JP5130860B2 - 紙幣搬送制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、紙幣搬送制御装置に関する。
例えば、パチンコ等の遊技装置の島において、隣接する遊技装置の接客面の間に設置される台間玉貸機が有する紙幣識別機は、パチンコ玉等の遊技媒体を貸し出す際に遊技者が挿入した紙幣の真贋を識別する(例えば、特許文献1参照)。紙幣識別機は、挿入された紙幣を真札であると識別すると、背面に設けられた紙幣搬送路に当該紙幣を排出する。一方、挿入された紙幣を偽札であると識別すると、紙幣識別機は、当該紙幣を返却する。
前述した紙幣搬送路は、複数台の台間玉貸機と、島の端部に設けられた島端金庫とを接続し、複数台の台間玉貸機の紙幣識別機から排出される複数枚の紙幣を島端金庫の紙幣用の金庫(以後、単に「金庫」と称する)まで搬送する。例えば、数台の紙幣識別機が複数枚の紙幣を不特定に排出した場合、紙幣搬送路上の複数枚の紙幣は、前記排出のタイミングを略維持したまま島端金庫に到達する。
前述した島端金庫は、紙幣搬送路により搬送されてきた複数枚の紙幣を例えば1枚ずつ金庫に収容する。もし例えば数台の紙幣識別機から複数枚の紙幣が紙幣搬送路を通じて搬送されてきた場合、島端金庫にとって、これらの紙幣を滞りなく(例えば、紙幣識別機からの排出のタイミングよりも速いタイミングで)金庫に収容することは容易である。しかしながら、一般に、島端金庫は島内の多数の紙幣識別機から排出される紙幣を処理しなければならないため、紙幣搬送路からもたらされる紙幣を滞りなく金庫に収容することは、紙幣識別機の稼働数が増えるにつれてより困難となる。そこで、島端金庫は、金庫に収容する前に一時紙幣を保留するための所定の保留機構を備えている。つまり、島端金庫は、紙幣搬送路により搬送されてきた複数枚の紙幣を保留機構により一時保留しつつ、所定の繰出機構により例えば1枚ずつ金庫に収容するようになっている。
尚、以上の紙幣識別機と、例えば保留機構や繰出機構等を有し紙幣搬送路を介して紙幣を搬送する紙幣搬送機と、金庫とは、紙幣搬送システムを構成するものである。この紙幣搬送システムは、前述したパチンコ等の遊技装置に係るシステムに限らず、広く紙幣を搬送するものである。
特開2003−16500号公報
前述した紙幣搬送システム及び紙幣搬送機では、例えばパチンコ等の遊技装置に係るシステムに適用した場合、島内の台間玉貸機の稼動台数が増えるにともない、島端金庫が一時保留するべき紙幣の枚数を増やさなければならないため、その分、島端金庫が大きく複雑なものになってしまう。つまり、紙幣搬送機における例えば保留機構や繰出機構等を小型化できないという問題がある。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、紙幣搬送システム及び紙幣搬送機構の紙幣の搬送能力を維持しつつその小型化を可能にすることにある。
前記課題を解決するための発明は、紙幣の真偽を識別し、紙幣が真であると識別されると当該紙幣を後続する紙幣搬送路へ排出し、紙幣が偽であると識別されると当該紙幣を返却する紙幣識別機と、前記紙幣識別機から排出される紙幣を収容する金庫と、前記紙幣識別機から前記金庫まで紙幣を前記紙幣搬送路を介して搬送する紙幣搬送機と、を有する紙幣搬送システムに用いる紙幣搬送制御装置であって、前記紙幣搬送機の動作を停止させる前に、前記紙幣識別機に対する紙幣の取り込み動作を停止させる制御部、を備えてなる紙幣搬送制御装置である。
この紙幣搬送制御装置によれば、もし紙幣識別機からの紙幣の排出増加に伴い紙幣搬送機の搬送する紙幣が増加して例えば金庫の手前で紙幣が滞る虞がある場合、制御部は、搬送動作を停止する前に紙幣識別機の紙幣の取り込み動作を停止させることができる。つまり、紙幣の排出元を遮断した後に搬送動作を停止するため、例えば紙幣搬送路における紙幣の滞りを回避した後には搬送動作を直ぐに再開できる。この場合、例えば金庫の手前に紙幣の搬送能力を向上させるための特別な構成も必要ない。よって、紙幣搬送システムの紙幣の搬送能力を維持しつつその小型化が可能となる。
また、かかる紙幣搬送制御装置において、前記制御部は、前記紙幣識別機に対する紙幣の取り込み動作を停止させる際、前記紙幣識別機内に紙幣が存在する場合、当該紙幣が真であると識別されると当該紙幣を前記紙幣搬送路へ排出させる、ことが好ましい。
もし紙幣識別機内に紙幣が存在する場合に当該紙幣の取り込み動作が停止した場合、紙幣が紙幣識別機内に滞留する虞がある。これは、例えば紙幣識別機に紙幣がつまって紙幣搬送の再開に支障をきたすのみならず、紙幣搬送が再開されたとしても当該紙幣識別機による紙幣の真偽の識別が正しく行なわれない等の問題が生じ得る。しかし、この紙幣搬送制御装置を用いれば、停止の際、真であると識別された紙幣は紙幣搬送路へ排出されるため、その分、前記滞留の可能性を低減できる。つまり、紙幣識別機における紙幣の滞りを抑制することにより、その後の紙幣搬送の再開及び紙幣の真偽の識別を確実なものとする。
また、前記課題を解決するための発明は、紙幣識別機から排出される紙幣を搬送する紙幣搬送路と、前記紙幣搬送路を搬送される紙幣を一時保留する保留機構と、前記保留機構に一時保留される紙幣を所定枚数ずつ金庫に繰り出す繰出機構と、を有する紙幣搬送機に用いる紙幣搬送制御装置であって、前記繰出機構が紙幣を所定枚数ずつ繰り出す際、前記保留機構に保留しきれない紙幣が前記紙幣搬送路に存在する場合、前記紙幣搬送路の搬送動作を停止させる制御部、を備えてなる紙幣搬送制御装置である。
この紙幣搬送制御装置によれば、もし紙幣搬送路の搬送する紙幣が増加して保留機構に保留しきれない紙幣が紙幣搬送路に存在する場合、制御部は、紙幣搬送路の搬送動作を停止させることができる。このように紙幣の搬送元を遮断しつつ、例えば繰出機構の動作を継続し保留機構が更に紙幣を保留できるようになった時点で搬送動作を直ぐに再開すれば、保留機構の保留能力を維持しつつ紙幣の滞りを抑制できる。この場合、例えば金庫の手前に紙幣の搬送能力を向上させるための特別な構成も必要ない。つまり、紙幣搬送機の紙幣の搬送能力を維持しつつその小型化が可能となる。
また、かかる紙幣搬送制御装置において、前記制御部は、前記紙幣搬送路を搬送される紙幣の搬送状況から、前記保留機構に一時保留される紙幣の枚数を予測し、予測枚数が所定枚数より多い場合、前記紙幣搬送路の搬送動作を停止させる、ことが好ましい。
この紙幣搬送制御装置によれば、前記所定枚数を例えば保留機構の保留能力に対応するように設定することにより、保留機構の保留能力を維持しつつ紙幣の滞りを効果的に抑制できる。
また、かかる紙幣搬送制御装置において、前記制御部は、前記紙幣搬送路から搬送される複数の紙幣の連続搬送時間を計測し、計測時間が所定時間より長い場合、前記紙幣搬送路の搬送動作を停止させる、ことが好ましい。
この紙幣搬送制御装置によれば、前記所定時間を例えば保留機構の保留能力に基づいて設定することにより、保留機構の保留能力を維持しつつ紙幣の滞りを効果的に抑制できる。
また、かかる紙幣搬送制御装置において、前記制御部は、前記紙幣搬送路の搬送動作を停止させる前に、前記紙幣識別機に対する紙幣の取り込み動作を停止させる、ことが好ましい。
この紙幣搬送制御装置によれば、制御部は、紙幣の搬送元の遮断の前に、紙幣の排出元を遮断できるため、例えば保留機構における紙幣の滞りを回避した後には搬送動作を直ぐに再開できる。
紙幣搬送システム及び紙幣搬送機構は、紙幣の搬送能力を維持しつつその小型化が可能となる。
===紙幣搬送システムの構成===
図1乃至図3を参照しつつ本実施の形態の紙幣搬送システム1の構成例について説明する。尚、図1は、本実施の形態の紙幣搬送システム1の構成例を示す平面図である。図2は、本実施の形態の保留・繰出機構320の動作を説明するための平面図である。図3は、本実施の形態の紙幣搬送システム1の動作を司る構成例を示すブロック図である。
図1に例示されるように、本実施の形態の紙幣搬送システム1は、紙幣識別機10と、紙幣搬送路20及び保留・繰出機構(保留機構、繰出機構)320と、金庫330とを備えて構成されている。尚、紙幣搬送路20及び保留・繰出機構320は本実施の形態の紙幣搬送機を構成するものである。また、同図の例示では、+Z側が鉛直方向上側を示し、−Z側が鉛直方向下側を示すものである。
紙幣識別機10は、紙幣の挿入経路11上に、紙幣の真偽を識別するための紙幣識別センサ12と、挿入された紙幣を取り込むための紙幣取込機構401と、挿入された紙幣の引き抜きを防止するための引抜防止レバー13とを備えた周知の装置である。
紙幣搬送路20は、紙幣を搬送するための紙幣搬送機構21を備えた周知の装置である。紙幣はその面がXZ面に沿うように且つその長尺方向がX方向となるように載置されて、一点鎖線で示す経路に沿って搬送されるようになっている。また、保留・繰出機構320は、紙幣搬送路20により搬送された紙幣を一時保留し、この一時保留された紙幣を例えば1枚ずつ金庫330に繰り出すための装置である。
尚、本実施の形態では、紙幣搬送路20と、保留・繰出機構320との間には、紙幣搬送路20から保留・繰出機構320へ紙幣を案内する案内機構(紙幣搬送路)310が設けられており、前述した紙幣搬送機は、この案内機構310を更に備えるものである。この案内機構310は、紙幣を案内するための、案内板311と、第1駆動ローラ312とを備えている。また、この案内機構310は、当該案内機構310を通過する紙幣を検知するための第1センサ313を備えている。図1の例示では、紙幣搬送機構21が±Y側に一対の搬送経路を備えていることに対応して、案内機構310も一対の第1センサ313を備えている。この第1センサ313は、例えば反射センサ又は透過センサといった周知の光センサである。
金庫330は、保留・繰出機構320からの紙幣を収容する周知の装置である。
尚、本実施の形態では、前述した案内機構310、保留・繰出機構320、及び金庫330は、紙幣収容部30を構成するものである。
<<<保留・繰出機構>>>
前述した保留・繰出機構320は、案内機構310からの紙幣を金庫330側(+X側)に送るための第2駆動ローラ321と、この紙幣を更に金庫330側に送るためのベルト機構322と、この紙幣を更に金庫330側に送るための第3駆動ローラ323と、この第3駆動ローラ323に対し例えば1枚分の紙幣を分離するための間隙を形成するための回動自在のローラ324と、保留されている紙幣をベルト機構322に対し押圧するための押圧機構325と、点線A上の紙幣を検知するための第2センサ326と、点線B上の紙幣を検知するための第3センサ327とを備えている。
ここで、前述したベルト機構322は、ベルトを駆動するための駆動プーリ322aを備えている。また、前述した押圧機構325は、一端が軸部325bとして固定されつつ、ベルト機構322から遠ざかる方向(−Y側)に弾性付勢された押圧部材325aと、この押圧部材325aを弾性付勢に抗してベルト機構322へ近づける方向(+Y側)に変位させるためのソレノイド325cとを備えている。また、前述した第2センサ326及び第3センサ327は、例えば反射センサ又は透過センサといった周知の光センサである。
以上の構成を備えた保留・繰出機構320において、紙幣の保留動作は、ベルト機構322の稼動により実行される。つまり、搬送されてきた紙幣はベルト機構322に送られつつローラ324の手前で順次重なるようになっている(図2(a))。また、複数枚の紙幣はベルト機構322と押圧機構325との間に重なるようにして保留される。
また、紙幣の繰出動作は、以下、図2(b)乃至図2(d)に例示される通りである。即ち、ベルト機構322が稼動しつつ、第3駆動ローラ323も稼動し、更に押圧機構325が紙幣をベルト機構322に対し押圧することにより、ベルト機構322に最も近い紙幣が例えば1枚だけ第3駆動ローラ323により分離されるようになっている(図2(b))。分離された紙幣が第3センサ327により検知されると、ベルト機構322の稼動は停止し、押圧機構325は押圧を止め、第3駆動ローラ323のみが稼動する。そして、第3センサ327がこの紙幣を検知している間は、第3駆動ローラ323のみが稼動することにより、紙幣の繰り出しが継続されるようになっている(図2(c))。繰り出された紙幣が点線Bを通過し終えて第3センサ327に検知されなくなると、第3駆動ローラ323の稼動も停止するようになっている(図2(d))。
<<<紙幣搬送制御装置>>>
前述した構成を備えた紙幣搬送システム1は、所定のCPU(不図示)を有する制御部400を備えており、この制御部400が、前述した、紙幣識別機10の紙幣取込機構401及び紙幣識別センサ12と、紙幣搬送路20の紙幣搬送機構21と、案内機構310の第1駆動ローラ312及び第1センサ313と、保留・繰出機構320の第2駆動ローラ321、第3駆動ローラ323、駆動プーリ322a、ソレノイド325c、第2センサ326、及び第3センサ327とを統括制御する。
本実施の形態の紙幣搬送システム1は、更に、以下述べる、第1タイマ402、第2タイマ403、カウンタ404、ROM405、及びRAM406を備えている。
制御部400は、後述する紙幣の連続搬送時間を計時する第1タイマ402と、後述する紙幣の搬送動作の停止と取込動作の停止との間の時間を計時する第2タイマ403と、紙幣の枚数(但し、予測枚数)を計数するカウンタ404とを制御する。
また、制御部400は、以下述べる動作を実行するための所定のプログラムを記憶するROM405と、以下述べる動作を実行するために必要な所定の情報を記憶するためのRAM406とを制御する。
尚、本実施の形態では、前述した、制御部400、第1センサ313、第1タイマ402、第2タイマ403、カウンタ404、ROM405、及びRAM406が紙幣搬送制御装置を構成するものである。
また、本実施の形態の制御部400は、複数の紙幣識別機10を統括制御するものであったが、これに限定されるものではない。例えば、制御部400の機能のうち複数の紙幣識別機10を制御する機能については、各紙幣識別機10が個別に有していてもよい。つまり、紙幣識別機10が個別に所定の制御部を備えて、各制御部が後述する紙幣の識別や返却等を行なうものであってもよい。この場合、紙幣搬送制御装置は、制御部400に加えて、複数の紙幣識別機10の制御部を備えるものとなる。
===紙幣搬送システムの動作===
図4及び図5を参照しつつ前述した構成を備えた紙幣搬送システム1の動作例について説明する。尚、図4は、本実施の形態の紙幣搬送システム1の紙幣搬送時における制御部400の処理手順の一例を示すフローチャートである。図5は、本実施の形態の紙幣搬送機構21での複数の紙幣の配置状態と、これらの紙幣を検知した第1センサ313が出力する信号電圧の時間変化との対応例を示す模式図である。
以下、紙幣搬送システム1は、紙幣を搬送するべく稼動中であるものとする。
図4に例示されるように、制御部400は、第2センサ326が保留紙幣を検知していないかどうか(非検知か否か)を判別する(S100)。保留紙幣を検知している(非検知ではない)と判別した場合(S100:NO)、制御部400は、後述する保留・繰出機構320により紙幣が繰り出されたか否かを判別する(S102)。保留紙幣を検知していない(非検知である)と判別した場合(S100:YES)、制御部400は、カウンタ404をリセットする(N=0)(S101)。
制御部400は、第1センサ313の検知状態がガイド機構310における紙幣に対し非検知から検知に変化したか否かを判別する(S104)。第1センサ313の検知状態が非検知から検知に変化したと判別した場合(S104:YES)、制御部400は、第1タイマ402をリセットした後に計時を開始させる(S105)。
制御部400は、第1センサ313の検知状態がガイド機構310における紙幣に対し検知から非検知に変化したか否かを判別する(S106)。第1センサ313の検知状態が検知から非検知に変化したと判別した場合(S106:YES)、制御部400は、更に、第1タイマ402の計時した時間(連続搬送時間)が所定時間より長いか否かを判別する(S107)。第1タイマ402の計時した時間が所定時間より長いと判別した場合(S107:YES)、制御部400は、紙幣の搬送動作を停止するべく、後述するステップS111の処理を実行する。
第1タイマ402の計時した時間が所定時間以下であると判別した場合(S107:NO)、制御部400は、第1タイマ402の計時した時間に基づいて、第1センサ313の固定位置を通過した紙幣の枚数Mを算出する(S108)。
前述したステップS104:YESにおける非検知から検知への変化とは、例えば第1センサ313の出力する信号電圧の0レベルから負レベルへの立下りの変化に相当する(図5)。また、前述したステップS106:YESにおける検知から非検知への変化とは、例えば第1センサ313の出力する信号電圧の負レベルから0レベルへの立ち上がりの変化に相当する(図5)。つまり、ステップS104:YESからステップS106:YESまでに第1タイマ402により計時された時間は、図5に例示される1つ分の負パルスの時間幅に相当する。この負パルスの時間幅は、1枚として又は複数枚のひとまとまりとして検知された紙幣の連続搬送時間に相当するものであり、また、第1センサ313の固定位置を通過した紙幣の長さに対応するものである。
前述したステップS107では、例えば保留・繰出機構320が保留可能な紙幣の最大保留枚数等に対応する所定時間を予め設定しておき(例えば2秒間)、第1タイマ402により計時された紙幣の連続搬送時間がこの所定時間より長くなった場合には、後述する紙幣の搬送動作の停止を行なう。
また、前述したステップS108では、1枚分の紙幣の長さに対応する単位時間を予め設定しておき(例えば0.8秒間)、第1タイマ402により計時された時間を単位時間で除算することにより、第1センサ313の固定位置を通過した紙幣の枚数(M)を算出する。尚、図5に例示されるように、複数の紙幣は紙幣搬送機構21において相互に重なっている場合があるため、単位時間としては、1枚分の紙幣の長さに丁度対応する負パルスの時間幅(例えば1秒間)の例えば80%の時間が設定される。但し、この単位時間を用いて求める紙幣の枚数は、紙幣の予測枚数である。
制御部400は、ステップS108で求めた紙幣の予測枚数Mだけカウンタ404をインクリメントさせる(N=N+M)(S109)。
制御部400は、カウンタ404により計数された紙幣の累積の予測枚数Nが所定枚数より多いか否かを判別する(S110)。
累積の予測枚数Nが所定枚数以下であると判別した場合(S110:NO)、制御部400は、ステップS100の処理を再度実行する。この後、制御部400は、第2センサ326が保留紙幣を検知していると判別し(S100:NO)、更に、保留・繰出機構320により紙幣が繰り出されたと判別すると(S102:YES)、繰り出された紙幣枚数(例えば1枚)だけカウンタ404を減算し(S103)、ステップS104の処理を実行する。一方、制御部400は、第2センサ326が保留紙幣を検知していると判別し(S100:NO)、更に、保留・繰出機構320により紙幣が繰り出されていないと判別すると(S102:NO)、ステップS104の処理を実行する。
累積の予測枚数Nが所定枚数より多いと判別した場合(S110:YES)、制御部400は、何れかの紙幣識別機10の紙幣識別センサ12が紙幣を識別中か否かを判別する(S111)。尚、本実施の形態の所定枚数は、例えば、保留・繰出機構320が保留可能な紙幣の最大保留枚数等に予め設定されているものとする。
何れかの紙幣識別センサ12が紙幣を識別中であると判別した場合(S111:YES)、制御部400は、該当の紙幣識別機10以外の全ての紙幣識別機10の紙幣取込機構401に対し紙幣の取込動作を停止させる。また、該当の紙幣識別機10については、識別結果に応じて、当該識別された1枚分の紙幣に対してのみ紙幣取込機構401を動作させる。即ち、識別結果が真札の場合、紙幣取込機構401に対し紙幣を紙幣搬送機構21に排出させ、識別結果が偽札の場合、紙幣取込機構401に対し紙幣を返却させる。その後、制御部400は、該当の紙幣識別機10の紙幣取込機構401に対しても紙幣の取込動作を停止させる(S112)。尚、ステップS112では、便宜上、識別結果が真札の場合のみについて図示してある。
何れの紙幣識別センサ12も紙幣を識別中でないと判別した場合(S111:NO)、制御部400は、全ての紙幣識別機10の紙幣取込機構401に対し紙幣の取込動作を停止させる(S113)。
また、制御部400は、紙幣識別機10に対し、入金禁止指示を出して、新たな入金を禁止させる(S114)。
制御部400は、前述した紙幣の取込動作の停止(S112又はS113及びS114)と同時に、第2タイマ403をリセットした後に計時を開始させ(S115)、その後、第2タイマ403の計時した時間が所定時間に達したか否かを判別する(S116)。尚、本実施の形態の所定時間は、ステップS112又はS113及びS114における紙幣識別機10の紙幣取込動作の停止から、後述する紙幣の搬送動作の停止までの時間遅れであり、予め設定された時間である。
第2タイマ403の計時した時間が所定時間に達したと判別した場合(S116:YES)、制御部400は、前述した紙幣の繰出動作以外の全ての搬送動作を停止させる(S117)。具体的には、図2に例示した、ベルト機構322、第3駆動ローラ323、押圧機構325、及び第3センサ327による紙幣の繰出動作のみを継続させる一方、紙幣搬送機構21、第1駆動ローラ312、及び第2駆動ローラ321の稼動を停止させる。
尚、ステップS117以後、制御部400は、例えば、第2センサ326が保留紙幣を検知していないかどうか(非検知か否か)を判別し、保留紙幣を検知していないと判別した場合に、カウンタ404をリセットする(N=0)とともに、紙幣の識別動作及び搬送動作を再開するようになっている。
===搬送能力の維持及び小型化===
<<<紙幣搬送システムに使用する紙幣搬送制御装置>>>
本実施の形態の紙幣搬送制御装置は、少なくとも、紙幣識別機10と、紙幣搬送路20を介して紙幣を搬送する紙幣搬送機と、金庫330とを有する紙幣搬送システム1に用いられる装置であって、紙幣搬送機の動作を停止させる前に、紙幣識別機10の紙幣取込機構401の動作を停止させる制御部400、を備えている。
尚、この場合の紙幣搬送制御装置は、少なくとも、前述した、制御部400、第2タイマ403、ROM405、及びRAM406を備えて構成されるものである。
この紙幣搬送制御装置によれば、もし紙幣識別機10からの紙幣の排出増加に伴い紙幣搬送機の搬送する紙幣が増加して例えば金庫330の手前で紙幣が滞る虞がある場合、制御部400は、ステップS117で搬送動作を停止する前に、ステップS112又はS113及びS114で紙幣取込機構401の動作を停止させることができる。つまり、紙幣の排出元を遮断した後に搬送動作を停止するため、例えば紙幣搬送路20における紙幣の滞りを回避した後には搬送動作を直ぐに再開できる。この場合、例えば金庫330の手前に紙幣の搬送能力を向上させるための特別な構成も必要ない。よって、紙幣搬送システム1の紙幣の搬送能力を維持しつつその小型化が可能となる。尚、この場合、制御部400が紙幣の搬送動作の停止を判断するための処理手順は、前述したステップS100乃至110に限定されるものではない。
また、本実施の形態の紙幣搬送制御装置において、制御部400は、紙幣取込機構401の動作を停止させる際、ステップS111:YES及びS112に示すように、紙幣識別機10内に紙幣が存在する場合、真であると識別された当該紙幣を紙幣搬送路20へ排出させている。ここで、もし紙幣識別機10内に紙幣が存在する場合に当該紙幣の取込動作が停止した場合、紙幣が紙幣識別機10内に滞留する虞がある。これは、例えば紙幣識別機10に紙幣がつまって紙幣搬送の再開に支障をきたすのみならず、紙幣搬送が再開されたとしても当該紙幣識別機10による紙幣の真偽の識別が正しく行なわれない等の問題が生じ得る。しかし、この紙幣搬送制御装置を用いれば、真であると識別された紙幣は紙幣搬送路20へ排出されるため、その分、滞留の可能性を低減できる。つまり、紙幣識別機10における紙幣の滞りを抑制することにより、その後の紙幣搬送の再開及び紙幣の真偽の識別を確実なものとする。但し、これに限定されるものではなく、例えば、紙幣識別機10による紙幣の識別が速いために紙幣取込機構401の停止命令のタイミングと紙幣の識別のタイミングとが重なる可能性が低い場合等には、識別中の有無に関わらず、紙幣取込機構401の動作を停止することとしてもよい。
<<<紙幣搬送機に使用する紙幣搬送制御装置>>>
本実施の形態の紙幣搬送制御装置は、少なくとも、紙幣搬送路20と、案内機構310と、保留・繰出機構320とを有する紙幣搬送機に用いられる装置であって、保留・繰出機構320の繰出動作時にその保留能力を超える紙幣が紙幣搬送路20又は案内機構310に存在する場合、紙幣搬送路20及び案内機構310の搬送動作を停止させる制御部400、を備えている。
尚、この場合の紙幣搬送制御装置は、少なくとも、前述した、制御部400、第1センサ313、第1タイマ402、第2タイマ403、カウンタ404、ROM405、及びRAM406を備えて構成されるものである。
この紙幣搬送制御装置によれば、ステップS110:YESに示すように、保留・繰出機構320が繰出動作中に保留しきれない紙幣が紙幣搬送路20に存在すると判別した場合、制御部400は、ステップS117で紙幣搬送路20の搬送動作を停止させることができる。このように紙幣の搬送元を遮断しつつ保留・繰出機構320の繰出動作を継続することにより、例えば紙幣の保留枚数が0となった時点で搬送動作を直ぐに再開すれば、保留・繰出機構320の保留能力を維持しつつ紙幣の滞りを抑制できる。つまり、紙幣搬送機の紙幣の搬送能力を維持しつつその小型化が可能となる。
また、本実施の形態の紙幣搬送制御装置において、制御部400は、ステップS104乃至S109に示すように、案内機構310を通過する紙幣を検知することにより、保留・繰出機構320に一時保留される紙幣の枚数を予測し、予測枚数が所定枚数(例えば最大保留枚数)より多い場合、S117で記紙幣搬送路20の搬送動作を停止させている。これにより、保留・繰出機構320の保留能力を維持しつつ紙幣の滞りを効果的に抑制できる。但し、保留・繰出機構320に保留しきれない紙幣の有無を判別する場合、このような紙幣の搬送状況から判別することに限定されるものではない。
また、本実施の形態の紙幣搬送制御装置において、制御部400は、ステップS107に示すように、案内機構310を通過する複数の紙幣の連続搬送時間を計測し、計測時間が所定時間(例えば最大保留枚数に対応する時間)より長い場合、S117で搬送動作を停止させている。これにより、保留・繰出機構320の保留能力を維持しつつ紙幣の滞りを効果的に抑制できる。但し、保留・繰出機構320に保留しきれない紙幣の有無を判別する場合、このような紙幣の連続搬送時間から判別することに限定されるものではない。
また、本実施の形態の紙幣搬送制御装置において、制御部400は、紙幣搬送路20の搬送動作を停止させる前に、紙幣識別機10に対する紙幣の取り込み動作を停止させている。これにより、制御部400は、ステップS111乃至S114に示すように、紙幣の搬送元の遮断の前に、紙幣の排出元を遮断できるため、例えば紙幣搬送路20における紙幣の滞りを回避した後には搬送動作を直ぐに再開できる。但し、これに限定されるものではなく、例えば、紙幣の搬送動作及び取込動作を同時に停止させるものであってもよい。
前述した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
また、前述した実施の形態では、保留・繰出機構320は、紙幣を1枚ずつ繰り出すものであったが、これに限定されるものではなく、例えば2枚以上の所定枚数ずつ繰り出してもよい。
本実施の形態の紙幣搬送システムの構成例を示す平面図である。 本実施の形態の保留・繰出機構の動作を説明するための平面図である。 本実施の形態の紙幣搬送システムの動作を司る構成例を示すブロック図である。 本実施の形態の紙幣搬送システムの紙幣搬送時における制御部の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態の紙幣搬送機構での複数の紙幣の配置状態と、これらの紙幣を検知した第1センサが出力する信号電圧の時間変化との対応例を示す模式図である。
符号の説明
1 紙幣搬送システム 10 紙幣識別機 11 挿入経路
12 紙幣識別センサ 13 引抜防止レバー 20 紙幣搬送路
21 紙幣搬送機構 30 紙幣収容部 310 案内機構
311 案内板 312 第1駆動ローラ 313 第1センサ
320 保留・繰出機構 321 第2駆動ローラ 322 ベルト機構
322a 駆動プーリ 323 第3駆動ローラ 324 ローラ
325 押圧機構 325a 押圧部材 325b 軸部
325c ソレノイド 326 第2センサ 327 第3センサ
330 金庫 400 制御部 401 紙幣取込機構
402 第1タイマ 403 第2タイマ 404 カウンタ
405 ROM 406 RAM

Claims (2)

  1. 紙幣識別機から排出される紙幣を搬送する紙幣搬送路と、前記紙幣搬送路を搬送される紙幣を一時保留する保留機構と、前記保留機構に一時保留される紙幣を所定枚数ずつ金庫に繰り出す繰出機構と、を有する紙幣搬送機に用いる紙幣搬送制御装置であって、
    前記紙幣搬送路を搬送される紙幣の搬送状況から、前記保留機構に一時保留される紙幣の枚数を予測し、予測枚数が所定枚数より多い場合、前記繰出機構が紙幣を所定枚数ずつ繰り出す際、前記保留機構に保留しきれない紙幣が前記紙幣搬送路に存在するものとして、前記紙幣搬送路の搬送動作を停止させる制御部、
    を備えたことを特徴とする紙幣搬送制御装置。
  2. 前記制御部は、
    前記紙幣搬送路の搬送動作を停止させる前に、前記紙幣識別機に対する紙幣の取り込み動作を停止させる、
    ことを特徴とする請求項に記載の紙幣搬送制御装置。
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