JP5095344B2 - データ書き込み装置 - Google Patents

データ書き込み装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5095344B2
JP5095344B2 JP2007272641A JP2007272641A JP5095344B2 JP 5095344 B2 JP5095344 B2 JP 5095344B2 JP 2007272641 A JP2007272641 A JP 2007272641A JP 2007272641 A JP2007272641 A JP 2007272641A JP 5095344 B2 JP5095344 B2 JP 5095344B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
memory
group
bank
written
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007272641A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009104218A (ja
Inventor
義久 新荻
誠 山村
和宏 佐藤
友樹 福嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2007272641A priority Critical patent/JP5095344B2/ja
Priority to US12/286,788 priority patent/US20090106581A1/en
Publication of JP2009104218A publication Critical patent/JP2009104218A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5095344B2 publication Critical patent/JP5095344B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/16Error detection or correction of the data by redundancy in hardware
    • G06F11/1666Error detection or correction of the data by redundancy in hardware where the redundant component is memory or memory area
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/16Error detection or correction of the data by redundancy in hardware
    • G06F11/1666Error detection or correction of the data by redundancy in hardware where the redundant component is memory or memory area
    • G06F11/167Error detection by comparing the memory output
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/16Error detection or correction of the data by redundancy in hardware
    • G06F11/20Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)

Description

この発明はデータ書き込み装置に関し、より具体的には書き込まれたデータの異常の検出と異常を検出したときの修正についての装置に関する。
上記したようなデータの書き込み異常の検出と異常を検出したときの修正についての装置としては、例えば特許文献1記載の技術が知られている。特許文献1記載の技術にあっては、データの異常を検出すると共に、その異常の種類を判別し、判別された異常の種類と共に所定のデータ記録領域に記録するように構成している。
特開2003−57076号公報
この種のデータ書き込み装置において、書き込み中に電源がオフされた場合など、書き込みデータの異常が発生するため、データの書き込み異常を迅速かつ確実に検出して修正する必要がある。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、データの書き込み異常を迅速に検出して修正するようにしたデータ書き込み装置を提供することにある。
上記した課題を解決するために、請求項1にあっては、少なくとも1つのCPUと、前記CPUに接続され、2つのメモリバンクからなる第1のメモリグループと3つのメモリバンクからなる第2のメモリグループとを有するメモリとを備えると共に、前記CPUが前記メモリにデータを書き込むようにしたデータ書き込み装置において、前記第1のメモリグループのメモリバンクの1つにデータとその補数データからなるデータ群を書き込むと共に、他方のメモリバンクに前記データ群と同一のデータ群を書き込む第1のデータ書き込み手段と、前記第1のメモリグループのメモリバンクの1つに書き込まれたデータ群の和を求め、所定の値になるとき、前記第1のメモリグループのメモリバンクの1つに書き込まれたデータが正常と判定して使用データと決定すると共に、前記所定の値にならないとき、前記他のメモリバンクに書き込まれたデータを使用データと決定する第1の使用データ定手段と、前記第1のメモリグループのメモリバンクの1つに書き込まれたデータ群の和が前記所定の値にならないとき、前記第1の使用データ決定手段によって使用データと決定されたデータを前記第1のメモリグループのメモリバンクの1つに書き込まれたデータに上書きして修正する第1のデータ修正手段と、前記第2のメモリグループのメモリバンクにそれぞれ同一のデータを書き込む第2のデータ書き込み手段と、前記第2のメモリグループのメモリバンクのデータを相互に比較し、少なくとも2つ以上のメモリバンクのデータが一致する場合、前記一致するデータを正常と判定して使用データと決定する第2の使用データ決定手段と、前記第2の使用データ決定手段によって使用データと決定されたデータを一致しない前記第2のメモリグループのメモリバンクに書き込まれたデータに上書きして修正する第2のデータ修正手段とを備えると共に、前記第2のメモリグループは、前記第1のメモリグループに書き込まれるデータに比して書き込み頻度の低いデータが書き込まれる如く構成した。
請求項に係るデータ書き込み装置にあっては、前記データ書き込み手段は、所定時間ごとに前記データ群を書き込む如く構成した。
請求項1に係るデータ書き込み装置にあっては、メモリに設けられた第1のメモリグループのメモリバンクの1つにデータとその補数データからなるデータ群を書き込むと共に、他方のメモリバンクに前記データ群と同一のデータ群を書き込み、メモリバンクの1つに書き込まれたデータ群の和を求め、所定の値になるとき、そのデータが正常と判定して使用データと決定すると共に、所定の値にならないとき、他のメモリバンクに書き込まれたデータを使用データと決定し、メモリバンクの1つに書き込まれたデータ群の和が所定の値にならないとき、使用データと決定されたデータをメモリバンクの1つに書き込まれたデータに上書きして修正する如く構成したので、データとその補数を交互に書き込むことで、データの異常を迅速かつ確実に検出して修正することができ、データの信頼性も向上させることができる。
また、メモリバンクは少なくとも2つあれば足りることから、書き込み時間も短縮することができる。さらに、少なくとも2つのメモリバンクに交互に書き込むことで、電源が不意にオフされたときも、一方にデータを残すことが可能となる。
また第2のメモリグループのメモリバンクにそれぞれ同一のデータを書き込み、それらを相互比較し、少なくとも2つ以上のメモリバンクのデータが一致する場合、一致するデータを正常と判定して使用データと決定すると共に、使用データと決定されたデータを一致しないメモリバンクに書き込まれたデータに上書きして修正すると共に、第2のメモリグループは、第1のメモリグループに書き込まれるデータに比して書き込み頻度の低いデータが書き込まれる如く構成したので、データの異常を迅速かつ確実に検出して修正することができ、データの信頼性も向上させることができる。
請求項に係るデータ書き込み装置にあっては、所定時間ごとに前記データ群を書き込む如く構成したので、上記した効果に加え、データの信頼性を一層向上させることができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係るデータの書き込み装置を実施するための最良の形態について説明する。
図1はこの発明の実施例に係るデータ書き込み装置をプラントの制御装置を例にとって模式的に示すブロック図である。
図示の如く、実施例に係るデータ書き込み装置は、プラントPの制御量を検出するセンサSと、コントローラCからなる。コントローラCは、検出された制御量を入力するECU(Electronic Control Unit。電子制御ユニット)10と、ECU(Electronic Control Unit。電子制御ユニット)12と、RAM14を備える。ECU10は第1のCPU(マイクロコンピュータ)10aを備えると共に、ECU12は第2のCPU(マイクロコンピュータ)12aを備える。
RAM14は、複数の入出力ポート、より具体的には2個の入出力ポートを備えるデュアルポートRAMからなり、2個の入出力ポートの一方には第1のCPU10aが接続されると共に、その他方には第2のCPU12aが接続される。
第1、第2のCPU10a,12aはそれぞれ、RAM14に非同期でアクセス可能に構成されると共に、第1、第2のCPU10a,12aの少なくともいずれか、より具体的には第1のCPU10aがプラントPの操作量を決定するように構成される。
ECU10は第1のCPU10aに加え、アナログ信号入出力部10bと、ネットワーク10cとデジタルメータ10dを備える。ECU12は、第2のCPU12aに加え、EEPROM(不揮発性メモリ。メモリ)12bと、4つの通信用インターフェース(伝送路の規格。通信手段)、即ち、K―ライン12cとシリアル(RS232C)12dとUSB12eとH−CAN12fを備える。第2のCPU12aはRAM14にアクセスして取得したデータをEEPROM12bに書き込むが、それについては後述する。
図2は図1に示すプラントの制御装置をプラントPとして船外機を例にとってより具体的に示す概略図である。
図2において、符号20は船外機を示し、船外機20は船体(艇体)22の後尾に取り付けられる。
船体22の操縦席24の付近には、操船者によって回転操作自在なステアリングホイール26が配置される。ステアリングホイール26のシャフト(図示せず)には操舵角センサ30が取り付けられ、操船者によって入力されたステアリングホイール26の操舵角に応じた信号を出力する。
操縦席24付近には、さらにリモートコントロールボックス(以下「リモコンボックス」という)32が配置される。リモコンボックス32には、操船者の操作自在に配置されるシフト・スロットルレバー34が設けられる。
シフト・スロットルレバー34は、初期位置から前後方向に揺動操作自在とされ、操船者からのシフトチェンジ指示とエンジン回転数の調節指示を入力する。リモコンボックス32にはレバー位置センサ36が取り付けられ、操船者によって操作されたシフト・スロットルレバー34の位置に応じた信号を出力する。
ステアリングホイール26が配置される操縦席24のダッシュボードには、複数個の報知ランプ40と、タコメータ(アナログメータ)42と、船外機の運転状態などを表示するモニタ画面44などが配置される。上記した操舵角センサ30などの出力は、前記したコントローラCに入力される。
図3は、コントローラCの構成を示すブロック図である。
図1と相違する点に焦点をおいて説明すると、コントローラCにおいてECU10は、第1のCPU10aとアナログ信号入出力部10bとネットワーク10cとデジタルメータ10dに加え、デジタル信号を入出力するデジタル信号入出力部10eと、表示手段である報知ランプ40とタコメータ42とモニタ画面44に駆動信号を出力する駆動信号出力部10fを備える。
次いで図4を参照して船外機20を説明する。
船外機20は、スターンブラケット50を介して船体22の後尾に取り付けられる。スターンブラケット50には、チルティングシャフト52を介してスイベルケース54が接続される。スイベルケース54には、スイベルシャフト56が回動自在に収容される。
スイベルシャフト56は上端側でマウントフレーム60に固定される一方、下端側でロアマウントセンターハウジング62に固定される。マウントフレーム60とロアマウントセンターハウジング62は、船外機20の本体を構成するフレームに固定される。船外機20は、チルティングシャフト52を中心としてチルト・トリム自在であると共に、スイベルシャフト56を中心として操舵(転舵)自在に構成される。
船外機20の上部には内燃機関(以下「エンジン」という)64が搭載される。エンジン64は火花点火式のガソリンエンジンであり、エンジンカバー66で覆われる。エンジンカバー66の内側には、第3のECU(Electronic Control Unit。電子制御ユニット。操作手段。以下「船外機ECU」という)70が配置される。
エンジン64の出力はバーティカルシャフト(図示せず)を介して下方に送られ、そこに配置されるプロペラ72にクラッチ(図示せず)を介して伝達される。プロペラ72は回転すると、推進力を生じて船体22を前進あるいは後進させる。
船外機20は、マウントフレーム60をスイベルシャフト56の回りに回転させて船外機20を左右に操舵(転舵)させる操舵用電動モータ74と、エンジン64のスロットルバルブ(図示せず)を駆動してエンジン回転数を調節するスロットル用電動モータ76と、シフト機構(図示せず)を駆動してシフトポジションの切り替えを行うシフト用電動モータ80と、同様に電動モータを備えてチルト角およびトリム角の調節を行うパワーチルトトリムユニット82を備える。シフト用電動モータ80の付近には、シフト位置センサ84が配置され、シフトポジションに応じた信号を出力する。
エンジン64のクランクシャフト(図示せず)の付近にはクランク角センサ86が配置され、所定クランク角度ごとにパルス信号を出力すると共に、吸気系のスロットルバルブ下流の適宜位置には絶対圧センサ90が設けられ、吸気管内絶対圧(エンジン負荷を示す)に応じた出力を生じる。
エンジン64の冷却水通路(図示せず)の付近には水温センサ92が設けられ、エンジン冷却水温に応じた出力を生じる。それらセンサの出力は、船外機ECU70に送られる。上記以外にも種々のセンサが設けられ、それらの出力が船外機ECU70に送られるが、図示と説明を省略する。
船外機ECU70はクランク角センサ86の出力をカウントしてエンジン回転数を検出すると共に、その他の入力されたセンサ出力を使用してエンジン64の動作を制御する。
また、船外機ECU70にはコントローラCから操舵角センサ30などの出力がデジタル信号入出力部10eを介して送られる。船外機ECU70は、それら入力された情報に基づいて操舵用電動モータ74、スロットル用電動モータ76、シフト用電動モータ80およびパワーチルトトリムユニット82の電動モータの通電指令値を決定し、それらの動作を制御する。さらに、船外機ECU70は、エンジン回転数および入力されたセンサ出力をデジタル信号に変換して出力する。
図3の説明に戻ると、上記した船外機ECU70の出力は、デジタル信号入出力部10eを介してECU10に入力される。尚、前記した操舵角センサ30とレバー位置センサ36の出力は、アナログ信号入出力部10bを介してECU10に入力される。
また、ECU12において第2のCPU12aはRAM14にアクセスして第1のCPU10が取得した船外機情報などを入力してEEPROM12bに書き込む。そのECU12の第2のCPU12aのEEPROM(メモリ)12bへの書き込み処理を説明する。
図5は、EEPROM12bのメモリバンクと書き込み内容を表わす説明図である。尚、「メモリバンク」は一定の容量をもったメモリの集合を意味する。以下これを「バンク」といい、図面では「Bank」と示す。
このように、EEPROM12bには2つ以上、より具体的にはバンク(Bank)1とバンク(Bank)2からなる2つのバンクが設けられる。これをGr1(グループ1)という。Gr1のバンク1には運転時間データとその補数データが書き込まれる。即ち、メモリバンクのバンク1にはデータとその補数データからなるデータ群が書きこまれると共に、バンク2にも同一のデータ群が書きこまれる。
運転時間はエンジン64の運転時間である。「補数」(あるいは余数)は通例和が10となるような2つの基数を意味するが、この実施例では和が0(所定の値)になる2つのデータの意味で使用する。
図6はGr1のデータ書き込み処理を示すフロー・チャートである。図示のプログラムは第2のCPU12aによって所定時間ごとに実行される。所定時間はエンジン64の寿命や書き込み回数を考慮して設定される。
以下説明すると、S10においてバンク(Bank)1に運転時間データとその補数データを書き込むと共に、バンク(Bank)2に同一のデータとその補数データを書き込む。即ち、所定時間ごとに2つのバンクに全く同一のデータを別々に書き込む。
図5の説明に戻ると、Gr2(グループ2)のバンク1にはエンジンパラメータ1、バンク2にはエンジンパラメータ2、バンク3にはエンジンパラメータ3が書き込まれる。エンジンパラメータ1,2,3は全て同一の値であり、例えばエンジン回転数である。即ち、メモリに設けられた3つ以上のメモリバンクにそれぞれ同一のデータが書き込まれる。
図7はGr2のデータ書き込み処理を示すフロー・チャートである。図示のプログラムは第2のCPU12aによって不定期に実行される。即ち、エンジンパラメータのように書き込み頻度の低いデータは必要があるときのみ実行すると共に、メモリ容量としては1バンク増加させた3バンクを使用する。
以下説明すると、S100においてバンク(Bank)1にエンジンパラメータ1、バンク(Bank)2にエンジンパラメータ2、バンク(Bank)3にエンジンパラメータ3を書き込む。即ち、所定時間ごとにつのバンクに全く同一のデータが別々に書き込む。
次いでデータの異常検出について説明する。
図8はGr1のデータの異常検出処理を示すフロー・チャートである。図示のプログラムは第2のCPU12aによって周期的に実行される。
以下説明すると、S200においてバンク1のデータの和を求め、その和が0(所定の値)になるか否か判断し、肯定されて0になると判断されるときはS202に進み、バンク1のデータが正常と判定して使用データUseDataと決定する。
他方、S200で否定されて0にならないと判断されるときはS204に進み、バンク2のデータの和を求め、その和が0になるか否か判断し、肯定されて0になると判断されるときはS206に進み、バンク2に書き込まれたデータを使用データUseDataと決定し、S208に進み、使用データと決定されたデータをバンク1に書き込まれたデータに上書きして修正する。
また、S204で否定されるときはS210に進み、EEPROM12bに故障あるいは異常が生じたと判断する。
尚、上記においてS204のステップを削除し、S200で否定されて0にならないと判断されるときはS206に進み、バンク2に書き込まれたデータを使用データUseDataと決定し、S208に進み、使用データと決定されたデータをバンク1に書き込まれたデータに上書きして修正するように構成しても良い。
図9はGr2のデータの異常検出処理を示すフロー・チャートである。図示のプログラムも第2のCPU12aによって周期的に実行される。
以下説明すると、S300においてバンク1のデータとバンク2のデータを比較してバンク1のデータがバンク2のデータに一致しているか否か判断し、肯定されるときはS302に進み、バンク1とバンク3のデータを比較してバンク1のデータがバンク3のデータに一致しているか否か判断する。
S302で肯定されるときはS304に進み、バンク2のデータとバンク3のデータに共に一致するバンク1のデータを正常と判定して使用データUseDataと決定(使用すべきデータと決定)する。
尚、次回以降のプログラムループにおいてS302の判断は否定されることからS306に進み、バンク1のデータ(使用データ)を、S302でバンク1のデータと一致しないと判断されたバンク3のデータに上書きしてバンク3のデータを修正する。その結果、次々回以降のプログラムループにおいてS302とS304の判断は肯定されてS304に進むことになる。
他方、S300で否定されるときはS308に進み、バンク1のデータとバンク3のデータを比較してバンク1のデータがバンク3のデータに一致しているか否か判断する。S308で肯定されるときはS310に進み、バンク3のデータに一致するバンク1のデータを正常と判定して使用データUseDataと決定する。次いでS312に進み、使用データ(バンク1のデータ)をバンク2のデータに上書きしてバンク2のデータを修正する。
また、S308で否定されるときはS314に進み、バンク2のデータとバンク3のデータと比較してバンク2のデータがバンク3のデータに一致しているか否か判断する。S314で肯定されるときはS316に進み、バンク3のデータに一致するバンク2のデータを正常と判定して使用データUseDataと決定する。次いでS318に進み、使用データ(バンク2のデータ)をバンク1のデータに上書きしてバンク1のデータを修正する。
尚、S314で否定されるときはS320に進み、EEPROM12bに故障あるいは異常が生じたと判断する。
上記した如く、この実施例にあっては、少なくとも1つのCPU(第2のCPU12a)と、前記CPUに接続され、2つのメモリバンクからなる第1のメモリグループ(Gr1)と3つのメモリバンクからなる第2のメモリグループ(Gr2)とを有するメモリ(EEPROM12b)とを備えると共に、前記CPUが前記メモリにデータを書き込むようにしたデータ書き込み装置において、前記第1のメモリグループのメモリバンクの1つ(Gr1、バンク1)にデータとその補数データからなるデータ群を書き込むと共に、他方のメモリバンク(Gr1、バンク2)に前記データ群と同一のデータ群を書き込む第1のデータ書き込み手段(S10)と、前記第1のメモリグループのメモリバンクの1つに書き込まれたデータ群の和を求め、所定の値になるとき、前記第1のメモリグループのメモリバンクの1つに書き込まれたデータが正常と判定して使用データと決定すると共に(S200からS202)、前記所定の値にならないとき、前記他のメモリバンクに書き込まれたデータを使用データと決定する第1の使用データ定手段(S204,S206)と、前記第1のメモリグループのメモリバンクの1つに書き込まれたデータ群の和が前記所定の値にならないとき、前記第1の使用データ決定手段によって使用データと決定されたデータを前記第1のメモリグループのメモリバンクの1つに書き込まれたデータに上書きして修正するデータ修正手段(S208)と、前記第2のメモリグループのメモリバンクにそれぞれ同一のデータ(エンジンパラメータ1,2,3)を書き込む第2のデータ書き込み手段(S100)と、前記第2のメモリグループの3つのメモリバンクのデータを相互に比較し、少なくとも2つ以上のメモリバンクのデータが一致する場合、前記一致するデータを正常と判定して使用データと決定する第2の使用データ決定手段(S300からS304,S308,S310,S314,S316)と、前記第2の使用データ決定手段によって使用データと決定されたデータを一致しない前記第2のメモリグループのメモリバンクに書き込まれたデータに上書きして修正する第2のデータ修正手段(S306,S312,S318)とを備えると共に、前記第2のメモリグループは、前記第1のメモリグループに書き込まれるデータに比して書き込み頻度の低いデータが書き込まれる如く構成したので、データの異常を迅速かつ確実に検出して修正することができ、データの信頼性も向上させることができる。
また、メモリバンクは少なくとも2つあれば足りることから、書き込み時間も短縮することができる。さらに、少なくとも2つのメモリバンクに交互に書き込むことで、電源が不意にオフされたときも、一方にデータを残すことが可能となる。
また、前記データ書き込み手段は所定時間ごとに前記データ群を書き込む(S10)如く構成したので、データの信頼性を一層向上させることができる。
尚、上記において、この発明を船外機などのプラントの制御装置を例にとって説明したが、この発明はそれに限定されるものではない。
また、メモリの例としてEEPROMを例示したが、それに限られるものではなく、通常のRAMなどであっても良い。
この発明の実施例に係るデータ書き込み装置をプラントの制御装置を例にとって模式的に示すブロック図である。 図1に示すプラントの制御装置をプラントPとして船外機を例にとってより具体的に示す概略図である。 図1に示すコントローラなどの構成を示すブロック図である。 図2に示す船外機の概略図である。 図1などに示すEEPROMのメモリバンクと書き込み内容を表わす説明図である。 図5に示すGr1(グループ1)のデータ書き込み処理を示すフロー・チャートである。 図5に示すGr2(グループ2)のデータ書き込み処理を示すフロー・チャートである。 図6に従って書き込まれたGr1のデータの異常検出処理を示すフロー・チャートである。 図7に従って書き込まれたGr2のデータの異常検出処理を示すフロー・チャートである。
符号の説明
10 ECU,10a 第1のCPU,12 ECU,12a 第2のCPU(CPU),12EEPROM(メモリ),14 RAM(デュアルポートRAM)、20 船外機(プラント)、30 操舵角センサ(センサS)、36 レバー位置センサ(センサS)、84 シフト位置センサ、86 クランク角センサ(センサS)、90 絶対圧センサ(センサS)、92 水温センサ(センサS)、C コントローラ、P プラント、S センサ

Claims (2)

  1. 少なくとも1つのCPUと、前記CPUに接続され、2つのメモリバンクからなる第1のメモリグループと3つのメモリバンクからなる第2のメモリグループとを有するメモリとを備えると共に、前記CPUが前記メモリにデータを書き込むようにしたデータ書き込み装置において、
    a.前記第1のメモリグループのメモリバンクの1つにデータとその補数データからなるデータ群を書き込むと共に、他方のメモリバンクに前記データ群と同一のデータ群を書き込む第1のデータ書き込み手段と、
    b.前記第1のメモリグループのメモリバンクの1つに書き込まれたデータ群の和を求め、所定の値になるとき、前記第1のメモリグループのメモリバンクの1つに書き込まれたデータが正常と判定して使用データと決定すると共に、前記所定の値にならないとき、前記他のメモリバンクに書き込まれたデータを使用データと決定する第1の使用データ決定手段と、
    c.前記第1のメモリグループのメモリバンクの1つに書き込まれたデータ群の和が前記所定の値にならないとき、前記第1の使用データ決定手段によって使用データと決定されたデータを前記第1のメモリグループのメモリバンクの1つに書き込まれたデータに上書きして修正する第1のデータ修正手段と、
    d.前記第2のメモリグループのメモリバンクにそれぞれ同一のデータを書き込む第2のデータ書き込み手段と、
    e.前記第2のメモリグループのメモリバンクのデータを相互に比較し、少なくとも2つ以上のメモリバンクのデータが一致する場合、前記一致するデータを正常と判定して使用データと決定する第2の使用データ決定手段と、
    f.前記第2の使用データ決定手段によって使用データと決定されたデータを一致しない前記第2のメモリグループのメモリバンクに書き込まれたデータに上書きして修正する第2のデータ修正手段とを備えると共に、
    前記第2のメモリグループは、前記第1のメモリグループに書き込まれるデータに比して書き込み頻度の低いデータが書き込まれることを特徴とするデータ書き込み装置。
  2. 前記データ書き込み手段は、所定時間ごとに前記データ群を書き込むことを特徴とする請求項1記載のデータ書き込み装置。
JP2007272641A 2007-10-19 2007-10-19 データ書き込み装置 Expired - Fee Related JP5095344B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007272641A JP5095344B2 (ja) 2007-10-19 2007-10-19 データ書き込み装置
US12/286,788 US20090106581A1 (en) 2007-10-19 2008-10-02 System and method for data writing

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007272641A JP5095344B2 (ja) 2007-10-19 2007-10-19 データ書き込み装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009104218A JP2009104218A (ja) 2009-05-14
JP5095344B2 true JP5095344B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=40564696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007272641A Expired - Fee Related JP5095344B2 (ja) 2007-10-19 2007-10-19 データ書き込み装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20090106581A1 (ja)
JP (1) JP5095344B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2982406A1 (fr) * 2011-11-07 2013-05-10 St Microelectronics Rousset Memoire securisee qui evite la degradation de donnees

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1741A (en) * 1840-08-25 Improvement in the process of tanning
JPH02288932A (ja) * 1989-01-31 1990-11-28 Omron Corp 識別システムのデータ記憶ユニット
US5128944A (en) * 1989-05-26 1992-07-07 Texas Instruments Incorporated Apparatus and method for providing notification of bit-cell failure in a redundant-bit-cell memory
JP3463127B2 (ja) * 1994-05-06 2003-11-05 カシオ計算機株式会社 メモリ自己テスト方法
USH1741H (en) * 1994-12-05 1998-07-07 Tandem Computers Corporation Method and apparatus for pattern sensitivity stress testing of memory systems
JP2002109885A (ja) * 2000-09-28 2002-04-12 Toshiba Corp 半導体記憶装置
US7036059B1 (en) * 2001-02-14 2006-04-25 Xilinx, Inc. Techniques for mitigating, detecting and correcting single event upset effects in systems using SRAM-based field programmable gate arrays
EP1379950A4 (en) * 2001-03-12 2009-11-11 Honeywell Int Inc METHOD FOR RECOVERING A CRITICAL FLIGHT COMPUTER AFTER A RADIATION EVENT
US20080320340A1 (en) * 2004-10-25 2008-12-25 Reinhard Weiberle Method and Device for Performing Switchover Operations and for Comparing Data in a Computer System Having at Least Three Execution Units
JP4543317B2 (ja) * 2004-12-07 2010-09-15 株式会社デンソー 不揮発性メモリのデータ制御方法
KR101377305B1 (ko) * 2005-06-24 2014-03-25 구글 인코포레이티드 집적 메모리 코어 및 메모리 인터페이스 회로
US7266020B1 (en) * 2005-07-19 2007-09-04 Xilinx, Inc. Method and apparatus for address and data line usage in a multiple context programmable logic device
DE102006059158B4 (de) * 2006-12-14 2009-06-10 Advanced Micro Devices, Inc., Sunnyvale Integrierter Schaltkreischip mit zumindest zwei Schaltungskernen und zugehöriges Verfahren zum Testen

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009104218A (ja) 2009-05-14
US20090106581A1 (en) 2009-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4639111B2 (ja) 船外機の制御装置
US7540793B2 (en) Watercraft
JP4331628B2 (ja) 船舶推進装置の操舵装置および船舶
JP3967221B2 (ja) 船舶の推進制御装置
US7844374B2 (en) Watercraft steering system
US7052341B2 (en) Method and apparatus for controlling a propulsive force of a marine vessel
EP1847702B1 (en) Drive system, control method therefor, and computer program therefor
US7860616B2 (en) Remote control system for a watercraft
JP4827596B2 (ja) 船舶のリモコン装置及び船舶
JPH06298015A (ja) 車両の自己診断装置
US8229608B2 (en) Outboard motor control apparatus
JP5095344B2 (ja) データ書き込み装置
US7220156B2 (en) Outboard motor steering control system
US20090298359A1 (en) Control apparatus for small boat
US7295913B2 (en) Engine control apparatus for motorcycle and motorcycle
US7497747B2 (en) Control system for propulsion unit
US9242709B2 (en) Propulsion unit control system
US8798823B2 (en) Electronic control apparatus for driving a boat
JP4008197B2 (ja) ダイアグノーシス機能を有する車両用制御装置及び記録媒体
JP2009101715A (ja) プラントの制御装置
US7938701B2 (en) Watercraft including plural outboard motors and control thereof
JP4399591B2 (ja) 小型船舶用電子遠隔操作装置
JP4556666B2 (ja) 車載式故障診断システムの検査装置および検査方法
US20230249788A1 (en) System for and method of controlling watercraft
JP2005315162A (ja) レジャービィークル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120905

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120919

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5095344

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees