する。
このとき、先に選択されたアイコンと後に選択されたアイコンとにそれぞれ対応する操作パネルが、同じ表示内容である場合には、先に選択されたアイコンに対応して表示された操作パネルを、その表示内容のまま表示しつつ移動して、後に選択されたアイコンに対応する操作パネルとして表示する。一方で、先に選択されたアイコンと後に選択されたアイコン表示とにそれぞれ対応する操作パネルが、異なる表示内容である場合には、先に選択されたアイコンに対応して表示された操作パネルを移動するが、移動途中で、後に選択されたアイコンに対応する操作パネルの表示内容となるよう表示状態を変化する。そして、後に選択されたアイコンに対応する操作パネルとして表示する。
このように、本実施形態における表示制御部5は、先に選択されたファイルデータに対応する操作パネルを、当該操作パネルの少なくとも一部の表示内容を維持しつつ、後に選択された他のファイルデータに対応する操作パネルの表示となるよう、移動表示する。
[動作]
次に、上述した情報処理装置における表示制御動作(表示制御方法)を、図2のフローチャート、及び、図3の表示例を参照して、説明する。
まず、情報処理装置1は、ファイルシステム6が読み出した所定のディレクトリに格納されたファイルデータのアイコンを、表示装置3に表示された表示画面D1に表示する。ここでは、図3(A)に示すように、3つのファイルデータを特定するアイコンF1,F2,F3が表示されたこととする。なお、以下では、アイコンと、当該アイコンにて特定されるファイルデータと、を同一のデータとして説明する。
続いて、ユーザにて、図3(A)の斜線に示すように、符号F1に示すアイコンつまりファイルデータが選択されると、情報処理装置1は、かかるファイルデータF1の選択を受け付ける(ステップS1)。すると、情報処理装置1は、選択されたファイルデータF1の近辺に、当該ファイルデータF1のファイル形式等から入力可能な操作内容を表示する操作パネルP1を表示する(ステップS2)。例えば、図3(A)に示すように、「開く」と「編集」といった操作内容を表す選択可能な操作ボタンを、操作パネルP1上に表示する。このような操作パネルP1に対して、ユーザが「開く」を選択すると、所定のソフトウェアが起動して、選択されているファイルデータF1が開く。また、ユーザが「編集」を選択すると、所定のソフトウェアが起動して、選択されているファイルデータF1が編集可能となる。なお、操作パネルP1は、選択されたファイルデータF1のアイコン表示位置を基準として、予め設定された向きや距離の位置に表示される。具体的には、選択されたアイコンの上方に表示空間が存在する場合には、当該アイコンから設定された距離を空けた上方に、表示される。
その後、図3(B)の斜線に示すように、ユーザにて符号F3に示す他のアイコンつまり他のファイルデータが選択されると、情報処理装置1は、かかる他のファイルデータF3の選択を受け付ける(ステップS3)。すると、情報処理装置1は、選択されたファイルデータF3の近辺に、当該ファイルデータF3のファイル形式等から入力可能な操作内容を表示する操作パネルを表示しようとする。このとき、すでに表示されている操作パネルP1があるため、この操作パネルP1を図3(B)の矢印に示すように、ファイルデータF3のアイコンに向かって移動する(ステップS4)。具体的には、操作パネルを表示する予定である、選択された他のファイルデータF3のアイコン表示位置を基準して予め設定された向きや距離の位置に向かって移動する。そして、このとき、操作パネルP1の表示内容は、ほぼ変化せず、そのまま移動するため、当該操作パネルP1は連続表示状態となる。
その後、後に選択されたファイルデータF3のアイコン付近まで移動してきた操作パネルP1は、当該ファイルデータF3のアイコン表示位置を基準して、予め設定された向きや距離の位置で静止し、図3(C)に示すように表示された状態となる(ステップS5)。具体的には、選択されたアイコンの上方に表示空間が存在する場合には、当該アイコンから設定された距離を空けた上方に、表示される。このとき、操作パネルP1上の表示は、上記図3(A)の場合と同様に、「開く」、「編集」ボタンはそのままであり、選択されたファイルデータF3のサイズや種類名の表示だけが変化する。なお、操作パネルP1上の表示内容の変化は、移動途中に行われてもよく、例えば、変化する部分が移動途中に徐々に変化してもよい。
以上のように、本実施形態によると、ユーザは、後に選択したファイルデータF3の操作内容を、すでに表示されている先に選択されたファイルデータF1に対応する操作パネルP1を見ることで、迅速に把握することができる。従って、情報処理装置におけるユーザの操作が容易となり、操作性、利便性の向上を図ることができる。
なお、本実施形態では、ファイルデータ及び当該ファイルデータを特定するアイコン表示を、操作対象データの一例として挙げたが、操作対象データは上述したデータに限定されない。また、操作パネル及び当該操作パネルに表示された操作メニューを、操作内容データの一例として挙げたが、操作内容データは上述したデータに限定されない。
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施形態を、図4乃至図11を参照して説明する。図4は、本実施形態における情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。図5は、情報処理装置の動作を示すフローチャートである。図6乃至図11は、情報処理装置による表示制御の様子を示す図である。
[構成]
図4に示すように、本実施形態における情報処理装置11は、上述した実施形態1と同様に、演算装置及び記憶装置(図示せず)と、入力装置12と、表示装置13と、を備えた一般的なコンピュータである。具体的に、情報処理装置11は、演算装置にプログラムが組み込まれることにより構築された、入力受付部14と、アドレス表示制御部15と、を備えている。そして、情報処理装置11は、記憶装置にアドレスデータを記憶するアドレスデータ記憶部16を備えている。以下、各構成について詳述するが、特に、上記実施形態1と異なる構成について説明する。
まず、本実施形態において、入力装置12は、リモコンなどのポインティングデバイスである。例えば、装備されたカーソルキーを操作することで、表示されたデータを選択するカーソルを移動させることができる。なお、本実施形態においては、入力装置12で移動させるカーソルは、例えば、図6(A)の符号T11で示した網掛け領域である。
そして、入力受付部14は、上述した実施形態1と同様の機能を有する。特に、本実施形態では、後述するアドレス表示制御部15にて表示される、操作対象データであるアドレスデータに対して、当該アドレスデータを選択する入力や、当該アドレスデータに対する所定の操作の入力を受け付ける。例えば、ユーザが、操作を希望するアドレスデータ上にポインティングデバイスで操作したカーソルを合わせることで、入力受付部4は、そのアドレスデータを選択する入力を受け付ける。また、アドレスデータが選択されると、後述するアドレス表示制御部15にてアドレスデータに対して入力可能な操作内容を表す操作内容データである操作パネルが表示される。この操作パネル上に表示されている操作メニューが入力装置12を介してユーザにて選択されると、かかる操作内容を、入力受付部14が、アドレスデータに対する操作入力として受け付ける。すると、情報処理装置11は、受け付けた操作内容の処理を、アドレスデータに含まれるデータを用いて実行する。例えば、操作内容としては、「発信」や「メール作成」があり、アドレスデータに含まれる「電話番号」を用いてダイヤル発信したり、「メールアドレス」を用いてメール作成処理を実行する。
次に、アドレス表示制御部15について説明する。アドレス表示制御部15は、表示装13にアドレスデータを50音順に表示する機能を有する。例えば、図6(A)に示すように、「あ行」、「か行」などの各行毎に異なるシートで、各アドレスデータを一行毎に表示する。
そして、アドレス表示制御部15は、表示したアドレスデータが、ユーザにて入力受付部14を介して選択されると、当該選択されたアドレスデータに対する操作内容を表す操作内容データである操作パネルを表示する。このとき、アドレス表示制御部15は、例えば、選択されたアドレスデータに含まれるデータを調べ、当該含まれるデータに応じて予め設定されている操作メニューを含む操作パネルを設定し、選択されたアドレスデータに対応する操作パネルとして表示する。例えば、図6(B)に示す例では、選択されたアドレスデータに、「電話番号」のデータが含まれている場合には、このことを検出して、「電話番号」を用いて操作可能な操作メニューである「発信」ボタンを、操作パネルP11上にユーザにて選択可能なよう表示している。なお、図6(B)の例では、操作パネルP11に、さらに、アドレスデータ自体の編集や削除を行う操作メニューも表示している。
このとき、アドレス表示制御部15は、選択されたアドレスデータの表示位置を基準として予め設定された向きや距離の位置に、上記操作パネルを表示する。例えば、図6(B)に示すように、アドレス表示領域に接して、選択されたアドレスデータが表示されている行の左側に、操作パネルP11の上部が位置するよう表示する。
そして、アドレス表示制御部15は、上述した操作パネルを移動表示する機能を有する。例えば、ユーザにてすでにアドレスデータが選択されており、当該アドレスデータに対応する操作パネルが表示されている場合に、さらに、ユーザが他のアドレスデータを選択したとする。すると、アドレス表示制御部15は、先に選択されていたアドレスデータに対応して表示されていた操作パネルを、後に選択されたアドレスデータに対応する操作パネルとなるよう、移動表示する。
このとき、先に選択されたアドレスデータと後に選択されたアドレスデータとにそれぞれ対応する操作パネルが、同じ表示内容である場合には、先に選択されたアドレスデータに対応して表示された操作パネルを、その表示内容のまま移動して、後に選択されたアドレスデータに対応する操作パネルとして表示する。一方で、先に選択されたアドレスデータと後に選択されたアドレスデータとにそれぞれ対応する操作パネルが、異なる表示内容である場合には、先に選択されたアドレスデータに対応して表示された操作パネルを移動する途中で、後に選択されたアドレスデータに対応する操作パネルの表示内容に変化させる。そして、後に選択されたアドレスデータに対応する操作パネルとして表示する。
このとき、例えば、操作パネルを変化させる方法としては、移動中に任意のタイミングで、操作パネルの異なる部分を一瞬で変化させてもよく、あるいは、移動中に一定の時間をかけて、徐々に変化させてもよい。例えば、図9(A)に示す例では、操作パネルP11’内の「発信」ボタンを「メール作成」ボタンに変化させている状態を示しているが、この図に示すように、両方の文字を表示している表示部分が、時間の経過と共に徐々にグラデーション変化させている。
なお、アドレス表示制御部15は、後に選択されたアドレスデータの表示位置を基準として予め設定された向きや距離の位置に、上記操作パネルを表示するよう移動する。例えば、図6(B)では、移動前の表示パネルP11を示しているが、図7(B)の移動後も同様に、アドレス表示領域に接して、選択されたアドレスデータが表示されている行の左側に、操作パネルP11の上部が位置するよう表示する。
また、アドレス表示制御部15は、上述したように操作パネルの移動中に、当該操作パネルの表示内容の一部のみを表示して、移動表示する機能を有する。例えば、図10(B)に示すように、操作パネルP11”の外形である表示枠のみを表示して、移動することも可能である。
さらに、アドレス表示制御部15は、同時に複数のアドレスデータが選択された場合には、各アドレスデータの中間位置に1つの操作パネルを表示する機能を有する。具体的には、まず、同時に選択されたそれぞれのアドレスデータに対して、仮にそれぞれ操作パネルを表示する場合の表示位置の座標を算出し、当該算出した各表示位置の中間座標を算出する。例えば、2つのアドレスデータが選択された場合には、仮に2つのアドレスデータのそれぞれに対応した各操作パネルを表示する場合における各表示位置を算出して、それらの中間位置に、1つの操作パネルを表示する。このとき、選択された2つのアドレスデータに対応する操作パネルの操作メニューが同一である場合には、当該同一内容の操作パネルを表示し、異なる場合には、それぞれに対応する操作メニューを含む内容の操作パネルを表示する。なお、3つ以上のアドレスデータが選択された場合も同様に、仮に3つのアドレスデータのそれぞれに対応した各操作パネルを表示する場合における各表示位置を算出して、それらの中間位置に、1つの操作パネルを表示する。
[動作]
次に、上述した情報処理装置11における表示制御動作を、図5のフローチャート、及び、図6乃至図11の表示例を参照して、説明する。はじめに、図6乃至図7の表示例について説明する。
まず、情報処理装置11は、アドレスデータ記憶部16から読み出したアドレスデータを、表示装置に表示された表示画面D11に表示する。なお、ここでは、図6(A)に示すように、「あ行」に登録されているアドレスデータが表示されたこととする。
続いて、ユーザにて、リモコンなどのポインティングデバイスである入力装置12が操作され、図6(B)の網掛け領域T11に示すように、アドレスデータ「青森支店」が選択されると、情報処理装置11は、かかるアドレスデータ「青森支店」の選択を受け付ける(ステップS11)。すると、情報処理装置11は、選択されたアドレスデータ「青森支店」の近辺に、当該アドレスデータに登録されているデータ等から入力可能な操作内容を表示する操作パネルP11を表示する(ステップS12)。例えば、図6(B)に示すように、アドレスデータ「青森支店」には、連絡先として「電話番号」が登録されているため、「発信」といった操作内容を表す操作可能な操作ボタンを、操作パネルP11上に表示する。なお、アドレスデータを編集、削除する操作内容を表す「編集」、「削除」といった操作ボタンも、操作パネルP11上に表示する。
そして、ユーザが、操作パネルP11に表示された「発信」ボタンを選択すると、情報処理装置11に装備された通信装置を介して、発信処理が実行される。なお、操作パネルP11は、例えば、選択されたアドレスデータ「青森支店」の表示位置を基準として、予め設定された向きや距離の位置に表示される。例えば、図6(B)の例では、アドレス表示領域に接して、選択されたアドレスデータが表示されている行の左側に、操作パネルP11の上部が位置するよう表示する。
その後、図7(A)の網掛け領域T12に示すように、ユーザにて他のアドレスデータ「茨城センター」が選択されると、情報処理装置11は、かかる他のアドレスデータの選択を受け付ける(ステップS13)。すると、情報処理装置11は、選択されたアドレスデータ「茨城センター」の近辺に、当該アドレスデータに登録されているデータ等から入力可能な操作内容を表示する操作パネルを表示しようとする。このとき、すでに表示されている操作パネルP11があるため、この操作パネルP11を図7(A)の矢印に示すように、アドレスデータ「茨城センター」の表示位置に向かって移動する(ステップS14)。具体的には、選択された他のアドレスデータ「茨城センター」の表示位置を基準して、予め設定された向きや距離の位置に向かって、操作パネルP11を移動する。
このとき、アドレスデータ「茨城センター」には、連絡先として「電話番号」が登録されているため、対応する操作パネルの操作メニューは、上記青森支店の場合と同一となる(ステップS15でNo)。従って、操作パネルP11の表示内容を変化せず、そのまま同一内容を連続表示したまま移動する。
その後、後に選択されたアドレスデータ「茨城センター」の表示(符号T12)付近まで移動してきた操作パネルP11は、当該アドレスデータの表示位置を基準して、予め設定された向きや距離の位置で静止する。つまり、図7(B)に示すように、アドレス表示領域に接して、選択された「茨城センター」が表示されている行の左側に、操作パネルP11の上部が位置するよう、当該操作パネルP11が表示された状態となる(ステップS17)。
以上のように、本実施形態によると、ユーザは、後に選択したアドレスデータ「茨城センター」の操作内容を、すでに表示されている先に選択されたアドレスデータ「青森支店」に対応する操作パネルP11を見ることで、迅速に把握することができる。従って、情報処理装置におけるユーザの操作が容易となり、操作性、利便性の向上を図ることができる。
次に、上述した情報処理装置11における表示制御動作の他の例を、図5のフローチャート、及び、図8乃至図9の表示例を参照して説明する。
まず、上述同様に、ユーザにて、図8(A)の網掛け領域T11に示すように、アドレスデータ「青森支店」が選択されると、情報処理装置11は、かかるアドレスデータ「青森支店」の選択を受け付ける(ステップS11)。すると、情報処理装置11は、選択されたアドレスデータ「青森支店」の近辺に、当該アドレスデータに登録されているデータ等から入力可能な操作内容を表示する操作パネルP11を表示する(ステップS12)。
その後、図8(B)の網掛け領域T12に示すように、ユーザにて他のアドレスデータ「ウランバートル支店」が選択されると、情報処理装置11は、かかる他のアドレスデータの選択を受け付ける(ステップS13)。すると、情報処理装置11は、選択されたアドレスデータ「ウランバートル支店」の近辺に、当該アドレスデータに登録されているデータ等から入力可能な操作内容を表示する操作パネルを表示しようとする。このとき、すでに表示されている操作パネルP11があるため、この操作パネルP11を図8(B)の矢印に示すように、アドレスデータ「ウランバートル支店」の表示に向かって移動する(ステップS14)。具体的には、アドレス表示領域に接して、選択された「ウランバートル支店」が表示されている行の左側に、操作パネルP11の上部が位置するよう、当該操作パネルP11を移動する。
このとき、アドレスデータ「ウランバートル支店」には、連絡先として「メールアドレス(ub@abc.def)」が登録されているため、対応する操作パネルの操作メニューは、上記アドレスデータ「青森支店」の場合と異なる(ステップS15でYes)。従って、操作パネルP11の表示内容を変化させつつ(ステップS16)、かつ、連続表示したまま、当該操作パネルP11を移動する。
具体的には、図9(A)の操作パネルP11’に示すように、当該操作パネルP11’上の「発信」表示を、「メール作成」表示に徐々に変化させる。つまり、操作パネルP11’が移動中は、「発信」と「メール作成」の文字が混在した状態、あるいは、「発信」の文字が「メール作成」の文字に、徐々にグラデーション変化する。
その後、後に選択されたアドレスデータ「ウランバートル支店」の表示(符号T12)付近まで移動してきた操作パネルP12は、「発信」文字が完全に「メール作成」文字に変化した表示内容となる。そして、操作パネルP12は、アドレスデータ「ウランバートル支店」の表示位置を基準して、予め設定された向きや距離の位置で静止し、図9(B)に示すように表示された状態となる(ステップS17)。つまり、アドレス表示領域に接して、選択された「ウランバートル支店」が表示されている行の左側に、操作パネルP12の上部が位置するよう、当該操作パネルP11が表示された状態となる。
なお、その後、ユーザが、操作パネルP12に表示された「メール作成」ボタンを選択すると、メールソフトウェアが起動し、登録されているメールアドレスが宛先に追加されたメール作成画面が表示され、メールの作成が可能となる。
以上のように、本実施形態によると、ユーザは、後に選択したアドレスデータの操作内容を、すでに表示されている先に選択されたアドレスデータに対応する操作パネルを見ることで、迅速に把握することができる。従って、情報処理装置におけるユーザの操作が容易となり、操作性、利便性の向上を図ることができる。
次に、上述した情報処理装置11における表示制御動作の他の例を、図5のフローチャート、及び、図10の表示例を参照して説明する。
まず、上述同様に、ユーザにて、図10(A)の網掛け領域T11に示すように、アドレスデータ「青森支店」が選択されると、情報処理装置11は、かかるアドレスデータ「青森支店」の選択を受け付ける(ステップS11)。すると、情報処理装置11は、選択されたアドレスデータ「青森支店」の近辺に、当該アドレスデータに登録されているデータ等から入力可能な操作内容を表示する操作パネルP11を表示する(ステップS12)。
その後、図10(B)の網掛け領域T12に示すように、ユーザにて他のアドレスデータ「ウランバートル支店」が選択されると、情報処理装置11は、かかる他のアドレスデータの選択を受け付ける(ステップS13)。すると、情報処理装置11は、選択されたアドレスデータ「ウランバートル支店」の近辺に、当該アドレスデータに登録されているデータ等から入力可能な操作内容を表示する操作パネルを表示しようとする。このとき、すでに表示されている操作パネルP11があるため、この操作パネルP11を、アドレスデータ「ウランバートル支店」の表示に向かって移動する(ステップS14)。
そして、図10(B)に示す例では、特に、操作パネルの移動中には、当該操作パネルP11”の一部である表示枠のみを表示した状態で移動する。つまり、操作パネル上に操作メニューである操作ボタンを表示せずに、外径のみを表示して移動する。
その後、操作パネルP11”の表示枠表示が、後に選択されたアドレスデータ「ウランバートル支店」の表示(符号T12)付近まで移動してくると、上述した図9(B)と同様に、「メール作成」ボタンが表示された操作パネルP12を表示した状態となる(ステップS15でYes、ステップS16、ステップS17)。
以上のように、本実施形態によると、操作パネルの移動時の表示内容を簡素化しているため、情報処理装置11の処理負荷を軽減することができる。その結果、情報処理装置11の処理性能の向上を図ることができる。
次に、上述した情報処理装置11における表示制御動作の他の例を、図5のフローチャート、及び、図11の表示例を参照して説明する。
まず、上述同様に、ユーザにて、図11(A)の網掛け領域T11に示すように、アドレスデータ「青森支店」が選択されると、情報処理装置11は、かかるアドレスデータ「青森支店」の選択を受け付ける(ステップS11)。すると、情報処理装置11は、選択されたアドレスデータ「青森支店」の近辺に、当該アドレスデータに登録されているデータ等から入力可能な操作内容を表示する操作パネルP11を表示する(ステップS12)。
その後、上記アドレスデータ「青森支店」が選択された状態で、同時に、図11(B)の網掛け領域T12に示すように、ユーザにて他のアドレスデータ「茨城センター」が選択されると、情報処理装置11は、かかる他のアドレスデータの選択を受け付ける(ステップS13)。つまり、情報処理装置11は、2つのアドレスデータ「青森支店」、「ウランバートル支店」の選択を、後の他のアドレスデータの選択として受け付ける。
すると、情報処理装置11は、選択された2つのアドレスデータ「青森支店」と「茨城センター」の間の近辺、つまり、両アドレスデータの中間位置に、当該アドレスデータに登録されているデータ等から入力可能な操作内容を表示する操作パネルを表示しようとする。
このとき、すでに表示されている操作パネルP11があるため、この操作パネルP11をアドレスデータ「青森支店」と「茨城センター」の各表示の中間位置に向かって移動する(ステップS14)。
なお、アドレスデータ「青森支店」と「茨城センター」には、連絡先として「電話番号」が登録されているため、対応する操作パネルの操作メニューは、上記アドレスデータ「青森支店」の場合と同一である(ステップS15でNo)。従って、操作パネルP11の表示内容を変化させることなく、連続表示したまま、操作パネルP11を移動する。
その後、2つのアドレスデータ「青森支店」と「茨城センター」の表示(符号T11,T12)の中間位置付近まで移動してきた操作パネルP11は、両アドレスデータの表示位置を基準して、予め設定された向きや距離の位置で静止し、図11(B)に示すように表示された状態となる(ステップS17)。具体的に、操作パネルP11の表示位置は、例えば、仮に2つのアドレスデータ「青森支店」と「茨城センター」とにそれぞれ対応する各操作パネルを表示した場合における各表示位置の中間位置である。
以上のように、本実施形態によると、同時に複数のアドレスデータが選択された場合であっても、その中間位置に操作パネルを表示することで、ユーザによる操作パネルの認識及びそれに対する操作が容易となる。従って、情報処理装置におけるユーザの操作性、利便性の向上を図ることができる。
なお、上記では、アドレスデータの表示を、操作対象データの一例として挙げたが、操作対象データは上述したデータに限定されない。また、操作パネル及び当該操作パネルに表示された操作メニューを操作内容データの一例として挙げたが、操作内容データは上述したデータに限定されない。
<実施形態3>
次に、本発明の第3の実施形態を、図12を参照して説明する。図12は、本実施形態における情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。なお、本実施形態では、情報処理装置の概略を説明する。
図12に示すように、本実施形態における情報処理装置100は、
表示装置に表示される操作対象データの選択の入力、及び、当該操作対象データに対する操作の入力、を受け付ける操作入力受付部101と、
表示装置に上記操作対象データを表示すると共に、選択された上記操作対象データに対して入力可能な操作内容を表す操作内容データを表示装置に表示する表示制御部102と、を備えている。
そして、上記表示制御部102は、先に選択された上記操作対象データに対応する上記操作内容データの表示を、当該操作内容データの少なくとも一部の表示内容を維持しつつ、後に選択された他の上記操作対象データに対応する上記操作内容データの表示となるよう移動表示する、という構成を採る。
上記発明によると、まず、情報処理装置は表示装置に操作対象データを表示する。そして、操作対象データがユーザにて選択されると、当該操作対象データに対して入力可能な操作内容を表す操作内容データを表示装置に表示する。その後、操作内容データが表示された状態で他の操作対象データが選択されると、表示されていた操作内容データを、その少なくとも一部の表示内容を維持したまま、他の操作対象データに対応する操作内容データの表示となるよう、移動表示する。つまり、前後して選択された操作対象データに対する操作内容データが、移動しつつ連続表示された状態となる。
従って、ユーザは、連続表示された操作内容データを見ることで、選択された操作対象データに対して入力可能な操作内容を把握することが容易となる。その結果、情報処理装置におけるユーザの操作が容易となり、操作性、利便性の向上を図ることができる。
また、上記情報処理装置では、
上記表示制御部は、上記先に選択された上記操作対象データの表示位置を基準とした所定の位置から、上記後に選択された他の操作対象データの表示位置を基準とした所定の位置に、上記操作内容データの表示を、当該操作内容データの少なくとも一部の表示内容を維持しつつ移動表示する、
という構成を採る。
また、上記情報処理装置では、
上記表示制御部は、上記操作内容データの表示内容を変化させて当該操作内容データを移動表示する、
という構成を採る。
また、上記情報処理装置では、
上記表示制御部は、上記先に選択された操作対象データに対応する一方の上記操作内容データと、上記後に選択された他の操作対象データに対応する他方の上記操作内容データとが同一内容の場合には、上記一方の操作内容データの表示をそのまま移動して上記他方の操作内容データの表示とし、
上記一方の操作内容データと上記他方の操作内容データとが異なる場合には、上記一方の操作内容データの表示内容を上記他方の操作内容データの表示内容に変化させて、移動表示する、
という構成を採る。
また、上記情報処理装置では、
上記表示制御部は、上記一方の操作内容データと上記他方の操作内容データとが異なる場合に、上記一方の操作内容データの表示内容が上記他方の操作内容データの表示内容となるよう、移動中に徐々に変化させて表示する、
という構成を採る。
このように、具体的に、情報処理装置は、前後して表示される操作内容データが同一の場合には、先に選択された操作対象データの近辺に表示されている操作内容データを、他の操作対象データの近辺に、そのままの表示内容で移動表示する。一方、前後して表示される操作内容データが異なる場合には、操作内容データの表示の移動中に、当該操作内容データの表示内容を変更する。特に、移動中に操作内容データの表示内容を徐々に変化させて、移動表示する。これにより、ユーザは、移動途中の操作内容データを見ることで、後に選択した操作対象データに対応する操作内容を事前に把握することができる。その結果、ユーザによる操作がより容易となり、操作性、利便性のさらなる向上を図ることができる。
また、上記情報処理装置では、
上記表示制御部は、上記操作内容データの移動中に、当該操作内容データの表示内容の一部のみを表示する、
という構成を採る。
また、上記情報処理装置では、
上記表示制御部は、上記操作内容データの移動中に、当該操作内容データの表示枠のみを表示する、
という構成を採る。
これにより、情報処理装置は、移動表示する操作内容データとして、表示枠など表示内容の一部のみを表示する。これにより、ユーザは、後に選択した操作対象データに対して操作内容データが存在することや同一内容であることなどを予測して認識することができ、上述同様に、操作性、利便性の向上を図ることができる。そして、さらに、移動時の操作内容データの表示内容を簡素化することで、情報処理装置の処理負荷を軽減することができる。その結果、情報処理装置の処理性能の向上を図ることができる。
また、上記情報処理装置では、
上記表示制御部は、同時に上記操作対象データが複数選択されたときに、当該各操作対象データの表示位置をそれぞれ基準とした各所定の位置の中間位置に、上記操作内容データを表示する、
という構成を採る。
これにより、同時に複数の操作対象データが選択された場合であっても、その中間位置に操作内容データを表示することで、ユーザによる操作内容データの認識が容易となる。従って、情報処理装置におけるユーザの操作が容易となり、操作性、利便性の向上を図ることができる。
また、上述した情報処理装置は、所定の情報処理装置にプログラムが組み込まれることで実現できる。具体的に、本発明の他の形態であるプログラムは、
情報処理装置に、
表示装置に表示される操作対象データの選択の入力、及び、当該操作対象データに対する操作の入力、を受け付ける操作入力受付部と、
表示装置に上記操作対象データを表示すると共に、選択された上記操作対象データに対して入力可能な操作内容を表す操作内容データを表示装置に表示し、先に選択された上記操作対象データに対応する上記操作内容データの表示を、当該操作内容データの少なくとも一部の表示内容を維持しつつ、後に選択された他の上記操作対象データに対応する上記操作内容データの表示となるよう移動表示する表示制御部と、
を実現させるためのプログラムである。
そして、上記プログラムでは、
上記表示制御部は、上記先に選択された上記操作対象データの表示位置を基準とした所定の位置から、上記後に選択された他の操作対象データの表示位置を基準とした所定の位置に、上記操作内容データの表示を、当該操作内容データの少なくとも一部の表示内容を維持しつつ移動表示する、
という構成を採る。
また、上述した情報処理装置が作動することにより実行される、本発明の他の形態である表示制御方法は、
表示装置に表示された操作対象データの選択の入力を受け付け、
選択された上記操作対象データに対して入力可能な操作内容を表す操作内容データを表示装置に表示し、
他の上記操作対象データが選択されると、先に選択された上記操作対象データに対応する上記操作内容データの表示を、当該操作内容データの少なくとも一部の表示内容を維持しつつ、後に選択された上記他の操作対象データに対応する上記操作内容データの表示となるよう移動表示する、
という構成を採る。
そして、上記表示制御方法では、
上記操作内容データの移動表示時に、上記先に選択された上記操作対象データの表示位置を基準とした所定の位置から、上記後に選択された他の操作対象データの表示位置を基準とした所定の位置に、上記操作内容データの表示を、当該操作内容データの少なくとも一部の表示内容を維持しつつ移動表示する、
という構成を採る。
上述した構成を有する、プログラム、又は、表示制御方法、の発明であっても、上記情報処理装置と同様の作用を有するために、上述した本発明の目的を達成することができる。
本発明は、グラフィカルユーザインタフェースを用いた情報処理装置に利用することができ、産業上の利用可能性を有する。
1,11,100 情報処理装置
2,12 入力装置
3,13 表示装置
4,14 入力受付部
5 表示制御部
6 ファイルシステム
15 アドレス表示制御部
16 アドレスデータ記憶部
P1,P11,P11’,P11”,P12 操作パネル

Claims (12)

  1. 表示装置に表示される操作対象データの選択の入力、及び、当該操作対象データに対する操作の入力、を受け付ける操作入力受付部と、
    表示装置に前記操作対象データを表示すると共に、選択された前記操作対象データに対して入力可能な操作内容を表す操作内容データを表示装置に表示する表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、先に選択された前記操作対象データに対応する前記操作内容データの表示を、当該操作内容データの少なくとも一部の表示内容を維持しつつ、後に選択された他の前記操作対象データに対応する前記操作内容データの表示となるよう移動表示する、
    情報処理装置。
  2. 請求項1記載の情報処理装置であって、
    前記表示制御部は、前記先に選択された前記操作対象データの表示位置を基準とした所定の位置から、前記後に選択された他の操作対象データの表示位置を基準とした所定の位置に、前記操作内容データの表示を、当該操作内容データの少なくとも一部の表示内容を維持しつつ移動表示する、
    情報処理装置。
  3. 請求項2記載の情報処理装置であって、
    前記表示制御部は、前記操作内容データの表示内容を変化させて当該操作内容データを移動表示する、
    情報処理装置。
  4. 請求項3記載の情報処理装置であって、
    前記表示制御部は、前記先に選択された操作対象データに対応する一方の前記操作内容データと、前記後に選択された他の操作対象データに対応する他方の前記操作内容データとが同一内容の場合には、前記一方の操作内容データの表示をそのまま移動して前記他方の操作内容データの表示とし、
    前記一方の操作内容データと前記他方の操作内容データとが異なる場合には、前記一方の操作内容データの表示内容を前記他方の操作内容データの表示内容に変化させて、移動表示する、
    情報処理装置。
  5. 請求項4記載の情報処理装置であって、
    前記表示制御部は、前記一方の操作内容データと前記他方の操作内容データとが異なる場合に、前記一方の操作内容データの表示内容が前記他方の操作内容データの表示内容となるよう、移動中に徐々に変化させて表示する、
    情報処理装置。
  6. 請求項2乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記表示制御部は、前記操作内容データの移動中に、当該操作内容データの表示内容の一部のみを表示する、
    情報処理装置。
  7. 請求項6記載の情報処理装置であって、
    前記表示制御部は、前記操作内容データの移動中に、当該操作内容データの表示枠のみを表示する、
    情報処理装置。
  8. 請求項2乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記表示制御部は、同時に前記操作対象データが複数選択されたときに、当該各操作対象データの表示位置をそれぞれ基準とした各所定の位置の中間位置に、前記操作内容データを表示する、
    情報処理装置。
  9. 情報処理装置に、
    表示装置に表示される操作対象データの選択の入力、及び、当該操作対象データに対する操作の入力、を受け付ける操作入力受付部と、
    表示装置に前記操作対象データを表示すると共に、選択された前記操作対象データに対して入力可能な操作内容を表す操作内容データを表示装置に表示し、先に選択された前記操作対象データに対応する前記操作内容データの表示を、当該操作内容データの少なくとも一部の表示内容を維持しつつ、後に選択された他の前記操作対象データに対応する前記操作内容データの表示となるよう移動表示する表示制御部と、
    を実現させるためのプログラム。
  10. 請求項9記載のプログラムであって、
    前記表示制御部は、前記先に選択された前記操作対象データの表示位置を基準とした所定の位置から、前記後に選択された他の操作対象データの表示位置を基準とした所定の位置に、前記操作内容データの表示を、当該操作内容データの少なくとも一部の表示内容を維持しつつ移動表示する、
    プログラム。
  11. 表示装置に表示された操作対象データの選択の入力を受け付け、
    選択された前記操作対象データに対して入力可能な操作内容を表す操作内容データを表示装置に表示し、
    他の前記操作対象データが選択されると、先に選択された前記操作対象データに対応する前記操作内容データの表示を、当該操作内容データの少なくとも一部の表示内容を維持しつつ、後に選択された前記他の操作対象データに対応する前記操作内容データの表示となるよう移動表示する、
    表示制御方法。
  12. 請求項11記載の表示制御方法であって、
    前記操作内容データの移動表示時に、前記先に選択された前記操作対象データの表示位置を基準とした所定の位置から、前記後に選択された他の操作対象データの表示位置を基準とした所定の位置に、前記操作内容データの表示を、当該操作内容データの少なくとも一部の表示内容を維持しつつ移動表示する、
    表示制御方法。
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