JP5092923B2 - 燃焼器 - Google Patents

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Description

本発明は、酸化剤と燃料とを含む混合気が燃焼される燃焼室と、該燃焼室に供給される上記混合気に着火する着火装置とを備える燃焼器に関するものである。
周知のように、ガスタービンエンジン等に設置される燃焼器は、燃焼室を備えており、当該燃焼室において空気等の酸化剤と燃料とからなる混合気を燃焼させている。このような燃焼器は、燃焼室の内部に火炎核を形成する着火装置を備えており、外部から燃焼室に混合気が供給された後に、上記着火装置にて火炎核を形成することで混合気に着火する。
例えば、特許文献1及び特許文献2には、上記着火装置としてのイグナイタを備える燃焼器が開示されている。
そして、特許文献1及び特許文献2に開示された燃焼器は、イグナイタの先端を燃焼室の内部に突出させる構成を採用している。
また、特許文献3には、上記着火装置としての点火プラグを着火の際にのみ燃焼室の内部に突出させる燃焼器が開示されている。
特許第3990678号公報 特許第3109780号公報 特開平8−213148号公報
従来の燃焼器では、特許文献1〜3から分かるように、着火装置の先端(火炎核を形成する箇所)を燃焼室の内部よりに配置することが、混合気に対する着火性の向上に効果があると考えられていた。
しかしながら、近年の燃焼器は、燃焼効率の向上のために、燃焼室内において混合気を強旋回させたり、燃焼室の壁部を冷却するために燃焼室の内壁に沿って酸化剤を供給したりする。このため、燃焼室の内壁近傍にかなり流速の速い気流が形成される。
このような流速の早い気流が燃焼室の内壁近傍に形成されると、着火装置の先端が燃焼室の内部よりに配置されている場合には、形成された火炎核は、流速の速い気流に晒されることとなる。このため、火炎核が成長する前に上記気流の流れによって吹き飛ばされてしまい混合気に着火されない場合がある。
つまり、近年の燃焼器のように燃焼室の内壁近傍に流速の速い気流が形成される燃焼器において、従来の着火装置の先端を燃焼室の内部よりに配置する構成を採用した場合には、着火性が低下してしまう。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、燃焼室の内壁近傍に流速の速い気流が形成される燃焼器での着火性を向上させることを目的とする。
本発明は、課題を解決するための手段として以下のような構成を採用する。
第1の発明は、酸化剤と燃料とを含む混合気が燃焼される燃焼室と、該燃焼室に供給される上記混合気に着火する着火装置とを備える燃焼器であって、上記燃焼室の内壁に沿う気流を剥離させることによって、上記着火装置が火炎核を形成する領域を、上記気流よりも速度の遅い低流速流場とする低流速流場形成手段を備えるという構成を採用する。
このような構成を採用する第1の発明によれば、低流速流場形成手段にて、燃焼室の内壁に沿う気流が剥離されることによって、着火装置が火炎核を形成する領域が、上記気流よりも速度の遅い低流速流場とされる。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記低流速流場形成手段が上記燃焼室の内壁から燃焼室の外部に向けて凹むと共に上記気流を剥離させる凹部を備え、上記凹部の底部に上記着火装置の火炎核形成部が配置されているという構成を採用する。
第3の発明は、上記第2の発明において、上記凹部は、上記着火装置の火炎核形成部が配置される箇所に局所的に形成されているという構成を採用する。
第4の発明は、上記第2の発明または第3の発明において、上記低流速流場形成手段が、上記気流の剥離を促進する剥離促進手段をさらに備えるという構成を採用する。
第5の発明は、上記第4の発明において、上記剥離促進手段は、上記凹部の上記気流の流れ方向に対する上流側に配置されると共に上記内壁から上記燃焼室の内部に向けて突出する突出部であるという構成を採用する。
本発明によれば、低流速流場形成手段にて、燃焼室の内壁に沿う気流が剥離されることによって、着火装置が火炎核を形成する領域が、上記気流よりも速度の遅い低流速流場とされる。
このため、着火装置にて形成された火炎核が低流速流場にて成長することができ、火炎核が速度の速い気流によって吹き飛ばされることを抑制することができる。したがって、燃焼室の内壁近傍に流速の速い気流が形成される燃焼器での着火性を向上させることが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明に係る燃焼器の一実施形態について説明する。なお、以下の図面においては、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
(第1実施形態)
本実施形態の燃焼器1は、例えばガスタービン(ガスタービンエンジン)の圧縮機とタービンとの間に配置されており、ガスタービンのシャフトを中心とする環状に形状設定されている。なお、ガスタービンの構造については、周知のものであるため、ここでの説明は省略する。
図1は、本実施形態の燃焼器1の概略構成を示す断面図であり、上記ガスタービンを上記シャフトの延在方向に沿って半分に切断した場合における現れる燃焼器の2つの断面のうち1つを示すものである。
図1に示すように、本実施形態の燃焼器1は、ガスタービンが備える圧縮機の後段側に配置される燃焼筒2と、燃料を噴射して酸化剤である空気と混合し、その混合気を燃焼筒2が備える燃焼室24に供給する燃料噴射ノズル部3と、燃焼室24に供給された混合気に着火する点火栓4(着火装置)とを備えている。
燃焼筒2は、ガスタービンのシャフトを中心とした円周方向に配置されるアウタライナ21と、該アウタライナ21からシャフト側に変位して配置されるインナライナ22と、アウタライナ21とインナライナ22との間に配置される燃焼隔壁23とを備えている。そして、アウタライナ21、インナライナ22及び燃焼隔壁23によって囲われた空間が燃焼室24とされている。
すなわち、アウタライナ21、インナライナ22及び燃焼隔壁23によって囲われることによって形成される燃焼室24を備えている。
そして、燃焼筒2は、ガスタービンの圧縮機側から供給される圧縮空気の一部が、アウタライナ21及びインナライナ22を通過して燃焼室24の内壁(アウタライナ21及びインナライナ22の表面)に沿って流れるように構成されている。
このように、燃焼室24の内壁に沿って圧縮空気が流されることによって、燃焼の際に、燃焼室24の壁部(アウタライナ21及びインナライナ22)の冷却が図られる。
燃料噴射ノズル部3は、燃焼器1において複数(例えば12個あるいは18個)設置されている。これらの燃料噴射ノズル部3は、ガスタービンのシャフトを中心として所定の間隔を空けながら環状に配列されている。
各燃料噴射ノズル部3は、図1に示すように、燃焼筒2の燃焼隔壁23によって支持される噴射ノズル31と、該噴射ノズル31を囲むように燃焼筒2の燃焼隔壁23によって支持される空気供給部32とを備えている。
噴射ノズル31は、外部から供給される燃料を霧状にして燃焼室24に向けて噴射するように構成されている。また、空気供給部32は、ガスタービンの圧縮機から供給される圧縮空気を、燃焼室24内において旋回するように燃焼室24に向けて噴射するように構成されている。
このような構成を有する燃料噴射ノズル部3によれば、噴射ノズル31から燃料が燃焼室24に向けて噴射され、噴射ノズル31を囲んで配置される空気供給部32から旋回された圧縮空気が燃焼室24に向けて噴射される。
そして、噴射ノズル31から噴射された燃料と空気供給部32から噴射された圧縮空気とが混合されて混合気となり、この混合気が旋回しながら燃焼室24に供給される。
すなわち、燃料噴射ノズル部3によって、燃焼室24に旋回する混合気が供給されることとなる。
点火栓4は、燃焼器1において複数(例えば2個)設置されている。これらの点火栓4は、例えばガスタービンのシャフトを中心として対称な位置に配置されている。
各点火栓4は、先端41(火炎核形成部)が燃焼室24側に配置されており、先端41にて火炎核を形成して、燃焼開始時に混合気に着火を行うように構成されている。
そして、本実施形態の燃焼器1は、図1に示すように、点火栓4が火炎核を形成する領域Rを、低流速流場とする凹部5(低流速流場形成手段)を備えている。
なお、本実施形態の燃焼器1において、低流速流場は、燃焼室24の内壁に沿って流れる混合気の気流よりも速度の遅い流場を意味する。
凹部5は、燃焼室24の内壁(アウタライナ21の表面)から燃焼室24の外部に向けて円筒形状に凹んで形成されている。そして、点火栓4の先端41が凹部5の底部に配置されている。
なお、凹部5は、燃焼室24において、各点火栓4の先端41が配置される箇所に局所的に形成されている。
図2は、凹部5による作用を説明するための模式図である。
この図に示すように、凹部5は、燃焼室24の内壁に沿う気流Xを剥離させる。このように燃焼室24の内壁に沿う気流Xが剥離されることによって凹部5内に渦流Yが形成され、これによって凹部5内における混合気の流速が、上記気流Xの流速よりも遅くなる。この結果、凹部5の内部(すなわち点火栓4が火炎核を形成する領域R)が上述の低流速流場となる。
以上のように構成された本実施形態の燃焼器1において着火動作を行う際は、まず、燃料噴射ノズル部3によって燃焼室24内に混合気が供給されると共にアウタライナ21及びインナライナ22を介して燃焼室24内に圧縮空気が供給される。
燃料噴射ノズル部3によって燃焼室24に供給される混合気は、燃焼室24内にて旋回するように供給される。また、アウタライナ21及びインナライナ22を介して燃焼室24内に供給される圧縮空気は、燃焼室24の内壁に沿って供給される。
そして、燃焼室24に供給される混合気及び圧縮空気の作用により、燃焼室24の内壁に沿って速度の速い気流Xが形成される。
燃焼室24に混合気及び圧縮空気が供給されると、続いて点火栓4にて混合気に着火する。
ここで、本実施形態の燃焼器1においては、凹部5によって、凹部5の内部(すなわち点火栓4が火炎核を形成する領域R)に、気流Xよりも流速の遅い低流速流場が形成される。このため、点火栓4の先端41にて形成された火炎核は、吹き飛ばされることなく成長する。よって、燃焼室24内の混合気に対して確実に着火することが可能となる。
以上のように、本実施形態の燃焼器1によれば、凹部5にて、燃焼室24の内壁に沿う気流Xが剥離されることによって、点火栓4が火炎核を形成する領域Rが、上記気流Xよりも速度の遅い低流速流場とされる。
このため、点火栓4にて形成された火炎核が低流速流場にて成長することができ、火炎核が速度の速い気流Xによって吹き飛ばされることを抑制することができる。したがって、燃焼室24の内壁近傍に流速の速い気流Xが形成される燃焼器での着火性を向上させることが可能となる。
また、本実施形態の燃焼器1は、凹部5にて低流速流場を形成し、凹部5の底部に点火栓4の先端41が配置された構成を採用した。
このような構成を採用することによって、従来の燃焼器と同様の燃焼空間を確保しながら、別途低流速流場を形成することができる。したがって、本実施形態の燃焼器1によれば、燃焼器の燃焼性能を維持しながら、着火性を向上させることが可能となる。
図3は、本実施形態の燃焼器1における着火試験の結果を示す表である。この図に示すように、本実施形態の燃焼器1における着火試験は、従来の燃焼器における着火試験の結果(図3にて「適用前」にて示す着火試験結果)にて不着火となった条件を主として行っている。この結果、図3にて「適用後」にて示す着火試験結果に示されるように、本実施形態の燃焼器1における着火試験は、従来の燃焼器における着火試験にて不着火であって条件の全てにおいて着火することが分かった。
なお、図3に示す着火試験では、点火栓4に点火エネルギーを投入(10秒間放電)後の着火が3回以上連続である場合に、着火試験結果が「着火」であるとし、これ以外を「不着火」とした。
また、本実施形態の燃焼器1においは、凹部5の直径が、点火栓4の先端41の幅に対して、1.5〜2倍である場合に特に着火性が向上した。
また、本実施形態の燃焼器1は、凹部5が点火栓4の先端41の配置される箇所に局所的に形成されている構成を採用した。つまり、本実施形態の燃焼器1においては、2つの点火栓4が設置されている場合には、円筒形状の凹部5が各点火栓4の先端41の各々の配置箇所に対して形成され、合計2つの凹部5が形成されることとなる。
このような構成を採用することによって、凹部5が存在することによる、燃焼室24の内部空間における燃焼状態を、従来の燃焼器1に限りなく近づけることが可能となる。したがって、本実施形態の燃焼器1によれば、従来の燃焼器と同様の燃焼性能を発揮することが可能となる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本第2実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図4は、本実施形態の燃焼器が備える凹部5近傍の模式図である。この図に示すように、本実施形態の燃焼器は、凹部5における気流Xの剥離を促進するための突出部6(剥離促進手段)を備えている。
突出部6は、凹部5の気流Xの流れ方向に対する上流側に配置されており、燃焼室24の内壁から燃焼室24の内部に向けて突出されている。
このような構成を有する本実施形態の燃焼器によれば、突出部6が気流Xに対する障害物となり、気流Xが突出部6に衝突することによって、気流Xの燃焼室24の内壁からの剥離が促進される。
したがって、凹部5内部により確実に渦流Y(図2参照)が形成され、点火栓4の先端41が火炎核を形成する領域R(図2参照)を、より確実に低流速流場とすることが可能となる。
よって、本実施形態の燃焼器によれば、より着火性を向上させることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る燃焼器の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記第1実施形態の燃焼器は凹部5にて気流Xを剥離する構成を採用し、上記第2実施形態の燃焼器は主として凹部5にて気流Xを剥離する構成を採用した。すなわち、上記実施形態の燃焼器は、本発明の低流速流場形成手段として、凹部5を備えている。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の低流速流場形成手段として、点火栓4の先端41を囲うと共に気流Xを遮る壁部を備える構成や、エアシールドを形成して気流Xを遮るエアシールド形成装置を備える構成を採用しても良い。
また、上記実施形態の燃焼器は、凹部5の底部に点火栓4の先端41が配置された構成を採用した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば凹部5の側部に点火栓4の先端41を配置しても良い。
また、点火栓4の先端41を凹部5の底部に配置する構成である場合も、点火栓4の先端41は、底部の中央部に配置される必要はなく、中央部からオフセットした位置に配置されても良い。
また、上記実施形態の燃焼器は、凹部5が点火栓4の先端41が配置される箇所に局所的に形成される構成を採用した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、複数の点火栓4の先端41に対して1つの凹部5が形成されるようにしても良い。例えば、点火栓4がガスタービンのシャフトの延在方向において同位置に配置されている場合には、燃焼室24の周方向全体に亘って溝状の凹部を1つのみ形成しても良い。
また、上記実施形態の燃焼器は、凹部5が円筒形状を有している構成を採用した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、点火栓4の先端41が火炎核を形成する領域Rが低流速流場となるのであれば、凹部5の形状は任意である。例えば、凹部5を底面に向けて側面がなだらかに傾斜するように形状設定しても良い。
また、上記第2実施形態の燃焼器は、突出部6にて凹部5における気流Xの剥離を促進させる構成を採用した。すなわち、上記第2実施形態の燃焼器は、本発明の剥離促進手段として突出部6を備えている。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、凹部5の周囲に凹部5よりも小さな凹部を形成することによって気流Xの流れを乱し、凹部5における気流Xの剥離が促進させる場合には、本発明の剥離促進手段として上述の小さな凹部を備えても良い。
また、突出部6の形状は、気流Xの剥離を促進できるのであれば任意である。
また、上記第2実施形態の燃焼器は、突出部6が凹部5の気流Xの流れ方向の上流側に配置される構成を採用した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、突出部6を凹部5の上方を渡すように配置して凹部5の中間位置に配置したり、また突出部6を凹部5の気流Xの流れ方向の下流側に配置して効果がある場合には突出部6を凹部5の下流側に配置しても良い。
また、気流Xの流れ方向は、ガスタービンの圧縮機側からシャフトの延在方向に向かうとは限らず、またその流れ方向を予測することが困難である場合もある。このため、気流Xの流れ方向が凹部5に対していずれの方向であっても対応可能とするために、突出部6が凹部5を全周に亘って囲うように配置されても良い。
本発明の第1実施形態の燃焼器の概略構成を示す断面図である。 本発明の第1実施形態の燃焼器が備える凹部近傍の模式図である。 本発明の第1実施形態の燃焼器における着火試験を示す表である。 本発明の第2実施形態の燃焼器が備える凹部近傍の模式図である。
符号の説明
1……燃焼器、2……燃焼筒、24……燃焼室、3……燃料噴射ノズル部、4……点火栓(着火装置)、41……先端(火炎核形成部)、5……凹部(低流速流場形成手段)、6……突出部(剥離促進手段)、X……気流、Y……渦流、R……火炎核を形成する領域

Claims (4)

  1. 酸化剤と燃料とを含む混合気が燃焼される燃焼室と、該燃焼室に供給される前記混合気に着火する着火装置とを備える燃焼器であって、
    前記燃焼室の内壁に沿う気流を剥離させることによって、前記着火装置が火炎核を形成する領域を、前記気流よりも速度の遅い低流速流場とする低流速流場形成手段を備え、
    前記低流速流場形成手段が前記燃焼室の内壁から燃焼室の外部に向けて凹むと共に前記気流を剥離させる凹部を備え、
    前記凹部の底部と面一となるように前記着火装置の火炎核形成部が配置されている
    ことを特徴とする燃焼器。
  2. 前記凹部は、前記着火装置の火炎核形成部が配置される箇所に局所的に形成されていることを特徴とする請求項記載の燃焼器。
  3. 前記低流速流場形成手段は、前記気流の剥離を促進する剥離促進手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2記載の燃焼器。
  4. 前記剥離促進手段は、前記凹部の前記気流の流れ方向に対する上流側に配置されると共に前記内壁から前記燃焼室の内部に向けて突出する突出部であることを特徴とする請求項記載の燃焼器。
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