JP5133223B2 - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、適応変調およびマルチキャリア無線通信方式を採用する無線通信システムにおいて用いられる無線通信装置および無線通信方法に関する。
従来、無線通信におけるスループットを向上させるための技術の一つとして、適応変調が知られている。このような適応変調では、無線通信装置は、無線通信相手との無線通信における無線品質(例えば、信号対雑音干渉電力比(SINR))が良好であるほど、1シンボル当たりに伝送可能なビット数である変調効率が高い変調方式を用いる。
また、有限な無線通信リソースを有効に活用するための技術の一つとして、直交周波数分割多重接続(OFDMA)などのマルチキャリア無線通信方式が知られている。マルチキャリア無線通信方式では、無線通信装置は、少なくとも1つのサブキャリアを用いて構成される構成される通信チャネル(いわゆる、サブチャネル)を複数用いて、無線通信相手と無線通信を実行することができる(例えば、特許文献1参照)。
適応変調とマルチキャリア無線通信方式とを併用する無線通信システムにおいては、無線通信装置と無線通信相手との無線通信に用いられる複数の通信チャネルそれぞれの無線品質に基づいて、当該複数の通信チャネルに用いる変調方式を決定する方法が検討されている。このような方法では、例えば複数の通信チャネルそれぞれの無線品質の平均値が大きいほど、変調効率の高い変調方式が無線通信に用いられる。
特開2003−169036号公報
しかしながら、複数の通信チャネルそれぞれの無線品質に基づいて変調方式を決定する方法には、次のような問題がある。
具体的には、複数の通信チャネルの中に無線品質の劣化した通信チャネルが含まれていると、無線品質の劣化した通信チャネルの影響により、変調効率の高い変調方式を用いることができず、スループットを向上できない問題があった。
また、このような無線品質の劣化した通信チャネルを無線通信に用いると、無線品質の良好な通信チャネルのみを用いる場合と比較して、無線通信リソースを無駄に消費するだけでなく、周辺の無線通信装置が実行する無線通信に与える干渉の量(以下、与干渉量)が大きくなる問題があった。
そこで、本発明は、複数の通信チャネルそれぞれの無線品質に基づいて変調方式が決定される場合において、無線通信におけるスループットを向上させつつ、無線通信リソースの消費量と与干渉量とを低減できる無線通信装置および無線通信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、適応変調およびマルチキャリア無線通信方式を採用する無線通信システム(無線通信システム10)において、複数の通信チャネルを用いて無線通信相手(例えば無線端末2A)と無線通信を実行する無線通信部(無線通信部110)を有する無線通信装置(無線基地局1A)であって、前記複数の通信チャネルと、前記複数の通信チャネルそれぞれの無線品質に基づく第1変調方式とを用いた無線通信を実行する場合のスループットを示す第1スループット値(スループットT(n))を計算するスループット計算部(スループット計算部122)と、前記複数の通信チャネルの中から、前記無線品質が高い順に、割り当てた前記複数の通信チャネル数に基づく数、または、一定数の通信チャネルを選択する通信チャネル選択部(通信チャネル選択部121)とを備え、前記スループット計算部は、前記選択した通信チャネルと、前記選択した通信チャネルそれぞれの前記無線品質に基づく第2変調方式とを用いた無線通信を実行する場合のスループットを示す第2スループット値(スループットT(n/2))を計算し、前記第2スループット値が前記第1スループット値を上回る場合、前記無線通信部は、前記複数の通信チャネルから前記選択した通信チャネルを除いた残りの通信チャネルの使用を中止し、前記選択した通信チャネルと前記第2変調方式とを用いた無線通信を実行することを要旨とする。
このような無線通信装置によれば、第2スループット値が第1スループット値を上回る場合、無線品質が高い一部の通信チャネルを除いた残りの通信チャネルの使用を中止することによって、無線通信リソースの消費量と与干渉量とを低減できる。
また、第2スループット値が第1スループット値を上回る場合、一部の通信チャネルと、第1変調方式よりも変調効率が高い第2変調方式とを用いた無線通信を実行することによって、無線通信におけるスループットを向上させることができる。
したがって、第1の特徴に係る無線通信装置によれば、無線通信におけるスループットを向上させつつ、無線通信リソースの消費量と与干渉量とを低減可能な無線通信装置を提供できる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記第1変調方式は、前記複数の通信チャネルそれぞれの前記無線品質の平均値に対応する変調方式であり、前記第2変調方式は、前記選択した通信チャネルそれぞれの前記無線品質の平均値に対応する変調方式であり、前記スループット計算部は、前記複数の通信チャネルの通信チャネル数と、前記第1変調方式において1シンボル当たりに伝送可能なビット数である第1変調効率とを乗算した結果を前記第1スループット値として計算し、前記選択した通信チャネルの通信チャネル数と、前記第2変調方式において1シンボル当たりに伝送可能なビット数である第2変調効率とを乗算した結果を前記第2スループット値として計算することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1または第2の特徴に係り、前記第2スループット値が前記第1スループット値を上回る場合、前記通信チャネル選択部は、前記複数の通信チャネルの中から、前記無線品質が高い順に前記選択した通信チャネルよりも少数の通信チャネルを選択し、前記スループット計算部は、前記少数の通信チャネルと、前記少数の通信チャネルそれぞれの前記無線品質に基づく第3変調方式とを用いた無線通信を実行する場合のスループットを示す第3スループット値(スループットT(n/4))を計算し、前記第3スループット値が前記第2スループット値を上回る場合、前記無線通信部は、前記複数の通信チャネルから前記少数の通信チャネルを除いた残りの通信チャネルの使用を中止し、前記少数の通信チャネルと前記第3変調方式とを用いた無線通信を実行することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第3の特徴に係り、前記第3変調方式は、前記少数の通信チャネルそれぞれの前記無線品質の平均値に対応する変調方式であり、前記スループット計算部は、前記少数の通信チャネルの通信チャネル数と、前記第3変調方式において1シンボル当たりに伝送可能なビット数である第3変調効率とを乗算した結果を前記第3スループット値として計算することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第1〜第3の何れかの特徴に係り、前記第2スループット値が前記第1スループット値を下回る場合、前記通信チャネル選択部は、前記複数の通信チャネルの中から、前記無線品質が高い順に前記選択した通信チャネルよりも多数の通信チャネルを選択し、前記スループット計算部は、前記多数の通信チャネルと、前記多数の通信チャネルそれぞれの前記無線品質に基づく第4変調方式とを用いた無線通信を実行する場合のスループットを示す第4スループット値(スループットT(3n/4))を計算し、前記第4スループット値が前記第1スループット値を上回る場合、前記無線通信部は、前記複数の通信チャネルから前記多数の通信チャネルを除いた残りの通信チャネルの使用を中止し、前記多数の通信チャネルと前記第4変調方式とを用いた無線通信を実行することを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、本発明の第5の特徴に係り、前記第4変調方式は、前記多数の通信チャネルそれぞれの前記無線品質の平均値に対応する変調方式であり、前記スループット計算部は、前記多数の通信チャネルの通信チャネル数と、前記第4変調方式において1シンボル当たりに伝送可能なビット数である第4変調効率とを乗算した結果を前記第4スループット値として計算することを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、本発明の第1〜第6の何れかの特徴に係り、前記マルチキャリア無線通信方式は、直交周波数分割多重接続方式であることを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、適応変調およびマルチキャリア無線通信方式を採用する無線通信システムにおいて、複数の通信チャネルを用いて無線通信相手と無線通信を実行する無線通信方法であって、前記複数の通信チャネルと、前記複数の通信チャネルそれぞれの無線品質に基づく第1変調方式とを用いた無線通信を実行する場合のスループットを示す第1スループット値を計算するステップ(ステップS101,S102)と、前記複数の通信チャネルの中から、前記無線品質が高い順に、割り当てた前記複数の通信チャネル数に基づく数、または、一定数の通信チャネルを選択するステップ(ステップS103)と、前記選択した通信チャネルと、前記選択した通信チャネルそれぞれの前記無線品質に基づく第2変調方式とを用いた無線通信を実行する場合のスループットを示す第2スループット値を計算するステップ(ステップS103,S104)と、前記第2スループット値が前記第1スループット値を上回る場合、前記複数の通信チャネルから前記選択した通信チャネルを除いた残りの通信チャネルの使用を中止するとともに、前記選択した通信チャネルと前記第2変調方式とを用いた無線通信を実行するステップ(ステップS109,S110)とを備えることを要旨とする。
本発明によれば、複数の通信チャネルそれぞれの無線品質に基づいて変調方式が決定される場合において、無線通信におけるスループットを向上させつつ、無線通信リソースの消費量と与干渉量とを低減できる無線通信装置および無線通信方法を提供できる。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。具体的には、(1)無線通信システムの全体概略構成、(2)無線基地局の構成、(3)無線基地局の概略動作、(4)無線基地局の詳細動作、(5)作用・効果、(6)その他の実施形態について説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)無線通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。
本実施形態では、無線通信システム10が次世代PHS(Personal Handyphone System)に基づく構成を有しているものとする。無線通信システム10では、多重化方式としてOFDMA方式および時分割多重接続(TDMA)方式を採用し、複信方式として時分割複信(TDD)方式を採用している。
図1の例では、無線通信システム10は、無線基地局1A、無線基地局1B、無線端末2A、無線端末2Bおよび無線端末2Cを有する。
無線基地局1Aは、自局のセル3A内に位置する無線端末2Aからの割り当て要求に応じて無線端末2Aに通信チャネルを割り当て、割り当てた通信チャネルを用いて無線端末2Aと無線通信を実行する。同様にして、無線基地局1Aは、無線端末2Cに通信チャネルを割り当て、割り当てた通信チャネルを用いて無線端末2Cと無線通信を実行する。無線基地局1Bは、自局のセル3B内に位置する無線端末2Bに通信チャネルを割り当て、割り当てた通信チャネルを用いて無線端末2Bと無線通信を実行する。
無線基地局1Aは、無線端末2Aおよび無線端末2Cそれぞれに、複数の通信チャネルを割り当て、割り当てた通信チャネルを動的に変更できる。無線基地局1Bは、無線端末2Bに複数の通信チャネルを割り当て、割り当てた通信チャネルを動的に変更できる。
無線通信システム10では、OFDMA方式に従って、無線通信システム10における全周波数帯域がa個のサブチャネルに周波数分割され、TDMA方式に従って、無線通信システム10の1フレーム期間における上り下りそれぞれがb個の時間スロットに時間分割されている。これにより、上り下りそれぞれにおいて、a×b個の通信チャネルが構成される。このようにして構成された各通信チャネルは、次世代PHSでは物理リソースユニット(PRU)と呼ばれる。
また、無線通信システム10には、適応変調が採用されている。適応変調においては、変調多値数と符号化率との組み合わせによって変調方式が規定される。このような変調方式は、変調クラスまたはMCSレベルとも呼ばれる。適応変調を採用する無線通信システム10では、複数の変調方式が予め定められており、これらの変調方式の中から選択された何れかの変調方式が無線通信に使用される。
適応変調において、1シンボル当たりに伝送可能なビット数である変調効率は、変調方式毎に異なっている。一例として、変調多値数“256QAM”と符号化率“7/8”とを組み合わせた変調方式における変調効率は7である。変調多値数“16QAM”と符号化率“1/2” とを組み合わせた変調方式における変調効率は2である。変調多値数“BPSK”と符号化率“1/2”とを組み合わせた変調方式における変調効率は0.5である。変調効率が高いほど、通信速度が高くなるが、誤り耐性は低くなる。変調効率が低いほど、誤り耐性は高くなるが、通信速度が低くなる。
無線基地局1Aは、無線端末2Aに割り当てた複数の通信チャネルそれぞれの無線品質を取得し、これらの無線品質の平均値(以下、品質平均値)と、変調方式毎に設けられた閾値とを比較することによって、当該複数の通信チャネルに適用する変調方式を選択する。本実施形態では、無線品質としてSINRが利用される。同様に、無線基地局1Aは、無線端末2Cに割り当てた複数の通信チャネルの品質平均値(例えば平均SINR)に対応する変調方式を無線端末2Cとの無線通信に用いる。無線基地局1Bは、無線端末2Bに割り当てた複数の通信チャネルの品質平均値に対応する変調方式を無線端末2Bとの無線通信に用いる。
さらに、無線通信システム10には、自律分散型のセル構成が採用されている。具体的には、無線基地局1Aは、無線基地局1Bが送信する無線信号を受信することで、無線基地局1Bが割り当て中の通信チャネルを判定し、無線基地局1Bが未割り当てである通信チャネルを無線端末2Aおよび無線端末2Cに割り当てる。同様に、無線基地局1Bは、無線基地局1Aが送信する無線信号を受信することで、無線基地局1Aが割り当て中の通信チャネルを判定し、無線基地局1Aが未割り当てである通信チャネルを無線端末2Bに割り当てる。このような処理は次世代PHSではキャリアセンスと呼ばれ、無線基地局1Aおよび無線基地局1B間の干渉を自立的に回避できる。
以下の実施形態の説明においては、主に、無線基地局1Aと無線端末2Aとの無線通信について説明する。本実施形態において無線基地局1Aは、複数の通信チャネルを用いて無線端末2A(無線通信相手)と無線通信を実行する無線通信装置を構成する。
(2)無線基地局の構成
図2は、本発明の無線通信装置の実施形態に係る無線基地局1Aの構成を示すブロック図である。
図2に示すように、無線基地局1Aは、アンテナ部101、無線通信部110、制御部120、有線通信部130および記憶部140を有する。
無線通信部110は、アンテナ部101を介して、無線信号を無線端末2Aと送受信する。なお、アンテナ部101は、複数のアンテナを用いて構成されるアダプティブアレイアンテナであってもよい。制御部120は、例えばCPUによって構成され、無線基地局1Aが具備する各種機能を制御する。記憶部140は、例えばメモリによって構成され、無線基地局1Aにおける制御などに用いられる各種情報を記憶する。有線通信部130は、有線通信網とのインタフェースとして機能する。
具体的には、無線通信部110は、無線信号送信部111、無線信号受信部112、信号処理部113および無線品質取得部114を有する。
信号処理部113は、適応変調に基づき選択された変調方式に応じて、無線端末2Aに送信するデータを符号化し、符号化したデータを変調する。信号処理部113は、変調されたデータをシリアル/パラレル変換および逆高速フーリエ変換(IFFT)する。このようにして生成されたOFDM信号は、無線信号送信部111に入力される。無線信号送信部111は、パワーアンプおよびアップコンバータなどを含み、入力されたOFDM信号を無線信号に変換して、無線端末2Aに送信する。
無線信号受信部112は、ローノイズアンプおよびダウンコンバータなどを含み、無線端末2Aから受信した無線信号をOFDM信号に変換して信号処理部113に入力する。信号処理部113は、OFDM信号を高速フーリエ変換(FFT)およびパラレル/シリアル変換した後、適応変調に基づき選択された変調方式に応じて、復調および復号を行う。
無線品質取得部114は、無線端末2Aに割り当てられているn個の通信チャネルそれぞれの無線品質を取得する(n≧2)。例えば、無線品質取得部114は、無線端末2Aから受信した無線信号に基づいて、n個の通信チャネルそれぞれについて無線品質の測定を行ってもよい。あるいは、無線品質取得部114は、無線端末2Aからのフィードバックに基づいて、n個の通信チャネルそれぞれの無線品質を取得してもよい。
制御部120は、通信チャネル選択部121、スループット計算部122、スループット比較部123、通信チャネル管理部124および変調方式選択部125を有する。
通信チャネル選択部121は、無線端末2Aに割り当てられているn個の通信チャネルの中から、無線品質取得部114によって取得された無線品質が高い順に一部の通信チャネルを選択する。通信チャネル選択部121は、例えば、n個の通信チャネルの中から、無線品質が高い上位半分(n/2個)の通信チャネルを選択する。ここでn/2個とは、nを2で除算し、その値以上の最小の整数とする。
スループット計算部122は、無線品質取得部114によって取得された無線品質に基づき、無線端末2Aに割り当てられているn個の通信チャネルの全てを用いた無線通信を無線端末2Aと実行する場合のスループットT(n)と、通信チャネル選択部121によって選択されたn/2個の通信チャネルを用いた無線通信を無線端末2Aと実行する場合のスループットT(n/2)とを計算する。
上記のように、n個の通信チャネルの中に無線品質の劣化した通信チャネルが含まれていると、無線品質の劣化した通信チャネルの影響により、変調効率の高い変調方式を用いることができず、スループットを向上できない。一方、無線品質が高い順に選択されたn/2個の通信チャネルでは、変調効率の高い変調方式を用いることができ、スループットを向上できる。したがって、n個の通信チャネルの全てを用いる場合のスループットT(n)よりも、無線品質が高い順に選択されたn/2個の通信チャネルのみを用いた場合のスループットT(n/2)が高くなり得る。
スループット比較部123は、スループット計算部122によって計算されたスループットT(n)およびスループットT(n/2)を比較する。
通信チャネル管理部124は、無線端末2Aに通信チャネルを割り当てる機能と、割り当てた通信チャネルを管理する機能と、割り当てた通信チャネルを解放する機能とを有する。具体的には、通信チャネル管理部124は、通信チャネルの割り当て情報を記憶部140に記憶させ、必要に応じて当該割り当て情報を更新する。
通信チャネル管理部124は、スループット比較部123における比較結果に応じて、無線端末2Aに対する通信チャネルの割り当てを変更する。具体的には、通信チャネル管理部124は、スループットT(n/2)がスループットT(n)を上回る場合に、無線端末2Aに割り当てたn個の通信チャネルのうち、無線品質が高い順に選択されたn/2個の通信チャネルを除いた残りの通信チャネルを解放する。
以下においては、無線品質が高い順に選択されたn/2個の通信チャネルを上位n/2個の通信チャネルと呼び、当該上位n/2個の通信チャネルを除いた残りの通信チャネルを下位n/2個の通信チャネルと呼ぶ。
変調方式選択部125は、無線端末2Aに割り当てられている各通信チャネルの品質平均値に対応する変調方式を選択する。具体的には、変調方式毎の閾値および変調効率が記憶部140に記憶されており、変調方式選択部125は、品質平均値を当該閾値と比較することで変調方式を選択する。
通信チャネル管理部124によって下位n/2個の通信チャネルが解放された場合、無線通信部110は、下位n/2個の通信チャネルの使用を中止し、上位n/2個の通信チャネルを用いた無線通信を無線端末2Aと実行する。
また、通信チャネル管理部124によって下位n/2個の通信チャネルが解放された場合、変調方式選択部125が上位n/2個の通信チャネルの品質平均値に対応する変調方式を選択するため、無線通信部110は、上位n/2個の通信チャネルの品質平均値に対応する変調方式を用いた無線通信を無線端末2Aと実行する。
(3)無線基地局の概略動作
図3は、無線基地局1Aの概略動作を説明するための図である。
通信チャネル管理部124は、図3(a)に示すように、例えば無線端末2Aからの割り当て要求に応じて、8個の通信チャネルU1〜U8を無線端末2Aに割り当てているものとする。ここで、8個の通信チャネルU1〜U8のうち4個の通信チャネルU5〜U8の無線品質が劣化しているものとし、通信チャネルU1およびU2の無線品質が突出して良好であるものとする。
スループット計算部122は、無線端末2Aに割り当てられている8個の通信チャネルU1〜U8の全てを用いた無線通信を無線端末2Aと実行する場合のスループットT(8)と、上位4個の通信チャネルU1〜U4を用いた無線通信を無線端末2Aと実行する場合のスループットT(4)とを計算する。スループット比較部123は、スループット計算部122によって計算されたスループットT(8)およびスループットT(4)を比較する。本動作例では、スループットT(4)がスループットT(8)を上回るものとする。
通信チャネル管理部124は、図3(b)に示すように、無線端末2Aに割り当てた8個の通信チャネルU1〜U8のうち、下位4個の通信チャネルU5〜U8を解放する。この結果、無線通信部110は、下位4個の通信チャネルU5〜U8の使用を中止し、上位4個の通信チャネルU1〜U4を用いた無線通信を無線端末2Aと実行する。また、無線通信部110は、上位4個の通信チャネルU1〜U4の品質平均値に対応する変調方式を用いた無線通信を無線端末2Aと実行する。
なお、スループットT(4)がスループットT(8)を上回る場合、通信チャネル数をさらに削減する処理を行ってもよい。すなわち、スループット計算部122は、上位4個の通信チャネルU1〜U4を用いた無線通信を無線端末2Aと実行する場合のスループットT(4)と、上位2個の通信チャネルU1およびU2を用いた無線通信を無線端末2Aと実行する場合のスループットT(2)とを計算する。スループット比較部123は、スループット計算部122によって計算されたスループットT(4)およびスループットT(2)を比較する。本動作例では、スループットT(2)がスループットT(4)を上回るものとする。
この場合、通信チャネル管理部124は、無線端末2Aに割り当てた8個の通信チャネルU1〜U8のうち、下位6個の通信チャネルU3〜U8を解放する。そして、無線通信部110は、下位6個の通信チャネルU3〜U8の使用を中止し、上位2個の通信チャネルU1およびU2を用いた無線通信を無線端末2Aと実行する。また、無線通信部110は、上位2個の通信チャネルU1およびU2の品質平均値に対応する変調方式を用いた無線通信を無線端末2Aと実行する。
(4)無線基地局の詳細動作
図4は、無線基地局1Aの詳細動作を示すフローチャートである。
ステップS101において、スループット計算部122は、スループットT(n)を計算するために、n個の通信チャネルの平均品質値を計算する。ステップS102において、スループット計算部122は、n個の通信チャネルの平均品質値に対応する変調効率(n)と、nとの乗算結果をスループットT(n)として計算する。
ステップS103およびS104において、スループット計算部122は、スループットT(n/2)を計算するために、上位n/2個の通信チャネルの平均品質値を計算する。ステップS104において、スループット計算部122は、上位n/2個の通信チャネルの平均品質値に対応する変調効率(n/2)と、n/2との乗算結果をスループットT(n/2)として計算する。
ステップS105において、スループット比較部123は、スループット計算部122によって計算されたスループットT(n)およびスループットT(n/2)を比較する。スループットT(n/2)がスループットT(n)を上回る場合、処理がステップS106に進む。スループットT(n/2)がスループットT(n)を下回る場合、処理がステップS111に進む。
ステップS106において、スループット計算部122は、スループットT(n/4)を計算するために、上位n/4個の通信チャネルの平均品質値を計算する。ステップS107において、スループット計算部122は、上位n/4個の通信チャネルの平均品質値に対応する変調効率(n/4)と、n/4との乗算結果をスループットT(n/4)として計算する。
ステップS108において、スループット比較部123は、スループット計算部122によって計算されたスループットT(n/2)およびスループットT(n/4)を比較する。スループットT(n/2)がスループットT(n/4)を上回る場合、処理がステップS109に進む。
スループットT(n/2)がスループットT(n/4)を下回る場合、ステップS106〜S108と同様の処理が繰り返される。例えば、上位n/8個の通信チャネルを用いた無線通信を実行する場合のスループットT(n/8)が計算され、スループットT(n/4)とスループットT(n/8)との比較が行われる。
ステップS109において、通信チャネル管理部124は、無線端末2Aに割り当てたn個の通信チャネルのうち下位n/2個の通信チャネルを解放する。この結果、無線通信部110は、下位n/2個の通信チャネルの使用を中止し、上位n/2個の通信チャネルを用いた無線通信を無線端末2Aと実行する。ステップS110において、変調方式選択部125は、変調効率(n/2)の変調方式(n/2)を選択する。なお、ステップS110の処理は、ステップS109の処理の前またはステップS109の処理と同時に実行されてもよい。
一方、ステップS111において、スループット計算部122は、スループットT(3n/4)を計算するために、上位3n/4個の通信チャネルの平均品質値を計算する。ステップS112において、スループット計算部122は、上位3n/4個の通信チャネルの平均品質値に対応する変調効率(3n/4)と、3n/4との乗算結果をスループットT(3n/4)として計算する。
ステップS113において、スループット比較部123は、スループット計算部122によって計算されたスループットT(n)およびスループットT(3n/4)を比較する。スループットT(n)がスループットT(3n/4)を上回る場合、処理がステップS116に進む。一方、スループットT(n)がスループットT(3n/4)を下回る場合、処理がステップS114に進む。
ステップS114において、通信チャネル管理部124は、無線端末2Aに割り当てたn個の通信チャネルのうち下位n/4個の通信チャネルを解放する。この結果、無線通信部110は、下位n/4個の通信チャネルの使用を中止し、上位3n/4個の通信チャネルを用いた無線通信を無線端末2Aと実行する。ステップS115において、変調方式選択部125は、変調効率(3n/4)の変調方式(3n/4)を選択する。なお、ステップS115の処理は、ステップS114の処理の前またはステップS114の処理と同時に実行されてもよい。
ステップS116においては、通信チャネルを削減できない状態であり、変調方式選択部125は、従来と同様に変調効率(n)の変調方式(n)を選択する。
(5)作用・効果
以上説明したように、無線基地局1Aは、スループットT(n/2)がスループットT(n)を上回る場合、無線端末2Aとの無線通信において下位n/2個の通信チャネルの使用を中止し、変調効率(n/2)の変調方式(n/2)を用いることによって、スループットを向上させつつ、無線通信リソースの消費量と与干渉量とを低減できる。
特に、自律分散型の無線通信システム10では、無線基地局1Aが下位n/2個の通信チャネルの使用を中止することによって、無線基地局1Bが割り当て可能な通信チャネル数を増加させることができる。あるいは、無線基地局1Aは、使用を中止した下位n/2個の通信チャネルを、必要に応じて無線端末2Cに割り当ててもよい。
本実施形態では、無線基地局1Aは、変調効率(n)とnとの乗算結果をスループットT(n)として計算し、変調効率(n/2)とnとの乗算結果をスループットT(n/2)として計算する。このため、実際にスループットを測定することなく、擬似的なスループットを計算により求めることができる。このため、通常の無線通信を中断せずに、スループットT(n)およびスループットT(n/2)を求めることができる。
本実施形態では、無線基地局1Aは、スループットT(n/4)がスループットT(n/2)を上回る場合、下位3n/4の通信チャネルの使用を中止し、変調効率(n/4)の変調方式(n/4)を用いる。これにより、スループットを向上させつつ、無線通信リソースの消費量と与干渉量とをさらに低減できる。
その際、無線基地局1Aは、変調効率(n/4)とn/4との乗算結果をスループットT(n/4)として計算する。このため、通常の無線通信を中断せずに、スループットT(n/4)を求めることができる。
本実施形態では、無線基地局1Aは、スループットT(3n/4)がスループットT(n)を上回る場合、下位n/4の通信チャネルの使用を中止し、変調効率(3n/4)の変調方式(3n/4)を用いる。これにより、スループットを向上させつつ、無線通信リソースの消費量と与干渉量とを低減できる。
その際、無線基地局1Aは、変調効率(3n/4)と3n/4との乗算結果をスループットT(3n/4)として計算する。このため、通常の無線通信を中断せずに、スループットT(3n/4)を求めることができる。
(6)その他の実施形態
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した実施形態では、図4の動作フローを無線基地局1Aにおいて実行する一例について説明したが、これに限らず、図4の動作フローを無線端末2Aが実行してもよい。また、図4の動作フローでは、ステップS103,S104において、上位n/2個の通信チャネルを用いた場合のスループット(n/2)を計算していたが、上位n/2個に限らず、上位一定数(例えば上位2個)または上位n/4個の通信チャネルを用いた場合のスループットを計算してもよい。
上述した実施形態では、無線品質の尺度としてSINRが利用されていたが、SINRに限らず、信号対雑音電力比(SNR)、信号対干渉電力比(SIR)、たは受信信号強度(RSSI)などを利用してもよい。
上述した実施形態では、無線通信システム10は、次世代PHSに基づく構成を有していたが、次世代PHSに限らず、適応変調およびOFDMAを採用する他の無線通信システムに本発明を適用可能である。また、OFDMAに限らず、他のマルチキャリア通信方式を適用してもよい。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の無線通信装置の実施形態に係る無線基地局を含む無線通信システムの全体概略構成図である。 本発明の無線通信装置の実施形態に係る無線基地局の構成を示すブロック図である。 本発明の無線通信装置の実施形態に係る無線基地局の概略動作を説明するための図である。 本発明の無線通信装置の実施形態に係る無線基地局の詳細動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1A,1B…無線基地局、2A,2B,2C…無線端末、3A,3B…セル、10…無線通信システム、101…アンテナ部、110…無線通信部、111…無線信号送信部、112…無線信号受信部、113…信号処理部、114…無線品質取得部、120…制御部、121…通信チャネル選択部、122…スループット計算部、123…スループット比較部、124…通信チャネル管理部、125…変調方式選択部、130…有線通信部、140…記憶部

Claims (8)

  1. 適応変調およびマルチキャリア無線通信方式を採用する無線通信システムにおいて、複数の通信チャネルを用いて無線通信相手と無線通信を実行する無線通信部を有する無線通信装置であって、
    前記複数の通信チャネルと、前記複数の通信チャネルそれぞれの無線品質に基づく第1変調方式とを用いた無線通信を実行する場合のスループットを示す第1スループット値を計算するスループット計算部と、
    前記複数の通信チャネルの中から、前記無線品質が高い順に、割り当てた前記複数の通信チャネル数に基づく数、または、一定数の通信チャネルを選択する通信チャネル選択部とを備え、
    前記スループット計算部は、前記選択した通信チャネルと、前記選択した通信チャネルそれぞれの前記無線品質に基づく第2変調方式とを用いた無線通信を実行する場合のスループットを示す第2スループット値を計算し、
    前記第2スループット値が前記第1スループット値を上回る場合、前記無線通信部は、前記複数の通信チャネルから前記選択した通信チャネルを除いた残りの通信チャネルの使用を中止し、前記選択した通信チャネルと前記第2変調方式とを用いた無線通信を実行する無線通信装置。
  2. 前記第1変調方式は、前記複数の通信チャネルそれぞれの前記無線品質の平均値に対応する変調方式であり、
    前記第2変調方式は、前記選択した通信チャネルそれぞれの前記無線品質の平均値に対応する変調方式であり、
    前記スループット計算部は、
    前記複数の通信チャネルの通信チャネル数と、前記第1変調方式において1シンボル当たりに伝送可能なビット数である第1変調効率とを乗算した結果を前記第1スループット値として計算し、
    前記選択した通信チャネルの通信チャネル数と、前記第2変調方式において1シンボル当たりに伝送可能なビット数である第2変調効率とを乗算した結果を前記第2スループット値として計算する請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記第2スループット値が前記第1スループット値を上回る場合、前記通信チャネル選択部は、前記複数の通信チャネルの中から、前記無線品質が高い順に前記選択した通信チャネルよりも少数の通信チャネルを選択し、
    前記スループット計算部は、前記少数の通信チャネルと、前記少数の通信チャネルそれぞれの前記無線品質に基づく第3変調方式とを用いた無線通信を実行する場合のスループットを示す第3スループット値を計算し、
    前記第3スループット値が前記第2スループット値を上回る場合、前記無線通信部は、前記複数の通信チャネルから前記少数の通信チャネルを除いた残りの通信チャネルの使用を中止し、前記少数の通信チャネルと前記第3変調方式とを用いた無線通信を実行する請求項1または2に記載の無線通信装置。
  4. 前記第3変調方式は、前記少数の通信チャネルそれぞれの前記無線品質の平均値に対応する変調方式であり、
    前記スループット計算部は、前記少数の通信チャネルの通信チャネル数と、前記第3変調方式において1シンボル当たりに伝送可能なビット数である第3変調効率とを乗算した結果を前記第3スループット値として計算する請求項3に記載の無線通信装置。
  5. 前記第2スループット値が前記第1スループット値を下回る場合、前記通信チャネル選択部は、前記複数の通信チャネルの中から、前記無線品質が高い順に前記選択した通信チャネルよりも多数の通信チャネルを選択し、
    前記スループット計算部は、前記多数の通信チャネルと、前記多数の通信チャネルそれぞれの前記無線品質に基づく第4変調方式とを用いた無線通信を実行する場合のスループットを示す第4スループット値を計算し、
    前記第4スループット値が前記第1スループット値を上回る場合、前記無線通信部は、前記複数の通信チャネルから前記多数の通信チャネルを除いた残りの通信チャネルの使用を中止し、前記多数の通信チャネルと前記第4変調方式とを用いた無線通信を実行する請求項1〜3の何れか一項に記載の無線通信装置。
  6. 前記第4変調方式は、前記多数の通信チャネルそれぞれの前記無線品質の平均値に対応する変調方式であり、
    前記スループット計算部は、前記多数の通信チャネルの通信チャネル数と、前記第4変調方式において1シンボル当たりに伝送可能なビット数である第4変調効率とを乗算した結果を前記第4スループット値として計算する請求項5に記載の無線通信装置。
  7. 前記マルチキャリア無線通信方式は、直交周波数分割多重接続方式である請求項1〜6の何れか一項に記載の無線通信装置。
  8. 適応変調およびマルチキャリア無線通信方式を採用する無線通信システムにおいて、複数の通信チャネルを用いて無線通信相手と無線通信を実行する無線通信方法であって、
    前記複数の通信チャネルと、前記複数の通信チャネルそれぞれの無線品質の平均値に基づく第1変調方式とを用いた無線通信を実行する場合のスループットを示す第1スループット値を計算するステップと、
    前記複数の通信チャネルの中から、前記無線品質が高い順に、割り当てた前記複数の通信チャネル数に基づく数、または、一定数の通信チャネルを選択するステップと、
    前記選択した通信チャネルと、前記選択した通信チャネルそれぞれの前記無線品質の平均値に基づく第2変調方式とを用いた無線通信を実行する場合のスループットを示す第2スループット値を計算するステップと、
    前記第2スループット値が前記第1スループット値を上回る場合、前記複数の通信チャネルから前記選択した通信チャネルを除いた残りの通信チャネルの使用を中止するとともに、前記選択した通信チャネルと前記第2変調方式とを用いた無線通信を実行するステップとを備える無線通信方法。
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