JP5090288B2 - 角パイプ接続装置 - Google Patents

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本発明は角パイプを接続して工作機械等の保護カバーの枠体やプリンター等のユーティリティ機器の架台、各種棚製品等のフレーム構成体を作る時に使用される角パイプ接続装置に係り、特に、角パイプの強固な固定状態を容易に得ることができるように工夫したものに関する。
従来の工作機械等の保護カバーの枠体やプリンター等のユーティリティー機器の架台、各種棚製品等のフレームは、四角パイプ等の相互間を一直線状または直角方向に接合して、その接合位置を溶接したり、ねじ締めしたりして構成され、このフレームに扉やカバー板を取り付けて形成している。また、前記フレームの組み立て・分解を容易に行うため、丸パイプや四角パイプの相互間の接合端部をつなぐ連結用ジョイントやフレームのコーナー結合具が提供されている。
例えば、連結用ジョイントは、主として角パイプを利用した椅子やテーブル等の本体と脚を容易かつ強固に連結し得るジョイントであり、中空正六面体の六面に十字形乃至星形等に類似する変形孔を穿ち、その孔縁部に内側に突出した係合突出部を設けた基体と、前記変形孔と同形の連結子と、中空角形体にすり割りを入れて弾性嵌合部を設けた角形接手を設け、連結子の貫通孔に嵌合したボルトを角形接手にその天板の中心孔から嵌合して、前記ボルトにテーパー付ナットを螺合し、その状態で角形接手をパイプに嵌合してボルトを旋回し、この旋回によるテーパー付ナットの螺進により弾性嵌合部を拡開して、連結子と角形接手とパイプを一体化し、連結子を基体の変形孔から本体内部に嵌合して若干回動し、連結子の突出部を基体の係合突出部に係合するものである(例えば、特許文献1参照。)。
また、フレームのコーナー結合具は、筒状フレームを互いに略直角に連結する結合具であり、立方体形状の本体を備え、その本体の直交する少なくとも2以上の面に前記各フレームの端部内に嵌合可能な突起部を略直角な軸線方向に有するコーナーブロックと、前記各フレームの端部内に嵌合可能な駒ブロックと、この駒ブロックに螺合され駒ブロックを前記突起部の軸線方向へかつ突起部の軸線方向端面へ向かって締付けるボルトとを備え、前記コーナーブロックの本体から各突起部の軸線方向へ向かって前記ボルトを挿通させるための段付ボルト嵌合穴を貫通成形し、前記各突起部と駒ブロックとの当接面を、前記ボルトによって駒ブロックを締め付けた際に駒ブロックを前記軸線に対して直角な方向へスライドさせる形状にしたものである(例えば、特許文献2参照。)。
実開昭49−43673号公報 実開平1−146002号公報
前記従来の構成によると次のような問題があった。すなわち、連結用ジョイントにおいては、テーパー付ナットの螺進により弾性嵌合部が拡開されて、連結子と角形接手とパイプを一体化し、連結子を基体の変形孔から本体内部に嵌合して少し回動すれば、連結子の突出部を基体の係合突出部に係合でき、簡単に締め付け連結させられる。しかし、弾性嵌合部は、その自由端側だけが拡開して角パイプの内面に点又は線当たりするだけであるから、その締め付け固定が不安定なものとなるという問題があった。また、連結子の突出部を基体の係合突出部に少し回動して係合されたものであるから、連結子の僅かな回動戻りで係合が外れる危険性があるという問題があった。
また、前記フレームのコーナー結合具においては、段付ボルトを締付ければ、駒ブロックが突起部の軸線方向端面へ向かって移動し、かつ、突起部および駒ブロックの当接面の形状によって軸線方向に対して直角方向へスライドしてフレーム内面の一面を押圧することで、簡便に締付け連結させられる。しかし、段付ボルトの締付けで、駒ブロックを突起部との当接面上を軸線方向に対して直角方向へスライドさせるには、その移動量が少量に制限されるとともに、フレーム内面の一面のみを押圧する形式であるから、アンバランス・不均等な押圧となる。このために、フレームに対するコーナー結合具が片当たりした捩じれ・歪みを生じ、その締め付け固定が不安定なものとなるという問題があった。
本発明はこのような点に基づいてなされたものであってその目的とするところは、角パイプの端部を加工することなく各角パイプの強固な固定状態を容易に得ることができ、各角パイプの組み立て・分解作業を容易にできるようにした角パイプ接続装置を提供することにある。
前記目的を達成するべく本発明の請求項1による角パイプ接続装置は、角パイプの開口端に嵌合配置され一端側に係合凸部を備え前記係合凸部に一端側から他端側に貫通される通孔を有し他端側であって両側部に角パイプの対角線方向に延長配置された一対のガイド部材を備えた接続具本体と、前記通孔に回転可能で軸方向移動不能に挿通される頭付きボルトと、前記頭付きボルト先端側に螺合され外面に接続具本体の一端側から他端側に向けて軸線との間隔が広くなるように傾斜したテーパ面を有する締め付け部材と、外面に角パイプのコーナー部内面への当接面を有し内面に接続具本体の一端側から他端側に向けて軸線との間隔が広くなるように傾斜したテーパ面を備えていて前記テーパ面にて前記締め付け部材のテーパ面と係合され前記一対のガイド部材にガイドされてスライド可能に取り付けられ角パイプのコーナー部に進退される一対の押圧片と、前記係合凸部と係合される係合凹部を有し前記係合凹部の係合方向と直交する方向にねじ孔を有する六面体と、前記六面体のねじ孔にねじ込まれ係合凹部に嵌合される係合凸部を固定する止めねじと、を具備したことを特徴とするものである。
また、請求項2による角パイプ接続装置は、角パイプの開口端に嵌合配置され一端側に係合凹部を備え前記係合凹部の係合方向と直交する方向にねじ孔を有し前記係合凹部内に一端側から他端側に貫通される通孔を有し他端側であって両側部に角パイプの対角線方向に延長配置された一対のガイド部材を備えた接続具本体と、前記通孔に回転可能で軸方向移動不能に挿通される頭付きボルトと、前記頭付きボルト先端側に螺合され外面に接続具本体の一端側から他端側に向けて軸線との間隔が広くなるように傾斜したテーパ面を有する締め付け部材と、外面に角パイプのコーナー部内面への当接面を有し内面に接続具本体の一端側から他端側に向けて軸線との間隔が広くなるように傾斜したテーパ面を備えていて前記テーパ面にて前記締め付け部材のテーパ面と係合され前記一対のガイド部材にガイドされてスライド可能に取り付けられ角パイプのコーナー部に進退される一対の押圧片と、前記係合凹部と係合される係合凸部がねじにより着脱可能な状態で装着される六面体と、前記接続具本体のねじ孔にねじ込まれ係合凹部に嵌合される係合凸部を固定する止めねじと、を具備したことを特徴とするものである。
また、請求項3による角パイプ接続装置は、請求項1または2記載の角パイプ接続装置において、前記係合凸部に前記止めねじの先端部と係合する溝部が形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項4による角パイプ接続装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の角パイプ接続装置において、前記一対の押圧片は連結部材によって角パイプのコーナー部方向への進退を許容するように保持されていることを特徴とするものである。
そして、前記の手段によって以下のような作用が得られる。すなわち、本発明による角パイプ接続装置によれば、角パイプ内に接続具本体を嵌合し、六角レンチ等を利用して頭付きボルトをねじ込むことにより締め付け部材が引き寄せられ、一対の押圧片がガイド部材にガイドされて平行移動し、角パイプのコーナー部の内面に均等に面当たりで押圧され、角パイプに締め付け・固定される。
そして、係合凸部を係合凹部に嵌合し、六角レンチ等を利用して止めねじをねじ込むことにより、係合凸部が締め付け・固定され、角パイプが六面体に強固に固定される。
前記の操作により、六面体に対して複数の接続具本体が止めねじで連結され、多数の角パイプにより立体的なフレーム構造体が容易に組み立てられる。また、フレーム構造体の分解作業は、止めねじと頭付きボルトの緩め操作により容易に行われる。
また、係合凸部に前記止めねじの先端部と係合する溝部が形成されている場合には、止めねじの先端部を溝部に係合させることにより、六面体と接続具本体との固定がより強固となる。
また、一対の押圧片は連結部材によって角パイプのコーナー部方向への進退を許容するように保持されている場合には、前記組み立て・分解作業において、接続具本体を角パイプから外したときに一対の押圧片が連結部材により保持されて締め付け部材から脱落することがない。
本発明の角パイプ接続装置によると、角パイプ内に接続具本体の嵌合部を嵌合し、六角レンチ等を利用して頭付きボルトをねじ込むだけの作業で一対の押圧片を平行移動させ角パイプのコーナー部の内面に均等に面当たりで押圧させて強固に固定することができる。 また、係合凸部を係合凹部に嵌合し、六角レンチ等を利用して止めねじをねじ込むことで係合凸部が締め付けられ、接続具本体と六面体とを強固に固定できる。
よって、角パイプの端部を加工することなく六面体を利用して複数の角パイプを使用した立体的なフレーム構造体の組み立て作業を容易且つ確実にできる。また、フレーム構造体の分解作業も容易且つ確実にでき、組み換え作業も容易にできる。
また、係合凸部に前記止めねじの先端部と係合する溝部が形成されている場合には、止めねじの先端部が溝部に入り込んで固定されるようになる。よって、六面体と接続具本体との固定をより強固なものとすることができる。
また、一対の押圧片は連結部材によって角パイプのコーナー部方向への進退を許容するように保持されている場合には、前記組み立て・分解作業において、接続具本体を角パイプから外したときに一対の押圧片が連結部材により保持されて締め付け部材から脱落することがなく、よって、組み立て・分解作業をより容易且つ確実に行うことができる。
以下、図1乃至図22を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。図1は角パイプ接続装置の展開斜視図、図2は角パイプ接続装置の要部の展開斜視図、図3は接続具本体の正面図、図4は接続具本体の左側面図、図5は接続具本体の右側面図、図6は締め付け部材の正面図、図7は締め付け部材の左側面図、図8は押圧片の正面図、図9は押圧片の右側面図、図10は六面体の正面図、図11は六面体の平面図、図12は六面体の左側面図、図13は角パイプへの接続具本体の嵌合時の状態を示す縦断正面図、図14は同上右側面図、図15は角パイプへの接続具本体を締め付け固定した状態を示す縦断正面図、図16は同上右側面図、図17は係合凸部を介して角パイプを六面体に止めねじにより固定した状態を示す正面図である。
本発明の角パイプ接続装置100は、複数の角パイプPを連結して立体的なフレーム構造体50を形成する場合に使用されるものであり、角パイプPの開口端に嵌合配置され一端側に係合凸部3を備え前記係合凸部3内に一端側から他端側に貫通される通孔7を有する接続具本体5と、前記接続具本体5の他端側であって角パイプPの対角線方向に設けられたガイド部材5C,5Dと、前記通孔7に回転可能で軸方向移動不能に挿通される頭付きボルト9と、前記頭付きボルト9先端側に螺合され外面に接続具本体5の一端側から他端側に向けて軸線との間隔が広くなるように傾斜したテーパ面10A,10Bを有する締め付け部材10と、外面に角パイプPのコーナー部内面への当接面12A,14Aを有し内面に接続具本体5の一端側から他端側に向けて軸線との間隔が広くなるように傾斜したテーパ面12B,14Bを備えていて前記テーパ面にて前記締め付け部材10のテーパ面と係合され前記一対のガイド部材5C,5Dにガイドされてスライド可能に取り付けられ角パイプPのコーナー部に進退される一対の押圧片12,14と、前記係合凸部3と係合される係合凹部1Aを有し前記係合凹部の軸芯方向と直交する方向にねじ孔1Bを有する六面体1と、前記六面体1のねじ孔1Bにねじ込まれ係合凹部1Aに嵌合される係合凸部3を固定する止めねじ17と、によって基本的に構成されている。
接続具本体5は、断面四角形状の角パイプに対して端部から嵌合される四角形状の嵌合部5Aを備えている。嵌合部5Aの外面形状は角パイプPの断面形状と相似形でわずかに小さい寸法形状に形成されており、角パイプPの端部から嵌合されると角パイプPの内面に4面で当接するようになっている。また、嵌合部5Aの一方端には角パイプPと同形の係止段部5Bが形成されており、これを角パイプPの端面に当接させて係止するように構成されている。
前記接続具本体5の一端側には後述する六面体1の係合凹部1Aに係合される一例として四角形状の係合凸部3が設けられている。また、前記係合凸部3には、後述する六面体1のねじ孔1Bにねじ込まれる止めねじ17の先端部と係合する溝部3Bが形成されていて、係合凹部1Aに嵌合される係合凸部3をより強固に固定するように構成されている。 また、接続具本体5の一端側から他端側には通孔7が貫通形成されている。通孔7は一端側に頭付きボルトの頭部嵌合部7Aと、これより小径のボルト嵌合部7Bより構成されている。
そして、前記通孔7には頭付きボルト9が頭部を頭部嵌合部7Aの端面で係止されることによって回転可能で軸方向移動不能に取り付けられている。
また、接続具本体5の他端側であって両側部には角パイプPの対角線方向に延長配置された一対のガイド部材5C,5Dが設けられている。
また、前記頭付きボルト9の先端側には、外面に接続具本体5の一端側から他端側に向けて軸線Oとの間隔が広くなるように傾斜したテーパ面10A,10Bを有する略角錐状の締め付け部材10が中心部に穿設されたねじ孔10Cにて螺合されている。
また、前記締め付け部材10のテーパ面10A,10Bの外周には一対の押圧片12,14が配置されている。前記押圧片12,14は、外面に角パイプPのコーナー部内面への当接面12A,14Aを有し内面に接続具本体5の一端側から他端側に向けて軸線Oとの間隔が広くなるように傾斜したテーパ面12B,14Bを備えていて前記テーパ面にて前記締め付け部材10のテーパ面と係合されるとともに、一対のガイド部材5C,5Dの間に回転不能に保持されている。
これにより、頭付きボルト9をねじ込む方向に回転させて締め付け部材10を接続具本体5の一端側に引き寄せることにより前記一対のガイド部材5C,5Dに回転を規制されるとともにガイドされて平行にスライドされることで、角パイプPのコーナー部側に前進させ、角パイプPのコーナー部内面に面当たりで押圧され、一方、頭付きボルトを緩める方向に回転させて締め付け部材を接続具本体の他端側に押し出すことにより、前記一対のガイド部材に回転を規制されるとともにガイドされて平行にスライドされることで、角パイプPのコーナー部側から後退させ、角パイプPのコーナー部内面から離反されるように構成されている。
また、一対の押圧片12,14は連結部材Rによって角パイプPのコーナー部方向への進退を許容するように保持されている。具体的には前記押圧片12,14の外周面12A,14Aの中央位置に凹状溝12C,14Cが設けられ、ここに、柔軟性を有するОリングRが嵌められている。これにより、一対の押圧片12,14が締め付け部材10から離脱しないように、且つ、角パイプPのコーナー部方向への平行移動を許容するように保持されている。尚、この連結部材は柔軟性を有するものであればよく、バネリングを使用してもよい。また、連結部材は省略してもよく、一対の押圧片12,14を保持した状態で角パイプ内に嵌合するようにして使用しても、角パイプ接続装置100は正常に機能する。
六面体1は一例として正六面体に形成されたものであって、その六面に前記四角形状の係合凸部3に対応する相似形状でわずかに大きい四角形状の係合凹部1Aが穿設され、内部は中空状に形成されている。尚、係合凸部3の形状は任意であり、係合凹部1Aの形状もこれと相似形状でわずかに大きいものであればよい。
そして、前記各係合凹部1Aの軸芯方向と直交する方向にねじ孔1Bが形成されている。具体的には、各係合凹部1Aの軸芯方向Оに対してその両側面の係合凹部1Aの周縁部に軸芯方向Оと直交する方向に対向して2カ所づつ設けられている。
各ねじ孔1Bにはそれぞれ止めねじ17が螺合されており、これによって直行する方向から係合凹部1Aに嵌合された係合凸部3を両側または一方側から締め付け固定できるように構成されている。
また、係合凸部3の外周にV字状の溝部3Bを一例として形成し、六面体1の係合凹部1Aに係合凸部3を嵌合した状態において、六面体1に螺合された止めねじ17の先端を前記溝部3Bに係合させて抜け出しを防止するように構成されている。尚、溝部3Bはなくても止めねじ17による締め付け固定は可能である。
以上のような構成の六面体1の場合は、六面体1における六面の係合凹部1Aに、接続具本体5の係合凸部3を挿入することができ、最大五面の係合凹部1Aに5つの接続具本体5の係合凸部3を挿入して止めねじ17で締め付け固定し、任意のフレーム構造体を組み立てることを可能としている。尚、六面体は必ずしも正六面体でなくともよく、長方体等の形状としても良い。また、係合凹部は六面体の六面全部に設けられていなくてもよい。例えば、2方向乃至は3方向のみの接続を可能としたものを複数用意して、これを組み合わせて使用してもよい。
以上の構成を基にその作用を説明する。まず、角パイプP内に接続具本体5を嵌合し、六角レンチ等を利用して頭付きボルト9をねじ込んでいく。前記頭付きボルト9の先端側には、外面に接続具本体5の一端側から他端側に向けて軸線との間隔が広くなるように傾斜したテーパ面10A,10Bを有する略角錐状の締め付け部材10が螺合されている。 また、前記締め付け部材10のテーパ面の外周には一対の押圧片12,14が配置されている。前記押圧片12,14は、外面に角パイプのコーナー部内面への当接面を有し内面に接続具本体5の一端側から他端側に向けて軸線との間隔が広くなるように傾斜したテーパ面12B,14Bを備えていて前記テーパ面にて前記締め付け部材のテーパ面と係合されるとともに、一対のガイド部材5C,5Dの間に回転不能に保持されている。したがって、頭付きボルト9をねじ込む方向に回転させることにより、締め付け部材10を接続具本体5の一端側に引き寄せることにより、一対の押圧片12,14は前記一対のガイド部材5C,5Dに回転を規制されるとともにガイドされて平行にスライドされることで、角パイプPのコーナー部側に前進させられ、当接面12A,14Aを角パイプPのコーナー部内面に4面当たりで押圧される。よって、接続具本体5は角パイプPに強固に固定される。
次に、角パイプPの先端に取り付けた接続具本体5の係合凸部3を六面体1の係合凹部1Aに嵌合し、六角レンチ等を利用してこれと直交する止めねじ17をねじ込む。これにより、係合凸部3が六面体1に締め付け固定され、角パイプPが六面体1を介して強固に連結されることになる。
次に、図18〜図21を参照してプリンター架台30の組み立て例を説明する。このものは、角パイプPを四角形状に組み立てた枠体を上下に2段組み合わせた部分と3段に組み合わせた部分からなり、各角パイプPの接続部分に本発明の角パイプ接続装置100を使用している。各コーナーは、3本の角パイプPと4本の角パイプPと5本の角パイプPとの端部を六面体1の各係合凹部1Aに接続具本体5の係合凸部3を挿入して止めねじ17で連結される。また、各枠体にはパネル板21や扉23やキャスター等が取付けられ、プリンター架台30が製作される。
次に、図22を参照して工作機械の保護カバー40の組み立て例を説明する。このものは複数の角パイプPを直線状に接続するとともに、四角形状に組み立て立方体状に組み合わせたものであり、各角パイプPの接続部分に本発明の角パイプ接続装置100を使用している。各コーナーは、3本の角パイプPの端部を六面体1の各係合凹部1Aに接続具本体5の係合凸部3を挿入して止めねじ17で連結される。そして、防塵用なら透明板、防音用なら吸音板等のパネル板21を枠体に取り付け、また、必要に応じて扉を取り付け、工作機械の保護カバー40が製作される。この保護カバー40は、工作機械等の各種機械の外周囲に据え付けられ、防音や防塵または危険防止のために使用される。
また、前記のプリンター架台30や工作機械の保護カバー40を分解するには、まず、パネル板21や扉23等を取り外して、フレーム構造体とし、次に、前記の組み立て手順と逆の操作により行う。具体的には、六面体1の止めねじ17を緩めることで、六面体1と角パイプPの接続具本体5を分離させ、角パイプPの組み換えを行って別のフレーム構造体を組み立てることができる。また、接続具本体5の頭付きボルト9を緩めることによって、角パイプPから接続具本体5を取り外すこともでき、角パイプPの長さを異なるものに変更したりすることができる。
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、角パイプP内に接続具本体5の嵌合部を嵌合し、六角レンチ等を利用して頭付きボルト9をねじ込むだけの作業で一対の押圧片を平行移動させ角パイプPのコーナー部の内面に均等に4面当たりで押圧させて固定することができる。
また、こうして角パイプPの先端に取り付けた接続具本体5の係合凸部3を六面体1の係合凹部1Aに嵌合し、六角レンチ等を利用して止めねじ17をねじ込むことで係合凸部3が締め付けられ、接続具本体5と六面体1とを強固に固定できる。
よって、角パイプの端部を加工することなく六面体1を利用して複数の角パイプPを使用した立体的なフレーム構造体の組み立て作業を容易且つ確実に実施できる。また、同様にフレーム構造体の分解作業も容易且つ確実にでき、組み換え作業も容易にできる。
また、係合凸部3に前記止めねじの先端部と係合する溝部3Bが形成されている場合には、止めねじ17の先端部が溝部3Bに入り込んで固定されるようになる。よって、六面体1と接続具本体5との固定をより強固なものとすることができる。
また、一対の押圧片12,14は連結部材Rによって角パイプPのコーナー部方向への進退を許容するように保持されている場合には、前記組み立て・分解作業において、接続具本体5を角パイプPから外したときに一対の押圧片12,14が連結部材Rにより保持されて締め付け部材10から脱落することがなく、よって、組み立て・分解作業をより一層容易且つ確実に行うことができる。
次に、図23乃至図31を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。図23は角パイプ接続装置の展開斜視図、図24は接続具本体の正面図、図25は接続具本体の左側面図、図26は接続具本体の右側面図、図27は六面体の正面図、図28は六面体の平面図、図29は係止凸部の正面図、図30は係止凸部の左側面図、図31は角パイプへの接続具本体の嵌合及び係合凸部を介して接続具本体と六面体を止めねじにより固定した状態を示す正面図である。
本発明の角パイプ接続装置200は、複数の角パイプPを連結して立体的なフレーム構造体50を形成する場合に使用されるものであり、角パイプPの開口端に嵌合配置され一端側に係合凹部105Eを備え前記係合凹部105Eの係合方向と直交する方向にねじ孔105Bを有し前記係合凹部105E内に一端側から他端側に貫通される通孔107を有し他端側であって両側部に角パイプPの対角線方向に延長配置された一対のガイド部材105C,105Dを備えた接続具本体105と、前記通孔107に回転可能で軸方向移動不能に挿通される頭付きボルト109と、前記頭付きボルト109先端側に螺合され外面に接続具本体105の一端側から他端側に向けて軸線との間隔が広くなるように傾斜したテーパ面110A,110Bを有する締め付け部材110と、外面に角パイプPのコーナー部内面への当接面を有し内面に接続具本体105の一端側から他端側に向けて軸線との間隔が広くなるように傾斜したテーパ面112B,114Bを備えていて前記テーパ面にて前記締め付け部材105のテーパ面と係合され前記一対のガイド部材105C,105Dにガイドされてスライド可能に取り付けられ角パイプPのコーナー部に進退される一対の押圧片112,114と、前記係合凹部105Eと係合される係合凸部103がねじにより着脱可能な状態で装着される六面体101と、前記接続具本体105のねじ孔105Bにねじ込まれ係合凹部105Eに嵌合される係合凸部103を固定する止めねじ117と、によって基本的に構成されている。
接続具本体105は、断面四角形状の角パイプPに対して端部から嵌合される四角形状の嵌合部105Aを備えている。嵌合部105Aの外面形状は角パイプPの断面形状と相似形でわずかに小さい寸法形状に形成されており、角パイプPの端部から嵌合されると角パイプPの内面に4面で当接するようになっている。また、嵌合部105Aの一方端には角パイプPと同形の係止段部105Bが形成されており、これを角パイプPの端面に当接させて係止するように構成されている。
前記接続具本体105の一端側には後述する六面体101の係合凸部103に係合される一例として四角形状の係合凹部105Eが設けられている。そして、前記係合凹部105Eの軸芯方向と直交する方向にねじ孔105Fが形成されている。具体的には、係合凹部105Eの軸芯方向Оに対してその両側面の係合凹部の周縁部に軸芯方向Оと直交する方向に対向して2カ所設けられている。尚、軸芯方向と直交する方向とは厳密に直角方向である必要はなく、適宜な角度をもって交差しているようにしても良い。
各ねじ孔105Fにはそれぞれ止めねじ117が螺合されており、これによって直行する方向から係合凹部105Eに嵌合された係合凸部103を両側または一方側から締め付け固定できるように構成されている。
また、接続具本体105の一端側から他端側には通孔107が貫通形成されている。通孔107は係合凹部105Eに続いて一端側に頭付きボルトの頭部嵌合部107Aと、これより小径のボルト嵌合部107Bより構成されている。
そして、前記通孔107には頭付きボルト109が頭部を頭部嵌合部107Aの端面で係止されることによって回転可能で軸方向移動不能に取り付けられている。
また、接続具本体105の他端側であって両側部には角パイプPの対角線方向に延長配置された一対のガイド部材105C,105Dが設けられている。
また、前記頭付きボルト109の先端側には、外面に接続具本体105の一端側から他端側に向けて軸線Oとの間隔が広くなるように傾斜したテーパ面110A,110Bを有する略角錐状の締め付け部材110が中心部に穿設されたねじ孔110Cにて螺合されている。
また、前記締め付け部材110のテーパ面110A,110Bの外周には一対の押圧片112,114が配置されている。前記押圧片112,114は、外面に角パイプPのコーナー部内面への当接面112A,114Aを有し内面に接続具本体105の一端側から他端側に向けて軸線Oとの間隔が広くなるように傾斜したテーパ面112B,114Bを備えていて前記テーパ面にて前記締め付け部材110のテーパ面と係合されるとともに、一対のガイド部材105C,105Dの間に回転不能に保持されている。
これにより、頭付きボルト109をねじ込む方向に回転させて締め付け部材110を接続具本体105の一端側に引き寄せることにより前記一対のガイド部材105C,105Dに回転を規制されるとともにガイドされて平行にスライドされることで、角パイプPのコーナー部側に前進させ、角パイプPのコーナー部内面に面当たりで押圧され、一方、頭付きボルトを緩める方向に回転させて締め付け部材を接続具本体の他端側に押し出すことにより、前記一対のガイド部材に回転を規制されるとともにガイドされて平行にスライドされることで、角パイプPのコーナー部側から後退させ、角パイプPのコーナー部内面から離反されるように構成されている。
また、一対の押圧片112,114は連結部材Rによって角パイプPのコーナー部方向への進退を許容するように保持されている。具体的には前記押圧片112,114の外周面112A,114Aの中央位置に凹状溝112C,114Cが設けられ、ここに、柔軟性を有するОリングRが嵌められている。これにより、一対の押圧片112,114が締め付け部材110から離脱しないように、且つ、角パイプPのコーナー部方向への平行移動を許容するように保持されている。尚、この連結部材Rは柔軟性を有するものであればよく、バネリングを使用してもよい。また、連結部材Rは省略してもよく、一対の押圧片112,114を保持した状態で角パイプ内に嵌合するようにして使用しても、角パイプ接続装置200は正常に機能する。
六面体101は一例として正六面体に形成されたものであって、その六面に前記四角形状の係合凹部105Eに係合する係合凸部103がねじ103Aにより装着される。六面体101の六面には、係合凸部103の取り付けの手がかりとなる取り付け凹部101Aが形成されここにねじ孔101Bが設けられている。
前記係合凸部103は、軸状の部材であって、一例として四角形状に形成され、その中心部にねじ孔103Cが設けられている。六面体101と係合凸部103とは別体で構成され、必要に応じて係合凸部103のねじ孔103Cにねじ103Aを挿入した状態で六面体101の取り付け凹部101Aに嵌合しねじ103Aをねじ孔101Bに螺合して取り付けるものである。
また、前記係合凸部103には、前記ねじ孔105Fにねじ込まれる止めねじ117の先端部と係合するV字状の溝部103Bが形成されていて、係合凹部105Eに係合凸部103を嵌合した状態において、止めねじ117の先端を前記溝部103Bに係合させて抜け出しを防止するように構成されている。尚、溝部103Bはなくても止めねじ117による締め付け固定は可能である。
尚、係合凸部103の形状は任意であり、係合凹部105Eの形状もこれと相似形状でわずかに大きいものであればよい。
以上のような構成の六面体101の場合は、六面体101における六面に係合凸部103を取り付け、係合凸部103を係合凹部105Eに嵌合することができ、最大六面の係合凸部103に6つの接続具本体5の係合凹部105Eを嵌合して止めねじ17で締め付け固定し、任意のフレーム構造体を組み立てることを可能としている。尚、六面体は必ずしも正六面体でなくともよく、長方体等の形状としても良い。また、係合凸部103は六面体101と別体としたので任意の位置に任意の数取り付けることができる。
以上の構成を基にその作用を説明する。まず、角パイプP内に接続具本体105を嵌合し、六角レンチ等を利用して頭付きボルト109をねじ込んでいく。前記頭付きボルト109の先端側には、外面に接続具本体5の一端側から他端側に向けて軸線との間隔が広くなるように傾斜したテーパ面110A,110Bを有する略角錐状の締め付け部材110が螺合されている。また、前記締め付け部材110のテーパ面の外周には一対の押圧片112,114が配置されている。前記押圧片112,114は、外面に角パイプのコーナー部内面への当接面を有し内面に接続具本体105の一端側から他端側に向けて軸線との間隔が広くなるように傾斜したテーパ面112B,114Bを備えていて前記テーパ面にて前記締め付け部材のテーパ面と係合されるとともに、一対のガイド部材105C,105Dの間に回転不能に保持されている。したがって、頭付きボルト109をねじ込む方向に回転させることにより、締め付け部材110を接続具本体105の一端側に引き寄せることにより、一対の押圧片112,114は前記一対のガイド部材105C,105Dに回転を規制されるとともにガイドされて平行にスライドされることで、角パイプPのコーナー部側に前進させられ、当接面112A,114Aを角パイプPのコーナー部内面に4面当たりで押圧される。よって、接続具本体105は角パイプPに強固に固定される。
次に、係合凸部103のねじ孔103Cにねじ103Aを挿入した状態で六面体101の取り付け凹部101Aに嵌合しねじ103Aをねじ孔101Bに螺合して取り付ける。 そして角パイプPの先端に取り付けた接続具本体105の係合凹部105Eを六面体101の係合凸部103に嵌合し、六角レンチ等を利用してこれと直交する止めねじ117をねじ込む。これにより、係合凸部103が接続具本体105に締め付け固定され、角パイプPが六面体1を介して強固に連結されることになる。
本実施の形態によるプリンター架台30や工作機械の保護カバー40の組み立てや分解の方法は図18〜図22に示した第1の実施の形態の場合と同様であるからその説明を省略する。
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、角パイプP内に接続具本体105の嵌合部を嵌合し、六角レンチ等を利用して頭付きボルト109をねじ込むだけの作業で一対の押圧片を平行移動させ角パイプPのコーナー部の内面に均等に4面当たりで押圧させて固定することができる。
また、こうして角パイプPの先端に取り付けた接続具本体105の係合凹部105Eを六面体1の係合凹部103に嵌合し、六角レンチ等を利用して止めねじ117をねじ込むことで係合凸部103が締め付けられ、接続具本体105と六面体101とを強固に固定できる。
よって、角パイプの端部を加工することなく六面体101を利用して複数の角パイプPを使用した立体的なフレーム構造体の組み立て作業を容易且つ確実に実施できる。また、同様にフレーム構造体の分解作業も容易且つ確実にでき、組み換え作業も容易にできる。
また、係合凸部103に前記止めねじの先端部と係合する溝部103Bが形成されている場合には、止めねじ117の先端部が溝部103Bに入り込んで固定されるようになる。よって、六面体101と接続具本体105との固定をより強固なものとすることができる。
また、一対の押圧片112,114は連結部材Rによって角パイプPのコーナー部方向への進退を許容するように保持されている場合には、前記組み立て・分解作業において、接続具本体105を角パイプPから外したときに一対の押圧片112,114が連結部材Rにより保持されて締め付け部材110から脱落することがなく、よって、組み立て・分解作業をより一層容易且つ確実に行うことができる。
尚、本発明は前記第1の実施の形態及び第2の実施の形態に限定されるものではなく、図示した構成はあくまでも一例であり、その要旨を逸脱しない範囲での変更が可能である。
本発明の角パイプ接続装置は、プリンター架台30等のユーティリティー機器の架台としてのフレーム構造体や工作機械等の保護カバー40のフレーム構造体のほか、屋内の仕切りや壁を構築する際に使用するなど各種物品のフレーム構造体を構成するための接続装置として利用可能性を有する。
本発明の第1実施の形態を示し、角パイプ接続装置の展開斜視図である。 本発明の第1実施の形態を示し、角パイプ接続装置の要部の展開斜視図である。 本発明の第1実施の形態を示し、接続具本体の正面図である。 本発明の第1実施の形態を示し、接続具本体の左側面図である。 本発明の第1実施の形態を示し、接続具本体の右側面図である。 本発明の第1実施の形態を示し、締め付け部材の正面図である。 本発明の第1実施の形態を示し、締め付け部材の左側面図である。 本発明の第1実施の形態を示し、押圧片の正面図である。 本発明の第1実施の形態を示し、押圧片の右側面図である。 本発明の第1実施の形態を示し、六面体の正面図である。 本発明の第1実施の形態を示し、六面体の平面図である。 本発明の第1実施の形態を示し、六面体の左側面図である。 本発明の第1実施の形態を示し、角パイプへの接続具本体の嵌合時の状態を示す縦断正面図である。 本発明の第1実施の形態を示し、同上右側面図である。 本発明の第1実施の形態を示し、角パイプへの接続具本体を締め付け固定した状態を示す縦断正面図である。 本発明の第1実施の形態を示し、同上右側面図である。 本発明の第1実施の形態を示し、係合凸部を介して角パイプを六面体に止めねじにより固定した状態を示す正面図である。 本発明の第1実施の形態を示し、プリンター架台のフレーム構造体の斜視図である。 本発明の第1実施の形態を示し、プリンター架台の正面図である。 本発明の第1実施の形態を示し、プリンター架台の平面図である。 本発明の第1実施の形態を示し、プリンター架台の左側面図である。 本発明の第1実施の形態を示し、工作機械等の保護カバーのフレーム構造体の斜視図である。 本発明の第2実施の形態を示し、角パイプ接続装置の展開斜視図である。 本発明の第2実施の形態を示し、接続具本体の正面図である。 本発明の第2実施の形態を示し、接続具本体の左側面図である。 本発明の第2実施の形態を示し、接続具本体の右側面図である。 本発明の第2実施の形態を示し、締め付け部材の正面図である。 本発明の第2実施の形態を示し、締め付け部材の左側面図である。 本発明の第2実施の形態を示し、係合凸部の正面図である。 本発明の第2実施の形態を示し、係合凸部の右側面図である。 本発明の第2実施の形態を示し、角パイプへの接続具本体の嵌合及び係合凸部を介して接続具本体と六面体を止めねじにより固定した状態を示す正面図である。
符号の説明
1 六面体
1A 係合凹部
1B ねじ孔
3 係合凸部
3B 溝部
5 接続具本体
5A 嵌合部
5B 係止段部
5C,5D ガイド部材
7 通孔
9 頭付きボルト
9A 頭部
10 締め付け部材
10A,10B テーパ面
12,14 押圧片
12A,14A 当接面
12B,14B テーパ面
12C,14C 凹状溝
17 止めねじ
30 プリンター架台
40 保護カバー
100 角パイプ接続装置
200 角パイプ接続装置
О 軸線方向
P 角パイプ
R 連結部材

Claims (4)

  1. 角パイプの開口端に嵌合配置され一端側に係合凸部を備え前記係合凸部に一端側から他端側に貫通される通孔を有し他端側であって両側部に角パイプの対角線方向に延長配置された一対のガイド部材を備えた接続具本体と、前記通孔に回転可能で軸方向移動不能に挿通される頭付きボルトと、前記頭付きボルト先端側に螺合され外面に接続具本体の一端側から他端側に向けて軸線との間隔が広くなるように傾斜したテーパ面を有する締め付け部材と、外面に角パイプのコーナー部内面への当接面を有し内面に接続具本体の一端側から他端側に向けて軸線との間隔が広くなるように傾斜したテーパ面を備えていて前記テーパ面にて前記締め付け部材のテーパ面と係合され前記一対のガイド部材にガイドされてスライド可能に取り付けられ角パイプのコーナー部に進退される一対の押圧片と、前記係合凸部と係合される係合凹部を有し前記係合凹部の係合方向と直交する方向にねじ孔を有する六面体と、前記六面体のねじ孔にねじ込まれ係合凹部に嵌合される係合凸部を固定する止めねじと、を具備したことを特徴とする角パイプ接続装置。
  2. 角パイプの開口端に嵌合配置され一端側に係合凹部を備え前記係合凹部の係合方向と直交する方向にねじ孔を有し前記係合凹部内に一端側から他端側に貫通される通孔を有し他端側であって両側部に角パイプの対角線方向に延長配置された一対のガイド部材を備えた接続具本体と、前記通孔に回転可能で軸方向移動不能に挿通される頭付きボルトと、前記頭付きボルト先端側に螺合され外面に接続具本体の一端側から他端側に向けて軸線との間隔が広くなるように傾斜したテーパ面を有する締め付け部材と、外面に角パイプのコーナー部内面への当接面を有し内面に接続具本体の一端側から他端側に向けて軸線との間隔が広くなるように傾斜したテーパ面を備えていて前記テーパ面にて前記締め付け部材のテーパ面と係合され前記一対のガイド部材にガイドされてスライド可能に取り付けられ角パイプのコーナー部に進退される一対の押圧片と、前記係合凹部と係合される係合凸部がねじにより着脱可能な状態で装着される六面体と、前記接続具本体のねじ孔にねじ込まれ係合凹部に嵌合される係合凸部を固定する止めねじと、を具備したことを特徴とする角パイプ接続装置。
  3. 前記係合凸部に前記止めねじの先端部と係合する溝部が形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の角パイプ接続装置。
  4. 前記一対の押圧片は連結部材によって角パイプのコーナー部方向への進退を許容するように保持されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の角パイプ接続装置。
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