JP5116797B2 - 周波数選択的デジタル伝送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、周波数選択的デジタル伝送装置に関し、より詳しくは、人体周辺の雑音電力が他の帯域に比べて集中している周波数帯域を避け、人体が導波管の役割をして伝送される信号の強さが人体の外部に放射される信号の強さよりもさらに大きい周波数帯域までの制限された周波数帯域を使用するために周波数選択的拡散符号を使用する周波数選択的デジタル伝送装置において、多様なアプリケーションによって変わるシンボルレートと使用クロックに応じて高性能モード、一般モード、及び低電力モードのうち何れかを選択し、各モードにおいてデータ伝送効率を高めた多重構造の周波数選択的拡散器を使用した高速拡散方式と、伝送効率よりは伝送性能に優れた低速拡散方式のうち何れかを選択して使用することができるようにした技術に関する。
本発明者により2006年に出願され、2008年に登録された特許文献1の「制限された通過帯域を用いる人体通信システムおよびその方法」には、人体通信システムを具現するために、5MHz〜40MHzの範囲内に制限された通過帯域を使用し、固有のユーザ識別情報(ID)を使用したスクランブリング、チャンネルコーディング、インタリービング、スプレッディング等を行う人体通信システム及びその方法を開示している。
また、2007年に出願された特許文献2の「周波数選択的基底帯域を用いた変復調方法及びその装置」には、直列−並列変換、周波数選択的基底帯域送信及び制限された数の拡散符号を使用してシステム全体のプロセッシング利得を改善すると共に、伝送データレートを増加させることができる周波数選択的多重構造を開示している。
しかしながら、従来は、多様なアプリケーションを行う人体通信システムにおけるそれぞれのアプリケーションに適したクロック速度、使用周波数帯域、最大データ伝送速度及び消耗電力等を考慮し、周波数選択的デジタル伝送装置を最適化するための技術は存在していなかった。
韓国登録特許第829865号 韓国特許出願第2007−0087869号
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、多様なアプリケーションによって変わるシンボルレートと使用クロックに応じて高性能モード、一般モード、及び低電力モードのうち何れかを選択し、各モードにおいてデータ伝送効率を高めた多重構造の周波数選択的拡散器を使用した高速拡散方式と、伝送効率よりは伝送性能に優れた低速拡散方式のうち何れかを選択して使用することができる周波数選択的デジタル伝送装置を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の一実施例による周波数選択的デジタル伝送装置は、フレーム同期用プリアンブルを生成し、予め定められた拡散符号により拡散するプリアンブル送信処理手段と、データ属性情報を含むヘッダを構成し、予め定められた拡散符号により拡散するヘッダ送信処理手段と、選択された伝送モード及び拡散方式に従って伝送データに対する直列−並列変換を行った後、周波数選択的拡散符号により拡散するデータ送信処理手段と、上記プリアンブル送信処理手段、上記ヘッダ送信処理手段及び上記データ送信処理手段によってそれぞれ拡散されたプリアンブル、ヘッダ及びデータを多重化し、デジタル信号で伝送する多重化手段と、を含む。
本発明によると、多様なアプリケーションによって変わるシンボルレートと使用クロックに応じて高性能モード、一般モード、及び低電力モードのうち何れかを選択し、各モードにおいてデータ伝送効率を高めた多重構造の周波数選択的拡散器を使用した高速拡散方式と、伝送効率よりは伝送性能に優れた低速拡散方式のうち何れかを選択して使用するようにし、これによって、それぞれのアプリケーションに最適化され、さらに高品質を提供し、且つ低電力で動作可能な人体通信システムを提供することができるようになる。
本発明の一実施例による人体通信用送受信機の構成図である。 本発明の一実施例による64ビットウォルシュ符号のサブグループを示す構成図である。 本発明の一実施例による周波数選択方法を示す図面である。 本発明の一実施例による周波数選択方法を示す図面である。 本発明の一実施例による周波数選択的拡散器の構造図である。 本発明の一実施例によるサブ周波数選択的拡散器の構造図である。 本発明の一実施例による高性能モードで使用される32ビットウォルシュ符号のサブグループを示す構成図である。 本発明の一実施例による高性能モードでの周波数選択的拡散器の構造図である。 本発明の一実施例による高性能モードでのサブ周波数選択的拡散器の構造図である。
以下、添付された図面を参照し、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者が本発明を容易に実施することができるように好ましい実施例を詳しく説明する。但し、本発明を説明するに当たって、関連する公知機能または構成に対する具体的な説明が本発明の趣旨を不明確にする虞があると判断される場合はその詳細な説明を省略する。また、類似した機能及び作用を有する部分については、図面全体において同一の符号を使用する。
なお、明細書全般において、ある部分が他の部分と「連結されている」とするとき、これは、「直接的に連結されている」の場合のみならず、それらの間に他の素子を介して「間接的に連結されている」との場合も含む。また、ある構成要素を「含む」というのは、反対の意味を有する記載が特に無い限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含むことができるということを意味する。
また、説明の便宜上、本発明では優勢周波数が存在する拡散符号には64ビットのウォルシュ符号を使用し、高性能モードでは64MHzのクロックと2Mspsのシンボルレートを、一般モードでは64MHzのクロックと1Mspsのシンボルレートを、低電力モードでは32MHzのクロックと0.5Mspsのシンボルレートを使用することとする。しかし、ウォルシュ符号と、各モードで使用するクロックとシンボルレートは、これに限定されるものではない。
本発明で提案する伝送装置は、周波数選択的デジタル伝送技法(Frequency Selective Digital Transmission、FSDT)を用いる。周波数選択的デジタル伝送技法において、データは周波数選択的拡散符号を使用して周波数領域で拡散され、デジタル形態で送信される。また、大部分の送信信号が分布された優勢周波数が、特定の周波数の選択的拡散符号を使用することによって選択されることができる特徴を有する。
図1は、本発明の一実施例による人体通信用送受信機の構成図である。
図1に示したように、人体通信用送受信機は、大きく、人体通信MAC(Medium Access Control)100と、人体通信物理階層モデム200と、人体通信AFE(Analog Front End)300と、信号電極400とで構成される。
人体通信MAC100は、MAC送信処理器110とMAC受信処理器120を含んで構成される。MAC送信処理器110は、上位階層から受信した伝送データとデータ属性情報を処理して、人体通信物理階層モデム200の送信機210に伝達し、MAC受信処理器120は、人体通信物理階層モデム200の受信機220から受信データとデータ属性情報を受信して処理した後、上位階層に伝達する。
人体通信物理階層モデム200は、送信機210と受信機220を含んで構成される。
送信機210は、プリアンブル送信処理のためのプリアンブル生成器211と第1の拡散器212、ヘッダ送信処理のためのヘッダ生成器213と第2の拡散器214、データ送信処理のためのデータ生成器215と直列−並列変換器(S2P)216と周波数選択的拡散器217、並びに、処理されたプリアンブル、ヘッダ及びデータを多重化する多重化器218を含んで構成される。
プリアンブル生成器211は、予め定義された初期値にセットされて、一定長さのフレーム同期用プリアンブルを生成し、生成されたプリアンブルは、第1の拡散器212に入力されて、予め定められた拡散符号により拡散される。
ヘッダ生成器213は、人体通信MAC100のMAC送信処理器110から伝送データのデータ属性情報、例えば、伝送速度、変調方式、周波数帯域、データの長さ等の情報の入力を受けて、予め定められたビット数を有しながらヘッダHCS(Header Check Sequence)を含むヘッダを構成し、構成されたヘッダは、第2の拡散器214に入力されて、予め定められた拡散符号により拡散される。
データ生成器215は、人体通信MAC100のMAC送信処理器110から伝送データの入力を受けて、所望の時間にデータを出力し、可変データ伝送のためのデータ制御処理及びデータHCS生成等を行う。
S2P216は、データ生成器215から出力されたデータの入力を受けて、Nビット直列−並列変換を行う。直列−並列変換の結果、使用される周波数帯域は1/Nに減少し、これは同一の周波数帯域内でより多くのデータを伝送するようにしたり、同一の周波数帯域内でより大きい拡散符号利得を使用することによって高品質のデータの伝送を可能にする長所を有する。また、S2P216は、高性能モード、一般モード及び低電力モードのうち選択された1つの伝送モードに応じて、異なるクロック及びシンボルレートで動作することで、多様なアプリケーションに最適化されることができる。
周波数選択的拡散器217は、S2P216の出力であるNビットを、並列に入力を受けて周波数選択的拡散符号を出力する。また、周波数選択的拡散器217は、各モードにおいて高速拡散方式と低速拡散方式の何れかを選択することができる。周波数選択的拡散器217の構造及び機能については、図4、図5、図7及び図8を参照して詳細に説明する。
多重化器218は、第1の拡散器212、第2の拡散器214及び周波数選択的拡散器217によってそれぞれ拡散されたプリアンブル、ヘッダ及びデータを出力する。
本発明では、周波数選択的拡散器217を用いることによって、所望の周波数帯域を使用するデジタル伝送が可能になる。また、多重化器218の出力は1ビットであり、デジタル直接伝送が可能である。従って、送信機210の出力信号は、デジタル−アナログ変換器、中間周波数変換器等のような別途のアナログ送信部による処理なしに、送信/受信スイッチ310を経て信号電極400に入力されて、人体内に伝送されることができる。
図1では、ヘッダ送信処理手段であるヘッダ生成器213と第2の拡散器214、そしてデータ送信処理手段であるデータ生成器215と直列−並列変換器(S2P)216と周波数選択的拡散器217を別に分離して示したが、ヘッダ送信処理手段とデータ送信処理手段は1つに統合されて1つのヘッダ/データ送信処理手段として具現されてもよい。この場合、ヘッダ/データ送信処理手段は、ヘッダ/データ生成器、S2P及び周波数選択的拡散器を含んで構成される。ヘッダ/データ生成器は、上述したヘッダ生成器213とデータ生成器215の機能をすべて行い、その出力は、S2P及び周波数選択的拡散器に順に入力されて、ヘッダとデータが共に周波数選択的拡散方式により伝送されることができる。
一方、受信機220は、上述した送信機210の逆機能を行うもので、逆多重化器221、逆拡散器222、ヘッダ処理器223、周波数選択的逆拡散器224、並列−直列変換器(P2S)225、データ処理器226、フレーム同期部227、及び共通制御信号生成部228を含んで構成される。以下に、人体通信AFE300から信号を受信して処理する動作について説明する。
信号電極400から入力された受信信号は、送信/受信スイッチ310を経て、人体内に伝送する際に付加された雑音を除去するための雑音除去フィルタ320を経た後、増幅器330によって所望の大きさの信号に増幅される。増幅された受信信号は、クロックリカバリ及びデータリタイミング(Clock Recovery & Data Retiming(以下、「CDR」))340に入力され、受信端のクロックとのタイミング同期及び周波数オフセットが補償される。CDR340の出力であるタイミング同期と周波数オフセットが補償された受信信号とクロックは人体通信物理階層モデム200の受信機220に入力される。この際、CDR340は、選択された伝送モードが高性能モードまたは一般モードである場合に64MHzのクロックを出力し、低電力モードである場合は64MHzを2分周した32MHzのクロックを出力する。
先ず、フレーム同期以前に受信機220に入力された受信信号は、フレーム同期部227に入力され、プリアンブルを使用したフレーム同期化を行う。
フレーム同期部227によりフレーム同期が獲得されると、逆多重化器221は、受信信号のうちヘッダ部分とデータ部分を分離して出力する。
逆多重化器221から出力されたヘッダ部分は、逆拡散器222を経てヘッダ処理器223に入力され、ヘッダ処理器223は、ヘッダに含まれたHCSを検査し、ヘッダで受信データの属性情報を抽出してMAC受信処理器120に伝送する。
逆多重化器221から出力されたデータ部分は、周波数選択的逆拡散器224に入力され、周波数選択的逆拡散器224は、相関値を求めた後、最大の相関値を有するデータを、選択された伝送モードに応じてNビットで出力する。周波数選択的逆拡散器224から出力されたNビットは、P2S225に入力されて直列に変換された後、データ処理器226に入力され、データ処理器226は、データのHCS検査を行った後、MAC受信処理器120に伝送する。
また、送信機210においてヘッダ送信処理手段とデータ送信処理手段が統合されてヘッダとデータが共に周波数選択的拡散方式により伝送された場合、受信機220も同様に、ヘッダとデータを処理するための手段が周波数選択的逆拡散器、P2S及びヘッダ/データ処理器に統合されて具現され、ヘッダとデータが共に周波数選択的逆拡散方式により処理されるようにする。
図2は、本発明の一実施例による64ビットウォルシュ符号のサブグループ構成図である。
W0〜W63の64個のウォルシュ符号は、使用周波数帯域を正確に64個に分割し、各ウォルシュ符号の最も優勢な周波数(fd)が分割された周波数に順にマッピングされる特徴を有する。
本実施例においては、拡散符号として64個のウォルシュ符号を使用し、これらを8個ずつ組合せて8個のサブグループに分ける。人体周辺の雑音特性を測定した結果、雑音電力が他の帯域に比べて集中している低い周波数帯域を避けるために、上位4個のサブグループのみを使う。使用されるサブグループ4(SGN=100)はW32〜W39、サブグループ5(SGN=101)はW40〜W47、サブグループ6(SGN=110)はW48〜W55、そして、サブグループ7(SGN=111)はW56〜W63として定義される。各サブグループに対するSGN値は、サブグループナンバー(sub group number)を3ビットの2進値で表したもので、周波数選択的拡散器において使用される。しかし、使用される拡散符号とサブグループの個数はこれに限定されず、計2 (Nは実数)個の拡散符号を2 (Mは実数、M<N)に分けてサブグループを生成し、そのうち、P(Pは実数)個のサブグループを採択して使うことができる。
図3a及び3bは、本発明の一実施例による周波数選択方法を示す図面である。
本発明の一実施例によると、高速拡散方式を用いる高速周波数選択的拡散器においては、図3aに示したように、4個のサブグループのうち3個を選択して使用し、低速拡散方式を用いる低速周波数選択的拡散器においては、図3bに示したように、4個のサブグループのうち2個を選択して使用する。また、使用されるサブグループの選択には、4ビットの周波数帯域制御ビット(BAND_SEL)が使用される。
具体的に、高速周波数選択的拡散器の場合、BAND_SELは、「0111」、「1011」、「1101」及び「1110」の4種の値を有する。また、低速周波数選択的拡散器の場合、BAND_SELは、「0011」、「0101」、「0110」、「1001」、「1010」、「1100」の6種の値を有する。この際、BAND_SELの各ビットの値が「0」の場合は該サブグループを選択せず、「1」の場合は該サブグループを選択することを意味する。即ち、高速周波数選択的拡散器においてBAND_SELが「0111」であれば、図2に示したサブグループ5(SGN=101)、サブグループ6(SGN=110)、及びサブグループ7(SGN=111)が選択され、低速周波数選択的拡散器においてBAND_SELが「0011」であれば、サブグループ6(SGN=110)及びサブグループ7(SGN=111)が選択される。
図4は、本発明の一実施例による周波数選択的拡散器の構造図である。
図4に示したように、周波数選択的拡散器217は、データ伝送効率を高めるために高速拡散方式を用いる高速周波数選択的拡散器500と、データ伝送効率よりは優れた伝送性能を提供するために低速拡散方式を用いる低速周波数選択的拡散器600と、そして、選択された拡散方式に従って高速周波数選択的拡散器500と低速周波数選択的拡散器600の出力値のうち何れかを選択して出力する多重化器700と、を含んで構成される。
また、高速周波数選択的拡散器500は、第1から第3のサブ周波数選択的拡散器510、520、530と多数値選択部540で構成され、低速周波数選択的拡散器600は、第4及び第5のサブ周波数選択的拡散器610、620と多重化器630で構成される。
以下、選択された伝送モード(一般モードまたは低電力モード)、及び拡散方式(高速拡散方式または低速拡散方式)による周波数選択的拡散器217の動作について詳しく説明する。
1)一般モード(クロック:64MHz、シンボルレート:1Msps)、及び高速拡散方式が選択された場合
S2P216は、入力される直列データDINをP*(M+1)ビットの並列データに変換して出力する。そして、周波数選択的拡散器217の高速周波数選択的拡散器500に属するP個のサブ周波数選択的拡散器510、520、530は、それぞれM+1個のデータビットの入力を受け、M個のデータビットを用いて該サブグループの2 個の拡散符号のうち1つの拡散符号を選択し、選択された値に、M+1個のデータビットのうち残りの1ビットをXORして拡散符号を獲得する。即ち、P個のサブ周波数選択的拡散器510、520、530によってP個の拡散符号を獲得する。その後、多数値選択部540は、P個のサブ周波数選択的拡散器510、520、530により獲得したP個の拡散符号から多数値を選択することによって、多数値からなる伝送データを発生する。
さらに具体的に説明すると、例えば、BAND_SELが「0111」と指定された場合、S2P216に入力される信号であるDINは最大12Mbpsのデータ伝送速度を有し、S2P216により1:12の比で直列−並列変換が行われ、b11、b10、…、b0の12ビット並列シンボルが1Mspsで出力される。出力された並列シンボルは、周波数選択的拡散器217の高速周波数選択的拡散器500に入力される。
BAND_SELが「0111」であるため、サブグループ5(SGN=101)、サブグループ6(SGN=110)、及びサブグループ7(SGN=111)が選択され、これによって、第1から第3のサブ周波数選択的拡散器におけるSGN1〜SGN3の値は、それぞれ「101」、「110」、及び「111」となる。
第1のサブ周波数選択的拡散器510では、入力ビットであるb11、b10、b9、b8と、SGN1の値である「101」を用い、b11、b10、b9の3ビットを用いてサブグループ5の8個のウォルシュ符号(W40〜W47)のうち1つを選択し、選択された値をb8とXORして、1ビット列の形態で64ビットAを出力する。
第2のサブ周波数選択的拡散器520では、入力ビットであるb7、b6、b5、b4と、SGN2の値である「110」を用い、b7、b6、b5の3ビットを用いてサブグループ6の8個のウォルシュ符号(W48〜W55)のうち1つを選択し、選択された値をb4とXORして、1ビット列の形態で64ビットBを出力する。
第3のサブ周波数選択的拡散器530では、入力ビットであるb3、b2、b1、b0と、SGN3の値である「111」を用い、b3、b2、b1の3ビットを用いてサブグループ7の8個のウォルシュ符号(W56〜W63)のうち1つを選択し、選択された値をb0とXORして、1ビット列の形態で64ビットCを出力する。
多数値選択部540は、第1から第3のサブ周波数選択的拡散器510、520、530からそれぞれ出力されるA、B及びCの3ビット列の入力を受け、数式1に従って多数値を選択し、その結果値であるDを出力する。数式1において、「or」はORゲートを、「and」はANDゲートを示す。
[数1]
D=(A and B)or(B and C)or(C and A)
一方、多重化器のTx_RATE制御ビットは、高速拡散方式が選択された場合に「0」の値を、低速拡散方式が選択された場合に「1」の値を有する。本実施例において、Tx_RATE制御ビットは「0」の値を有し、これによって高速周波数選択的拡散器500の出力値であるDが選択され、周波数選択的拡散器217の出力DOUTとして出力される。
2)一般モード(クロック:64MHz、シンボルレート:1Msps)、及び低速拡散方式が選択された場合
S2P216は、入力される直列データDINをS+(M+1)ビットの並列データに変換して出力する。そして、周波数選択的拡散器217の低速周波数選択的拡散器600に属するQ個のサブ周波数選択的拡散器610、620は、それぞれM+1個のデータビットの入力を受け、M個のデータビットを用いて該サブグループの2 個の拡散符号のうち1つの拡散符号を選択し、選択された値に、M+1個のデータビットのうち残りの1ビットをXORして拡散符号を獲得する。即ち、Q個のサブ周波数選択的拡散器610、620によってQ個の拡散符号を獲得する。その後、多重化器630は、Q個のサブ周波数選択的拡散器610、620により獲得したQ個の拡散符号において、入力データビットのうちSビットを用いて1つの拡散符号を選択することによって伝送データを発生する。
さらに具体的に説明すると、例えば、BAND_SELが「0011」と指定された場合、S2P216に入力される信号であるDINは最大5Mbpsのデータ伝送速度を有し、S2P216により1:5の比で直列−並列変換が行われ、b4、b3、…、b0の5ビット並列シンボルが1Mspsで出力される。出力された並列シンボルは、周波数選択的拡散器217の低速周波数選択的拡散器600に入力される。
BAND_SELが「0011」であるため、サブグループ6(SGN=110)及びサブグループ7(SGN=111)が選択され、これによって、第4及び第5のサブ周波数選択的拡散器におけるSGN4及びSGN5の値は、それぞれ「110」及び「111」となる。
第4のサブ周波数選択的拡散器610では、入力ビットであるb3、b2、b1、b0と、SGN4の値である「110」を用い、b3、b2、b1の3ビットを用いてサブグループ6の8個のウォルシュ符号(W48〜W55)のうち1つを選択し、選択された値をb0とXORして、1ビット列の形態で64ビットFを出力する。
第5のサブ周波数選択的拡散器620では、入力ビットであるb3、b2、b1、b0と、SGN5の値である「111」を用い、b3、b2、b1の3ビットを用いてサブグループ7の8個のウォルシュ符号(W56〜W63)のうち1つを選択し、選択された値をb0とXORして、1ビット列の形態で64ビットGを出力する。
多重化器630は、第4及び第5のサブ周波数選択的拡散器610、620から出力されるF及びGの2ビット列の入力を受け、S2P216の出力のうちb4の入力を受けて、b4が「0」である場合は第4のサブ周波数選択的拡散器610の出力Fを、「1」である場合は第5のサブ周波数選択的拡散器620の出力Gを選択し、低速周波数選択的拡散器600の出力Hとして出力する。
本実施例において、Tx_RATE制御ビットは、「1」の値を有し、これによって低速周波数選択的拡散器600の出力値であるHが多重化器700によって選択され、周波数選択的拡散器217の出力DOUTとして出力される。
3)低電力モード(クロック:32MHz、シンボルレート:0.5Msps)、及び高速拡散方式が選択された場合
BAND_SELが「0111」と指定された場合、S2P216に入力される信号であるDINは最大6Mbpsのデータ伝送速度を有し、S2P216により1:12の比で直列−並列変換が行われ、b11、b10、…、b0の12ビット並列シンボルが0.5Mspsで出力される。その後の周波数選択的拡散器の動作は、一般モード及び高速拡散方式が選択された場合と同様であるため、これに対する詳細な説明は省略する。
4)低電力モード(クロック:32MHz、シンボルレート:0.5Msps)、及び低速拡散方式が選択された場合
BAND_SELが「0011」と指定された場合、S2P216に入力される信号であるDINは最大2.5Mbpsのデータ伝送速度を有し、S2P216により1:5の比で直列−並列変換が行われ、b4、b3、…、b0の5ビット並列シンボルが0.5Mspsで出力される。その後の周波数選択的拡散器の動作は、一般モード及び低速拡散方式が選択された場合と同様であるため、これに対する詳細な説明は省略する。
図5は、本発明の一実施例によるサブ周波数選択的拡散器の構造図である。
上述したように、一般モード及び高速拡散方式が選択された場合、BAND_SELの値を「0111」とすると、第1のサブ周波数選択的拡散器510では、入力ビットであるb11、b10、b9の値に応じてサブグループ5(SGN=101)の8個のウォルシュ符号のうち1個(64ビット)が生成され、この値とb8がXORされ、64ビットが順に1ビット列Aで出力される。この際、使用されるSGN1(s2、s1、s0)の値は、サブグループ5のSGN値である「101」である。また、低電力モード及び高速拡散方式が選択された場合、使用クロックが32MHzであること以外、一般モードと同様の方式で64ビットを生成し、1ビット列の形態で出力する。
第1のサブ周波数選択的拡散器510は、6ビットカウンタ511、6個のXOR論理回路(512−1〜512−5、514)及び6個のAND論理回路(513−1〜513−6)で構成され、3ビットの周波数選択制御ビット(s2、s1、s0)と4ビットの入力ビット(b11、b10、b9、b8)を有する。
6ビットカウンタ511は、一般モードと低電力モードにおいて、0〜63をカウントするために、シンボル周期毎に初期値「0」にリセットされる。
3ビットの周波数選択制御ビット(s2、s1、s0)と入力ビットのうち3ビット(b11、b10、b9)を用いて、該サブグループに含まれた8個のウォルシュ符号のうち1つが生成され、入力ビットのうちb8は、生成されたウォルシュ符号とXORされ、1ビット列の形態の出力信号Aが出力される。
5個のXOR論理回路(512−1〜512−5)は、グレイ(Gray)インデキシングのためのものである。6個のAND論理回路(513−1〜513−6)は、6ビットカウンタ511の出力であるC5〜C0と、周波数選択制御ビットの最上位ビットであるs2と、5個のXOR論理回路(512−1〜512−5)の出力ビットをそれぞれ入力とする。また、1つのXOR論理回路514は、6個のAND論理回路(513−1〜513−6)の出力とb8をXORするためのものである。
図6は、本発明の一実施例による高性能モードで使用される32ビットウォルシュ符号のサブグループ構成図である。
高性能モードでは、周波数選択的拡散器に入力されるシンボルレートが2Mbpsと、一般モードのシンボルレートである1Mbpsの2倍である。従って、同一のクロックを使用する高性能モードの周波数選択的拡散器では、選択されたサブグループに含まれた64ビットのウォルシュ符号のうち32ビットのみを使用して拡散することによってシンボルレートに合わせる。
例えば、64ビットウォルシュ符号をWn=[w0、w1、w2、…、w63]と定義すると、高性能モードで選択されて使用される32ビットウォルシュ符号は、Whn1=[w16、w17、…、w47]、whn2=[w32、w33、…、w63]、whn3=[w8、w9、…、w23、w40、w41、…、w55]、及び、Whn4=[w16、w17、…、w31、w48、w49、…、w63]の4種セットのうち1つを使用する。
以下の説明では、64ビットのウォルシュ符号のうち、図6に示したように実線で囲まれた部分の中央に位置した32ビット、即ち、Whn1=[w16、w17、…、w47]を使用することとする。即ち、ウォルシュ符号の出力ビット数がN個である場合、Nビットのウォルシュ符号のうち中央に位置したN/2個のウォルシュ符号を使用することとする。
選択された32ビットウォルシュ符号の特性は、32個のウォルシュ符号毎に32ビットがすべて異なり、直交性を有するが、一般モードと低電力モードと同様に、XORを使用して「0」と「1」を反転した場合、反転しないウォルシュ符号と重複する場合が発生するということである。例えば、W32の選択された32ビットウォルシュ符号「01100110011001100110011001100110」と、W34の選択された32ビットウォルシュ符号「10011001100110011001100110011001」の反転値は正確に一致する。これは、64ビットのうち32ビットのみを選択して伝送することによって現れる現象である。この現象により、シンボルレートを2倍に高めて伝送するために64ビットのウォルシュ符号のうち32ビットのみを用い、拡散して伝送する高性能モードでは、一般モードと低電力モードのサブ周波数選択的拡散器のように、4ビットの入力ビットの最下位ビットを用いたXORによる出力値の反転は使用することができない。
図7は、本発明の一実施例による高性能モードでの周波数選択的拡散器の構造図である。
高性能モードでの周波数選択的拡散器217も、データ伝送効率を高めるために高速拡散方式を用いる高速周波数選択的拡散器500と、データ伝送効率よりは優れた伝送性能を提供するために低速拡散方式を用いる低速周波数選択的拡散器600と、高速周波数選択的拡散器500と低速周波数選択的拡散器600の出力値のうち何れかを選択して出力する多重化器700と、を含んで構成され、高速周波数選択的拡散器500は、第1から第3のサブ周波数選択的拡散器510、520、530と多数値選択部540で構成され、低速周波数選択的拡散器600は、第4及び第5のサブ周波数選択的拡散器610、620と多重化器630で構成される。
以下で、選択された拡散方式(高速拡散方式または低速拡散方式)による周波数選択的拡散器217の動作について詳しく説明する。
1)高性能モード(クロック:64MHz、シンボルレート:2Msps)、及び高速拡散方式が選択された場合
S2P216は、入力される直列データDINをP*Mビットの並列データに変換して出力する。そして、周波数選択的拡散器217の高速周波数選択的拡散器500に属するP個のサブ周波数選択的拡散器510、520、530は、それぞれM個のデータビットの入力を受け、これを用いて該サブグループの2 個の拡散符号のうち1つの拡散符号を選択する。即ち、P個のサブ周波数選択的拡散器510、520、530によってP個の拡散符号が選択される。その後、多数値選択部540は、P個のサブ周波数選択的拡散器510、520、530により獲得したP個の拡散符号から多数値を選択することによって、多数値からなる伝送データを発生する。
さらに具体的に説明すると、例えば、BAND_SELが「0111」と指定された場合、S2P216に入力される信号であるDINは最大18Mbpsのデータ伝送速度を有し、S2P216により1:9の比で直列−並列変換が行われ、b8、b7、…、b0の9ビット並列シンボルが2Mspsで出力される。出力された並列シンボルは、周波数選択的拡散器217の高速周波数選択的拡散器500に入力される。
BAND_SELが「0111」であるため、サブグループ5(SGN=101)、サブグループ6(SGN=110)、及びサブグループ7(SGN=111)が選択され、これによって、第1から第3のサブ周波数選択的拡散器におけるSGN1〜SGN3の値は、それぞれ「101」、「110」及び「111」となる。
第1のサブ周波数選択的拡散器510では、入力ビットであるb8、b7、b6と、SGN1の値である「101」を用いてサブグループ5の8個のウォルシュ符号(W40〜W47)のうち1つを選択し、選択された64ビットのうち32ビットAを1ビット列の形態で出力する。
第2のサブ周波数選択的拡散器520では、入力ビットであるb5、b4、b3と、SGN2の値である「110」を用いてサブグループ6の8個のウォルシュ符号(W48〜W55)のうち1つを選択し、選択された64ビットのうち32ビットBを1ビット列の形態で出力する。
第3のサブ周波数選択的拡散器530では、入力ビットであるb2、b1、b0と、SGN3の値である「111」を用いてサブグループ7の8個のウォルシュ符号(W56〜W63)のうち1つを選択し、選択された64ビットのうち32ビットCを1ビット列の形態で出力する。
多数値選択部540は、第1から第3のサブ周波数選択的拡散器510、520、530からそれぞれ出力されるA、B及びCの3ビット列の入力を受け、上記数式1を求めて、その結果値であるDを出力する。
本実施例において、Tx_RATE制御ビットは、「0」の値を有し、これによって高速周波数選択的拡散器500の出力値であるDが選択され、周波数選択的拡散器217の出力DOUTとして出力される。
2)高性能モード(クロック:64MHz、シンボルレート:2Msps)、及び低速拡散方式が選択された場合
S2P216は、入力される直列データDINをS+Mビットの並列データに変換して出力する。そして、周波数選択的拡散器217の低速周波数選択的拡散器600に属するQ個のサブ周波数選択的拡散器610、620は、それぞれM個のデータビットの入力を受け、これを用いて該サブグループの2 個の拡散符号のうち1つの拡散符号を選択する。即ち、Q個のサブ周波数選択的拡散器610、620によってQ個の拡散符号を獲得する。その後、多重化器630は、Q個のサブ周波数選択的拡散器610、620により獲得したQ個の拡散符号において、入力データビットのうちSビットを用いて1つの拡散符号を選択することによって、伝送データを発生する。
さらに具体的に説明すると、例えば、BAND_SELが「0011」と指定された場合、S2P216に入力される信号であるDINは最大8Mbpsのデータ伝送速度を有し、S2P216により1:4の比で直列−並列変換が行われ、b3、b2、…、b0の4ビット並列シンボルが2Mspsで出力される。出力された並列シンボルは、周波数選択的拡散器217の低速周波数選択的拡散器600に入力される。
BAND_SELが「0011」であるため、サブグループ6(SGN=110)及びサブグループ7(SGN=111)が選択され、これによって、第4及び第5のサブ周波数選択的拡散器におけるSGN4及びSGN5の値は、それぞれ「110」及び「111」となる。
第4のサブ周波数選択的拡散器610では、入力ビットであるb2、b1、b0と、SGN4の値である「110」を用いてサブグループ6の8個のウォルシュ符号(W48〜W55)のうち1つを選択し、選択された64ビットのうち32ビットFを1ビット列の形態で出力する。
第5のサブ周波数選択的拡散器620では、入力ビットであるb2、b1、b0と、SGN5の値である「111」を用いてサブグループ7の8個のウォルシュ符号(W56〜W63)のうち1つを選択し、選択された64ビットのうち32ビットGを1ビット列の形態で出力する。
多重化器630は、第4及び第5のサブ周波数選択的拡散器610、620から出力されるF及びGの2ビット列の入力を受け、S2P216の出力のうちb3の入力を受けて、b3が「0」である場合は第4のサブ周波数選択的拡散器610の出力Fを、「1」である場合は第5のサブ周波数選択的拡散器620の出力Gを選択し、低速周波数選択的拡散器600の出力Hとして出力する。
本実施例において、Tx_RATE制御ビットは、「1」の値を有し、これによって低速周波数選択的拡散器600の出力値であるHが多重化器700によって選択され、周波数選択的拡散器217の出力DOUTとして出力される。
図8は、本発明の一実施例による高性能モードでのサブ周波数選択的拡散器の構造図である。
高性能モードでのサブ周波数選択的拡散器は、一般モードとは異なり、3ビットの入力ビットを有し、生成された64ビットウォルシュ符号のうち、中央の32ビットのみを1ビット列の形態で出力する。
第1のサブ周波数選択的拡散器510は、6ビットカウンタ511、6個のXOR論理回路(512−1〜512−5、514)、及び6個のAND論理回路(513−1〜513−6)で構成され、3ビットの周波数選択制御ビット(s2、s1、s0)と3ビットの入力ビット(b8、b7、b6)を有する。
6ビットカウンタ511は、高性能モードである場合、16〜47をカウントするためにシンボル周期毎に初期値「16」にリセットされる。
3ビットの周波数選択制御ビット(s2、s1、s0)と3ビットの入力ビット(b8、b7、b6)を用いて、該サブグループに含まれた8個のウォルシュ符号のうち1つが生成され、1ビット列の形態で出力される(A)。
5個のXOR論理回路(512−1〜512−5)は、グレイ(Gray)インデキシングのためのものである。6個のAND論理回路(513−1〜513−6)は、6ビットカウンタ511の出力であるC5〜C0と、周波数選択制御ビットの最上位ビットであるs2と、5個のXOR論理回路(512−1〜512−5)の出力ビットをそれぞれ入力とする。また、1つのXOR論理回路514は、6個のAND論理回路(513−1〜513−6)の出力をXORするためのものである。
図6から図8を参照して説明した高性能モードでの周波数選択的デジタル伝送装置は、高性能モードのみならず、一般モードや低電力モードの場合においても使用することができる。
また、図4と図7に示した周波数選択的拡散器の構造は、高性能モードと一般モードの差を説明するために異なるように示したが、実際の具現においては制御信号を用いて1つの構造に統合して具現することができる。
また、周波数選択的拡散器は、S2P216から出力されるNビットの入力を受け、図4及び図7に示した周波数選択的拡散器と同一の出力を出すことができる、異なる構造を有する周波数選択的拡散器に対置されることもできる。
また、図4と図7に本発明の一実施例として示した周波数選択的拡散器217内の高速周波数選択的拡散器500、低速周波数選択的拡散器600、多重化器700の構成は、低速から高速までの多様な伝送速度を支援する1つ以上の周波数選択的拡散器に具現されることができる。この場合、周波数選択的拡散器は、高速から低速までの多様な伝送速度を支援するために、周波数選択的拡散器に入力されるS2Pの出力シンボル当たりの周波数選択的拡散器で拡散されて出力される出力ビット数を調節して、即ち、拡散利得(Spreading Factor)を調節して伝送するようになる。
本発明は、上述した実施例及び添付された図面によって限定されるものではなく、本発明の技術的思想を外れない範囲内で様々な形態の置換、変形及び変更が可能であることは本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者には明白である。
100 人体通信MAC
110 MAC送信処理器
120 MAC受信処理器
200 人体通信物理階層モデム
210 送信機
211 プリアンブル生成器
212 第1の拡散器
213 ヘッダ生成器
214 第2の拡散器
215 データ生成器
216 S2P
217 周波数選択的拡散器
218 多重化器
220 受信機
221 逆多重化器
222 逆拡散器
223 ヘッダ処理器
224 周波数選択的逆拡散器
225 P2S
226 データ処理器
227 フレーム同期部
228 共通制御信号生成部
300 人体通信AFE
310 送信/受信スイッチ
320 雑音除去フィルタ
330 増幅器
340 クロックリカバリ及びデータリタイミング(Clock Recovery & Data Retiming)
400 信号電極

Claims (13)

  1. フレーム同期用プリアンブルを生成し、予め定められた拡散符号により拡散するプリアンブル送信処理手段と、
    データ属性情報を含むヘッダを構成し、予め定められた拡散符号により拡散するヘッダ送信処理手段と、
    選択された伝送モード及び拡散方式に従って伝送データに対する直列−並列変換を行った後、周波数選択的拡散符号により拡散するデータ送信処理手段と、
    前記プリアンブル送信処理手段、前記ヘッダ送信処理手段及び前記データ送信処理手段によってそれぞれ拡散されたプリアンブル、ヘッダ及びデータを多重化し、デジタル信号で伝送する多重化手段と、を含むことを特徴とする周波数選択的デジタル伝送装置。
  2. 前記データ送信処理手段は、
    (Nは実数)個の拡散符号を2 (Mは実数、M<N)に分けて複数のサブグループを生成し、生成された複数のサブグループからP(Pは実数)個のサブグループを採択して使用することを特徴とする請求項1に記載の周波数選択的デジタル伝送装置。
  3. 前記データ送信処理手段は、
    予め設定された割合で前記伝送データに対する直列−並列変換を行う直列−並列変換器と、
    前記直列−並列変換器の出力の入力を受け、高速拡散方式及び低速拡散方式のうち選択された拡散方式に従って前記伝送データを拡散する周波数選択的拡散器と、を含むことを特徴とする請求項2に記載の周波数選択的デジタル伝送装置。
  4. 前記周波数選択的拡散器は、
    前記高速拡散方式によって前記伝送データを拡散する高速周波数選択的拡散器と、
    前記低速拡散方式によって前記伝送データを拡散する低速周波数選択的拡散器と、
    選択された拡散方式に従って前記高速周波数選択的拡散器及び前記低速周波数選択的拡散器の出力値のうち何れかを選択して出力する多重化器と、を含むことを特徴とする請求項3に記載の周波数選択的デジタル伝送装置。
  5. 前記高速拡散方式が選択された場合、
    前記直列−並列変換器は、伝送データをP*(M+1)ビットの並列データに変換して出力し、
    前記高速周波数選択的拡散器は、
    前記直列−並列変換器からM+1個のデータビットの入力を受け、M個のデータビットを用いて該サブグループの1つの拡散符号を選択し、選択された値に残り1つのデータビットをXORして拡散符号を獲得するP個のサブ周波数選択的拡散器と、
    前記P個のサブ周波数選択的拡散器によってそれぞれ獲得したP個の拡散符号から多数値を選択する多数値選択部と、を含むことを特徴とする請求項4に記載の周波数選択的デジタル伝送装置。
  6. 前記高速拡散方式が選択された場合、
    前記直列−並列変換器は、伝送データをP*Mビットの並列データに変換して出力し、
    前記高速周波数選択的拡散器は、前記直列−並列変換器から入力されたM個のデータビットを用いて該サブグループの1つの拡散符号を選択するP個のサブ周波数選択的拡散器と、
    前記P個のサブ周波数選択的拡散器によってそれぞれ選択したP個の拡散符号から多数値を選択する多数値選択部と、を含むことを特徴とする請求項4に記載の周波数選択的デジタル伝送装置。
  7. 前記低速拡散方式が選択された場合、
    前記直列−並列変換器は、伝送データをS+(M+1)ビットの並列データに変換して出力し、
    前記低速周波数選択的拡散器は、
    前記直列−並列変換器からM+1個のデータビットの入力を受け、M個のデータビットを用いて該サブグループの1つの拡散符号を選択し、選択された値に残り1つのデータビットをXORして拡散符号を獲得するQ個のサブ周波数選択的拡散器と、
    前記Q個のサブ周波数選択的拡散器によってそれぞれ獲得したQ個の拡散符号のうち、残りのS個のデータビットを用いて1つの拡散符号を選択する多重化器と、を含むことを特徴とする請求項4に記載の周波数選択的デジタル伝送装置。
  8. 前記低速拡散方式が選択された場合、
    前記直列−並列変換器は、伝送データをS+Mビットの並列データに変換して出力し、
    前記低速周波数選択的拡散器は、
    前記直列−並列変換器から入力されたM個のデータビットを用いて該サブグループの1つの拡散符号を選択するQ個のサブ周波数選択的拡散器と、
    前記Q個のサブ周波数選択的拡散器によってそれぞれ選択したQ個の拡散符号のうち、残りのS個のデータビットを用いて1つの拡散符号を選択する多重化器と、を含むことを特徴とする請求項4に記載の周波数選択的デジタル伝送装置。
  9. 前記データ送信処理手段は、
    一般モード、低電力モード及び高性能モードのうち選択された伝送モードによって異なるクロック及びシンボルレートで動作することを特徴とする請求項1に記載の周波数選択的デジタル伝送装置。
  10. 前記高性能モードが選択された場合、
    前記データ送信処理手段は、前記周波数選択的拡散符号の出力ビットのうち一部のみを使用することを特徴とする請求項9に記載の周波数選択的デジタル伝送装置。
  11. 前記データ送信処理手段は、
    前記周波数選択的拡散符号の出力ビット数がN個である場合、中央に位置したN/2個のビットを使用することを特徴とする請求項10に記載の周波数選択的デジタル伝送装置。
  12. 前記データ送信処理手段は、
    前記直列−並列変換器の出力シンボル当たりの前記周波数選択的拡散器の出力ビット数を調節して多様な送信速度を支援することを特徴とする請求項3に記載の周波数選択的デジタル伝送装置。
  13. フレーム同期用プリアンブルを生成し、予め定められた拡散符号により拡散するプリアンブル送信処理手段と、
    選択された伝送モード及び拡散方式に従ってデータ属性情報を含むヘッダと伝送データに対する直列−並列変換を行った後、周波数選択的拡散符号により拡散するヘッダ及びデータ送信処理手段と、
    前記プリアンブル送信処理手段と前記ヘッダ及びデータ送信処理手段によってそれぞれ拡散されたプリアンブル及びヘッダと伝送データを多重化し、デジタル信号で伝送する多重化手段と、を含むことを特徴とする周波数選択的デジタル伝送装置。
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