JP5107772B2 - 検索システム、検索方法、および検索プログラム - Google Patents

検索システム、検索方法、および検索プログラム Download PDF

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Description

本発明は、検索支援を利用した検索技術に関する。 特に、他人がある検索結果を得られた際に使用した検索キーワードを開示することにより、その検索結果に類似した検索対象物の検索を支援する方法、システム、およびコンピュータ・プログラムに関する。
インターネットあるいはデータベースにおける検索エンジン等を利用した検索作業において、その検索エンジンに入力する適切な検索キーワードを思いつかないために、本当に必要とする検索対象物をうまく検索できない(即ち、検索がヒットしない)場合がある。即ち、類似した検索対象物ばかりがヒットし、本当にアクセスあるいは閲覧したい肝心のウェブ・サイトやそのURLリンクといった検索対象物がなかなかヒットしないという場合である。
一方で、第三者が、自分が用いた検索キーワードとは別の適切な検索キーワードを用いることにより、難なく該当する対象物を検索できてしまうことがある。
よって、検索を行う場合に、第三者の検索に関する何らかの情報を利用して自己の検索をより効率的に行えないものかという要求が存在する。
従来の検索システムまたは検索支援システムでは、「この商品を購入した人は、以下の商品も購入しています」といった、関連あるいは類似した検索対象物の表示がされるものがある。
しかし、これらのシステムは、ユーザがそれら関連あるいは類似した検索対象物にどのような検索キーワードを使用してたどり着いたかまでを示すものではなく、他のユーザーの検索作業そのものを支援するものではない。
また、インターネットの検索サイトでは、検索キーワードの同一性を判断する際、カタカナ語の揺れ(例えば、「ダイアモンド」と「ダイヤモンド」)や、送り仮名の揺れ(例えば、「引っ越」、「引越」、「引っ越し」、「引越し」)などに対応しているものもあるが、これらの揺れの範疇に属さないが実際上は少し類似しているような言葉(例えば、「スパゲッティ」と「パスタ」)に対してまでは、対応していない。
特開2004−46432号公報には、文書に付与する登録検索キーワード(索引語)を適切に設定することができる文書検索装置が記載されている。この装置は、単数あるいは複数の検索キーワードの登録要求を受付け、登録検索キーワードの重みランクの設定要求を受付け、文書に設定されている既存の登録検索キーワードを提示し、受付けられた検索キーワードが既存の登録検索キーワードに存在しない場合、その検索キーワードが追加される各手段を備えることを特徴とする。
しかしこの装置は、検索キーワードによる文書検索において、これまでに登録した検索キーワードのセットを更新することを目的とするものである。即ち、この装置の目的は、文書の内容を表現する登録キーワードの登録者による選択が、登録者の主観的な判断に依存するため、登録者が選択した既存の登録検索キーワードだけでは、検索結果が検索要求を十分に満たさなず、いわゆる検索漏れが生じてしまうことがあるので、これを解決するために登録検索キーワードを更新する、というものである。
従って、この装置による検索は、よい検索キーワードが思い浮かばないために効率よく検索を行えない検索者を支援するために、適切な検索キーワードをヒントとして与えるものではなく、かかる目的のためには用いることができない。
特開2004−46432号公報
そこで本発明は、かかる問題点を克服して、よい検索キーワードが思い浮かばないために、所望の検索対象物の検索を効率よく行えない検索者を支援するために、他人が別の検索において使用してその検索に成功した検索キーワードを利用できるようにする方法やシステムを実現することをその主たる目的とする。
この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。 また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、記憶装置を有する検索システムによってキーワード検索を行う方法であって、 (1)第1のユーザによる1つまたは複数の検索キーワードを使用した検索要求に応じて、第1のキーワード検索を行うステップと、(2)前記第1のキーワード検索により得られた検索結果について満足であることを示す提示が前記第1のユーザによりなされたことに応答して、前記1つまたは複数の検索キーワードの各々を、当該検索結果に関連付けて前記記憶装置に登録するステップと、(3)前記第1の検索の後に、第2のユーザによる検索要求に応じて、第2のキーワード検索を行うステップと、 (4)前記第2のキーワード検索により前記検索結果が得られた場合であって、前記検索結果に関連付けて前記記憶装置に既に登録された前記1つまたは複数の検索キーワードを参照したいとの要求が前記第2のユーザによりなされたことに応答して、前記1つまたは複数の検索キーワードの一部または全部を前記記憶装置から読み取って前記第2のユーザに提示するステップと、を有する方法を提供する。
また、本発明の第2の形態においては、記憶装置を有する検索システムによってキーワード検索を行う方法であって、 (1)第1のユーザによる1つまたは複数の検索キーワードを使用した検索要求に応じて、第1のキーワード検索を行うステップと、(2)前記第1のキーワード検索により得られた検索結果について満足であることを示す提示が前記第1のユーザによりなされたことに応答して、前記1つまたは複数の検索キーワードの各々を、当該検索結果に関連付けて前記記憶装置に登録するステップと、(3)前記第1の検索の後に、第2のユーザによる検索要求に応じて、第2のキーワード検索を行うステップと、 (4)前記第2のキーワード検索により前記検索結果が得られた場合であって、前記検索結果に関連付けて前記記憶装置に既に登録された前記1つまたは複数の検索キーワードを参照したいとの要求が前記第2のユーザによりなされたことに応答して、前記1つまたは複数の検索キーワードの一部または全部を前記記憶装置から読み取って前記第2のユーザに提示するステップであって、前記第2のユーザによる前記検索要求の際に使用された検索キーワードと同一の検索キーワードについては表示しないことを表示しないことを含む、ステップとを有する方法を提供する。
さらに、本発明の第3の形態においては、記憶装置を有する検索システムによってキーワード検索を行う方法であって、 (1)第1のユーザによる1つまたは複数の検索キーワードを使用した検索要求に応じて、第1のキーワード検索を行うステップと、(2)前記第1のキーワード検索により得られた検索結果について満足であることを示す提示が前記第1のユーザによりなされたことに応答して、前記1つまたは複数の検索キーワードの各々を、当該検索結果に関連付けて前記記憶装置に登録するステップと、(3)前記第1の検索の後に、第2のユーザによる検索要求に応じて、第2のキーワード検索を行うステップと、 (4)前記第2のキーワード検索により前記検索結果が得られた場合であって、前記検索結果に関連付けて前記記憶装置に既に登録された前記1つまたは複数の検索キーワードを参照したいとの要求が前記第2のユーザによりなされたことに応答して、前記1つまたは複数の検索キーワードの一部または全部を前記記憶装置から読み取って前記第2のユーザに提示するステップであって、前記第2のユーザによる前記検索要求の際に使用された検索キーワードと同一の検索キーワードについては表示しないことを表示しないことを含み、各検索キーワードに割り当てられた重み値の最も大きいものから所定の順位の重み値を有するものまでのみを表示することを含む、ステップとを有する方法を提供する。
本発明の形態においてはまた、当該方法を実施することができる検索システム、および当該方法をこの検索システムに実行させるためのコンピュータ・プログラムをも提供する。
なお、上記に示した発明の概要は、本発明として必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これら複数の発明の特徴の一部からなる組み合わせについてもまた、発明となり得るものである。
本発明によれば、ある検索対象を検索できた際に使用された検索キーワードをグループ化して登録するため、検索対象に特化した、辞書や表記辞典に記載されていない地名や同類語を登録し、後の検索に利用することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施形態」と言う)について詳細に説明する。 なお、実施形態の説明の全体を通じて同じ要素には同じ番号を付している。
図1は、本発明に係る検索支援方法を利用したキーワード検索を実施することができるネットワーク・ベースのコンピュータ・システム環境を表す。
検索システム 100は1台または複数台のサーバ・コンピュータ等で実現することができ、ネットワーク 102を介して各種クライアント・コンピュータ112、114、116と通信可能に接続される。
キーワード検索を実施しようとするユーザは、様々なタイプのクライアント・コンピュータ 112、114、116を用いて、ネットワーク 102を介して検索システム100にアクセスして検索を開始する。
ユーザが各クライアント・コンピュータから1つまたは複数の検索キーワードを入力すると、その検索キーワードは検索システム 100のキーワード検索手段122に送信され、キーワード検索手段 122は当該検索キーワードを用いてネットワーク 102の検索対象リソース 150の検索を行う。
しかし、本発明に係る検索支援を利用した検索においては、キーワード検索手段 122がただ単に検索を行うだけでなく、以下に述べるように、キーワード・データベース128への登録と、登録された内容に基づく検索支援とを備えることを特徴とする。
1.グループ検索キーワードの登録
先ず、あるユーザAが1つまたは複数の検索キーワードを伴って検索システム 100にアクセスして検索リクエストをし、検索システム 100のキーワード検索手段122によって、ある検索結果が得られる(矢印152)。 得られた検索結果は、ユーザAに表示するためにユーザAの使用するクライアント・コンピュータに送られる(矢印154)。
この場合、このユーザAは、得られた検索結果が満足できるものであった場合には、そのことを提示する何らかのアクションをすることができる。
例えば、当該検索システムが「お買い物サイト」の一部として機能している場合、検索結果のアイテムを実際に購入(購入ボタンをクリック)する場合がこれに該当する。または、検索結果のウェブ・サイトをお気に入り登録するためにウェブ・ブラウザの「お気に入り登録」ボタンをクリックする場合もこれに該当する。あるいはまた、検索結果のウェブ・サイトについて、「お友だちに送る」ボタンをクリックすることもこれに該当する。
このような、「得られた検索結果が満足できるものであった」旨を示す提示のことを、以後、「検索結果満足提示」と呼ぶことにする。
ユーザAのこの「検索結果満足提示」がキーワード登録手段 124に送られる(矢印156)と、その「検索結果満足提示」に応答して、キーワード登録手段124は、キーワード検索手段 122が取得した当該検索結果を示すID(例えば、検索結果のウェブ・サイトのURL等)と、この検索結果を得るために入力した1つまたは複数のキーワード、即ち当該IDと関連付けられるキーワードとの対を、キーワード検索手段122から受け取って(矢印158)、キーワード・データベース 128に登録する(矢印160)。 この検索結果を示すIDと関連付けて登録される1つまたは複数のキーワードを、以後「グループ検索キーワード」と呼ぶ。
このように、当該検索システムを利用して得られた検索結果が満足できるものである旨を、各ユーザが当該検索システムに提示する都度、当該検索において用いられた検索キーワードが、当該検索結果を示すIDに関連付けたグループ検索キーワードとして、キーワード・データベース128に登録(または追加登録)される。
ある検索結果が得られた検索において、その検索で用いられた検索キーワードの内のいくつかが、その検索結果を示すIDに関連付けられたグループ検索キーワードとして、キーワード・データベース128に既に記録されている場合は、それらのキーワードは改めて追加登録される必要はない。
逆に、これ以外の検索キーワードは、当該検索結果を示すIDに関連付けられたグループ検索キーワードとしては、未だキーワード・データベース128に記録されていないので、新たに当該IDに関連付けられるグループ検索キーワードの仲間として追加登録する。
2.登録されたグループ検索キーワードによる検索支援
次に、ユーザBが、1つまたは複数のキーワードを伴って検索システム 100に検索リクエストをして検索結果が得られたが、得られた検索結果がユーザBにとって満足できるものでなかったとする。即ち、この場合、ユーザBによって「検索結果満足提示」はされることがない。
このとき、得られた検索結果は、ユーザBが真に所望する検索結果といくつかの点で類似しているとユーザBは判断し、この検索結果を得るために過去にどのような検索キーワードが用いられたのかについてキーワード・データベース128に登録されたグループ検索キーワードを参照したいとの要求(以後、「拡張参照要求」と呼ぶ。)を行ったとする。
ユーザBによるこの「拡張参照要求」はグループ検索手段 126に送られ(矢印156)、その「拡張参照要求」に応答して、グループ検索手段126はキーワード・データベース 128にアクセスして、当該検索結果を示すIDとそれに関連付けられたグループ検索キーワードが登録されているかどうかを検索する(矢印164)。
当該検索結果とそれに関連付けられたグループ検索キーワードが登録されている場合には、グループ検索手段 126は、そのグループ検索キーワードを読み取って(矢印166)、ユーザBのクライアント・コンピュータに表示するために送信する(矢印168)。
3.表示されたグループ検索キーワードを用いての再度の検索と、検索結果の新規登録
ユーザBは、表示されたグループ検索キーワードを参考にして、その全てまたは一部を用いて、あるいはその全てまたは一部に自己の新たなキーワードを追加して、再度検索を行うことができる。
この再度の検索の結果、ユーザBにとって満足できる検索結果を得ることができたとする。 この場合、ユーザBが、この再度の検索について「検索結果満足提示」を行ったとすると、この提示に応答して、キーワード登録手段124は、当該検索結果を示すIDと、この検索結果が得られた際に入力したキーワードとの対を、当該検索結果を示すIDについてのグループ検索キーワードとしてキーワード・データベース128に登録する。
尚、ユーザAとユーザBは、必ずしも異なったユーザである必要はない。 例えば、同じユーザであっても、以前にユーザAとして所望の検索対象を見つけることができた時から時間が経過して忘却している、あるいは使用するクライアント・コンピュータの種類が異なっている等の理由で、必ずしも同じ検索キーワードを使用して前回と同じ検索対象を見つけることができるとは限らない。よって、ユーザAと同一のユーザが、ユーザBとして上記の登録されたグループ検索キーワードによる検索支援を受けることが必要な場合も存在する。
4.点数化による優先順位をつけたグループ検索キーワードの登録とその表示
検索結果を示すIDに関連付けたグループ検索キーワードを登録する際には、1つまたは複数のキーワードのそれぞれを、所定の基準で重み付けをして登録することで、グループ検索キーワードのそれぞれを点数化することができる。
例えば、ユーザAが、1つまたは複数のキーワードを用いて検索し、当該検索結果について、「検索結果満足提示」を行ったとすると、キーワード登録手段124は、その検索結果に関連付けて、その検索に使用された検索キーワードのそれぞれに1点を付加して登録する。
当該検索結果に関連付けて既に登録されている検索キーワードについては、その検索キーワードがその時点で有する点数に1点を加えた点数を再登録する。当該検索結果に関連付けて未だ登録されていないキーワードについては、その点数を1点として新規に登録する。
その後、ユーザBが、1つまたは複数の検索キーワードを用いて検索し、ユーザAと同じ検索結果を得て、当該検索結果について、「検索結果満足提示」を行った場合、キーワード登録手段124は、その検索結果に関連付けて、その検索に使用された検索キーワードのそれぞれに1点を付加して登録する。
以上は、グループ検索キーワードが登録される際の状況に関わらず、各検索キーワードに均一に同じ重み付けをする場合の例である。
これに対して、重み付けの別の実施態様として、「検索結果満足提示」を行う際の状況に応じて、登録されるキーワードに付す重みを変化させることもできる。即ち、その「検索結果満足提示」が表す検索結果の有効度に応じて所定の点数を定めておき、その点数をそれぞれのキーワードに付加して登録することにしてもよい。
図2は、キーワード・データベース 128に登録される、検索結果を示すIDと、当該IDに関連付けられるグループ検索キーワードとからなる登録フォーマットの一例を示したものである。
この図では、検索結果を示すIDとしては、検索結果のウェブ・サイトを示すURL(Uniform Resource Locator)としているが、これ以外にも、検索対象のファイル名、主要なタイトル、あるいはこれらの組み合わせ等とすることもできる。
次に、本発明の実施形態を、動作フローの観点から説明する。 図3および図4は、本発明の実施形態に係る検索システム 100の動作のフローを示す。図3は、本実施形態に係る検索システム 100において、グループ検索キーワードを登録する動作のフローを示す。
先ず、ステップS302において、任意のユーザからの検索リクエストがあるかどうかを待つ。 検索リクエストがあった場合、ステップS304で、当該検索リクエストと共に提示された1つまたは複数の検索キーワードを使用して検索を実行する。検索が完了したら、ステップS306において、当該ユーザによる次のアクションが、「検索結果満足提示」であったかどうかを判断する。
「検索結果満足提示」であった場合、ステップS308で、当該提示の種類を判断し、これら1つまたは複数のキーワードのそれぞれについての共通の値であって、当該種類に応じて定まる所定の重み値W=f{提示の種類} (fは関数)を算出する。
ステップS310で、当該検索結果を示すIDと、当該1つまたは複数の検索キーワードと、各検索キーワードに対応するそれぞれの指標値とを、キーワード・データベースに登録する。
ここで、当該指標値は、当該1つまたは複数の検索キーワードのそれぞれの検索キーワードが、当該検索結果に関連付けられたグループ検索キーワードとしてキーワード・データベースに既に登録されている場合は、当該各検索キーワードについて既に登録されている指標値に上記重み値Wを加えた値とし、キーワード・データベースに未だ登録されていない場合は、上記重み値Wとする。
以上で、この検索リクエストに関してのグループ検索キーワードの登録は完了する。 同一のまたは異なるユーザによって、更なる検索リクエストがある度に、ステップS304〜S310を繰り返すことによって、キーワード・データベースは随時更新されていくことになる。
図4は、本実施形態に係る検索システム 100において、登録されたグループ検索キーワードにアクセスしてこれをユーザに表示する動作のフローを示す。
1つまたは複数の検索キーワードを伴った、ユーザの検索リクエスト(図3のステップS302)があった場合に、検索を実行して検索結果を得(図3のステップS304)、当該ユーザによる次のアクションが「検索結果満足提示」であったかどうか判断する(図3のステップS306)までは、グループ検索キーワードを登録する動作と同様である。
図3のステップS306において、当該ユーザによる当該アクションが「検索結果満足提示」でなかった場合、図4のステップS402において、当該アクションは、「拡張参照要求」であったかどうかを判断する。
当該アクションが「拡張参照要求」であった場合は、ステップS404において、この「拡張参照要求」に応答して、グループ検索手段 126は、キーワード・データベース128にアクセスして、当該検索結果とそれに関連付けられたグループ検索キーワードとがキーワード・データベースに登録されているかどうか検索する。
当該検索結果とそれに関連付けられたグループ検索キーワードとがキーワード・データベースに登録されている場合には、グループ検索手段 126は、ステップS406において、登録されているそれらのグループ検索キーワードから、当該ユーザの検索(図3のステップS304)において当該ユーザが使用した検索キーワードを除いたもののうち、各グループ検索キーワードが有する重み値が高いものから順に、所定の順位分だけのグループ検索キーワードを選択して、それを当該ユーザのクライアント・コンピュータに表示するために送信する。
当該検索結果とそれに関連付けられたグループ検索キーワードが登録されていない場合には、ステップS408において、該当するグループ検索キーワードが存在しない旨を当該ユーザに表示するように、当該ユーザのクライアント・コンピュータに通知する。
以上で、「拡張参照要求」に応じた、当該検索結果に関連付けられたグループ検索キーワードの当該ユーザへの表示は完了する。 表示されたグループ検索キーワードのうち、どれを採用して再度検索を行う(図3のステップS302〜S304)かはユーザの裁量による。
以下に、本実施形態に基づいて、グループ検索キーワードによる検索支援を受けて実際に検索を行う場合について、具体的な例を用いて説明する。
ユーザ1、ユーザ2、ユーザXの3名の検索者が、それぞれお気に入りのイタリアン・レストランのウェブ・サイトを検索する場合を考える。
まず、ユーザ1が、「イタリアン」、「ファミリー」、「ピザ」、「スパゲッティ」、「駐車場」、「南青山」、「バイキング」という検索キーワードを用いて検索し、B店のウェブ・サイトがヒットしたとする。
この場合、ユーザ1が、B店がヒットした際、「検索結果満足提示」を行ったとすると、キーワード登録手段 124は、B店のサイトのURLに関連付けられたグループ検索キーワードとして、「イタリアン」、「ファミリー」、「ピザ」、「スパゲッティ」、「駐車場」、「南青山」、「バイキング」をキーワード・データベース128に登録する。
その後同様に、ユーザ2が、「イタリアン」、「パスタ」、「ビュッフェ」、「渋谷」という検索キーワードを用いて検索し、同じくB店のウェブ・サイトがヒットしたとする。
この場合、ユーザ2が、B店がヒットした際、「検索結果満足提示」を行ったとすると、キーワード登録手段 124は、B店のサイトに関連付けられたグループ検索キーワードとして、今度は「イタリアン」、「パスタ」、「ビュッフェ」、「渋谷」をさらにキーワード・データベース128に追加登録する。
但し、実際は「イタリアン」については、ユーザ1による検索の際に既にキーワード・データベース 128に登録されているので、それ以外の検索キーワードである「パスタ」、「ビュッフェ」、「渋谷」が追加登録される。
その結果、B店のウェブ・サイトのURLに関連付けられたグループ検索キーワードは、「イタリアン」、「ファミリー」、「ピザ」、「スパゲッティ」、「駐車場」、「南青山」、「バイキング」、「パスタ」、「ビュッフェ」、「渋谷」となる。
ユーザ1およびユーザ2による検索結果がキーワード・データベース 128に登録された後に、ユーザXが次に、同じくお気に入りのイタリアン・レストランのウェブ・サイトを求めて検索する。しかし、ユーザXが求めているのはB店ではなく、B店といくつかの点で類似する例えばA店であるとする。
ユーザXは、自分で思いついた「イタリアン」、「スパゲッティ」、「バイキング」、「渋谷」という検索キーワードを用いて検索したが、自分の所望するウェブ・サイト(A店等)はヒットせず、代わりにB店がヒットしたする。
B店は、自分が所望する検索対象といくつかの点で類似しているとユーザXは判断し、この検索結果(B店)を得るために過去にどのような検索キーワードが用いられたのかを参照するため、「拡張参照要求」を出す。
ユーザXによるこの「拡張参照要求」に応答して、グループ検索手段 164は、キーワード・データベース 128にアクセスして、B店のウェブ・サイトのURLに関連付けられたグループ検索キーワードがあるかどうかを検索する。
先ほどのユーザ1およびユーザ2による検索に係るキーワード・データベース 128への登録によって、B店のウェブ・サイトのURLに関連付けられたグループ検索キーワードとして、「イタリアン」、「ファミリー」、「ピザ」、「スパゲッティ」、「駐車場」、「南青山」「バイキング」、「パスタ」、「ビュッフェ」、「渋谷」が登録されているので、これらのグループ検索キーワードの全部または一部をユーザXの使用するクライアント・コンピュータに送信してユーザXに表示する。例えば、これらのグループ検索キーワードのうち、ユーザXが検索に使用した検索キーワードと重複する検索キーワード(即ち、「イタリアン」、「スパゲッティ」、「バイキング」、「渋谷」)は除いて送信、表示してもよい。
この場合の表示態様としては、例えば以下のようなものにすることができる。
---------------------------------------
過去にこれを検索した人は、次のような単語を使ってこれを検索しました:「パスタ」「銀座」「ビュッフェ」・・・
---------------------------------------
表示されたこれらのグループ検索キーワードを見たユーザXは、これらのうち、自分が所望するタイプの店を見つけるには、「パスタ」、「ビュッフェ」、「南青山」という単語が有効であると判断し、それらの検索キーワードを使用して再度検索し直し、その結果、所望の検索対象の1つであるA店を検索することに成功する。
ここで、「パスタ」も「ビュッフェ」も「南青山」も、ユーザXは独自では思いつかなかった検索キーワードである。 即ち、自分が所望する検索対象といくつかの点で類似していると判断したB店のサイトを検索するのに他人が使用したグループ検索キーワードを参照することで、自分では思いつかなかったような検索キーワードを利用して効率的に検索を行えたことになる。
上記のような場合、「渋谷」と「南青山」は同じ意味合いの言葉とみなせるが、一般の同義語辞書などには記載されていない。 また、「スパゲッティ」から「スパゲッティー」や「スパゲティ」は一般的にも類似語として検索可能だが、「パスタ」は、「スパゲッティ」等を含むイタリア料理の麺類の総称であり、「スパゲッティ」の上位概念に当たるため、類似語としては検索はできない。「バイキング」から「ビュッフェ」も同様に類似語としては検索はできない。
A店を検索できた後、ユーザXが、「検索結果満足提示」を行ったとすると、キーワード登録手段 124は、ユーザXがA店を検索するのに使用された「パスタ」、「ビュッフェ」、「南青山」の3つの検索キーワードを、今後はA店のグループ検索キーワードとしてキーワード・データベース128に登録する。
検索を実施したユーザ1、ユーザ2にしてみれば、自分が検索に使用した検索キーワードが、この手法により、知らず知らずのうちに他人であるユーザXの検索を支援していることになる。また、ユーザXも、A店のグループ検索キーワードを登録することで、別のユーザによる今後の検索を支援することが期待される。
単なるユーザーであるはずの検索者が、情報の発信者となり、その後のより効率的な検索を支援するという意味で、次世代WEBの検索支援手法としてWEB2.0に位置づけることができる。
次に、キーワード・データベースにグループ検索キーワードが登録される際に、各グループ検索キーワードに重み値が付されて登録され、当該重み値に基づく優先順位付けに従って検索支援が行われる場合について、具体的な例を用いて説明する。
実施例1と同じく、ユーザ1、ユーザ2、ユーザXの3名の検索者が、それぞれお気に入りのイタリアン・レストランのサイトを検索する場合を考える。
ユーザ1が、「イタリアン」、「ファミリー」、「ピザ」、「スパゲッティ」、「駐車場」、「南青山」、「バイキング」というキーワードを用いてB店を検索でき、「検索結果満足提示」を行った場合、B店のウェブ・サイトのURLに関連付けたグループ検索キーワードが未だ登録されていなかったとすると、当該URLに関連付けて、新規に、「イタリアン」「ファミリー」「ピザ」「スパゲッティ」「駐車場」「南青山」「バイキング」の各検索キーワードがそれぞれ重み値1点を割り振られてキーワード・データベースに登録される。
その後、ユーザ2が、「イタリアン」「パスタ」「ビュッフェ」「渋谷」というキーワードを用いて同じB店を検索でき、「検索結果満足提示」を行った場合、検索キーワード「イタリアン」は、B店のウェブ・サイトのURLに関連付けたグループ検索キーワードとして既に1点が割り当てられて、キーワード・データベースに登録されているので、さらに1点が付加されて2点として再登録(即ち、更新)される。「パスタ」「ビュッフェ」「渋谷」については、今までにB店のウェブ・サイトのURLに関連付けたグループ検索キーワードとして登録されていなかったので、今回それぞれ1点としてキーワード・データベースに新規に登録される。
以上は、グループ検索キーワードとして登録される際の状況に関わらず、各検索キーワードに均一に同じ重み値を付加していく場合の例であるが、これに対して、「検索結果満足提示」を行った場合に、その「検索結果満足提示」の種類を特定して、その満足度(即ち、検索結果の有効度)に応じて所定の重み値をそれぞれの検索キーワードに付加していく場合の具体例を以下に示す。
例えば、当該検索システムが「お買い物サイト」の一部として機能している場合、検索結果のアイテムを実際に購入(購入ボタンをクリック)した場合に、それを「検索結果満足提示」の一種とみなし、登録される各検索キーワードに重み値5点を付加する。または、検索システムを利用しての検索結果が得られた後、「お気に入りに登録」ボタンがクリックされたら、それを「検索結果満足提示」の一種とみなし、登録される各検索キーワードに重み値3点を付加する。同様に、検索結果が得られた後「地図を印刷」ボタンがクリックされたら、各検索キーワードに重み値2点を付加し、「お友だちに送る」ボタンがクリックされたら重み値1点を付加するといった具合に、検索結果に対する「検索結果満足提示」の一種とみなせるユーザのアクション(の種類)に応じて、適宜重み値を変えて付加することができる。
このように、複数のユーザによる検索によってグループ検索キーワードの登録(および更新登録)が繰り返された結果、B店のサイトに関連付けられた点数を有するグループ検索キーワードが以下のようになっているとする。
「イタリアン」.....10点
「渋谷」.....9点
「パスタ」.....8点
「スパゲッティ」.....7点
「ビュッフェ」.....7点
「バイキング」.....6点
「南青山」.....5点
「ピザ」.....5点
「ファミリー」.....4点
「駐車場」.....3点
尚、ユーザがクリックしたボタンや、クリックしたタイミングは、ユーザ・アクションとして、キーワード登録手段 124が検知することが可能である。
次に、ユーザXが、自分の所望する検索結果の代わりにB店がヒットしたとき、この検索結果(B店)に関連付けられたグループ検索キーワードを参照するため、「拡張参照要求」を出す場合、この要求に応答して、グループ検索手段126は、キーワード・データベース 128にアクセスして、B店のウェブ・サイトのURLに関連付けられたグループ検索キーワードをユーザXに表示する。
このとき、B店のウェブ・サイトのURLに関連付けられた全てのグループ検索キーワードを表示するのではなく、各キーワードが有する重み値の高いものから順位付けして、1位から所定の順位まで(例えば、1位から3位まで)の重み値を有するグループ検索キーワードだけを表示させることができる。また、実施例1と同様に、B店のウェブ・サイトのURLに関連付けられた全てのグループ検索キーワードのうち、ユーザXが先の検索をする際に使用した検索キーワードを除いたもの(即ち、重複しないもの)のなかで、1位から所定の順位までの重み値を有するグループ検索キーワードだけを表示させることもできる。
例えば今、ユーザXは、最初に「イタリアン」、「スパゲッティ」、「バイキング」、「渋谷」というキーワードを用いて検索を行い、B店という検索結果を得たとすると、B店のウェブ・サイトのURLに関連付けられたグループ検索キーワードのうちからこれら4つの検索キーワードを除いたうちで、有する重み値の最も高いものから3順位分表示させるものとすると、ユーザXに表示されるグループ検索キーワードは以下のようになる。
「パスタ」.....8点
「ビュッフェ」.....7点
「南青山」.....5点
「ピザ」.....5点
このように、グループ検索手段 126がユーザXに対して表示するグループ検索キーワードの数をフィルタリングすることにより、ユーザXが真に所望する検索対象を検索するために効果的であろうと思われるグループ検索キーワードだけを効率的にユーザXに表示させることができる。
図5は、本発明の実施形態に係る検索システム 100を構成するサーバ・コンピュータ 500の詳細なハードウェア構成の典型的な例を示した図である。
この構成では、サーバ・コンピュータ 500の全体の制御をつかさどるプロセッサ 502(中央処理装置、CPU、メイン・プロセッサ等と呼ぶこともある。)の直近にメモリ・コントローラ・ブリッジ504(メモリ・コントローラ、ホスト・コントローラ、メモリ・ブリッジ、第1のブリッジ、ノース・ブリッジ等と呼ぶこともある。)が接続される。
メモリ・コントローラ・ブリッジ 504にはメイン・メモリ 505(メモリ、主記憶等と呼ぶこともある。)およびグラフィックス・コントローラ506が直接接続され、プロセッサ 502から主に高い転送レートでメイン・メモリ 505やグラフィックス・コントローラ 506をアクセスすることができる。
グラフィック・コントローラ 506は、プロセッサ 502等がメイン・メモリ 505内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置508(ディスプレイ、ディスプレイ装置、モニタ装置等と呼ぶこともある。)上に表示させる。 これに代えて、グラフィック・コントローラ 506は、プロセッサ 502等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファ・メモリ510を、独自に備えることもできる。
メモリ・コントローラ・ブリッジ 504からはまた、PCIローカル・バス 516などのバスを介して、I/Oコントローラ・ブリッジ 518(I/Oコントローラ、I/Oブリッジ、第2のブリッジ、サウス・ブリッジ等と呼ぶこともある。)が接続される。
I/Oコントローラ・ブリッジ 518には、ストレージ・コントローラ 520(IDEコントローラ、SCSIコントローラ、等)を介してハードディスク・ドライブ522(HDD、ハードディスク、ハードディスク・ストレージ、固定記憶装置等と呼ぶこともある。)等の大容量記憶装置が接続される。
I/Oコントローラ・ブリッジ 518にはまた、DVDドライブ 524、CDROMドライブ 526、MOドライブ 528、フレキシブル・ディスク・ドライブ等の外部記憶媒体用装置が接続される。
大容量記憶装置または外部記憶媒体用装置には、本発明を実施させるのに必要なオペレーティング・システム 530、およびオペレーティング・システム530と協働してプロセッサ 502等に命令を与えて本発明を実施させるためのアプリケーション・ソフトウェア 532等のコンピュータ・プログラムを記憶する事ができる。これらコンピュータ・プログラムはメイン・メモリ 505にロードされ、プロセッサ 502は、メイン・メモリ 505に格納されたコンピュータ・プログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。
コンピュータ・プログラムは圧縮し、また複数に分割して複数の媒体に記録することもできる。
ハードディスク・ドライブ 522には、本発明に係る検索システムを構成するキーワード・データベース 534等のデータを含めることができる。
サーバ・コンピュータ 500等にインストールされ、サーバ・コンピュータ 500を検索システム 100として機能させるコンピュータ・プログラムは、キーワード検索手段122として機能するキーワード検索モジュールと、キーワード登録手段 124として機能するキーワード登録モジュールと、グループ検索手段 126として機能するグループ検索モジュールとを備える。
これらのプログラム又はモジュールは、プロセッサ 502等に働きかけて、サーバ・コンピュータ 500を、キーワード検索手段 122と、キーワード登録手段124と、グループ検索手段 126としてそれぞれ機能させる。
即ち、本発明に係る検索システムを構成するキーワード検索手段 122、キーワード登録手段 124、グループ検索手段 126の各々は、それぞれに対応したコンピュータ・プログラムの各モジュールを実行するプロセッサ502であるとして捉えることができる。
このことから、本発明はまた、検索システムを構成するキーワード検索手段 122、キーワード登録手段 124、グループ検索手段 126のそれぞれによる処理手順をサーバ・コンピュータ500、実際にはプロセッサ 502、に実行させるためのコンピュータ・プログラムとして捉えることも可能である。
I/Oコントローラ・ブリッジ 518にはまた、キーボード/マウス・コントローラ 534が接続され、キーボード 536やマウス 538のような入力デバイスからの入力を受けつける。
I/Oコントローラ・ブリッジ 518にはこの他に、各種の外部バス・インターフェース 540、542、544が接続される。
外部バス・インターフェース 544は、USB等のシリアル・ポートまたはパラレル・ポートであり、外部バス・インターフェース 544を介して各種周辺装置を接続することができる。
外部バス・インターフェース 540には、別のサーバ・コンピュータ 550が通信可能に接続され、サーバ・コンピュータ 550を構成するハードディスク・ドライブ552に上記コンピュータ・プログラムの全部もしくは一部、または上記キーワード・データベース 534等のデータの全部もしくは一部を保管させることも可能である。
さらに、外部バス・インターフェース 542を介して図1のネットワーク 102に接続することができ、これによって図1に示した各種クライアント・コンピュータ112、114、116との間の通信が可能となる。
即ち、各種クライアント・コンピュータ 112、114、116からの1つまたは複数の検索キーワードを伴った検索リクエストは、外部バス・インターフェース542を介してサーバ・コンピュータ 500内に構成されるキーワード検索手段 122に送られる。
また、キーワード検索手段 122やグループ検索手段 126が検索対象リソースに対して行う検索も、この外部バス・インターフェース 542を介してサーバ・コンピュータ500からネットワーク 102に対して行われる。
サーバ・コンピュータ 500の大容量記憶装置に記憶され、その全体的な動作を司るオペレーティング・システム 530としては、マイクロソフト・コーポレーションが提供するWindows(R)オペレーティング・システム、アップル・コンピュータ・インコーポレイテッドが提供するMacOS(R)、X Window Systemを備えるUNIX(R)系システムといった、GUI(Graphical User Interface)をサポートするオペレーティング・システムを採用することができる。
UNIX(R)系システムには、例えば、インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションが提供するAIX(R)あるいはLinux(R)等がある。
以上の説明により、本発明の実施に係る検索システム 100に好適なサーバ・コンピュータ 500は、通常のパーソナル・コンピュータ、ワークステーション、メインフレーム等の情報処理装置、または、これらの組み合わせによって実現されることが容易に理解されるであろう。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、図5に示したサーバ・コンピュータ 500の各構成要素は例示であり、そのすべての構成要素が本発明の必須構成要素となるわけではない。
また、上記では、検索システム 100が1台のサーバ・コンピュータ 500によって実現される場合を説明したが、勿論のこと、検索システムを構成するキーワード検索手段122等やキーワード・データベース 128をそれぞれ別個のサーバ・コンピュータで構成するなど、検索システム 100を複数台のサーバ・コンピュータで実現させることも可能であることは言うまでも無い。
これらの変更は、当業者によって容易に想定され得ることは勿論であり、当然に本発明の思想に包含される概念である。
本発明に係る検索支援方法を利用したキーワード検索を実施することができるネットワーク・ベースのコンピュータ・システム環境を表す。 本発明に係るキーワード・データベースに登録される、検索結果を示すIDと、当該IDに関連付けられるグループ検索キーワードとからなる登録フォーマットの一例を示す。 本発明の実施形態に係る検索システムにおいて、グループ検索キーワードを登録する動作のフローを示す。 本発明の実施形態に係る検索システムにおいて、登録されたグループ検索キーワードにアクセスしてこれをユーザに表示する動作のフローを示す。 本発明の実施形態に係る検索システムを構成するサーバ・コンピュータの詳細なハードウェア構成の典型的な例を示す。

Claims (8)

  1. 記憶装置を有する検索システムによってキーワード検索を行う方法であって、
    第1のユーザによる1つまたは複数の検索キーワードを使用した検索要求に応じて、第1のキーワード検索を行うステップと、
    前記第1のキーワード検索により得られた検索結果について満足であることを示す提示が前記第1のユーザによりなされたことに応答して、前記1つまたは複数の検索キーワードの各々を、当該検索結果に関連付けて前記記憶装置に登録するステップと、
    前記第1の検索の後に、第2のユーザによる検索要求に応じて、第2のキーワード検索を行うステップと、
    前記第2のキーワード検索により前記検索結果が得られた場合であって、前記検索結果に関連付けて前記記憶装置に既に登録された前記1つまたは複数の検索キーワードを参照したいとの要求が前記第2のユーザによりなされたことに応答して、前記1つまたは複数の検索キーワードの一部または全部を前記記憶装置から読み取って前記第2のユーザに提示するステップと、
    を有し、さらに、
    前記検索結果に関連付けて前記記憶装置に既に登録された前記1つまたは複数の検索キーワードの各々は、重み値を割り当てられて登録されるステップであって、
    検索結果について満足であることを示す前記提示の種類に応じて所定の重み値を定め、
    前記検索結果に関連付けて既に登録されている検索キーワードについては、当該検索キーワードに既に割り当てられた重み値に、当該所定の重み値を加算して新たな重み値として登録し、
    前記検索結果に関連付けて登録されていない検索キーワードについては、当該検索キーワードに当該所定の重み値を割り当てて登録する、
    ステップ
    を有する方法。
  2. 前記1つまたは複数の検索キーワードの一部または全部を前記第2のユーザに提示するステップは、前記第2のユーザによる前記検索要求の際に使用された検索キーワードと同一の検索キーワードについては表示しないことを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1つまたは複数の検索キーワードの一部または全部を前記第2のユーザに提示するステップは、前記検索結果に関連付けて既に登録された前記1つまたは複数の検索キーワードの各々に割り当てられた重み値の最も大きいものから所定の順位の重み値を有するものまでのみを表示することを含む、請求項に記載の方法。
  4. 前記第1のキーワード検索により得られた検索結果について満足であることを示す前記提示は、
    当該検索結果に係るウェブ・サイトに含まれる「購入」ボタンがクリックされたこと、
    当該検索対象に係るウェブ・サイトがウェブ・ブラウザのお気に入り登録に追加されたこと、
    当該検索対象に係るウェブ・サイトに含まれる「地図を印刷」ボタンがクリックされたこと、
    当該検索対象に係るウェブ・サイトに含まれる「お友達に送る」ボタンがクリックされたこと、
    の何れかである場合を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記1つまたは複数の検索キーワードの各々を、当該検索結果に関連付けて前記記憶装置に登録するステップは、前記検索結果を示すIDと、前記1つまたは複数の検索キーワードとを一対として記憶することを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記検索結果を示す前記IDは、前記検索結果に係るウェブ・サイトのURLであることを含む、請求項に記載の方法。
  7. 記憶装置を有する検索システムであって、
    ユーザによる検索キーワードを使用した検索要求に応じて検索を行う、キーワード検索手段と、
    前記キーワード検索手段により得られた検索結果について満足であることを示す提示が、検索を要求したユーザによりなされたことに応答して、当該検索に使用された1つまたは複数の検索キーワードの各々を、当該検索結果に関連付けて登録する、キーワード登録手段と、
    前記記憶装置に含まれ、前記キーワード登録手段により、前記1つまたは複数の検索キーワードの各々がそこに登録される、キーワード・データベースと、
    前記キーワード検索手段により得られた検索結果について、当該検索結果に関連付けて既に登録された1つまたは複数の検索キーワードを参照したいとの要求が、検索を要求したユーザによりなされたことに応答して、当該既に登録された1つまたは複数の検索キーワードを前記キーワード・データベースから読み取って当該ユーザに提示する、グループ検索手段と
    を備え、さらに、
    前記検索結果に関連付けて前記記憶装置に既に登録された前記1つまたは複数の検索キーワードの各々は、重み値を割り当てられて登録される手段であって、
    検索結果について満足であることを示す前記提示の種類に応じて所定の重み値を定め、
    前記検索結果に関連付けて既に登録されている検索キーワードについては、当該検索キーワードに既に割り当てられた重み値に、当該所定の重み値を加算して新たな重み値として登録し、
    前記検索結果に関連付けて登録されていない検索キーワードについては、当該検索キーワードに当該所定の重み値を割り当てて登録する、
    手段
    を備える検索システム。
  8. 請求項1〜6の何れか1項に記載の各ステップをコンピュータに実行させる、コンピュータ・プログラム。
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