JP5123675B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、真空封止された容器を含む表示装置に関する。
従来より、封止した真空容器を用いるデバイスの一つに、CRT(Cathode Ray Tube)がある。特に近年は、CRTと同じく電子線を用いた自発光ディスプレイでCRTよりも薄型化、軽量化、大画面化が可能なディスプレイとして、フィールドエミッションディスプレイ(Field-Emission Display: FED)の研究・開発が進んでおり、多数の報告がなされている(例えば、非特許文献1、2参照)。
図4は、薄板状のFEDの一部分を示す斜視透視図である。このようにFEDは、蛍光体などの発光層1を形成したガラス製の陽極基板2と、電子放出源3を形成したガラス製の陰極基板4とを対面させて配置した基本構造を有しており、電子放出源3から放出された電子を陽極基板2の発光層1に射突させて発光表示を得る表示装置である。
発光層1は、陽極基板2の対向面に形成された陽極電極2Aに積層されている。図4には、発光表示領域毎に配設された4つの発光層1を示す。
電子放出源3は、陰極基板4の対向面側にマトリクス状に配設されており、各電子放出源3は、発光層1の各々と対向している。FEDの電子放出源3としては、電圧を印加することによって電子を放出させる冷陰極電子放出源が用いられる。
冷陰極電子放出源アレイは、複数のストライプ状のカソード電極3Aと、複数のストライプ状のゲート電極3Bとを含む。カソード電極3Aとゲート電極3Bは、陰極基板4の表面上にストライプが直交するように形成されており、ゲート電極3Bは、絶縁層3Cを介してカソード電極3Aの上に形成されている。
カソード電極3Aとゲート電極3Bとが直交する領域には、ゲート電極3B及び絶縁層3Cを貫通してカソード電極3Aに達する貫通孔3Dが形成されており、この貫通孔3D内には、カソード電極3Aの表面上に電子放出部3Eが配設される。
通常、陽極基板2と陰極基板4は、1cm以下の短い距離を隔てて対向するように配置されており、外周側部はフリットシール5によって封止されて薄板状の真空容器を構成している。図4には、FEDの一部分を示すため、フリットシール5は直方体状に表されているが、実際には、相対向する矩形板状の陽極基板2と陰極基板4の外周端を封止する矩形環状の部材である。
この真空容器内では、陽極基板と陰極基板との間はスペーサ6と呼ばれる支持体によって支持されている。このスペーサ6は、図4に示すように、発光表示領域以外の場所に配置されており、スペーサ6の形状は例えば円柱状である。
このようなFEDの特徴である、大面積、薄型、軽量を実現するためには、陽極基板2と陰極基板4を厚くすることなく真空容器を形成しなければならず、そのためにはスペーサ6を真空容器内に配置する必要がある。
S. Ito et al. Proc. IDW ’04, p.1189 (2004) T. Oguchi et al. SID ’05 Digest of Technical Papers Volume XXXVI, p.1929
図4に示すようなFEDに用いられるスペーサ6に必要な性能としては、(1)大気圧下で陽極基板2と陰極基板4を支持できるだけの強度を持っていること、(2)スペーサ6(支持体)の支持面が発光表示の妨げにならないよう、相隣接する発光表示領域同士の空隙に配置できるように陽極基板2及び陰極基板4との接触部の面積が充分に小さいこと(すなわち非常に大きなアスペクト比を持つこと)、(3)化学的に安定でありガスなどの不純物を発生せず真空空間を汚染しないこと、(4)帯電して、電子ビームの軌道に影響を与えないように適度な導電性を持っていること、(5)スペーサ6を複数用いる場合、その高さが均一であること、などが挙げられる。
現在報告されているスペーサ6としては、例えば、非特許文献1に挙げられているように、ガラス製のものが一般的である。しかしながら、非特許文献1のようなスペーサ6を用いた場合は、アスペクト比が数十以上の非常に細長い形状のガラスを多数形成し、さらに形成した多数のスペーサ6を陽極基板2及び陰極基板4上の所望の位置に画素程度のピッチで精度良く固定しなければならず、例えば特開平09−309028号公報に記載されているようにスペーサ6の配置精度を高めるために治具を用いると製造工程が複雑化するという課題があった。
また、スペーサ6の材質がガラスである場合、製作工程中に生じた歪みや擦り傷などにより強度が低下するため、スペーサ6を複数用いる場合には、各スペーサ6の強度にばらつきが発生し、信頼性が低下する可能性があるという課題があった。
また、FEDの構造によっては、スペーサ6への帯電を避けるために、スペーサ6に導電性を持たせる必要があるという課題が生じていた。
そこで、本発明は、製造が容易で信頼性の高いスペーサを用いた大面積、薄型、軽量である表示装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面の表示装置は、相対向する第1基板及び第2基板と、前記第1基板の一方の面側に形成される陽極電極及び発光層と、前記第2基板の対向面側に配設される電子放出源と、前記第1基板と前記第2基板との間の空間を真空封止する封止手段とを含み、前記電子放出源から前記発光層に電子が射突されることにより発光表示を得る表示装置であって、前記第1基板と前記第2基板との間を真空空間内で支持する支持体がカーボンナノチューブで構成される。
また、前記第1基板の前記第2基板と対向する面側にはカーボンナノチューブを成長させるための触媒部材を備え、前記カーボンナノチューブで構成される前記支持体は、化学気相成長法により前記触媒部材の上に形成されてもよい。
前記触媒部材は、前記陽極電極との間が絶縁層によって絶縁されている、又は、前記陽極電極がパターニングされることによって当該陽極電極とは絶縁されていてもよい。
また、前記カーボンナノチューブで構成される前記支持体は、前記第1基板又は前記第2基板の平面視において、ドット状又はストライプ状に発光表示領域以外の領域内に配列されてもよい。
本発明によれば、製造が容易で信頼性の高いスペーサを用いた大面積、薄型、軽量である表示装置を提供できるという特有の効果が得られる。
以下、本発明の表示装置を適用した実施の形態について説明する。本実施の形態では、図4を援用する。
本実施の形態のFEDは、図4に示すスペーサ6の代わりに、カーボンナノチューブ(Carbon Nano Tube:CNT)製のCNTスペーサ11を支持体として用いる。カーボンナノチューブは、アスペクト比が高く優れた機械的強度を持っている材料であり、スペーサの材料に好適である。
カーボンナノチューブの機械的特性は、例えば長軸方向のヤング率はガラスのそれ(70Gpa程度)に比べて遙かに高く、ダイヤモンドのそれ(1Tpa)にほぼ匹敵する。また、非常に大きな曲げや歪みに対して、ほとんど欠陥を生じることなしに元の構造に復元する性質を有する。
非特許文献M. Nishio et al. Jpn. J. Appl. Phys. 44, L1097-L1099 (2005)によれば、直径約10nmのカーボンナノチューブ1本が座屈する臨界の圧縮力は、24nNであることが確認されている。
カーボンナノチューブは、直径が数nm〜100nm程度の非常に細い繊維である。カーボンナノチューブの成長法には、CVD法、印刷法、アーク放電法等があるが、例えば非特許文献K. Hata et al. SCIENCE, 36, 1362 (2004)に記載のように、長さ数mmという非常にアスペクト比の高いカーボンナノチューブを基板の所望の位置に垂直配向させて均一に形成するCVD技術が近年開発されている。
なお、カーボンナノチューブは導電性を有することから、帯電は生じないと考えられる。
以上のようなことから、カーボンナノチューブは、FED等の表示装置の真空容器の支持体に適した優れた特性を有すると言える。
このような理由から本実施の形態では、FEDのスペーサとしてCNTスペーサ11を用いる。化学気相成長法を用いることにより、比較的容易に精度よく一括に、CNTスペーサ11を陽極基板2または陰極基板4の表面上の任意の位置に、基板表面に対して垂直に形成する。
次に、本実施の形態のCNTスペーサ11を用いたFEDの構造及び製造方法について説明する。
図1は、本実施の形態のFEDの構造及び製造方法を説明するための図であり、(a)は製造過程における陽極基板2の側を示す断面図、(b)は製造過程におけるカソード電極3Aの側を示す断面図、(c)は(a)(b)に示す断面構造を組み合わせた状態を示す断面図である。なお、図1(b)は、図4における矢視A−A断面に対応する断面図である。説明の便宜上、図1(b)には3つの電子放出源3が並んだ状態を示す。
まず、図1(a)に示すように、ガラス製の陽極基板2の上に、酸化インジウム錫(ITO(In/SnO))、酸化錫(SnO)、又は酸化亜鉛(ZnO)等の透明電極で構成される陽極電極2Aを形成する。
次に、陽極基板2上の発光表示領域以外の所望の位置にカーボンナノチューブを形成するための触媒10を形成する。この触媒10としては、例えば、鉄(Fe)、ニッケル(Ni)、又はコバルト(Co)を用いることができる。なお、発光表示領域は、発光層1と電子放出源3とが対向する領域であり、FEDの画素となる領域である。すなわち、CNTスペーサ11は、画素同士の間などの画素以外の領域に形成される。
ここで、陽極電極2Aと触媒金属10の間は、陽極基板2と陰極基板4がCNTスペーサ11によって導通することを防ぐために、二酸化珪素(SiO)、正珪酸四エチル(TEOS)、四窒化珪素(Si)、五酸化タンタル(Ta)、酸化マンガン(MgO)、酸化アルミニウム(Al)などの絶縁層を成膜することによって絶縁されていることが望ましい。なお、これらの絶縁層を形成する代わりに、陽極電極2Aのパターニングすることにより、触媒10が形成される領域内に陽極電極2Aが存在しないように除去してもよい。
次に、陽極電極2Aの上の発光表示領域に蛍光体で構成される発光層1を形成する。その後、化学気相成長法により、触媒10を形成した位置にCNTスペーサ11を陽極基板2の表面に垂直な方向に成長させる。このCNTスペーサ11の長さは、例えば1μm〜10mmの所望の長さだけ成長させればよい。なお、CNTスペーサ11の抵抗を調整するために、成長させたCNTスペーサ11に、蒸着法やスパッタ法等で絶縁物を付着又は混合させて抵抗値を所望の値に調整してもよい。
次に、図1(b)に示すように、陰極基板4の表面上に電子放出源3として冷陰極電子放出源アレイを形成する。冷陰極電子放出源アレイは、複数のストライプ状のカソード電極3Aと、複数のストライプ状のゲート電極3Bとを含む。カソード電極3Aとゲート電極3Bは、陰極基板4の表面上にストライプが直交するように形成されており、ゲート電極3Bは、絶縁層3Cを介してカソード電極3Aの上に形成されている。
カソード電極3Aとゲート電極3Bとが直交する領域には、ゲート電極3B及び絶縁層3Cを貫通してカソード電極3Aに達する貫通孔3Dが形成されている。この貫通孔3Dの深さ(すなわち、ゲート電極3B及び絶縁層3Cの厚さ)は、例えば10nm〜10μmであり、貫通孔3D内には、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、タングステン(W)などの金属をティップ型に形成した電子放出部3Eがカソード電極3Aの表面上に形成されている。なお、電子放出部3Eには、上述した材料の代わりに、カーボンナノチューブ、グラファイトナノファイバ等を用いてもよい。
電子放出部3Eから放出される電子がカソード電極3Aとゲート電極3Bとの電位差によって加速され、貫通孔3Dから発射されるように構成されている。
カソード電極3Aとゲート電極3Bの材料としては、鉄(Fe)、コバルト(Co)、クロム(Cr)、アルミニウム(Al)、金(Au)、銀(Ag)、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、モリブデン(Mo)、ジルコン(Zr)、タングステン(W)、プラチナ(Pt)、イリジウム(Ir)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)等の金属材料を用いることができる。
また、カソード電極3Aとゲート電極3Bの作製方法としては、印刷法により作製する方法と、スパッタリング法又は蒸着法によって金属薄膜を形成した後に、フォトリソグラフィーとエッチングを行うことにより、カソード電極3Aとゲート電極3Bの形状にパターニングする方法とがある。
絶縁層3Cとしては、二酸化珪素(SiO)、正珪酸四エチル(TEOS)、四窒化珪素(Si)、酸化タンタル(Ta)、酸化マンガン(MgO)、又は酸化アルミニウム(Al)を用いることができる。
また、絶縁層3Cの作製方法としては、印刷法により作製する方法と、スパッタリング法又は蒸着法によって金属薄膜を形成した後に、フォトリソグラフィーとエッチングを行うことにより、ゲート電極3Bと同一の形状にパターニングする方法とがある。
カソード電極3Aとゲート電極3Bの厚さは、例えば10nm〜1μmであり、絶縁層3Cの厚さは、例えば100nm〜5μmである。貫通孔3D内に配設される電子放出部3Eは、回転蒸着法や化学気相成長法、印刷法などにより形成される。
なお、陽極基板2と陰極基板4がCNTスペーサ11によって導通することを防ぐために、陽極電極2Aと触媒10との間は絶縁する必要がある。この絶縁は、陽極電極2Aのパターニングや、二酸化珪素(SiO)、正珪酸四エチル(TEOS)、四窒化珪素(Si)、酸化タンタル(Ta)、酸化マンガン(MgO)、又は酸化アルミニウム(Al)等の絶縁層の成膜等によって実現されることが望ましい。
このようにして、図1(c)に示すようにCNTスペーサ11を形成した陽極基板2と陰極基板4とを組み合わせる。図1には、CNTスペーサ11がゲート電極3Bと接触している状態を示すが、CNTスペーサ11の位置の選択によっては、CNTスペーサ11がカソード電極3Aや陰極基板4と接触していてもよい。また、CNTスペーサ11と接触する面との接着は不要である。そして、ガラス製のフリットシール5(図4参照)によって陽極基板2と陰極基板4を封着し、内部空間を真空引きした後に封止することによりFEDが完成する。
ここで、CNTスペーサ11が酸素と反応して焼失するのを防ぐために、封着及び封止を行う作業は、酸素を含まない窒素やアルゴンの不活性ガス雰囲気下、又は真空雰囲気下で行うことが望ましい。
なお、以上では、陽極基板2Aの表面上に支持体としてのCNTスペーサ11を形成する形態について説明したが、陰極基板4に支持体としてのCNTスペーサ11を形成してもよい。この場合、ゲート電極3B又はカソード電極3A上に触媒を形成するときは、陽極基板2Aと同様に絶縁する必要がある。
このようにして作製した、支持体としてのCNTスペーサ11の配置構成について計算を行った結果は次の通りである。例えば、縦横比9:16の対角50インチガラスを組み合わせた容器を支える場合、ガラス基板の面積は、前面板と背面板の面積を合わせて約1.4mである。
また、真空容器外からの大気圧は、約1×10N/mである。よって、真空容器外からの全圧縮力は1.4×10Nである。直径10nmの1本のCNTスペーサ11で24nNの圧縮力まで変形を起こさず支持できるとすると、大気圧を支えるために必要なCNTスペーサ11の本数は、約5.8×1012本である。
以上より、対角50インチの真空容器を支持するために必要な、直径10nmのCNTスペーサ11の基板上での総面積は約4.6×10−4である。
図2は、CNTスペーサ11の配列の一例を示す平面図である。また、図3は、CNTスペーサ11の配列の他の例を示す平面図である。なお、図2及び図3は平面図であるため、触媒10はCNTスペーサ11の陰となっている。また、説明の便宜上、陽極基板2とCNTスペーサ11の配列の関係のみを示す。発光層1及び陽極電極2Aは、CNTスペーサ11が配列されない発光表示領域に形成される。
例えば、図2に示すように、直径10nmのCNTスペーサ11を直径10μmのドット状の領域にCNTスペーサ11の束を配置する場合、0.3mmピッチでCNTスペーサ11の束を配置すれば、CNTスペーサ11の総面積は、6.0×10−4となり、容器外から加わる大気圧に耐えることができる。図2のような配置は画素ピッチの狭い高精細FEDに適している配置である。
また、図3に示すように、CNTスペーサ11をストライプ状の束として配置する場合は、例えば幅5.3μm×1110mmのストライプを8mmピッチで配置すれば、CNTスペーサ11の総面積は4.6×10−4となり、容器外から加わる大気圧に耐えることができる。
以上、本実施の形態によれば、CNTスペーサ11を用いることによって、大気圧に耐えられる充分な強度を確保しつつ、CNTスペーサ11を基板上の任意の位置に高精度かつ容易に形成することにより、大面積、薄型、軽量で信頼性の高い表示装置を提供することができる。
以上、本発明の例示的な実施の形態の表示装置について説明したが、本発明は、具体的に開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
本実施の形態のFEDの構造及び製造方法を説明するための図であり、(a)は製造過程における陽極基板2の側を示す断面図、(b)は製造過程におけるカソード電極3Aの側を示す断面図、(c)は(a)(b)に示す断面構造を組み合わせた状態を示す断面図である。 CNTスペーサ11の配列の一例を示す平面図である。 CNTスペーサ11の配列の他の例を示す平面図である。 薄板状のFEDの一部分を示す斜視透視図である。
符号の説明
1 発光層
2 陽極基板
3 電子放出源
3A カソード電極
3B ゲート電極
3C 絶縁層
3D 貫通孔
3E 電子放出部
4 陰極基板
5 フリットシール
10 触媒
11 CNTスペーサ

Claims (4)

  1. 相対向する第1基板及び第2基板と、
    前記第1基板の一方の面側に形成される陽極電極及び発光層と、
    前記第2基板の対向面側に配設される電子放出源と、
    前記第1基板と前記第2基板との間の空間を真空封止する封止手段と
    を含み、前記電子放出源から前記発光層に電子が射突されることにより発光表示を得る表示装置であって、
    前記第1基板と前記第2基板との間を真空空間内で支持する支持体がカーボンナノチューブで構成される、表示装置。
  2. 前記第1基板の前記第2基板と対向する面側にはカーボンナノチューブを成長させるための触媒部材を備え、前記カーボンナノチューブで構成される前記支持体は、化学気相成長法により前記触媒部材の上に形成される、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記触媒部材は、前記陽極電極との間が絶縁層によって絶縁されている、又は、前記陽極電極がパターニングされることによって当該陽極電極とは絶縁されている、請求項に記載の表示装置。
  4. 前記カーボンナノチューブで構成される前記支持体は、前記第1基板又は前記第2基板の平面視において、ドット状又はストライプ状に発光表示領域以外の領域内に配列される、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の表示装置。
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