JP5116606B2 - ソフトウェア解析システム - Google Patents

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Description

本発明は、ソフトウェア解析システムに関し、詳しくは、業務用ハンディターミナル、カーナビ、モバイルフォン、スマートフォン、デジタルテレビなどの各種電子機器に組み込まれているソフトウェアのデバッグに有効なシステムに関する。
一般に、業務用ハンディターミナル、カーナビ、モバイルフォン、スマートフォン、デジタルテレビなどの電子機器では、開発の最終段階において、組み込まれるソフトウェアの所期の機能が実現されるか否か、あるいは異常動作が出現するか否かを確認することなどを目的としたデバッグ作業が行われる。また、製品として出荷された後においても、ソフトウェアの機能改善や性能向上などを目的としたデバッグ作業が行われる。
図12は、従来のソフトウェア解析システムの一例を示す構成図である。ソフトウェア解析システムは、デバッグの対象となるコンピュータシステム100と、ロギング制御機器200と、解析用パーソナルコンピュータ(PC)300などで構成されている。
デバッグの対象となる業務用ハンディターミナル、カーナビ、モバイルフォン、スマートフォン、デジタルテレビなどの電子機器を構成するコンピュータシステム100は、大きくはハードウェアブロック110とソフトウェアブロック120とで構成されている。
ハードウェアブロック110は、CPU111、内部バス112を介してCPU111に接続された外部バスインタフェース(I/F)113、一時的に各種データを格納するRAM114と、所定の固定データを格納するROM115、各種周辺機器を制御する周辺コントローラ116などで構成されていて、周辺コントローラ116には着脱可能な外部ストレージ117が接続されている。外部バスI/F113は、専用ポート130および専用ケーブル210を介してロギング制御機器200に接続されている。
ソフトウェアブロック120は、オペレーティングシステム121と、アプリケーションシステム122とで構成されている。
解析用PC300は、表示ソフトウェア310、キーボード320、マウス330、ディスプレイ340などで構成されている。ロギング制御機器200と解析用PC300との接続には、たとえばUSB(Universal Serial Bus)ケーブルやLAN(Local Area Network)ケーブルが用いられる。
このような構成において、オペレーティングシステム121およびアプリケーションシステム122のアプリケーションソフトウェア、ドライバ、ミドルウェア内には、ソフトウェアのデバッグに有効なロギングデータ出力処理があらかじめ実装されている。
デバッグに関連するロギングデータは、専用ポート130および専用ケーブル210を介してロギング制御機器200に蓄積される。
解析用PC300上では、ロギング制御機器200に蓄積されたロギングデータにアクセスするための専用の表示ソフトウェア310が動作する。この表示ソフトウェア310を使用して、ロギングデータのグラフィカルな表示、高速検索、条件検索などが実行される。これらの情報を参照することにより、オペレーティングシステム121およびアプリケーションソフトウェア、ドライバ、ミドルウェアなどのアプリケーションシステム122の解析やデバッグ操作が行われる。
なお、以下の特許文献1〜3には、ログデータをログファイルに記録する機能があらかじめコンピュータに組み込まれていて、この機能を用いてテスト対象のソフトウェアなどの動作状況を示すログデータを取得するシステムが開示されている。
特開2007−264753号公報 特開2003−178285号公報 特開2002−328817号公報
ところで、ソフトウェア障害解析をロギング手法で行う場合、ロギングするデータ転送量が多いと、出力に要するオーバーヘッド時間も比例して大きくなるという潜在的な問題がある。
また、JTAG(Joint Test Action Group)I/F、シリアルポート、LANのようなデバッグのために用意された汎用的なデバッグポートを用いる手法では、ロギング出力に要する処理速度が問題になることがある。たとえば動作タイミングによって発生するソフトウェア障害の解析時に詳細な大量のロギング情報を出力すると、現象そのものが変化したり再現しなくなることがあり、このためロギングのデータ転送量をこまめに制限して、調整する必要がある。
このような問題を解決するために、図12に示すように外部バスI/F113を専用ポートとして用いる手法が開発された結果、上記の汎用デバッグポートに比べ出力に要するオーバーヘッドが圧倒的に小さくなり、ソフトウェア障害の解析に適用できる範囲を大幅に拡大できるようになった。そしてこの利点を利用して関数の入口や出口でロギングを出力することにより、システム全体の挙動をロギングできるようになった。また、ロギングデータにはその種類に応じてインデックスを付与し、そのインデックス情報をロギングデータとは別管理することで、ロギングデータ参照のときに高速に情報検索ができるようになった。
しかし、製品化されたコンピュータシステムでは、コストおよび実装面積削減のためにデバッグポートそのものを除いてしまっていることが一般的であり、この専用ポートを用いたソフトウェア障害解析が物理的にできないという問題がある。そのため、製品化されたコンピュータシステムで発生した机上デバッグが不可能なソフトウェア障害は、専用デバッグポートの付いたデバッグ機にてその障害を再現させた後に解析やデバッグを行わなければならず、結果として再現性の低い障害の解析にあたり、現象を再現させることに多大な時間を要していた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、デバッグ専用ポートを有しないコンピュータシステムであってもソフトウェアの障害解析に必要なログデータを効率的かつ容易に取得することができ、これによりソフトウェアの障害解析に要する時間を短縮することができるソフトウェア解析システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1は、
電子機器に組み込まれているソフトウェアの解析を行うソフトウェア解析システムであって、
前記電子機器には、少なくとも外部から着脱可能にストレージデバイスを取り付けるためのスロットと、ソフトウェア割込みや未定義命令例外処理を行うフック処理部と、TAP(Test Access Port)コントローラと、このTAPコントローラと接続されるコネクタが設けられ、
前記ストレージデバイスを取り付けるためのスロットにはロギングデータを保存するロギング機器が接続され、
前記TAPコントローラと接続されるコネクタにはICE(In-Circuit Emulator)を介してデバッガが接続され、
前記ロギング機器には前記ロギング機器に保存されたロギングデータに基づき所望の解析を行う解析手段が接続され
前記デバッガとICEとTAPコントローラにより前記フック処理部を制御し、前記ロギングデータ出力をON/OFF制御することを特徴とする。
本発明によれば、デバッグ専用ポートを有しないコンピュータシステムであってもソフトウェアの障害解析に必要なログデータを効率的かつ容易に取得することができ、これによりソフトウェアの障害解析に要する時間を短縮することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態によるソフトウェア解析システムについて詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は本発明の第1実施形態によるソフトウェア解析システムの要部構成を示すブロック図であり、図12と共通する部分には同一の符号を付けている。図1において、デバッグの対象となるコンピュータシステム100のハードウェアブロック110には、従来の外部バスI/F113に代えてハードディスク、SD(登録商標)メモリ、CF(Compact Flash)メモリ、USBメモリなどの図示しないストレージデバイス用のストレージデバイスI/F118が設けられている。このストレージデバイスI/F118は、これらストレージデバイスを外部から着脱できるように設けられたデバイス用スロット140と接続されている。
なお、デバッグにあたり、デバイス用スロット140には、ストレージデバイスに代えて、スロット140に嵌合するコネクタを有するケーブル210を介してロギング制御機器200が接続される。
また、コンピュータシステム100のソフトウェアブロック120において、オペレーティングシステム121には、ソフトウェア割込みや未定義命令例外処理のためのフック処理部123が設けられている。さらに、ソフトウェアブロック120には、ストレージデバイス制御処理部124が設けられている。
フック処理部123は、アプリケーションシステム122のアプリケーションソフトウェア、ドライバ、ミドルウェアから任意のロギングを出力するのにあたり、ソフトウェア割込み命令や未定義命令を実行することで呼び出される。
フック処理部123は、必要があれば割込み禁止などによる排他制御を施した後、ストレージデバイス制御処理部124にロギングデータを渡す。ストレージデバイス制御処理部124は、ストレージデバイスI/F118に渡されたロギングデータを出力する。ストレージデバイスI/F118から出力されたデータは、ロギング制御機器200により、ロギング制御機器200の内部に設けられている記憶媒体に保存される。
ロギング制御機器200の記憶媒体に保存されたロギングデータは、表示ソフトウェア310により読み出され、ディスプレイ340に表示される。デバッグ作業者は、キーボード320やマウス330などを操作することによってロギングデータに対する所望の検索条件を設定し、ロギングデータを絞り込んで必要な解析を行う。
図2は、図1のソフトウェア処理に関連した機能ブロック図である。図2のプロセスAにおいて、オペレーティングシステム121の上で、監視対象となるアプリケーションソフトウェア、ドライバまたはミドルウェアなどのアプリケーションシステム122が動作している。これらアプリケーションシステム122には、静的に検索用インデックスが付与されたロギングデータと、フック処理部123を呼び出すための命令がコードに埋め込まれており、ロギングデータが出力されるときにフック処理部123も呼び出される。
フック処理部123は、ストレージデバイス制御処理部124の状態を監視していて、ストレージデバイス制御処理部124が空き状態になると、取得したロギングデータとして、ストレージデバイス制御処理部124に渡す。ストレージデバイス制御処理部124は、ストレージデバイスI/F118に対してコマンドとデータを出力する。
図2のプロセスBにおいて、ロギング制御機器200は、ストレージデバイス制御処理部124から出力されたロギングデータに時間情報を付与する。また、ロギングデータのインデックスから、インデックスと対応する格納アドレスを記した管理情報を生成する。その後、ロギングデータとその管理情報を内部の記憶媒体に保存する。管理情報は、ロギングデータを絞り込んだり検索したりするときに利用する。ここで、ロギングデータは、非ファイル形式でロギング制御機器200の記憶媒体に取り込まれる。
図2のプロセスCにおいて、表示ソフトウェア310は、ロギング制御機器200に蓄積されたロギングデータを表示する。このとき、必要であれば、蓄積された管理情報から特定のインデックスのみを選択表示する。
図3は、図2のプロセスAにおけるフック処理部123の処理の流れを説明するフローチャートである。フック処理部123は、ストレージデバイスI/F118の状態を見て(ステップSP1)、待機状態であればロギングデータを出力する(ステップSP2)。ストレージデバイスI/F118が処理中であれば処理が終了するまで待つ。ストレージデバイスI/F118に出力するときは排他制御して割込みを禁止にする。
図4は、図2のプロセスBにおけるロギング制御機器200の処理の流れを説明するフローチャートである。ロギング制御機器200は、まずパケットデータを時系列順にソートする(ステップSP1)。次に、時刻などの補完情報を追加する(ステップSP2)。続いて、インデックス情報などの管理情報を生成する(ステップSP3)。そして、ストレージデバイスI/F18から出力されたロギングデータに出力時間を追加して記録媒体に記録する(ステップSP4)。また、記録と並行にロギングデータに含まれるインデックスと記録媒体の保存場所をセットにしたテーブルを作成してロギングデータとは別の場所に記録する。
図5は、図2のプロセスCにおける表示ソフトウェア310の処理の流れを説明するフローチャートである。デバッグ作業者の要求に基づき取得すべきデータを選択し(ステップSP2)、選択されたロギングデータを読み込んだ後(ステップSP2)、それら取得データをグラフィカルに表示する(ステップSP2)。また、デバッグ作業者の指定条件をインデックス別にソートすることや時系列にソートすることもできる。
マルチスレッドプログラミングでは、突然デッドロックになってしまうことがあり、従来のこうした状態でのデバッグにあたっては、ロギングデータにこまめに識別コードを入れてデットロックが起きる条件や場所を特定していた。
これに対し、本発明では、常に関数の入口や出口にインデックス付のロギングデータをストレージデバイスI/F118経由で出力して外部のロギング制御機器200内の記録媒体に蓄積することで、再現手順を踏まずに場所や条件を特定できる。
さらに、このソフトウェア解析システムは、製品ボードのような専用デバッグポートが存在していないコンピュータシステムであっても、ストレージデバイスを外部から着脱できるようにデバイス用スロットが設けられていれば適用できる。そして、問題の場所や条件については、インデックスや時間による絞込みが行えるので、後から容易に特定することができる。
〔第2実施形態〕
図6は本発明の第2実施形態によるソフトウェア解析システムの要部構成を示すブロック図であり、図1と共通する部分には同一の符号を付けている。図6において、デバッグの対象となるコンピュータシステム100のCPU111にはTAP(Test Access Port)コントローラ119が設けられ、このTAPコントローラ119には外部と接続するためのコネクタ150が接続されている。このコネクタ150には、JTAG専用ケーブル410を介してJTAG−ICE(In-Circuit Emulator)400が接続されている。
解析用PC300には、図1の構成の他にデバッガ350が設けられている。このデバッガ350には、USB/LANケーブル420を介してJTAG−ICE400が接続されている。
すなわち、デバッガ350はJTAG−ICE400に接続されていて、TAPコントローラ119を介してコンピュータシステム100の実行制御やメモリやレジスタへのアクセスが可能になっている。
これにより、デバッグ作業者は、必要に応じてデバッガ350からフック処理部123を呼び出すための命令をNOP命令や分岐命令に書き換えることにより、動的にロギングデータの読み出し動作を無効化できる。ロギングデータを再出力させたいときは、元のデータに書き戻す。
図7は、図6のソフトウェア処理に関連した機能ブロック図であり、図2と共通する部分には同一の符号を付けている。図7では、図2のプロセスA〜Cの他に、プロセスDが追加されている。
図7のプロセスAでは、図2と同様に、オペレーティングシステム121の上で、監視対象となるアプリケーションソフトウェア、ドライバまたはミドルウェアなどのアプリケーションシステム122が動作している。これらアプリケーションシステム122には、静的に検索用インデックスが付与されたロギングデータと、フック処理部123を呼び出すための命令がコードに埋め込まれており、ロギングデータが出力されるときにフック処理部123も呼び出される。フック処理部123は、ストレージデバイス制御処理部124の状態を監視していて、ストレージデバイス制御処理部124が空き状態になると、取得したロギングデータとして、ストレージデバイス制御処理部124に渡す。ストレージデバイス制御処理部124は、ストレージデバイスI/F118に対してコマンドとデータを出力する。
図7のプロセスBにおいて、図2と同様に、ロギング制御機器200は、ストレージデバイス制御処理部124から出力されたロギングデータに時間情報を付与する。また、ロギングデータのインデックスから、インデックスと対応する格納アドレスを記した管理情報を生成する。その後、ロギングデータとその管理情報を内部の記憶媒体に保存する。管理情報は、ロギングデータを絞り込んだり検索したりするときに利用する。
図7のプロセスCにおいて、図2と同様に、表示ソフトウェア310は、ロギング制御機器200に蓄積されたロギングデータを表示する。このとき、必要であれば、蓄積された管理情報から特定のインデックスのみを選択表示する。
図7のプロセスDにおいて、デバッガ350とJTAG−ICE400とTAPコントローラ119により、ロギングデータ出力のON/OFF制御が行われる。
図8は、図7のプロセスAにおけるフック処理部123の処理の流れを説明するフローチャートである。フック処理部123は、ストレージデバイスI/F118の状態を見て(ステップSP1)、待機状態であればロギングデータを出力する(ステップSP2)。ストレージデバイスI/F118が処理中であれば処理が終了するまで待つ。ストレージデバイスI/F118に出力するときは排他制御して割込みを禁止にする。
図9は、図7のプロセスBにおけるロギング制御機器200の処理の流れを説明するフローチャートである。ロギング制御機器200は、まずパケットデータを時系列順にソートする(ステップSP1)。次に、時刻などの補完情報を追加する(ステップSP2)。続いて、インデックス情報などの管理情報を生成する(ステップSP3)。そして、ストレージデバイスI/F18から出力されたロギングデータに出力時間を追加して記録媒体に記録する(ステップSP4)。また、記録と並行にロギングデータに含まれるインデックスと記録媒体の保存場所をセットにしたテーブルを作成してロギングデータとは別の場所に記録する。
図10は、図7のプロセスCにおける表示ソフトウェア310の処理の流れを説明するフローチャートである。デバッグ作業者の要求に基づき取得すべきデータを選択し(ステップSP1)、選択されたロギングデータを読み込んだ後(ステップSP2)、それら取得データをグラフィカルに表示する(ステップSP3)。また、デバッグ作業者の指定条件をインデックス別にソートすることや時系列にソートすることもできる。
図11は、図7のプロセスDにおけるロギングデータ出力のON/OFF制御の流れを説明するフローチャートである。はじめに、デバッグ作業者は、デバッガ350にロギングデータ出力のON/OFFを選択設定し(ステップSP1)、続いてロギングデータ出力の種別を設定する(ステップSP2)。次に、デバッガ350はJTAG−ICE400およびTAPコントローラ119を介してフック処理部123にロギングデータ出力のON/OFF選択設定とロギングデータ出力の種別設定を通知する(ステップSP3)。フック処理部123は、これらロギングデータ出力のON/OFF選択設定とロギングデータ出力の種別設定を格納する(ステップSP4)。
このようにしてフック処理部123に格納されたロギングデータ出力のON/OFF選択設定とロギングデータ出力の種別設定に基づき、ロギングデータ出力のON/OFF制御が行われる。
以上説明したように、本発明によれば、デバッグ専用ポートを有しないコンピュータシステムであっても、そのシステムを動作させるためのハードウェアを追加・改変することなく、ソフトウェアの障害解析に必要なロギングデータを外部記録媒体に記録して効率的かつ容易に取得することができ、ソフトウェアの障害解析に要する時間を短縮することができる。
本発明の第1実施形態による情報端末装置の要部構成を示すブロック図である。 図1のソフトウェア処理に関連した機能ブロック図である。 図2のプロセスAにおけるフック処理部123の処理の流れを説明するフローチャートである。 図2のプロセスBにおけるロギング制御機器200の処理の流れを説明するフローチャートである。 図2のプロセスCにおける表示ソフトウェア310の処理の流れを説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態によるソフトウェア解析システムの要部構成を示すブロック図である。 図6のソフトウェア処理に関連した機能ブロック図である。 図7のプロセスAにおけるフック処理部123の処理の流れを説明するフローチャートである。 図7のプロセスBにおけるロギング制御機器200の処理の流れを説明するフローチャートである。 図7のプロセスCにおける表示ソフトウェア310の処理の流れを説明するフローチャートである。 図7のプロセスDにおけるロギングデータ出力制御処理の流れを説明するフローチャートである。 従来のソフトウェア解析システムの一例を示す構成図である。
符号の説明
100 デバッグ対象コンピュータシステム
118 ストレージデバイスI/F
119 TAPコントローラ
123 フック処理部
124 ストレージデバイス制御処理部
140 デバイス用スロット
150 TAPコントローラ用コネクタ
200 ロギング制御機器
300 解析用パーソナルコンピュータ(PC)
350 デバッガ
400 JTAG−ICE

Claims (1)

  1. 電子機器に組み込まれているソフトウェアの解析を行うソフトウェア解析システムであって、
    前記電子機器には、少なくとも外部から着脱可能にストレージデバイスを取り付けるためのスロットと、ソフトウェア割込みや未定義命令例外処理を行うフック処理部と、TAP(Test Access Port)コントローラと、このTAPコントローラと接続されるコネクタが設けられ、
    前記ストレージデバイスを取り付けるためのスロットにはロギングデータを保存するロギング機器が接続され、
    前記TAPコントローラと接続されるコネクタにはICE(In-Circuit Emulator)を介してデバッガが接続され、
    前記ロギング機器には前記ロギング機器に保存されたロギングデータに基づき所望の解析を行う解析手段が接続され
    前記デバッガとICEとTAPコントローラにより前記フック処理部を制御し、前記ロギングデータ出力をON/OFF制御することを特徴とするソフトウェア解析システム。
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