JP5125777B2 - 入出力ポートの割当て識別装置、その割当て識別方法及び情報処理装置 - Google Patents

入出力ポートの割当て識別装置、その割当て識別方法及び情報処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、2以上の仮想情報処理装置として機能させる仮想化システムを構成する情報処理装置の入出力ポートの割当て及びその識別に関し、特に、パーソナルコンピュータ(PC)等の情報処理装置にある複数の入出力ポートが異なる仮想情報処理装置に割り当てられる場合の入出力ポートの割当て識別装置、その割当て識別方法及び情報処理装置に関する。
従来、1台のコンピュータをあたかも複数台のコンピュータであるかのように論理的に分割し、それぞれに別のOS(Operating System)やアプリケーションソフトウェアを動作させる仮想化システムが知られている。この仮想化システムに装備される複数の入出力ポートには、予め設定された単一のOSに割り当てられる入出力ポートや複数のOSから操作可能な状態として割り当てられる入出力ポートが存在している。
このような機能とその表示に関し、特許文献1には、コンピュータケース内に、独立して動作する複数のプロセッサと入出力切換回路等の切換回路が備えられ、切換器の選択状態をLEDで表示することが開示されている。また、特許文献2には、複数の基本入出力プログラムを選択可能な装置で、起動モードをLEDで表示することが開示されている。
特開平09−223099号公報(段落番号0004、0009) 特開平01−292433号公報(実施例)
ところで、入出力ポートにOSやアプリケーションソフトウェアが割り当てられていても、オペレータは使用中のOSの割当て状況を予め確認しなければ、何れの入出力ポートに入出力装置を接続してよいか判断することができない。
図18に示すように、PC2に設置されている複数の入出力(I/O)ポート160について、仮想化されていない場合には、アクセスを希望する外部機器が接続されているI/Oポート160に対し、そのポートに割り当てられているI/Oポートアドレスとデータとを送受することで外部機器とのやり取りを行うことができる。即ち、I/Oポート(I)161にアドレス100hが割り当てられ、I/Oポート(II)162にアドレス200hが割り当てられている場合、例えば、I/Oポート161に接続されている外部機器にアクセスするには、アクセスするデータとI/Oポートのアドレスを送信する構成である。
この場合、PC2に備えられている複数のI/Oポート160について、予め設定された特定のOSに対する操作を許可するように割り当てられるポートや、複数のOSから操作を許可するように割り当てられるポートが混在する場合には、図19に示すように、実際のI/Oポート160の接続コネクタ部分に、各ポートがどのOSに対して操作許可を割り当てているのかが表示されないので、PC2の使用者は、自分が使用しているOSに関するポートの割当て許可を設定情報等から確認するという手間がかかり、また、この確認を行わずに外部機器等の接続や解除を行えば、使用中の外部機器の接続を解除したり、若しくは、接続してもその外部機器が機能しない等の不都合が生じる。
斯かる要求や課題について、特許文献1、2にはその開示や示唆はなく、それを解決する構成等についての開示や示唆はない。
そこで、本発明の目的は、仮想化システムを構成する情報処理装置に関し、仮想化情報処理装置に割り当てられている入出力ポートと仮想化情報処理装置との関係を明示し、利便性を向上させることにある。
上記目的を達成するため、本発明の識別装置、識別方法及び情報処理装置は、仮想化された情報処理装置に関し、2以上の仮想化情報処理装置を単数又は複数の情報処理装置で構成する仮想化システムであって、斯かる仮想化システムでは2以上の仮想化情報処理装置が同時に起動される。これらの仮想化情報処理装置は単数又は複数の情報処理装置で同一又は異なる複数のOSの実行によって生起する。この場合、情報処理装置にある複数の入出力ポートが各仮想情報処理装置に割り当てられる。そこで、入出力ポートが何れの仮想情報処理装置に割り当てられているかを識別し、その識別情報を生成させる。この識別情報を表示することにより、入出力ポートと仮想情報処理装置との関係が明らかになり、その表示からオペレータが認識することができる。従って、利便性の高い仮想化システムが構築されることになる。
そこで、上記目的を達成するため、本発明の識別装置は、2以上の仮想情報処理装置として機能させる情報処理装置の入出力ポートの割当て識別装置であって、前記仮想情報処理装置に割り当てられる入出力ポートと、前記入出力ポートを割り当てる前記仮想情報処理装置を決定するテーブルを記憶する記憶手段と、前記仮想情報処理装置の数毎に前記テーブルを作成して前記記憶手段に保存し、起動する前記仮想情報処理装置の数に応じた前記テーブルに基づいて前記情報処理装置の前記入出力ポートが割り当てられている前記仮想情報処理装置を識別し、その識別情報を生成させ、前記仮想情報処理装置の数が変化すると、変化後の前記仮想情報処理装置の数に応じた前記テーブルに基づき、前記入出力ポートが割り当てられている前記仮想情報処理装置を識別し、その識別情報を生成させる識別情報生成手段と、前記識別情報生成手段が生成した前記識別情報を表示する表示手段とを備える構成である。斯かる構成によれば、各ポートを制御しているOSが明確化され、誤って使用中の外部機器を取りはずしてしまう等の事故を防止でき、利便性を高めることができる。
上記目的を達成するためには、上記識別装置において、好ましくは、前記識別情報生成手段は、ハイパーバイザで構成されている。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するため、本発明の識別方法は、2以上の仮想情報処理装置として機能させる情報処理装置の入出力ポートの割当て識別方法であって、前記仮想情報処理装置の数毎にテーブルを作成して記憶部に保存するステップと、起動する前記仮想情報処理装置の数に応じた前記テーブルに基づいて、前記仮想情報処理装置に前記入出力ポートを割り当てるステップと、前記情報処理装置の前記入出力ポートが割り当てられている前記仮想情報処理装置を識別し、その識別情報を生成させるステップと、前記仮想情報処理装置の数が変化すると、変化後の前記仮想情報処理装置の数に応じた前記テーブルに基づき、前記入出力ポートが割り当てられている前記仮想情報処理装置を識別し、その識別情報を生成させるステップと、生成した前記識別情報を表示するステップとを含む構成である。斯かる構成によれば、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、2以上の仮想情報処理装置として機能させる情報処理装置であって、複数の入出力ポートと、前記入出力ポートを割り当てる前記仮想情報処理装置を決定するテーブルを記憶する記憶手段と、前記仮想情報処理装置の数毎に前記テーブルを作成して前記記憶手段に保存し、起動する前記仮想情報処理装置の数に応じた前記テーブルに基づいて前記仮想情報処理装置に前記入出力ポートを割り当てる割当て手段と、前記情報処理装置の前記入出力ポートが割り当てられている前記仮想情報処理装置を識別し、その識別情報を生成させ、前記仮想情報処理装置の数が変化すると、変化後の前記仮想情報処理装置の数に応じた前記テーブルに基づき、前記入出力ポートが割り当てられている前記仮想情報処理装置を識別し、その識別情報を生成させる識別情報生成手段と、前記識別情報生成手段が生成した前記識別情報を表示する表示手段とを備える構成である。斯かる構成によれば、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記情報処理装置において、好ましくは、前記記憶手段は、前記仮想情報処理装置の前記識別情報を格納する構成である。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
本発明によれば、次のような効果が得られる。
(1) 割り当てられた各入出力ポートに対して、それぞれ対応するOSを明示したことにより、接続可能な入出力ポートの確認を容易に行うことができる。
(2) また、割り当てられた各入出力ポートに対して、それぞれ対応するOSを明示したことにより、他人が使用中の入出力ポートの接続を誤って取り外す等の誤操作を防止できる。
(3) 各入出力ポートへの表示指示を、入出力ポートを割り当てるハイパーバイザに行わせることで、より簡易な構成で、ポートの割当て及びその表示を行うことができる。
(4) 仮想化により複数のOSが起動可能な仮想化システムを構成する情報処理装置において、外部装置との入出力ポートを各OS毎に割り当てるとともに、操作可能な入出力ポートを明示することで、1台の情報処理装置を複数人で共用することが容易となる。
そして、本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付図面及び各実施の形態を参照することにより、一層明確になるであろう。
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態について、図1を参照する。図1は、仮想化されたPCの構成を示すブロック図である。なお、図1に示す構成は一例であって、これに限定されるものではない。
この実施の形態では、パーソナルコンピュータ(PC)2は、仮想化により複数のOS等を同時に起動させる仮想化システムを構成する情報処理装置の一例であり、その内部は、CPU(Central processing Unit)4、6、メインメモリ8、ハードディスク10、メモリ制御回路12、ディスク制御回路14、入出力(I/O)ポート16、ビデオ制御回路18、USB(Universal Serial Bus)制御回路20、I/Oポート割当て表示制御回路22等で構成されている。
CPU4、6は、ハードディスク10に記憶されているハイパーバイザやOSやアプリケーションプログラムを処理する制御手段であって、例えば、仮想化システムでは、後述するハイパーバイザプログラムによる処理において、複数の仮想情報処理装置として機能する各OSに対し、外部機器と接続する複数の入出力ポート(I/Oポート16)の割当て制御のための演算処理を行う。
なお、図1に示すPC2では、CPU4、6を2つ備えた構成を示しているが、CPUの数は、仮想化システムで機能する仮想情報処理装置の数とは無関係に、1つでもよいし、3つ以上を備えた構成であってもよい。
メインメモリ8は、記憶手段の1つであって、OSやアプリケーション等のワークエリアとして利用される。メインメモリ8は例えば、RAM(Random Access Memory) 等で構成され、CPU4、6等とのデータのやり取りは、例えば、PC2のチップセット等に構成されているメモリ制御回路12によって制御されている。
ハードディスク10は、記憶手段の1つであって、OSや複数の仮想情報処理装置を識別し、その識別情報を生成させる識別情報生成手段であって、入出力ポートの割当て識別装置を構成するハイパーバイザプログラムや、各種のアプリケーションプログラムや仮想情報処理装置の識別情報、後述するI/Oポートの割当て定義情報、PC2に接続される周辺機器を制御するBIOS(Basic Input/Output System)等を記憶している。また、このハードディスク10からのデータやプログラムの読み出しは、例えば、PC2に構成されているディスク制御回路14によって制御されている。
I/Oポート16は、PC2と外部機器等とを接続し、データ等の入出力を行うインターフェース部であって、例えば、USB規格のケーブルを利用して外部機器と接続するUSBポート24や、PC2とモニタ等の映像表示機器とを接続するビデオポート26が構成されており、これらのUSBポート24、ビデオポート26は、ハイパーバイザによる仮想情報処理装置の割当て識別情報に基づいて、それぞれ、USB制御回路20、ビデオ制御回路18で制御が行われる。
また、I/Oポート割当て表示制御回路22は、I/Oポート16について、仮想情報処理装置の各OSに対する割当てをユーザが識別できるように表示する表示制御手段であり、内部にはハイパーバイザによる仮想情報処理装置の割当て識別情報を記憶する割当て状態レジスタ28や、I/Oポート割当て表示手段32に表示指示を行う表示駆動回路30を備えている。
PC2の筐体外部には、I/Oポート割当て表示手段32として、例えば、USBポート割当て表示部34、ビデオポート割当て表示部36を備えている。これらの各表示部34、36は、例えば、LED(Light Emitting Diode)で構成されており、各I/OポートがどのOSに割り当てられているかの識別情報を表示する。そして、このI/Oポート割当て表示手段32は、上記のハイパーバイザやI/Oポート割当て表示制御回路22と共に入出力(I/O)ポートの割当て識別装置を構成する。
次に、仮想化された情報処理装置の構成について、図2を参照する。図2は、仮想化されたPCの論理ブロックを示す図である。なお、図2において、図1と同一の構成には同一の符号を付し、説明を省略する。また、図2に示す構成は一例であって、これに限定されるものではない。
仮想化されたPC2では、例えば、複数の異なるOS1、OS2、OS3が仮想情報処理装置として独立して起動しており、各OS毎に1又は複数のアプリケーションが起動している。また、各OSに対してハードウェアが割り当てられ、接続されている。この各OS1、OS2、OS3とハードウェア側との間には、単一のハードウェア上で複数のOSの起動させ、メモリやストレージ管理等の機能を処理する中間レイヤであって、上記のように、入出力ポート(I/Oポート16)が割り当てられた仮想情報処理装置に関する識別情報生成手段であるハイパーバイザ(Hyper visor )38が構成されている。
この場合、I/Oポート16側では、割り当てられたOSからのアクセスに対しては外部機器との接続を許可し、また、割り当てられていないOSからのアクセスに対しては、接続を拒否している。例えば、OSからI/Oポート16側へと発信されたI/Oアドレスが、USBポート24、ビデオポート26に設定されているI/Oアドレスと一致しない場合には、USB制御回路20やビデオ制御回路18において、例えば、USBポート24やビデオポート26を機能させるためのリソースが無い状態に制御して、そのOSからはUSBポート24やビデオポート26にアクセスができないようにしている。
斯かる構成により、ハイパーバイザ38が、起動している各OS1、OS2、OS3に対するI/Oポート16の割当て制御を行うとともに、I/Oポート16の割当てに関するI/Oポートの識別情報を生成し、その識別情報に応じて、I/Oポート割当て表示手段32に対する表示制御を行っている。
なお、図2に示すPC2では、仮想化によりOSを3つ起動させた状態を示しているが、起動させるOSの数は、これに限られない。
次に、仮想化した情報処理装置の起動処理について、図3及び図4を参照する。図3は仮想化されたPCの起動処理のフローチャートであり、図4は、ハイパーバイザ内部の処理についてのサブルーチンを示すフローチャートである。
仮想化されたPC2のI/Oポート16の割当て及びその表示制御は、上記のようにハイパーバイザ38で行う。
PC2では、仮想化システム起動のための電源が投入されると(ステップS1)、ハードディスク10に記憶されているハイパーバイザ38を起動させる(ステップS2)。
そして、ハイパーバイザ38の内部の処理では、I/Oポート16の割当てや、その表示制御についての処理を行い(ステップS3)、仮想化システムにおいて、各OSの動作を開始させる(ステップS4)。
また、PC2の起動処理におけるハイパーバイザ38の内部の処理(ステップS3)について、図4のサブルーチンを参照すると、I/Oポート16をどのOSに対して使用可能にするかの割当てを決める(ステップS11)。そして、その決定した割当て制御情報をI/Oポート割当て表示制御回路22側へと書き込み(ステップS12)、I/Oポート割当て表示手段32に割り当てられたOSの識別情報を表示させる。
次に、起動するOSに対してI/Oポート16の割当て情報を受け渡し(ステップS13)、各OSをハードディスク10から読み出して、起動させる(ステップS14)。
斯かる構成によれば、仮想化システムに備えられる複数の入出力ポート(I/Oポート16)を利用して外部機器を接続する場合、起動中の各OSがどのポートに接続できるか、容易に判断することができる。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態について、図5、図6及び図7を参照する。図5は、PCの外観構成を示す図、図6及び図7は、表示手段を備えたI/Oポートの一例を示す図である。なお、図5、図6及び図7において、図1又は図2と同一部分には同一符号を付している。また、図5、図6及び図7の構成は一例であって、これに限られるものではない。
この実施の形態では、仮想化システムを構成する情報処理装置の一例であるPC2の入出力手段であるI/Oポート16の具体例を示す。
図5に示すように、I/Oポート16として、例えば、PC2の背面側には、多種の規格に基づくコネクタが構成されており、上記のUSBポート24及びビデオポート26等が含まれている。そして、このPC2が仮想化により複数の仮想情報処理装置として機能する場合、仮想情報処理装置の各OS毎に対して使用可能なI/Oポート16が割り当てられる。
斯かる構成において、例えば、図6に示すように、I/Oポート16として、例えば、USBポート24の近傍にLED等を用いたUSBポート割当て表示部34を設置し、各OS毎にUSBポート割当て表示部34を点灯させることで、使用可能なI/Oポート16の識別が可能となる。即ち、OSに対するポート割当てを制御するハイパーバイザ38によってUSBポート割当て表示部34のLEDの表示制御をすることで、各ポートがどのOSに割り当てられているかが識別できる。このUSBポート割当て表示部34の点灯において、例えば、仮想化により起動させるOSの種類が少ない場合には、2色のLEDを用いて、OS1を緑色、OS2を赤色等のように定義しておくことで、視覚的に使用可能なI/Oポート16の識別を可能にしてもよい。また、ビデオポート26の割当て表示を行うビデオポート割当て表示部36についても、同様に構成すればよい。
その他、動作させるOSの数が多い場合には、図7に示すように、USBポート割当て表示部34に、例えば、7セグメントLEDを用いて対応する各OSに予め定義した数字、アルファベット等を表示するようにしてもよい。
斯かる構成により、各OSに割り当てられ、対応しているI/Oポートが視覚的に認識できる。
〔第3の実施の形態〕
第3の実施の形態について、図8、図9、図10及び図11を参照する。図8は、仮想化された情報処理装置の起動処理を示すフローチャート、図9は、ハイパーバイザによるテーブル作成処理を示すフローチャート、図10は、I/Oポートの割当て処理を示すフローチャート、図11は、I/Oポート割当て表示処理を示すフローチャートである。なお、図8、図9、図10及び図11において、図3又は図4と同一部分についての説明は省略する。なお、図8、図9、図10及び図11の構成は一例であって、これに限られるものではない。
この実施の形態では、I/Oポート16の割当てについて、ハイパーバイザ38が割当てテーブル42(421、422:図13)を作成し、これに基づいて割当て処理及び割当ての状態表示を行う場合について説明する。
まず、電源ONによるPC2の起動(ステップS21)の後、ハードディスク10にあるBIOSを起動させ(ステップS22)、PC2の診断・初期化等の処理を行う。BIOSの起動後にハイパーバイザ38を起動させ(ステップS23)、I/Oポート16の割当てテーブル42の作成や割当て処理等を行った後、OSの起動に移行し(ステップS24)、メインメモリ8上に設定されたI/Oポート16の割当てテーブル42を参照して、各OSとI/Oポート16との接続を行う。
次に、図8のステップS23においてハイパーバイザ38が行うI/Oポート16の割当てテーブル42の作成処理について、図9を参照して説明する。
ハイパーバイザ38が起動した後、作成された割当てテーブル42の表示をするか、又は割当てテーブル42の変更(更新)処理を行うかの判断を行う(ステップS31)。この判断において、割当てテーブル42を表示する場合(ステップS31の表示処理)には、割当てテーブル42の表示処理に移行する(ステップS32)。この表示処理では、新しく作成される割当てテーブル42をビデオポート26に接続された表示手段に表示させる処理を行う他、メインメモリ8に記憶されていた割当てテーブル42を表示手段に表示させてもよい。
また、割当てテーブル42の変更(更新)処理を行う場合(ステップS31の変更処理)には、割当てテーブル42の変更(更新)処理に移行する(ステップS33)。この変更(更新)処理では、例えば、現在設定されている割当てテーブル42に替えて、別の割当てテーブル42を読み出す処理を行う。
以上の表示処理(ステップS32)又は変更(更新)処理(ステップS33)を行った後、又はステップS31において、表示処理又は変更処理の何れも行わない場合(ステップS31のNO)には、各OSに対するI/Oポート16の割当てテーブル42の作成処理に移行する(ステップS34)。この処理では、例えば、図10に示すように、I/Oポート割当て定義情報44(図12)に基づいてメインメモリ8上に割当てテーブル42を作成する。そして、この割当てテーブル42は割当て情報として、起動した各OSとの間で受け渡しが行われる(図8のステップS24)。
なお、図9に示すハイパーバイザ処理では、割当てテーブル42の表示処理(ステップS32)と変更(更新)処理(ステップS33)とについて、表示処理又は変更(更新)処理の何れか一方を行うようにしているが(ステップS31)、これに限られず、変更処理と表示処理を共に行ってもよい。例えば、変更(更新)処理を行う場合に、変更前と変更後の割当てテーブル42をそれぞれ表示手段に表示してもよく、また、両方の割当てテーブル42の変更を対比できるように表示してもよい。
また、I/Oポート16の割当て状態の表示処理については、図11に示すように、記憶手段であるハードディスク10等に記憶されているI/Oポート割当て定義情報44(図12)に基づいて表示処理が行われる。
次に、I/Oポートの割当てに関する設定情報について、図12、図13及び図14を参照する。図12は、I/Oポート割当て定義情報の一例を示す図、図13は、作成された割当てテーブルの一例を示す図、図14は、表示手段に表示される割当て表示画面の一例を示す図である。図12、図13及び図14の構成は一例であって、これに限られるものではない。
ハードディスク10等の記憶手段には、上記のように、起動している各OSに対して割り当てられるI/Oポート16の割当てテーブル42の作成(図10)や、I/Oポート16の割当て状況の表示処理(図11)に用いられる割当て定義情報44が記憶されている。この割当て定義情報44は、例えば、図12に示すように、PC2が備えているI/Oポート16の種類や識別番号等が列挙され、各I/Oポート16について割当て先のOSが予め関係付けて定義されている。例えば図12では、例示するPC2について、USBポート24を4ポート、ビデオポート26を2ポート備えている場合であって、OSが2つ起動している場合には、USBポート#1に対してOS#1が関係付けられ、USBポート#2はOS#2、USBポート#3は再びOS#1、USBポート#4はOS#2のように関係付けて、割当ての定義がされている。また、ビデオポート#1に対してOS#1、ビデオポート#2に対してOS#2が関係付けられている。
この割当て定義情報44では、仮想化されたPC2上に起動しているOSの数、即ち仮想情報処理装置の数に応じてI/Oポート16を関係付けており、例えば、起動しているOSの数が3の場合や4の場合について、それぞれ別途に定義情報を持っており、起動するOSの数に応じて、定義情報を入れ替えるようにしてもよい。
ハイパーバイザ38では、起動しているOSの数に応じたI/Oポート16の割当て定義情報44を読み込み(図10)、この割当て定義情報44に基づいて、各OS毎の使用可能なI/Oポート16の割当てテーブル42をメインメモリ8上に作成する。このOS毎に作成された割当てテーブルの一例を図13に示す。図13において、(A)はOS#1の使用可能I/Oポートの一覧を示す割当てテーブル421であり、(B)はOS#2の使用可能I/Oポートの一覧を示す割当てテーブル422である。
そして、この割当てテーブル42(421、422)に基づいて、各I/Oポート16と各OSとの関係付けを行う。また、図14に示すように、PC2のモニタ等の表示手段にI/Oポート16や割当て先のOS等の情報を示す表示画面46を表示させてもよい。これにより、PC2のユーザは、起動中のOSについて使用可能な入出力ポート(I/Oポート16)を識別することができる。
〔第4の実施の形態〕
次に、第4の実施の形態について、図15を参照する。図15は、I/Oポート回路の構成を示すブロック図である。図15において、図1又は図2等と同一構成には、同一符号を付し、その説明を省略する。なお、図15の構成は一例であって、これに限られるものではない。
この実施の形態では、仮想情報処理装置を構成する各OSに対するI/Oポート16の割当て、及び関係付けの処理をハードウェアによって行う場合について、例えば、I/OポートI、IIとしてI/Oポート161、162を備えるPC2を例示して説明する。この場合、図15に示すように、起動している各OSに対して、I/Oポート16の割当てを行うI/Oポート割当て設定回路50を備えている。このI/Oポート割当て設定回路50は、例えば、図1に示すUSB制御回路20やビデオ制御回路18で構成してもよい。
各I/Oポート161、162側には、各OSからのアクセスの可否を切り替える手段として、例えば、AND回路52、54が備えられており、このAND回路52、54の入力側にはI/Oポート割当て設定回路50からの入力信号と、各OSからのI/Oアドレス信号が入力される。
これにより、例えば、I/Oポート割当て設定回路50からの入力信号として、接続を許可する「High」の信号、又は接続を拒否する「Low」の信号の何れかが入力される。また、各AND回路52、54には、設置されている各I/Oポート161、162のアドレスが設定されている。そして、各AND回路52、54では、I/Oポート割当て設定回路50から送信される「High(許可)」の信号を受け、アクセスしてきたOS側から入力されたI/Oアドレスと、設定されたI/Oアドレスが一致する場合には、I/Oポート161又は162への接続が許可される。また、「Low(不許可)」の信号を受けた場合や、入力信号のI/Oアドレスと設定されているI/Oアドレスが不一致の場合には、I/Oポート161又は162への接続が不許可となる。この場合、I/Oポートへの接続の許可又は不許可は、スイッチングによるI/Oポートへの接続を切り替える構成である。
斯かる構成において、起動するOSがOS#1とOS#2の2つの場合、例えば、OS#1が使用できるI/Oアドレスの範囲を0000hから0FFFhとし、OS#2が使用できるI/Oアドレスを1000hから1FFFhの範囲に定め、I/Oポート161をOS#1の専用ポートに設定し、また、I/Oポート162をOS#2の専用ポートとしている。
OS#2からI/Oポート162に対してアクセスをする場合の処理について、図15を参照して説明する。OS#2にはI/Oポート162が割り当てられているので、I/Oポート割当て設定回路50は、AND回路52に対して「Low」の信号を出力し、I/Oポート161側へのアクセスを拒否させる。また、AND回路54側には、「High」の信号を出力し、I/Oポート162側へのアクセスを許可している。同時にAND回路52、54は、OS#2からアドレス信号を読み取る。この場合、例えば、OS#2からのアドレス信号には、I/Oポート162に設定されているアドレス(:1200h)の一部分として、「A12」という信号が出されている。この信号を読み取ったAND回路52では、設定されているI/Oアドレスと一致せず、かつ、I/Oポート割当て設定回路50から「Low」の信号を受けているので、OS#2からのアクセスを拒否する。また、AND回路54では、設定されているI/Oアドレスと一致し、かつ、「High」の信号を受けているので、OS#2からのアクセスを許可する。
また、I/Oポートの割当て設定について、上記のように、ハイパーバイザ38により作成された、各OSに対する割当てテーブル42に基づき、各I/Oポート161、162にアクセスしてきたOSに応じて、AND回路52、54に対して「High」又は「Low」の信号を出力してもよく、また、図10に示すように、I/Oポート割当て定義情報44に基づいて、I/Oポート割当て設定回路50が割当てテーブル42を持つようにしてもよい。
以上のように、各OSからのアクセスに対するI/Oポート16への割当てを行う場合においても、I/Oポート割当て表示制御に基づき、LED等で構成されたI/Oポート割当て表示手段32に割り当てられたOSの識別情報を表示する。
斯かる構成により、論理回路によりI/Oポート16の切替えを行うことで、仮想化された情報処理装置において、各OSの起動前のハイパーバイザ38によるプログラム処理を軽減させることができる。また、各OSからのI/Oポート16へのアクセスに対して、ハードウェアによるスイッチングで割当てを行うことで、イネーブル(有効化:enable)状態にあるI/Oポート自体をディスエイブル(無効化:disable )させる必要がなく、簡易な構成で、割当て処理を行うことができる。そして、その割当て情報を各I/Oポートに備えた表示手段に表示させることで、PC2のユーザに対し、使用可能なI/Oポートを視覚的に認識させることができる。
〔他の実施の形態〕
(1) 上記実施の形態においては、I/Oポート割当て設定回路50からの制御信号に基づき、AND回路52、54を含む論理回路のスイッチングによって、割り当てられていないOSからのアクセスに対してLow信号を送信することでI/Oポート16側にアクセスをさせず、I/Oポート16側を有効化(イネーブル)状態に保つようにしているが、これに限られず、例えば、割り当てられているOSからのアクセスに対してはI/Oポート16をそのままイネーブル状態に保ち、割り当てられていないOSからのアクセスである場合には、I/Oポート16を無効化(ディスエイブル)するようにしてもよい。斯かる構成によっても、上記の目的が達せられるとともに、スイッチングで切替えを行うことで、ハイパーバイザ38による複雑な処理が不要となる。
(2) 上記の実施の形態では、仮想化された情報処理装置としてPC2を例示したが、これに限られず、例えば、多数のPCが接続されるサーバ装置等であってもよい。
(3) 上記実施の形態において、仮想化により起動する複数のOS1、OS2、OS3(図2)は、種類や機能の異なる多数のOSを用いる場合の他、同一のOSであって、新旧のOSを併用する場合であってもよい。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができ、例えば、新旧の各OS毎にI/Oポート割当て表示手段32の色や表示を変化させることで、対応する外部機器を接続することが可能となる。
(4) 上記実施の形態において、入出力ポート(I/Oポート16)として、例えば、USBポート24やビデオポート26を例示したが、これに限られず、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers )規格のポート等、各種のI/Oポートであってもよい。
(5) 上記実施の形態では、仮想化された情報処理装置で起動している複数のOSに対する各I/Oポートの割当て処理をシステムの起動時に行っているが、これに限られず、例えば、システム起動中に起動するOSの数が変化した場合には、これを契機として、I/Oポートの割当てを再構成するようにしてもよく、また、システム起動時にOSの起動数が異なる場合の割当てテーブル42を複数作成し、記憶部にストックしておくようにしてもよい。その他、起動数の変化に応じて割当てテーブル42の再作成を行うようにしてもよい。
次に、入出力ポートの割当て識別装置を備えた情報処理装置の実施例について、図16及び図17を参照して説明する。図16は、仮想化により、I/Oポートを共用したPCの配置構成例を示す図であり、図17は、比較例として、オフィス等におけるPC等の配置構成の従来例を示す図である。図16において、図1、図5、図6及び図7と同一の構成部分には同一の符号を付し、説明を省略する。なお、図16に示す構成は一例であって、これに限定されるものではない。
PC2の配置構成として、1台のPC2の本体に対して例えば、表示部であるLCD(Liquid Crystal Display)60が1台接続され、入力装置であるキーボード62やマウス等が1つずつ接続されて1台の情報処理装置を構成して活用できる。このようなPC2の構成について、例えば、オフィス等では、図17に示すように、一定の台数をまとめて配置した各デスク64上に、それぞれ上記構成のPC2が設置されており、デスク64上を占有している。
これに対し、既述の複数のUSBポート24やビデオポート26を備えたI/Oポート16を備え、仮想化により複数のOSが起動可能なPC2では、図16に示すように、1台のPC2に対して、複数のLCD60やキーボード62等が接続でき、複数台の仮想情報処理装置を構成することができる。この場合、LCD60やキーボード62等が接続されている各I/Oポート16に対して、上記実施の形態のように、ハイパーバイザ38(図2)により、各OSに対して割り当てられたI/Oポート16に、図6又は図7に示すようなI/Oポート割当て表示手段32を用いることができる。また、図14に示すように、割当て情報を示す表示画面46をLCD60に表示させてもよい。
斯かる構成により、1台の情報処理装置を仮想化して複数台として使用する場合であっても、起動している各OS毎に割り当てられたI/Oポート16に対して、関係付けられたOSについての識別情報を示すことにより、使用可能なI/Oポート16を容易に判別することが可能となる。また、省スペース化や消費電力の低減を図るためにPC2等を共用化させる場合に、他のOSに割り当てられたI/Oポート16に対して外部機器等を誤って抜き差しする等の誤操作を防止できる。また、割当て表示をしたPC2についての具体的な効果として、例えば、事務所や学校の教室等で使用されるPC2において、1台のPC本体に隣接する複数のユーザがディスプレイ、キーボード、マウス等を容易に接続して共用することができ、これにより、PC2の導入台数を大幅に削減することが可能であるので、消費電力の低減を図ることができる。
次に、以上述べた本発明の実施の形態から抽出される技術的思想を請求項の記載形式に準じて付記として列挙する。本発明に係る技術的思想は上位概念から下位概念まで、様々なレベルやバリエーションにより把握できるものであり、以下の付記に本発明が限定されるものではない。
(付記1) 2以上の仮想情報処理装置として機能させる情報処理装置の入出力ポートの割当て識別装置であって、
前記仮想情報処理装置に割り当てられる入出力ポートと、
前記情報処理装置の入出力ポートが割り当てられている前記仮想情報処理装置を識別し、その識別情報を生成させる識別情報生成手段と、
前記識別情報生成手段が生成した前記識別情報を表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする入出力ポートの割当て識別装置。
(付記2) 付記1記載の入出力ポートの割当て識別装置において、
前記識別情報生成手段は、ハイパーバイザで構成されることを特徴とする入出力ポートの割当て識別装置。
(付記3) 付記1又は2記載の入出力ポートの割当て識別装置において、
前記識別情報生成手段は、割当て定義情報に基づいて前記情報処理装置に備えられた入出力ポートを複数の仮想情報処理装置に割り当てることを特徴とする入出力ポートの割当て識別装置。
(付記4) 付記1記載の入出力ポートの割当て識別装置において、
前記仮想情報処理装置は、仮想化によって前記情報処理装置上に起動している複数のOS及び/又はアプリケーションであることを特徴とする入出力ポートの割当て識別装置。
(付記5) 付記1記載の入出力ポートの割当て識別装置において、
前記表示手段は、LEDで構成されることを特徴とする入出力ポートの割当て識別装置。
(付記6) 付記1記載の入出力ポートの割当て識別装置において、
前記入出力ポートは、USBポート及び/又はビデオポートであることを特徴とする入出力ポートの割当て識別装置。
(付記7) 2以上の仮想情報処理装置として機能させる情報処理装置の入出力ポートの割当て識別方法であって、
前記仮想情報処理装置に入出力ポートを割り当てるステップと、
前記情報処理装置の入出力ポートが割り当てられている前記仮想情報処理装置を識別し、その識別情報を生成させるステップと、
生成した前記識別情報を表示するステップと、
を含むことを特徴とする入出力ポートの割当て識別方法。
(付記8) 付記7記載の入出力ポートの割当て識別方法において、
前記仮想情報処理装置の識別情報の生成は、ハイパーバイザが行うことを特徴とする入出力ポートの割当て識別方法。
(付記9) 付記7又は8記載の入出力ポートの割当て識別方法において、
割当て定義情報に基づいて、前記情報処理装置に備えられた入出力ポートを複数の仮想情報処理装置に割り当てるステップを含むことを特徴とする入出力ポートの割当て識別方法。
(付記10) 付記7又は8記載の識別方法において、
前記仮想情報処理装置に各入出力ポートを割り当てるテーブルを作成するステップと、
該テーブルに基づいて、前記仮想情報処理装置に各入出力ポートを割り当てるステップと、
を含むことを特徴とする入出力ポートの割当て識別方法。
(付記11) 2以上の仮想情報処理装置として機能させる情報処理装置であって、
複数の入出力ポートと、
前記仮想情報処理装置に前記入出力ポートを割り当てる割当て手段と、
前記情報処理装置の入出力ポートが割り当てられている前記仮想情報処理装置を識別し、その識別情報を生成させる識別情報生成手段と、
前記識別情報生成手段が生成した前記識別情報を表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記12) 付記11記載の情報処理装置において、
前記識別情報生成手段は、ハイパーバイザで構成されることを特徴とする情報処理装置。
(付記13) 付記11又は付記12記載の情報処理装置において、
前記識別情報生成手段は、前記入出力ポートを割り当てる前記仮想情報処理装置を決定するテーブルを作成することを特徴とする情報処理装置。
(付記14) 付記11又は付記12記載の情報処理装置において、
前記仮想情報処理装置の前記識別情報を格納する記憶手段を備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記15) 付記11又は12記載の情報処理装置において、
前記入出力ポートを前記仮想情報処理装置に割り当てる割当て定義情報を記憶する記憶手段を備え、
前記識別情報生成手段は、該割当て定義情報に基づいて前記情報処理装置に備えられた入出力ポートを複数の仮想情報処理装置に割り当てることを特徴とする情報処理装置。
(付記16) 付記11記載の情報処理装置において、
前記仮想情報処理装置は、仮想化によって同時に2以上起動しているOS及び/又はアプリケーションであることを特徴とする情報処理装置。
(付記17) 付記11記載の情報処理装置において、
前記表示手段は、LEDで構成することを特徴とする情報処理装置。
(付記18) 付記11記載の情報処理装置において、
前記表示手段は前記情報処理装置の表示部を利用したことを特徴とする情報処理装置。
(付記19) 付記11記載の情報処理装置において、
前記入出力ポートは、USBポート及び/又はビデオポートであることを特徴とする情報処理装置。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、又は明細書に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明は、2以上の仮想情報処理装置として機能させる仮想化システムを構成する情報処理装置の入出力ポートの割当て及びその識別に関し、どの仮想情報処理装置から制御されているかを示す表示機能をそれぞれの入出力ポートに備えたことで、使用(制御)可能な入出力ポートが明確化され、利便性の高い仮想化システムを提供でき、有用である。
第1の実施の形態に係る仮想化されたPCの構成を示すブロック図である。 仮想化されたPCの論理ブロックを示す図である。 仮想化されたPCの起動処理を示すフローチャートである。 ハイパーバイザの内部処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るPCの外観構成を示す図である。 表示部を備えたUSBポートの一例を示す図である。 表示部を備えたUSBポートの一例を示す図である。 第3の実施の形態に係る仮想化された情報処理装置の起動処理を示すフローチャートである。 ハイパーバイザによるテーブル作成処理を示すフローチャートである。 I/Oポートの割当て処理を示すフローチャートである。 I/Oポートの割当て表示処理を示すフローチャートである。 I/Oポート割当て定義情報の一例を示す図である。 割当てテーブルの一例を示す図である。 割当て状態の表示画面の一例を示す図である。 第4の実施の形態に係るI/Oポート回路の構成を示す図である。 仮想化により、I/Oポートを共用したPCの配置構成例を示す図である。 オフィス等におけるPCの配置構成の従来例を示す図である。 PCのI/Oポート回路の従来例を示す図である。 従来の入出力ポートを示す図である。
符号の説明
2 PC
12 メモリ制御回路
14 ディスク制御回路
18 ビデオ制御回路
20 USB制御回路
16 I/Oポート
22 I/Oポート割当て表示制御回路
24 USBポート
26 ビデオポート
28 割当て状態レジスタ
30 表示駆動回路
32 I/Oポート割当て表示手段
34 USBポート割当て表示部
36 ビデオポート割当て表示部
38 ハイパーバイザ
42 割当てテーブル
44 I/Oポート割当て定義情報
50 I/Oポート割当て設定回路
52、54 AND回路
421 割当てテーブル(OS#1)
422 割当てテーブル(OS#2)

Claims (5)

  1. 2以上の仮想情報処理装置として機能させる情報処理装置の入出力ポートの割当て識別装置であって、
    前記仮想情報処理装置に割り当てられる入出力ポートと、
    前記入出力ポートを割り当てる前記仮想情報処理装置を決定するテーブルを記憶する記憶手段と、
    前記仮想情報処理装置の数毎に前記テーブルを作成して前記記憶手段に保存し、起動する前記仮想情報処理装置の数に応じた前記テーブルに基づいて前記情報処理装置の前記入出力ポートが割り当てられている前記仮想情報処理装置を識別し、その識別情報を生成させ、前記仮想情報処理装置の数が変化すると、変化後の前記仮想情報処理装置の数に応じた前記テーブルに基づき、前記入出力ポートが割り当てられている前記仮想情報処理装置を識別し、その識別情報を生成させる識別情報生成手段と、
    前記識別情報生成手段が生成した前記識別情報を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする入出力ポートの割当て識別装置。
  2. 請求項1記載の入出力ポートの割当て識別装置において、
    前記識別情報生成手段は、ハイパーバイザで構成されることを特徴とする入出力ポートの割当て識別装置。
  3. 2以上の仮想情報処理装置として機能させる情報処理装置の入出力ポートの割当て識別方法であって、
    前記仮想情報処理装置の数毎にテーブルを作成して記憶部に保存するステップと、
    起動する前記仮想情報処理装置の数に応じた前記テーブルに基づいて、前記仮想情報処理装置に前記入出力ポートを割り当てるステップと、
    前記情報処理装置の前記入出力ポートが割り当てられている前記仮想情報処理装置を識別し、その識別情報を生成させるステップと、
    前記仮想情報処理装置の数が変化すると、変化後の前記仮想情報処理装置の数に応じた前記テーブルに基づき、前記入出力ポートが割り当てられている前記仮想情報処理装置を識別し、その識別情報を生成させるステップと、
    生成した前記識別情報を表示するステップと、
    を含むことを特徴とする入出力ポートの割当て識別方法。
  4. 2以上の仮想情報処理装置として機能させる情報処理装置であって、
    複数の入出力ポートと、
    前記入出力ポートを割り当てる前記仮想情報処理装置を決定するテーブルを記憶する記憶手段と、
    前記仮想情報処理装置の数毎に前記テーブルを作成して前記記憶手段に保存し、起動する前記仮想情報処理装置の数に応じた前記テーブルに基づいて前記仮想情報処理装置に前記入出力ポートを割り当てる割当て手段と、
    前記情報処理装置の前記入出力ポートが割り当てられている前記仮想情報処理装置を識別し、その識別情報を生成させ、前記仮想情報処理装置の数が変化すると、変化後の前記仮想情報処理装置の数に応じた前記テーブルに基づき、前記入出力ポートが割り当てられている前記仮想情報処理装置を識別し、その識別情報を生成させる識別情報生成手段と、
    前記識別情報生成手段が生成した前記識別情報を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項4記載の情報処理装置において、
    前記記憶手段は、前記仮想情報処理装置の前記識別情報を格納することを特徴とする情報処理装置。
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