JP5117782B2 - 胸部保護パッド、及び、その製造方法 - Google Patents
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Description
装着状態において反身体側に位置させる外層と、その外層の身体側に積層する緩衝層と、その緩衝層の身体側に積層する内層との夫々を、衝撃吸収性のある軟質の発泡樹脂材で形成し、前記外層及び前記内層の形成樹脂材は前記緩衝層の形成樹脂材よりも相対的に軟質性に劣る樹脂材にしてもよい。
前記外層及び前記内層の形成樹脂材は、前記緩衝層の形成樹脂材よりも感温性の低い樹脂材にしてもよい。
前記内層の形成樹脂材は、前記外層の形成樹脂材よりも軟質の樹脂材にしてもよい。
前記外層の形成樹脂材はJIS−C硬度を30〜55にし、前記内層の形成樹脂材はJIS−C硬度を10〜30にし、前記緩衝層の形成樹脂材は前記内層の形成樹脂材よりもさらに低いJIS−C硬度にしてもよい。
したがって、参考構成4によれば、衝撃に対する保護性能が高くて心臓震盪の予防にも適した胸部保護パッドを一層確実に得ることができる。
前記外層、前記緩衝層、前記内層の夫々を2mm〜20mmの厚さにしてもよい。
したがって、参考構成5によれば、衝撃に対する保護性能が高くて心臓震盪の予防にも適した胸部保護パッドを一層確実に得ることができる。
前記外層及び前記内層の形成樹脂材は、前記緩衝層の形成樹脂材よりも防水性の高い樹脂材にしてもよい。
パッド表面は滑性の高い面にし、パッド背面は滑性の低い面にしてもよい。
前記外層の形成樹脂材における反身体側の表層部分は、その部分に含まれる気泡を復元不能に潰した状態の構造(本書では以下、表皮状構造と称す)にしてもよい。
したがって、上記参考構成8によれば、この表皮状構造を保護膜層としてパッドの損傷を防止し、そのことでパッドの耐久性を高めることができる。
装着状態において上下方向に延びる仮想直線でパッド表面視においてパッド中心から左方に外れて位置する仮想直線を身体左右中心対応のパッド上仮想直線とし、このパッド上仮想直線の位置をパッド使用者に認知させる指標を設けてもよい。
パッド表面からパッド背面にわたって貫通する複数の通気孔を前記パッド上仮想直線の近傍に集中的に形成し、それら集中配置の通気孔を前記指標にしてもよい。
目視可能にした前記指標をパッド周縁部のうち装着状態においてパッド上縁部となる部分に設けてもよい。
パッド表面は、装着状態において上下方向に延びる尾根部が形成された凸状湾曲面にしてもよい。
パッド背面は、装着状態において上下方向に延びる谷部が形成された凹状湾曲面にしてもよい。
前記外層の形成樹脂材を保形性のある湾曲板状に形成し、この湾曲板状の外層形成樹脂材に前記緩衝層の平板状形成樹脂材を接着するとともに、その緩衝層の平板状形成樹脂材に前記内層の平板状形成樹脂材を接着することで、それら緩衝層及び内層の平板状形成樹脂材を前記湾曲板状の外層形成樹脂材に沿わせる状態に弾性的に湾曲させて、パッド全体を保形性のある湾曲形状に形成するようにしてもよい。
前記外層の形成樹脂材を加熱状態で反身体側からプレスし、その後、冷却硬化させることにより、前記外層の形成樹脂材を保形性のある前記湾曲板状に形成すると同時に、前記外層の形成樹脂材における反身体側の表層部分をその部分に含まれる気泡が復元不能につぶされた状態の表皮状構造にするようにしてもよい。
前記内層の形成樹脂材を保形性のある湾曲板状に形成し、この湾曲板状の内層形成樹脂材に前記緩衝層の平板状形成樹脂材を接着するとともに、その緩衝層の平板状形成樹脂材に前記外層の平板状形成樹脂材を接着することで、それら緩衝層及び外層の平板状形成樹脂材を前記湾曲板状の内層形成樹脂材に沿わせる状態に弾性的に湾曲させて、パッド全体を保形性のある湾曲形状に形成するようにしてもよい。
〔1〕ここで、本発明の第1特徴構成は胸部保護パットに係り、その特徴は、
体表胸部における心臓対応部位を覆う状態で装着する胸部保護パッドであって、
装着状態において反身体側に位置させる外層と、その外層の身体側に積層する緩衝層と、その緩衝層の身体側に積層する内層との夫々を、衝撃吸収性のある軟質の発泡樹脂材で形成し、前記外層及び前記内層の形成樹脂材は前記緩衝層の形成樹脂材よりも相対的に軟質性に劣る樹脂材にし、
前記外層の形成樹脂材における反身体側の表層部分は、その部分に含まれる気泡を復元不能に潰した状態にして前記外層における他部分の気泡が潰れていない形成樹脂材よりも強度を高くしてある点にある。
この構成によれば、前述した参考構成1と同じ作用効果を得ることができるのに加えて、前述した参考構成8と同じ作用効果を得ることができる。
〔2〕また、本発明の第2特徴構成は胸部保護パットに係り、その特徴は、
体表胸部における心臓対応部位を覆う状態で装着する胸部保護パッドであって、
装着状態において反身体側に位置させる外層と、その外層の身体側に積層する緩衝層と、その緩衝層の身体側に積層する内層との夫々を、衝撃吸収性のある軟質の発泡樹脂材で形成し、前記外層及び前記内層の形成樹脂材は前記緩衝層の形成樹脂材よりも相対的に軟質性に劣る樹脂材にし、
装着状態において上下方向に延びる仮想直線でパッド表面視においてパッド中心から左方に外れて位置する仮想直線を身体左右中心対応のパッド上仮想直線とし、このパッド上仮想直線の位置をパッド使用者に認知させる指標を設けてある点にある。
この構成によれば、前述した参考構成1と同じ作用効果を得ることができるのに加えて、前述した参考構成9と同じ作用効果を得ることができる。
〔3〕本発明の第3特徴構成は、第2特徴構成の実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
パッド表面からパッド背面にわたって貫通する複数の通気孔を前記パッド上仮想直線の近傍に集中的に形成し、それら集中配置の通気孔を前記指標にしてある点にある。
この構成によれば、前述した参考構成10と同じ作用効果を得ることができる。
〔4〕本発明の第4特徴構成は、第2又は第3特徴構成の実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
目視可能にした前記指標をパッド周縁部のうち装着状態においてパッド上縁部となる部分に設けてある点にある。
この構成によれば、前述した参考構成11と同じ作用効果を得ることができる。
〔5〕本発明の第5特徴構成は、第1〜第4特徴構成のいずれかの実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記外層及び前記内層の形成樹脂材は、前記緩衝層の形成樹脂材よりも感温性の低い樹脂材にしてある点にある。
この構成によれば、前述した参考構成2と同じ作用効果を得ることができる。
〔6〕本発明の第6特徴構成は、第1〜第5特徴構成のいずれかの実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記内層の形成樹脂材は、前記外層の形成樹脂材よりも軟質の樹脂材にしてある点にある。
この構成によれば、前述した参考構成3と同じ作用効果を得ることができる。
〔7〕本発明の第7特徴構成は、第6特徴構成の実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記外層の形成樹脂材はJIS−C硬度を30〜55にし、前記内層の形成樹脂材はJIS−C硬度を10〜30にし、前記緩衝層の形成樹脂材は前記内層の形成樹脂材よりもさらに低いJIS−C硬度にしてある点にある。
この構成によれば、前述した参考構成4と同じ作用効果を得ることができる。
〔8〕本発明の第8特徴構成は、第1〜第7特徴構成のいずれかの実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記外層、前記緩衝層、前記内層の夫々を2mm〜20mmの厚さにしてある点にある。
この構成によれば、前述した参考構成5と同じ作用効果を得ることができる。
〔9〕本発明の第9特徴構成は、第1〜第8特徴構成のいずれかの実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記外層及び前記内層の形成樹脂材は、前記緩衝層の形成樹脂材よりも防水性の高い樹脂材にしてある点にある。
この構成によれば、前述した参考構成6と同じ作用効果を得ることができる。
〔10〕本発明の第10特徴構成は、第1〜第9特徴構成のいずれかの実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
パッド表面は滑性の高い面にし、パッド背面は滑性の低い面にしてある点にある。
この構成によれば、前述した参考構成7と同じ作用効果を得ることができる。
〔11〕本発明の第11特徴構成は、第1〜第10特徴構成のいずれかの実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
パッド表面は、装着状態において上下方向に延びる尾根部が形成された凸状湾曲面にしてある点にある。
この構成によれば、前述した参考構成12と同じ作用効果を得ることができる。
〔12〕本発明の第12特徴構成は、第1〜第11特徴構成のいずれかの実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
パッド背面は、装着状態において上下方向に延びる谷部が形成された凹状湾曲面にしてある点にある。
この構成によれば、前述した参考構成13と同じ作用効果を得ることができる。
〔13〕本発明の第13特徴構成は、第1〜第12特徴構成のいずれかによる胸部保護パッドの製造方法に係り、その特徴は、
前記外層の形成樹脂材を保形性のある湾曲板状に形成し、この湾曲板状の外層形成樹脂材に前記緩衝層の平板状形成樹脂材を接着するとともに、その緩衝層の平板状形成樹脂材に前記内層の平板状形成樹脂材を接着することで、それら緩衝層及び内層の平板状形成樹脂材を前記湾曲板状の外層形成樹脂材に沿わせる状態に弾性的に湾曲させて、パッド全体を保形性のある湾曲形状に形成する点にある。
この構成によれば、前述した参考構成14と同じ作用効果を得ることができる。
〔14〕本発明の第14特徴構成は、第1〜第12特徴構成のいずれかによる胸部保護パッドの製造方法に係り、その特徴は、
前記内層の形成樹脂材を保形性のある湾曲板状に形成し、この湾曲板状の内層形成樹脂材に前記緩衝層の平板状形成樹脂材を接着するとともに、その緩衝層の平板状形成樹脂材に前記外層の平板状形成樹脂材を接着することで、それら緩衝層及び外層の平板状形成樹脂材を前記湾曲板状の内層形成樹脂材に沿わせる状態に弾性的に湾曲させて、パッド全体を保形性のある湾曲形状に形成する点にある。
この構成によれば、前述した参考構成16と同じ作用効果を得ることができる。
〔15〕本発明の第15特徴構成は胸部保護パッドの製造方法に係り、その特徴は、
体表胸部における心臓対応部位を覆う状態で装着する胸部保護パッドの製造方法であって、
装着状態において反身体側に位置させる外層と、その外層の身体側に積層する緩衝層と、その緩衝層の身体側に積層する内層との夫々を、衝撃吸収性のある軟質の発泡樹脂材で形成し、前記外層及び前記内層の形成樹脂材は前記緩衝層の形成樹脂材よりも相対的に軟質性に劣る樹脂材にし、
前記外層の形成樹脂材を加熱状態で反身体側からプレスし、その後、冷却硬化させることにより、前記外層の形成樹脂材を保形性のある湾曲板状に形成すると同時に、前記外層の形成樹脂材における反身体側の表層部分をその部分に含まれる気泡が復元不能につぶされた状態にする点にある。
この構成によれば、前述した参考構成15と同様、保形性のある湾曲板状の外層を備える胸部保護パッドとするのに、外層形成樹脂材を保形性のある湾曲板状に形成するのと同時に、前述した参考構成8の表皮状構造も併せて形成することができ、これにより、外層形成樹脂材を湾曲板状に形成することと前述表皮状構造を形成することとを別工程で行なうのに比べ、胸部保護パットの製造を容易にして製造コストを低減することができる。
外層4(低反発発泡ポリエチレン)
厚み 15mm(加熱プレス工程の前は22mm)
JIS−C硬度 48(加熱プレス工程後)
緩衝層5(低反発発泡ウレタン)
厚み 12mm
JIS−C硬度 軟質過ぎて測定不能なほど軟質
内層6(低反発発泡ポリエチレン)
厚み 12mm
JIS−C硬度 26
次に本発明の別の実施形態を列記する。
前述の実施形態では、胸部保護パッド1を外層4、緩衝層5、内層6の三層のみからなる積層構造にしたが、それら三層の衝撃吸収面と衝撃分散面とでの前述の如き相互機能を維持できる範囲で、外層4の反身体側や外層4と緩衝層5との間、あるいは、緩衝層5と内層6との間や内層6の身体側に種々の目的の膜や層を付加してもよく、例えば、樹脂膜、金属メッシュ、繊維層などのような伸縮性の無い膜や薄層、あるいは、金属薄板や樹脂薄板などの硬質の薄板層などを付加的に設けて、衝撃力の分散効果を一層高めるなどしてもよい。
4 外層
5 緩衝層
6 内層
a 外層形成樹脂材
b 緩衝層形成樹脂材
c 内層形成樹脂材
1a パッド表面
1b パッド背面
4s 表皮状構造
O パッド中心
P パッド上仮想直線
8a,8b 指標
L 尾根部
L′ 谷部
7 通気孔
Claims (15)
- 体表胸部における心臓対応部位を覆う状態で装着する胸部保護パッドであって、
装着状態において反身体側に位置させる外層と、その外層の身体側に積層する緩衝層と、その緩衝層の身体側に積層する内層との夫々を、衝撃吸収性のある軟質の発泡樹脂材で形成し、前記外層及び前記内層の形成樹脂材は前記緩衝層の形成樹脂材よりも相対的に軟質性に劣る樹脂材にし、
前記外層の形成樹脂材における反身体側の表層部分は、その部分に含まれる気泡を復元不能に潰した状態にして前記外層における他部分の気泡が潰れていない形成樹脂材よりも強度を高くしてある胸部保護パッド。 - 体表胸部における心臓対応部位を覆う状態で装着する胸部保護パッドであって、
装着状態において反身体側に位置させる外層と、その外層の身体側に積層する緩衝層と、その緩衝層の身体側に積層する内層との夫々を、衝撃吸収性のある軟質の発泡樹脂材で形成し、前記外層及び前記内層の形成樹脂材は前記緩衝層の形成樹脂材よりも相対的に軟質性に劣る樹脂材にし、
装着状態において上下方向に延びる仮想直線でパッド表面視においてパッド中心から左方に外れて位置する仮想直線を身体左右中心対応のパッド上仮想直線とし、このパッド上仮想直線の位置をパッド使用者に認知させる指標を設けてある胸部保護パッド。 - パッド表面からパッド背面にわたって貫通する複数の通気孔を前記パッド上仮想直線の近傍に集中的に形成し、それら集中配置の通気孔を前記指標にしてある請求項2記載の胸部保護パッド。
- 目視可能にした前記指標をパッド周縁部のうち装着状態においてパッド上縁部となる部分に設けてある請求項2又は3記載の胸部保護パッド。
- 前記外層及び前記内層の形成樹脂材は、前記緩衝層の形成樹脂材よりも感温性の低い樹脂材にしてある請求項1〜4のいずれか1項に記載の胸部保護パッド。
- 前記内層の形成樹脂材は、前記外層の形成樹脂材よりも軟質の樹脂材にしてある請求項1〜5のいずれか1項に記載の胸部保護パッド。
- 前記外層の形成樹脂材はJIS−C硬度を30〜55にし、前記内層の形成樹脂材はJIS−C硬度を10〜30にし、前記緩衝層の形成樹脂材は前記内層の形成樹脂材よりもさらに低いJIS−C硬度にしてある請求項6記載の胸部保護パッド。
- 前記外層、前記緩衝層、前記内層の夫々を2mm〜20mmの厚さにしてある請求項1〜7のいずれか1項に記載の胸部保護パッド。
- 前記外層及び前記内層の形成樹脂材は、前記緩衝層の形成樹脂材よりも防水性の高い樹脂材にしてある請求項1〜8のいずれか1項に記載の胸部保護パッド。
- パッド表面は滑性の高い面にし、パッド背面は滑性の低い面にしてある請求項1〜9のいずれか1項に記載の胸部保護パッド。
- パッド表面は、装着状態において上下方向に延びる尾根部が形成された凸状湾曲面にしてある請求項1〜10のいずれか1項に記載の胸部保護パッド。
- パッド背面は、装着状態において上下方向に延びる谷部が形成された凹状湾曲面にしてある請求項1〜11のいずれか1項に記載の胸部保護パッド。
- 請求項1〜12のいずれか1項に記載した胸部保護パッドの製造方法であって、
前記外層の形成樹脂材を保形性のある湾曲板状に形成し、この湾曲板状の外層形成樹脂材に前記緩衝層の平板状形成樹脂材を接着するとともに、その緩衝層の平板状形成樹脂材に前記内層の平板状形成樹脂材を接着することで、それら緩衝層及び内層の平板状形成樹脂材を前記湾曲板状の外層形成樹脂材に沿わせる状態に弾性的に湾曲させて、パッド全体を保形性のある湾曲形状に形成する胸部保護パッドの製造方法。 - 請求項1〜12のいずれか1項に記載した胸部保護パッドの製造方法であって、
前記内層の形成樹脂材を保形性のある湾曲板状に形成し、この湾曲板状の内層形成樹脂材に前記緩衝層の平板状形成樹脂材を接着するとともに、その緩衝層の平板状形成樹脂材に前記外層の平板状形成樹脂材を接着することで、それら緩衝層及び外層の平板状形成樹脂材を前記湾曲板状の内層形成樹脂材に沿わせる状態に弾性的に湾曲させて、パッド全体を保形性のある湾曲形状に形成する胸部保護パッドの製造方法。 - 体表胸部における心臓対応部位を覆う状態で装着する胸部保護パッドの製造方法であって、
装着状態において反身体側に位置させる外層と、その外層の身体側に積層する緩衝層と、その緩衝層の身体側に積層する内層との夫々を、衝撃吸収性のある軟質の発泡樹脂材で形成し、前記外層及び前記内層の形成樹脂材は前記緩衝層の形成樹脂材よりも相対的に軟質性に劣る樹脂材にし、
前記外層の形成樹脂材を加熱状態で反身体側からプレスし、その後、冷却硬化させることにより、前記外層の形成樹脂材を保形性のある湾曲板状に形成すると同時に、前記外層の形成樹脂材における反身体側の表層部分をその部分に含まれる気泡が復元不能につぶされた状態にする胸部保護パッドの製造方法。
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