JP5112351B2 - ペット飲用容器 - Google Patents

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Description

本発明は、市販のPETボトル等の容器に取り付け可能な犬等に飲料を与えるためのペット飲用容器に関する。
例えば、ペットの一種である犬は、一般に、1日のうち1回または複数回、屋外を散歩させる必要のあるものが多い。そして、特に夏等の外気温が高い季節には、散歩する犬は、水たまりの水または排水溝等の比較的汚れた水を飲むことがある。
飼い主は、家族同様の犬がこのような汚れた水を飲むことを快く思わないものと思われる。しかし、散歩の同伴者が、このようなことがないように、犬に飲ませるための水を携行することは極めて稀である。
その理由として、飲用水を携行することに思い至らないほかに、散歩に簡便に携帯できる適当な犬用の飲用容器がないという問題がある。
ところで、近年、500mlのPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂製容器に充填されて販売されたスポーツドリンク、お茶およびジュース等が、外出時に頻繁に利用される。このように、多量に販売され軽便に利用されるPET樹脂製容器には、その使用をより便利にするための種々の付属品が第三者によって用意されている。
この第三者によって用意された付属品の中には、例えば特許文献1および特許文献2に開示されたような、PET樹脂製容器に取り付けることができ、複数人でPET樹脂製容器内の飲み物を衛生的に消費するためのカップがある。
特開2002−347796号公報 特開2002−347767号公報
このような、PET樹脂製容器に取り付けることができるカップは、例えば特許文献1および特許文献2に開示されたように、PET樹脂製容器と一体に携行することができ、利便性が高い。
しかし、特許文献1および特許文献2に開示されたようなカップは、人が使用することを前提としたものであり、舌を使用して液体を飲む犬等のペットには、突き出た鼻が邪魔するために応用し難いものであった。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、PET樹脂製容器と一体に携行することができ、犬等が飲料等を飲みやすいペット飲用容器を提供することを目的とする。
本発明に係るペット飲用容器は、市販飲料に使用される500mlPETボトルに取付可能なペット飲用容器であって、前記PETボトルの飲み口を螺合させて、または前記飲み口に螺合させた付属キャップを嵌入させて前記PETボトルと一体化させるための、内面が略円柱状である結合部と、内側に液状物を収容可能であって前記内側に前記結合部の一端を開口させる殻状の椀部と、前記結合部の軸心を含む仮想平面で2分された一方の側において前記結合部の軸心に直交する仮想平面上で前記椀部の一部に連続し前記結合部から遠く離れる方向に拡がって前記軸心側が凹状である拡張部と、を有する。前記結合部は、前記椀部から外方に突出しその突出する端が閉じられ、閉じられた部分に内外を貫通する散水孔が設けられている。
本発明に係る他のペット飲用容器では、結合部はその全体が前記椀部の内側に形成されており、前記椀部の外面から外方に突出して突出し外部と前記結合部の内側とを連通させる散水孔を備えた散水部を有する。
好ましくは、前記ペット飲用容器は、前記散水部を覆い前記散水孔を塞ぐためのキャップ部材を備える。
美観にとって、前記椀部の外観形状を略半球とするのが好ましい。
本発明によると、PET樹脂製容器と一体に携行することができ、犬等が飲料等を飲みやすいペット飲用容器を提供することができる。
図1はペット飲用容器の正面断面図である。 図2はペット飲用容器を図1における右側から見た側面断面図である。 図3はペット飲用容器の正面図である。 図4は図1における右側面図である。 図5は図1における左側面図である。 図6はペット飲用容器の平面図である。 図7はキャップ部材の平面図である。 図8は図7におけるA−A矢視断面図である。 図9は水を入れたペット飲用容器の断面図である。 図10は散水するペット飲用容器の断面図である。 図11はペット飲用容器における拡張部の概要を示す図である。 図12はペット飲用容器の他の携帯における正面図である。 図13は他の形態におけるペット飲用容器の正面断面図である。
図1はペット飲用容器1の正面断面図、図2はペット飲用容器1を図1における右側から見た側面断面図、図3はペット飲用容器1の正面図、図4は図1における右側面図、図5は図1における左側面図、図6はペット飲用容器1の平面図である。
ペット飲用容器1は、本体2および散水部3からなる。
本体2は、椀部11、拡張部12および結合部13からなる。
椀部11は、略半球殻状に形成された球殻部21と、球殻部21における円形の端縁(この「端縁」は実在しないので、以下「仮想端縁」という。)に連続する短い筒状の筒状部22で形成されている。
球殻部21は、その内面23が、お茶またはスポーツドリンク等を充填して市販されている、PET樹脂製の断面が円形の500ml容器(以下「PETボトルPB」という。)の外径、および断面が多角形のPETボトルにおける断面中心と頂角外面との距離のいずれよりも大きな曲率半径を有する球面状である。
筒状部22は、その軸方向に拡がる仮想平面I−P(図6参照)で略2分した一方が円柱の周面状の内面24aであり、他方が仮想端面から離れるに従い内径が僅かに大きくなる円錐台の周面状の内面24bである。この一方の内面24aと他方の内面24bとの境界部分は、一方の形状から他方の形状に緩やかに変化している。
拡張部12は、筒状部22における円錐台の周面状の内面24bをそのまま外方に拡大した、筒状部22の軸心側が凹状となった、外観が円錐台状の筒の一部のような形状として形成される。この円錐台状の筒の一部のような形状は、詳細には、筒の最外方の端縁25が、円錐台状の筒の軸心に対して直交する平面R−P(図1,2参照)に含まれ、最外方の端縁25の両端から筒状部22に至る端縁が、筒状部22に近づくに従がって平面R−Pとの傾斜角度が大きくなる形状である。したがって、拡張部12の端縁は、正面視(図3)において、楕円を4等分した形状に類似する。
椀部11には、仮想端縁における拡張部12から最も離れた位置に、キャップ支持部31が設けられている。キャップ支持部31は、支持部32および抜け止め部33で形成される。支持部32は、拡張部12から外方に突出する短い四角柱状の部分である。抜け止め部33は、支持部32の断面形状よりも大きな矩形板状で、支持部32の突出端の周囲に張り出す部分である。キャップ支持部31は、散水部3に設けられた散水孔43,…,43を塞ぐキャップ部材4を支持するためのものである。
仮想端縁上には、キャップ支持部31と90度直交する2つの位置に、持ち手を支持するための持ち手支持部34,34が設けられている。
結合部13は、形状が略円筒状(したがって内面が略円柱状)である。結合部13は、その軸心の延長線が球殻部21の球心を通るようにして、本体2における椀部11の内側の最深部から椀部11の内方に突出している。結合部13の内面には、PETボトルPBにおける飲み口71の雄ネジを螺合可能な雌ネジが設けられている。
散水部3は、形状が上底のみ有する中空の円錐台である。ここで、「上底」とは、円錐台における2つの底面のうち面積が小さい方を指し、以下の説明における上底も同義である。なお、散水部3について上記した上底は、立体図形としての円錐台における上底ではなく、上底側端よりも若干内方に位置して開口部分を塞ぐものである。以下、この開口部分を塞ぐものを上底部41という。散水部3においては、上底部41側の端部に、上底部41がその底(そこ)をなす凹みが形成されている。凹みの形状は上下が倒置された円錐台であって底における内径が最も小さい。
散水部3は、その軸心を結合部13の軸心に一致させ、本体2から外方に突出させて本体2に一体化されている。散水部3の外面における本体2に近い部分には、外方に突出する環状の係止環42が設けられている(図3〜6参照)。
上底部41には、内側における開口径が大きく外側における開口径が小さな散水孔43が複数設けられている。
ペット飲用容器1は、散水孔43,…,43によってその内方と外方とが連通する。ペット飲用容器1は、ポリエチレン、ポリプロピレン、メラミン樹脂またはフェノール樹脂等の合成樹脂により製作される。
ペット飲用容器1には、散水部3からの意図しないPETボトルPB内容物の漏出を防止するためのキャップ部材4が取り付けられる。
図7はキャップ部材4の平面図、図8は図7におけるA−A矢視断面図である。
キャップ部材4は、キャップ部15およびベルト部16からなる。
キャップ部15は、上底に相当する部分が閉じられた中空の円錐台の形状を有する。上底を閉じる部分には、散水部3における凹みの形状に略等しい円錐台形状の止水部51が、内方に突出する。止水部51は、ペット飲用容器1における散水部3の上底側の凹みにぴったりと嵌め込み可能である。
キャップ部材4の上底には、止水部51の開口の廻りを囲むように、環状の飾り環52が設けられている。
キャップ部材4は、止水部51が散水部3の凹みに嵌り込んだときに、同時にその他の内面が散水部3の外面に略密着して覆い被さる形状に設計される。キャップ部材4における下底近傍の内面には、180度離れて対向する位置に、周方向に所定の範囲伸びて適度に突出する2つの帯状の係合帯53,53が設けられている。
ベルト部16は、細長い帯状を呈する帯部54および取付部55からなる。帯部54は、一端がキャップ部材4の下底近傍に連続する。帯部54の他端は、本体2に取り付けるための取付部55と連続する。取付部55は、帯部54よりも幅が広く、その表裏を貫通する取付孔56が設けられている。取付孔56は、長さ(図7における横方向寸法)がペット飲用容器1における抜け止め部33の長手方向長さに略等しく、幅が支持部32の幅(図4における横方向寸法)よりも大きく抜け止め部33の幅(図4における横方向寸法)よりも小さい。
キャップ部材4は、キャップ部15におけるベルト部16に連続する部分から180度離れた部分に、取っ手57が設けられている。
キャップ部材4は、適度な可撓性を有するポリエチレンまたはポリプロピレン等の樹脂により製作される。
キャップ部材4は、取付孔56にペット飲用容器1の抜け止め部33を貫通させてペット飲用容器1に取り付けられる(図1参照)。キャップ部15は、止水部51が散水孔43,…,43の外方への開口部分を塞ぎ、散水部3からの意図しないPETボトルPB内容物の漏出を防止するために、散水部2に被せられる。散水部3に被せられたキャップ部15は、係合帯53,53が係止環42に係止されて、意図しない散水部3からの脱落が防止される。
ペット飲用容器1の2つの持ち手支持部34,34には、散歩のとき等の携行に便利な持ち手(ベルト)を取り付けることができる。
ペット飲用容器1のPETボトルPBへの取り付けは、市販時にPETボトルPBに付属するキャップを外し、飲み口71の雄ネジを結合部13の雌ネジに螺合させることにより行われる。
図9は水Waを入れたペット飲用容器1の断面図である。
図9に示されるように、ペット飲用容器1は、拡張部12を有することにより、例えば犬が水Waを飲みやすいように傾けたときにも、ペット飲用容器が拡張部12を有しない場合に比べて極めて多くの水Waを入れることができる。
また、ペット飲用容器が拡張部12を有しない場合には、その開口部分の面積が小さく、犬の突き出た鼻が開口部分に当たって水Waを飲みにくい。これに対して、拡張部12を有するペット飲用容器1は、開口部分の面積が大きく、犬は鼻が邪魔することなく容易に水Waを飲むことができる。
図10は散水するペット飲用容器1の断面図である。
ペット飲用容器1は、散歩等において犬が他人の家の門柱等にしたオシッコを洗い流すときに使用することができる。オシッコを洗い流すときは、ペット飲用容器1の散水部3を覆うキャップ部材4を取り外し、図10に示されるように、散水部3を目標部分に向けた後にPETボトルPBを手で圧迫する。圧迫されたPETボトルPBは、内部の圧力が高まり、充填された水Waが散水孔43,…,43から押し出され、オシッコは噴出する水Waに洗い流される。散水部3からの散水は、散歩時における糞を取り除いた後の道路等の洗浄にも効果的である。
このように、ペット飲用容器1は、内容物を消費した後のPETボトルPBと組み合わせることにより、犬の散歩の際に生ずる種々の事態に対応することができる。
図11はペット飲用容器1における拡張部12の概要を示す図である。
拡張部12は、上に説明したように、ペット飲用容器1における端縁の開口面積を大きくして、例えば犬が水等の液体を飲むときに飲みやすくする効果がある。このような効果を有する拡張部12は、以下に規定されるように形成されるのが好ましい。
すなわち、図11を参照して、拡張部12は、略円筒状の結合部13の軸心を含む仮想平面H−Jで2分された一方の側において、結合部13の軸心側が凹状となって、(本体2から)結合部13の軸方向における外方(結合部13から遠く離れる方向、図11においては下方)に拡がる。
また、拡張部12は、仮想平面H−Jに対して45度傾斜し、結合部13の突出端における円形の端縁35に1点Fで接する仮想平面S−Dと、仮想平面H−Jと、が交差する位置Cよりも、結合部13の軸方向における外方に拡がる部分に形成される。
ペット飲用容器1における拡張部12は、結合部13の軸心に直交する仮想平面B−L上で椀部11(の一部)に連続し、結合部から遠く離れる方向に拡がる部分である。
椀部11における、図11に示される仮想平面H−Jの右側でかつ仮想平面S−Dよりも下側の部分は、犬が舌で水を飲むときに飛び跳ねる水によって飼い主の手がぬれることを防止するはたらきをする。
なお、市販されるPETボトルPBの飲み口71および飲み口71に設けられた雌ネジの大きさは、市販される飲料水の製造者に依らずいずれも略同一であり、飲み口71を螺合させるための結合部13の大きさも、飲み口71および雌ネジの大きさにより制限される。したがって、結合部13の大きさにより、拡張部12を規定することが可能である。
図12は、上記のように規定された範囲に拡張部12Bが設けられたペット飲用容器1Bの正面図である。ペット飲用容器1Bでは、椀部11Bは、半球殻からさらにその4等分された1つが取り去られた形状を有する。拡張部12Bは、その端縁が、椀部11Bにおける仮想平面H−Jに対して45度傾斜する端縁に正面視(図12)において直線で連続して、結合部13の軸方向における外方に拡がる。
このような仮想平面S−D上に本体2Bの端縁を有するペット飲用容器1Bは、結合部13の軸に直交する仮想平面P−L上に端縁を有するペット飲用容器に比べて、開口部分の面積が大きく、例えば鼻が比較的短い犬種にとって水を飲みやすい。
ペット飲用容器1Bは、椀部11Bに、PETボトルPBと螺合させるときの掴み所が少ないことから、椀部11Bを、ペット飲用容器1における椀部11と同様に、半球殻状としてもよい。
ペット飲用容器1,1Bにおける拡張部12,12Bの、結合部13の軸方向外方への拡がりの程度(軸方向長さ)については制限されないが、過度に大きくしても利便性は増加せず、PETボトルPBと一体化したときの美観等を考慮して、その形状が決定される。
図13は他の形態におけるペット飲用容器1Cの正面断面図である。
ペット飲用容器1Cは、本体2Cのみからなる。
本体2Cは、椀部11、拡張部12および結合部13Cからなる。
椀部11および拡張部12等の構成はペット飲用容器1におけるものと略同一であり、その説明を省略し、図13においてペット飲用容器1におけるものと同一の符合を付す。
結合部13Cは、略円筒状である。結合部13Cは、その軸心の延長線が球殻部21の球心を通り、一端が椀部11の内側の最深部に開口して、全体として椀部11から外方に突出している。結合部13Cは、内面に、PETボトルPBにおける飲み口71の雄ネジを螺合可能な雌ネジが設けられている。結合部13Cの突出する他端は閉じられ、閉じられた部分には、結合部13Cの内外を貫通する散水孔43が複数設けられている。ペット飲用容器1Cにおける結合部13Cは、通常は専用のキャップ部材のキャップ部で覆われて、散水孔43,43,43の外側開口が閉じられる。結合部13Cは、ペット飲用容器1における散水部3の機能も有する。
ペット飲用容器1Cの拡張部12は、以下に規定されるように形成されるのが好ましい。
図13を参照して、拡張部12は、略円筒状の結合部13の軸心を含む仮想平面H−Jで2分された一方の側において、椀部11の端縁から結合部13Cの軸方向において結合部13Cから遠く離れる方向に拡がる。
また、拡張部12は、仮想平面H−Jに対して45度傾斜し、結合部13Cの(円柱周面状の)内面を、その高さtと同じ長さtだけ椀部11の内方に延長したときの円形の端縁35Cに1点Fで接する仮想平面S−Dと、仮想平面H−Jと、が交差する位置Cよりも、結合部13Cの軸方向における外方に拡がる部分に形成される。
上述の実施形態において、ペット飲用容器1,1B,1Cにおける球殻部21を、その外観が略半球状ではなく、正多角錐台、円柱または正多角柱等の他の形状としてもよい。球殻部21は、結合部13にPETボトルPBを一体化する妨げにならないものであれば、その形状は制限されない。
椀部11を、筒状部22を有さない、球殻部21に拡張部12が直接連続する形状としてもよい。また、椀部11Bを、図12に示されるように、端縁が平面内になく立体的となるものとすることができる。
拡張部12の形状および大きさは、結合部13,13CにPETボトルPBを一体化する妨げにならないものであれば、制限されない。
結合部13,13Cを、内面にPETボトルPBの飲み口71に螺合可能な雌ネジを設けたものでなく、飲み口71に市販時のキャップを取り付けた状態でキャップを嵌め入れてPETボトルPBに一体化させる構造としてもよい。
ペット飲用容器1,1Bを、散水部3を有しないものとして形成することができる。その場合、ペット飲用容器は、図1〜5,12において円錐台の形状を有して上方へ突出する部分を有さず、結合部13の上端は閉じられて、PETボトルPBへの装着時における内容物の流出が防止される。また、ペット飲用容器1Cを、結合部13Cに散水孔43,43,43を設けないものとしてもよい。その場合、散水孔43を閉じるためのキャップ部材は不要である。
散水部3の外観形状を、円錐台以外の他のものとしてもよい。例えば、角錐台または直方体等の種々の形状を採用することができる。
ペット飲用容器1,1B,1Cの取り付け対象は、500mlの容器に限られない。他の容量の容器に取り付けるペット飲用容器は、取り付けるための容器の大きさおよび形状により、各部の形状および大きさが設計される。
ペット飲用容器1,1Bにおける結合部13および散水部3、ならびにペット飲用容器1Cにおける結合部13Cは、いずれもその軸心および/またはその延長線が平面視における椀部11の略中心(図6参照)および球殻部21の球心を通るように形成される。しかし、ペット飲用容器1,1B,1CをPETボトルPBに一体化するのに支障がなく、かつ犬等の水飲み等が容易に行える範囲で、結合部13、散水部3、および結合部13Cを、その軸心が、平面視における椀部11の略中心および球殻部21の球心から若干外れた位置となるように形成してもよい。
その他、ペット飲用容器1,1B,1C、およびペット飲用容器1,1B,1Cの各構成または全体の構造、形状、寸法、個数、材質などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明は、PET樹脂製容器と一体に携行することができるペット飲用容器に利用することができる。
1,1B,1C ペット飲用容器
3 散水部
4 キャップ部材
11,11B 椀部
12,12B 拡張部
13,13C 結合部
21 椀部(球殻部)
43 散水孔
71 飲み口
PB 500mlPETボトル
H−J 結合部の軸心を含む仮想平面
B−L 結合部の軸心に直交する仮想平面

Claims (4)

  1. 市販飲料に使用される500mlPETボトルに取付可能なペット飲用容器であって、
    前記PETボトルの飲み口を螺合させて、または前記飲み口に螺合させた付属キャップを嵌入させて前記PETボトルと一体化させるための、内面が略円柱状である結合部と、
    内側に液状物を収容可能であって前記内側に前記結合部の一端を開口させる殻状の椀部と、
    前記結合部の軸心を含む仮想平面で2分された一方の側において前記結合部の軸心に直交する仮想平面上で前記椀部の一部に連続し前記結合部から遠く離れる方向に拡がって前記軸心側が凹状である拡張部と、を有し、
    前記結合部は、前記椀部から外方に突出しその突出する端が閉じられ、閉じられた部分に内外を貫通する散水孔が設けられた
    ことを特徴とするペット飲用容器。
  2. 市販飲料に使用される500mlPETボトルに取付可能なペット飲用容器であって、
    前記PETボトルの飲み口を螺合させて、または前記飲み口に螺合させた付属キャップを嵌入させて前記PETボトルと一体化させるための、内面が略円柱状である結合部と、
    内側に液状物を収容可能であって前記内側に前記結合部の一端を開口させる殻状の椀部と、
    前記結合部の軸心を含む仮想平面で2分された一方の側において前記結合部の軸心に直交する仮想平面上で前記椀部の一部に連続し前記結合部から遠く離れる方向に拡がって前記軸心側が凹状である拡張部と、を有し、
    前記結合部はその全体が前記椀部の内側に形成されており
    前記椀部の外面から外方に突出し外部と前記結合部の内側とを連通させる散水孔を備えた散水部を有する
    ことを特徴とするペット飲用容器。
  3. 前記散水部を覆い前記散水孔を塞ぐためのキャップ部材を備えた
    請求項1または請求項2に記載のペット飲用容器。
  4. 前記椀部の外観形状が略半球である
    請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のペット飲用容器。
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