JP5105084B2 - 携帯機器 - Google Patents

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本発明は、二つの筐体を重ねた状態から他の形態へと変化可能な携帯機器に関する。
特許文献1には、二つの筐体を互いの端部でヒンジによって結合し、折り畳まれた状態から相対的に回転させて縦方向に開放させることができる携帯電話機が開示されている。
特開2000−101697号公報
ところで、最近では携帯電話機が薄型化されてきているため、カバンなどに入れていると、着信があった場合などに携帯電話機を直ぐに探すことができず、なかなか取り出せないことがあった。また、薄型化されていることで、筐体と筐体の間に指を滑り込ませにくく、咄嗟に開くことができないことがあった。
そこで、図9に示すように、片方の筐体だけをポケットに入れておくことで、取り出し易く、且つ開き易くした持ち運び方が見られるようになったが、これでは安定感がなく、振動などによりポケットからずれ落ちてしまうことがあった。すなわち、携帯電話機を取り出し易く、かつ開き易くしようとすれば、ずれ落ちの問題が生じ、ずれ落ちの問題をなくすには携帯電話機をポケットの奥深くやカバンの中にしまわねばならず、これらの問題を同時に解消することは困難であった。
本発明の課題は、第1の筐体または第2の筐体の一方を、閉状態とは異なる位置であり、且つ開状態への移動方向とは異なる方向に移動できるようにすることにより、携帯機器の取り扱いを容易にすることである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、第1の筐体と第2の筐体とを結合部材を介して結合し、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを重ねた閉状態から相対的に移動させて重なりを開放した開状態へと変化可能な携帯機器であって、前記第1の筐体または前記第2の筐体の一方を、前記第1の筐体と前記第2の筐体とが、前記閉状態とは異なる位置であり、且つ前記開状態への移動方向とは異なる方向に移動可能に支持する支持部を、前記結合部材に備え、前記第1の筐体と前記第2の筐体とが相対的に、前記開状態への移動方向とは異なる方向として、前記閉状態において前記第1の筐体と前記第2の筐体とが互いに対向する面と直行する方向へと移動することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の携帯機器であって、前記結合部材は、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを相対的に回転可能に結合するヒンジ部であることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の携帯機器であって、前記支持部に、前記閉状態において前記第1の筐体と前記第2の筐体とが互いに対向する面と直交する方向に長く延び、前記ヒンジ部のヒンジ軸を摺動可能に係合する孔が形成されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の携帯機器であって、前記結合部材は、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを相対的にスライド可能に結合するスライド機構であることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の携帯機器であって、前記支持部に、前記閉状態において前記第1の筐体と前記第2の筐体とが互いに対向する面と直交する方向に、前記結合部材の一部を摺動可能に係合するガイドが形成されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1からのいずれか一項に記載の携帯機器であって、前記結合部材に、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを互いに引き付ける方向に付勢する付勢部材を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の携帯機器であって、前記結合部材に、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを互いに引き付ける方向に付勢する付勢部材を備え、前記付勢部材は、前記孔の内壁と前記ヒンジ軸との間に取り付けられるコイルバネであることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の携帯機器であって、前記結合部材に、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを互いに引き付ける方向に付勢する付勢部材を備え、前記付勢部材は、前記支持部と前記ガイドに係合される前記結合部材の一部とに掛けられるねじりバネであることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1からのいずれか一項に記載の携帯機器であって、前記閉状態と、前記開状態への移動方向とは異なる方向に移動した状態とを切り換える操作部材を備えることを特徴とする。
本発明によれば、第1の筐体または第2の筐体の一方を、閉状態とは異なる位置であり、且つ開状態への移動方向とは異なる方向に移動することができるため、携帯電話機の取り扱いが容易となる。
以下、図を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明を適用した携帯機器の一実施形態の構成として、折り畳み式の携帯電話機を示したもので、1は表示部筐体、2は操作部筐体、3はヒンジ部である。第1の筐体である表示部筐体1は図示しない表示部を裏面に備え、第2の筐体である操作部筐体2は操作キーなどの操作部21を表示部筐体1と対向する面に備えている。表示部筐体1と操作部筐体2はそれぞれの端部で結合部材であるヒンジ部3を介して結合され、表示部筐体1を操作部筐体2に対し回転させることで、表示部筐体1と操作部筐体2が重なった状態(閉状態)から、長手方向へ開放された状態(開状態)とすることが可能になっている。
図2は、ヒンジ部3を分解して示したもので、31はヒンジ軸である。ヒンジ軸31は、側周面に窪みが形成された円筒形の回転部31aと、側部に平行する二平面(片面は図示せず)を有する摺動部31b、円盤と図示しない軸棒からなる軸部31cとで構成される。軸部31cの軸棒は回転部31aと摺動部31bの内部を貫通して回転部31aと摺動部31bを結合しており、回転部31aは軸部31cの軸棒を回転軸として摺動部31bに対し回転可能となっている。また、表示部筐体1の端部には円筒部32が形成され、円筒部32の両端には円形の孔32aが空けられ、孔32aの内壁には突起が形成されている。
図3は、操作部筐体2の端部を示したものである。操作部筐体2の操作部21を備えた面の端部の左右の角には、支持部である一対の突起部33が形成されている。二つの突起部33にはそれぞれ上下方向に細長く延びた孔33aが向かい合うようにして形成されている。孔33aの左右の壁面は平面状で平行に延びており、その間隔は前述したヒンジ軸31の摺動部31bの二平面の間隔とほぼ等しく、縦の長さは摺動部31bの縦幅よりも長い。
図4に示すように、ヒンジ軸31の回転部31aは円筒部32に形成された孔32aに、摺動部31bは突起部33に形成された孔33aにそれぞれ嵌め込まれる。このとき前述した孔32a内壁の突起と回転部31a側周面の窪みが嵌合する。このようにして、表示部筐体1と操作部筐体2がヒンジ軸31を介して相対的に回転可能に結合される。
図5は、孔33aにヒンジ31が嵌め込まれた状態を示したものである。便宜上、表示部筐体1は図示していない。ヒンジ軸31の摺動部31bが孔33aに嵌め込まれると、摺動部31bの側部の二平面が孔33aの左右の側壁とぴったり接して、ヒンジ軸31が孔33aに挟まれた形となる。このとき、回転部31aが突起部33の外に出た状態となる。前述したように、孔33aの上下方向の長さは、摺動部31bの縦幅よりも長いため、ヒンジ軸31を孔33aの内部で上下に摺動させることが可能である。
前述したとおり、回転部31aは軸部31cにより摺動部31bに対し回転可能となっているため、摺動部31bは孔33aの内部で上下動以外の動作が規制されているが、回転部31aは表示部筐体1の動きと一体となって回転することができる。このようなヒンジ軸31を用いることにより、通常の回転動作と上下方向の摺動動作を一つの部材で行うことが可能である。
図6は、操作部筐体2及び突起部33、ヒンジ軸31を、図5に示すA−Aで切断した断面を示したもので、31cは軸部、34はコイルバネである。前述したとおり、軸部31cは回転部31a及び摺動部31bの内部を貫通することで両者を結合しており、軸部31cを回転軸とすることで回転部31aを摺動部31bに対し回転自在としている。孔33aの内壁上面と摺動部31bの上部との間に付勢部材であるコイルバネ34が備え付けられている。実際には回転部31aに表示部筐体1が嵌め込まれ、穴33aは塞がれているので、コイルバネ34の取り付けは、突起部33の側面から孔を開けて行い、取り付け後、その孔は蓋33bで塞いでいる。
ヒンジ軸31はコイルバネ34の弾性力により常に下方向に付勢された状態となっており、通常は図6(a)に示す通り、孔33aの内壁下面に接している。ヒンジ軸31に上向きの力が加えられると、コイルバネ34が縮められ、図6(b)に示すように、ヒンジ軸31が上へと上昇する。このとき、回転部31aが嵌め込まれている図示しない表示部筐体1もヒンジ軸31の動きに合わせて上昇することになる。力がかからなくなれば、ヒンジ軸31の位置は図6(a)に示す位置に戻り、表示部筐体1も下がることになる。
以上説明してきたような構成を具備することにより、本発明に係る折り畳み式の携帯電話機は、何もしない状態では図7(a)に示すように表示部筐体1と操作部筐体2が接触した状態となり、表示部筐体1と操作部筐体2を引き離すように力を加えると図7(b)に示すように、表示部筐体1と操作部筐体2が平行に離間する。すなわち、表示部筐体1は操作部筐体2に対し、長手方向への回転と、操作部筐体2の表示部筐体1と対向する面と直行する方向への離間と、異なる2方向への移動が可能である。
こうして、図8に示すように、折り畳み式の携帯電話機を使おうとする際に、ヒンジ部3の近くであっても表示部筐体1と操作部筐体2の間に指を滑り込ませやすくなり、筐体が薄型化されていても携帯電話機を容易に開放することが可能となる。
更に、図9に示すように、ポケットPに片方の筐体のみを入れて持ち運ぶ場合に、携帯電話機がポケットPの布地の厚さに合わせて平行に離間して、表示部筐体1と操作部筐体2が布地をしっかりと挟み込むので、携帯電話機が安定して持ち運ぶときの振動でずれ落ちる心配が無い。しかも、図示しないコイルバネによって表示部筐体1と操作部筐体2とが引き付けられるように付勢されているのでポケットPの布地をより強く挟み込むことができ、ずれ落ち防止を確実なものにできる。
また、この仕組みはポケットの布地よりも厚めのものに挟み込む際により効果的である。従って、カバンの口元などにもしっかりと携帯電話機を挟み込むことが可能となり、カバンの奥まったところに携帯電話機が入り込んでしまい、着信があった場合などに直ぐに探し出すことができず、取り出しや着信確認に手間取るといった問題も解決される。以上のようにして携帯電話機の利便性を向上させることができる。
(実施形態2)
図10は、本発明を適用した携帯機器のもう一つの実施形態の構成として、スライド式の携帯電話機を示したもので、1は表示部筐体、2は操作部筐体である。表示部11を備えた表示部筐体1と、操作キーなどの操作部21を備えた操作部筐体2は、図示しないスライド機構で結合され、表示部筐体1を操作部筐体2に対し長手方向にスライドさせることで、表示部筐体1と操作部筐体2がぴったり重なった状態(閉状態)から、長手方向へずれた状態(開状態)とすることが可能になっている。
図11は、本発明に係る携帯電話機に使用されるスライド機構4を示したものであり、破線は表示部筐体1及び操作部筐体2を示している。結合部材であるスライド機構4は、接離ガイド41、スライドガイド42、ねじりバネ43、レール44から概略構成されている。支持部である接離ガイド41は矩形の底面部と、底面部の左右両端から垂直に上方向へと伸びる側面部からなり、長手方向から見た断面はコ字状をしている。両側面部には、ガイドとなる上下方向に細長い孔41aがそれぞれ2箇所ずつ形成されている。
接離ガイド41の内側には、接離ガイド41とほぼ同様の形状をし、接離ガイド41よりもやや小さいスライドガイド42が取り付けられている。スライドガイド42の両側面部には、外側に向かって二箇所ずつ、突起42aが形成されており、前述した孔41aにそれぞれ通されている。孔41aを通り抜けた突起42aの先端には付勢部材であるねじりバネ43がかけられ、スライドガイド42を下方向に向かって付勢している。
スライドガイド42の両側面部の内側には、樹脂製のガイド溝42bがそれぞれ取り付けられている。ガイド溝42bがスライドガイド42の両側面部に取り付けられると、溝が水平に向かい合う状態となる。両ガイド溝42bには板状のレール44が通されて、レール44は両ガイド溝42bに跨る形となる。レール44はスライドガイド42に対し水平方向に摺動させることができるようになっている。
接離ガイド41の下面を、操作部筐体2の操作部21を有する面に固定し、レール44の上面を表示部筐体1の裏面に固定することで表示部筐体1と操作部筐体2がスライド機構4を介して相対的にスライド可能に結合される。表示部筐体1の裏面は大きく窪んでおり、レール44に表示部筐体1が取り付けられるとスライド機構4は表示部筐体1に覆われて外からは見えなくなる。
前述したように、スライドガイド42は、側面の突起42aを孔41aに通すことで、接離ガイド41に組み付けられているので、孔41aをガイドにして接離ガイド41に対し上下方向に摺動させることが可能である。図12に示すように、レール44及びスライドガイド42に上方向の力がかけられると、孔41aの上端に突起42aが引っかかるまでスライドガイド42及びレール44が持ち上がる。このとき、突起42aおよびスライドガイド42はねじりバネ43により下方向に付勢されているため、力がかからなくなれば図11に示した状態に戻る。
以上説明してきたような構成を具備することにより、本発明に係るスライド式の携帯電話機は、図13に示すように、表示部筐体1と操作部筐体2を引き離すように力を加えると、前述の折り畳み式のものと同様、表示部筐体1と操作部筐体2が平行に離間する。すなわち、表示部筐体1は操作部筐体2に対し、長手方向へのスライドと、表示部筐体1又は操作部筐体2の互いに対向する面と直行する方向への離間と、異なる2方向への移動が可能である。このとき、筐体と同様の素材でスライド機構4の周囲に囲いを設けておけば、離間した状態ときに突起42aやねじりバネ43等が露出せず見た目がよい。
こうして、従来のスライド式携帯電話機ではできなかった、ポケットなどに挟み込んでの持ち運びが可能となり、カバンの奥にしまい込んで見つけられない、取り出しにくいといったことを解消できる。
(変形例)
なお、以上の実施形態においては、携帯電話機としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、カメラ、PDA、ノートPC、ウェアラブルPC、電卓、電子辞書等、折り畳みやスライドが可能な他の携帯機器であっても良い。また、ここでは長手方向にのみ開放する機器を例としたが、縦方向と横方向の二方向に開放可能な機器であってもよい。
筐体の離間、すなわち開状態への移動方向とは異なる方向への筐体の移動については、第1の筐体と第2の筐体とを重ねた閉状態のときにだけ行なえるようにしてもよい。離間の仕方についても、必ずしも平行である必要は無く、指の滑り込ませ方によって片方のヒンジのみが浮かび上がり、筐体が斜めに離間するようにしてもよい。なお、閉状態において、第1の筐体と第2の筐体は離間してもよく、必ずしも接触している必要は無い。
更に、筐体の何処かにプッシュボタンなどの操作部材を備えて、筐体と筐体の接触した状態と離間した状態をワンタッチで切り替え可能にすることで、筐体と筐体の離間をより容易にすることもできる。
そして、表示部筐体側に突起部を設ける、スライド機構を表示部筐体ではなく操作部筐体の内部に収める、コイルバネやねじりバネ以外の付勢部材を用いる等も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明に係る折り畳み式携帯電話機を示す斜視図である。 表示部筐体の端部及びヒンジ軸を示す斜視図である。 操作部筐体の端部を示す斜視図である。 表示部筐体と操作部筐体を結合する仕組みを示す分解斜視図である。 ヒンジが上下方向に摺動する様子を示す斜視図である。 図5に対応する矢視断面図である。 表示部筐体と操作部筐体とが離間する様子を示す側面図である。 本発明に係る携帯電話機を開放させる様子を示す図である。 携帯電話機の持ち運び方法の例を示す図である。 本発明に係るスライド式携帯電話機を示す斜視図である。 スライド機構およびスライド機構の取り付け状態を示す斜視図である。 スライド機構が上下方向に摺動する様子を示す斜視図である。 表示部筐体と操作部筐体とが離間する様子を示す側面図である。
符号の説明
1 表示部筐体(第1の筐体)
11 表示部
2 操作部筐体(第2の筐体)
21 操作部
3 ヒンジ部(結合部材)
31 ヒンジ軸
31a 回転部
31b 摺動部
31c 軸部
32 円筒部
32a 孔
33 突起部(支持部)
33a 孔
33b 蓋
34 コイルバネ(付勢部材)
4 スライド機構(結合部材)
41 接離ガイド(支持部)
41a 孔(ガイド)
42 スライドガイド
42a 突起
42b ガイド溝
43 ねじりバネ(付勢部材)
44 レール
P ポケット

Claims (9)

  1. 第1の筐体と第2の筐体とを結合部材を介して結合し、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを重ねた閉状態から相対的に移動させて重なりを開放した開状態へと変化可能な携帯機器であって、
    前記第1の筐体または前記第2の筐体の一方を、前記第1の筐体と前記第2の筐体とが、前記閉状態とは異なる位置であり、且つ前記開状態への移動方向とは異なる方向に移動可能に支持する支持部を、前記結合部材に備え
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とが相対的に、前記開状態への移動方向とは異なる方向として、前記閉状態において前記第1の筐体と前記第2の筐体とが互いに対向する面と直行する方向へと移動することを特徴とする携帯機器。
  2. 前記結合部材は、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを相対的に回転可能に結合するヒンジ部であることを特徴とする請求項1に記載の携帯機器。
  3. 前記支持部に、前記閉状態において前記第1の筐体と前記第2の筐体とが互いに対向する面と直交する方向に長く延び、前記ヒンジ部のヒンジ軸を摺動可能に係合する孔が形成されていることを特徴とする請求項に記載の携帯機器。
  4. 前記結合部材は、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを相対的にスライド可能に結合するスライド機構であることを特徴とする請求項1に記載の携帯機器。
  5. 前記支持部に、前記閉状態において前記第1の筐体と前記第2の筐体とが互いに対向する面と直交する方向に、前記結合部材の一部を摺動可能に係合するガイドが形成されていることを特徴とする請求項に記載の携帯機器。
  6. 前記結合部材に、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを互いに引き付ける方向に付勢する付勢部材を備えることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の携帯機器。
  7. 前記結合部材に、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを互いに引き付ける方向に付勢する付勢部材を備え、
    前記付勢部材は、前記孔の内壁と前記ヒンジ軸との間に取り付けられるコイルバネであることを特徴とする請求項に記載の携帯機器。
  8. 前記結合部材に、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを互いに引き付ける方向に付勢する付勢部材を備え、
    前記付勢部材は、前記支持部と前記ガイドに係合される前記結合部材の一部とに掛けられるねじりバネであることを特徴とする請求項に記載の携帯機器。
  9. 前記閉状態と、前記開状態への移動方向とは異なる方向に移動した状態とを切り換える操作部材を備えることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の携帯機器。
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