JP5100576B2 - 無線装置及びアンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、無線装置及びアンテナに係り、特に相手方装置に対向して無線送受信を行う無線装置及び該無線装置に設けられるアンテナに関する。
無線を利用した個体識別(Radio Frequency Identification、以下RFIDと略す。)の技術が、鉄道の自動改札、企業や事務所の出退勤管理、各種の電子マネー等に広く用いられている。RFIDにおいては、リーダライタと呼ばれる装置とカード又はタグと呼ばれる情報媒体との間の無線送受信を介して情報がやり取りされる(非接触データ通信)。最近では、携帯電話の一部にもRFIDに対応する機能が搭載されている。当初は携帯電話にカード機能が搭載され、その後リーダライタ機能も搭載されている。
RFIDのシステムにおいては、リーダライタの内蔵するアンテナとカードの内蔵するアンテナを対向、近接させて通信可能な状態におくことにより、リーダライタがカードに対して情報を書き込み、またカードから情報を読み取ることができる。RFID用のアンテナとしては、平面的なループ形状をなすコイル型素子が一般に用いられる。
上記のカード機能を搭載した携帯電話を例にとると、RFID用のループ形状アンテナは一般に携帯電話の筐体のうち正面側又は背面側のいずれか一方に近接して取り付けられる。この場合筐体の厚みのために、アンテナは取り付けられた側に偏った磁界分布特性を示す。そのため非接触データ通信の成否又は誤り率の高低は、筐体のリーダライタに対する距離だけでなく向きによっても制限される。
従来、このような問題の解決を図る技術が知られている(例えば、特許文献1又は特許文献2参照。)。このうち特許文献1には、筐体の側面に沿って周回するようにアンテナを配置したデータ通信装置が開示されている。また、特許文献2には、本体に格納される基板により形成され、複数の方向にアンテナ軸を有する複数のアンテナからなるアンテナを備えたリーダライタが開示されている。
特開2005−26865号公報(第4ページ、図3) 特開2005−134942号公報(第7ページ、図3)
上述した特許文献1に開示された従来の技術は、筐体の厚み方向の中央付近にアンテナを位置させることによって磁界分布の偏りを是正しようとするものである。しかし、例えば多くの携帯電話機のように開閉可能に連結された2筐体が互いに閉じられた状態では、効果が限定されるという問題がある。
上述した特許文献2に開示された従来の技術は、基板の厚み又は複数基板の階層構成によって本体の側面方向にアンテナ軸を形成するものである。しかし、その効果が基板の厚みや数に依存するため、特に筐体が薄型化されている場合に効果を発揮することが難しいという問題がある。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、アンテナに給電されたときに発生する磁界分布の偏りを無線装置の筐体の構成やサイズによらず改善し、通信可能な空間的範囲を拡大できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る無線装置は、第1の面並びに前記第1の面に対する側面にそれぞれ相当し且つ互いに対向する第2の面及び第3の面を有する筐体と、導電線が前記第1の面に略平行な第1のループ形状、前記第1のループ形状に接続され前記第2の面に略平行な第2のループ形状及び前記第1のループ形状に接続され前記第3の面に略平行な第3のループ形状をなし、かつ、給電されたとき前記第1のループ形状及び前記第2のループ形状の互いに隣り合う部分の電流が空間的に略同方向を向くと共に前記第1のループ形状及び前記第3のループ形状の互いに隣り合う部分の電流が空間的に略同方向を向くように形成されたアンテナとを備えたことを特徴とする。
また、請求項7に係るアンテナは、第1の面並びに前記第1の面に対する側面にそれぞれ相当し且つ互いに対向する第2の面及び第3の面を有する筐体に設けられた導電線からなるアンテナにおいて、前記第1の面に略平行な第1のループ形状をなす部分と、前記第2の面に略平行であると共に、前記第1のループ形状に接続され、給電されたとき前記第1のループ形状との間で互いに隣り合う部分の電流が空間的に略同方向を向くように配設された第2のループ形状をなす部分と、前記第3の面に略平行であると共に、前記第1のループ形状に接続され、給電されたとき前記第1のループ形状との間で互いに隣り合う部分の電流が空間的に略同方向を向くように配設された第3のループ形状をなす部分とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、導電線が筐体の1の面とその両側面にそれぞれ略平行なループ形状をなしてループ形状間の互いに隣り合う部分の電流が空間的に略同方向を向くようにアンテナを形成することにより、無線装置の筐体の構成やサイズによらず通信可能な空間的範囲を拡大することができる。
以下、図1ないし図7を参照して、本発明の実施例を説明する。なお以下の各図を参照しながら上下左右又は水平、垂直(鉛直)をいうときは、特に断らない限り、図が表された紙面における上下左右又は水平、垂直(鉛直)を意味するものとする。また、各図の間で同一の符号は、同一の構成を表すものとする。
図1は、本発明の実施例に係る無線装置である携帯通信端末1の構成を表す斜視図である。携帯通信端末1は、第1筐体10と第2筐体20がヒンジ部30を介して開閉可能に接続されることにより構成されている。図1は、第1筐体10と第2筐体20が相互に開いた状態の使用時において使用者側を向く面を表している。
第1筐体10と第2筐体20の開閉の形式は、折りたたみ式、2軸ヒンジ(ダブルスウィーベル)式等が考えられるが、これらに限るものではない。ヒンジ部30は、第1筐体10と第2筐体20の間に位置して相互に開閉可能とする機構を内蔵する部分を指し、図1においては破線の楕円で囲んで表している。図1に矢印付き一点鎖線の弧で示したように、第1筐体10を第2筐体20に対してヒンジ部30の周りに回動させることにより、第1筐体10と第2筐体20を相互に閉じることができる。
第1筐体10の正面(図1において使用者側を向く面)側には、例えば液晶デバイスからなる表示部11が設けられている(第1筐体10又は第2筐体20の背面をはじめとする他の面に、別の表示部が設けられていてもよい。)。第2筐体20の正面側には、複数の操作キーからなる操作部が設けられている(操作キーの一部は、第1筐体10又は第2筐体20の側面をはじめとする他の面に設けられてもよい。)。
図2は、携帯通信端末1の第1筐体10を第2筐体20に対して閉じた状態において、第1筐体10にアンテナ40を設ける向き及び位置(ブロック矢印で示す。)を第1筐体10の背面側から見て表す図である。上記の第1筐体10の正面に対する背面を、背面12とする。携帯通信端末1を図2に示す向きに置いて見たとき、背面12の右側面に当る第1筐体10の面を、右側面13とする。また、背面12の左側面に当る第1筐体10の面を、左側面14とする。
アンテナ40は例えば個体無線識別(RFID)のカード機能用アンテナであって、携帯通信端末1に設けられたとき図2にシンボルで表示した給電点50において図示しない給電回路に接続され、例えば13メガヘルツ(MHz)帯で共振する共振回路を構成する。なお、アンテナ40は図2から直観的に予想されるように板金で形成され、第1筐体10に取り付けられることにより設けられてもよいが、後述するようにそれに限るものではない。
図3は、アンテナ40が携帯通信端末1の第1筐体10に設けられた状態を、図2と同じ向きに見て表す斜視図である。図3に表した各構成は、図2にそれぞれ同じ符号を付して表した構成と同じであるから、説明を省略する。
図4は、アンテナ40の構成を図3と同じ向きに見て表す斜視図である。アンテナ40は、導電線が第1のループ形状41、第2のループ形状42及び第3のループ形状43(それぞれ、破線の枠で囲んで表す。)をなすように形成されたものである。次に上記の導電線の形状を、給電点50からブロック矢印の番号順にたどって詳細に説明する。
給電点50から例えば右向きに出発した導電線は、ブロック矢印(1)の部分、右折してブロック矢印(2)の部分、下方へ折れてブロック矢印(3)の部分を順次経過する。導電線はその後、ブロック矢印(2)の部分と逆向きのブロック矢印(4)の部分、上方へ折れてブロック矢印(5)の部分、ブロック矢印(2)の部分と同じ向きのブロック矢印(6)の部分を順次経過する。
導電線はその後、右折してブロック矢印(7)の部分、さらに右折してブロック矢印(8)の部分、下方へ折れてブロック矢印(9)の部分を順次経過する。導電線はその後、ブロック矢印(8)の部分と逆向きのブロック矢印(10)の部分、上方へ折れてブロック矢印(11)の部分、ブロック矢印(8)の部分と同じ向きのブロック矢印(12)の部分、右折してブロック矢印(13)の部分を順次経過し、給電点50に帰り着く。なお、導電線が以上の経路を複数回経過するようにしてもよい。
第1のループ形状41は、上記の導電線の各部分のうち、ブロック矢印(1)、(2)、(7)、(12)及び(13)の部分からなる。第2のループ形状42は、上記の導電線の各部分のうち、ブロック矢印(3)、(4)、(5)及び(6)の部分からなる。第3のループ形状43は、上記の導電線の各部分のうち、ブロック矢印(8)、(9)、(10)及び(11)の部分からなる。
第1のループ形状41は、第1筐体10の背面12に略平行である。第2のループ形状42は、第1筐体10の右側面13に略平行である。第3のループ形状43は、第1筐体10の左側面14に略平行である。なお、第1ないし第3のループ形状41ないし43は、それぞれ複数回巻かれたものであってもよい。
アンテナ40は、第1のループ形状41により、第1筐体10の背面12に対して垂直な向きを中心に磁界分布を形成することができる。アンテナ40は、第2のループ形状42により、第1筐体10の右側面13に対して垂直な向きを中心に磁界分布を形成することができる。アンテナ40は、第3のループ形状43により、第1筐体10の左側面14に対して垂直な向きを中心に磁界分布を形成することができる。
第1のループ形状41のブロック矢印(2)の部分と第2のループ形状42のブロック矢印(6)の部分は互いに隣り合う位置関係にある。ブロック矢印の向きが同じであることが示すように、アンテナ40が給電されたとき上記の互いに隣り合う部分の電流は空間的に略同方向を向く。なお、上記の互いに隣り合う部分は、第1筐体10の背面12と右側面13が交差する辺に近接して沿うように配置されることが可能である。
上述したように第1のループ形状41と第2のループ形状42の互いに隣り合う部分の電流が空間的に略同方向を向くことにより、これらの部分に近い範囲の磁界分布を強め合うように作用して、通信可能な空間的範囲の拡大に寄与することができる。
第1のループ形状41のブロック矢印(12)の部分と第3のループ形状43のブロック矢印(8)の部分は互いに隣り合う位置関係にある。ブロック矢印の向きが同じであることが示すように、アンテナ40が給電されたとき上記の互いに隣り合う部分の電流は空間的に略同方向を向く。なお、上記の互いに隣り合う部分は、第1筐体10の背面12と左側面14が交差する辺に近接して沿うように配置されることが可能である。
上述したように第1のループ形状41と第3のループ形状43の互いに隣り合う部分の電流が空間的に略同方向を向くことにより、これらの部分に近い範囲の磁界分布を強め合うように作用して、通信可能な空間的範囲の拡大に寄与することができる。
第1のループ形状41は、右側面13に近い部分を右半分、左側面14に近い残りの部分を左半分としたとき、略左右対称に形成されることが可能である。また、第2のループ形状42と第3のループ形状43は、同様に略左右対称に形成されることが可能である。このようなループ形状の対称性によって、図3において携帯通信端末1をヒンジ部30の側から背面12に平行な向きに見たときの磁界分布の対称性を高め、通信可能な空間的範囲の方向によるばらつきを抑えることができる。
アンテナ40の導電線は前述したように板金で形成され、第1筐体10に取り付けられてもよい。アンテナ40の導電線はフレキシブル基板の導体パターンで形成され、第1筐体10に内蔵又はその部材の表面に貼付されてもよい。アンテナ40の導電線は、導体パターンが第1筐体10を構成する部材の外側(意匠面側)若しくは内側又は両側の表面にめっき又は貼付されることにより形成されてもよい。
より具体的には、例えば第1筐体10を構成する部材の外側又は内側表面に第1筐体10とは別の誘電体材料からなる接着層を設け、当該接着層を介して上記の導体パターンをめっきすることができる。接着層を介することにより、第1筐体10の誘電体材料の種類に関わらず導体パターンを設けることができるので、第1筐体10の材料として携帯通信端末1の薄型化に必要な強化誘電体材料を選ぶことも可能になる。
なお、第1筐体10を構成する部材の両側の表面にアンテナ40の導体パターンを形成する場合、外側と内側の電気的導通を図るためにビアホールを設ける必要がある。このような形成法によれば、アンテナ40のループ形状設定の自由度を高めることができる。
図5及び図6を参照して、本発明の実施例の特性評価の一例を説明する。なお、比較評価の対象としたアンテナ45は、図7に図4と同じ向きから見た形状を示すように、従来のループ形状アンテナの左右の各辺に相当する部分を筐体の側面方向に折り曲げたものとする。
図5は、図3において携帯通信端末1をヒンジ部30の側から背面12に平行な向きに見てアンテナ40に給電したときの左右の向き(左側面14の側と右側面13の側がそれぞれ左右に相当する。)における磁界分布の一例を、シミュレーションにより求めて表すグラフである。グラフの横軸は、上記の左右の向きにおける携帯通信端末1の中央の箇所から左右に測った長さを表す。グラフの縦軸は、磁界分布の強度を表す。なお、比較対象のためアンテナ40をアンテナ45で置き換えた構成についても、同様のシミュレーションを行った。
上記の左右の向きにおいて通信の可否を分ける磁界分布強度のしきい値を例えば−60dBとすると、アンテナ40の場合は左方向に75ミリメートル(mm)、アンテナ45の場合は左方向に66mmであって、9mmの改善が得られた。この他、図5に含まれる左右の向きのほぼ全範囲において、アンテナ40により発生する磁界強度はアンテナ45により発生する磁界強度より高く、本実施例の効果を裏付ける結果を得ている。
図6は、図3において携帯通信端末1をヒンジ部30の側から背面12に平行な向きに見てアンテナ40に給電したときの上下の向き(背面12の法線方向)における磁界分布の一例を、シミュレーションにより求めて表すグラフである。グラフの横軸は、上記の上下の向きにおける携帯通信端末1の中央の箇所から上下に測った長さを表す。グラフの縦軸は、磁界分布の強度を表す。なお、比較対象のためアンテナ40をアンテナ45で置き換えた構成についても、同様のシミュレーションを行った。
上記の上下の向きにおいて通信の可否を分ける磁界分布強度のしきい値を例えば−80dBとすると、アンテナ40の場合は下方向(背面12の反対側方向)に132ミリメートル(mm)、アンテナ45の場合は下方向に142mmであって、10mmの改善が得られた。この他、図6に含まれる上下の向きのほぼ全範囲において、アンテナ40により発生する磁界強度はアンテナ45により発生する磁界強度より高く、本実施例の効果を裏付ける結果を得ている。
以上に説明した本発明の実施例によれば、筐体の複数方向にループ形状を向けると共に各ループ形状の隣接部分間の電流の空間的な向きを揃えるようにアンテナを構成することにより、通信可能な空間的範囲を拡大することができる。
以上の実施例の説明において、アンテナのループ形状をはじめとする各構成要素の形状、巻き数、配置、位置関係、導電線の経路のとり方及び順序等、またシミュレーションにおいて設定した条件は一例であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまな変形が可能である。
本発明の実施例に係る無線装置(携帯通信端末)の構成を表す斜視図。 本発明の実施例に係る携帯通信端末の2筐体を閉じた状態においてアンテナを設ける向き及び位置を表す斜視図。 本発明の実施例に係る携帯通信端末の第1筐体にアンテナが設けられた状態を表す斜視図。 本発明の実施例に係るアンテナの構成を表す斜視図。 本発明の実施例に係る携帯通信端末をヒンジ部の側から背面に平行な向きに見て、アンテナに給電したときの左右の向きにおける磁界分布の一例をシミュレーションにより求めて表すグラフ。 本発明の実施例に係る携帯通信端末をヒンジ部の側から背面に平行な向きに見て、アンテナに給電したときの上下の向きにおける磁界分布の一例をシミュレーションにより求めて表すグラフ。 従来のループ形状アンテナの左右の各辺に相当する部分を筐体の側面方向に折り曲げた構成を表す斜視図。
符号の説明
1 携帯通信端末
10 第1筐体
11 表示部
12 背面
13 右側面
14 左側面
20 第2筐体
30 ヒンジ部
40、45 アンテナ
41 第1のループ形状
42 第2のループ形状
43 第3のループ形状
50 給電点

Claims (12)

  1. 第1の面並びに前記第1の面に対する側面にそれぞれ相当し且つ互いに対向する第2の面及び第3の面を有する筐体と、
    導電線が前記第1の面に略平行な第1のループ形状、前記第1のループ形状に接続され前記第2の面に略平行な第2のループ形状及び前記第1のループ形状に接続され前記第3の面に略平行な第3のループ形状をなし、かつ、給電されたとき前記第1のループ形状及び前記第2のループ形状の互いに隣り合う部分の電流が空間的に略同方向を向くと共に前記第1のループ形状及び前記第3のループ形状の互いに隣り合う部分の電流が空間的に略同方向を向くように形成されたアンテナとを
    備えたことを特徴とする無線装置。
  2. 前記第1のループ形状及び前記第2のループ形状の互いに隣り合う部分は、前記第1の面及び前記第2の面が交差する辺に近接して沿うように配設されたことを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  3. 前記第1のループ形状及び前記第3のループ形状の互いに隣り合う部分は、前記第1の面及び前記第3の面が交差する辺に近接して沿うように配設されたことを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  4. 前記筐体を前記第2の面及び前記第3の面が左右の側面に相当する向きから見たとき、前記第1のループ形状は略左右対称に形成され、かつ、前記第2のループ形状及び前記第3のループ形状は互いに略左右対称に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  5. 前記導電線は、少なくとも一部が前記筐体を構成する部材の表面に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  6. 前記導電線は、少なくとも一部が前記筐体を構成する部材の外側及び内側の表面に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  7. 第1の面並びに前記第1の面に対する側面にそれぞれ相当し且つ互いに対向する第2の面及び第3の面を有する筐体に設けられた導電線からなるアンテナにおいて、
    前記第1の面に略平行な第1のループ形状をなす部分と、
    前記第2の面に略平行であると共に、前記第1のループ形状に接続され、給電されたとき前記第1のループ形状との間で互いに隣り合う部分の電流が空間的に略同方向を向くように配設された第2のループ形状をなす部分と、
    前記第3の面に略平行であると共に、前記第1のループ形状に接続され、給電されたとき前記第1のループ形状との間で互いに隣り合う部分の電流が空間的に略同方向を向くように配設された第3のループ形状をなす部分とを
    備えたことを特徴とするアンテナ。
  8. 前記第1のループ形状及び前記第2のループ形状の互いに隣り合う部分は、前記第1の面及び前記第2の面が交差する辺に近接して沿うように配設されたことを特徴とする請求項7に記載のアンテナ。
  9. 前記第1のループ形状及び前記第3のループ形状の互いに隣り合う部分は、前記第1の面及び前記第3の面が交差する辺に近接して沿うように配設されたことを特徴とする請求項7に記載のアンテナ。
  10. 前記筐体を前記第2の面及び前記第3の面が左右の側面に相当する向きから見たとき、前記第1のループ形状は略左右対称に形成され、かつ、前記第2のループ形状及び前記第3のループ形状は互いに略左右対称に形成されたことを特徴とする請求項7に記載のアンテナ。
  11. 前記導電線は、少なくとも一部が前記筐体を構成する部材の表面に形成されたことを特徴とする請求項7に記載のアンテナ。
  12. 前記導電線は、少なくとも一部が前記筐体を構成する部材の外側及び内側の表面に形成されたことを特徴とする請求項7に記載のアンテナ。
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