JP5104607B2 - 内燃機関の排気再循環装置 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、吸気通路および排気通路を連通するEGR通路と同EGR通路に設けられたEGRバルブとからなる外部EGR機構、および機関バルブのバルブオーバラップ期間を変更する変更機構を備えた内燃機関に適用されて、該内燃機関の運転状態に応じた前記EGRバルブの開度制御および前記変更機構の作動制御の実行を通じて前記吸気通路にEGRガスを再循環させる内燃機関の排気再循環装置において、前記内燃機関の出力軸の回転速度が低く且つ同内燃機関の負荷が小さい運転領域においては前記EGRバルブの開度制御を通じたEGRガスの再循環を実行し、前記出力軸の回転速度が高い運転領域および前記負荷が大きい運転領域においては前記変更機構の作動制御を通じたEGRガスの再循環を実行することにより、前記EGRバルブの開度制御を通じたEGRガスの再循環および前記変更機構の作動制御を通じたEGRガスの再循環のうちの一方を前記内燃機関の運転領域に応じて選択的に実行する実行手段と、前記EGR通路を実際に通過するEGRガスの量のその基準量からの低下度合いが大きいときほど前記変更機構の作動制御を通じてEGRガスの再循環を行う前記内燃機関の運転領域を拡大することにより、前記実行手段により前記EGRバルブの開度制御を通じたEGRガスの再循環が実行される前記内燃機関の運転領域を変更する変更手段とを備え、前記変更手段は、前記内燃機関の温度が所定温度以下であるときに、前記変更機構の作動制御を通じてEGRガスが再循環される運転領域の前記内燃機関の負荷が小さい側への拡大を禁止することをその要旨とする。
また、請求項2に記載の発明は、吸気通路および排気通路を連通するEGR通路と同EGR通路に設けられたEGRバルブとからなる外部EGR機構、および機関バルブのバルブオーバラップ期間を変更する変更機構を備えた内燃機関に適用されて、該内燃機関の運転状態に応じた前記EGRバルブの開度制御および前記変更機構の作動制御の実行を通じて前記吸気通路にEGRガスを再循環させる内燃機関の排気再循環装置において、前記内燃機関の出力軸の回転速度が低く且つ同内燃機関の負荷が小さい運転領域においては前記EGRバルブの開度制御を通じたEGRガスの再循環を実行し、前記出力軸の回転速度が高い運転領域および前記負荷が大きい運転領域においては前記変更機構の作動制御を通じたEGRガスの再循環を実行することにより、前記EGRバルブの開度制御を通じたEGRガスの再循環および前記変更機構の作動制御を通じたEGRガスの再循環のうちの一方を前記内燃機関の運転領域に応じて選択的に実行する実行手段と、前記EGR通路を実際に通過するEGRガスの量のその基準量からの低下度合いに基づいて、前記実行手段により前記EGRバルブの開度制御を通じたEGRガスの再循環が実行される前記内燃機関の運転領域を変更する変更手段とを備え、前記変更手段は、前記内燃機関の温度が所定温度以下であるときに、前記変更機構の作動制御を通じてEGRガスが再循環される運転領域の前記内燃機関の負荷が小さい側への拡大を禁止することをその要旨とする。
また、請求項1に記載の構成によれば、EGRバルブへのデポジットの付着に起因して内燃機関の特定の運転領域におけるEGRバルブの開度制御を通じたEGRガスの再循環による燃料消費量の低減効果が小さくなってしまった場合に、同特定の運転領域においてEGRバルブの開度制御によるEGRガスの再循環を実行することに代えて変更機構の作動制御によるEGRガスの再循環を実行して、これによる燃料消費量の低減を図ることができるようになる。
請求項4に記載の発明は、吸気通路および排気通路を連通するEGR通路と同EGR通路に設けられたEGRバルブとからなる外部EGR機構、および機関バルブのバルブオーバラップ期間を変更する変更機構を備えた内燃機関に適用されて、該内燃機関の運転状態に応じた前記EGRバルブの開度制御および前記変更機構の作動制御の実行を通じて前記吸気通路にEGRガスを再循環させる内燃機関の排気再循環装置において、前記内燃機関の運転領域に応じて、前記EGRバルブの開度制御を通じたEGRガスの再循環および前記変更機構の作動制御を通じたEGRガスの再循環のうちの一方を選択的に実行する実行手段と、前記EGR通路を実際に通過するEGRガスの量のその基準量からの低下度合いに基づいて、前記実行手段により前記EGRバルブの開度制御を通じたEGRガスの再循環が実行される前記内燃機関の運転領域を変更する変更手段とを備え、前記内燃機関の出力軸の回転速度が所定速度以下であり且つ同内燃機関の負荷が所定値以下である運転領域に前記EGRバルブの開度制御を通じてEGRガスが再循環される運転領域と前記変更機構の作動制御を通じてEGRガスが再循環される運転領域との境界が設定される変更態様での前記変更手段による前記運転領域の変更を禁止することをその要旨とする。
上記構成によれば、吸気通路にEGRガスを還流させるべくEGRバルブの開度制御と変更機構の作動制御とが同時に実行されることがないために、EGRバルブの開度制御による吸気圧力の変化と変更機構の作動制御による吸気圧力の変化とが互いに干渉することが抑えられる。そのため、吸気通路に還流されるEGRガスの量(EGR量、詳しくは外部EGR量または内部EGR量)を精度良く調節することが可能になり、予め見込んだ燃料消費量の低減効果を得ることができるようになる。
しかも、EGRバルブへのデポジットの付着による外部EGR量の低下に起因してEGRバルブの開度制御を通じたEGRガスの再循環による燃料消費量の低減効果が小さくなってしまう場合に、そうした低減効果の変化に応じたかたちで、EGRバルブの開度制御を通じたEGRガスの再循環が実行される内燃機関の運転領域を変更することができる。そのため、EGRバルブの開度制御によるEGRガスの再循環と変更機構の作動制御によるEGRガスの再循環とのうちの燃料消費量の低減効果が大きいほうを適切に選択して実行することができるようになり、好適に燃料消費量の低減を図ることができるようになる。
また、機関回転速度が低く且つ機関負荷が小さい運転領域においては、内燃機関の出力(機関出力)が小さいために、同内燃機関の運転状態が不安定になりやすい。そのため、そうした運転領域において、変更機構の作動制御を通じてEGRガスが再循環される実行状態とEGRバルブの開度制御を通じてEGRガスが再循環される実行状態との切り替えが行われると、これに伴って内燃機関の運転状態が不安定になる可能性が高いと云える。
この点、上記構成によれば、機関回転速度が低く且つ機関負荷が小さい運転領域において、変更機構の作動制御を通じてEGRガスが再循環される実行状態とEGRバルブの開度制御を通じてEGRガスが再循環される実行状態との切り替えが行われることを抑えることができ、内燃機関の運転状態の不安定化を抑えることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の内燃機関の排気再循環装置において、前記変更手段は、前記低下度合いが大きいときほど前記変更機構の作動制御を通じてEGRガスの再循環を行う前記内燃機関の運転領域を拡大することをその要旨とする。
上記構成によれば、EGRバルブへのデポジットの付着に起因して内燃機関の特定の運転領域におけるEGRバルブの開度制御を通じたEGRガスの再循環による燃料消費量の低減効果が小さくなってしまった場合に、同特定の運転領域においてEGRバルブの開度制御によるEGRガスの再循環を実行することに代えて変更機構の作動制御によるEGRガスの再循環を実行して、これによる燃料消費量の低減を図ることができるようになる。
請求項6に記載の発明は、請求項4または5に記載の内燃機関の排気再循環装置において、前記実行手段は、前記内燃機関の出力軸の回転速度が低く且つ同内燃機関の負荷が小さい運転領域においては前記EGRバルブの開度制御を通じたEGRガスの再循環を実行し、前記出力軸の回転速度が高い運転領域および前記負荷が大きい運転領域においては前記変更機構の作動制御を通じたEGRガスの再循環を実行することをその要旨とする。
上記構成によれば、内燃機関の出力軸の回転速度(機関回転速度)が低く且つ同内燃機関の負荷(機関負荷)が小さい運転領域においては、EGRバルブの開度制御を通じて吸気通路にEGRガスが再循環されることより、内燃機関のポンピングロスが少なくなって燃料消費率の低減を図ることができる。しかも、機関回転速度が高い運転領域や機関負荷が大きい運転領域には、変更機構の作動制御を通じて内燃機関から大きな出力が得られるようにバルブオーバラップ期間を制御することができ、同バルブオーバラップ期間においてEGRガスを吸気通路に再循環させることもできる。
図1は、本実施の形態にかかる排気再循環装置が適用される内燃機関の概略構成を示している。
・機関回転速度NEが中程度の速度であること。
・機関回転速度NEの変化速度が小さいこと。
・機関負荷KLが中程度の大きさであること。
・吸気圧力PMの変化速度が小さいこと。
図4は変更処理の具体的な処理手順を示すフローチャートであり、同フローチャートに示される一連の処理は、所定周期毎の処理として、電子制御装置40により実行される。なお本実施の形態では、この変更処理が変更手段として機能する。
「条件イ」VVT領域が拡大されていない状況において外部EGR領域であること(図4のステップS101:YES)。具体的には、図3に示す関係においてEGR領域であること。
「条件ロ」外部EGR量のその基準量からの低下度合いが所定値より大きいこと(図4のステップS102:YES)。具体的には、前述した吸気圧力PMの変化量ΔPMが所定値以下であること。なお、この所定値としては、デポジットが全く付着していない場合における外部EGR領域(図3参照)においてバルブタイミング制御によるEGRガスの再循環を実行することによって外部EGR制御によるEGRガスの再循環を実行する場合と比較して燃料消費量が少なくなる程度まで上記低下度合いが大きくなっていることを適切に判断することの可能な値が予め設定されている。
「条件ハ」外部EGR制御を通じてEGRガスを再循環させた場合と比較して、バルブタイミング制御を通じてEGRガスを再循環させた場合において燃料消費量が少なくなる状況であること(図4のステップS103:YES)。具体的には、機関回転速度NEや機関負荷KLによって定まる内燃機関10の運転領域が予め定められた所定の運転領域(実験やシミュレーションの結果などをもとに定められて電子制御装置40に記憶されている領域)であること。
「条件ニ」冷却水温THWが所定温度より高いこと(ステップS104:YES)。
「条件ホ」機関回転速度NEが所定速度より高いこと(ステップS105:YES)。
「条件ヘ」機関負荷KLが所定値より大きいこと(ステップS106:YES)。
(1)内燃機関10の運転領域に応じて、外部EGR制御を通じたEGRガスの再循環およびバルブタイミング制御を通じたEGRガスの再循環のうちの一方を選択的に実行するとともに、EGR通路28を実際に通過するEGRガスの量のその基準量からの低下度合いに基づいてEGR領域を変更するようにした。そのため、吸気通路11にEGRガスを還流させるべく外部EGR制御とバルブタイミング制御とが同時に実行されることがないために、外部EGR制御による吸気圧力PMの変化とバルブタイミング制御による吸気圧力PMの変化とが互いに干渉することが抑えられる。これにより、EGR量を精度良く調節することが可能になり、予め見込んだ燃料消費量の低減効果を得ることができる。しかも、EGRバルブ29へのデポジットの付着による外部EGR量の低下に起因して外部EGR制御を通じたEGRガスの再循環による燃料消費量の低減効果が小さくなってしまう場合に、そうした低減効果の変化に応じたかたちで、外部EGR制御を通じたEGRガスの再循環が実行される内燃機関10の運転領域を変更することができる。そのため、外部EGR制御によるEGRガスの再循環とバルブタイミング制御によるEGRガスの再循環とのうちの燃料消費量の低減効果が大きいほうを適切に選択して実行することができるようになり、好適に燃料消費量の低減を図ることができるようになる。
・吸気量センサ42を省略してもよい。この場合、吸気圧力PMと機関回転速度NEとに基づいて吸入空気量を求めて、これを各種制御に用いるようにすればよい。
・デポジット補正量Kdpの算出にかかる処理を省略することができる。この場合、前記吸気圧力PMの変化量ΔPMに基づいて推定EGR量を算出する処理を省略してもよい。
・本発明は、機関回転速度が低く且つ機関負荷が小さい運転領域においてはバルブタイミング制御を通じたEGRガスの再循環を実行し、機関回転速度が高い運転領域および機関負荷が大きい運転領域においては外部EGR制御を通じたEGRガスの再循環を実行する排気再循環装置にも適用することができる。この場合、EGRバルブへのデポジット付着に起因して外部EGR量のその基準量からの低下度合いが大きくなったときに、機関回転速度が高い側の運転領域や機関負荷が大きい側の運転領域にVVT領域を変更(拡大)するようにすればよい。
Claims (7)
- 吸気通路および排気通路を連通するEGR通路と同EGR通路に設けられたEGRバルブとからなる外部EGR機構、および機関バルブのバルブオーバラップ期間を変更する変更機構を備えた内燃機関に適用されて、該内燃機関の運転状態に応じた前記EGRバルブの開度制御および前記変更機構の作動制御の実行を通じて前記吸気通路にEGRガスを再循環させる内燃機関の排気再循環装置において、
前記内燃機関の出力軸の回転速度が低く且つ同内燃機関の負荷が小さい運転領域においては前記EGRバルブの開度制御を通じたEGRガスの再循環を実行し、前記出力軸の回転速度が高い運転領域および前記負荷が大きい運転領域においては前記変更機構の作動制御を通じたEGRガスの再循環を実行することにより、前記EGRバルブの開度制御を通じたEGRガスの再循環および前記変更機構の作動制御を通じたEGRガスの再循環のうちの一方を前記内燃機関の運転領域に応じて選択的に実行する実行手段と、
前記EGR通路を実際に通過するEGRガスの量のその基準量からの低下度合いが大きいときほど前記変更機構の作動制御を通じてEGRガスの再循環を行う前記内燃機関の運転領域を拡大することにより、前記実行手段により前記EGRバルブの開度制御を通じたEGRガスの再循環が実行される前記内燃機関の運転領域を変更する変更手段とを備え、
前記変更手段は、前記内燃機関の温度が所定温度以下であるときに、前記変更機構の作動制御を通じてEGRガスが再循環される運転領域の前記内燃機関の負荷が小さい側への拡大を禁止する
ことを特徴とする内燃機関の排気再循環装置。 - 吸気通路および排気通路を連通するEGR通路と同EGR通路に設けられたEGRバルブとからなる外部EGR機構、および機関バルブのバルブオーバラップ期間を変更する変更機構を備えた内燃機関に適用されて、該内燃機関の運転状態に応じた前記EGRバルブの開度制御および前記変更機構の作動制御の実行を通じて前記吸気通路にEGRガスを再循環させる内燃機関の排気再循環装置において、
前記内燃機関の出力軸の回転速度が低く且つ同内燃機関の負荷が小さい運転領域においては前記EGRバルブの開度制御を通じたEGRガスの再循環を実行し、前記出力軸の回転速度が高い運転領域および前記負荷が大きい運転領域においては前記変更機構の作動制御を通じたEGRガスの再循環を実行することにより、前記EGRバルブの開度制御を通じたEGRガスの再循環および前記変更機構の作動制御を通じたEGRガスの再循環のうちの一方を前記内燃機関の運転領域に応じて選択的に実行する実行手段と、
前記EGR通路を実際に通過するEGRガスの量のその基準量からの低下度合いに基づいて、前記実行手段により前記EGRバルブの開度制御を通じたEGRガスの再循環が実行される前記内燃機関の運転領域を変更する変更手段とを備え、
前記変更手段は、前記内燃機関の温度が所定温度以下であるときに、前記変更機構の作動制御を通じてEGRガスが再循環される運転領域の前記内燃機関の負荷が小さい側への拡大を禁止する
ことを特徴とする内燃機関の排気再循環装置。 - 請求項1または2に記載の内燃機関の排気再循環装置において、
前記内燃機関の出力軸の回転速度が所定速度以下であり且つ同内燃機関の負荷が所定値以下である運転領域に前記EGRバルブの開度制御を通じてEGRガスが再循環される運転領域と前記変更機構の作動制御を通じてEGRガスが再循環される運転領域との境界が設定される変更態様での前記変更手段による前記運転領域の変更を禁止する
ことを特徴とする内燃機関の排気再循環装置。 - 吸気通路および排気通路を連通するEGR通路と同EGR通路に設けられたEGRバルブとからなる外部EGR機構、および機関バルブのバルブオーバラップ期間を変更する変更機構を備えた内燃機関に適用されて、該内燃機関の運転状態に応じた前記EGRバルブの開度制御および前記変更機構の作動制御の実行を通じて前記吸気通路にEGRガスを再循環させる内燃機関の排気再循環装置において、
前記内燃機関の運転領域に応じて、前記EGRバルブの開度制御を通じたEGRガスの再循環および前記変更機構の作動制御を通じたEGRガスの再循環のうちの一方を選択的に実行する実行手段と、
前記EGR通路を実際に通過するEGRガスの量のその基準量からの低下度合いに基づいて、前記実行手段により前記EGRバルブの開度制御を通じたEGRガスの再循環が実行される前記内燃機関の運転領域を変更する変更手段とを備え、
前記内燃機関の出力軸の回転速度が所定速度以下であり且つ同内燃機関の負荷が所定値以下である運転領域に前記EGRバルブの開度制御を通じてEGRガスが再循環される運転領域と前記変更機構の作動制御を通じてEGRガスが再循環される運転領域との境界が設定される変更態様での前記変更手段による前記運転領域の変更を禁止する
ことを特徴とする内燃機関の排気再循環装置。 - 請求項4に記載の内燃機関の排気再循環装置において、
前記変更手段は、前記低下度合いが大きいときほど前記変更機構の作動制御を通じてEGRガスの再循環を行う前記内燃機関の運転領域を拡大する
ことを特徴とする内燃機関の排気再循環装置。 - 請求項4または5に記載の内燃機関の排気再循環装置において、
前記実行手段は、前記内燃機関の出力軸の回転速度が低く且つ同内燃機関の負荷が小さい運転領域においては前記EGRバルブの開度制御を通じたEGRガスの再循環を実行し、前記出力軸の回転速度が高い運転領域および前記負荷が大きい運転領域においては前記変更機構の作動制御を通じたEGRガスの再循環を実行する
ことを特徴とする内燃機関の排気再循環装置。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の内燃機関の排気再循環装置において、
前記変更手段は、前記EGRバルブの開度を強制変更するとともにその変更に伴う前記吸気通路内の圧力の変化量を求め、該求めた変化量に基づいて前記低下度合いを推定する
ことを特徴とする内燃機関の排気再循環装置。
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