JP5131124B2 - 証跡管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、内部監査等において、多数の店舗から業務プロセス別に複数の証跡を収集する際の監査計画の作成等に用いる証跡管理システムに関する。
従来の証跡管理システムは、各部門のネットワークシステムから入力された証跡を証跡管理サーバで時系列に並べて集中管理し、特定の事象に関する証跡を解析する場合に、蓄積されている証跡から当該事象に該当する複数の証跡を抽出して出力している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−26207号公報(主に、段落0040−0043、第1図、第6図)
近年、企業のコンプライアンス体制については、米国にてSOX(Sarbanes−Oxley)法が施行される等により厳格化され、社会的に企業責任の重要性が高まってきている。
日本においても、金融商品取引法が制定され、2008年度から都市銀行や地方銀行、保険会社、消費者金融会社等の金融機関やその他の企業等の上場企業を対象として内部統制報告書の提示義務が課せられることになり、有価証券報告書の信頼性に関して、より注意を払うことが求められている。
内部統制報告書は、財務報告と同様に提示期限が定められており、期限を厳守する必要がある。
金融機関においては、同種業務を遂行する多数の支社や支店等の店舗に対し、マニュアルに記された通りに業務が実施されているか否かを、監査側が伝票等の取引書類をチェックすることで運用状況を評価しており、評価の高効率化が求められている。
金融機関の運用状況の評価においては、業務プロセス別に一定数以上の証跡が必要とされるため、監査側が多数の店舗から業務プロセス別に複数の証跡を収集する際の計画(監査計画という。)を作成して継続的な評価を遂行している。
しかしながら、上述した従来の技術においては、各部門のネットワークシステムにおける多数の証跡を証跡管理サーバに蓄積して集中管理しているものの、監査計画を作成する際には、各部門が管理している証跡を証跡管理サーバから部門別に抽出し、これを人手で業務プロセス別に仕分け、各部門から収集する業務プロセス別の証跡数を決定して監査計画を作成することが必要になり、監査計画の作成に時間を要し、運用状況の評価における証跡収集の効率化を図ることが困難になるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、運用状況の評価における証跡収集の効率を向上させる手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、複数の店舗に設置された店舗端末と、前記店舗端末に接続する証跡管理サーバと、を備えた証跡管理システムであって、前記店舗端末は、
証跡情報の入力を受付ける手段と、前記証跡管理サーバへ、受付けた前記証跡情報を送信する手段を備え、前記証跡管理サーバは、予め設定された監査計画作成条件データを格納する手段と、前記店舗端末から前記証跡情報を受信する手段と、受信した前記証跡情報を基に、証跡情報の蓄積数を店舗別および業務プロセス別に集計した集計蓄積データを作成する手段と、前記集計蓄積データの、1つの業務プロセスについて店舗別の証跡情報の蓄積数を合計した蓄積合計数を、少ない順に並べて、業務プロセス優先順位を決定する手段と、前記集計蓄積データの、1つの店舗について証跡情報の存在する業務プロセスをカウントした業務プロセスカウント数を、少ない順に並べて、店舗優先順位を決定する手段と、前記業務プロセス優先順位の上位の業務プロセスから順に、当該業務プロセスにおける店舗優先順位の上位の店舗の順に、前記監査計画作成条件データを基に、店舗別および業務プロセス別に監査対象証跡数を設定した監査計画データを作成する手段と、作成した前記監査計画データを格納する手段と、を備えることを特徴とする。
これにより、本発明は、監査対象となる業務プロセスが片寄っている店舗や、監査対象となる証跡数が少ない業務プロセスが存在した場合においても、その店舗や業務プロセスを優先的に監査対象として設定することができ、運用状況の評価時に監査対象とする店舗別の業務プロセス数や業務プロセス別の証跡数の均一化を図ることができると共に、監査側の担当者による店舗の訪問時に必要な数の証跡を確実に得ることができ、運用状況の評価における証跡収集の効率を向上させることができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明による証跡管理システムの実施例について説明する。
図1は実施例の証跡管理システムの構成を示す説明図、図2、図3は実施例の監査計画作成処理を示すフローチャートである。
図1において、1は証跡管理サーバであり、都市銀行や地方銀行、保険会社、消費者金融会社等の金融機関の内部監査室等の本部に設置され、金融機関の支社や支店等の店舗に設置された店舗端末2と、専用回線や電話回線等のネットワーク3を介して接続しており、証跡情報の蓄積状況の集計する機能や、蓄積された証跡情報を基に監査計画を作成する機能を有している。
店舗端末2は、LCD等の表示画面や、伝票類(例えば、入金伝票)等の取引書類等からなる証跡の画像データを入力するスキャナ、その業務プロセス種別(例えば、入金プロセス)を示すプロセス種別コードや、取引実施した店舗の店舗名を示す店舗コード、取引書類の種別を示す書類コード等の付帯情報の入力を行うキーボードやマウス等を備えており、担当者等による証跡の画像データや付帯情報等からなる証跡情報の入力を受付け、これを証跡管理サーバ1へ送信する機能を有している。
4はパーソナルコンピュータ等の表示端末であり、金融機関の本部に設置され、LAN等を介して証跡管理サーバ1と接続しており、証跡管理サーバ1から送信された監査計画等を受信して、LCD等の表示画面に表示する機能、キーボード等による入力を受付ける機能等を有している。
なお、証跡管理サーバ1の設置場所は、複数の店舗端末2を一括して管理することが可能な設置場所であれば、どのような場所であってもよい。
また、表示端末4の設置場所は、証跡管理サーバ1の設置場所と同じ場所である必要はなく、ネットワーク3を介して接続可能な設置場所であれば、どのような場所であってもよい。
5は証跡管理サーバ1の制御部であり、通信部6によってネットワーク3を介して店舗端末2に接続しており、証跡管理サーバ1内の各部を制御して、証跡情報の集計処理や監査計画作成処理等を実行する機能を有している。
通信部6は、証跡管理サーバ1と店舗端末2との間を、その通信言語変換機能等によりネットワーク3を介して相互通信可能に接続する機能等を有している。
7は証跡管理サーバ1の入力部であり、キーボードやマウス等を備えており、担当者等からの監査計画作成条件データ等の各種の入力を受付ける機能を有している。
8は証跡情報データベースであり、証跡管理サーバ1に内蔵または外付けされたハードディスク装置等の記憶装置に構築されたデータベースであって、予め設定された監査計画作成条件データ、および証跡管理サーバ1が作成した監査計画データが格納される他、店舗別端末2から送信された証跡情報を格納して蓄積する証跡情報蓄積エリア、集計蓄積データを格納する集計蓄積データ格納エリアが確保されている。
10は証跡管理サーバ1の内部メモリ等の記憶部であり、制御部5が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび制御部5による処理結果等が格納される。
本実施例の証跡管理サーバ1の記憶部10には、後述する証跡情報集計処理を行う機能や、図2、図3を用いて説明する監査計画作成処理を行う機能を有するアプリケーションプログラム等を備えた管理処理実行プログラムが予め格納されており、制御部5が実行する管理処理実行プログラムのステップにより本実施例の証跡管理サーバ1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、記憶部10には、監査計画データの作成時に、証跡情報データベース8から読出した監査計画作成条件データを一時保存するための監査計画作成条件データ一時保存エリア11、監査計画データの作成時に、証跡情報データベース8から読出した集計蓄積データを一時保存するための集計蓄積データ一時保存エリア12、監査計画データの作成時に、作成中の監査計画データを一時保存するための監査計画データ一時保存エリア13が確保される他、プロセス種別コードと業務プロセス種別との対応、および店舗コードと店舗名との対応を記したコード対照表等が格納されている。
監査計画の作成においては、事前に外部監査法人との合意や各種の法令等に基づいて、監査対象とする業務プロセスの総数である業務プロセス総数Ap(本実施例では、6つ)とそれらの業務プロセス種別(図4に示す業務プロセス1〜6)、および監査対象とする店舗の総数である店舗総数At(本実施例では、全店舗数(6店舗))とそれらの店舗名(図4に示す店舗A〜F)が設定される。
また、監査計画作成条件としては、監査対象とする各店舗における、監査対象とする証跡の数(監査対象証跡数Kという。)を均一化することを基本方針として、
(A)1つの業務プロセスにおける店舗別の監査対象証跡数Kの合計数(監査対象証跡合計数Gkという。)の目標値である証跡合計数目標値Mg(本実施例では、6証跡/業務プロセス)、
(B)1つの店舗における、1つの業務プロセスについての監査対象証跡数Kの目標値である証跡数目標値Mk(本実施例では、2証跡/業務プロセス)、
(C)1つの店舗における、1以上の監査対象証跡数Kが存在する業務プロセスをカウントしたカウント数である業務プロセス数Gpの目標値である業務プロセス数目標値Mp(本実施例では、3業務プロセス/店舗)、
からなる3つの条件が予め設定される。
このため、上記の証跡情報データベース8には、これらの監査計画作成条件を基に、監査計画を作成するために必要となる、業務プロセス総数Apとその業務プロセス種別、店舗総数Atとその店舗名、および証跡合計数目標値Mg、証跡数目標値Mk、業務プロセス数目標値Mpからなる監査計画作成条件データが、証跡管理サーバ1の入力部7によって予め入力され格納されている。
なお、業務プロセス数目標値Mpは、
監査対象とする証跡の総数は、監査対象とする業務プロセス総数Ap(6業務プロセス)×証跡合計数目標値Mg(6証跡/業務プロセス)より36証跡、1店舗当りの平均証跡数は、監査対象とする証跡の総数(36証跡)÷ 監査対象とする店舗総数At(6店舗)より6証跡/店舗であり、1つの店舗における1つの業務プロセスにおける証跡数目標値Mkは2証跡/業務プロセスであるので、
業務プロセス数目標値Mp=6証跡/店舗 ÷ 2証跡/業務プロセス
=3業務プロセス/店舗
として算出された値である。
上記の証跡情報データベース8の集計蓄積データ格納エリアには、図4に示す蓄積データ集計表を構成する各データからなる集計蓄積データを格納するために、業務プロセス種別と店舗名に対応させて証跡情報の蓄積数Dを格納するための業務プロセス総数Ap×店舗総数Atの蓄積数格納エリア、各業務プロセスにおける店舗別の蓄積数Dの合計数である蓄積合計数Gdをそれぞれ格納するため蓄積合計数格納エリア、各店舗における、1以上の蓄積数Dが存在する業務プロセスをカウントした業務プロセスカウント数Gcをそれぞれ格納するための業務プロセスカウント数格納エリアが設定されており、各格納エリアの初期値は「0」とされている。
以下に、本実施例の証跡情報集計処理について説明する。
金融機関の店舗の担当者は、証跡として保管する取引書類が、マニュアルに記された通りに処理され、その処理が終了したときに、店舗端末2によって、その取引書類の画像データを入力すると共に、業務プロセス種別のプロセス種別コードや、当該店舗の店舗コード、取引書類の書類コード等の付帯情報を入力する。
この入力を受付けた店舗端末2は、入力された証跡(取引書類)の画像データと付帯情報とからなる証跡情報を、ネットワーク3を介して証跡管理サーバ1へ送信する。
また、担当者は証跡情報の送信後に、証跡となる当該取引書類をマニュアルで定められた所定の保管場所に保管する。
一方、金融機関の本部に設置された証跡管理サーバ1の制御部5は、記憶部10に格納されている管理処理実行プログラムにより、店舗端末2からの証跡情報の着信を待って待機しており、店舗端末2からの証跡情報を受信したときに証跡情報集計処理を実行する。
証跡情報集計処理において、制御部5は、受信した証跡情報の付帯情報に含まれるプロセス種別コードおよび店舗コードを基に、記憶部10に格納されているコード対照表を参照して、当該証跡情報の業務プロセス種別と店舗名を特定し、証跡情報データベース8に格納されている集計蓄積データ(図4参照)の該当する店舗名の該当する業務プロセス種別の蓄積数格納エリアに記憶されている蓄積数Dに「1」を加えて、その蓄積数Dを更新し、当該業務プロセスの蓄積合計数格納エリアの蓄積合計数Gdを更新すると共に、当該店舗の1以上の蓄積数Dが存在する業務プロセスが増加した場合は業務プロセスカウント数格納エリアの業務プロセスカウント数Gcを更新し、これらの更新後に、証跡の画像データを含む証跡情報を証跡情報データベース8の証跡情報蓄積エリアに格納する。
このようにして、証跡情報データベース8上に、随時に送信される証跡情報を基に、証跡情報の蓄積数Dを店舗別および業務プロセス別に集計し、業務プロセス別の蓄積合計数Gd、および店舗別の業務プロセスカウント数Gcを集計した集計蓄積データが、制御部5により作成される。
以下に、図2にSで、図3にSXで示すステップに従って、本実施例の監査計画作成処理について説明する。
本部に設置された証跡管理サーバ1の制御部5は、定期的に、または入力部7により本部の担当者からの必要に応じた指示入力により、もしくは表示端末4から送信された監査計画作成要求を受信したときに、監査計画作成処理を実行する。
S1、管理処理実行プログラムにより監査計画作成処理を開始した制御部5は、証跡情報データベース8に格納されている現在までに集計された集計蓄積データを読出して、記憶部10の集計蓄積データ一時保存エリア12に、証跡情報データベース8と同様の格納形式で一時保存する。
本実施例では、図5に示す蓄積データ集計表の各欄に記載された、店舗A〜店舗Fの6つの店舗別、業務プロセス1〜業務プロセス6の6つの業務プロセス別に集計された証跡情報の蓄積数Dおよび、業務プロセス別の蓄積合計数Gd、店舗別の業務プロセスカウント数Gcが各格納エリアに一時保存される。
また、制御部5は、証跡情報データベース8に格納されている業務プロセス総数Apとその業務プロセス種別、店舗総数Atとその店舗名、証跡合計数目標値Mg、証跡数目標値Mk、業務プロセス数目標値Mpからなる監査計画作成条件データを読出して、記憶部10の監査計画作成条件データ一時保存エリア11に一時保存する。
S2、監査計画データ作成目標値を読出した制御部5は、図6から図11に示す表形式にした監査計画を構成する各データからなる監査計画データを作成するために、業務プロセス種別と店舗名とに対応させて監査対象証跡数Kを書込むための業務プロセス総数Ap×店舗総数Atの監査対象証跡数書込エリア、業務プロセス別に設定された業務プロセス優先順位Pをそれぞれ書込むための業務プロセス優先順位書込エリア、店舗別に設定された店舗優先順位Tをそれぞれ書込むための店舗優先順位書込エリア、各業務プロセスにおける店舗別の監査対象証跡数Kの合計数である監査対象証跡合計数Gkをそれぞれ書込むための監査対象証跡合計数書込エリア、各店舗における1以上の監査対象証跡数Kが存在する業務プロセスをカウントした業務プロセス数Gpをそれぞれ書込むための業務プロセス数書込エリアを、監査計画データ一時保存エリア13に設定する。
そして、監査対象証跡数書込エリアおよび業務プロセス優先順位書込エリア、店舗優先順位書込エリアをクリアし、業務プロセス数書込エリアおよび監査対象証跡合計数書込エリアの初期値を「0」にして、図6に示す監査計画の監査計画データの各書込エリアを初期化する。
S3、監査計画データの初期化を終えた制御部5は、集計蓄積データ一時保存エリア12の各蓄積合計数格納エリアに格納されている各業務プロセスの蓄積合計数Gdを、少ない順に並べて業務プロセス優先順位Pを決定し、決定した業務プロセス優先順位Pを、監査計画データ一時保存エリア13の業務プロセス別の業務プロセス優先順位書込エリアに書込む。
S4、また、制御部5は、集計蓄積データ一時保存エリア12の各業務プロセスカウント数格納エリアに格納されている各店舗の業務プロセスカウント数Gcを、少ない順に並べて店舗優先順位Tを決定し、決定した店舗優先順位Tを、監査計画データ一時保存エリア13の店舗別の店舗優先順位書込エリアに書込む。
この場合に、業務プロセスカウント数Gcが同数の店舗が存在するときは、店舗名のアルファベット順に優先順位を決定する。
本実施例では、図5に示す集計蓄積データの蓄積合計数Gd、業務プロセスカウント数Gcを基に、図7に示す業務プロセス優先順位Pおよび店舗優先順位Tが決定される。
S5、業務プロセス優先順位Pおよび店舗優先順位Tを決定した制御部5は、業務プロセス優先順位Pの上位の業務プロセスから順に監査計画データを作成するために、業務プロセス優先順位Pの初期値を「0」に設定する。
S6、業務プロセス優先順位Pを初期化した制御部5は、業務プロセス優先順位Pに「1」を加えて、監査計画データを作成する業務プロセスの優先順位を設定する。
S7、業務プロセス優先順位Pを設定した制御部5は、当該業務プロセスにおける店舗優先順位Tの上位の店舗から順に監査計画データの監査対象証跡数Kを設定するために、店舗優先順位Tの初期値を「0」に設定する。
S8、店舗優先順位Tを初期化した制御部5は、店舗優先順位Tに「1」を加えて、監査対象証跡数Kを設定する店舗の優先順位を設定する。
そして、監査計画データを作成する業務プロセスおよび当該業務プロセスにおける監査対象証跡数Kを設定する店舗を設定した制御部5は、上記した監査計画作成条件データを基に、店舗別、業務プロセス別の監査対象証跡数Kを、以下に示す手順に従って設定する。
S9、監査対象証跡数Kを設定する店舗優先順位Tを設定した制御部5は、設定された店舗優先順位Tの店舗の現段階の業務プロセス数Gpを監査計画データ一時保存エリア13の当該業務プロセス数書込エリアから、業務プロセス数目標値Mpを監査計画作成条件データ一時保存エリア11から読出してこれらを比較し、業務プロセス数Gpが業務プロセス数目標値Mp未満の場合は、ステップS12へ移行する。
業務プロセス数Gpが業務プロセス数目標値Mp以上の場合は、ステップS10へ移行する。
S10、当該店舗の業務プロセス数Gpが業務プロセス数目標値Mp以上と判定した制御部5は、現段階の店舗別の業務プロセス数Gpを各業務プロセス数書込エリアから読出し、読出した店舗の中で当該店舗より店舗優先順位が下位の店舗の中に業務プロセス数目標値Mp未満の店舗が存在する場合は、当該店舗への監査対象証跡数Kの設定を不要と判定してステップS14へ移行する。
業務プロセス数目標値Mp未満の店舗が存在しない場合、つまり全ての店舗の業務プロセス数Gpが業務プロセス数目標値Mp以上の場合は、ステップS11へ移行する。
S11、現段階の業務プロセス数Gpが業務プロセス数目標値Mp未満の店舗が存在しないことを判定した制御部5は、当該店舗の業務プロセス数Gpが業務プロセス数目標値Mpとなっている場合、つまりGp=Mpとなっている場合は、ステップS12へ移行する。
当該店舗の業務プロセス数Gpが業務プロセス数目標値Mpを超えている場合は、当該店舗への監査対象証跡数Kの設定を不要と判定してステップS14へ移行する。
S12、制御部5は、当該業務プロセスの現段階の監査対象証跡合計数Gkを、監査計画データ一時保存エリア13の当該監査対象証跡合計数書込エリアから、証跡合計数目標値Mgを監査計画作成条件データ一時保存エリア11から読出して、これらを比較し、監査対象証跡合計数Gkが証跡合計数目標値Mg以上の場合は、当該店舗への監査対象証跡数Kの設定を不要と判定してステップS14へ移行する。
監査対象証跡合計数Gkが証跡合計数目標値Mg未満の場合は、当該店舗への監査対象証跡数Kの設定が必要と判定してステップS13へ移行する。
S13、当該店舗への監査対象証跡数Kの設定が必要と判定した制御部5は、集計蓄積データ一時保存エリア12の蓄積数格納エリアから、当該業務プロセスにおける当該店舗の蓄積数Dを読出し、蓄積数Dが「0」を超えている場合は、当該店舗に当該業務プロセスの証跡が存在する、つまり証跡が保管されていると判定してステップS15へ移行する。
蓄積数Dが「0」以下の場合は、当該店舗に当該業務プロセスの証跡が存在しないために監査対象証跡数Kの設定を不要と判定してステップS14へ移行する。
S14、当該店舗への監査対象証跡数Kの設定を不要と判定した制御部5は、当該店舗の当該業務プロセスの監査対象証跡数Kを「0」に設定し、当該店舗が保管するまたは当該店舗に存在しない証跡を、当該業務プロセスにおける監査対象とはしないことに設定してステップS20へ移行する。
S15、当該店舗に当該業務プロセスの証跡が存在することを判定した制御部5は、監査計画作成条件データ一時保存エリア11から証跡数目標値Mkを読出して、これを当該業務プロセスにおける当該店舗の蓄積数Dと比較し、蓄積数Dが証跡数目標値Mk未満の場合は、ステップS16へ移行する。
蓄積数Dが証跡数目標値Mk以上の場合は、ステップS17へ移行する。
S16、蓄積数Dが証跡数目標値Mk未満と判定した制御部5は、当該業務プロセスの当該店舗における証跡の保管数を超えないように、当該店舗の監査対象証跡数Kを蓄積数Dに設定してステップS20へ移行する。
S17、蓄積数Dが証跡数目標値Mk以上と判定した制御部5は、証跡合計数目標値Mgから現段階の監査対象証跡合計数Gkを減じた差を算出し、この差が証跡数目標値Mk未満の場合は、ステップS18へ移行する。
当該差が、証跡数目標値Mk以上の場合は、ステップS19へ移行する。
S18、当該差が、証跡数目標値Mk未満と判定した制御部5は、当該業務プロセスの監査対象証跡合計数Gkが証跡合計数目標値Mgを超えないように、当該店舗の監査対象証跡数Kを、証跡合計数目標値Mgから現段階の監査対象証跡合計数Gkを減じた数に設定してステップS20へ移行する。
S19、当該差が、証跡数目標値Mk以上と判定した制御部5は、当該店舗の監査対象証跡数Kが証跡数目標値Mkを超えないように、監査対象証跡数Kを証跡数目標値Mkに設定してステップS20へ移行する。
S20、当該業務プロセスにおける当該店舗への監査対象証跡数Kの設定を終えた制御部5は、監査計画データ一時保存エリア13の該当する監査対象証跡数書込エリアに、設定された監査対象証跡数Kを書込むと共に、当該業務プロセスの監査対象証跡合計数Gkおよび当該店舗の業務プロセス数Gpを更新する。
S21、監査対象証跡数Kの書込、監査対象証跡合計数Gkおよび業務プロセス数Gpの更新を終えた制御部5は、現段階の店舗優先順位Tが店舗総数At未満の場合、つまり最下位の店舗の監査対象証跡数Kの設定を終えていない場合は、ステップS8へ戻って、次の店舗優先順位Tの店舗について、監査対象証跡数Kの設定を継続する。
現段階の店舗優先順位Tが店舗総数At以上の場合は、当該業務プロセスにおける全ての店舗への監査対象証跡数Kの設定を終えたと判定して、ステップS22へ移行する。
S22、当該業務プロセスにおける全ての店舗への監査対象証跡数Kの設定を終えた制御部5は、更新された監査対象証跡合計数Gkと証跡合計数目標値Mgとを比較し、監査対象証跡合計数Gkが証跡合計数目標値Mg未満の場合、つまり監査対象証跡合計数Gkが不足の場合は、ステップS23へ移行する。
監査対象証跡合計数Gkが証跡合計数目標値Mg以上の場合は、当該業務プロセスにおける店舗別の監査対象証跡数Kの設定を終えたと判定して、ステップS24へ移行する。
なお、本実施例では、監査対象証跡合計数Gkが証跡合計数目標値Mgを超えないように監査対象証跡数Kを設定しているので、監査対象証跡合計数Gkが証跡合計数目標値Mgを超える場合は存在せず、Gk=Mgの場合にステップS24へ移行する。
S23、当該業務プロセスにおける各店舗への監査対象証跡数Kの設定後に、監査対象証跡合計数Gkが不足していることを判定した制御部5は、集計蓄積データ一時保存エリア12の蓄積合計数格納エリアから当該業務プロセスの蓄積合計数Gdを読出して、これを監査対象証跡合計数Gkと比較し、蓄積合計数Gdが監査対象証跡合計数Gkを超えている場合は、当該業務プロセスにおける監査対象証跡数Kの設定の継続を可能と判定し、接続子Xを介して図3のステップSX1へ移行する。
蓄積合計数Gdが監査対象証跡合計数Gk以下の場合は、当該業務プロセスにおける監査対象証跡数Kの設定の継続を不可能と判定してステップS24へ移行する。
なお、本実施例では、監査対象証跡数Kが蓄積数Dを超えないように監査対象証跡数Kを設定しているので、蓄積合計数Gdが監査対象証跡合計数Gk未満の場合は存在せず、Gd=Gkの場合にステップS24へ移行する。
SX1(図3)、当該業務プロセスにおける監査対象証跡数Kの設定の継続を可能と判定した制御部5は、当該業務プロセスにおける店舗優先順位Tの上位の店舗から順に、再度、監査対象証跡数Kを設定するために、店舗優先順位Tの初期値を「0」に設定する。
SX2、店舗優先順位Tを初期化した制御部5は、店舗優先順位Tに「1」を加えて、監査対象証跡数Kを設定する店舗の優先順位を設定する。
SX3、監査対象証跡数Kを設定する店舗優先順位Tを設定した制御部5は、当該業務プロセスの、設定された店舗優先順位Tの店舗の監査対象証跡数Kを監査計画データ一時保存エリア13の当該監査対象証跡数書込エリアから読出し、読出した監査対象証跡数Kが「0」以下の場合、つまり前回の設定におけるステップS14において監査対象証跡数Kを「0」に設定し、当該店舗が保管する証跡等を当該業務プロセスにおける監査対象としないことに設定した店舗の場合は、ステップSX4へ移行する。
読出した監査対象証跡数Kが「0」を超えている場合、つまり前回の設定において既に1以上の監査対象証跡数Kが設定されている店舗の場合は、監査対象証跡数Kの再度の設定を不要と判定してステップSX13へ移行する。
SX4、読出した監査対象証跡数Kが「0」以下と判定した制御部5は、上記ステップS9(図2)と同様にして、当該店舗の現段階の業務プロセス数Gpと業務プロセス数目標値Mpとを読出してこれら比較し、業務プロセス数Gpが業務プロセス数目標値Mp以下の場合は、監査対象証跡数Kの再度の設定を可能と判定してステップSX5へ移行する。
業務プロセス数Gpが業務プロセス数目標値Mpを超えている場合は、監査対象証跡数Kの再度の設定を不要と判定してステップSX13へ移行する。
SX5、監査対象証跡数Kの再度の設定を可能と判定した制御部5は、上記ステップS13(図2)と同様にして、当該業務プロセスにおける当該店舗の蓄積数Dを読出し、蓄積数Dが「0」を超えている場合は、当該店舗に当該業務プロセスの証跡が存在すると判定して、ステップSX6へ移行する。
蓄積数Dが「0」以下の場合は、当該店舗に当該業務プロセスの証跡が存在しないために監査対象証跡数Kの再度の設定を不要と判定してステップSX13へ移行する。
その後のステップSX6〜SX11の作動は、上記ステップS15〜S20の作動と同様であるので、その説明を省略する。
SX12、新たに設定された監査対象証跡数Kの書込、監査対象証跡合計数Gkおよび業務プロセス数Gpの更新を終えた制御部5は、更新された監査対象証跡合計数Gkと証跡合計数目標値Mgとを比較し、監査対象証跡合計数Gkが証跡合計数目標値Mg未満の場合、つまり監査対象証跡合計数Gkが不足の場合は、ステップSX13へ移行する。
監査対象証跡合計数Gkが証跡合計数目標値Mg以上(本実施例では、一致)の場合は、当該業務プロセスにおける店舗別の監査対象証跡数Kの設定を終えたと判定して、接続子Yを介して図2のステップS24へ移行する。
SX13、監査対象証跡合計数Gkが不足していることを判定した制御部5は、現段階の店舗優先順位Tが店舗総数At未満の場合は、ステップSX2へ戻って、次の店舗優先順位Tの店舗について、上記と同様にして監査対象証跡数Kの再設定を実行する。
現段階の店舗優先順位Tが店舗総数At以上の場合は、当該業務プロセスにおける全ての店舗への監査対象証跡数Kの再設定を終えたと判定して、接続子Yを介して、図2のステップS24へ移行する。
なお、本ステップにおいて、監査対象証跡数Kの再設定を終えたときに、証跡情報の蓄積数Dが非常に少ない等の理由により、監査対象証跡合計数Gkが証跡合計数目標値Mgに達しない場合が存在するが、この場合は、監査対象証跡数Kの再設定は不可能であるので、監査対象証跡合計数Gkを証跡合計数目標値Mg未満のままとして、当該業務プロセスにおける全ての店舗への監査対象証跡数Kの再設定の終了を判定して図2のステップS24へ移行する。
S24(図2)、当該業務プロセスにおける店舗別の監査対象証跡数Kの設定を終えたと判定した制御部5は、現段階の業務プロセス優先順位Pが業務プロセス総数Ap未満の場合、つまり最下位の業務プロセスの店舗別の監査対象証跡数Kの設定を終えていない場合は、ステップS6へ戻って、次の業務プロセス優先順位Pについて、上記と同様にして監査対象証跡数Kの設定を実行する。
現段階の業務プロセス優先順位Pが業務プロセス総数Ap以上の場合は、店舗別および業務プロセス別に監査対象証跡数Kを設定した監査計画データの作成を終えたと判定して、ステップS25へ移行する。
S25、監査計画データの作成を終えた制御部5は、作成した監査計画データを証跡情報データベース8に格納して、本実施例の監査計画作成処理を終了させる。
上記したステップS12〜S20(図2)によって、当該店舗の当該業務プロセスに、当該業務プロセスの証跡合計数目標値Mg以下の範囲で、集計蓄積データの蓄積数Dおよび証跡数目標値Mkを超えない最大数を、監査対象証跡数Kとして設定する本実施例の監査対象証跡数設定手段が形成される。
また、上記のステップS8、S9、S21(図2)によって、上記監査対象証跡数設定手段を実行する店舗が、当該店舗の業務プロセス数Gpが業務プロセス数目標値Mp未満のときは、当該店舗に設定される。
更に、上記のステップS8、S9、S10、S11、S21(図2)によって、上記監査対象証跡数設定手段を実行する店舗が、当該店舗の業務プロセス数Gpが業務プロセス数目標値Mp以上のときに、店舗優先順位Tが当該店舗より下位の店舗に、業務プロセス数目標値Mp未満の店舗が存在する場合は、その店舗の中で店舗優先順位Tが最上位の店舗に設定される。
更に、上記のステップS8、S9、S10、S14、S21(図2)によって、上記監査対象証跡数設定手段を実行する店舗が、当該店舗の業務プロセス数Gpが業務プロセス数目標値Mp以上のときに、店舗優先順位Tが当該店舗より下位の店舗に、業務プロセス数目標値Mp未満の店舗が存在しない場合は、業務プロセス数Gpが前記業務プロセス数目標値Mpとなっている店舗の中で、店舗優先順位Tが最上位の店舗に設定される。
更に、上記のステップS22、S23(図2)およびSX1〜SX13(図13)によって、当該業務プロセスにおける全ての店舗への監査対象証跡数の設定を終えたときに、当該業務プロセスにおける店舗別の監査対象証跡数Kの合計数Gkが、証跡合計数目標値Mg未満であり、かつ蓄積合計数Gdが証跡合計数目標値Gkを超えている場合は、監査対象証跡数Kが設定されておらず、業務プロセス数Gpが業務プロセス数目標値Mp以下の店舗の中で、店舗優先順位Tが最上位の店舗に対して、上記監査対象証跡数設定手段、つまり当該店舗の当該業務プロセスに、当該業務プロセスの証跡合計数目標値Mg以下の範囲で、集計蓄積データの蓄積数Dおよび証跡数目標値Mkを超えない最大数を、監査対象証跡数Kとして設定する手段が実行される。
以下に、上記の業務プロセス別、店舗別の監査対象証跡数Kの設定手順について、図5から図11を用いて、具体的に説明する。
なお、括弧内は、上記した監査計画作成処理のステップ名および/もしくはそのステップにおける判定結果を示す。
また、図2のステップS1に示すように、監査計画作成条件データは、業務プロセス総数Ap=6、店舗総数At=6、証跡合計数目標値Mg=6、証跡数目標値Mk=2、業務プロセス数目標値Mp=3に設定されている。
業務プロセス優先順位Pの決定(S3)および店舗優先順位Tを決定(S4)後に、最初に監査対象証跡数Kを設定する業務プロセスを、図7に太枠で示す業務プロセス優先順位Pが第1位の「業務プロセス6」に設定(S6)し、店舗優先順位Tが第1位の店舗Fから順に監査対象証跡数Kを設定していく(S8〜S21)。
すなわち、店舗優先順位Tが第1位の店舗Fについては(S8)、その業務プロセス数Gpは、現段階では図6に示すように「0」(S9のYES)であり、そのときの監査対象証跡合計数Gkは「0」(S12のNO)、図5に示す蓄積数Dは「0」(S13のNO)であるので、監査対象証跡数K=0に設定する(S14)。
店舗優先順位Tが第2位の店舗Bについては(S21、S8)、その業務プロセス数Gpは現段階では「0」(S9のYES)であり、そのときの監査対象証跡合計数Gkは「0」(S12のNO)、蓄積数Dは「0」(S13のNO)であるので、監査対象証跡数K=0に設定する(S14)。
店舗優先順位Tが第3位の店舗Cについては(S21、S8)、その業務プロセス数Gpは現段階では「0」(S9のYES)であり、そのときの監査対象証跡合計数Gkは「0」(S12のNO)、蓄積数Dは「1」(S13のYES、S15のNO)であるので、監査対象証跡数K=D=1に設定する(S16)。
店舗優先順位Tが第4位の店舗Aについては(S21、S8)、その業務プロセス数Gpは現段階では「0」(S9のYES)であり、そのときの監査対象証跡合計数Gkは「1」(S20、S12のNO)、蓄積数Dは「1」(S13のYES、S15のNO)であるので、監査対象証跡数K=D=1に設定する。
店舗優先順位Tが第5位の店舗Dについては(S21、S8)、その業務プロセス数Gpは現段階では「0」(S9のYES)であり、そのときの監査対象証跡合計数Gkは「2」(S20、S12のNO)、蓄積数Dは「2」(S13のYES、S15のYES)、Mg−Gk=4>2(S17のYES)であるので、監査対象証跡数K=Mk=2に設定する(S19)。
店舗優先順位Tが第6位の店舗Eについては(S21、S8)、その業務プロセス数Gpは現段階では「0」(S9のYES)であり、そのときの監査対象証跡合計数Gkは「4」(S20、S12のNO)、蓄積数Dは「1」(S13のYES、S15のNO)であるので、監査対象証跡数K=D=1に設定する。
そして、「業務プロセス6」の6つの店舗について、店舗別に監査対象証跡数Kの設定を終えた(S21)後に、更新された監査対象証跡合計数Gkは「5」(S20、S22のYES)となっており、図5に示す蓄積合計数Gdは「5」(S23のYES)であるので、ステップS24、S6によって、業務プロセス優先順位Pが次の順位の第2位の「業務プロセス2」について、店舗Fの場合と同様にして、店舗別の監査対象証跡数Kの設定を行う。
この場合に、店舗優先順位Tが第2位の店舗Bについては(S21、S8)、その業務プロセス数Gpは、現段階では図7に示すように「0」(S9のYES)であり、そのときの監査対象証跡合計数Gkは「0」(S20、S12のNO)、蓄積数Dは「5」(S13のYES、S15のYES、)、Mg−Gk=6>2(S17のYES)であるので、監査対象証跡数K=Mk=2に設定する(S19)。
また、店舗優先順位Tが第6位の店舗Eについては(S21、S8)、その業務プロセス数Gpは、現段階では図7に示すように「1」(S9のYES)であり、そのときの監査対象証跡合計数Gkは「5」(S20、S12のNO)、蓄積数Dは「2」(S13のYES、S15のYES)、Mg−Gk=1<2(S17のNO)であるので、監査対象証跡数K=Mg−Gk=1に設定する(S18)。
上記と同様にして、業務プロセス優先順位Pが第3位の「業務プロセス5」、業務プロセス優先順位Pが第4位の「業務プロセス4」について(S24、S6)、店舗別の監査対象証跡数Kの設定を行うと、図8に示す監査対象証跡数Kが店舗別に設定される。
次いで、業務プロセス優先順位Pが第5位の「業務プロセス4」について、店舗別の監査対象証跡数Kの設定を行う。
すなわち、店舗優先順位Tが第1位の店舗Fについては(S8)、その業務プロセス数Gpは、現段階では図8に示すように「1」(S9のYES)であり、そのときの監査対象証跡合計数Gkは「0」(S12のNO)、蓄積数Dは「1」(S13のYES、S15のNO)であるので、監査対象証跡数K=D=1に設定する(S16)。
店舗優先順位Tが第2位の店舗Bについては(S21、S8)、その業務プロセス数Gpは現段階では図8に示すように「3」(S9のNO)であり、店舗Bより下位の店舗に業務プロセス数Gp未満の店舗D、店舗Eが存在する(S10のYES)ので、監査対象証跡数K=0に設定する(S14)。
店舗優先順位Tが第3位の店舗C、店舗優先順位Tが第4位の店舗Aについても、店舗Bの場合と同様に、それら業務プロセス数Gpは現段階では「3」(S9のNO)であり、当該店舗より下位の店舗に業務プロセス数Gp未満の店舗が存在する(S10のYES)ので、監査対象証跡数K=0に設定する(S14)。
店舗優先順位Tが第5位の店舗Dについては(S21、S8)、その業務プロセス数Gpは現段階では「2」(S9のYES)であり、そのときの監査対象証跡合計数Gkは「1」(S20、S12のNO)、蓄積数Dは「21」(S13のYES、S15のYES)、Mg−Gk=5>2(S17のYES)であるので、監査対象証跡数K=Mk=2に設定する(S19)。
店舗優先順位Tが第6位の店舗Eについては(S21、S8)、その業務プロセス数Gpは現段階では「2」(S9のYES)であり、そのときの監査対象証跡合計数Gkは「3」(S20、S12のNO)、蓄積数Dは「11」(S13のYES、S15のYES)、Mg−Gk=3>2(S17のYES)であるので、監査対象証跡数K=Mk=2に設定する(S19)。
そして、「業務プロセス4」の6つの店舗について、店舗別に監査対象証跡数Kの設定を終えた(S21)後に、更新された監査対象証跡合計数Gkは「5」(S20、S22のYES)となっており、図5に示す蓄積合計数Gdは「108」(S23のNO)であるので、ステップSX1(図3)へ移行して、業務プロセス優先順位Pが第5位の「業務プロセス4」について、店舗別の監査対象証跡数Kの再設定を行う。
すなわち、店舗優先順位Tが第1位の店舗Fについては(SX2)、その監査対象証跡数Kは、図9に示すように「1」(SX3のNO)であるので、監査対象証跡数Kの再設定をスキップする。
店舗優先順位Tが第2位の店舗Bについては(SX13、SX2)、その監査対象証跡数Kは、図9に示すように「0」(SX3のYES)であり、現段階の業務プロセス数Gpは「3」(SX4のNO)、蓄積数Dは「31」(SX5のYES、SX6のYES)、Mg−Gk=1<2(SX8のNO)であるので、図10に示すように監査対象証跡数K=Mg−Gk=1に再設定する(SX9)。
また、ステップSX11において、更新された監査対象証跡合計数Gkは「6」になる(SX12のYES)ので、監査対象証跡数Kの再設定を終了する。
そして、「業務プロセス4」について、監査対象証跡数Kの再設定を終えた(S21)後に、更新された監査対象証跡合計数Gkは「6」(SX11、S22のNO)となっているので、ステップS24、S6によって、業務プロセス優先順位Pが第6位の「業務プロセス3」について、店舗別の監査対象証跡数Kの設定を行う。
すなわち、店舗優先順位Tが第1位の店舗Fについては(S8)、その業務プロセス数Gpは、現段階では図10に示すように「2」(S9のYES)であり、そのときの監査対象証跡合計数Gkは「0」(S12のNO)、蓄積数Dは「2」(S13のYES、S15のYES)、Mg−Gk=6>2(S17のYES)であるので、監査対象証跡数K=Mk=2に設定する(S19)。
店舗優先順位Tが第2位の店舗Bについては(S21、S8)、その業務プロセス数Gpは現段階では図10に示すように「4」(S9のNO)であり、店舗Fの業務プロセス数Gpが前記の設定で「3」になっている(S20)ため、業務プロセス数Gpが「3」未満の店舗はなく(S10のNO)、業務プロセス数Gpが「3」を超えている(S11のNO)ので、監査対象証跡数K=0に設定する(S14)。
店舗優先順位Tが第3位の店舗Cについては(S21、S8)、その業務プロセス数Gpは現段階では図10に示すように「3」(S9のNO)であり、業務プロセス数Gpが「3」未満の店舗はなく(S20、S10のNO)、業務プロセス数Gpが「3」であり(S20、S11のYES)、監査対象証跡合計数Gkは現段階で「2」(S20、S12のNO)、蓄積数Dは「31」(S13のYES、S15のYES)、Mg−Gk=4>2(S17のYES)であるので、監査対象証跡数K=Mk=2に設定する(S19)。
店舗優先順位Tが第4位の店舗Aについては(S21、S8)、その業務プロセス数Gpは現段階では「3」(S9のNO)であり、業務プロセス数Gpが「3」未満の店舗はなく(S20、S10のNO)、業務プロセス数Gpが「3」であり(S20、S11のYES)、監査対象証跡合計数Gkは現段階で「4」(S20、S12のNO)、蓄積数Dは「35」(S13のYES、S15のYES)、Mg−Gk=2=2(S17のYES)であるので、監査対象証跡数K=Mk=2に設定する(S19)。
店舗優先順位Tが第5位の店舗Dについては(S21、S8)、その業務プロセス数Gpは現段階では「3」(S9のNO)であり、業務プロセス数Gpが「3」未満の店舗はなく(S20、S10のNO)、業務プロセス数Gpが「3」であり(S20、S11のYES)、監査対象証跡合計数Gkは現段階で「6」(S20、S12のYES)であるので、監査対象証跡数K=0に設定する(S14)。
店舗優先順位Tが第6位の店舗Eについても、店舗Dの場合と同様の手順で、監査対象証跡数K=0に設定する(S14)。
このようにして、図11に示す各データからなる監査計画データが、監査計画データ一時保存エリアの各書込エリアに書込まれ、この監査計画データは証跡情報データベース8に格納される。
監査計画データの証跡情報データベース8への格納後に、制御部5は、定期的に、または本部の監査側の担当者による必要に応じた指示入力によって表示端末4から送信された監査計画送信要求を受信したときに、証跡情報データベース8から読出した監査計画データを基に、図11に示す表形式に編集した監査計画を作成し、これを表示端末4へ送信する。
これを受信した表示端末4は、受信した監査計画を表示画面に表示して、本部の監査側の担当者等に提供する。
そして、監査側の担当者は、表示端末4が表示した監査計画の確認後に、これを印刷等により携帯可能にし、監査計画で監査対象に設定された店舗への訪問時に、持参した監査計画に基づいて、その店舗に設定された監査対象の業務プロセスについて該当する証跡の提示を求め、店舗の担当者は、監査対象集証跡数Kに相当する数の証跡を、所定の保管場所からランダムに抽出して提示する。
このようにして、本実施例の証跡管理サーバ1により作成された監査計画による運用状況の評価が行われる。
上記のように、本実施例の監査計画作成処理においては、蓄積された証跡情報の数を集計した集計蓄積データを基に、監査計画を作成するので、監査側の担当者による店舗の訪問時に、必要な数の証跡を確実に得ることができ、運用状況の評価を着実に実行することができると共に、運用状況の評価における証跡収集の効率を向上させることができる。
また、店舗優先順位Tを業務プロセスカウント数Gcの少ない順に、業務プロセス優先順位Pを蓄積合計数Gdの少ない順に決定するので、監査対象となる業務プロセスが片寄っている店舗や、監査対象となる証跡数が少ない業務プロセスが存在した場合においても、その店舗や業務プロセスを優先的に監査対象として設定することができ、運用状況の評価時に、監査対象とする店舗別の業務プロセス数や、業務プロセス別の証跡数の均一化を図ることができる。
更に、優先順位に従って監査対象証跡数Kを設定する場合に、当該店舗の当該業務プロセスに、当該業務プロセスの証跡合計数目標値Mg以下の範囲で、集計蓄積データの蓄積数Dおよび証跡数目標値Mkを超えない最大数を、監査対象証跡数Kとして設定するので、当該店舗の当該業務プロセスに設定する監査対象証跡数Kを、証跡数目標値Mk以下に制限して、運用状況の評価時に、監査対象とする業務プロセスにおける各店舗の証跡数を均一化することができ、1つの業務プロセスについての監査を、より多くの店舗によって実行することができる。
更に、優先順位に従って監査対象証跡数Kを設定する場合に、当該店舗の業務プロセス数Gpが業務プロセス数目標値Mp未満のときは、当該店舗に監査対象証跡数Kを設定しておき、当該店舗の業務プロセス数Gpが業務プロセス数目標値Mp以上になったときに、店舗優先順位Tが当該店舗より下位の店舗に、業務プロセス数目標値Mp未満の店舗が存在する場合は、その店舗の中で店舗優先順位Tが最上位の店舗に監査対象証跡数Kを設定し、店舗優先順位Tが当該店舗より下位の店舗に、業務プロセス数目標値Mp未満の店舗が存在しない場合は、業務プロセス数Gpが業務プロセス数目標値Mpとなっている店舗の中で、店舗優先順位Tが最上位の店舗に監査対象証跡数Kを設定するので、業務プロセス数Gpが業務プロセス数目標値Mpに満たない店舗に、優先的に監査対象証跡数Kを設定することができ、運用状況の評価時に、監査対象とする店舗別の業務プロセス数を均一化することができる。
更に、当該業務プロセスにおける全ての店舗への監査対象証跡数の設定を終えたときに、当該業務プロセスにおける店舗別の監査対象証跡合計数Gkが、証跡合計数目標値Mg未満であり、かつ蓄積合計数Gdが証跡合計数目標値Gkを超えている場合は、監査対象証跡数Kが設定されておらず、業務プロセス数Gpが業務プロセス数目標値Mp以下の店舗の中で、店舗優先順位Tが最上位の店舗に監査対象証跡数Kを設定するので、運用状況の評価時に、監査対象とする業務プロセス別の証跡数を均一化することができる。
以上説明したように、本実施例では、証跡管理システムの店舗端末は、証跡情報の入力を受付ける手段と、証跡管理サーバへ、受付けた証跡情報を送信する手段を備え、証跡管理システムの証跡管理サーバは、予め設定された監査計画作成条件データを格納する手段と、店舗端末から証跡情報を受信する手段と、受信した証跡情報を基に証跡情報の蓄積数を店舗別および業務プロセス別に集計した集計蓄積データを作成する手段と、集計蓄積データの1つの業務プロセスについて店舗別の証跡情報の蓄積数Dを合計した蓄積合計数Gdを、少ない順に並べて業務プロセス優先順位Pを決定する手段と、集計蓄積データの1つの店舗について証跡情報の存在する業務プロセスをカウントした業務プロセスカウント数Gcを、少ない順に並べて店舗優先順位Tを決定する手段と、業務プロセス優先順位Pの上位の業務プロセスから順に、当該業務プロセスにおける店舗優先順位Tの上位の店舗の順に、監査計画作成条件データを基に、店舗別および業務プロセス別に監査対象証跡数Kを設定した監査計画データを作成する手段と、作成した監査計画データを格納する手段とを備えるようにしたことによって、監査対象となる業務プロセスが片寄っている店舗や、監査対象となる証跡数が少ない業務プロセスが存在した場合においても、その店舗や業務プロセスを優先的に監査対象として設定することができ、運用状況の評価時に、監査対象とする店舗別の業務プロセス数や、業務プロセス別の証跡数の均一化を図ることができると共に、監査側の担当者による店舗の訪問時に、必要な数の証跡を確実に得ることができ、運用状況の評価における証跡収集の効率を向上させることができる。
なお、上記実施例においては、当該店舗の業務プロセス数Gpが業務プロセス数目標値Mp以上のときに、店舗優先順位Tが当該店舗より下位の店舗に、業務プロセス数目標値Mp未満の店舗が存在しない場合は、業務プロセス数Gpが業務プロセス数目標値Mpとなっている店舗の中で、店舗優先順位Tが「最上位」の店舗に監査対象証跡数Kを設定するとして説明したが、業務プロセス数Gpが業務プロセス数目標値Mpとなっている店舗の中で、店舗優先順位Tが「最下位」の店舗に監査対象証跡数Kを設定するようにしてもよい。
また、上記実施例においては、監査計画作成条件は(A)〜(C)の3条件であるとして説明したが、監査対象期間を条件として加えるようにしてもよく、監査対象とする店舗や業務プロセスを増加または減少させて設定するようにしてもよい。
更に、上記実施例においては、現在の集計蓄積データを基に監査計画を作成するとして説明したが、監査対象とする店舗に必要な証跡が全て揃っていると仮定して、予め監査計画を作成しておき、証跡情報の蓄積状況に応じて監査計画を修正し、監査計画の精度を高めるようにしてもよい。
実施例の証跡管理システムの構成を示す説明図 実施例の監査計画作成処理を示すフローチャート 実施例の監査計画作成処理を示すフローチャート 実施例の蓄積データ集計表の初期状態を示す説明図 実施例の蓄積データ集計表を示す説明図 実施例の表形式にした監査計画の初期状態を示す説明図 実施例の監査計画データの作成手順を示す説明図 実施例の監査計画データの作成手順を示す説明図 実施例の監査計画データの作成手順を示す説明図 実施例の監査計画データの作成手順を示す説明図 実施例の表形式にした監査計画を示す説明図
符号の説明
1 証跡管理サーバ
2 店舗端末
3 ネットワーク
4 表示端末
5 制御部
6 通信部
7 入力部
8 証跡情報データベース
10 記憶部
11 監査計画作成条件データ一時保存エリア
12 集計蓄積データ一時保存エリア
13 監査計画データ一時保存エリア

Claims (4)

  1. 複数の店舗に設置された店舗端末と、前記店舗端末に接続する証跡管理サーバと、を備えた証跡管理システムであって、
    前記店舗端末は、
    証跡情報の入力を受付ける手段と、
    前記証跡管理サーバへ、受付けた前記証跡情報を送信する手段を備え、
    前記証跡管理サーバは、
    予め設定された監査計画作成条件データを格納する手段と、
    前記店舗端末から前記証跡情報を受信する手段と、
    受信した前記証跡情報を基に、証跡情報の蓄積数を店舗別および業務プロセス別に集計した集計蓄積データを作成する手段と、
    前記集計蓄積データの、1つの業務プロセスについて店舗別の証跡情報の蓄積数を合計した蓄積合計数を、少ない順に並べて、業務プロセス優先順位を決定する手段と、
    前記集計蓄積データの、1つの店舗について証跡情報の存在する業務プロセスをカウントした業務プロセスカウント数を、少ない順に並べて、店舗優先順位を決定する手段と、
    前記業務プロセス優先順位の上位の業務プロセスから順に、当該業務プロセスにおける店舗優先順位の上位の店舗の順に、前記監査計画作成条件データを基に、店舗別および業務プロセス別に監査対象証跡数を設定した監査計画データを作成する手段と、
    作成した前記監査計画データを格納する手段と、を備えることを特徴とする証跡管理システム。
  2. 請求項1において、
    前記監査計画作成条件データは、
    1つの業務プロセスにおける店舗別の監査対象証跡数の合計数の目標値である証跡合計数目標値と、
    1つの店舗における、1つの業務プロセスについての監査対象証跡数の目標値である証跡数目標値と、
    1つの店舗における、1以上の監査対象証跡数が存在する業務プロセスをカウントした業務プロセス数の目標値である業務プロセス数目標値と、からなり、
    前記証跡管理サーバは、
    前記業務プロセス優先順位の上位の業務プロセスから順に、当該業務プロセスにおける店舗優先順位の上位の店舗の順に前記監査対象証跡数を設定する場合に、
    (1)当該店舗の当該業務プロセスに、当該業務プロセスの前記証跡合計数目標値以下の範囲で、前記集計蓄積データの蓄積数および前記証跡数目標値を超えない最大数を、監査対象証跡数として設定する手段と、
    (2)当該店舗の前記業務プロセス数が、前記業務プロセス数目標値未満のときは、当該店舗に対して、前記(1)の手段を実行する手段と、
    (3)当該店舗の前記業務プロセス数が、前記業務プロセス数目標値以上のときに、前記店舗優先順位が当該店舗より下位の店舗に、前記業務プロセス数目標値未満の店舗が存在する場合は、その店舗の中で前記店舗優先順位が最上位の店舗に対して、前記(1)の手段を実行する手段と、
    (4)当該店舗の前記業務プロセス数が、前記業務プロセス数目標値以上のときに、前記店舗優先順位が当該店舗より下位の店舗に、前記業務プロセス数目標値未満の店舗が存在しない場合は、前記業務プロセス数が前記業務プロセス数目標値となっている店舗の中で、前記店舗優先順位が最上位の店舗に対して、前記(1)の手段を実行する手段と、
    (5)当該業務プロセスにおける全ての店舗への監査対象証跡数の設定を終えたときに、当該業務プロセスにおける店舗別の前記監査対象証跡数の合計数が前記証跡合計数目標値未満であり、かつ前記蓄積合計数が前記証跡合計数目標値を超えている場合は、監査対象証跡数が設定されておらず、前記業務プロセス数が業務プロセス数目標値以下の店舗の中で、前記店舗優先順位が最上位の店舗に対して、前記(1)の手段を実行する手段と、を備えることを特徴とする証跡管理システム。
  3. 請求項2において、
    前記(4)の手段を、当該業務プロセスにおける当該店舗の、前記業務プロセス数が前記業務プロセス数目標値以上のときに、前記店舗優先順位が当該店舗より下位の店舗に、前記業務プロセス数目標値未満の店舗が存在しない場合は、前記業務プロセス数が前記業務プロセス数目標値となっている店舗の中で、前記店舗優先順位が最下位の店舗に対して、前記(1)の手段を実行する手段と、したことを特徴とする証跡管理システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項において、
    前記証跡管理サーバに接続する表示端末を設け、
    前記証跡管理サーバは、
    格納した前記監査計画データを基に、監査計画を作成する手段と、
    作成した前記監査計画を、前記表示端末へ送信する手段と、を備え、
    前記表示端末は、
    前記証跡管理サーバから受信した監査計画を表示する手段を備えることを特徴とする証跡管理システム。
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