JP5107095B2 - ケーブルアダプタ - Google Patents

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Description

本発明は、シースヒータのシースの端部から導出したヒータ線と棒状の導体からなる端子とを接続し、この接続部分を絶縁材を介して金属製の外装パイプで覆い、この端子に電源接続用のリード線を接続するヒータアダプタに関する。
従来のヒータの両端子一体アダプタは、ヒータ線を絶縁状態でシースにより覆ったシースヒータと、このシースヒータの端部から導出したヒータ線と接続された棒状の導体からなる端子と、この端子とヒータ線との接続部分の外側を覆う金属製のアダプタと、このアダプタと前記端子及びヒータ線の間に挿入された絶縁材と、前記端子の外側に嵌め込まれて、アダプタの端子が挿入された端部側に前記絶縁材をアダプタの内部に封止するように嵌合されたシール部材と、アダプタのシースヒータが挿入された端部側に前記絶縁材をアダプタの内部に封止するように嵌合された封止ブロックとを有する。
このような従来のヒータアダプタ部では、シール部材としてエポキシ樹脂が用いられ、アダプタの内部にMgO等の絶縁材を充填した後、そのアダプタの端部にエポキシ樹脂を詰め込み、これを120℃で4時間かけて硬化させてスリーブの端部をシールしていた。
また、ヒータ線と端子との接合は、端子の端面に穿った穴にシースの端部から引き出したヒータ線を嵌め込み、一方向において両側からカシメた後、溶接していた。さらに、アダプタの内部には、絶縁材としてMgOの円筒形のブロックやマグネシア(MgO)の粉末を充填していた。
前述のように、従来のヒータアダプタでは、シール部材としてエポキシ樹脂が使用されており、温度管理と硬化までの時間管理をしてもシール部材の表面積により、スリーブ内に湿気が浸入し、絶縁性の低下等により信頼性が低下やすいという課題があった。
特開2003−142234号公報 特開2003−142235号公報
本発明は、このような従来のヒータアダプタにおける課題に鑑み、アダプタ内部への湿気の侵入等が起こりにくく、絶縁性等の点で長期にわたって高い信頼性を維持することが出来るヒータアダプタを提供することを目的とする。
本発明では、前記の目的を達成するため、ヒータ線1、1と端子4、4とを接続したものをそれぞれアダプタ11、11に収納して個々にアダプタ部2、2を構成し、このアダプタ部2、2をスリーブ3に収納し、そのスリーブ3の引出口14、14に嵌め込み、アダプタ部2、2のアダプタ11、11をスリーブ3の引出口14、14に溶接した後シール材13でシールした。
ヒータアダプタは、ヒータ線1、1に金属棒状の端子4、4を接続し、これらヒータ線1、1と端子4、4との接続部をアダプタ11、11の中に収納すると共にアダプタ11、11の中に充填した無機絶縁材12、12によりヒータ線1、1と端子4、4とをアダプタ11、11に対して絶縁している。
本発明によるヒータアダプタでは、ヒータ線1、1とそれに接続した端子4、4を金属細管状のアダプタ11、11にそれぞれ収納し、そのケース11、11の中に充填した無機絶縁材12,12によりヒータ線1、1と端子4、4とをアダプタ11、11に対して絶縁して個々のアダプタ2、2を構成し、このアダプタ2、2をスリーブ3に挿入すると共に、アダプタ部2、2の端部をスリーブ3の引出口14、14に嵌め込み、アダプタ2、2のケース11、11をスリーブ3の引出口14、14に溶接した後シール材13でシールしている。
このような本発明によるヒータアダプタでは、ヒータ線1、1とそれに接続した端子4、4とを金属細管状のアダプタ11、11に収納して絶縁したアダプタ部2、2の端部をスリーブ3に挿入し、このスリーブ3の引出口14、14に溶接した後シール材13でシールしているため、シール部材の表面積が少なく湿気の浸入を少なくすることが出来る。
また、従来のヒータアダプタ部では、ヒータの両端子一体の構造に比べ、
エポキシ樹脂の面積が、1/3倍以下になり、スリーブ内に湿気が浸入し難く、絶縁性の低下の少ない信頼性の高いヒータアダプタを提供することが可能となる。
しかし、スリーブ内に湿気侵入がしづらくなるが絶対ではないので、200℃以上に加熱して、加熱後最低限70℃まで下げてから、シール材13にてシールする。70℃以下にすると湿気が入ってしまうので、70℃以下に下げない。
以上説明した通り、本発明によるヒータアダプタ部2では、アダプタ11内への湿気の浸入が低減され、湿気による絶縁性の低下等が起こり難く、高い信頼性が得られる。また、シール工程も容易となり、品質管理や工程管理がより容易なヒータアダプタが得られる。
本発明では、ヒータ線1、1と端子4、4とを接続したものをそれぞれアダプタ11、11に収納して個々にアダプタ部2、2を構成し、このアダプタ部2、2をスリーブ3に収納し、このスリーブ3の引出口14、14にアダプタ部2、2を嵌め込み、アダプタ部2、2のアダプタ11、11をスリーブ3の引出口14、14に溶接した後シール材13でシールすることにより、前記の目的を達成した。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、実施例をあげて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるヒータアダプタを示すものである。その製造工程を図2以下を参照して説明する。
図2に示すように、シーズヒータであるヒータ線1からヒータの芯線を剥き出し、これに棒状の端子4を接続する。このヒータ線1と端子4との接続部分を筒状のアダプタ11の中に収納し、このアダプタ11の一端を絞り加工等の手段でヒータ線1のシースにカシメ、この部分を溶接する等してシールする。さらに、このケース11の中にマグネシア粉末等の無機絶縁材を充填する。これをスエージングにより長手方向に延伸することにより、ケース11の中に充填した絶縁材の充填密度を高めると共に、細径化する。こうしてヒータ線1の端部にそれぞれアダプタ部2を構成する。
図3に示すように、ヒータ線1、1の両端部にこのようなアダプタ部2、2を構成した後、スリーブ3の中にアダプタ部2、2を挿入し、スリーブ3の引出口14、14にアダプタ2、2を嵌め込み、そのケース11、11をスリーブ3の引出口14、14に溶接した後シール材13でシールする。アダプタ11、11から導出した端子4、4の端部にリード線6、6と接続するための圧着端子等の継手5、5を設ける。
図4に示すように、その端子4、4の継手5、5にリード線6、6を接続し、このリード線6、6を介してヒータ線1、1に電力を供給する。スリーブ3の外周にOリング等のガスケット8を設け、真空チャンバ等に対する気密性を保持する。
本発明は、ヒータアダプタの気密性、水密性を高めることが出来るので、特に真空中で使用するヒータについて外部から電力を供給するためのリード線を接続する構造に適用することが出来る。これにより、真空中で基板を加熱するためのヒータに適用出来る等、真空中での物の加熱に適用することが出来る。
本発明の一実施形態であるヒータアダプタを示す断面図である。 本発明の一実施形態であるヒータアダプタのヒータ線の端末アダプタの構造を示す断面図である。 本発明の一実施形態であるヒータアダプタをのヒータ端末とスリーブとの組み立てをする過程を示す断面図である。 本発明の一実施形態であるヒータアダプタをのヒータ端末とスリーブとの組み立てをした状態を示す断面図である。
符号の説明
1 ヒータ線
2 アダプタ部
3 スリーブ
4 端子
5 継手
6 リード線
8 ガスケット
11 アダプタ
12 無機絶縁材
13 シール材
14 スリーブの引出口

Claims (2)

  1. 発熱線を収納したシースヒータのシースの両端部から導出したヒータ線(1)、(1)に金属棒状の端子(4)、(4)を接続し、これらヒータ線(1)、(1)と端子(4)、(4)との接続部をアダプタ(11)の中に収納するヒータアダプタにおいて、ヒータ線(1)、(1)とそれに接続した端子(4)、(4)を金属細管状のアダプタ(11)、(11)にそれぞれ収納し、そのアダプタ(11)、(11)の中に充填した無機絶縁材(12)、(12)によりヒータ線(1)、(1)と端子(4)、(4)とをアダプタ(11)、(11)に対して絶縁して個々のアダプタ部(2)、(2)を構成し、このアダプタ部(2)、(2)をスリーブ(3)に挿入すると共に、アダプタ(2)、(2)の端部をスリーブ(3)の引出口(14)、(14)に嵌め込み、アダプタ部(2)、(2)のアダプタ(11)、(11)をスリーブ(3)の引出口(14)、(14)に溶接して、シール材13でシールし、前記端子(4)、(4)に電源接続用のリード線(6)、(6)を接続したことを特徴とするケーブルアダプタ。
  2. アダプタ(11)、(11)をスリーブ(3)の引出口(14)、(14)に溶接後、アダプター(11)、(11)とスリーブ(3)を200℃以上に加熱し、その後最低限度70℃まで下げ、シール材13でシールする事を特徴とするケーブルアダプタ。
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