JP4624204B2 - 通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、通信システムに関し、詳細には、符号化OFDMA(直交周波数分割多元接続)無線周波数通信システムにおける動的なマルチユーザ・サブキャリア割り当てに関する。
周波数選択フェージング・チャネルでは、様々なサブキャリアが、それぞれ異なるチャネル・ゲインを受けることになる。伝統的なOFDM(直交周波数分割多重化)、TDMA(時分割多元接続)システムでは、それぞれのユーザは、あらゆるサブキャリア上で同時に送信し、またそれらのユーザは、このチャネルを時間的に共用している。このチャネルが、送信機に完全に知られている場合には、いわゆる「ウォータ・フィリング(注水、water−filling)」方針(すなわち、チャネル・ゲインが高いときに、より大きい電力、またチャネル・ゲインが低いときに、より小さい電力)は、このデータレートを最大にするときに最適となることがわかっている。シングルユーザOFDMシステムでの送信電力の割り当てを用いてデータレートを高めることは、スペクトル・ダイバーシティ効果によるものである。
OFDMAシステムでは、ユーザは、チャネルを時間的に共用せずに、利用可能なサブキャリアの一部(一般に、相容れない)で送信することで、周波数的にチャネルを共用している。一組のサブキャリアを、1つのサブチャネルに分類して、それらのサブチャネルをユーザに割り当てることがある。ウォータ・フィリングの原則がなお適用されるが、サブキャリアの共用は、多元接続のためのシステム・リソースの割り当てに対して、自由度をさらに増す。よって、OFDMAシステムまたはマルチユーザOFDMシステムにおけるサブキャリアおよび電力の割り当ての問題に対して、様々なソリューションを考察する必要がある。ユーザは同一場所にいる可能性は低いので、異なるユーザからの信号が、別個のフェーディングを受ける傾向にある。それゆえ、同一サブキャリア上のすべてのユーザの信号が著しいフェーディングを受ける見込みはきわめて低い。マルチユーザOFDMシステムでは、マルチユーザ・ダイバーシティを活用することで、このデータレートを高めることができる。
OFDMAでは、ユーザが、同一サブキャリアを共用するときに生じる干渉を避けることが望ましいから、1つのユーザに1つのサブキャリアを割り当てることで、通常、他のユーザが、そのサブキャリアを使用できないようにしている。それゆえ、この最適なソリューションは、必ずしも、ただ1つの選択されたユーザで認められた最適なサブキャリアを割り当てる(シングルユーザ・システムの場合のように)ことではない。これは事実であるかもしれない。なぜなら、例えば、1つのユーザの最適なサブキャリアは、たまたま、他に好適なサブキャリアを持たない他のユーザにとって最適なサブキャリアでもあることもあるからである。それゆえ、別の手法を考察すべきである。
上述の通り、利用できる複数のサブキャリアが割り当てられることになるから、OFDMAシステムは、さらに自由度を増やす。したがって、利用できるのは、このような特質(特性)である。OFDMAは、マルチユーザのシナリオにぴったり合う。一方のユーザに対しては低品質であるサブキャリアは、他方のユーザに対しては高品質であることもあり、適宜に、そのサブキャリアが割り当てられることもある。適応可能にサブキャリアを割り当てることで、異なる場所において、ユーザ間でのチャネル・ダイバーシティを利用することが可能である。この「マルチユーザ・ダイバーシティ」は、ユーザの別個の経路損失およびフェーディングを含むチャネル・ダイバーシティに由来するものである。前に考察されたソリューションは、OFDMAシステムに対して可能なサブキャリアおよび電力の割り当てアルゴリズムを示唆した。例えば、非特許文献1と非特許文献2を参照。
W.Rhee氏、J.M.Cioffi氏共著、「動的なサブチャネル割り当てを用いたマルチユーザOFDMシステムの能力の向上(Increase in capacity of multi−user OFDM system using dynamic subchannel allocation)」、2000年第51回IEEE車両技術会議報告書(Vehicular Technology Conference Proceedings,2000,IEEE51st)、第2巻,2000年5月15日〜18日、p.1085−1089。 J.Jang氏、K.Bok Lee氏共著「マルチユーザOFDMシステム用の送信電力適応(Transmit Power Adaptation for Multi−user OFDM Systems)」、通信選択分野のIEEE機関紙(IEEE Journal on Selected Areas in Communications)、第2巻、2003年2月2日発行、p.171−178。
図1は、無線周波数電気通信システムにおけるチャネル・ダイバーシティを示している。基地局1は、信号を、移動受信機21と移動受信機22に送信する働きをする。建物3などの障害物により、基地局1と、移動ユーザ21および22との間の送信は、複数の経路41および42を取ることもある。このような現象はよく知られているものであって、マルチパス・ダイバーシティとして知られている。移動受信機に到達する信号は、これらの経路の一様でない長さと、これらの経路上で発生する反射により、周波数に応じてゲインが変ることになる。これは、異なるユーザが、様々なサブキャリアに対して、それぞれ異なるゲイン値を受け入れることを意味する。
図2は、OFDMシステムまたはOFDMAシステムでの使用に適した基地局を示している。基地局10は、エンコーダ102にて、複数のユーザからデータ入力U1、U2、...UKを受け取る。エンコーダ102は、これらのユーザ・データ信号U1、U2、...UKをサブキャリアC1、C2、...CN上に符号化する。コントローラ108は、サブキャリアC1、C2、...CNをユーザU1、U2、...UKに割り当てる。送信機変換ユニット104は、これらのサブキャリア信号を受け取って、逆高速フーリエ変換(IFFT)と、パラレル・シリアル変換を施して、シリアル出力データストリームを生成する。このデータストリームを出力ユニット106に供給する。出力ユニット106は、サイクリック・プレフィックスを付加し、かつディジタル信号をアナログ信号に変換して、その信号を、公知のやり方でアンテナ20から送信する。
コントローラ108は、ユーザごとにチャネル・サブキャリア性能を表わすフィードバック信号F1〜FKを受け取る。コントローラ108は、制御チャネル上の制御信号110を移動受信機に供給する。
図3は、OFDMシステムに使用される受信機を示している。それぞれのユーザは、ユーザ受信機40に接続された受信用アンテナ30を持っている。ユーザ受信機40は、入って来る信号のアナログ・ディジタル変換を行って、基地局送信機により付加されたサイクリック・プレフィックスを除去する入力ユニット402を含む。次に、このディジタル信号は、受信機変換ユニットによって処理されて、そこで、高速フーリエ変換(FFT)とシリアル・パラレル変換を施して、サブキャリア信号C1〜CNを生成する。これらのサブキャリア信号は、サブキャリア・セレクタ406により受け取られる。サブキャリア・セレクタ406は、受け取られた被制御信号410に応じて、ユーザK用のサブキャリアを選択する。これらのサブキャリアは、デコーダ408に供給されて、そこで、ユーザKに関するデータ信号を復号して、出力信号DKを生成する。
次に、図2の基地局と、図3の受信機の働きを、説明する。
基地局10のコントローラ108は、すべてのユーザからの決定されたチャネル情報を持っていて、サブキャリア割り当てアルゴリズムにより、それぞれのユーザにサブキャリアを割り当てる。CSI(チャネル状態情報)が送信機で利用できるときには、この送信機は、サブキャリアをユーザに割り当てて、さらに、シンボル(または、パケット)の持続時間の間、このチャネルのフェーディング特性が不変であることを前提として、その送信電力を、1シンボルずつ(あるいは、1パケットずつ)適応させて、データレートを高めることができる。
前述の1ソリューションにおいて、それぞれのサブキャリアにチャネル・ゲインが適しているユーザに、そのサブキャリアが割り当てられるから、これらのサブキャリア間での異なる電力割り当ては必要でないことが、Rhee氏とCioffi氏により明らかにされた。それゆえ、このアルゴリズムは、すべてのユーザにもっとも適したサブキャリアを見つけ出して、均等な電力を割り当てることだけが必要である。これにより、実施の複雑さが軽減される。
他の前述のソリューションでは、Jang氏とBok Lee氏は、ユーザにサブキャリアを共用させる一般的な場合における、送信電力割り当て方式とサブキャリア割り当てアルゴリズムを提案している。そのような場合、特定のユーザ信号用の送信電力を大きくすれば、同一サブキャリア上で、他のユーザ信号への干渉も増大する。しかしながら、数学的解析後に、ただ1つのユーザにサブキャリアを割り当てる場合には、その能力が最大になり、それゆえ、干渉は発生しないことがわかった(以前および将来のあらゆる研究に対して、基本的な前提となっているもの)。Rhee氏およびCioffi氏と同様に、このように割り当てられたサブキャリアにわたるウォータ・フィリングは、著しいゲインをまったく与えず、かつ、計算上の複雑さを増すことになるから、均等な電力割り当てが最適な手法であることが判明した。最後に提案された方式では、そのサブキャリアに最適なチャネル・ゲインを持つただ1つのユーザが、そのサブキャリアでデータを送る(サブキャリアごとに、どのユーザが最適なゲインを持つのかチェックする)。ユーザ数を増やすことは、さらに大きなマルチユーザ・ダイバーシティを与えるから、そのために、データレートが高められることも判明した。
Jang氏とBok Lee氏で提案される方式では、それぞれのサブキャリアに対する受信平均SNRが大きくなり、かつ平均データレートが高められるとは言え、このようなアルゴリズムは、ユーザにとって公平でない。それぞれのユーザに割り当てられるサブキャリアの数は一定ではなく、それゆえ、それぞれのユーザは、異なるデータレートを持つこともある。さらに、これらのサブキャリアのどれに対しても、或るユーザが、複数のユーザの最適チャネル・ゲインを持たないと、たまたま見なされる(例えば、その場所により)場合には、そのユーザには、サブキャリアがまったく割り当てられないであろう。
本発明の実施形態は、1サブチャネル当たり一定数の割当てサブキャリアを用いて、符号化OFDMAシステムにサブキャリアを割り当てる手法を提供できる。実施形態は、チャネル符号化を使用し、したがって、チャネル符号化の性質を利用するメトリックが用いられる。そのメトリックに基づいて、できる限り好適なサブキャリアをすべてのユーザに割り当てる、複雑さの少ないアルゴリズムが提案されている。本発明の実施形態では、事実上、ダウンリンク能力を向上させることに加えて、一定数のサブキャリアをそれぞれのユーザに割り当てて、さらに、同一SNRにて、あらゆるユーザに対して、同様なPER(パケット誤り率)性能やBER(ビット誤り率)性能も保証するような公平なサブチャネル分配が用いられる。
すべてのサブキャリア割り当てアルゴリズムでは、基地局は、移動受信機に、それらの割り当てられるサブキャリアについて知らさなければならないから、一定量の送信オーバーヘッドがあることは明らかであろう。しかしながら、特にチャネルがゆっくりと変る場合には、このオーバーヘッドは、比較的に小さい。
本発明により、複数のサブキャリアを使用するマルチユーザ電気通信システムにおいて、少なくとも1つのユーザに割り当てられるサブチャネルにサブキャリアを割り当てる方法であって、
a)最初のサブキャリアを、複数のサブチャネルのそれぞれに割り当てることと、
b)サブチャネルごとに品質を検出することと、
c)これらのサブチャネルを品質の高い順に分類して、順序付きサブチャネル・リストを作成することと、
d)その順序付きサブチャネル・リストによって決定された順序で、それぞれのサブチャネルに、さらに別のサブキャリアを割り当てることと、
e)すべてのサブキャリアを割り当てるまで、ステップc)とステップd)を繰り返すことを含む方法が提供される。
本発明の一実施形態を利用する上記のマルチユーザ通信システムでは、それぞれのサブチャネルに対する品質測定値を用いて、サブチャネルにサブキャリアを割り当てる。最初のサブキャリアがそれぞれのサブチャネルに割り当てられて、その品質が測定される。それぞれのサブチャネルの品質測定値に応じて、その後のサブキャリアが割り当てられる。最低品質測定値を持つサブチャネルが、最初の割り当てを受け入れ、また、最高品質測定値を持つサブチャネルが、最後の割り当てを受け入れる。その後の割り当ては、サブチャネル品質測定値を分類し直した後、これらのサブキャリアがすべて割り当てられるまで繰り返される。一実施形態では、使用されるこの品質測定値は、サブチャネルに使える電力レベルである。別法として、SINR(信号対干渉・雑音比)を、この品質測定値として使用することができる。
本発明を実施する方法は、特に無線周波数電気通信システムに適用できることが容易に理解されよう。さらに、本発明の原理は、他の通信手法を用いる他の通信システムに適用される場合があることも直ちに明らかになろう。
上述の実施形態は、本発明を限定しないで例示していることと、当業者が、併記の特許請求の範囲で定められる本発明の範囲から逸脱することなく、多くの代替実施形態を設計できることに留意されたい。この特許請求の範囲では、括弧に入れられたどんな参照記号も、この特許請求の範囲を限定するものと見なしてはならない。「comprising(含む、備える)」、「comprises(含む、備える)」などの語は、任意の特許請求の範囲に、または本明細書全体に列挙されたもの以外の要素またはステップがあることを除外しない。1つの要素の単一の参照符号は、この種の要素の複数の参照符号を除外せず、逆も同様である。本発明は、いつかの異なる要素を含むハードウェアを用いて、また、適切にプログラムされたコンピュータを用いて、実施されることもある。いくつかの手段を列挙した特許請求の範囲では、これらの手段の一部は、まったく同じハードウェア品目を用いて、具現されることもある。いくつかの測度が、互いに異なる従属クレームに述べられているという単なる事実は、これらの測度を組み合わせたものを生かせないことをほのめかしてはいない。
OFDMシステムまたはOFDMAシステムでは、マルチパス・ダイバーシティの存在下で、あらゆるサブキャリアが、異なる振幅で、所与の受信機に到達することになる。実際は、一部のサブキャリアが、著しいフェーディング効果のために完全に失われることがある。それゆえ、全体のビットレートおよび能力は、最小の振幅を持ついくつかのサブキャリアにより支配されることになる(たとえ、ほとんどのサブキャリアが誤りなく検出されることがあっても)。
この欠点をなくそうとするために、ほとんどのOFDMシステムまたはOFDMAシステムは、チャネル符号化を使用している。これらのサブキャリア間で符号化を使用することにより、劣ったサブキャリアの誤りを訂正することができる。符号化OFDM/OFDMAシステムの性能は、もっとも劣ったサブキャリアの電力ではなくて、平均受信電力によって決定されることもある。
本発明の記述された実施形態では、それぞれのサブチャネル(ユーザ)の平均受信電力(または、チャネル・ゲイン)は、これらのサブキャリアを割り当てるために、品質メトリックとして使用される。これらのサブキャリアは、他のサブチャネルにおける平均受信電力を最小限に抑えることなく、サブチャネルごとに受け取られる平均電力を最大にするようなやり方で割り当てられる。これは、あらゆるユーザに公平な手法を保証して(差し当たって、それぞれのユーザに、サブチャネルが1つ割り当てられると仮定して)、同一SNRのもとに、ユーザ間で、同様なPER性能およびBER性能をもたらす。
この記述された実施形態において、品質メトリックとして電力レベルが使用されるが、本発明は、どんな品質測定にも適用できることが容易に理解されよう。例えば、サブキャリアを割り当てる根拠として、電力レベルまたはSINR(信号対干渉・雑音比)を、品質測定として使用することもある。他の品質測定も使用できる。
図4は、本発明を実施する方法を示すフローチャートである。この方法は、サブチャネル電力レベルに関するデータを初期設定することで開始する(ステップAにて)。例えば、この初期レベルをゼロにセットする。ステップBにおいて、サブチャネルごとに、それぞれの最初のサブキャリアを見つけ出す。最初のサブキャリアはそれぞれ、そのユーザに最適なサブキャリアのゲインを見つけ出すことがわかる。この電力レベルは、それらの割り当てられたサブキャリアを反映するように更新される。サブキャリアが一旦割り当てられると、このサブキャリアは、別のサブチャネルへの割り当てには、もう使えない。ステップDにおいて、これらのサブチャネルを、電力レベルの高い順に並べ替えて、まず最初に、最低電力レベルのサブチャネルが、このリストに載るようにする。ステップEにおいて、追加のサブキャリアは、この並べ替え済み電力レベル・リストに載るように、それらのサブチャネルの順に割り当てられて、まず最初に、この最低電力レベルのサブチャネルに、追加のサブキャリアが割り当てられるようにしている。すべてのサブキャリアが割り当てられた(ステップF)場合には、次のチャネルが変るまで、このプロセスは終了する(ステップG)。すべてのサブキャリアが割り当てられていない場合には、ステップDとステップEを繰り返して、これらのサブキャリアをすべて、このようにして割り当てできるようにしている。
kは、サブチャネル(ユーザ)k用の平均受信電力を表わしている。Nは、使用できるサブキャリアを表わしている。Hk,nは、サブキャリアnおよびユーザk用のチャネル・ゲインを表わしている。以下の例では、サブチャネル(ユーザ)の数は16であり、またサブキャリアの数は768であって、簡潔のために、それぞれのユーザに、サブチャネルが1つだけ割り当てられるものと仮定される。個々のユーザに複数のサブチャネルを割り当て、サブチャネル間でのリソースの公平な割り当てを維持しながら、利用可能なリソースを、これらのユーザにより多く共用させる場合もあることに留意されたい。本発明を実施する手法は、ユーザやサブキャリアがいくつあろうと、それらに適用できることが容易に理解されよう。
本発明を実施する方法は、以下のように表わすことができる:
1.初期設定
すべてのユーザk=1〜16、N={1,2,3...,768}(利用できるサブキャリア)に対して、Pk=0をセットする。
2.最初
あらゆるユーザk=1〜Kに対して、
a)すべてのj⊆Nに対して、|hk,n|≧|hk,j|を満たすサブキャリアnを見つけ出す。
b)Pk=Pk+|hk,n2、N=N−{n}により、a)からのnで、PkとNを更新する。
このサブキャリアを、利用できるサブキャリアから除去する。
3.N<>0の間(すべてのサブキャリアが割り当てられるまで)
a)より低い電力を持つサブチャネルに従って、サブチャネルを並び替える。
b)この認められたサブチャネルkでは、すべてのj⊆Nに対して、|hk,n|≧|hk,j|を満たすサブキャリアnを見つけ出す。
c)Pk=Pk+|hk,n2、N=N−{n}により、a)からのnで、PkとNを更新する。
d)すべてのユーザに別のサブキャリアが割り当てられるまで、この短いリスト中で、次に進む。
この手法は、経時的に変動を受け入れるために、一定の間隔で繰り返されることになろう。
本発明は、無線電気通信システムを関して述べられているが、本発明の手法および原理は、他のシステムに適用できることが容易に理解されよう。
さらに、本発明の手法は、基地局に関して述べられているが、基地局は、サブキャリアの割り当てを実行する必要はない。ユーザ端末の1つまたは複数、あるいは全部でさえ、実用システムにおけるサブキャリアの割り当てを扱うことができる。
このアルゴリズムは、決定論的なものであるから、ユーザ端末のすべてが、このチャネル上の同一情報にアクセスできる場合には、これらのユーザ端末はすべて、このアルゴリズムを実行して、同一結果をもたらすこともある。このようなシステムでは、これらのユーザ端末のすべては、このチャネルに関する関連情報を持っていることが必要であり、このことは、基地局なしに、分散制御を使用するネットワークにおいて、特に当てはまる。この情報は、このシステムで使える制御チャネルを用いて、ユーザ端末のそれぞれに提供できる。
以下において、ダウンリンクの場合向けのBER(ビット誤り率)・PER(パケット誤り率)対SNR(信号対雑音比)グラフの点から、向上した(エンハンスト)符号化OFDMAシステムの場合について、物理層の性能結果が示されている。このチャネルが変化せず、かつユーザ受信機が、送信するのと同じサブキャリアを使用している場合には、このアップリンクにおいて、同様な性能ゲインを得ることができる。指定されるチャネル・モードEの場合に、いくつかの異なるモードに対して、性能結果が得られている。チャネル・モデル(channel model)ごとに、相関しない2000の広帯域レイリー・チャネルを生成して、これらのチャネルを、その変調されたデータで畳み込んだ(convolve)。
非常に好適なサブキャリアを1つのユーザに割り当てることで得られた潜在的なゲインを調査するために、他のユーザを考慮に入れることなく、1つのユーザに最適なサブキャリアを割り当てる単純な欲張り(greedy)アルゴリズムを試行した。図5と図6は、それぞれ、SNRに対する符号化OFDMAシステムのBER性能とPER性能を示している。これらの結果では、モード2(表2を参照)が使用され、またパケット・サイズが54バイトであった。最適なサブキャリアを1つのユーザに割り当てるときには、その性能は、このスペクトルの全域にわたってランダムなサブキャリアが割り当てられる標準的な場合と比較して、大幅に向上することが理解できる。これは、2つの理由による。第1に、このユーザ用の平均受信電力(48のサブキャリアにおいて)が増大し、また第2に、フェーディング状態にあるキャリアが少なくなり、それゆえ、その畳込みコードは、さらに多くの誤りを訂正でき、性能が向上する。このスペクトルの全域にわたる平均電力に変わりはないが、ただし、変化するものは、ユーザの個々のサブキャリア用の電力であることに留意されたい。
しかしながら、前述のように、ユーザの最適サブキャリアは、たまたま、他に好適なサブキャリアを持たない他のユーザにとって最適なサブキャリアでもあることもあるから、これは、最適なソリューションではない。これは、ユーザ1の性能を向上させてはいるが、他のユーザが損害を受ける場合があることを意味している。
図7と図8は、モード2の場合に、SNRに対する、サブキャリア割り当てアルゴリズムを用いる符号化OFDMAシステムのBER性能とPER性能をそれぞれ示している。図9と図10は、モード6の場合に、BER性能とPER性能を示している(表2を参照)。このサブキャリア割り当てアルゴリズムは、著しいゲインを提供し(表1を参照)、またその性能が、この最適サブキャリア割り当ての場合に非常に近い(1dB以内)ことが理解できる。さらに、図11から理解できるように、あらゆるユーザの性能は、最適サブキャリア割り当てアルゴリズムとは対照的に、均等に向上する。
これらのスループットの結果を得るために、すべての送信モードに対して、シミュレーションを行った。図12は、あらゆるモードの場合に、サブキャリア割り当てアルゴリズムを用いたPER結果を示している。
前例と同じように、これらのゲインは、望ましいサブキャリアでの向上した受信電力によるものであり、また向上した性能は、フェーディングが少なくなったためである。これは、図13と図14から理解できる。図13と図14はそれぞれ、例証チャネル周波数応答と、上記の48のサブキャリアに対して、サブキャリア割り当てアルゴリズム後に受信機で認められる手法を示している。この向上した受信電力による平均ゲインは、測定により、4.8dBであった(すべてのチャネル実現とユーザにより)。前述の通り、残りのゲインは、結果として得られた周波数応答の形状(図12を参照)によるものであり、それにより、比較的に平坦なチャネルが与えられる。
Figure 0004624204
Figure 0004624204
符号化と変調方式が異なる物理層モード(表2)は、WP3で説明されるリンク適応方式により選択できる。このリンク適応機構により、このシステムは、その送信モードを無線リンク品質に適応できる。
図15と図16はそれぞれ、ダウンリンクの場合について、サブキャリア割り当てアルゴリズムを用いるときと、サブキャリア割り当てアルゴリズムを用いないときの、PER結果および表2に基づく上記提案された4Gシステムのリンク・スループットを示している。
スループットは、このサブキャリア割り当てアルゴリズムを用いると、著しく向上することが認められる。このサブキャリア割り当てアルゴリズムは、ダウンリンクの場合に、18dBのSNR値に対して、最大スループット(288Mbps)を達成できる。
表3は、これらのスループットの向上を要約したものである。例えば、5dBのSNR値では、この向上したシステムは、30Mbpsではなく、120Mbpsまでサポートできる。これは、ここでは、モード2ではなくて、モード4を使用できるという事実によるものである。他のSNR値に対しても、同様な向上を認めることができる。それゆえ、この達成された性能ゲインを使用すれば、この送信電力を少なくするか、あるいは、同一送信電力に対して、能力を向上させることができる。
Figure 0004624204
無線電気通信システムにおけるマルチパス・ダイバーシティを示す。 OFDM電気通信システムに使用する基地局送信機を示すブロック図である。 OFDM無線通信システムに使用する受信機を示すブロック図である。 本発明を実施する方法におけるステップを示すフローチャートである。 第1のサブキャリア選択法を用いる性能を示す。 第1のサブキャリア選択法を用いる性能を示す。 本発明を実施する方法に対する性能結果を示す。 本発明を実施する方法に対する性能結果を示す。 本発明を実施する方法に対する性能結果を示す。 本発明を実施する方法に対する性能結果を示す。 本発明を実施する方法に対する性能結果を示す。 本発明を実施する方法に対する性能結果を示す。 チャネル実現周波数応答の一例を示す。 図13の周波数応答に対するサブキャリア割り当てを示す。 本発明によるサブキャリア割り当てを用いたリンク・スループットを示す。 本発明によるサブキャリア割り当てを用いないリンク・スループットを示す。

Claims (41)

  1. 複数のサブキャリアを使用するマルチユーザ電気通信システムにおいて、少なくとも1つのユーザに割り当てられるサブチャネルにサブキャリアを割り当てる方法であって、
    a)複数のサブチャネルのそれぞれに、最初のサブキャリアを割り当てるステップと、
    b)サブチャネルごとに品質を検出するステップと、
    c)前記サブチャネルを品質の高い順に並べ替えて、順序付きサブチャネル・リストを作成するステップと、
    d)前記順序付きサブチャネル・リストによって決定された順序で、それぞれのサブチャネルに、さらに別のサブキャリアを割り当てるステップと、
    e)すべてのサブキャリアを割り当てるまで、ステップc)とステップd)を繰り返すステップと、
    を含む方法。
  2. 前記サブチャネルごとに品質を検出するステップは、サブチャネル品質測定を表わすフィードバック・データを受け取るステップを含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記電気通信システムが無線通信システムである請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記電気通信システムが無線周波数電気通信システムである請求項1ないし2のいずれか1つに記載の方法。
  5. 前記無線周波数電気通信システムが、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムである請求項4に記載の方法。
  6. 前記割り当てが、前記電気通信システムの基地局により行われる請求項1ないし5のいずれか1つに記載の方法。
  7. 前記割り当てが、前記電気通信システムの端末の少なくとも1つにより行われる請求項1ないし5のいずれか1つに記載の方法。
  8. 前記ユーザまたはそれぞれのユーザが、移動端末である請求項1ないし7のいずれか1つに記載の方法。
  9. 前記サブチャネル品質測定が、電力レベル測定である請求項2に記載の方法。
  10. 前記サブチャネル品質測定が、SINR(信号対干渉・雑音比)である請求項2に記載の方法。
  11. 複数のサブキャリアを、それぞれのサブキャリア周波数で使用する電気通信システムにおいて、基地局から端末にデータを送る方法であって、
    サブキャリアを、複数のサブチャネルのそれぞれに割り当てるステップと、
    少なくとも1つのサブチャネルを、それぞれの端末に割り当てるステップと、
    端末に割り当てられた前記サブチャネルにて、基地局から前記端末にデータを送るステップとを含み、
    複数のサブチャネルのそれぞれにサブキャリアを割り当てるステップが、
    a)最初のサブキャリアを、前記複数のサブチャネルのそれぞれに割り当てるステップと、
    b)サブチャネルごとに品質を検出するステップと、
    c)前記サブチャネルを品質の高い順に並べ替えて、順序付きサブチャネル・リストを作成するステップと、
    d)前記順序付きサブチャネル・リストによって決定された順序で、それぞれのサブチャネルに、さらに別のサブキャリアを割り当てるステップと、
    e)すべてのサブキャリアを割り当てるまで、ステップc)とステップd)を繰り返すステップと、
    を含む方法。
  12. 前記サブチャネルごとに品質を検出するステップは、サブチャネル品質測定を表わすフィードバック・データを受け取るステップを含む請求項11に記載の方法。
  13. 前記電気通信システムが無線通信システムである請求項11または12に記載の方法。
  14. 前記電気通信システムが無線周波数電気通信システムである請求項11ないし12のいずれか1つに記載の方法。
  15. 前記無線周波数電気通信システムが、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムである請求項14に記載の方法。
  16. 前記割り当てが、前記電気通信システムの基地局により行われる請求項11ないし15のいずれか1つに記載の方法。
  17. 前記割り当てが、前記電気通信システムの端末の少なくとも1つにより行われる請求項11ないし15のいずれか1つに記載の方法。
  18. 前記端末またはそれぞれの端末が移動端末である請求項11ないし17のいずれか1つに記載の方法。
  19. 前記サブチャネル品質測定が電力レベル測定である請求項12に記載の方法。
  20. 前記サブチャネル品質測定がSINR(信号対干渉・雑音比)である請求項12に記載の方法。
  21. サブキャリアが割り当てられるそれぞれのサブチャネル上で送信される信号を、複数の端末に送信するように作動する基地局と、
    前記基地局からサブチャネルの伝達情報を受け取るように作動する少なくとも1つの端末と、
    サブキャリアをサブチャネルに割り当てるように作動し、またサブチャネルを端末に割り当てるように作動する割り当てユニットであって、
    a)最初のサブキャリアを複数のサブチャネルのそれぞれに割り当て、
    b)サブチャネルごとに品質を検出し、
    c)前記サブチャネルを品質の高い順に並べ替えて、順序付きサブチャネル・リストを作成し、
    d)前記順序付きサブチャネル・リストによって決定された順序で、それぞれのサブチャネルに、さらに別のサブキャリアを割り当て、
    e)すべてのサブキャリアを割り当てるまで、ステップc)とステップd)を繰り返す、
    ように作動する割り当てユニットと、
    を備える電気通信システム。
  22. 前記基地局が、
    サブキャリアを複数のサブチャネルのそれぞれに割り当て、
    少なくとも1つのサブチャネルを、それぞれの端末に割り当て、
    前記端末に割り当てられたサブチャネルにて、前記基地局から前記端末にデータを送る、
    ように作動する請求項21に記載のシステム。
  23. 前記割り当てユニットが、サブチャネルの品質を表わすフィードバック・データを受け取るように作動する請求項21または22に記載のシステム。
  24. 前記電気通信システムが無線通信システムである請求項21ないし23のいずれか1つに記載のシステム。
  25. 前記電気通信システムが無線周波数電気通信システムである請求項21ないし23のいずれか1つに記載のシステム。
  26. 前記無線周波数電気通信システムが、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムである請求項25に記載のシステム。
  27. 前記割り当てユニットが、前記基地局により提供される請求項21ないし26のいずれか1つに記載のシステム。
  28. 前記割り当てユニットが、少なくとも1つの端末により提供される請求項21に記載のシステム。
  29. 前記端末またはそれぞれの端末が移動端末である請求項21ないし28のいずれか1つに記載のシステム。
  30. 前記サブチャネルの品質が電力レベルである請求項23に記載のシステム。
  31. 前記サブチャネルの品質がSINR(信号対干渉・雑音比)である請求項23に記載のシステム。
  32. サブキャリアが割り当てられるそれぞれのサブチャネル上で送信される信号を、複数の端末に送信するように作動する送信ユニットと、
    サブキャリアをサブチャネルに割り当てるように作動し、またサブチャネルを端末に割り当てるように作動する割り当てユニットであって、
    a)最初のサブキャリアを複数のサブチャネルのそれぞれに割り当て、
    b)サブチャネルごとに品質を検出し、
    c)前記サブチャネルを品質の高い順に並べ替えて、順序付きサブチャネル・リストを作成し、
    d)前記順序付きサブチャネル・リストによって決定された順序で、それぞれのサブチャネルに、さらに別のサブキャリアを割り当て、
    e)すべてのサブキャリアを割り当てるまで、ステップc)とステップd)を繰り返す、
    ように作動する割り当てユニットと、
    を備える、電気通信システム用の基地局。
  33. サブキャリアを複数のサブチャネルのそれぞれに割り当て、
    少なくとも1つのサブチャネルを、それぞれの端末に割り当て、
    前記端末に割り当てられた前記サブチャネルにて、基地局から前記端末にデータを送る、
    ように作動する請求項32に記載の基地局。
  34. 前記割り当てユニットが、サブチャネルの品質を表わすフィードバック・データを受け取るように作動する請求項32または33に記載の基地局。
  35. 前記電気通信システムが無線通信システムである請求項32ないし34のいずれか1つに記載の基地局。
  36. 前記電気通信システムが無線周波数電気通信システムである請求項32ないし34のいずれか1つに記載の基地局。
  37. 前記無線周波数電気通信システムが、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムである請求項36に記載の基地局。
  38. 前記端末またはそれぞれの端末が移動端末である請求項32ないし37のいずれか1つに記載の基地局。
  39. 前記サブチャネルの品質が電力レベルである請求項34に記載の基地局。
  40. 前記サブチャネルの品質がSINR(信号対干渉・雑音比)である請求項34に記載の基地局。
  41. 基地局から送られたサブチャネルを受け取る端末であって、
    基地局から送られて、端末に割り当てられるサブチャネルを受け取るように作動する受信ユニットと、
    前記端末に割り当てられたサブチャネルに対して、品質を検出するように作動する検出ユニットと、
    検出された品質を、基地局に送るように作動する送信ユニットと、
    を備え、
    a)最初のサブキャリアを複数のサブチャネルのそれぞれに割り当て、
    b)端末から送られた前記品質を、サブチャネルごとに検出し、
    c)前記サブチャネルを品質の高い順に並べ替えて、順序付きサブチャネル・リストを作成し、
    d)前記順序付きサブチャネル・リストによって決定された順序で、それぞれのサブチャネルに、さらに別のサブキャリアを割り当て、
    e)すべてのサブキャリアを割り当てるまで、ステップc)とステップd)を繰り返す、
    ように作動する前記基地局によって決定された前記サブチャネルを受け取る端末。
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