JP2020027312A - 資産管理システム、資産管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来に比べ、金型資産を適切に管理し、有効活用する。【解決手段】金型の使用頻度とコストとを含む使用状況を示す情報が記憶された台帳管理テーブルを記憶する記憶部と、金型の管理方法を判定するための判定情報と、台帳管理テーブルとに基づいて、金型の要否または金型を代替すべきか否かを判定する管理判定部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、資産管理システム、資産管理方法に関する。
従来から、製造業における金型資産について様々な方法で管理されているが、人手で管理しているため、企業にとってその管理負担が大きい。このような状況に鑑み、例えば、特許文献1では、タブレット端末を使ってQRコード(登録商標)などを撮影し、データベースに棚卸作業者と金型が保管されている場所と金型の状態と金型の保管状態とを関連付けて蓄積することで、手間を要することなく金型の棚卸データを収集する技術が開示されている。
特開2017−207950号公報
商習慣上、取引先への金型貸与なども日常化しているが、管理が行き届かず資産管理ができていない。また減価償却等の税務上の問題も発生しており、適切な資産管理が求められている。金型資産の管理に関しては、例えば、カラーコードを活用などによる効率化ソリューションが存在するが、現状、適切に管理されていない。
また、昨今では、上記のような資産管理上の問題点から金型資産の削減を求める動きがあり、3Dプリンタ等の代替手段による活用が普及しつつある。このため、いかに金型資産を有効活用し、管理すべきかが重要となっている。上記特許文献1では、棚卸作業者と金型が保管されている場所と金型の状態と金型の保管状態とを関連付けてデータベースに蓄積しているが、代替案の検討など、金型資産をいかに有効に活用し、管理するかという観点については記載されていない。
本発明は、従来に比べ、金型資産を適切に管理し、有効活用することが可能な資産管理システム、資産管理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる資産管理システムは、金型の使用頻度とコストとを含む使用状況を示す情報が記憶された台帳管理テーブルを記憶する記憶部と、前記金型の管理方法を判定するための判定情報と、前記台帳管理テーブルとに基づいて、前記金型の要否または前記金型を代替すべきか否かを判定する管理判定部と、を備えることを特徴とする資産管理システムとして構成される。
また、本発明は、上記資産管理システムで行われる資産管理方法としても把握される。
本発明によれば、従来に比べ、金型資産を適切に管理し、有効活用することができる。
本実施例における資産管理システムの構成例を示す図である。 記憶部が記憶するデータの例を示す図である。 台帳管理テーブルの例を示す図である。 保管場所管理テーブルの例を示す図である。 記憶部が記憶するデータの例を示す図である。 企業情報管理テーブルの例を示す図である。 本システムを利用して金型の管理方法を判定するための処理(金型管理判定処理)の処理手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる資産管理システム、資産管理方法の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施例における資産管理システム1000の構成例を示す図である。図1に示すように、資産管理システム1000は、金型を製造する製造企業100内に設けられた金型サーバ101と、金型に関する情報を入力する入力端末102と、金型を管理する管理企業200内に設けられた管理サーバ201と、本システムの管理者が操作する管理者端末202とが、ネットワークNを介して接続されている。ネットワークNは、WAN(Wide Area Network)等の一般的なネットワークである。図1では、管理企業200に対し、複数の製造企業100(100−1、100−2)の金型サーバが接続されているが、その数は、管理企業200と製造企業100との間の契約等により任意に定めることができる。
金型サーバ101は、製造企業100内の金型に関する情報を管理するサーバであり、ハードウェアとしては一般的なコンピュータから構成される。図1に示すように、金型サーバ101は、記憶部1011と、登録更新部1012と、管理依頼部1013と、制御部1014とを有して構成されている。特に図示していないが、実際には、NIC(Network Interface Card)等の通信部を有している。
金型サーバ101を構成する上記各部の機能は、制御部1014がプログラムをメモリから読み出して実行することにより実現される。上記プログラムは、通信部を介してネットワークからダウンロードされ、メモリ上にロードされて、制御部1014により実行されるようにしてもよい。また、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)等の可搬性を有するコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に対して情報を読み書きする読書装置を介して、当該記憶媒体からメモリ上に直接ロードされ、制御部1014により実行されるようにしてもよい。さらには、上記各種プログラムを、コンピュータにインストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで上記記憶媒体に記録して提供したり、配布してもよい。さらには、上記所定のプログラムを、通信ネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供したり、配布してもよい。
記憶部1011は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の記憶装置から構成され、本システムに必要な各種データを記憶する。
図2は、記憶部1011が記憶するデータの例を示す図である。図2に示すように、記憶部1011は、台帳管理テーブル1021と、保管場所管理テーブル1031とを記憶する。これらのデータは、入力端末102から送信され、記憶される。
図3は、台帳管理テーブル1021の例を示す図である。台帳管理テーブル1021は、製造企業が作成する金型を管理するための台帳データである。図3に示すように、台帳管理テーブル1021には、当該製造企業が作成したまたは作成中の金型を識別するための金型NOと、当該金型の寸法および材質と、当該金型の作成日と、当該金型の使用頻度およびコストとが対応付けて記憶されている。
図3では、例えば、金型NOが「0001」である金型の寸法および材質は、それぞれ、「X1」、「Y1」であり、2017年12月1日に作成されたことを示している。また、当該金型の使用頻度およびコストは、それぞれ、「Z1」、「C1」であったことを示している。また、金型NOが「0002」である金型の寸法および材質は、それぞれ、「X2」、「Y2」であり、2018年2月1日に作成される予定(すなわち、現在作成中)であることを示している。また、予定される当該金型の使用頻度およびコストは、それぞれ、「Z2」、「C2」であることを示している。
なお、寸法は、金型の大きさを示すものであり、材質は、製鋼、特殊鋼、炭素鋼等のような金型の材料や材質を示すものである。また、使用頻度は、例えば、週1回、月1回等のような使用回数や、使用開始日から使用終了日までの期間を示すものである。また、コストは、例えば、金型の作成にかかった実際の金額(作成中の場合は見積もり金額)や金型の維持費(例えば、金型の保管費用)を示すものである。このように、台帳管理テーブル1021には、金型の使用状況を示す情報が記憶されている。
図4は、保管場所管理テーブル1031の例を示す図である。保管場所管理テーブル1031は、製造企業が作成する金型の保管場所を管理するための台帳データである。図4に示すように、保管場所管理テーブル1031には、当該製造企業が作成したまたは作成中の金型を識別するための金型NOと、当該金型の保管場所と、当該金型の貸出先と、当該金型の返却予定日とが対応付けて記憶されている。
図4では、例えば、金型NOが「0001」である金型は、製造企業の敷地内の保管場所「A1」に保管され、現在は2018年1月31まで企業「B1」社に貸し出し中であることを示している。一方、金型NOが「0002」である金型は、製造企業の敷地内の保管場所「A2」に保管され、他の企業には貸し出されていないことを示している。
登録更新部1012は、入力端末102から入力された金型情報を、台帳管理テーブル1021および保管場所管理テーブル1031に登録または更新する処理部である。金型情報には、図3に示した台帳管理テーブル1021の各項目、図4に示した保管場所管理テーブル1031の各項目が含まれる。
管理依頼部1013は、台帳管理テーブル1021や保管場所管理テーブル1031に登録または更新された金型情報の管理を管理企業200に依頼する処理部である。例えば、管理依頼部1013は、金型情報が台帳管理テーブル1021や保管場所管理テーブル1031に登録または更新されると、これらの金型情報とともにメール等の送信手段により、管理サーバ200宛てに金型の管理を依頼するための管理要求を送信する。
制御部1014は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置から構成され、金型サーバ101における各部を制御する。金型サーバ101が行う具体的な処理については後述する。続いて、入力端末102について説明する。
入力端末102は、製造企業100の金型の管理担当者が金型情報を入力するための端末であり、ハードウェアとしては一般的なコンピュータから構成される。図1に示すように、入力端末102は、入力部1021と、表示部1022と、制御部1023とを有して構成されている。実際には、金型サーバ101と同様の通信部を有している。
入力部1021は、例えば、キーボードやマウス等の入力機器から構成され、金型管理担当者から、金型情報の入力を受け付ける。
表示部1022は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置から構成され、入力された金型情報を表示する。
制御部1023は、例えば、CPU等の演算装置から構成され、入力端末102における各部を制御する。入力端末102が行う具体的な処理については後述する。続いて、管理サーバ201について説明する。
管理サーバ201は、管理企業200において製造企業100から受け取った金型情報を管理するサーバであり、ハードウェアとしては一般的なコンピュータから構成される。図1に示すように、管理サーバ201は、記憶部2011と、マスタ登録更新部2012と、管理判定部2013と、制御部2014とを有して構成されている。特に図示していないが、実際には、金型サーバ101と同様、NIC等の通信部を有している。
管理サーバ201を構成する上記各部の機能は、制御部2014がプログラムをメモリから読み出して実行することにより実現される。上記プログラムは、通信部を介してネットワークからダウンロードされ、メモリ上にロードされて、制御部2014により実行されるようにしてもよい。また、CDやDVD等の可搬性を有するコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に対して情報を読み書きする読書装置を介して、当該記憶媒体からメモリ上に直接ロードされ、制御部2014により実行されるようにしてもよい。さらには、上記各種プログラムを、コンピュータにインストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで上記記憶媒体に記録して提供したり、配布してもよい。さらには、上記所定のプログラムを、通信ネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供したり、配布してもよい。
記憶部2011は、HDDやSSD等の記憶装置から構成され、本システムに必要な各種データを記憶する。
図5は、記憶部2011が記憶するデータの例を示す図である。図5に示すように、記憶部2011は、マスタ台帳管理テーブル2021と、マスタ保管場所管理テーブル2031と、企業情報管理テーブル2041とを記憶する。これらのデータのうち、マスタ台帳管理テーブル2021およびマスタ保管場所管理テーブル2031は、それぞれの製造企業100の金型サーバ101から受け取った金型情報のマスタデータであり、企業情報管理テーブル2041は、管理者端末202から送信され、あらかじめ記憶されている。なお、企業情報管理テーブル2041は、必ずしも管理サーバ201に設ける必要はなく、必要に応じて、これらの情報を管理する外部のサイトから取得してもよい。
マスタ台帳管理テーブル2021は、それぞれの製造企業100から受け取った台帳管理テーブル1021の各項目を記憶したデータである。マスタ台帳管理テーブル2021のレイアウトについては図3で示した台帳管理テーブル1021と同様であるため、ここではその説明を省略する。
マスタ保管場所管理テーブル2031は、それぞれの製造企業100から受け取った保管場所管理テーブル1031の各項目を記憶したデータである。マスタ保管場所管理テーブル2031のレイアウトについては図4で示した保管場所管理テーブル2031と同様であるため、ここではその説明を省略する。
図6は、企業情報管理テーブル2041の例を示す図である。企業情報管理テーブル2041は、製造企業100の企業情報を記憶したデータである。企業情報としては、例えば、企業の規模、事業の規模、財務状況をはじめとする企業の健全性を示す情報がある。図6に示すように、企業情報管理テーブル2041には、製造企業を識別するための企業IDと、当該企業の企業名および従業員数と、当該企業の資本金および総資産と、当該企業の売上高と、当該企業が取引する金融機関とが対応付けて記憶されている。
図6では、例えば、企業IDが「C0001」であるA社は、従業員がP1人、資本金がQ1円、総資産がR1円、売上高がS1円であり、T1銀行と取引していることを示している。また、企業IDが「C0002」であるB社は、従業員がP2人、資本金がQ2円、総資産がR2円、売上高がS2円であり、T2信用金庫と取引していることを示している。図6では、直近年度の企業情報について例示しているが、過去年度の企業情報についても同様に蓄積されている。
マスタ登録更新部2012は、それぞれの製造企業100の金型サーバ101から受け取った金型情報を、マスタ台帳管理テーブル2021およびマスタ保管場所管理テーブル2031に登録または更新する処理部である。金型情報については、既に説明済みのため、ここではその説明を省略する。
管理判定部2013は、マスタ台帳管理テーブル2021やマスタ保管場所管理テーブル2031に登録または更新された金型情報を参照し、金型の管理方法を判定する処理部である。例えば、管理判定部2013は、管理者端末202から判定情報を受け取ると、当該判定情報とマスタ台帳管理テーブル2021やマスタ保管場所管理テーブル2031に登録または更新された金型情報とを用いて、金型の使用を継続するか、廃棄するか、他の金型により代替すべきかといった金型の管理方法を判定し、その結果を管理者端末202に送信する。
制御部2014は、例えば、CPU等の演算装置から構成され、管理サーバ201における各部を制御する。管理サーバ201が行う具体的な処理については後述する。続いて、管理者端末202について説明する。
管理者端末202は、管理企業200における本システムの管理者が金型情報を管理するための端末であり、ハードウェアとしては一般的なコンピュータから構成される。図1に示すように、管理者端末202は、入力部2021と、表示部2022と、制御部2023とを有して構成されている。実際には、管理サーバ201と同様の通信部を有している。
入力部2021は、例えば、キーボードやマウス等の入力機器から構成され、管理者から、判定情報の入力を受け付ける。判定情報は、金型の管理方法を判定するための情報であり、例えば、金型の管理方法の見直しの要請を受けた製造企業の企業IDおよび企業名と、管理方法を見直す金型を識別するための金型NOとを含む判定要求である。
表示部2022は、例えば、LCD等の表示装置から構成され、入力された判定情報や管理サーバ201で行われた判定の結果を表示する。
制御部2023は、例えば、CPU等の演算装置から構成され、管理者端末202における各部を制御する。管理者端末202が行う具体的な処理については後述する。続いて、本システムで行われる処理について説明する。
図7は、本システムを利用して金型の管理方法を判定するための処理(金型管理判定処理)の処理手順を示すフローチャートである。図7に示すように、金型管理判定処理では、まず、入力端末102の入力部1021は、製造企業100の金型の管理担当者から金型情報の入力を受け付け(ステップS701)、入力端末102の制御部1023は、入力された金型情報を表示部1022に表示するとともに、金型サーバ101に当該金型情報を送信する(ステップS702)。
金型サーバ101の登録更新部1012は、入力端末102から入力された金型情報を、図3に示した台帳管理テーブル1021および図4に示した保管場所管理テーブル1031に登録する(ステップS703)。
また、入力端末102の入力部1021は、製造企業100の金型の管理担当者から変更や更新された金型情報である金型変更情報の入力を受け付け(ステップS704)、入力端末102の制御部1023は、金型変更情報を表示部1022に表示するとともに、金型サーバ101に当該金型変更情報を送信する(ステップS705)。金型変更情報とは、例えば、作成中の金型の仕様変更により寸法や材質が変わったり、あるいは作成済みの金型であっても使用頻度やコストが変わった場合に、これらの項目について入力端末102から入力された情報である。
金型サーバ101の登録更新部1012は、図3に示した台帳管理テーブル1021および図4に示した保管場所管理テーブル1031を、入力端末102から入力された金型変更情報により更新する(ステップS706)。
金型サーバ101の管理依頼部1013は、登録された金型情報や金型変更情報とともに、マスタとなる金型情報に登録または更新する管理要求を、管理サーバ201に送信する(ステップS707)。
管理サーバ201のマスタ登録更新部2012は、それぞれの製造企業100の金型サーバ101から受け取った金型情報や金型更新情報を、マスタ台帳管理テーブル2021およびマスタ保管場所管理テーブル2031に登録または更新する(ステップS708)。登録や更新の方法については、例えば、企業名や金型NOをキーにしてマスタ台帳管理テーブル2021およびマスタ保管場所管理テーブル2031の中から該当するレコードを検索し、当該レコードに含まれる項目を更新したり、当該レコードを追加すればよい。
その後、管理者端末202の入力部2021は、管理企業200における本システムの管理者から、判定情報の入力を受け付け(ステップS709)、管理者端末202の制御部2023は、入力された判定情報を表示部2022に表示するとともに、管理サーバ201に当該判定情報を送信する(ステップS710)。
管理サーバ201の管理判定部2013は、管理者端末202から判定情報を受け取ると、マスタ台帳管理テーブル2021やマスタ保管場所管理テーブル2031に登録された金型情報や金型変更情報を参照し、金型の管理方法を判定する(ステップS711)。
具体的には、管理判定部2013は、管理者端末202から判定情報を受け取ると、当該判定情報に含まれる企業名や企業ID、金型NOをキーにしてマスタ台帳管理テーブル2021やマスタ保管場所管理テーブル2031にアクセスし、その時点で登録されている金型情報や金型変更情報の中から該当する金型情報や金型変更情報を読み出す。管理判定部2013は、読み出した金型情報や金型変更情報を参照し、当該金型の使用を継続するか、廃棄するかを判定する。
例えば、管理判定部2013は、製造企業100であるA社により指定された金型NO0001の金型に対する管理方法の見直し要請に基づいて、管理者端末202から判定情報を受け取った場合、当該金型NOをキーにしてマスタ台帳管理テーブル2021を参照し、使用頻度Z1やコストC1を読み取る。管理判定部2013は、これらの値が所定の閾値を満たしているか否かを判定し、これらの値が所定の閾値を満たしていないと判定した場合、コストに対して見合った効果が得られていないと判断し、判定結果として廃棄するか代替する提案をする。一方、管理判定部2013は、これらの値が所定の閾値を満たしていると判定した場合、コストに対して見合った効果が得られていると判断し、当該金型の使用を継続する提案をする。上記閾値については、製造企業100が当該金型の作成コストやランニングコスト、使用頻度として許容する範囲の値をあらかじめ設定しておけばよい。
管理判定部2013は、コストに対して見合った効果が得られていると判断し、当該金型の使用を継続する提案をした場合であっても、上記閾値とコストや使用頻度(コストまたは/および使用頻度)との差が一定の範囲内(すなわち、上記閾値に一定程度近い)であり金型を代替すべきか否かを判定する(ステップS712)。その理由は、上記閾値とコストや使用頻度との差が一定程度近い場合、その製造企業にとっては、今後コスト増などのリスクが生じる可能性が高いと考えられるためである。したがって、管理判定部2013は、上記閾値とコストや使用頻度との差が一定の範囲内であると判定した場合、当該製造企業の企業情報を参照して、他の金型に代替すべきか否かを判断する。
例えば、管理判定部2013は、製造企業100であるA社により指定された金型NO0001の金型のコストや使用頻度が上記閾値に一定程度近い場合、図6に示した企業情報管理テーブル2041の中から企業Aについての企業情報を読み出す。管理判定部2013は、読み出した企業情報に含まれる総資産や売上高や、借入金の有無などの収支に関する情報を読み取り、収支が一定の条件を満たさない場合には、現在の金型の材質から安価な材質を使用するよう提案したり、あるいは3Dプリンタを用いて同じ寸法の金型を他の材質で作成するよう提案する。
このほか、管理判定部2013は、マスタ保管場所管理テーブル2031を参照し、当該金型が貸し出されているか否かを判定し、当該金型が貸し出されていると判定した場合、図6に示した企業情報管理テーブル2041の中から貸出先の企業についての企業情報を読み出し、当該貸出先の企業についての収支を判定してもよい。管理判定部2013は、当該貸出先の企業についての収支が一定の条件を満たさない場合には、当該貸出先の企業の事業が継続できずに貸し出した金型を使用して製品を製造することができなくなるリスクがあると判断し、貸し出し中の金型を回収するよう提案する。このような提案は、金型を貸し出した製造企業が、その金型を使用して製品を製造する企業から、製造した製品の数に基づいてレンタル料などが支払われる場合に有効である。
その後、管理判定部2013は、ステップS711、S712において出力された提案を判定結果として管理者端末202に送信し(ステップS713)、管理者端末202の制御部2023は、管理サーバ201から受け取った判定結果を表示部2022に表示する(ステップS714)。管理企業200の管理者は、表示された判定結果を確認し、金型の管理方法の見直しの要請を受けた製造企業についての判定結果を連絡し、提案することができる。
このように、本実施例では、上記処理を行うことにより、製造企業は自社が保有する金型資産の処分を容易に判断することができ、経営を圧迫するような金型については廃棄するか他の金型で代替すべきかを判断することができる。すなわち、金型資産を最適化することにより、固定資産の減価償却費を軽減することができる。
本システムは、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化したり、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせて実施することができる。
1000 資産管理システム
100 製造企業
101 金型サーバ
1011 記憶部
1021 台帳管理テーブル
1031 保管場所管理テーブル
1012 登録更新部
1013 管理依頼部
1014 制御部
102 入力端末
1021 入力部
1022 表示部
1023 制御部
200 管理企業
201 管理サーバ
2011 記憶部
2021 マスタ台帳管理テーブル
2031 マスタ保管場所管理テーブル
2041 企業情報管理テーブル
2012 マスタ登録更新部
2013 管理判定部
2014 制御部
202 管理者端末
2021 入力部
2022 表示部
2023 制御部
N ネットワーク

Claims (8)

  1. 金型の使用頻度とコストとを含む使用状況を示す情報が記憶された台帳管理テーブルを記憶する記憶部と、
    前記金型の管理方法を判定するための判定情報と、前記台帳管理テーブルとに基づいて、前記金型の要否または前記金型を代替すべきか否かを判定する管理判定部と、
    を備えることを特徴とする資産管理システム。
  2. 前記管理判定部は、前記使用頻度または/および前記コストが所定の閾値を満たしているか否かを判定し、前記使用頻度または/および前記コストが所定の閾値を満たしていないと判定した場合、前記金型を廃棄するか代替する提案を判定結果として出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の資産管理システム。
  3. 前記管理判定部は、前記使用頻度または/および前記コストが所定の閾値を満たしていると判定した場合において、さらに、前記所定の閾値と前記コストまたは/および前記使用頻度との差が一定の範囲内であるか否かを判定し、前記所定の閾値と前記コストまたは/および前記使用頻度との差が一定の範囲内であると判定した場合、前記金型を製造する企業の企業情報に基づいて、前記金型を他の金型で代替する提案を前記判定結果として出力する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の資産管理システム。
  4. 前記記憶部は、前記金型の保管場所を示す保管場所管理テーブルを記憶し、
    前記管理判定部は、前記保管場所管理テーブルに記憶されている前記金型の保管場所が貸出先の企業により貸し出されているか否かを判定し、前記金型の保管場所が貸出先の企業により貸し出されていると判定した場合、前記貸出先の企業の企業情報に基づいて、前記金型を回収する提案を前記判定結果として出力する、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の資産管理システム。
  5. 記憶部が、金型の使用頻度とコストとを含む使用状況を示す情報が記憶された台帳管理テーブルを記憶し、
    管理判定部が、前記金型の管理方法を判定するための判定情報と、前記台帳管理テーブルとに基づいて、前記金型の要否または前記金型を代替すべきか否かを判定する、
    ことを特徴とする資産管理方法。
  6. 前記管理判定部が、前記使用頻度または/および前記コストが所定の閾値を満たしているか否かを判定し、前記使用頻度または/および前記コストが所定の閾値を満たしていないと判定した場合、前記金型を廃棄するか代替する提案を判定結果として出力する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の資産管理方法。
  7. 前記管理判定部が、前記使用頻度または/および前記コストが所定の閾値を満たしていると判定した場合において、さらに、前記所定の閾値と前記コストまたは/および前記使用頻度との差が一定の範囲内であるか否かを判定し、前記所定の閾値と前記コストまたは/および前記使用頻度との差が一定の範囲内であると判定した場合、前記金型を製造する企業の企業情報に基づいて、前記金型を他の金型で代替する提案を前記判定結果として出力する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の資産管理方法。
  8. 前記記憶部が、前記金型の保管場所を示す保管場所管理テーブルを記憶し、
    前記管理判定部が、前記保管場所管理テーブルに記憶されている前記金型の保管場所が貸出先の企業により貸し出されているか否かを判定し、前記金型の保管場所が貸出先の企業により貸し出されていると判定した場合、前記貸出先の企業の企業情報に基づいて、前記金型を回収する提案を前記判定結果として出力する、
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の資産管理方法。
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