JP5122217B2 - シュレッダ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば紙や書類等の不用紙(以下、これを被細断物という)を細断処理するシュレッダに係り、特に、ゴミ箱に収容される細断屑を圧縮する圧縮装置を備えたシュレッダに関する。
従来のシュレッダにおいては、ケース本体内の上部に、投入口から投入された紙・書類等の被細断物を駆動部により細断駆動する細断部を設けるとともに、ケース本体内の下部に、細断部で細断して排出される細断屑を収容するゴミ箱が装填収納される収納部を設け、かつケース本体内の細断部と収納部との中間位置に、前記ゴミ箱内に収容される細断屑を圧縮する圧縮装置を設けてなる構成を有するものがある(特許文献1〜5参照)。
しかし、前記各特許文献に記載のものは、いずれも、ケース本体内の上部に設けた細断部で細断した細断屑を、ゴミ箱内における前後方向のほぼ中央部に山形に積み上がるように落下させているとともに、細断屑の頂部を、圧縮駆動部に連係する圧縮装置におけるほぼ水平方向を向く押圧部により、上方から押圧することによって圧縮している。
そのため、細断屑の頂部を平坦な面に均すには、圧縮装置の押圧部を、ゴミ箱の平面視の大きさに近づける必要があり、また、細断屑の圧縮時には、押圧部を支持する構成部材に、必然的に大きな負荷が掛かる。
これにより、設計上、押圧部を支持する構成部材の耐久性を考慮する必要があるため、圧縮装置全体が大型化し、重量も重くなるという問題があった。
実開平3−109656号公報 特許第2928939号公報 特許第3118647号公報 特開平8−1024号公報 特開2000−153172号公報
本発明は、前記の現状に鑑み、ケース本体の収納部におけるゴミ箱内に積み上がる細断屑を効率よく掻き均すことができるとともに、細断屑の圧縮時に、圧縮装置における押圧部に掛かる負荷を小さくすることにより、圧縮装置全体の小型化および重量の軽減化を図ることができるようにしたシュレッダを提供することを目的とする。
上記課題は「特許請求の範囲」の欄における各請求項に記載するように、次のような構成からなる発明によって解決される。
(1) ケース本体内の上部に、投入口から投入された紙・書類等の被細断物を駆動部により細断駆動する細断部を設けるとともに、前記ケース本体内の下部に、前記細断部で細断して吐出される細断屑を収容するゴミ箱が装填収納される収納部を設け、かつ前記ケース本体内の細断部と収納部との中間位置に、圧縮駆動部との連係により、前記ゴミ箱内に収容される細断屑を圧縮する押圧部を備える圧縮装置を設けたシュレッダにおいて、前記細断部を、ケース本体内の上部後方側に配置し、前記押圧部を、互いに前後に連結される基端部と遊端部とで形成するとともに、前記基端部を、ケース本体内の前部に枢着して、前記圧縮駆動部との連係により、ほぼ水平な上方位置と、ゴミ箱内の後壁側から前壁側に近づくように下方に向けて傾斜する下方位置との間で回動可能とし、かつ、前記遊端部を、基端部が上方位置にあるときに細断部の直下となるように配置する。
(2)上記(1)項において、押圧部を、前後方向に延びる基端部と、左右方向に延びる遊端部とにより形成し、細断屑に対する無負荷時に、前記基端部に対して前記遊端部がほぼ直線上に延びるように、前記遊端部を弾性的に付勢して回動自在に連結するとともに、細断屑圧縮の負荷時に、前記遊端部を、付勢力に抗して、前記基端部に対して上方に向けて屈曲するようにする。
(3)上記(1)項において、細断部の下方に、前記細断部で細断された細断屑を、ゴミ箱の底部前方側に向けて落下させる傾斜板を設ける。
本発明によると、次のような効果が奏せられる。
請求項1記載の発明によると、細断部の下方となるゴミ箱内の前後方向の後方側へと山形に積み上がってくる細断屑の頂部を、圧縮作業前半は、押圧部における基端部をケース本体内の前部を枢着点として、上方位置から下方位置へと回動させることによって、基端部に連結した遊端部をもって、ゴミ箱内の前後方向の前方側に形成される空間へと崩して均すことができるとともに、基端部を、下方位置から上方位置へと回動させることによって、遊端部をもって、ゴミ箱内の前後方向の後方側に形成される空間へと掻き上げるようにして均すことができ、これにより、ケース本体の収納部におけるゴミ箱内に積み上がる細断屑を効率よく掻き均すことができる。
また、圧縮作業後半は、同じく基端部をケース本体内の前部を枢着点として下方に回動させることによって、遊端部側をゴミ箱内の後壁側から前壁側に近づくように下方に向けて傾斜させながら、ゴミ箱内の前後方向の中央部における細断屑を圧縮することができるため、押圧部に掛かる負荷を小さくすることができ、押圧部を支持する構成部材の耐久性を軽減することができる。
これにより、押圧部を小さく構成することができるため、圧縮装置全体の小型化と共に、重量の軽減化を図ることができる。
請求項2記載の発明によると、押圧部における基端部側と遊端部側とを、細断屑に対する無負荷時に、ほぼ直線上に位置するように、弾性的に付勢して連結するとともに、細断屑への圧縮による負荷時に、遊端部側を、付勢力に抗して、基端部側に対して上方に向けて屈曲するようにしてあるため、細断屑の圧縮時に、基端部と遊端部との間の緩衝作用によって、圧縮装置における押圧部に掛かる負荷を小さくすることができるとともに、押圧部を支持する構成部材の耐久性を軽減することができる。
これにより、押圧部を小さく構成することができるため、圧縮装置全体の小型化と共に、重量の軽減化を図ることができる。
請求項3記載の発明によると、細断部の下方に、細断部で細断された細断屑を、ゴミ箱の底部前方側に向けて落下させる傾斜板を設けてあるため、細断屑の頂部を、ゴミ箱の底部全体から前後方向の後方となるように山形に積み上げることができ、ケース本体内の前部を枢着点とする基端部の上方位置から下方位置、下方位置から上方位置への回動に伴う遊端部の均し作業および圧縮作業を、より効率よく行うことができる。
以下、本発明を添附図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態におけるシュレッダの扉開状態を示す斜視図、図2は、図1におけるII−II線縦断面図、図3は、同じく、右側面側から見たシュレッダの扉閉状態における縦断面図、図4は、圧縮装置を示す要部拡大斜視図、図5は、ゴミ箱内の圧縮装置による細断屑の掻込み均し動作状態を示す縦断面図、図6は、掻込み均し後における細断屑の掻上げ均し前の動作状態を示す縦断面図、図7は、細断屑の掻上げ均し動作状態を示す縦断面図、図8は、ゴミ箱満杯前の圧縮装置による圧縮動作状態を示す縦断面図、図9は、ゴミ箱満杯時における圧縮装置の圧縮動作状態を示す縦断面図である。
図1および図2に示すように、本実施形態のシュレッダ1は、縦長の直方体からなるケース本体2を有する。
このケース本体2は、内部が、フレーム枠3を介して、上下に収納空間4、5が区画形成されているとともに、その前面開口部6には、扉7が開閉可能に設けられている。
ケース本体2内の上部収納空間4には、細断ユニット8が取外し可能に組付け配置されている。
この細断ユニット8は、前部に操作パネル9を備えた上面カバー10を有し、この上面カバー10の上面ほぼ中央部には、紙・書類等の被細断物Aが投入される投入口11が形成されている。
この投入口11は、図3に示すように、ケース本体2内の後方に向けて被細断物Aが、所定の角度で投入されるように下降傾斜する上下一対のガイド板12、13からなる投入通路14によって形成されている。
ケース本体2内の上部後方側には、細断部15が配置され、この細断部15は、互いに噛み合せられた前後1対の細断ローラ16、16でもって構成されているとともに、これら1対の細断ローラ16、16間の上部には、投入口11から投入通路14を経て、被細断物Aが投入されるようになっている。
各細断ローラ16、16は、上面カバー10の下部に隣接させて配置された正逆転可能な細断モータ17によって連動し、この細断モータ17の正転駆動により、被細断物Aの細断が行われるようになっている。
ケース本体2内の下部収納空間5には、扉7によって閉扉される前面開口部6から出し入れ可能なゴミ箱18が装填収納され、このゴミ箱18内には、細断部15で細断した細断屑Bが収容されるようになっている。
細断部15の下方には、細断部15で細断された細断屑Bを、ゴミ箱18内における底部18a上の前方側に向けて投下させる傾斜板19が設けられている。
この傾斜板19は、図3に想像線で示すように、ゴミ箱8内に山形に積み上げられる細断屑Bの頂部が、ゴミ箱18内の前後方向の中央よりもやや後方に位置するように作用している。
傾斜板19の下方には、高さセンサ20が配置され、この高さセンサ20は、ゴミ箱18内に収容される細断屑Bの積み上がり高さを検知することにより、後記するケース本体2内の細断部15と下部収納空間5との中間位置に設けた圧縮装置21を起動させるようになっている。
圧縮装置21は、図4に示すように、前記細断モータ17に隣設して設置した圧縮モータ22と、この圧縮モータ22の駆動軸23に設けたクランクアーム24と、このクランクアーム24の回転により上下方向に往復回動するクランクシャフト25と、このクランクシャフト25の回動により上下方向に往復直線運動する昇降ロッド26と、この昇降ロッド26の下端に設けられ、かつ側面視ほぼC字型に曲成したクッションバー27と、このクッションバー27を介して昇降ロッド26の下端に取り付けた押圧部28とによって構成されている。
押圧部28は、クッションバー27に駒体29を介して前後方向に移動可能に設けた左右方向に延びる連結杆30の左右方向ほぼ中央部に一端31aが連結され、かつ他端31bがケース本体2内の前部に枢軸32を介して上下回動自在に枢着された、基端部としての回動リンク31と、連結杆30の左右両端部に左右の両端部33a、33aが上下方向に回動自在に連結された、遊端部としての圧縮フレーム枠33とに分割して構成されている。
圧縮フレーム枠33の両端部33a、33aは、後記するように、ゴミ箱18内の細断屑Bに対する無負荷時に、圧縮フレーム枠33が回動リンク31とほぼ同一直線上に位置するように、コイルスプリング34、34によって、弾性的に付勢されて、回動リンク31に連結されているとともに、細断屑Bへの圧縮による負荷時には、圧縮フレーム枠33が、コイルスプリング34、34の付勢力に抗して、回動リンク31に対して、連結杆30を軸として反時計方向に回動し、上方に向けて屈曲するように連結されている。
回動リンク31の枢軸32側には、ケース本体2内の前部に取り付けた、リミットスイッチからなる圧縮限界センサ35が配置されている。
この圧縮限界センサ35は、回動リンク31に設けたセンサ作動片36に連係し、このセンサ作動片36によって、図2および図3に実線で示すほぼ水平な待機位置におけるON状態から、図2および図3に想像線で示す、ゴミ箱18内の後壁18b側から前壁18c側に近づくように下方に向けて傾斜する掻込み位置におけるOFF状態に至る間の回動リンク31の回動を検知して、押圧部28のほぼ水平な待機位置(上方位置)から掻込み位置(下方位置)までの回動範囲における状況、すなわち押圧部28の動作が「均し状態」にあるのか、「圧縮状態」にあるのかを検知しうるようになっている。
また、圧縮フレーム枠33は、回動リンク31のほぼ水平な待機位置で、細断部15の直下となるように配設されている。
すなわち、本実施形態では、図3に想像線で示すように、細断部15の下方となるゴミ箱18の前後方向の中央よりもやや後方側へと山形に積み上がってくる細断屑Bの頂部を、圧縮作業前半は、押圧部28における回動リンク31を、枢軸32回りに下方に回動させることによって、押圧部28における圧縮フレーム枠33をもって、図5に示すように、ゴミ箱18内の前後方向の前方側に形成される空間へと崩して均すことができる。
また、回動リンク31を、図6および図7に示すように、掻込み位置から待機位置へと回動させることによって、圧縮フレーム枠33をもって、ゴミ箱18内の前後方向の後方側に形成される空間へと掻き上げるようにして均すことができる。
これにより、ケース本体2の下部収納部5におけるゴミ箱18内に積み上がる細断屑Bを効率よく掻き均すことができる。
圧縮作業後半は、同じく押圧部28における回動リング31を、枢軸32回りに下方に回動させることによって、押圧部28における圧縮フレーム枠33をもって、ゴミ箱18内の前後方向の中央部を圧縮することができるため、押圧部28を小さく構成することができる。
さらに、図8および図9に示すように、細断屑Bの圧縮による負荷時に、圧縮フレーム33が、コイルスプリング34、34の付勢力に抗して、回動リンク31に対して、連結杆30を軸として反時計方向に回動し、上方に向けて屈曲するようにしてあるため、細断屑Bの圧縮時に、圧縮装置21における押圧部28に掛かる負荷を小さくすることができ、圧縮装置21全体の小型化および重量の軽減化を図ることができる。
投入口11から投入された被細断物Aは、細断モータ17の駆動により、細断部15で細断され、その細断屑Bは、傾斜板19を介して、ゴミ箱18内の前壁側底部18aに向けて投下されて、図3に想像線で示すように、細断屑Bの頂部が、ゴミ箱18内の底部18a全体から前後方向の後方に向けて反り上がるように、山形に積み上げられる。
細断屑Bの頂部が、ゴミ箱18の上方まで山形に積み上げられると、その状況が、高さセンサ20によって検知され、圧縮装置21の圧縮モータ22が起動される。
圧縮モータ22が駆動すると、図2に示すように、駆動軸23に設けたクランクアーム24が時計回り方向に回転し、クランクシャフト25を下方に向けて回動させるとともに、昇降ロッド26の下降によって、図5に示すように、圧縮装置21における回動リンク31を押し下げて、押圧部28が、ほぼ水平な上方位置の待機位置から、ゴミ箱18内の後壁18b側から前壁18c側に近づくように下方に向けて傾斜する下方位置まで回動する(図5の矢印参照)。
押圧部28の上方位置から下方位置までの回動範囲では、圧縮限界センサ35はON/OFF状態を繰り返すとともに、細断屑Bに対して、圧縮フレーム枠33の先端部に負荷が掛かると、圧縮フレーム枠33側は、コイルスプリング34、34の付勢力に抗して、回動リンク31側に対して上方に向けて屈曲し、押圧部28と昇降ロッド26とを連結するクッションバー27の弾性作用と共に、圧縮装置21の構成部材に対する負荷を軽減させることができる。
押圧部28の回動によって、山形に積み上げられた細断屑Bは、頂部から前側の裾野に向けて掻き込まれ、ゴミ箱18内の前壁18c側に形成された空間に収容されるように均らされる。
押圧部28が、図6に示すように、下方位置から上方位置に復帰しようとする途上において、押圧部28の掻込み動作によって掻き均された細断屑Bの頂部が、掻均し直後に、圧縮された細断屑Bの復元力により膨らんで、押圧部28の回動軌跡上に残存する場合がある。
このように残存する細断屑Bは、図7に示すように、ゴミ箱18内の前壁18c側から後壁18b側に向けての押圧部28の上方への回動により、掻き上げられて、ゴミ箱18内の後壁18b側に形成された空間に収容されるように均らされる。
前記した押圧部28の回動によるゴミ箱18内における細断屑Bの掻込み、掻上げ作業は、細断屑Bの頂部が高さセンサ20によって検知され、かつ回動リンク31のセンサ作動片36に連係する圧縮限界センサ35が、ON/OFF状態を繰り返すまで行われる。
図8に示すように、細断屑Bの頂部が高さセンサ20によって検知され、かつ回動リンク31のセンサ作動片36に連係する圧縮限界センサ35が、常にON状態に維持されると、圧縮装置21における押圧部28の動作が、昇降ロッド26の昇降による、「圧縮状態」となり、ゴミ箱18内の細断屑Bは、「満杯状態」に近づく。
この圧縮作業は、高さセンサ20によって細断屑Bの頂部が検知されなくなるまで繰り返し行われる。
このとき、前記した均し作業と同様に、細断屑Bに対して、押圧部28における圧縮フレーム枠33の先端部に負荷が掛かると、図8に想像線で示すように、圧縮フレーム枠33側は、コイルスプリング34、34の付勢力に抗して、回動リンク31側に対して上方に向けて屈曲し、押圧部28と昇降ロッド26とを連結するクッションバー27の弾性作用と共に、圧縮装置21の構成部材に対する負荷を軽減させることができる。
前記の圧縮作業において、高さセンサ20による細断屑Bの頂部の検知が続行されたままになると、図9に示すように、ゴミ箱18内の細断屑Bが、「満杯状態」と判断し、圧縮装置21を停止させるようになっている。
図10は、ゴミ箱内における「ゴミ満杯状態」の検知による圧縮装置の制御を示すフローチャートである。
まず、自動または手動によって、スタートボタンが起動すると、ステップ1(以下、ST1とほぼ記する)において、高さセンサ20によって、ゴミ箱18内に山形に積み上げられる細断屑Bの頂部の検知が行われ、細断屑Bの頂部が検知されると、「ゴミ検知はON」と判断して、ST2に移行する。
ST2では、細断部15における細断モータ17の駆動状態が検知され、「細断モータが動いていない」と判断された場合には、ST3で積算時間をクリアした後、ST4移行する。
ST4では、圧縮装置21の起動回数が検知され、「圧縮装置が15回以上動いている」と判断された場合には、ST5で細断モータ17を停止し、ST6で圧縮装置21を停止した後、ゴミ箱内における「ゴミ満杯状態」を警告する。
ST1において、「ゴミ検知はON」でない場合には、ST7で圧縮装置21における圧縮モータ22の駆動を停止した後、ST1に戻る。
また、ST2において、細断モータ17が動いている場合には、ST8で圧縮動作時間の積算を行った後、ST9に移行する。
ST9では、高さセンサ20によるゴミ箱18内における細断屑Bの積上げ状況が検知され、高さセンサ20のON状態が6秒未満の場合には、ST10に移行し、一方、高さセンサ20のON状態が6秒以上続いている場合には、ST11で細断モータ17を停止させた後、ST10に移行する。
ST10では、圧縮限界センサ35による圧縮装置21の起動状況が検知され、、圧縮限界センサ35のON状態、すなわち圧縮動作時間が1分以上続いている場合には、ST5に移行して、細断モータ17を停止し、ST6で圧縮装置21を停止した後、ゴミ箱内における「ゴミ満杯状態」を警告する。
ST10において、圧縮動作時間が1分未満の場合には、ST12に移行して、圧縮限界センサ35のON/OFF状態が検知され、圧縮限界センサ35のON状態であれば、ST5に移行して、細断モータ17を停止し、ST6で圧縮装置21を停止した後、ゴミ箱内における「ゴミ満杯状態」を警告する。
ST12において、圧縮限界センサ35がOFF状態の場合には、ST13で圧縮装置21を起動させ、ST14で圧縮装置21の起動回数をクリアした後、ST1に戻る。
ST4において、「圧縮装置が15回以上動いていない」と判断された場合には、
ST15に移行して、圧縮限界センサ35のON/OFF状態が検知され、圧縮限界センサ35のON状態であれば、ST5に移行して、細断モータ17を停止し、ST6で圧縮装置21を停止した後、ゴミ箱内における「ゴミ満杯状態」を警告する。
ST15おいて、圧縮限界センサ35がOFF状態の場合には、ST16で圧縮装置21の起動回数のカウントアップを行い、ST17で圧縮装置21を起動させた後、ST1に戻る。
本実施形態では、高さセンサ20の検知状況と圧縮限界センサ35の検知状況とを、圧縮装置21の制御部(図示せず)に送るとともに、両センサ20、35の検知状況が、制御部に予め記憶された両センサ20、35の検知状況となったとき、すなわち、高さセンサ20が限界を検知し、かつ圧縮限界センサ35が限界を検知したとき、あるいは、高さセンサ20が限界を検知しているが、圧縮限界センサ35が限界を検知していないとき、圧縮装置21による圧縮回数が制御部に予め記憶された指定回数となったときに、制御部が、ゴミ箱18内で細断屑Bが満杯になったと判断する信号を出力するようになっている。
これにより、高さセンサ20だけでは把握し難かった、ゴミ箱18内に山形に積み上げられる細断屑Bの満杯検知と共に、細断屑Bの圧縮限界を確実に把握することができる。
また、細断屑Bの圧縮限界近傍において、圧縮装21による細断屑Bの圧縮を、無制限に多く繰り返すことを防止することができる。
本発明の一実施形態におけるシュレッダの扉開状態を示す斜視図である。 図1におけるII−II線縦断面図である。 同じく、図2の右側面側から見たシュレッダの扉閉状態における縦断面図である。 圧縮装置を示す要部拡大斜視図である。 ゴミ箱内の圧縮装置による細断屑の掻込み均し動作状態を示す縦断面図であめ。 掻込み均し後における細断屑の掻上げ均し前の動作状態を示す縦断面図である。 細断屑の掻上げ均し動作状態を示す縦断面図である。 ゴミ箱満杯前の圧縮装置による細断屑の圧縮動作状態を示す縦断面図である。 ゴミ箱満杯時の圧縮装置による細断屑の圧縮動作状態を示す縦断面図である。 ゴミ箱内における「ゴミ満杯状態」の検知による圧縮装置の制御を示すフローチャートである。
符号の説明
1 シュレッダ
2 ケース本体
3 フレーム枠
4 上部収納空間
5 下部収納空間(収納部)
6 前面開口
7 扉
8 細断ユニット
9 操作パネル
10 上面カバー
11 投入口
12 上側ガイド板
13 下側ガイド板
14 挿入通路
15 細断部
16 細断ローラ
17 細断モータ(細断駆動部)
18 ゴミ箱
18a 底部
18b 後壁
18c 前壁
19 傾斜板
20 高さセンサ
21 圧縮装置
22 圧縮モータ(圧縮駆動部)
23 駆動軸
24 クランクアーム
25 クランクシャフト
26 昇降ロッド
27 クッションバー
28 押圧部
29 駒体
30 連結杆
31 回動リンク(基端部)
31a 一端
31b 他端
32 枢軸
33 圧縮フレーム枠(遊端部)
33a 端部
34 コイルスプリング
35 圧縮限界センサ
36 センサ作動片
A 被細断物
B 細断屑

Claims (3)

  1. ケース本体内の上部に、投入口から投入された紙・書類等の被細断物を駆動部により細断駆動する細断部を設けるとともに、前記ケース本体内の下部に、前記細断部で細断して吐出される細断屑を収容するゴミ箱が装填収納される収納部を設け、かつ前記ケース本体内の細断部と収納部との中間位置に、圧縮駆動部との連係により、前記ゴミ箱内に収容される細断屑を圧縮する押圧部を備える圧縮装置を設けたシュレッダにおいて、
    前記細断部を、ケース本体内の上部後方側に配置し、前記押圧部を、互いに前後に連結される基端部と遊端部とで形成するとともに、前記基端部を、ケース本体内の前部に枢着して、前記圧縮駆動部との連係により、ほぼ水平な上方位置と、ゴミ箱内の後壁側から前壁側に近づくように下方に向けて傾斜する下方位置との間で回動可能とし、かつ、前記遊端部を、基端部が上方位置にあるときに細断部の直下となるように配置したことを特徴とするシュレッダ。
  2. 押圧部を、前後方向に延びる基端部と、左右方向に延びる遊端部とにより形成し、細断屑に対する無負荷時に、前記基端部に対して前記遊端部がほぼ直線上に延びるように、前記遊端部を弾性的に付勢して回動自在に連結するとともに、細断屑圧縮の負荷時に、前記遊端部を、付勢力に抗して、前記基端部に対して上方に向けて屈曲するようにした請求項1記載のシュレッダ。
  3. 細断部の下方に、前記細断部で細断された細断屑を、ゴミ箱の底部前方側に向けて落下させる傾斜板を設けた請求項1記載のシュレッダ。
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