JP5104229B2 - フィラメントランプおよび該フィラメントランプを備えた光照射式加熱処理装置 - Google Patents
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Description
また、本発明の他の目的は、複数のフィラメントランプにおける各々のフィラメントの抵抗値が経時的に変化した場合であっても、各々の抵抗値の経時的な変化に影響を受けることなく各々のフィラメントの色温度を正確に求めることのできる光照射式加熱処理装置を提供することにある。さらには、フィラメントを所定の温度に制御することのできる光照射式加熱処理装置を提供することにある。
第1の手段は、少なくとも一端に封止部が形成された発光管の内部に、コイル状のフィラメントの両端に該フィラメントに電力を供給する一対のリードが連結されてなるフィラメント体が、前記フィラメントが発光管の管軸に沿って伸びるよう配設され、前記各々のリードが封止部に配設された各々の導電性部材に対して電気的に接続されたフィラメントランプにおいて、前記フィラメントと平行に発光管の管軸に沿って伸び、かつフィラメントから放射される光を受けて高温状態になって熱により劣化しないように、フィラメントから離間して配置される、前記フィラメント体とは別体の導電性材料からなる検知線が配設されていることを特徴とするフィラメントランプである。
第2の手段は、第1の手段にいて、前記発光管の内部には、前記フィラメントを該発光管内の所定の位置に支持するための環状のアンカーが該フィラメントと一体的に設けられ、前記検知線は絶縁材料よりなる保護管によって被覆され、該保護管が前記アンカーに対して接続されることを特徴とするフィラメントランプである。
第3の手段は、第1の手段または第2の手段において、前記フィラメント体は、複数本配設されてなり、前記各フィラメント体の各フィラメントが前記発光管の管軸に沿って伸びるよう順次に並んで配設され、各フィラメント体における各々のリードが封止部に配設された複数の各々の導電性部材に対して電気的に接続されて各フィラメントに対して各々独立に給電されていることを特徴とするィラメントランプである。
第4の手段は、第1の手段ないし第3の手段のいずれかに記載のフィラメントランプを備えた光照射式加熱処理装置であつて、前記フィラメントに電力を供給する給電手段と、前記検知線の抵抗値を測定する抵抗値測定手段と、前記検知線の抵抗値と前記検知線の色温度との相関関係を記憶すると共に、前記検知線の色温度と前記フィラメントの色温度との相関関係を記憶する記憶手段と、前記抵抗値測定手段によって測定された検知線の抵抗値と前記記憶手段の記憶内容とに基づいて前記フィラメントの色温度を求める制御手段とを備えることを特徴とする光照射式加熱処理装置である。
第5の手段は、第1の手段ないし第3の手段のいずれかに記載のフィラメントランプを備えた光照射式加熱処理装置であつて、前記フィラメントに電力を供給する給電手段と、前記検知線の抵抗値を測定する抵抗値測定手段と、前記検知線の抵抗値と前記フィラメントの色温度との相関関係を記憶する記憶手段と、前記抵抗値測定手段によって測定された検知線の抵抗値と前記記憶手段の記憶内容とに基づいて前記フィラメントの色温度を求める制御手段とを備えることを特徴とする光照射式加熱処理装置である。
第6の手段は、第5の手段において、前記制御手段は、前記求められたフィラメントの色温度とフィラメントの目標到達温度とを対比し、前記フィラメントが目標到達温度となるように、前記フィラメントに供給される電力を調整するように制御することを特徴とする光照射式加熱処理装置である。
請求項4に記載の発明によれば、フィラメントランプの点灯時において、検知線の抵抗値と検知線の色温度との相関関係がフィラメントの色温度以外の影響を受けることなく、常に一定の関係に維持され、また、検知線の色温度とフィラメントの色温度との相関関係は、常に一定の関係に維持されているので、検知線の抵抗値に基いて点灯時のフィラメントの色温度を正確に算出することができる。
請求項5に記載の発明によれば、検知線の抵抗値とフィラメントの色温度との相関関係がフィラメントの色温度以外の影響を受けることなく、常に一定の関係に維持されているので、検知線の抵抗値に基いて点灯時のフィラメントの色温度を正確に算出することができる。
請求項6に記載の発明によれば、算出されたフィラメントの色温度に基づいて、各フィラメントを目標到達温度となるように正確に制御することが可能となる。
図1は、第1の実施形態に係るフィラメントランプ10の概略構成を示す斜視図である。
同図に示すように、フィラメントランプ10は、可視光を透過する材料よりなる発光管11を備え、発光管11の両端には、所定の枚数の金属箔13が埋設された封止部11Aが形成されている。発光管11の内部には、コイル状のフィラメント12Aとフィラメント12Aの両端に接続された一対のリード12Bとからなるフィラメント体12が、発光管11の管軸に沿って伸びるよう配置されている。フィラメント12Aと各リード12Bとは、それぞれタングステンによって構成されている。各リード12Bは、一端部がフィラメント12Aに接続され、他端部が封止部11Aに埋設された各金属箔13の一端部に接続されている。各金属箔13の他端部には、封止部11Aから外部に伸びて出る各外部リード14の一端部が接続されている。一対の外部リード14の他端部は、後述する図3に示した給電手段35に接続されており、フィラメント12Aに対して給電手段35から給電可能に構成されている。
同図に示すように、フィラメント12Aの近傍には、温度の影響を受けて抵抗値が変化する材料、所謂導電性部材からなるフィラメント12Aと物理的に別体の検知線15が、フィラメント12Aと平行に発光管11の管軸に沿って伸びるよう配置されている。検知線15は、フィラメント12Aと同じくタングステンによって構成されている。検知線15は、発光管11の管軸に沿って検知線15と平行に伸びる、石英ガラス等の絶縁材料よりなる保護管16によって被覆され、フィラメントランプ10の点灯時に、フィラメント12Aから放射される光を受けて高温状態になって熱により劣化することのないよう、フィラメント12Aから離間して配置されている。具体的には、検知線15は、100%負荷時に550℃〜1700℃の範囲(例えば、220W/cmの時には、4.5mm)になる距離を隔てて配置されている。保護管16は、石英ガラス等の透明体で構成され、フィラメント12Aの電位が高い場合に、フィラメント12Aと検知線15間の放電を防止するために設けられ、フィラメント12Aの電位が低く放電の発生するおそれのない場合は不要である。
同図に示すように、フィラメントランプ10が、各々の管軸が平行となるようチャンバ31内に配置されている。チャンバ31は、フィラメントランプ10を収容するランプ収容空間31Aと被処理体33が配置される加熱処理空間31Bとから構成され、両空間31A,31Bは光取出し窓32によって仕切られている。被処理体33は、加熱処理空間31Bにおいて、ガードリング34により支持されている。必要に応じて、ランプ収容空間31Aには、不図示の手段によってフィラメントランプ10を冷却するために冷却風が導入される。
なお、図4に示す検知線15の抵抗値と検知線15の色温度との相関関係は、例えば、次のようにして求めることができる。線径、全長、材質が検知線15と同等である実験用検知線を用意する。この実験用検知線を市販の抵抗測定器に接続した状態で電気炉内に配置すると共に、電気炉の温度を複数通りに変化させる。抵抗測定器によって各温度毎に実験用検知線の抵抗値を測定すると同時に、各実験用検知線の色温度を電気炉に設けた窓から色温度計によって測定して、実験用検知線の抵抗値と実験用検知線の色温度との相関関係を求める。このようにして求めた図4に示した相関関係が、テーブル化されて記憶手段37に記憶される。
また、図5に示す検知線15の色温度とフィラメント12Aの色温度との相関関係は、例えば、次のようにして求めることができる。図1に示すフィラメントランプ10と同一の構成および同一の設計からなる実験用フィラメントランプを作製する。実験用フィラメントランプを、点灯時のフィラメントの色温度が複数通りに変化するよう、所定の点灯条件で点灯させる。その後、市販の色温度測定器を用いて、点灯時のフィラメントの色温度と点灯時の検知線の色温度とをそれぞれ測定して、実験用フィラメントランプにおける検知線の色温度とフィラメントの色温度との相関関係を求める。このようにして求めた図5に示す相関関係が、テーブル化されて記憶手段37に記憶される。
(ステップ1)
制御手段38は、各給電手段35に対し点灯駆動信号を送信することにより、各フィラメントランプ10を点灯駆動する。
(ステップ2)
制御手段38は、抵抗値測定手段36に対し測定信号を送信することにより、各フィラメントランプ10における各検知線15の電圧値と電流値とに基いて各検知線15の抵抗値を測定すると共に、測定した抵抗値を制御手段38に入力する。
(ステップ3)
制御手段38は、記憶手段37に予め入力されている、検知線15の抵抗値と検知線15の色温度との相関関係を示す図4に示したグラフに対応するテーブルを読み出し、このテーブルに基いてステップ2で得られた各検知線15の抵抗値に対応する各検知線15の色温度を算出する。
(ステップ4)
さらに、制御手段38は、記憶手段37に予め入力されている、検知線15の色温度とフィラメント12Aの色温度との相関関係を示す図5に示したグラフに対応するテーブルを読み出し、このテーブルに基いてステップ3で得られた各検知線15の色温度に対応する各フィラメント12Aの色温度を算出する。
(ステップ5)
制御手段38は、予め入力されている目標到達温度と算出されたフィラメント12Aの色温度とを対比し、各々の給電手段35に対して電力調整信号を送信して、各フィラメント12Aに供給する電力量を調整することによって、各フィラメント12Aが目標到達温度となるように制御する。なお、この処理手順によれば、ステップ3において、検知線15の抵抗値と検知線15の色温度との相関関係を求めることができるので、検知線15の色温度が所定の範囲内にない場合は、警報を発する等の手段を採用することができる。
なお、図7に示す検知線15の抵抗値とフィラメント12Aの色温度との相関関係は、例えば、次のようにして求めることができる。実験用フィラメントランプを種々の電力条件でフィラメントの色温度を変化させて点灯させた状態で、種々のフィラメントの色温度毎に、上記の実験用フィラメントランプに設けた検知線の抵抗値を測定すると共に、フィラメントの色温度を色温度計で測定して、実験用フィラメントランプに設けた実験用検知線の抵抗値とフィラメントの色温度との相関関係を求める。このようにして求めた図7に示した相関関係が、テーブル化されて記憶手段37に記憶される。
(ステップ1)
制御手段38は、各給電手段35に対し点灯駆動信号を送信することにより、各フィラメントランプ10を点灯駆動する。
(ステップ2)
制御手段38は、抵抗値測定手段36に対し測定信号を送信することにより、各フィラメントランプ10における各検知線15の電圧値と電流値とに基いて各検知線15の抵抗値を測定すると共に、測定した抵抗値を制御手段38に入力する。
(ステップ3)
制御手段38は、記憶手段37に予め入力されている、検知線15の抵抗値とフィラメント12Aの色温度との相関関係を示す図7に示したグラフに対応するテーブルを読み出し、このテーブルに基いてステップ2で得られた各検知線15の抵抗値に対応する各フィラメント12Aの色温度を算出する。
(ステップ4)
制御手段38は、予め入力されている目標到達温度と算出されたフィラメント12Aの色温度とを対比し、各々の給電手段35に対して電力調整信号を送信して、各フィラメント12Aに供給する電力量を調整することによって、各フィラメント12Aが目標到達温度となるように制御する。
即ち、検知線15は、フィラメントランプ10の点灯時において、フィラメント12Aが高温状態になったとしても、フィラメント12Aから所定の距離だけ離間して配置されていることにより、フィラメント12Aよりも相対的に低温状態に維持されるため、高温に曝されることにより素材の結晶状態が変化することがない。
また、図7に示すように検知線の抵抗値とフィラメントの色温度との相関関係がフィラメントの色温度以外の影響を受けることがなく、一定の関係に維持されることにより、検知線15の抵抗値に基いて点灯時のフィラメント12Aの色温度を正確に算出することができる。
図9ないし図12に示す検知線15は、フィラメント12Aよりも長い全長を有しており、フィラメント12Aの近傍にあって、フィラメント12Aの全長にわたる領域に対応して配置される。
図13は、第2の実施形態に係るフィラメントランプ110の概略構成を示す斜視図である。
同図に示すように、フィラメントランプ110は、発光管111の内部に、コイル形状を有する各フィラメント112A,112B,112Cの両端に一対のリード113が連結されてなる複数のフィラメント体が、各フィラメント112A,112B,112Cが発光管111の管軸に沿って順次並ぶように配置されている。各フィラメント112A,112B,112Cは、発光管111の管軸方向において所定距離だけ離間して配置された複数の環状のアンカー114が一体的に取付けられることにより、発光管111の内部空間において所定の位置に配置される。発光管111の両端には、発光管111の内部に配置されたシール用絶縁体115と発光管111の内表面とが、シール用絶縁体115の外周面に等間隔で離間して管軸に沿って伸びるよう配置されたフィラメント体と同数の金属箔116を介して、密着することにより、気密に封止された封止部119が形成されている。
同図に示すように、各々のフィラメント112A,112B,112Cに対応して、個別に対応する検知線150A,150B,150Cが設けられている。即ち、フィラメント112Aと平行に対応して検知線150Aが設けられ、フィラメント112Bと平行に対応して検知線150Bが設けられ、フィラメント112Cと平行に対応して検知線150Cが設けられている。検知線150A,150B,150Cの両端には、各々フィラメント112A,112B,112Cと平行に伸びる検知線用リード151A,151B、151Cが接続されている。検知線用リード151A,151B,151Cの直径D2は、検知線150A,150B,150Cの直径D1よりも大きくなっており、図11の構成と同一の関係を満たすよう構成されている。
図15に示される検知線150Dは、フィラメント112Aの中心軸方向において紙面の左半分の部位に対応して配置された軸方向部150D1を有しており、軸方向部150D1は、保護管160によって被覆されている。軸方向部150D1の軸方向におけるフィラメント112Aに隣接する部位の全長L1と、フィラメント112Aの全長L2との関係は、L1/L2≧0.2〜1.0の範囲となっていることが好ましい。この数値範囲を満たしていれば、フィラメント112Aの色温度を測定することが可能である。ただし、L1/L2が小さくなるに従い検知感度が小さくなるので、検知線150D1をフィラメント112Aの中心近くに配置したり、検知線150D1の径を小さくする等して抵抗値が大きくすることが好ましい。
図13に示したフィラメントランプ110によれば、発光管111の管軸方向において被処理体の表面の温度分布を精度よく制御するために、管軸方向に多数のフィラメントを順次に並べることにより、各フィラメントに独立して給電することになる。これに伴い、多数のフィラメント112A,112B,112Cとこのフィラメントと同数の検知線用リード151A,151B、151Cを設ける必要がある。しかし、発光管111の内部に多数の検知線を配置すると、図12に示すように、フィラメントの直下の領域を除く領域に検知線を配置することは極めて困難となって、検知線によって遮られる放射光の割合が大きくなる。従って、図15に示すように、フィラメントの直下の領域に配置されるフィラメントの全長を少しでも短くすることにより、フィラメントから放射される光が検知線によって遮られる割合を少なくすることが肝要である。
11 発光管
11A 封止部
12 フィラメント体
12A フィラメント
12B リード
13 金属箔
14 外部リード
15 検知線
16 保護管
17 検知線用外部リード
18 アンカー
19 検知線用リード
30 光照射式加熱処理装置
31 チャンバ
31A ランプ収容空間
31B 加熱処理空間
32 光取出し窓
33 被処理体
34 ガードリング
35 給電手段
36 抵抗値測定手段
37 記憶手段
38 制御手段
110 フィラメントランプ
111 発光管
112A,112B,112C フィラメント
113 リード
114 アンカー
115 シール用絶縁体
116 金属箔
117 内部リード
118 外部リード
119 封止部
150A,150B,150C,150D 検知線
150D1 軸方向部
151A,151B、151C 検知線用リード
160 保護管
Claims (6)
- 少なくとも一端に封止部が形成された発光管の内部に、コイル状のフィラメントの両端に該フィラメントに電力を供給する一対のリードが連結されてなるフィラメント体が、前記フィラメントが発光管の管軸に沿って伸びるよう配設され、前記各々のリードが封止部に配設された各々の導電性部材に対して電気的に接続されたフィラメントランプにおいて、
前記フィラメントと平行に発光管の管軸に沿って伸び、かつフィラメントから放射される光を受けて高温状態になって熱により劣化しないように、フィラメントから離間して配置される、前記フィラメント体とは別体の導電性材料からなる検知線が配設されていることを特徴とするフィラメントランプ。 - 前記発光管の内部には、前記フィラメントを該発光管内の所定の位置に支持するための環状のアンカーが該フィラメントと一体的に設けられ、前記検知線は絶縁材料よりなる保護管によって被覆され、該保護管が前記アンカーに対して接続されることを特徴とする請求項1に記載のフィラメントランプ。
- 前記フィラメント体は、複数本配設されてなり、前記各フィラメント体の各フィラメントが前記発光管の管軸に沿って伸びるよう順次に並んで配設され、各フィラメント体における各々のリードが封止部に配設された複数の各々の導電性部材に対して電気的に接続されて各フィラメントに対して各々独立に給電されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフィラメントランプ。
- 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のフィラメントランプを備えた光照射式加熱処理装置であつて、
前記フィラメントに電力を供給する給電手段と、前記検知線の抵抗値を測定する抵抗値測定手段と、前記検知線の抵抗値と前記検知線の色温度との相関関係を記憶すると共に、前記検知線の色温度と前記フィラメントの色温度との相関関係を記憶する記憶手段と、前記抵抗値測定手段によって測定された検知線の抵抗値と前記記憶手段の記憶内容とに基づいて前記フィラメントの色温度を求める制御手段とを備えることを特徴とする光照射式加熱処理装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のフィラメントランプを備えた光照射式加熱処理装置であつて、
前記フィラメントに電力を供給する給電手段と、前記検知線の抵抗値を測定する抵抗値測定手段と、前記検知線の抵抗値と前記フィラメントの色温度との相関関係を記憶する記憶手段と、前記抵抗値測定手段によって測定された検知線の抵抗値と前記記憶手段の記憶内容とに基づいて前記フィラメントの色温度を求める制御手段とを備えることを特徴とする光照射式加熱処理装置。 - 前記制御手段は、前記求められたフィラメントの色温度とフィラメントの目標到達温度とを対比し、前記フィラメントが目標到達温度となるように、前記フィラメントに供給される電力を調整するように制御することを特徴とする請求項5に記載の光照射式加熱処理装置。
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