JP5132995B2 - 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、プログラム及び情報処理方法に関する。
従来から、通信ネットワークで互いに接続された端末とサーバとによる情報処理システムであって、端末側で受け付けられた乗車駅と下車駅とに基づいた経路検索をサーバで行い、使用路線の時刻や所要時間を端末に表示する路線検索システムが知られている。
この路線検索システムにおいては、端末側で受け付けられた駅名に該当する駅が複数ある場合、駅の存在する都道府県名を括弧書きした該当駅名一覧を端末に表示する、又は、五十音順の該当駅名一覧を端末に表示するなどして、利用者に所望の駅を選択させていた。
例えば、特許文献1には、路線検索利用前に検索対象地域を選択させ、端末側で受け付けられた駅名に該当する駅が複数ある場合、選択された地域に存在する駅を優先的に表示する技術が開示されている。
また、特許文献2においては、以下のような該当駅名一覧の選択時に係る技術が開示されている。まず、乗車駅の入力を受け付け、該当する駅が複数ある場合はその中から選択させる。次いで、下車駅の入力を受け付け、その下車駅に該当する駅が複数ある場合は、入力済みの乗車駅の存在する地域に該当する駅があるかを検索する。その検索の結果、該当する駅がある場合はその駅を優先的に表示する。
特開2002−220054号公報 特許3842069号公報
しかしながら、上記従来技術では、路線検索の駅を選択する際に、駅の存在する都道府県名を括弧書きした該当駅名一覧や五十音順の該当駅名一覧などからの選択、路線検索利用前の検索対象地域の選択などを行う必要があり、利用者の意図しない駅が一覧の上位に表示される虞があるため不便であった。また、表示された駅一覧から意図した駅を選択しなければならず、利用者にとっては面倒な作業であった。
本願発明の課題は、上記従来技術の問題に鑑みてなされたものであって、路線検索時における駅選択を容易に行う技術を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、少なくとも出発地名及び到着地名を含む複数の入力地名に基づく当該入力地名ごとに検索された地点候補の各々から地点の選択を行い、当該選択された複数地点に基づいた経路探索を行う情報処理装置であって、
地点ごとに当該地点の経路探索の利用頻度を示す頻度情報と、地点間ごとの距離情報と、を格納する記憶手段と、
入力データに従って、各々の地点間における利用頻度差の判別に係る基準値を設定する設定手段と、
前記いずれかの地点候補に含まれる1つの地点と、前記他の地点候補に含まれる地点の各々と、の距離を前記記憶手段に格納された距離情報に基づいて算出し、当該他の地点候補に含まれる各々の地点を前記算出された距離順に並び替え、前記記憶手段に格納された頻度情報に基づいた前記他の地点候補に含まれる各々の地点間における利用頻度差が、前記設定された基準値を超えた場合に、前記算出された距離順に並び替えた前記他の地点候補に含まれる各々の地点の並びを、前記頻度情報に基づいて各地点の利用頻度順に並び替えてリスト化し、そのリストを表示するための表示情報を生成する生成手段と、
を有する。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、
利用者を識別する識別手段を更に有し、
前記記憶手段は、前記利用者ごとの前記経路探索の履歴情報を格納し、
前記生成手段は、前記識別手段により識別された利用者の履歴情報に含まれる地点を上位にリスト表示するための表示情報を生成する。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記経路探索に係る地点の選択に基づいて前記記憶手段に格納された頻度情報を更新する更新手段を更に有する。
請求項に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、前記生成手段により生成された表示情報に基づいて前記いずれかの地点候補をリスト表示する表示手段を更に有する。
請求項5に記載の発明は、
少なくとも出発地名及び到着地名を含む複数の入力地名に基づいて当該入力地名ごとに検索された地点候補の各々から地点の選択を行い、当該選択された複数地点に基づいた経路探索を行う処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
入力データに従って、各々の地点間における利用頻度差の判別に係る基準値を設定する設定手段、
前記いずれかの地点候補に含まれる1つの地点と、前記他の地点候補に含まれる地点の各々と、の距離を、地点ごとに当該地点の経路探索の利用頻度を示す頻度情報と、地点間ごとの距離情報と、を格納する記憶装置に格納された距離情報に基づいて算出し、当該他の地点候補に含まれる各々の地点を前記算出された距離順に並び替え、前記記憶装置に格納された頻度情報に基づいた前記他の地点候補に含まれる各々の地点間における利用頻度差が、前記設定された基準値を超えた場合に、前記算出された距離順に並び替えた前記他の地点候補に含まれる各々の地点の並びを、前記頻度情報に基づいて各地点の利用頻度順に並び替えてリスト化し、そのリストを表示するための表示情報を生成する生成手段、
として機能させるためのプログラムである。
請求項6に記載の発明は、少なくとも出発地名及び到着地名を含む複数の入力地名に基づいて当該入力地名ごとに検索された地点候補の各々から地点の選択を行い、当該選択された複数地点に基づいた経路探索を行う情報処理装置の情報処理方法であって、
入力データに従って、各々の地点間における利用頻度差の判別に係る基準値を設定する工程と、
前記いずれかの地点候補に含まれる1つの地点と、前記他の地点候補に含まれる地点の各々と、の距離を、地点ごとに当該地点の経路探索の利用頻度を示す頻度情報と、地点間ごとの距離情報と、を格納する記憶手段に格納された距離情報に基づいて算出し、当該他の地点候補に含まれる各々の地点を前記算出された距離順に並び替え、前記記憶手段に格納された頻度情報に基づいた前記他の地点候補に含まれる各々の地点間における利用頻度差が、前記設定された基準値を超えた場合に、前記算出された距離順に並び替えた前記他の地点候補に含まれる各々の地点の並びを、前記頻度情報に基づいて各地点の利用頻度順に並び替えてリスト化し、そのリストを表示するための表示情報を生成する工程と、を含む。
請求項1、4、5、6に記載の発明によれば、各々の地点間における利用頻度差の判別に係る基準値を設定し、算出された距離順に並び替えた地点候補に含まれる各々の地点間における利用頻度差がその設定された基準値を超える場合に、当該各々の地点間における利用頻度差に基づいた並び替えを行うため、利用頻度差の大小に応じた並び替えの有無を調整することができ、より利用者の意図する地点を上位に表示させることが可能となる。
請求項に記載の発明によれば、利用者の経路探索の履歴情報に含まれる地点を上位にリスト表示することができ、より利用者の意図する地点を上位に表示させることが可能となる。
請求項に記載の発明によれば、経路探索に係る地点の選択に基づいて頻度情報を更新することで、利用者の経路探索形態に則した頻度情報にすることができ、より利用者の意図する地点を上位に表示させることが可能となる。
以下、この発明の実施の形態について図を参照して説明するが、この発明は以下に示す実施の形態に限定しない。また、この発明の実施の形態は発明の最も好ましい一形態を示すものであり、発明の用途や用語はこれに限定するものではない。
[第1の実施の形態]
先ず、第1の実施の形態について図1〜図15を参照して説明する。図1は第1の実施の形態である情報処理システム100の構成を模式的に示している。
図1に示すように、情報処理システム100は、通信ネットワークNに接続された端末1a、1b、…携帯端末1n…(以下、特に区別しない場合は単に端末1とする)及びサーバ2を有する構成である。通信ネットワークNは、インターネットや電気通信事業者等の電話回線網、携帯電話通信網等であり、当該通信ネットワークNに接続する装置間をデータ通信可能に接続する。端末1a、1b…はPC(Personal Computer)やWS(Work Station)等の情報処理端末であり、携帯端末1n…はPDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話等の携帯型の情報処理端末である。
サーバ2は、種々の情報を管理するデータベース3に対して、SQL(Structured Query Language)などにより情報の参照・更新が可能なWS等の情報機器であり、通信ネットワークNを介して通信可能な端末に対してデータベース3に格納された情報を利用した種々の情報サービスを提供する。具体的には、サーバ2は、HTTP(HyperText Transfer Protocol)等を用いた端末1との通信セッションにおいて、当該端末1からの要求に基づいてデータベース3に格納された情報の検索などを行って返信するWebサーバとしての機能を有する。
ここで、端末1a、1b…、携帯端末1n…の構成について、図2を参照して説明する。図2は、端末1の機能的構成を模式的に示している。端末1a、1b…、携帯端末1n…の機能的構成は略同一であるため、便宜上、以下の説明では端末1として説明する。
図2に示すように、端末1は、制御部11、操作部12、表示部13、記憶部14、通信部15、通信部15を有し、各部はバス16により接続されている。
制御部11は、特に図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えている。制御部11は、このCPUがROMや記憶部14に格納された各種制御プログラムや設定データなどをRAMの作業領域に展開して順次実行することで、端末1における各種動作を統括制御する。
操作部12は、操作キーやポインティングデバイスなどを備えており、端末1の利用者からの操作指示を受け付け、当該操作指示に応じた操作信号を制御部11へ出力する。表示部13は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示画面を備えており、制御部11からの表示信号に基づいた画面表示を行う。
記憶部14は、HDD(Hard Disk Drive)や半導体メモリ等であり、制御部11が実行する各種制御プログラム、設定データなどを格納する機能部である。通信部15は、制御部11の制御の下、通信ネットワークNと通信可能に接続する通信インターフェイスである。
端末1は、上述した制御部11が各部を統括制御することで、端末1においてサーバ2からの情報サービスの提供を受けるためのウェブブラウザなどの機能を実現する。例えば、端末1では、後述の動作処理を制御部11が行うことで、サーバ2が提供する路線検索サービスをウェブブラウザを用いて利用することができる。
次に、サーバ2の構成について、図3を参照して説明する。図3は、サーバ2の機能的構成を模式的に示している。図3に示すように、サーバ2は、制御部21、操作部22、表示部23、記憶部24、通信部25を有し、各部はバス26により接続されている。
制御部21は、特に図示しないCPU、ROM、RAM等を備えている。制御部21は、このCPUがROMや記憶部24に格納された各種制御プログラムや設定データなどをRAMの作業領域に展開して順次実行することで、サーバ2における各種動作を統括制御する。
操作部22は、キーボードやポインティングデバイスなどであり、操作者からの操作指示に応じた操作信号を制御部21へ出力する。表示部23は、LCD等の表示画面を備えており、制御部21からの表示信号に基づいた画面表示を行う。記憶部24は、HDDや半導体メモリ等であり、制御部21が実行する各種制御プログラム、設定データ等を格納する。通信部25は、制御部21の制御の下、通信ネットワークNやデータベース3と通信可能に接続する通信インターフェイスである。
サーバ2は、上述した制御部21が各部を統括制御することで、通信ネットワークNを介して接続する端末1に対して、当該端末1からの要求に応じた情報サービスを提供する。例えば、後述の動作処理を制御部21が行うことで、データベース3に格納された情報を利用した路線検索サービスを提供する。
次に、データベース3が格納する情報について、図4を参照して説明する。図4は、データベース3が格納する情報を例示する図である。図4に示すように、データベース3は、駅名情報31、駅間情報32、利用者情報33、検索ログ情報34を格納している。
駅名情報31は、路線検索に係る駅ごとに、駅名と当該駅が路線検索で指定される頻度に関する情報とを格納している。即ち、駅名情報31は、地点ごとに地名と当該地点の路線検索に係る指示入力の頻度に係る情報とを格納している。具体的には、路線検索の対象となる駅ごとに、駅名を示す「駅名・漢字」/「駅名・カナ」/「駅名・ローマ字」と、その駅の位置を示す「緯度」/「経度」と、その駅の端末又は携帯端末からの路線検索時の利用頻度を示す「スコア(端末)」/「スコア(携帯端末)」と、を格納している。
この駅名情報31において、路線検索に用いる駅名には、括弧書きなどによる付帯情報を有する場合がある。この付帯情報は、例えば同一駅名を識別するための情報であり、同一駅名であるが運営している鉄道会社が異なることを示す情報や、同一駅名であるがその位置が異なる(都道府県が異なる等)ことを示す情報である。図4では、「新宿」という同一駅名で地下鉄とそれ以外の駅がある場合において、「新宿」、「新宿(地下鉄)」などのように括弧内に付帯情報である「地下鉄」を格納する例が示されている。
また、駅名情報31において、路線検索に係る駅ごとに格納される路線検索時の利用頻度を示す「スコア(端末)」/「スコア(携帯端末)」とは、利用者が情報処理システム100を用いた路線検索をする際にどの程度その駅を指定したか等の利用状況を集計した統計情報(頻度情報)であり、例えばどの程度の割合で利用者が指定したか、又は、他に同一駅名がある場合にどの程度の割合で利用者が指定したか等の指定率などである。即ち、情報処理システム100では、駅名情報31におけるスコア(頻度情報)を参照してスコア差(利用頻度差)を比較することにより、スコア順(利用頻度順)での駅の並び替えを行うことが可能となっている。
駅間情報32は、駅間の直線距離、路線距離、移動時間、運賃などの駅間に関する情報、即ち、いずれかの地点と他の地点との距離を示す情報を格納している。具体的には、駅間情報32は、「駅1」と「駅2」で示された駅間における「直線距離」、その駅間の路線距離を示す「実距離」、路線を利用してその駅間を移動する際に必要な移動時間である「実時間」、路線を利用してその駅間を移動する際に必要な運賃である「料金」などを格納している。
情報処理システム100では、この駅間情報32を参照することにより、駅間の距離や移動に要する手間(時間、料金)などが算出可能であり、他の駅と比較していずれの駅が近いか又は移動の手間がかからないか等の比較を行うことが可能となる。例えば、「新宿」・「新大久保」間において、直線距離が「2」、実距離が「3」、実時間が「3」、料金が「130」であり、「新宿」・「高田馬場」間において、直線距離が「2.5」、実距離が「4」、実時間が「5」、料金が「130」である場合は、「新宿」・「新大久保」間の方が「新宿」・「高田馬場」間よりも距離が近く、移動の手間がかからないことが判る。
利用者情報33は、サーバ2が提供するサービスに端末からログインして利用する際の利用者を識別するための情報を格納している。具体的には、利用者ごとにユニークに割り当てられる「ユーザID」、その利用者の「氏名」、「住所」、「電話番号」などである。なお、利用者情報33は、ログインする際に正規の利用者で有るか否かを識別するためのパスワードなども格納する構成であってよい。
検索ログ情報34は、上述した利用者情報33に登録された利用者が路線検索を行った際の検索ログを格納している。具体的には、前述した「ユーザID」、その利用者の履歴順を示す「No」、路線検索を行った「乗車駅」/「下車駅」などを格納している。
次に、情報処理システム100の端末1及びサーバ2が行う動作について、図5〜図10を参照して説明する。図5は、情報処理システム100の端末1及びサーバ2が行う動作をラダーチャートで示している。図6は、サーバ2が行う乗車駅検索処理の内容をフローチャートで示している。図7は、サーバ2が行う下車駅検索処理の内容をフローチャートで示している。図8〜10は、サーバ2が行う候補リスト作成処理の内容をフローチャートで示している。
なお、以下の説明においては、端末1の制御部11が行う動作については符号の頭に「A」を付し、サーバ2の制御部21が行う動作については符号の頭に「B」を付し、互いの制御部の制御の下で行われるデータ通信については符号の頭に「C」を付して区別する。
図5に示すように、情報処理システム100では、端末1における操作部12からの操作指示などの路線検索指示(ステップA11)により、端末1とサーバ2との間で路線探索に係る通信セッションが開始される(ステップC11)。この路線探索に係る通信セッションは、例えば端末1のウェブブラウザ上でサーバ2のアドレス(URL:Uniform Resource Locator)を指定することで、サーバ2の路線探索に関するサービスを提供するウェブページを開くなどして開始される。
なお、情報処理システム100では、この通信セッションを開始する際に、端末1からユーザIDの入力を受け付けて駅間情報32のユーザIDと比較することで、利用者を識別するログイン処理を行ってもよい。
さらに情報処理システム100では、この通信セッションを開始する際に、端末1a、1b…であるか否か、携帯端末1n…であるか否かを判別してもよい。この判別は、端末側から送信される識別情報や端末側に割り当てられたアドレスなどに基づいて行われる。例えば、端末のアドレス(ドメイン)が携帯電話会社に割り当てられたものであるか否か等の判別に基づいて行われる。情報処理システム100では、この判別により、後述する駅名情報31のスコアを参照する際に、端末又は携帯端末ごとに格納されたスコアを参照することができる。
次いで、情報処理システム100において、端末1では、路線検索を行う駅を指定するための乗車駅名、下車駅名の入力が行われ(ステップA12)、その入力された乗車駅名、下車駅名がサーバ2に送信される(ステップC12)。
次いで、サーバ2では、端末1から送信された乗車駅名/下車駅名に基づいた駅名情報31の検索を行うことで、乗車駅名に該当する駅の検索を行う乗車駅検索処理(ステップB11)、乗車駅名に該当する駅の検索を行う下車駅検索処理(ステップB12)が行われ、その検索に基づいた乗車駅の候補/下車駅の候補を並び替えてリスト表示するため表示情報を作成する候補リスト作成処理が行われて(ステップB13)、その作成された表示情報が端末1へ送信される(ステップC13)。
次いで、端末1では、サーバ2から送信された表示情報に基づいた表示順で乗車駅、下車駅の候補リストが表示され(ステップA13)、乗車駅、下車駅の選択、即ち、路線検索を行う駅の選択が行われて(ステップA14)、その選択結果がサーバ2に送信される(ステップC14)。
次いで、サーバ2では、端末1により選択された駅に基づき、駅間情報32等を参照して最短距離・最短時間・最小費用などで移動可能な路線を検索する路線検索が行われ(ステップB14)、その検索結果が端末1に送信される(ステップC15)。次いで、端末1では、操作部12から送信された検索結果が表示される(ステップA15)。
なお、このステップB14において、サーバ2では、端末1の種別(端末/携帯端末)を示す情報とその端末1により選択された駅に基づいて、駅名情報31のスコアが更新される。このため、情報処理システム100では、路線検索時の利用頻度に関する情報を最新の選択状況に応じたものとすることができる。
ここで、乗車駅検索処理/下車駅検索処理について詳細に説明する。図6に示すように、乗車駅検索処理が開始されると、乗車駅名と完全一致する駅の検索が駅名情報31から行われる(ステップB1101)。ここでいう完全一致とは、乗車駅名と前述した駅名情報31に格納された駅名との完全一致であり、付帯情報まで含む一致ではない。即ち、同じ駅名であっても、付帯情報が異なる場合であり、鉄道会社が異なる同一駅名の駅や異なる場所にある同一駅名の駅も完全一致として検索される。
次いで、この完全一致に関する検索結果が1つの駅/複数の駅/該当なしのいずれであるかが判定される(ステップB1102)。この判定において、1つの駅が完全一致として検索された場合は乗車駅の検索で完全一致する駅が1つあることを示すフラグがRAM等のメモリ上に立てられ(ステップB1103)、複数の駅が完全一致として検索された場合は乗車駅の検索で完全一致する駅が複数あることを示すフラグがメモリ上に立てられ(ステップB1104)、その検索結果がメモリに格納される(ステップB1105)。
次いで、乗車駅名と部分一致する駅の検索が行われる(ステップB1106)。ここでいう部分一致とは、乗車駅名と前述した駅名情報31に格納された駅名の一部との一致、即ち、前方部分/中間部分/後方部分との一致のことである。具体的には、乗車駅名が「大宮」である場合、前方部分が一致する「大宮公園」、中間部分が一致する「新大宮ターミナル」、後方部分が一致する「四条大宮」などの駅が検索される。
次いで、この部分一致に関する検索結果の有無が判定され(ステップB1107)、検索結果がある場合はその検索結果がメモリに格納される(ステップB1108)。
次いで、完全一致、部分一致に関する検索結果がともにあるか否かが判定され(ステップB1109)、ない場合は乗車駅検索のエラーがメモリに格納されて(ステップB1110)、終了する。
サーバ2では、上述した乗車駅検索処理を行うことで、端末1で入力された乗車駅名に完全一致/部分一致する駅を乗車駅の候補として駅名情報31から検索することができ、乗車駅の候補がない場合はエラーを出力することができる。
乗車駅検索処理と同様、図7に示すように、下車駅検索処理が開始されると、下車駅名と完全一致する駅の検索が駅名情報31から行われる(ステップB1201)。
次いで、この完全一致に関する検索結果が1つの駅/複数の駅/なしのいずれであるかが判定される(ステップB1202)。この判定において、1つの駅が完全一致として検索された場合は下車駅の検索で完全一致する駅が1つあることを示すフラグがRAM等のメモリ上に立てられ(ステップB1203)、複数の駅が完全一致として検索された場合は下車駅の検索で完全一致する駅が複数あることを示すフラグがメモリ上に立てられ(ステップB1204)、その検索結果がメモリに格納される(ステップB1205)。
次いで、下車駅名と部分一致する駅の検索が行われ(ステップB1206)、この部分一致に関する検索結果の有無が判定されて(ステップB1207)、検索結果がある場合はその検索結果がメモリに格納される(ステップB1208)。
次いで、完全一致、部分一致に関する検索結果がともにあるか否かが判定され(ステップB1209)、ない場合は下車駅検索のエラーがメモリに格納されて(ステップB1210)、終了する。
サーバ2では、上述した下車駅検索処理を行うことで、端末1で入力された下車駅名に完全一致/部分一致する駅を下車駅の候補として駅名情報31から検索することができ、下車駅の候補がない場合はエラーを出力することができる。
次に、候補リスト作成処理の詳細について説明する。図8に示すように、候補リスト作成処理が開始されると、乗車駅名と完全一致する駅が1つであるか否かがメモリ上のフラグに基づいて判定され(ステップB1301)、完全一致する駅が1つでない場合(NO)はステップB1302〜B1308の処理が行われ、完全一致する駅が1つである場合はステップB1309〜B1319の処理が行われる。
先ず、ステップB1302〜B1308について説明する。完全一致する駅が1つでない場合(NO)は、下車駅名と完全一致する駅が複数であるか否かがメモリ上のフラグに基づいて判定される(ステップB1302)。この判定において複数である場合(YES)は、下車駅名と完全一致する検索結果が読み出され(ステップB1303)、その検索結果に含まれる各駅のスコアが駅名情報31から読み出されて、下車駅名と完全一致する複数の駅がスコア順にソートされ(ステップB1304)、そのソート結果がメモリに格納される(ステップB1305)。
次いで、下車駅に部分一致する検索結果が読み出され(ステップB1306)、その検索結果に含まれる各駅のスコアが駅名情報31から読み出されて、下車駅名と部分一致する複数の駅がスコア順にソートされ(ステップB1307)、そのソート結果がメモリに格納される(ステップB1308)。
即ち、サーバ2では、乗車駅名と完全一致する駅が複数ある又は存在しない場合、ステップB1303〜B1305を行うことで、メモリに格納された下車駅名と完全一致する複数の駅を路線検索時における指定率順に並び替えることができる。更に、ステップB1306〜B1308を行うことで、メモリに格納された下車駅名と部分一致する複数の駅を路線検索時における指定率順に並び替えることができる。なお、指定率とは前述したとおり、路線検索をする際にどの程度その駅を指定したか等を示すスコア(頻度情報)のことである。よってサーバ2では、指定順に並び替えることで利用者が指定する割合の高い駅を上位へ並び替えることができる。
次に、ステップB1309〜B1319の処理について説明する。完全一致する駅が1つである場合(YES)は、下車駅名と完全一致する駅が複数であるか否かがメモリ上のフラグに基づいて判定される(ステップB1309)。
ステップB1309の判定において、複数である場合(YES)は、乗車駅名、下車駅名と完全一致する検索結果が読み出され(ステップB1310)、その検索結果が示す乗車駅名と完全一致する1つの駅であり、乗車駅として検索された駅と、同様にその検索結果が示す下車駅名と完全一致する複数の駅との間の各々の距離が、駅名情報31の緯度・経度などから計算され(ステップB1311)、その計算結果に基づいて下車駅名と完全一致する複数の駅が乗車駅との距離順(例えば近い順)にソートされる(ステップB1312)。
次いで、ステップB1312で距離順にソートされた下車駅名と完全一致する複数の駅は、予めメモリ等に設定された閾値を条件として、駅名情報31における各駅のスコアに基づいてスコア順にソートされ(ステップB1313)、そのソートした結果がメモリに格納される(ステップB1314)。
このステップB1313における閾値を条件としたスコア順のソートとは、スコア順にソートする際において、入れ替え対象となる二つの駅のスコア差が閾値以下ならば入れ替えを行わないなどの条件を付したソートのことである。即ち、この閾値とは、利用頻度差の判別に係る基準値のことである。よって、ステップB1313では、閾値を小さい値に設定することで、スコア値をより反映するスコア優先のソートを行うことができる。また、閾値を大きい値に設定することで、スコア値を反映しないソート、即ち、予め距離順にソートされている場合はその距離順のソートを優先させることができる。
上述したステップB1309〜B1314に次いで、下車駅名と部分一致する検索結果が読み出され(ステップB1315)、その検索結果が示す下車駅名と部分一致する複数の駅と、乗車駅として検索された駅との間の各々の距離が、駅名情報31の緯度・経度などから計算され(ステップB1316)、その計算結果に基づいて下車駅名と部分一致する複数の駅が乗車駅との距離順(例えば近い順)にソートされる(ステップB1317)。
次いで、ステップB1317で距離順にソートされた下車駅名と部分一致する複数の駅は、ステップB1313と同様、閾値を条件としたスコア順にソートされ(ステップB1318)、そのソートした結果がメモリに格納される(ステップB1319)。
即ち、サーバ2では、乗車駅名と完全一致する駅が1つである場合、このステップB1309〜B1319を行うことで、メモリに格納された下車駅名と完全一致/部分一致する複数の駅を上記1つの乗車駅との距離順にソートすることができるとともに、閾値を条件とした路線検索時における指定率順に並び替えることができる。また、この閾値を調整することで、スコア優先の下車駅のソート又は距離優先の下車駅のソートを切り替えることができる。
次いで、図9に示すように、上述したステップB1301〜B1319(下車駅のソート)と同様、下車駅名と完全一致する駅が1つであるか否かがメモリ上のフラグに基づいて判定され(ステップB1320)、完全一致する駅が1つでない場合(NO)はステップB1321〜B1327の処理が行われ、完全一致する駅が1つである場合はステップB1328〜B1338の処理が行われる。
先ず、ステップB1321〜B1327の処理について説明する。完全一致する駅が1つでない場合(NO)は、乗車駅名と完全一致する駅が複数であるか否かがメモリ上のフラグに基づいて判定される(ステップB1321)。この判定において複数である場合(YES)は、乗車駅名と完全一致する検索結果が読み出され(ステップB1322)、その検索結果に含まれる各駅のスコアが駅名情報31から読み出されて、乗車駅名と完全一致する複数の駅がスコア順にソートされ(ステップB1323)、そのソート結果がメモリに格納される(ステップB1324)。
次いで、乗車駅に部分一致する検索結果が読み出され(ステップB1325)、その検索結果に含まれる各駅のスコアが駅名情報31から読み出されて、乗車駅名と部分一致する複数の駅がスコア順にソートされ(ステップB1326)、そのソート結果がメモリに格納される(ステップB1327)。
即ち、サーバ2では、下車駅名と完全一致する駅が複数ある場合又は存在しない場合、ステップB1322〜B1324を行うことで、メモリに格納された乗車駅名と完全一致する複数の駅を路線検索時における指定率順に並び替えることができる。更に、ステップB1325〜B1327を行うことで、メモリに格納された乗車駅名と部分一致する複数の駅を路線検索時における指定率順に並び替えることができる。
次に、ステップB1328〜B1338の処理について説明する。完全一致する駅が1つである場合(YES)は、乗車駅名と完全一致する駅が複数であるか否かがメモリ上のフラグに基づいて判定される(ステップB1328)。
ステップB1328の判定において、複数である場合(YES)は、乗車駅名、下車駅名と完全一致する検索結果が読み出され(ステップB1329)、その検索結果が示す下車駅名と完全一致する1つの駅であり、下車駅として検索された駅と、同様にその検索結果が示す乗車駅名と完全一致する複数の駅との間の各々の距離が、駅名情報31の緯度・経度などから計算され(ステップB1330)、その計算結果に基づいて乗車駅名と完全一致する複数の駅が下車駅との距離順(例えば近い順)にソートされる(ステップB1331)。
次いで、ステップB1331で距離順にソートされた乗車駅名と完全一致する複数の駅は、予めメモリ等に設定された閾値を条件として、駅名情報31における各駅のスコアに基づいてスコア順にソートされ(ステップB1332)、そのソートした結果がメモリに格納される。なお、この閾値を条件としたスコア順のソートは前述のステップB1313と同様なものである。
上述したステップB1328〜B1333に次いで、乗車駅名と部分一致する検索結果が読み出され(ステップB1334)、その検索結果が示す乗車駅名と部分一致する複数の駅と、下車駅として検索された駅との間の各々の距離が、駅名情報31の緯度・経度などから計算され(ステップB1335)、その計算結果に基づいて乗車駅名と部分一致する複数の駅が下車駅との距離順(例えば近い順)にソートされる(ステップB1336)。
次いで、ステップB1336で距離順にソートされた乗車駅と部分一致する複数の駅は、ステップB1332と同様、閾値を条件としたスコア順にソートされ(ステップB1337)、そのソートした結果がメモリに格納される(ステップB1338)。
即ち、サーバ2では、下車駅名と完全一致する駅が1つである場合、このステップB1328〜B1338を行うことで、メモリに格納された乗車駅名と完全一致/部分一致する複数の駅を上記1つの下車駅との距離順にソートすることができるとともに、閾値を条件とした路線検索時における指定率順に並び替えることができる。また、この閾値を調整することで、スコア優先の乗車駅のソート又は距離優先の乗車駅のソートを切り替えることができる。
次いで、図10に示すように、ユーザID等により利用者が識別されたログインアカウントによる通信セッションであるか否かが判定される(ステップB1339)。この判定において、ログインアカウントによる通信セッションである場合(YES)は、識別されたユーザIDに基づいた検索ログ情報34の検索が行われて当該検索ログ情報34に乗車駅・下車駅と一致するログがあるか否かが判定される(ステップB1340)。この判定でログがある場合(YES)は、その検索ログに基づいた乗車駅・下車駅が表示順位の最上位にセットされる(ステップB1341)。
次いで、上述した処理における乗車駅名の完全一致の結果に部分一致の結果を追加する、即ち、ソート後の乗車駅名と完全一致する駅のリストの後ろに同じくソート後の乗車駅名と部分一致する駅のリストを追加することで、乗車駅名の完全一致に次いで部分一致の順であり、ソートされた表示順位で駅を表示する乗車駅の候補リストが出力される(ステップB1342)。
同様に、上述した処理における下車駅名の完全一致の結果に部分一致の結果を追加することで、下車駅名の完全一致に次いで部分一致の順であり、ソートされた表示順位で駅を表示する下車駅の候補リストが出力されて(ステップB1343)、候補リスト作成処理を終了する。
ここで、上述した各処理を行う情報処理システム100の実際の動作について、端末1の表示部13に表示される画面例を具体的に示しながら説明する。図11は、路線探索時において端末に表示される探索画面G1を例示している。図12は、乗車駅/下車駅の候補リストの作成を例示している。図13は、路線探索時において端末に表示されるスコア優先の駅名選択画面G2を例示している。図14は、路線探索時において端末に表示される距離優先の駅名選択画面G3を例示している。図15は、路線探索時において端末に表示される探索結果画面G4を例示している。
先ず、情報処理システム100における路線検索指示は、図11に示すような表示部13に表示される探索画面G1に基づいて行われる。この探索画面G1は、乗車駅/下車駅を指定するための乗車駅名/下車駅名の入力を行う駅名入力領域G11、路線探索に係る日時などの指定を行う探索日時指定領域G12、路線探索時に利用する路線(特急/新幹線/空路)等を指定する利用設定領域G13、乗車駅/下車駅を選択指定するためのページ設定をラジオボタン等で行う駅選択ページ設定領域G14などを有する。
情報処理システム100の利用者は、駅名入力領域G11において路線検索を行う駅を指定するための乗車駅名(例えば「大阪」等)/下車駅名(例えば「大手町」等)の入力を行う。この際に情報処理システム100では、駅選択ページ設定領域G14の設定により、入力した乗車駅名/下車駅名に該当する路線検索対象の駅の選択画面を設定することができる。具体的には、スコア優先の表示順で駅を表示する/距離優先の表示順で表示する/乗車駅と下車駅が完全一致する1つの駅である場合は駅の選択を行うことなく探索結果を表示する等の設定を行うことができる。
上述した駅名入力領域G11の乗車駅名/下車駅名の入力に基づいて、情報処理システム100では、その入力駅名に該当する駅の検索が行われる。具体的には図12に示すように、乗車駅名「大阪」に完全一致する1つの駅である「大阪」や部分一致する複数の駅である「新大阪」、「新大阪国際空港」、…などが検索される。同様に、異なる地域の駅であるが下車駅名「大手町」に完全一致する「大手町(東京都)」、「大手町(愛媛県)」などが検索される。なお、図12において、括弧内の数値はスコア値を示し、括弧内の文字は付帯情報を示す。
そして、情報処理システム100では、図12に示すように、乗車駅名/下車駅名の入力に基づいた検索結果が乗車駅と下車駅との距離順や路線検索での指定率を示すスコア順でソートされる。具体的には、乗車駅名と完全一致する1つの駅である「大阪」と下車駅名に該当する「大手町(東京都)」又は「大手町(愛媛県)」との距離が比較されて距離順にソートされた後、閾値を条件としたスコア順でソートされる。なお、この閾値は、前述した駅選択ページ設定領域G14の設定に基づいて、スコア優先の場合は小さい値に、距離優先の場合は大きい値に設定される。また、下車駅名と完全一致する1つの駅がないため、乗車駅名に基づいた検索結果はスコア順でソートされる。
例えば、図12に例示したように、「大阪」と「大手町(東京都)」、「大阪」と「大手町(愛媛県)」との距離を比較して距離順に並び替えた場合には、「大手町(愛媛県)」、「大手町(東京都)」の順となる。なお、「大手町(東京都)」のスコア値は「0.8330…」であり、「大手町(愛媛県)」のスコア値は「0.6321…」であり、そのスコア差は「0.2009…」である。
よって、前述の閾値として「0.2」が設定された場合は、スコア差が閾値以上となるためスコア順に並び替えられ、「大手町(東京都)」、「大手町(愛媛県)」の順となる。即ち、路線検索時に利用者がよく指定する「大手町(東京都)」を上位に並び替えることができる。また、前述の閾値として「0.3」が設定された場合は、スコア差が閾値以下となるためスコア順の並び替えが行われず、距離順に並び替えた状態のままとなる。即ち、「大阪」により近い駅である「大手町(愛媛県)」を上位に並び替えることができる。
情報処理システム100では、上述したソートの後、完全一致の結果に部分一致の結果を追加した乗車駅/下車駅の候補リストに基づいて、駅の選択画面が端末1の表示部13に表示される。具体的には、駅選択ページ設定領域G14においてスコア優先の表示順が選択された場合は、図13に示すような駅名選択画面G2が表示される。この駅名選択画面G2は、駅選択領域G21、探索日時指定領域G22、利用設定領域G23を有する。駅選択領域G21は、乗車駅名に該当する駅がスコア優先でソートされてリスト表示される乗車駅選択領域G21a、下車駅名に該当する駅がスコア優先でソートされてリスト表示される下車駅選択領域G21bを有する。
この乗車駅選択領域G21a、下車駅選択領域G21bにおける表示順は、路線検索時の指定率の高い順であり、利用者が意図した駅が上位に表示され易くなっている。このため、情報処理システム100の利用者は、路線検索時の駅選択を迷うことなく容易に行うことができる。
また、駅選択ページ設定領域G14において距離優先の表示順が選択された場合は、図14に示すような駅名選択画面G3が端末1の表示部13に表示される。この駅名選択画面G3は、駅選択領域G31、探索日時指定領域G32、利用設定領域G33を有する。駅選択領域G31は、乗車駅名に該当する駅が距離優先でソートされてリスト表示される乗車駅選択領域G31a、下車駅名に該当する駅が距離優先でソートされてリスト表示される下車駅選択領域G31bを有する。なお、下車駅名と完全一致する1つの駅がない場合、乗車駅選択領域G31aにはスコア順でソートされた駅一覧が表示され、乗車駅名と完全一致する1つの駅がない場合、下車駅選択領域G31bにはスコア順でソートされた駅一覧が表示される。
この乗車駅選択領域G31a、下車駅選択領域G31bにおける表示順は、路線検索時における乗車駅/下車駅との距離順(例えば近い順)であり、主に近距離圏内の路線検索を行いたいとする利用者の意図した駅が上位に表示され易くなっている。このため、情報処理システム100の利用者は、路線検索時の駅選択を迷うことなく容易に行うことができる。
また、駅選択ページ設定領域G14において、乗車駅と下車駅が完全一致する1つの駅である場合であり駅の選択を行うことなく探索結果を表示する、が選択された場合は、乗車駅/下車駅を選択する画面を表示することなく、図15に示すような探索結果画面G4が端末1の表示部13に表示されてもよい。
なお、本実施の形態では駅選択ページ設定領域G14において利用者からの選択を受け付ける構成を例示したが、スコア優先の表示順、又は、距離優先の表示順とする設定などが予めメモリに格納されており、利用者からの選択を受け付けることなく、そのメモリの設定に基づいて図13、14、15に例示した画面を端末1の表示部13に表示してもよい。この場合は、利用者にとって面倒な作業を省くということから、図13や図14に示したような駅一覧を表示して選択する画面を介することなく、乗車駅候補/下車駅候補の最上位の駅同士で路線検索を行った検索結果の画面(例えば図15の探索結果画面G4)を直接表示することがより好ましい。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について図16、図17を参照して説明する。図16は、第1の実施の形態である情報処理装置4の機能的構成を模式的に示している。図17は、情報処理装置4の動作をフローチャートで示している。
情報処理装置4は、いわゆるPCやWSなどの情報機器であり、図17に示すように、制御部41、操作部42、表示部43、記憶部44、通信部45を有し、各部はバス46により接続されている。この情報処理装置4の各部については、前述したサーバ2と同一構成(単に符号が異なるだけ)であるため、説明は省略する。なお、図示例では、通信部45を介してデータベース3に格納される情報を参照可能な構成を例示したが、データベース3に格納される情報は記憶部24に格納さてもよく、特に限定しない。
この情報処理装置4の制御部41が制御して行う動作は、図17に示すように、ステップS11〜S19からなる。このステップS11〜S19の各処理は、前述した情報処理システム100における端末1及びサーバ2が行う処理(ステップA11〜A15、B11〜B14)と略同一である。即ち、前述した情報処理システム100と同一の処理を情報処理装置4単体で実施する構成であってもよい。
以上のように、情報処理システム100は、互いに通信可能に接続された端末1及びサーバ2を含み、端末1は、少なくとも乗車駅名及び下車駅名を含む複数の入力駅名に基づく当該入力駅名ごとに検索された候補駅の各々から駅の選択を行い、サーバ2は、選択された複数駅に基づいた路線探索を行うとともに、いずれかの候補駅に含まれる各々の駅をデータベース3に格納された駅名情報31に基づいて各駅のスコア順に並び替えてリスト表示する、端末1の駅選択に係る表示情報を生成する。
このため、情報処理システム100は、駅名入力後の候補駅の中から駅を選択して路線検索を行う際に、路線検索の利用頻度が高い駅が上位に表示されるため、駅の選択を迷うことなく容易に行うことができる。
また、情報処理システム100は、駅間ごとの距離情報である駅間情報32をデータベース3に格納しており、乗車駅の候補に含まれる1つの駅と、下車駅の候補に含まれる駅の各々と、の距離を算出して下車駅の候補を距離順に並び替える構成である。又は、下車駅の候補に含まれる1つの駅と、乗車駅の候補に含まれる駅の各々と、の距離を算出して乗車駅の候補を距離順に並び替える構成である。
このため、情報処理システム100は、距離順に並び替えることで利用者が意図するであろう駅が上位に表示される可能性が高くなるため、路線検索時における駅選択を迷うことなく容易にできる。特に、頻繁に検索するであろう、近距離の駅をより上位に表示させることで、利用者の選択の手間を省くことができる。
また、情報処理システム100は、算出された距離順に並び替えた乗車駅/下車駅の候補に含まれる各々の駅を、スコアに基づいた当該各々の駅間におけるスコア差に基づいて並び替えてリスト表示する表示情報を作成する構成である。このため、情報処理システム100は、算出された距離順に並び替えた乗車駅/下車駅の候補に含まれる各々の駅を、スコア差に基づいて並び替えることができるため、さらに利用者が意図するであろう駅が上位に表示される可能性が高くなり、路線検索時における駅選択を迷うことなく容易とすることができる。
また、情報処理システム100は、スコア差の判別に係る閾値を駅選択ページ設定領域G14におけるスコア優先/距離優先の選択などで設定し、スコア差がその設定された閾値の条件を満たす場合に、スコア差に基づいた並び替えを行うため、利用頻度差の大小に応じた並び替えの有無を調整による、スコア優先/距離優先の並び替えを実現することができ、より利用者の意図する駅を上位に表示させることが可能となる。
また、情報処理システム100は、利用者情報33に基づいて利用者を識別し、その識別された利用者の検索ログ情報34に含まれる駅を上位にリスト表示する表示情報を作成する構成である。このため、情報処理システム100は、利用者が以前の路線探索時に選択した駅、即ち、より利用者が選択する可能性の高い駅を上位に表示させることができ、路線検索時における駅選択を迷うことなく容易とすることができる。
また、情報処理システム100は、端末1で行われた路線探索に係る駅の選択及び端末1の種別(端末/携帯端末)に基づいて、サーバ2のステップB14における路線検索時に駅名情報31のスコアを更新する構成である。このため、情報処理システム100は、利用者の経路探索に則した頻度情報にすることができ、より利用者の意図する地点を上位に表示させることが可能となる。
なお、上述した実施の形態における記述は、一例を示すものであり、これに限定するものではない。上述した実施の形態における構成及び動作に関しては適宜変更が可能である。
例えば、本実施の形態では、駅の路線検索を例示したが、一般的な地名の入力により該当する地点候補から地点を選択して経路検索をおこなう、いわゆるナビゲーションシステムであってもよい。
第1の実施の形態に係る情報処理システムの構成を模式的に示すブロック図である。 情報処理システムにおける端末の機能的構成を模式的に示すブロック図である。 情報処理システムにおけるサーバの機能的構成を模式的に示すブロック図である。 データベースが格納する情報を具体的に示す概念図である。 情報処理システムにおける動作を例示するラダーチャートである。 乗車駅検索処理の内容を例示するフローチャートである。 下車駅検索処理の内容を例示するフローチャートである。 候補リスト作成処理の内容を例示するフローチャートである。 候補リスト作成処理の内容を例示するフローチャートである。 候補リスト作成処理の内容を例示するフローチャートである。 探索画面を例示する概念図である。 乗車駅/下車駅の候補リストの作成を例示する概念図である。 駅名選択画面を例示する概念図である。 駅名選択画面を例示する概念図である。 探索結果画面を例示する概念図である。 第2の実施の形態に係る情報処理装置の機能的構成を模式的に示すブロック図である。 情報処理装置における動作を例示するフローチャートである。
符号の説明
100 情報処理システム
1 端末
2 サーバ
3 データベース
4 情報処理装置
N 通信ネットワーク
11、21、31、41 制御部
12、22、32、42 操作部
13、23、33、42 表示部
14、24、34、44 記憶部
15、25、35、45 通信部
16、26、36、46 バス
31 駅名情報
32 駅間情報
33 利用者情報
34 検索ログ情報
G1 探索画面
G2 駅名選択画面
G3 駅名選択画面
G4 探索結果画面
G11、G21、G31 駅指定領域
G12、G22、G32 探索日時指定領域
G13、G23、G33 利用設定領域
G14 駅選択ページ設定領域

Claims (6)

  1. 少なくとも出発地名及び到着地名を含む複数の入力地名に基づく当該入力地名ごとに検索された地点候補の各々から地点の選択を行い、当該選択された複数地点に基づいた経路探索を行う情報処理装置であって、
    地点ごとに当該地点の経路探索の利用頻度を示す頻度情報と、地点間ごとの距離情報と、を格納する記憶手段と、
    入力データに従って、各々の地点間における利用頻度差の判別に係る基準値を設定する設定手段と、
    前記いずれかの地点候補に含まれる1つの地点と、前記他の地点候補に含まれる地点の各々と、の距離を前記記憶手段に格納された距離情報に基づいて算出し、当該他の地点候補に含まれる各々の地点を前記算出された距離順に並び替え、前記記憶手段に格納された頻度情報に基づいた前記他の地点候補に含まれる各々の地点間における利用頻度差が、前記設定された基準値を超えた場合に、前記算出された距離順に並び替えた前記他の地点候補に含まれる各々の地点の並びを、前記頻度情報に基づいて各地点の利用頻度順に並び替えてリスト化し、そのリストを表示するための表示情報を生成する生成手段と、
    を有する情報処理装置。
  2. 利用者を識別する識別手段を更に有し、
    前記記憶手段は、前記利用者ごとの前記経路探索の履歴情報を格納し、
    前記生成手段は、前記識別手段により識別された利用者の履歴情報に含まれる地点を上位にリスト表示するための表示情報を生成する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記経路探索に係る地点の選択に基づいて前記記憶手段に格納された頻度情報を更新する更新手段を更に有する請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記生成手段により生成された表示情報に基づいて前記いずれかの地点候補をリスト表示する表示手段を更に有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 少なくとも出発地名及び到着地名を含む複数の入力地名に基づいて当該入力地名ごとに検索された地点候補の各々から地点の選択を行い、当該選択された複数地点に基づいた経路探索を行う処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    入力データに従って、各々の地点間における利用頻度差の判別に係る基準値を設定する設定手段、
    前記いずれかの地点候補に含まれる1つの地点と、前記他の地点候補に含まれる地点の各々と、の距離を、地点ごとに当該地点の経路探索の利用頻度を示す頻度情報と、地点間ごとの距離情報と、を格納する記憶装置に格納された距離情報に基づいて算出し、当該他の地点候補に含まれる各々の地点を前記算出された距離順に並び替え、前記記憶装置に格納された頻度情報に基づいた前記他の地点候補に含まれる各々の地点間における利用頻度差が、前記設定された基準値を超えた場合に、前記算出された距離順に並び替えた前記他の地点候補に含まれる各々の地点の並びを、前記頻度情報に基づいて各地点の利用頻度順に並び替えてリスト化し、そのリストを表示するための表示情報を生成する生成手段、
    として機能させるためのプログラム。
  6. 少なくとも出発地名及び到着地名を含む複数の入力地名に基づいて当該入力地名ごとに検索された地点候補の各々から地点の選択を行い、当該選択された複数地点に基づいた経路探索を行う情報処理装置の情報処理方法であって、
    入力データに従って、各々の地点間における利用頻度差の判別に係る基準値を設定する工程と、
    前記いずれかの地点候補に含まれる1つの地点と、前記他の地点候補に含まれる地点の各々と、の距離を、地点ごとに当該地点の経路探索の利用頻度を示す頻度情報と、地点間ごとの距離情報と、を格納する記憶手段に格納された距離情報に基づいて算出し、当該他の地点候補に含まれる各々の地点を前記算出された距離順に並び替え、前記記憶手段に格納された頻度情報に基づいた前記他の地点候補に含まれる各々の地点間における利用頻度差が、前記設定された基準値を超えた場合に、前記算出された距離順に並び替えた前記他の地点候補に含まれる各々の地点の並びを、前記頻度情報に基づいて各地点の利用頻度順に並び替えてリスト化し、そのリストを表示するための表示情報を生成する工程と、を含む情報処理方法。
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