JP5093099B2 - 資源情報管理装置、システム、方法、及びプログラム - Google Patents

資源情報管理装置、システム、方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、資源情報管理装置、資源情報管理システム、資源情報管理方法、資源情報管理プログラム、及び資源情報生成プログラムに関し、特に、分散した計算機資源情報を時系列に管理する資源情報管理装置、資源情報管理システム、資源情報管理方法、資源情報管理プログラム、及び資源情報生成プログラムに関する。
有線ネットワークや無線ネットワークを介して多数の情報機器やプログラムが接続する分散システム環境ではシステムの管理が複雑である。分散システムを構成する資源(情報機器やプログラム)から集められる大量の構成情報、性能情報、状態情報、ログ情報等の資源情報を管理しなければならない。特に、システム管理のために適切な制御を決定するためには、収集した情報から現在のシステムの状態を正確に把握することが必要不可欠である。そのためには、個々の資源が生成する情報を時系列にし、発生した事象や数値的な変化の因果関係を特定する必要がある。
特許文献1では、業務システムの障害発生時に障害原因を特定するため、障害発生時に複数ベンダの製品が出力するログ情報を収集し、それらを時系列で整理し、製品毎に定められた重要度ではなく、業務システム全体としての重要度の基準に従って、ログ情報を整理し、発生した障害の本質的な原因と、その対策方法をレポートとして生成するエラーログ収集解析エージェントシステムが開示されている。このシステムは、複数の異なる製品が出力するログ情報を時系列に管理することの重要性を指摘しているが、分散システムの中で時刻同期がとれていることを前提としている。システム内に時刻同期を取る手段を備えることが明記されており、具体的にはNTP(Network Time Protocol;非特許文献1参照)などの技術を利用する手段が考えられる。
しかしながら、グリッドコンピューティングなど、多数の計算機がインターネットを介して接続される大規模なシステムや、ユビキタスコンピューティングなど、大量の携帯端末やチップがワイヤレスに接続されるシステムなどでは、全ての管理対象で時刻同期をとることが本質的に難しい。このような環境では、収集した情報を時系列に管理できるとは限らず、因果関係が逆転して、誤った判断をする危険性も生じる。このような問題を回避するために、時刻同期がとれていない環境でログ情報やイベントデータを時系列に管理する手法が特許文献2や特許文献3で示されている。
特許文献2は、時刻同期のとれていない複数の計算機で構成されるシステムで、イベントトレースデータを時系列に管理することを課題とし、計算機間の時刻のずれを示すオフセット値を用いてイベント生成時刻を補正する手法を開示している。
特許文献3は、複数の国やタイムゾーンに分散されたコンピュータで障害発生時のログの収集と分析を可能にすることを課題とし、ログ収集装置と被ログ収集装置の時刻差分、タイムゾーン情報、ロケール情報を用いて、ログ情報の時刻補正を行う手法を開示している。
これらの手法は、管理対象で時刻の同期が取れていない環境で資源情報を時系列に管理することを課題としており、管理対象と情報を収集する計算機の間の時刻差をオフセットとして算出し、オフセットを用いて情報の生成時刻を補正することで解決している。
しかしながら、継続して稼動するシステム環境では、いつ時刻のズレが発生し、いつ別の管理者によって部分的な時刻補正が行われるかの予測ができない。したがって、オフセットの値は一定ではなく、常に変動する可能性があり、開示されている手法では古いオフセット値によって誤った時刻補正を行ってしまう危険性がある。この問題に加え、大規模な分散システムの管理では、単一の集中管理サーバを用意することは難しい。そのため、管理サーバの階層構成や分散構成(P2P(Peer to Peer)構成)がとられる。例えば、インターネットの名前解決を行うサービスDNS(Domain Name System)では階層的な構成をとることで、世界中のシステムのドメイン名を管理している。
したがって、大規模なシステムで全ての管理対象との間のオフセット値を管理する方法は、現実的ではなく、管理サーバが多段構成になった場合でも分散した情報を時系列に管理できる仕組みが必要である。また、無線接続される小型端末やICチップなど非接触型の資源では、そもそも時刻が管理されていないことも想定される。このような管理対象については、情報を収集するサーバで情報の生成時刻を推定する必要がある。
特開2003−216457号公報 特開2005−235054号公報 特開2005−284520号公報 デビッド・ミルズ(David L. Mills)著、「インターネット・タイム・シンクロナイゼーション(Internet Time Synchronization)」、[online]、1992年3月、IETF、[平成17年2月28日検索]、インターネットURL http://www.faqs.org/rfcs/rfc1305.html
上記の特許文献、非特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。
以上の従来技術、及びその背景から、以下のような問題が挙げられる。
第1に、時刻同期がとれていない分散システムで、時刻のずれが管理対象毎に異なり、ずれの度合いが稼動中に変化する場合に、管理対象から集められる資源情報を時系列に管理することが難しいことに問題がある。その理由は、管理対象と管理サーバの間の時間差であるオフセット値が常に正しいとは限らず、オフセット値による時刻補正では正しく情報を時系列化できないからである。
第2に、時刻同期機能を持たない管理対象を含むシステムで、管理対象から集められる資源情報を時系列に管理することが難しいことに問題がある。その理由は、時刻同期機能を持たない管理対象から生成される情報には情報の生成時刻が存在しない、もしくは、不正確である可能性があり、全ての管理対象の情報を時系列化できないからである。
第3に、大規模分散システムで、複数の管理サーバが多段構成されて管理されている場合に、管理対象の資源情報を時系列に管理することが難しいことに問題がある。その理由は、全ての管理対象との時刻のずれをオフセットとして管理することが困難であり、また、多段に構成される管理サーバ間の時刻のずれも無視できないからである。
本発明の第1の課題は、時刻同期がとれていない分散システムで、時刻のずれが管理対象毎に異なり、ずれの度合いが稼動中に変化する場合に、管理対象から集められる資源情報を時系列に管理できるようにすることである。
本発明の第2の課題は、時刻同期機能を持たない管理対象を含むシステムで、管理対象から集められる資源情報を時系列に管理できるようにすることである。
本発明の第3の課題は、大規模分散システムで、複数の管理サーバが多段構成されて管理されている場合に、管理対象の資源情報を時系列に管理できるようにすることである。
本発明の第1の視点は、資源情報を管理する資源情報管理装置において、所定の装置に対し資源情報を要求する要求情報を送信する時の送信時刻を測定し、かつ、前記要求情報を送信した後に前記所定の装置により生成された資源情報を前記所定の装置から受信した時の受信時刻を測定する計時部と、前記所定の装置からの資源情報を収集又は参照する際に、前記所定の装置との時刻同期を確認し、同期していない場合に、自己の時刻に基づいて補正した生成時刻を、収集又は参照中の前記資源情報に記録する時刻補正部と、を有し、前記資源情報は、資源を特定するための識別子を含む情報であり、前記所定の装置は、計時機能を有するとともに資源情報を生成又は収集する装置であり、前記時刻補正部は、前記資源情報が前記所定の装置の提供時刻を含むときに、前記送信時刻、前記受信時刻、及び前記提供時刻を用いて、前記所定の装置との時刻の同期を判定し、同期していないときであって前記資源情報に生成時刻が含まれているときに、前記送信時刻と前記受信時刻の中間値から前記生成時刻から前記提供時刻までの経過時間を引いた補正生成時刻を計算し、前記補正生成時刻を前記資源情報に記録するように構成されることを特徴とする(形態1)。
本発明の第2の視点は、資源情報を管理する資源情報管理システムにおいて、資源を特定するための識別子を含む1又は複数の資源と、前記識別子を含む資源情報を生成する1又は複数の資源情報生成装置と、前記資源情報生成装置から前記資源情報を収集する1又は複数の資源情報収集装置と、前記資源情報収集装置から前記資源情報を参照する資源情報参照装置と、を備え、前記資源情報生成装置は、計時機能を有し、前記資源情報収集装置は、前記資源情報生成装置に対し資源情報を要求する要求情報を送信する時の送信時刻を測定し、かつ、前記要求情報を送信した後に前記資源情報生成装置により生成された資源情報を前記資源情報生成装置から受信した時の受信時刻を測定する計時部と、前記資源情報生成装置からの資源情報を収集する際に、前記資源情報生成装置との時刻同期を確認し、同期していない場合に、自己の時刻に基づいて補正した第1の生成時刻を、収集中の前記資源情報に記録する第1の時刻補正部と、を有し、前記資源情報参照装置は、前記資源情報収集装置からの資源情報を収集する際に、前記資源情報収集装置との時刻同期を確認し、同期していない場合に、自己の時刻に基づいて補正した第2の生成時刻を、収集中の前記資源情報に記録する第2の時刻補正部を有し、前記第1の時刻補正部は、前記資源情報が前記資源情報生成装置の提供時刻を含むときに、前記第1の送信時刻、前記受信時刻、及び前記提供時刻を用いて、前記資源情報生成装置との時刻の同期を判定し、同期していないときであって前記資源情報に生成時刻が含まれているときに、前記第1の送信時刻と前記受信時刻の中間値から前記生成時刻から前記提供時刻までの経過時間を引いた補正生成時刻を計算し、前記補正生成時刻を前記資源情報に記録するように構成されることを特徴とする(形態2)。
本発明の第3の視点は、資源情報管理装置を用いて資源情報を管理する資源情報管理方法において、資源情報管理装置を用いて資源情報を管理する資源情報管理方法において、所定の装置からの資源情報を収集又は参照する際に、前記所定の装置との時刻同期を確認するステップと、同期していない場合に、収集又は参照する装置の時刻に基づいて補正した生成時刻を、収集又は参照中の前記資源情報に記録するステップと、を含み、前記資源情報は、資源を特定するための識別子を含む情報であり、前記所定の装置は、計時機能を有するとともに資源情報を生成又は収集する装置であり、前記所定の装置に対し資源情報を要求する要求情報を送信する時に送信時刻を測定するステップと、前記要求情報を送信するステップと、前記要求情報を送信した後に前記所定の装置により生成された資源情報を前記所定の装置から受信した時に受信時刻を測定するステップと、を含み、前記時刻同期を確認するステップでは、前記資源情報が前記所定の装置の提供時刻を含むときに、前記送信時刻、前記受信時刻、及び前記提供時刻を用いて、前記所定の装置との時刻の同期を判定し、前記生成時刻を前記資源情報に記録するステップでは、同期していないときであって前記資源情報に生成時刻が含まれているときに、前記送信時刻と前記受信時刻の中間値から前記生成時刻から前記提供時刻までの経過時間を引いた補正生成時刻を計算するステップと、前記補正生成時刻を前記資源情報に記録するステップと、を含むことを特徴とする(形態3)。
本発明の第4の視点は、資源情報を管理(収集、参照を含む)する資源情報管理装置に実行させる資源情報管理プログラムにおいて、所定の装置からの資源情報を収集又は参照する際に、前記所定の装置との時刻同期を確認する処理と、同期していない場合に、収集又は参照する装置の時刻に基づいて補正した生成時刻を、収集又は参照中の前記資源情報に記録する処理と、を実行させ、前記資源情報は、資源を特定するための識別子を含む情報であることを特徴とする(形態4)。
以下に、本発明の各視点における可能な形態を示す
第1の視点(形態1)において、前記時刻補正部は、前記資源情報が前記所定の装置の提供時刻を含むときに、前記送信時刻、前記受信時刻、及び前記提供時刻を用いて、前記所定の装置との時刻の同期を判定し、同期していない場合であって前記資源情報に生成時刻が含まれていない場合に、前記送信時刻と前記受信時刻の中間値とした補正生成時刻を計算し、前記補正生成時刻を前記資源情報に記録するように構成されることを特徴とする(形態1−4)。
第3の視点(形態3)において、前記時刻同期を確認するステップでは、前記資源情報が前記所定の装置の提供時刻を含むときに、前記送信時刻、前記受信時刻、及び前記提供時刻を用いて、前記所定の装置との時刻の同期を判定し、前記生成時刻を前記資源情報に記録するステップでは、同期していない場合であって前記資源情報に生成時刻が含まれていない場合に、前記送信時刻と前記受信時刻の中間値とした補正生成時刻を計算するステップと、前記補正生成時刻を前記資源情報に記録するステップと、を含むことを特徴とする(形態3−2)。
第3の視点(形態3)において、資源情報を管理する資源情報管理装置に実行させる資源情報管理プログラムにおいて、所定の装置からの資源情報を収集又は参照する際に、前記所定の装置との時刻同期を確認する処理と、同期していない場合に、収集又は参照する装置の時刻に基づいて補正した生成時刻を前記資源情報に記録する処理と、を実行させることを特徴とする(形態3−4)。
第3の視点(形態3)において、前記時刻同期を確認する処理では、前記資源情報が前記所定の装置の提供時刻を含むときに、前記送信時刻、前記受信時刻、及び前記提供時刻を用いて、前記所定の装置との時刻の同期を判定する処理を実行させ、前記生成時刻を前記資源情報に記録するステップでは、同期していない場合であって前記資源情報に生成時刻が含まれていない場合に、前記送信時刻と前記受信時刻の中間値とした補正生成時刻を計算する処理と、前記補正生成時刻を前記資源情報に記録する処理と、を実行させることを特徴とする(形態3−6)。
第3の視点(形態3)において、前記補正生成時刻を前記資源情報に記録した後に、当該資源情報を提示する処理を実行させることを特徴とする(形態3−8)。
第3の視点(形態3)において、前記補正生成時刻を前記資源情報に記録した後に、当該資源情報を格納する処理を実行させることを特徴とする(形態3−9)。
本発明によれば、以下のような効果を奏する。
第1の効果は、時刻同期がとれていない分散システムで、時刻のずれが管理対象毎に異なり、ずれの度合いが稼動中に変化する場合に、管理対象から集められる資源情報を時系列に管理することが可能となることである。この結果、より広範なシステム環境で分散した資源情報を時系列に管理することが可能となり、障害原因の特定や、システム異常の予兆検出が容易になる。その理由は、情報収集時に時刻同期を確認することで、情報生成時刻の補正を行い、オフセットを用意しないためである。
第2の効果は、時刻同期機能を持たない管理対象を含むシステムで、管理対象から集められる資源情報を時系列に管理することが可能となることである。この結果、無線端末ネットワークや端末とサーバ機器の統合監視などの用途において、資源情報を時系列に管理することが可能となり、障害原因の特定や、システム異常の予兆検出が容易になる。その理由は、情報収集時に情報を収集する装置の時刻で資源情報生成時刻を記録するためである。
第3の効果は、大規模分散システムで、複数の管理サーバが多段構成されて管理されている場合に、管理対象の資源情報を時系列に管理することが可能となることである。この結果、インターネットを介した広域分散ネットワークにおいて大量の管理対象から、選択的に情報を収集し、それらの情報を時系列に管理することが可能となり、障害原因の特定や、システム異常の予兆検出が容易になる。その理由は、情報の生成時刻の補正方法が、収集装置と被収集装置との間で解決し、全体の構成に束縛されないためである。
本発明の実施形態1に係る資源情報管理システムの構成を模式的に示したブロック図である。 本発明の実施形態1に係る資源情報管理システムの資源情報収集装置と資源情報生成装置との間で行われる情報収集処理の一例を模式的に示したフローチャート図である。 本発明の実施形態1に係る資源情報管理システムにおける資源情報収集装置の同期判定処理の一例を模式的に示したフローチャート図である。 本発明の実施形態1に係る資源情報管理システムにおける資源情報収集装置の時刻補正処理の一例を模式的に示したフローチャート図である。 本発明の実施形態1に係る資源情報管理システムの資源情報収集装置と資源情報参照装置の間で行われる処理の一例を模式的に示したフローチャート図である。 本発明の実施形態1に係る資源情報管理システムにおける資源情報参照装置の同期判定処理の一例を模式的に示したフローチャート図である。 本発明の実施形態1に係る資源情報管理システムにおける資源情報参照装置の時刻補正処理の一例を模式的に示したフローチャート図である。 本発明の実施形態2に係る資源情報管理システムの構成を模式的に示したブロック図である。 本発明の実施形態2に係る資源情報管理システムの資源情報収集装置の直列型接続構成を模式的に示したブロック図である。 本発明の実施形態2に係る資源情報管理システムの資源情報収集装置のツリー型接続構成を模式的に示したブロック図である。 本発明の実施形態2に係る資源情報管理システムの資源情報収集装置のP2P型接続構成を模式的に示したブロック図である。 本発明の実施形態2に係る資源情報管理システムの2つの資源情報収集装置の間で行われる動作の一例を模式的に示したフローチャート図である。 本発明の実施形態2に係る資源情報管理システムにおける資源情報収集装置(7)の同期判定処理の一例を模式的に示したフローチャート図である。 本発明の実施形態2に係る資源情報管理システムにおける資源情報収集装置(7)の時刻補正処理の一例を模式的に示したフローチャート図である。 本発明の実施形態3に係る資源情報管理システムの構成を模式的に示したブロック図である。 本発明の実施形態3に係る資源情報管理システムの資源情報収集装置と資源情報生成装置との間で行われる情報収集処理の一例を模式的に示したフローチャート図である。 本発明の実施例1に係る資源情報管理システムの構成を模式的に示したブロック図である。 本発明の実施例1に係る資源情報管理システムの処理手順の一例を模式的に示した表である。 本発明の実施例1に係る資源情報管理システムの管理端末で各監視サーバの参照処理が行われた際に期待される時系列のデータ(期待データ)の一例を模式的に示した表である。 本発明の実施例1に係る資源情報管理システムにおける各資源情報の提供時刻(時刻補正なし)の一例を模式的に示した表である。 本発明の実施例1に係る資源情報管理システムにおける各資源情報の提供時刻(時刻補正あり)の一例を模式的に示した表である。 比較例1に係る資源情報管理システム(オフセット管理あり)の構成を模式的に示したブロック図である。 比較例1に係る資源情報管理システムの処理手順の一例を模式的に示した表である。 本発明の実施例1に係る資源情報管理システムの管理端末で各監視サーバの参照処理が行われた際に期待される時系列のデータ(期待データ)の一例を模式的に示した表である。 本発明の実施例1に係る資源情報管理システムにおける各資源情報の提供時刻(オフセット補正あり)の一例を模式的に示した表である。
符号の説明
2 プログラム
3 資源
4、4a、4b 資源情報参照装置(資源情報管理装置)
41 通信部
42 計時部
43 時刻補正部
44 表示部
45 情報公開部
5、7 資源情報収集装置(資源情報管理装置)
51、71 情報記憶部
52、72 時刻補正部
53、73 計時部
54、74 通信部
6、8 資源情報生成装置
61、81 データ生成部
62、82 通信部
63 計時部
9、10、11 ネットワーク
104 管理端末
105a、105b 監視サーバ
106a、106c、106d サーバ
106b NW機器
(実施形態1)
本発明の実施形態1に係る資源情報管理システムについて図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る資源情報管理システムの構成を模式的に示したブロック図である。
図1を参照すると、実施形態1に係る資源情報管理システムは、資源3に係る情報(資源情報)を管理するシステムであり、資源3と、資源情報生成装置6と、資源情報収集装置5と、資源情報参照装置4と、プログラム2と、を有する。
資源3は、管理対象となるハードウェア、ソフトウェア、コンテンツ、あるいはデータであり、典型的には、サーバ、PC機、携帯端末、家電などのハードウェア、又はその中に組み込まれたソフトウェア、コンテンツ、あるいはデータである。資源3は、資源情報の基礎となるコード(例えば、識別子、生成時間)を保持する。このコードには、ログ情報やイベント情報などのように資源3自体が生成されたときの生成時刻Tgが予め含まれている場合がある。また、資源3は、資源情報生成装置6の構成となる場合がある。資源3は、有線又は無線を通じて資源情報生成装置6と接続可能である。
資源情報生成装置6は、資源3に係る情報(資源情報)を生成するコンピュータ装置である。資源情報生成装置6は、ネットワーク10を介して資源情報収集装置5と接続されている。資源情報生成装置6に付属するハードウェア、ソフトウェア、コンテンツ、あるいはデータが、資源3となることがある。資源情報生成装置6は、資源情報生成プログラムに基づいて動作し、主な機能部として、データ生成部61と、通信部62と、計時部63とを有する。
データ生成部61は、資源情報収集装置5からの収集要求情報を受信したときに、有線又は無線を通じて資源情報生成装置6に接続された資源3からコードを読み出し、読み出したコードに基づいて、資源3に係るハードウェア、ソフトウェア、コンテンツ、あるいはデータの構成情報、性能情報、状態情報、ログ情報などをデータ化した資源情報(生成時刻Tgを含む場合あり)を生成する。通信部62は、資源情報収集装置5からの収集要求情報を受信し、生成した資源情報(提供時刻Tpを含む、生成時刻Tgを含む場合あり)を資源情報収集装置5に向けて送信する。計時部63は、時計機能に基づいて、生成した資源情報を提供する直前(みなし提供時、みなし生成時)に提供時刻Tpを測定し、測定した提供時刻Tpを資源情報(生成時刻Tgを含む場合あり)に記録する。
資源情報収集装置5は、複数の資源情報生成装置6から資源情報を収集し、複数の資源情報参照装置4に資源情報を提供するコンピュータ装置であり、資源情報を管理する装置である。資源情報収集装置5は、ネットワーク10を介して資源情報生成装置6と接続されており、ネットワーク9を介して資源情報参照装置4と接続されている。資源情報収集装置5は、収集用の資源情報管理プログラムに基づいて動作し、主な機能部として、情報記憶部51と、時刻補正部52と、計時部53と、通信部54とを有する。
情報記憶部51は、資源情報を記憶する。時刻補正部52は、得られた送信時刻Ts、情報提供時刻Tp、及び結果受信時刻Teが同期しているか否かを判定し、同期していると判定したときに資源情報(提供時刻Tpを含む、生成時刻Tgを含む場合あり)を情報記憶部51に格納する。なお、同期判定の方法については後述する。また、時刻補正部52は、同期していないと判定したときに、送信時刻Ts、提供時刻Tp、受信時刻Te、生成時刻Tg(生成時刻Tgが資源情報に含まれていないときは提供時刻Tpを用いる)に基づいて時刻補正し、時刻補正した補正生成時刻Tg´を資源情報に記録し、資源情報を情報記憶部51に格納する。なお、時刻補正の方法については後述する。計時部53は、時計機能に基づいて、収集要求情報を送信する直前(みなし送信時)の送信時刻Tsを測定して記憶し、資源情報生成装置6からの資源情報(提供時刻Tpを含む、生成時刻Tgを含む場合あり)を受信した直後(みなし受信時)の受信時刻Teを測定して記憶する。また、計時部53は、参照要求情報に基づいて情報記憶部51から対応する資源情報を読み出したときに、時計機能に基づいて、読み出した資源情報を提供する直前(みなし提供時)の提供時刻Tp_1を測定し、測定した提供時刻Tp_1を資源情報に記録する。通信部54は、収集要求情報を資源情報生成装置6に向けて送信し、資源情報生成装置6からの資源情報(提供情報Tpを含む、生成時刻Tgを含む場合あり)を受信する。また、通信部54は、資源情報参照装置4からの参照要求情報を受信し、資源情報(提供時刻Tp_1、提供時刻Tpを含む、補正生成時刻Tg´、生成時刻Tgを含む場合あり)を対応する資源情報参照装置4に向けて送信する。
資源情報参照装置4(4a、4b)は、資源情報収集装置5から提供された資源情報を参照するためのコンピュータ装置であり、資源情報を管理する装置である。資源情報参照装置4aは、管理者(人)に資源情報の提供が可能な装置である。資源情報参照装置4bは、資源情報を管理、利用するプログラム2(資源情報参照装置4bと無線又は有線を通じて接続される任意の端末にて動作するプログラム)に資源情報の提供が可能な装置である。資源情報参照装置4(4a、4b)は、ネットワーク9を介して資源情報収集装置5と接続されている。資源情報参照装置4aは、参照用の資源情報管理プログラムに基づいて動作し、主な機能部として、通信部41と、計時部42と、時刻補正部43と、表示部44とを有する。資源情報参照装置4bは、所定のプログラムに基づいて動作し、主な機能部として、通信部41と、計時部42と、時刻補正部43と、情報公開部45とを有する。
通信部41は、参照要求情報を資源情報収集装置5に向けて送信し、資源情報収集装置5からの資源情報(提供時刻Tp_1を含む)を受信する。計時部42は、時計機能に基づいて、参照要求情報を送信する直前(みなし送信時)の送信時刻Ts_2を測定して記憶し、資源情報収集装置5からの資源情報(提供時刻Tp_1を含む)を受信した直後の受信時刻Te_2を測定して記憶する。時刻補正部43は、得られた送信時刻Ts_2、提供時刻Tp_1、及び受信時刻Te_2が同期しているか否かを判定する。なお、同期判定の方法については後述する。時刻補正部43は、同期していないと判定したときに、送信時刻Ts_2、提供時刻Tp_1、受信時刻Te_2、生成時刻Tg´_1に基づいて時刻補正し、時刻補正した補正提供時刻Tg´_2を資源情報に記録する。なお、生成時刻Tg´_1は、補正生成時刻Tg´に対応し、Tg´が資源情報に含まれていないときは生成時刻Tgを用い、Tgが資源情報に含まれていないときは提供時刻Tpを用いる。また、時刻補正の方法については後述する。表示部44は、時刻補正部43にて同期していると判定したとき、又は、時刻補正部43にて時刻補正した後、資源情報(時刻補正された場合は補正後のもの)を表示する。情報公開部45は、時刻補正部43にて同期していると判定したとき、又は、時刻補正部43にて時刻補正した後、資源情報(時刻補正された場合は補正後のもの)を公開(アクセス可能な状態に)する。
ここで、「収集要求情報」とは、資源情報収集装置5が資源情報生成装置6に対して資源情報の収集を要求するための情報であり、収集対象となる資源3が指定されている。「参照要求情報」とは、資源情報参照装置4が資源情報収集装置5に対して資源情報の参照を要求するための情報であり、参照対象となる資源情報が指定されている。
なお、実施形態1では、他の時刻同期システムや時刻差を管理するためのオフセット値に依存しない方法で時刻補正を行うため、特許文献1に記載されるような時刻同期処理部や、特許文献3に記載されるような時刻オフセット表を含まない。
次に、本発明の実施形態1に係る資源情報管理システムの動作について説明する。
まず、1つの資源情報収集装置5と1つの資源情報生成装置6との間で行われる情報収集処理の基本的なフローについて図面を用いて説明する。図2は、本発明の実施形態1に係る資源情報管理システムの資源情報収集装置と資源情報生成装置との間で行われる情報収集処理の一例を模式的に示したフローチャート図である。図3は、本発明の実施形態1に係る資源情報管理システムにおける資源情報収集装置の同期判定処理の一例を模式的に示したフローチャート図である。図4は、本発明の実施形態1に係る資源情報管理システムにおける資源情報収集装置の時刻補正処理の一例を模式的に示したフローチャート図である。なお、資源情報収集装置5と資源情報生成装置6の構成については、図1を参照されたい。また、複数の資源情報生成装置6がある場合や複数の資源情報収集装置5がある場合でも図2に示す基本フローに基づいて処理される。
まず、資源情報収集装置5では、定期的に資源情報を収集する処理が起動した場合や、資源情報参照装置4から参照要求情報を受信した場合に資源情報を収集する処理を開始する(ステップA1)。次に、資源情報収集装置5は、資源情報生成装置6に対し収集要求情報を送信する直前(みなし送信時)に、計時部53にて送信時刻Tsを測定し、測定した送信時刻Tsを記憶する(ステップA2)。次に、資源情報収集装置5は、収集要求情報を資源情報生成装置6に向けて送信する(ステップA3)。
次に、資源情報生成装置6は、資源情報収集装置5からの収集要求情報を受信する(ステップA4)。次に、資源情報生成装置6は、データ生成部61にて管理対象の資源3にアクセスし、資源3の構成情報、状態情報等のコードを読み出して、読み出したコードに基づいてデータ化した資源情報を生成する(ステップA5)。例えば、構成情報をCIM(Common Information Model)のスキーマに従った形でテキストファイルに出力する処理や、最新の性能情報をバイナリファイルに出力する処理や、更新されたログを別のログフォーマットに変換する処理が行われる。ここで、資源3のコードには、ログ情報やイベント情報などのように資源3自体が生成されたときの生成時刻Tgが含まれている場合があるが、その場合には、生成された資源情報に生成時刻Tgが含まれることになる。次に、資源情報生成装置6は、生成した資源情報を提供する直前(みなし提供時、みなし生成時)に計時部63にて提供時刻Tpを測定する(ステップA6)。次に、資源情報生成装置6は、資源情報に提供時刻Tpを記録する(ステップA7)。なお、提供時刻Tpは、資源情報に生成時刻Tgが含まれていないときは、生成時刻の代わりとして用いられる。次に、資源情報生成装置6は、情報結果(提供時刻Tpを含む、生成時刻Tgを含む場合あり)を資源情報収集装置5に向けて送信する(ステップA8)。
次に、資源情報収集装置5は、資源情報生成装置6からの資源情報(提供時刻Tpを含む、生成時刻Tgを含む場合あり)を受信する(ステップA9)。次に、資源情報収集装置5は、計時部53にて、資源情報を受信した直後(みなし受信時)の受信時刻Teを測定し、受信時刻Teを記憶する(ステップA10)。
次に、資源情報収集装置5は、記憶された送信時刻Tsと受信時刻Te、及び資源情報中の提供時刻Tpに基づいて、資源情報収集装置5と資源情報生成装置6の間の時刻が同期しているか否かを判定する(ステップA11)。同期判定処理は以下の通りである。
ステップA11の同期判定処理では、収集した資源情報の提供時刻Tpが、送信時刻Tsと受信時刻Teの間に含まれるか否かで行う(図3参照)。少なくとも、時刻が同期していれば必ずこの条件は成り立つ。正確には、資源情報収集装置5と資源情報生成装置6の間の通信時間と資源情報を生成する時間の誤差が生じるが、誤差が小さい範囲で済むことを前提としている。仮に誤差が大きかった場合は、通信遅延時間や情報生成時間を事前に測定し、提供時刻Tpの取りうる時間の範囲を狭めて判定すればよい。ただし、図3に示す方法は、資源情報生成装置6に通信時間や情報生成時間を測定する機能がない場合でも、生成時刻の補正が可能な利点がある。
同期していないと判断された場合(ステップA11のNO)、資源情報収集装置5は、生成時刻Tgを資源情報収集装置5の時計機能を用いて時刻補正し、補正された補正生成時刻Tgを資源情報に記録する(ステップA12)。時刻補正処理は以下の通りである。
ステップA12の時刻補正処理では、同期判定(図3)の結果、同期していないと判定された場合、生成時刻Tgの時刻補正処理を行う(図4)。生成時刻Tgの時刻補正は、ログデータのように生成時刻Tgが資源情報に含まれている場合と、構成情報、性能情報等のように生成時刻Tgが資源情報に含まれていない場合とで方法が異なる。そのため、生成時刻Tgが資源情報に含まれていない場合は、資源情報に常に含まれている提供時刻Tpを生成時刻Tgとして扱う。まず、Tg=Tpであるか否かを判定し、資源情報の生成時刻Tgを特定する(ステップA12−1)。Tg=Tpである場合(ステップA12−1のYES)は、資源情報収集装置5の時間で送信時刻Tsと受信時刻Teの間に資源情報が生成されたと判断されることから、TsとTeの中間値を補正生成時刻Tg´とする(ステップA12−2)。一方、Tg=Tpでない場合(ステップA12−1のNO)は、資源3自体が生成されてから資源情報が提供されるまでの時間を「Tp−Tg」で求め、資源情報収集装置5における推定提供時刻(ここではTsとTeの中間値)から「Tp−Tg」時間前の時刻を補正生成時刻Tg´とする(ステップA12−3)。得られた補正生成時刻Tg´は、資源情報に記録される(ステップA12−4)。同様に、通信時間や情報生成時間による誤差が生じるが、これらの値を事前に測定しておくことで精度を向上させることは可能である。ただし、図4に示す方法は、資源情報生成装置6に通信時間や情報生成時間を測定するための機能がない場合でも、生成時刻の補正が可能な利点がある。
同期が取れていた場合(ステップA11のYES)、及び、情報生成時刻の補正(ステップA12)が終了した場合、資源情報収集装置5は、情報記憶部51に資源情報を格納し(ステップA13)、終了する。
なお、資源情報収集装置5では、資源情報を収集する時点での時刻のずれに基づいて生成時刻を判定するため、測定期間中に時刻がずれた場合や同期が取られた場合でも、情報記憶部51に格納される情報に誤った時刻補正が行われる危険性はない。また、資源情報収集装置5では、資源情報収集装置5の時刻を基準にして生成時刻Tgの補正を行うため、時刻のずれがある管理対象が複数ある場合でも資源情報の生成時刻(又は補正生成時刻)を時系列にして情報記憶部51に格納できる。ただし、精度は、同期判定方法(図3参照)と生成時刻補正方法(図4参照)に依存する。
次に、1つの資源情報参照装置4と1つの資源情報収集装置5の間で行われる処理の基本的なフローについて図面を用いて説明する。図5は、本発明の実施形態1に係る資源情報管理システムの資源情報収集装置と資源情報参照装置の間で行われる処理の一例を模式的に示したフローチャート図である。図6は、本発明の実施形態1に係る資源情報管理システムにおける資源情報参照装置の同期判定処理の一例を模式的に示したフローチャート図である。図7は、本発明の実施形態1に係る資源情報管理システムにおける資源情報参照装置の時刻補正処理の一例を模式的に示したフローチャート図である。なお、情報を参照する処理は、図2に示す情報収集処理の基本フローと同様な手順で実行される。
まず、資源情報参照装置4は、定期的に情報を参照する処理が起動した場合や、管理者やプログラム2から参照要求があった場合に、参照処理を開始する(ステップB1)。次に、資源情報参照装置4は、資源情報収集装置5に対して参照要求情報を送信する直前(みなし送信時)に、計時部42にて送信時刻Ts_2を測定し、測定した送信時刻Ts_2を記憶する(ステップB2)。次に、資源情報参照装置4は、参照要求情報を資源情報収集装置5に向けて送信する(ステップB3)。
次に、資源情報収集装置5は、資源情報参照装置4からの参照要求情報を受信する(ステップB4)。次に、資源情報収集装置5は、情報記憶部51から参照要求情報に対応する資源情報を読み出す(ステップB5)。次に、資源情報収集装置5は、読み出した資源情報を提供する直前(みなし提供時)の提供時刻Tp_1を計時部53で測定する(ステップB6)。次に、資源情報収集装置5は、測定した提供時刻Tp_1を資源情報に記録する(ステップB7)。次に、資源情報収集装置5は、資源情報を資源情報参照装置4に向けて送信する(ステップB8)。
次に、資源情報参照装置4は、資源情報収集装置5からの資源情報を受信する(ステップB9)。次に、資源情報参照装置4は、資源情報を受信した直後(みなし受信時)の受信時刻Te_2を測定し、受信時刻Te_2を記憶する(ステップB10)。
次に、資源情報参照装置4は、記憶した送信時刻Ts_2と受信時刻Te_2、及び資源情報中の提供時刻Tp_1に基づいて、資源情報参照装置4と資源情報収集装置5の間の時刻が同期しているか否かの判定を行う(ステップB11)。時刻同期判定は、資源情報中の提供時刻Tp_1が、送信時刻Ts_2と受信時刻Te_2の間に含まれるか否かで行う(図6参照)。
同期していない場合(ステップB11のNO)、資源情報参照装置4は、生成時刻Tg´_1の補正を行う(ステップB12)。時刻補正では、図7を参照すると、資源3自体が生成されてから資源情報が提供されるまでの時間を「Tp_1−Tg´_1」でもとめ、資源情報参照装置4における推定提供時刻(ここではTs_2とTe_2の中間値)から「Tp_1−Tg´_1」時間前の時刻を生成時刻Tg´_2とする(ステップB12−1)。得られた補正生成時刻Tg´_2は、資源情報に記録される(ステップB12−2)。なお、生成時刻Tg´_1には、資源情報中の補正生成時刻Tg´を用い、Tg´が資源情報に含まれていないときは生成時刻Tgを用い、Tgが資源情報に含まれていないときは提供時刻Tpを用いる。
同期している場合(ステップB11のYES)、及び、ステップB12の後、資源情報参照装置4は、そのままの情報を結果として提供(表示、公開)し(ステップB13)、終了する。
これにより、資源情報参照装置4と資源情報収集装置5の間に時間のずれがある場合でも、管理者や別のプログラム2は資源情報参照装置4の時刻で資源情報の生成時刻を参照でき、分散した資源情報を時系列に把握することが可能となる。
実施形態1によれば、資源情報を収集、及び参照する際に、資源情報収集装置5、及び資源情報参照装置4の時間で資源情報の生成時刻を推定して修正するように構成されているため、資源情報参照装置4、資源情報収集装置5、及び複数の資源情報生成装置6でそれぞれ時刻がずれている場合でも、資源情報参照装置4によって全ての資源情報を時系列に取得することができる。
また、装置間の時刻差をオフセットとして管理する方法ではなく、収集時に時刻を測定して、必要のある場合だけ情報の生成時刻を修正するように構成されているため、時刻同期や補正が行われてオフセット値が変化した場合でも、変化後に生成されたデータを誤ったオフセット値で補正してしまう問題は発生しない。
なお、情報を提供する装置に格納されるデータは時間軸について一貫性が保たれていることを前提とする。具体的には、情報を提供する装置の時刻補正が行われた際には、既に格納されているデータの生成時刻も補正する必要がある。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2に係る資源情報管理システムについて図面を用いて説明する。図8は、本発明の実施形態2に係る資源情報管理システムの構成を模式的に示したブロック図である。図9〜11は、本発明の実施形態2に係る資源情報管理システムの資源情報収集装置の接続例を模式的に示したブロック図である。
図8を参照すると、実施形態2に係る資源情報管理システムでは、実施形態1(図1参照)の構成において、資源情報収集装置5から資源情報を集めて資源情報参照装置4に情報を提供するもう一つの資源情報収集装置7を追加したものである。
資源情報収集装置7の構成は、資源情報収集装置5の構成と同じである。資源情報収集装置5と資源情報収集装置7の接続構成以外にも、図9に示すような直列型接続構成、図10に示すツリー型接続構成、図11に示すP2P型接続構成を取りうる。いずれの場合においても、図8に示す構成の拡張として捉えることができるため、ここでは図8の構成について詳細を説明する。資源情報収集装置5は、ネットワーク10を介して、複数の資源情報生成装置6から資源情報を収集し、時刻同期判定を行い、同期しない場合は資源情報中の生成時刻を補正し、資源情報を情報記憶部51に格納する。一方、資源情報収集装置7は、ネットワーク11を介して資源情報収集装置5から資源情報を収集し、時刻同期判定を行い、同期しない場合は資源情報中の生成時刻を補正し、資源情報を情報記憶部71に格納する。
次に、本発明の実施形態2に係る資源情報管理システムの動作について説明する。資源情報収集装置5と資源情報生成装置6間の動作は、実施形態1(図2〜4)で示したとおりである。また、資源情報参照装置4と資源情報収集装置7の間の動作は、実施形態1(図5〜7)で示したとおりである。ここでは、資源情報収集装置7と資源情報収集装置5の間の動作を説明する。
図12は、本発明の実施形態2に係る資源情報管理システムの2つの資源情報収集装置の間で行われる動作の一例を模式的に示したフローチャート図である。図13は、本発明の実施形態2に係る資源情報管理システムにおける資源情報収集装置(7)の同期判定処理の一例を模式的に示したフローチャート図である。図14は、本発明の実施形態2に係る資源情報管理システムにおける資源情報収集装置(7)の時刻補正処理の一例を模式的に示したフローチャート図である。なお、資源情報収集装置5と資源情報収集装置7の構成については、図8を参照されたい。また、図12では、1つの資源情報収集装置7と1つの資源情報収集装置5の間で行われる処理を示している。また、情報を参照する処理は、図2に示す情報収集処理の基本フローと同様な手順で実行される。
まず、資源情報収集装置7は、定期的に情報を収集する処理が起動した場合や、管理者やプログラム2から収集要求があった場合に、収集処理を開始する(ステップC1)。次に、資源情報収集装置7は、資源情報収集装置5に対して収集要求情報を送信する直前(みなし送信時)に、計時部73にて送信時刻Ts_2を測定し、測定した送信時刻Ts_2を記憶する(ステップC2)。次に、資源情報収集装置7は、収集要求情報を資源情報収集装置5に向けて送信する(ステップC3)。
次に、資源情報収集装置5は、資源情報収集装置7からの収集要求情報を受信する(ステップC4)。次に、資源情報収集装置5は、情報記憶部51から収集要求情報に対応する資源情報を読み出す(ステップC5)。次に、資源情報収集装置5は、読み出した資源情報を提供する直前(みなし提供時)の提供時刻Tp_1を計時部53で測定する(ステップC6)。次に、資源情報収集装置5は、測定した提供時刻Tp_1を資源情報に記録する(ステップC7)。次に、資源情報収集装置5は、資源情報を資源情報収集装置7に向けて送信する(ステップC8)。
次に、資源情報収集装置7は、資源情報収集装置5からの資源情報を受信する(ステップC9)。次に、資源情報収集装置7は、資源情報を受信した直後(みなし受信時)の受信時刻Te_2を測定し、受信時刻Te_2を記憶する(ステップC10)。
次に、資源情報収集装置7は、記憶した送信時刻Ts_2と受信時刻Te_2、及び資源情報中の提供時刻Tp_1に基づいて、資源情報収集装置7と資源情報収集装置5の間の時刻が同期しているか否かの判定を行う(ステップC11)。時刻同期判定は、資源情報中の提供時刻Tp_1が、送信時刻Ts_2と受信時刻Te_2の間に含まれるか否かで行う(図13参照)。
同期していない場合(ステップC11のNO)、資源情報収集装置7は、生成時刻Tg´_1の補正を行う(ステップC12)。時刻補正では、図14を参照すると、資源情報収集装置5において記録済みの資源情報生成時刻をTg´_1とし、資源3自体が生成されてから資源情報が提供されるまでの時間を「Tp_1−Tg´_1」でもとめ、資源情報収集装置7における推定提供時刻(ここではTs_2とTe_2の中間値)から「Tp_1−Tg´_1」時間前の時刻を生成時刻Tg´_2とする(ステップC12−1)。得られた補正生成時刻Tg´_2は、資源情報に記録される(ステップC12−2)。なお、生成時刻Tg´_1には、資源情報中の補正生成時刻Tg´を用い、Tg´が資源情報に含まれていないときは生成時刻Tgを用い、Tgが資源情報に含まれていないときは提供時刻Tpを用いる。
同期が取れている場合、及び、ステップC12の後、資源情報収集装置7は、情報記憶部71に情報を格納し(ステップC13)、終了する。
これにより、資源情報収集装置7と資源情報収集装置5の間に時間のずれがある場合でも、資源情報参照装置4は資源情報収集装置7の時刻で全ての資源情報の生成時刻を参照でき、分散した資源情報を時系列に把握することが可能となる。
実施形態2によれば、資源情報参照装置、及び全ての資源情報収集装置において、該装置の時間で資源情報の生成時刻を推定して修正するように構成されているため、装置間で時刻がずれている場合でも、資源情報参照装置4によって全ての資源情報を時系列に取得することができる。
また、装置間の時刻差をオフセットとして管理する方法ではなく、収集時に時刻を測定して、必要のある場合だけ情報の生成時刻を修正するように構成されているため、時刻同期や補正が行われてオフセット値が変化した場合でも、変化後に生成されたデータを誤ったオフセット値で補正してしまう問題は発生しない。また、資源情報収集装置7が資源情報生成装置6との時刻差を管理する必要がない。
また、資源情報収集装置が他の装置の時刻に依存せずに時系列に情報を管理するため、資源情報収集装置の直列型接続構成やツリー型接続構成、P2P型接続構成を取ることが可能となり、より多数の資源情報生成装置の情報を管理することが可能となる。
さらに、同様の時刻補正を情報収集装置間や情報参照装置と情報収集装置の間で行うことにより、何れの情報収集装置が何れの管理対象の情報を収集した場合でも、情報収集装置の時間に基づいた時系列情報を得ることが可能であり、多数の管理対象を持つ大規模なシステムにも対応することが可能となる。
(実施形態3)
次に、本発明の実施形態3に係る資源情報管理システムについて図面を用いて詳細に説明する。図15は、本発明の実施形態3に係る資源情報管理システムの構成を模式的に示したブロック図である。
実施形態3に係る資源情報管理システムでは、実施形態1の資源情報生成装置(図1の6)の1つ(全部でもよい)を資源情報生成装置8に置き換えたものである。
資源情報生成装置8は、資源情報収集装置5が資源情報生成装置8に対して資源情報を要求したときに、資源3に接続し、データ生成部81で資源情報を生成する。生成されたデータは、通信部82によって資源情報収集装置5に送信される。この際、資源情報生成装置8には計時部(図1の63)がないため、生成時刻や提供時刻はデータに付与されない。典型的には、RFIDやICチップなど、計時機能を持たない情報機器が該当する。
次に、本発明の実施形態3に係る資源情報管理システムの動作について説明する。ここでは、1つの資源情報収集装置5と1つの資源情報生成装置8との間で行われる情報収集処理の基本的なフローについて図面を用いて説明する。図16は、本発明の実施形態3に係る資源情報管理システムの資源情報収集装置と資源情報生成装置との間で行われる情報収集処理の一例を模式的に示したフローチャート図である。なお、複数の資源情報生成装置8がある場合や複数の資源情報収集装置5がある場合でも図16のフローに基づいて処理される。
まず、資源情報収集装置5では、定期的に情報を収集する処理が起動した場合や、管理者やプログラム2から参照要求があった場合に、収集処理を開始する(ステップD1)。次に、資源情報収集装置5は、資源情報生成装置8から収集要求情報を送信する直前(みなし送信時)に、計時部53にて送信時刻Tsを測定し、測定した送信時刻Tsを記憶する(ステップD2)。次に、資源情報収集装置5は、収集要求情報を資源情報生成装置8に向けて送信する(ステップD3)。
次に、資源情報生成装置8は、資源情報収集装置5からの収集要求情報を受信する(ステップD4)。次に、資源情報生成装置8は、データ生成部81にて管理対象の資源3にアクセスし、資源3の構成情報、状態情報等のコードを読み出して、読み出したコードに基づいてデータ化した資源情報を生成する(ステップD5)。次に、資源情報生成装置8は、生成された資源情報を資源情報収集装置5に向けて送信する(ステップD6)。
次に、資源情報収集装置5は、資源情報生成装置8からの資源情報を受信する(ステップD7)。次に、資源情報収集装置5は、計時部53にて、資源情報を受信した直後(みなし受信時)の受信時刻Teを測定し、受信時刻Teを記憶する(ステップD8)。次に、資源情報収集装置5は、時刻補正部52にて、記憶された送信時刻Tsと受信時刻Teに基づいて、収集した資源情報の生成時刻Tg´をTsとTeの中間値と推定し、生成時刻Tg´を資源情報に記録する(ステップD9)。次に、資源情報収集装置5は、資源情報を情報記憶部51に格納する(ステップD10)。
なお、計時部(図1の63)を有する資源情報生成装置(図1の6)から資源情報を収集する場合は、図2に示すフローチャートの動作に基づく。このようにして推定された時刻を生成時刻としてデータを管理することが可能となる。
実施形態3によれば、計時部を有さない資源情報生成装置8が混在する状況においても、資源情報収集装置5で生成時刻を推定して資源情報に記録するため、資源情報参照装置4によって全ての資源情報を時系列に取得することができる。特に、リアルタイムに変化する性能情報や状態情報、構成情報を管理する場合に、情報に生成時間を付与する方法として有効である。
(実施例1)
次に、本発明の実施例1について図面を用いて説明する。図17は、本発明の実施例1に係る資源情報管理システムの構成を模式的に示したブロック図である。
複数の拠点を持つ企業が各拠点のシステムの構成と性能情報を統合監視している状況を想定する。第1拠点では、資源情報収集装置となる監視サーバ105aが、資源情報生成装置(資源を含む)となるサーバ106a及びネットワーク機器(NW機器)106bと接続されている。第2拠点では、資源情報収集装置となる監視サーバ105bが、資源情報生成装置(資源を含む)となるサーバ106c及びサーバ106dと接続されている。各拠点の監視サーバ105a、105bは、資源情報参照装置となる管理端末104に接続されている。管理端末104では、管理者がWebブラウザ画面を参照して、資源(サーバ106a、106c、106d、ネットワーク機器106bに含まれる資源)の状態を監視している。各機器、サーバ、端末の現在時刻は図17に示す通り異なり、サーバ106aが15:00、監視サーバ105aが15:00、NW機器106bが14:58、管理端末104が15:00、サーバ106cが15:05、監視サーバ105bが15:05、サーバ106dが15:05であるものとする。
ここで、管理端末104の時刻で、図18に示すように、15:01に監視サーバ105aがサーバ106aの資源情報を収集し、15:02に監視サーバ105aがNW機器106bの資源情報を収集し、15:03に監視サーバ105bがサーバ106cの資源情報を収集し、15:04に監視サーバ105bがサーバ106dの資源情報を収集し、
15:05に管理端末104が監視サーバ105a、105bに収集された資源情報を参照するという手順で処理が行われるとする。
全ての資源情報は、参照されたときにデータ化されるとすると、管理端末104で監視サーバ105a、105bの参照処理が行われた際に期待される時系列のデータ(期待データ)は、図19に示すように、15:01に係るサーバ106aの最新資源情報、15:02に係るNW機器106bの最新資源情報、15:03に係るサーバ106cの最新資源情報、15:04に係るサーバ106dの最新資源情報になる。
ところが、管理端末104の現在時刻とずれているNW機器106b、サーバ106c、106dでは異なる時刻で提供時刻Tpを資源情報に記録してしまうため、補正をしなければ正確な時系列のデータを得ることができない。具体的に、図18に示す手順で行われるとすると、各資源情報の提供時刻Tpは、時刻補正のない状態では、図20に示すように、サーバ106aの最新資源情報が15:01、NW機器106bの最新資源情報が15:00、サーバ106cの最新資源情報が15:08、サーバ106dの最新資源情報が15:09のようになるはずである。この結果は、期待データ(図19参照)と大きく異なる。特に、サーバ106aの最新資源情報とNW機器106bの最新資源情報の順序が逆転しており、因果関係の分析が困難になる。
そこで、本発明の実施形態1で示した図2、図3、図4のフローチャートに基づいて時刻補正を行う。監視サーバ105a、105bで時刻補正を行った場合の結果は、図21に示すように、監視サーバ105aでは、サーバ106aの最新資源情報が15:01、NW機器106bの最新資源情報が15:02となり、監視サーバ105bでは、サーバ106cの最新資源情報が15:08、サーバ106dの最新資源情報が15:09となる。ただし、収集にかかる時間は1秒程度で、十分な精度で時刻が補正されることを前提とする。
この結果、NW機器106bの資源情報の生成時刻が補正され、正しい順序に入れ替わったことが確認できる。この場合、監視サーバ105bで収集される情報は図19の結果とは異なることになるが、管理端末104が資源情報を参照する過程で、本発明の実施形態1で示した図5のフローチャートの処理が実行されるため、この時刻はさらに補正されることになる。
最終的に、管理端末104を使用する管理者は、図21に示す時系列データを得ることができる。このように、資源情報を提供する機器や、収集する機器で時刻がずれている場合でも、それら機器内の時刻を変更することなく、時系列のデータを得ることが可能となる。
なお、監視サーバ105aは、NW機器106bとの時刻差を予め測定し、オフセットとして管理しておくことで同様の補正処理を行うことができるが、資源情報を参照するシステムが必ずしも監視サーバ105aと同じ時刻であるという保障がないため、本発明の資源情報参照装置での時刻補正が必要となる。
また、オフセットを管理する方法ではシステム時刻が変更された場合に問題がある。そのことを示すため、図17の状態から1時間後の状態を示す図22(比較例1)を考える。
1時間の間に別の管理者(例えばネットワーク管理者)がシステム時刻のずれを発見して、時刻を補正したとする。このとき、図22に示す通り、監視サーバ105aと管理対象であるサーバ106aとNW機器106bは時刻同期が取れた状態となる。
ここで、管理端末104の時刻で、図23に示すように、16:01に監視サーバ105aがサーバ106aの資源情報を収集し、16:02に監視サーバ105aがNW機器106bの資源情報を収集し、16:03に監視サーバ105bがサーバ106cの資源情報を収集し、16:04に監視サーバ105bがサーバ106dの資源情報を収集し、
16:05に管理端末104が監視サーバ105a、105bに収集された資源情報を参照するという手順で処理が行われるとする。
このとき、管理者が管理端末104を用いて資源情報を参照したときに期待される時系列のデータ(期待データ)は、図24に示すように、16:01に係るサーバ106aの最新資源情報、16:02に係るNW機器106bの最新資源情報、16:03に係るサーバ106cの最新資源情報、16:04に係るサーバ106dの最新資源情報になる。
監視サーバ105aがオフセットによる時刻補正を行っており、15:00の時点での監視サーバ105aのNW機器106bに対するオフセット値「−0:02」が更新されていない場合、監視サーバ105aではNW機器106bの資源情報の生成時刻を誤って補正してしまう。そのため、図25に示すように、サーバ106aの最新資源情報が16:01、NW機器106bの最新資源情報が16:00のようになる。
一方、本発明の用いた場合は時刻のずれがないと判断するため、補正は行わない。本発明では、オフセット値がいつ、どのような要因で変化するかわからない場合においても、オフセット値の変化に依存せず、生成時刻の補正を行うことが可能である。
本発明は、時刻同期のとれていない多数の情報機器がネットワークで接続されたシステムで、障害や負荷変動の原因特定を行う装置や、原因特定を行う装置をコンピュータに実現するためのプログラムといった用途に適用できる。
また、時刻同期のとれていない多数の情報機器がネットワークで接続されたシステムで、システム全体の負荷状態や構成状態を監視して、システムにかかる負荷や異常を事前に予測する装置や予測を行う装置をコンピュータに実現するためのプログラムといった用途に適用できる。
本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。

Claims (9)

  1. 所定の装置に対し資源情報を要求する要求情報を送信する時の送信時刻を測定し、かつ、前記要求情報を送信した後に前記所定の装置により生成された資源情報を前記所定の装置から受信した時の受信時刻を測定する計時部と、
    前記所定の装置からの資源情報を収集又は参照する際に、前記所定の装置との時刻同期を確認し、同期していない場合に、自己の時刻に基づいて補正した生成時刻を、収集又は参照中の前記資源情報に記録する時刻補正部と、
    を有し、
    前記資源情報は、資源を特定するための識別子を含む情報であり、
    前記所定の装置は、計時機能を有するとともに資源情報を生成又は収集する装置であり、
    前記時刻補正部は、
    前記資源情報が前記所定の装置の提供時刻を含むときに、前記送信時刻、前記受信時刻、及び前記提供時刻を用いて、前記所定の装置との時刻の同期を判定し、
    同期していないときであって前記資源情報に生成時刻が含まれているときに、前記送信時刻と前記受信時刻の中間値から前記生成時刻から前記提供時刻までの経過時間を引いた補正生成時刻を計算し、
    前記補正生成時刻を前記資源情報に記録するように構成されることを特徴とする資源情報管理装置。
  2. 前記時刻補正部は、
    前記資源情報が前記所定の装置の提供時刻を含むときに、前記送信時刻、前記受信時刻、及び前記提供時刻を用いて、前記所定の装置との時刻の同期を判定し、
    同期していない場合であって前記資源情報に生成時刻が含まれていない場合に、前記送信時刻と前記受信時刻の中間値とした補正生成時刻を計算し、
    前記補正生成時刻を前記資源情報に記録するように構成されることを特徴とする請求項記載の資源情報管理装置。
  3. 資源を特定するための識別子を含む1又は複数の資源と、
    前記識別子を含む資源情報を生成する1又は複数の資源情報生成装置と、
    前記資源情報生成装置から前記資源情報を収集する1又は複数の資源情報収集装置と、
    前記資源情報収集装置から前記資源情報を参照する資源情報参照装置と、
    を備え、
    前記資源情報生成装置は、計時機能を有し、
    前記資源情報収集装置は、
    前記資源情報生成装置に対し資源情報を要求する要求情報を送信する時の送信時刻を測定し、かつ、前記要求情報を送信した後に前記資源情報生成装置により生成された資源情報を前記資源情報生成装置から受信した時の受信時刻を測定する計時部と、
    前記資源情報生成装置からの資源情報を収集する際に、前記資源情報生成装置との時刻同期を確認し、同期していない場合に、自己の時刻に基づいて補正した第1の生成時刻を、収集中の前記資源情報に記録する第1の時刻補正部と、
    を有し、
    前記資源情報参照装置は、前記資源情報収集装置からの資源情報を収集する際に、前記資源情報収集装置との時刻同期を確認し、同期していない場合に、自己の時刻に基づいて補正した第2の生成時刻を、収集中の前記資源情報に記録する第2の時刻補正部を有し、
    前記第1の時刻補正部は、
    前記資源情報が前記資源情報生成装置の提供時刻を含むときに、前記第1の送信時刻、前記受信時刻、及び前記提供時刻を用いて、前記資源情報生成装置との時刻の同期を判定し、
    同期していないときであって前記資源情報に生成時刻が含まれているときに、前記第1の送信時刻と前記受信時刻の中間値から前記生成時刻から前記提供時刻までの経過時間を引いた補正生成時刻を計算し、
    前記補正生成時刻を前記資源情報に記録するように構成されることを特徴とする資源情報管理システム。
  4. 資源情報管理装置を用いて資源情報を管理する資源情報管理方法において、
    所定の装置からの資源情報を収集又は参照する際に、前記所定の装置との時刻同期を確認するステップと、
    同期していない場合に、収集又は参照する装置の時刻に基づいて補正した生成時刻を、収集又は参照中の前記資源情報に記録するステップと、
    を含み、
    前記資源情報は、資源を特定するための識別子を含む情報であり、
    前記所定の装置は、計時機能を有するとともに資源情報を生成又は収集する装置であり、
    前記所定の装置に対し資源情報を要求する要求情報を送信する時に送信時刻を測定するステップと、
    前記要求情報を送信するステップと、
    前記要求情報を送信した後に前記所定の装置により生成された資源情報を前記所定の装置から受信した時に受信時刻を測定するステップと、
    を含み、
    前記時刻同期を確認するステップでは、前記資源情報が前記所定の装置の提供時刻を含むときに、前記送信時刻、前記受信時刻、及び前記提供時刻を用いて、前記所定の装置との時刻の同期を判定し、
    前記生成時刻を前記資源情報に記録するステップでは、
    同期していないときであって前記資源情報に生成時刻が含まれているときに、前記送信時刻と前記受信時刻の中間値から前記生成時刻から前記提供時刻までの経過時間を引いた補正生成時刻を計算するステップと、
    前記補正生成時刻を前記資源情報に記録するステップと、
    を含むことを特徴とする資源情報管理方法。
  5. 前記時刻同期を確認するステップでは、前記資源情報が前記所定の装置の提供時刻を含むときに、前記送信時刻、前記受信時刻、及び前記提供時刻を用いて、前記所定の装置との時刻の同期を判定し、
    前記生成時刻を前記資源情報に記録するステップでは、
    同期していない場合であって前記資源情報に生成時刻が含まれていない場合に、前記送信時刻と前記受信時刻の中間値とした補正生成時刻を計算するステップと、
    前記補正生成時刻を前記資源情報に記録するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項記載の資源情報管理方法。
  6. 資源情報を管理する資源情報管理装置に実行させる資源情報管理プログラムにおいて、
    所定の装置からの資源情報を収集又は参照する際に、前記所定の装置との時刻同期を確認する処理と、
    同期していない場合に、収集又は参照する装置の時刻に基づいて補正した生成時刻を、収集又は参照中の前記資源情報に記録する処理と、
    を実行させ、
    前記資源情報は、資源を特定するための識別子を含む情報であり、
    前記所定の装置は、計時機能を有するとともに資源情報を生成又は収集する装置であり、
    前記所定の装置に対し資源情報を要求する要求情報を送信する時に送信時刻を測定する処理と、
    前記所定の装置からの資源情報を受信した時に受信時刻を測定する処理と、
    を実行させ、
    前記時刻同期を確認する処理では、前記資源情報が前記所定の装置の提供時刻を含むときに、前記送信時刻、前記受信時刻、及び前記提供時刻を用いて、前記所定の装置との時刻の同期を判定する処理を実行させ、
    前記生成時刻を前記資源情報に記録する処理では、
    同期していないときであって前記資源情報に生成時刻が含まれているときに、前記送信時刻と前記受信時刻の中間値から前記生成時刻から前記提供時刻までの経過時間を引いた補正生成時刻を計算する処理と、
    前記補正生成時刻を前記資源情報に記録する処理と、
    を実行させることを特徴とする資源情報管理プログラム。
  7. 前記時刻同期を確認する処理では、前記資源情報が前記所定の装置の提供時刻を含むときに、前記送信時刻、前記受信時刻、及び前記提供時刻を用いて、前記所定の装置との時刻の同期を判定する処理を実行させ、
    前記生成時刻を前記資源情報に記録するステップでは、
    同期していない場合であって前記資源情報に生成時刻が含まれていない場合に、前記送信時刻と前記受信時刻の中間値とした補正生成時刻を計算する処理と、
    前記補正生成時刻を前記資源情報に記録する処理と、
    を実行させることを特徴とする請求項記載の資源情報管理プログラム。
  8. 前記補正生成時刻を前記資源情報に記録した後に、当該資源情報を提示する処理を実行させることを特徴とする請求項6又は7記載の資源情報管理プログラム。
  9. 前記補正生成時刻を前記資源情報に記録した後に、当該資源情報を格納する処理を実行させることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一に記載の資源情報管理プログラム。
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