JP3120254U - 運動用プロテクター - Google Patents
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Abstract
【課題】球技スポーツ等でのポジションを問わず装着でき、かつ運動性を損なうことのない運動用プロテクターを提供する。
【解決手段】衣服の前身ごろの胸部から腹部にかけた所定の部位の表面又は裏面に、軟質の衝撃吸収材からなる板状部材が展着されてなる運動用プロテクター。
【選択図】図1
【解決手段】衣服の前身ごろの胸部から腹部にかけた所定の部位の表面又は裏面に、軟質の衝撃吸収材からなる板状部材が展着されてなる運動用プロテクター。
【選択図】図1
Description
本考案は、胸部から腹部にかけた部位をボール等の衝突から保護する運動用プロテクターに関する。
従来、野球、ソフトボールにおいて装着する運動用プロテクターについては、プロ選手など専門的な需要に応じて、防護性に加え装着性や運動性が追求され、さまざまな技術開発が取り組まれてきている(例えば、特開2002−210063号公報及び特開2002−177435号公報参照)。
しかし、従来の運動用プロテクターは、例えばキャッチャーなど専門ポジション向けの専門品に限定されており、ポジションを問わず装着できるものではなかった。このため、少年野球などにおいて、捕球ミスや打球などの胸部衝突による心臓震盪事故の発生などを予防できる適切な防護用品がないのが現状であった。
これに対し、アウター、インナーを問わず装着できるものとして防刃チョッキ等が知られており、その運動性や装着性の向上にかかる技術開発が取り組まれているが(例えば、特開2005−194677号公報及び特開2000−119906号公報参照)、これらは防刃性を持つ装用品として耐刃物特性や耐刺突特性を有する硬質でかつ重量の重い防護板を有するものであり、球技スポーツに欠かせない運動性を損なうことなく、かつ安全に胸部を保護する目的に使用できるものではなかった。
本考案の目的は、かかる従来技術によるプロテクター用品の問題点に鑑み、球技スポーツ等でのポジションを問わず装着でき、かつ運動性を損なうことのない運動用プロテクターを提供することを目的とする。
本考案者らは、上記課題を実現すべく鋭意研究を重ねた結果、衣服の胸部から腹部の所定の部位に、低反発軟質ウレタン素材等の軟質の衝撃吸収材からなる板状部材を展着させることで上記課題を解決する運動用プロテクターを考案するに至った。
すなわち、請求項1の考案は、衣服の前身ごろの胸部から腹部にかけた所定の部位の表面又は裏面に、軟質の衝撃吸収材からなる板状部材が展着されてなる運動用プロテクターを提供する。
また、請求項2の考案は、軟質の衝撃吸収材からなる板状部材の面形状或いは立体形状が所定の意匠に成形されており、装着することで外観上の身体修飾ができる請求項1に記載の運動用プロテクターを提供する。
本願考案の運動用プロテクターは、衣服に軟質の衝撃吸収材からなる板状部材を必要な範囲に着けているため、衣服を装着する要領で容易に、かつ球技などのポジションを問わず装着することができ、従来の技術による専門的な運動用或いは防刃用のプロテクターにはない特段の効用を発揮する用品である。
図1及び図2は、本考案の運動用プロテクターを模式的に示した図である。
本考案では、衣服は胸部から腹部にかけて前身ごろがあるものであれば肌着、上着、表着、外衣の衣服種類や、袖の有無、襟首の種類、前開きの有無、強度、伸縮性、保温・保湿性などの布地の機能性、などを問わない。
本考案では、衣服は胸部から腹部にかけて前身ごろがあるものであれば肌着、上着、表着、外衣の衣服種類や、袖の有無、襟首の種類、前開きの有無、強度、伸縮性、保温・保湿性などの布地の機能性、などを問わない。
当然に、本願プロテクターは、運動用を目的としているために、ボタンや金具等の硬質の部材がついていないことが望ましいし、身体へのフィット性が高い素材・意匠であることが望ましいが、胸部から腹部にかけての軟質の衝撃吸収材からなる板状部材が展着されうるものであれば、既製の衣服や特別の設計による衣服を問わず任意の衣服を選択することが可能である。
展着される板状部材は、低反発軟質ウレタン材(軟質発泡プラスチック材)、スポンジ材、発泡ゴム材、ゲル状衝撃吸収材などの軟質の衝撃吸収特性を有する材料からなり、板状或いは厚手シート状のパッドとして前身ごろの胸部から腹部にかけての布の表面又は裏面に面的広がりをもって着けられている。
板状部材は、必ずしも平板形状のものでなくてもよい。予め3次元的な湾曲面の部材として成形されていてもよいし、切除や重ね合せなどにより部分的に厚さが異なる部材を用いてもよい。
前記板状部材の展着は、布に対して直接に縫着されてもよいし、或いは粘着材、接着剤を用いて布に対して直接に粘着、接着されてもよい。また、板状部材を別の布により覆い、その覆い布を衣服の布に縫着或いは展着して板状部材を固定してもよい。また、裏地などにより衣服の表地との間に所定の袋状部位を形成し、その箇所に差し込みごとくにして固定してもよい。このようにすると、板状部材の取り外しが可能となり、プロテクターの洗濯時などの板状部材の劣化・破損を防ぐことができる。
板状部材の厚さは、材料の衝撃吸収特性に応じて、ボールの衝突の衝撃を必要な程度吸収できるだけの厚さが求められるが、例えば低反発ウレタンフォームを使用したときは、厚さ20mm乃至30mmで充分に心臓震盪事故を予防できる程度の衝撃緩和が可能となる。
さらに、前身ごろの板状部材は、運動性を確保すべく複数に分割され、装着された身体の屈伸や回転、ねじれに応じて、衣服の布の伸縮性に応じて柔軟に伸縮対応できるようになされてもよい。
また、本願請求項2の考案のように、板状部材の面形状や厚さ方向での立体形状を意匠的に成形することで、装着することで外観上の身体修飾をさらに目的とすることもできる。これにより、ユニフォーム内にインナーとして装着することで胸筋や腹筋等が隆々とした外観の演出を楽しむことができる。
また、同様に、性別、年齢、体格の違いなどによる前身ごろ部位に対応する身体形状の補正等を目的として、部分的に板状部材の厚さや面形状、3次元的な湾曲形状を変更することもできるし、そのために使用者ごとの需要や身体測定データに基づいて、個別に注文生産により望まれるプロテクターを製造することもできる。
本考案は、以上の考案の実施の形態に限定されることなく、実用新案登録請求の範囲に記載された考案の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本考案の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
本考案の運動用プロテクターによれば、球技スポーツ等でのポジションを問わず装着でき、かつ運動性を損なうことのない運動用プロテクターを提供することができる。
10 衣服
20 布(前身ごろ)
30 板状部材
40 身体
20 布(前身ごろ)
30 板状部材
40 身体
Claims (2)
- 衣服の前身ごろの胸部から腹部にかけた所定の部位の表面又は裏面に、軟質の衝撃吸収材からなる板状部材が展着されてなる運動用プロテクター
- 軟質の衝撃吸収材からなる板状部材の面形状或いは立体形状が所定の意匠に成形されており、装着することで外観上の身体修飾ができる請求項1に記載の運動用プロテクター
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JP2005011152U JP3120254U (ja) | 2005-12-01 | 2005-12-01 | 運動用プロテクター |
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JP3120254U true JP3120254U (ja) | 2006-03-30 |
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Family Applications (1)
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JP2005011152U Expired - Fee Related JP3120254U (ja) | 2005-12-01 | 2005-12-01 | 運動用プロテクター |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009024289A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Zett Corp | 胸部保護パッド、及び、その製造方法 |
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2005
- 2005-12-01 JP JP2005011152U patent/JP3120254U/ja not_active Expired - Fee Related
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