JP5116534B2 - 網目構造複合体の製造方法および網目構造複合体を含む着用物品の製造方法 - Google Patents
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Description
パネルが着用者の肌に接触した際の刺激を抑制しようとすれば、障壁部の嵩高を大きくすることが考えられる。しかし、嵩高の大きいパネルを表面シートに取り付ける際に、障壁部がつぶれることが懸念される。
積層したシート片を開いて網目構造部材の通路を形成しながら、これを保持シート部材に積層することができるので、網目構造部材を保持シートに積層する際に、網目構造部材の隔壁がつぶれてしまうことがない。したがって、網目構造部材の嵩高が大きくしても網目がつぶれることなく、着用者の肌に対する刺激を低減することができる。
<第1の実施形態>
図2に示したように、おむつ1はシャーシ2の身体側に吸液シート8を介して網目構造部材3を積層し、網目構造部材3の身体側に被覆シート4を積層し、被覆シート4の身体側両側部に漏れバリアカフ5を積層している。
シャーシ2の後側縁16には、テープファスナ25を形成し、このテープファスナ25を前ウエスト域9の外面シート7に離脱可能に係合することによって、おむつ1が立体形状を形成するようにしている。このようにおむつ1が立体形状になったときには、前後端縁12,13によってウエスト開口を形成し、レッグ側縁17によってレッグ開口が形成される。
被覆シート4は、両側シート部30によって網目構造部材3の側縁33を被覆し、側縁33を着衣側に押し付けるようにして接合される。被覆シート4の両端シート部31は、網目構造部材3の端縁34を被覆し、端縁34を着衣側に押し付けるようにして接合される。
図7において、矢印Bはウェブの搬送方向を示しており、※1において製造工程が連続していることを示している。図示したように、被覆シート4が切断前のウェブの状態で搬送される。被覆シート4には、搬送方向に延びる接着剤41a,42aおよび41b,42bが搬送方向中心線R−Rに対称に各2条ずつ形成される。被覆シート4に示された仮想線43は、おむつひとつに使用される場合の切断線を示したものであり、接着剤41a,41b,42a,42bは仮想線43間の中心よりも搬送方向後方に位置している。
また、網目構造部材3の通路28を形成してから搬送することとすると、網目構造部材3を形成するシート片38a,38bが必要以上に引っ張られたりしてその形状が安定しないこともあり得るが、シート片38の積層状態で網目構造部材3を搬送するので、これを抑制することができる。
開口部29は、被覆シート4の一部をくりぬくことによって形成することができるので、他の特別な部材が必要ない。したがって、部品点数および加工点数を低減することができ、コストの低減を図り、加工安定性を向上させることができる。
保持シート部材として被覆シート4を用いているが、網目構造部材3の積層されたシート片38を広げて通路28を形成することができれば、他のシートを用いることが可能である。例えば、吸液シート等を保持シートとして使用することもできる。
<第2の実施形態>
図示したように、被覆シート35は、横方向Xに離間して縦方向Yに延びる一対の両側シート部36aおよび36bと、縦方向Yに離間して横方向Xに延びる一対の両端シート部37aおよび37bとを含む。両側シート部36a,36bと両端シート部37a,37bとは、それぞれ別のシートである。
保持シート部材として両側シート部36a,36bを用いているが、網目構造部材3の網目構造を形成できれば、これに限ったものではなく、他のシートを用いることもできる。
2 シャーシ
3 網目構造部材
4 被覆シート(保持シート部材)
5 漏れバリアカフ
8 吸液シート
21 吸液構造体
26 隔壁
27 接合部
28 通路
35 被覆シート
36a 両側シート部(保持シート部材)
36b 両側シート部(保持シート部材)
38 シート片
40 網目構造複合体
54 網目構造複合体
Claims (7)
- 対向する一方の面および他方の面を有し前記一方の面から前記他方の面へと貫通する複数の通路と、前記通路を形成する隔壁とを含む網目構造部材と、前記網目構造部材の前記いずれかの面に積層される保持シート部材とを含み、縦方向および横方向を有する網目構造複合体の製造方法であって、
前記網目構造部材は、前記隔壁を形成し前記縦方向に延びる複数のシート片と、前記シート片を互いに接合するとともに前記縦方向に離間して存在する複数の接合部とを含み、
前記複数のシート片を積層し、積層面に前記接合部を形成し、前記接合部を積層方向に隣接する前記接合部と互いに重ならない位置に前記縦方向にずらして形成する工程と、
積層方向両端に位置する前記一方のシート片と前記他方のシート片とに、前記保持シート部材の一方の側縁と他方の側縁とをそれぞれ接合する工程と、
前記保持シート部材の前記一方の側縁と前記他方の側縁とを離間させるように開いて前記通路を形成する工程とを含み、
前記通路の形成と同時に前記網目構造部材と前記保持シート部材とが積層されることを特徴とする前記網目構造複合体の製造方法。 - 前記保持シート部材は、前記横方向に離間して前記縦方向に延びる一対の両側シート部を含み、一方の前記シート部を前記網目構造部材の一方の前記シート片に接合し、他方の前記シート部を前記網目構造部材の他方の前記シート片に接合する請求項1記載の網目構造複合体の製造方法。
- 前記保持シート部材は、前記両側シート部間を互いにつなぐ両端シート部を含み、前記保持シート部材を、前記両側シート部を互いに重ね合わせて折り畳む工程をさらに含み、
前記両側シート部の折り畳んだ内面側を前記網目構造部材のシート片に接合する請求項1または2に記載の網目構造複合体の製造方法。 - 対向する一方の面および他方の面を有し前記一方の面から前記他方の面へと貫通する複数の通路と、前記通路を形成する隔壁とを含む網目構造部材と、前記網目構造部材の前記いずれかの面に積層される保持シート部材と、縦方向および横方向とを有する網目構造複合体を含む着用物品の製造方法であって、
前記網目構造部材は、前記隔壁を形成し前記縦方向に延びる複数のシート片と、前記シート片を互いに接合するとともに前記縦方向に離間して存在する複数の接合部とを含み、
前記複数のシート片を積層し、積層面に前記接合部を形成し、前記接合部を積層方向に隣接する前記接合部と互いに重ならない位置に前記縦方向にずらして形成する工程と、
積層方向両端に位置する前記一方のシート片と前記他方のシート片とに、前記保持シート部材の一方の側縁と他方の側縁とをそれぞれ接合する工程と、
前記保持シート部材の前記一方の側縁と前記他方の側縁とを離間させるように開いて前記通路を形成する工程と、
前記通路の形成と同時に前記網目構造部材と前記保持シート部材とが積層される工程と、
身体側に位置する内面シートおよび着衣側に位置する外面シートと、これら内外面シートの間に位置する吸液構造体とを含むシャーシの身体側に前記網目構造複合体を接合する工程とを含むことを特徴とする前記着用物品の製造方法。 - 前記網目構造複合体は、前記網目構造部材をシャーシ側に位置させ、保持シート部材を身体側に位置させる請求項4記載の着用物品の製造方法。
- 前記シャーシと前記網目構造複合体との間に、吸液シートを接合する工程をさらに含む請求項4または5記載の着用物品の製造方法。
- 前記網目構造部材の身体側に、前記縦方向に延びて前記横方向に離間する一対の漏れバリアカフを接合する工程をさらに含む請求項4〜6のいずれかに記載の着用物品の製造方法。
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