JP5089323B2 - 通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク内のチャネルにアクセスする技法に関する。より詳しくは、本発明は動的チャネルアクセスプロトコルに関する。
最近のネットワーク技術の進歩によって、個々のネットワーク上で、モバイルスマートフォーンやボイスオーバーワイヤレスインターネットプロトコル(VoWIP)などの複数の音声関連アプリケーションをサポートすることが可能となっている。近い将来において、このようなアプリケーションは、従来のデータ中心のアプリケーションによって移動局上で同時に実行されるようになるかもしれない。このような音声/データ統合トラフィックをネットワーク内でサポートするため、このようなシステムでのチャネルアクセスプロトコルは、チャネル利用度を高く、そして、チャネルアクセス遅延時間の拡大を制限する必要がある。前者はデータ指向アプリケーションにとって必要であり、後者は、音声関連のアプリケーションでデータ伝達が遮断されないようにするために重要である。
これまでに、アドホックネットワーク用、無線ローカルエリアネットワークまたはLAN用のコンテンションベースのチャネルアクセススキームが、開発されている。しかしながら、このような既存の方式では、ネットワーク負荷が増大に応じてチャネル利用度を高くすることは不可能である。加えて、このような従来式のチャネルアクセススキームを利用するアドホックネットワークは、衝突に対して脆弱であり、このため、ある局を消滅させかねない。その結果、この既存のコンテンションベースの方式は、チャネルアクセス遅延時間の上限を保証することが不可能である。
これらの制限を克服するために「コンテンションフリー」スキームが提案されている。このようなコンテンションフリースキームでは、グローバルおよび/ローカルのトポロジ情報を用いて決定論的伝送スケジュール(deterministic transmission schedule)を生成し、このスケジュールによって、アドホックネットワーク内のノードが互いに衝突することなく通信チャネルに周期的にアクセスし、また、チャネルアクセス遅延時間を限られたものとすることが可能となる。不運にも、このようなコンテンションフリースキームは、一般的には、過度の量の制御信号通知オーバヘッドを必要とし、したがって、トポロジ的変更に対する耐性がない。
最近、このような付随的な困難を解決しようとして、ランダマイズ(randomized)されたチャネルアクセス方式が提案されている。このようなランダマイズされたスキームは確率的な伝送スケジュールを利用するが、このスケジュールでは、デバイス各々が、所与のデータスロット中でチャネルにアクセスする確率を常に有する。このような方式では、受ける制御負荷(overhead)は初期のコンテンションフリーチャネルアクセスプロトコルより少ないが、チャネルアクセス遅延時間の上限値は、やはり保証されない。
米国特許第6788702号明細書 米国特許第6791997号明細書 米国特許第7046639号明細書
したがって、本発明は、上記の問題を伴うことなくネットワーク内でのチャネルアクセスを容易に実施可能とする通信システムを提供することを目的とする。
本発明の1実施形態では、時系列(temporal sequence)を成すフレームを介して互いに通信するように構成されたデバイスを含む通信システムが提供される。これらフレームは各々が、複数のサブチャネルとネットワーク情報を含む。ここで、第1のデバイスから送信された所与のフレーム中にあるこのネットワーク情報は、この第1のデバイスと通信している第2のデバイスのための識別情報と、第1と第2のデバイスによって用いられる対応するサブチャネルのための識別情報と共に含む。さらにその上、第1と第2のデバイスは、互いに通信状態にある場合にはネットワーク情報に基づいて1つ以上のサブチャネルを動的に予約する構成となっているが、第1と第2のデバイス双方が共通のサブチャネルを予約する動的予約競合が発生しかねない。
一部の実施形態では、このネットワーク情報は、上記の所与のフレームの第1の部分に含まれ、サブチャネルはこの所与のフレームの第2の部分に含まれる。加えて、ネットワーク情報は、さらに、第1のデバイスが第2のデバイスからフレームを受信した時間を記録している。
一部の実施形態では、これらのサブチャネルはこの所与のフレーム中のタイムスロット、この所与のフレーム中の周波数帯域、この所与のフレーム中のスペクトル拡散符号および/またはこれらフレームを送受信する方向性アンテナと関連する期間に対応している。さらにその上、サブチャネルは、1フレーム、2フレーム以上のフレームに対して予約され得る。
一部の実施形態では、これらのサブチャネルは、複数フレーム中のネットワーク情報から決定された使用確率に基づいて動的に予約される。
一部の実施形態では、第1と第2のデバイスと通信している第3のデバイスが、第1と第2のデバイスの各々が所与のサブチャネルを予約しようとする予約競合を調停する。例えば、このような予約競合は第1のデバイスと第2のデバイスの順位に基づいて解決されるが、ここで順位は、この所与のサブチャネルに対する各々のデバイスの固有値に基づく。これらのデバイスの固有値は、ハッシュ関数または擬似ランダムシーケンスに基づく。さらにその上、第3のデバイスは、第1と第2のデバイスに対してフィードバックを出力することによってこの予約競合を解決する。
一部の実施形態では、これらのデバイス間の通信はクロック信号に基づいて同期が取られる。このクロック信号には、グローバルポジショニングシステム信号が含まれる。または、一部の実施形態では、これらデバイス間の通信は自己同期化される。
別の実施形態では、上記の通信システム中の諸機能に対応する動作を含む方法を提供する。
本発明の第1の態様は、時系列を成す複数のフレームを介して互いに通信するように構成されたデバイスを含む通信システムであって、フレームの各々は、複数のサブチャネルとネットワーク情報とを含み、第1のデバイスから送信された所与のフレーム中のネットワーク情報は、第1のデバイスと通信している第2のデバイスと、第1のデバイス及び第2のデバイスが使用するデータを送信するための対応するサブチャネルと、のための識別情報を含み、第1のデバイスと第2のデバイスとは、互いに通信する際にネットワーク情報に基づいて1つ以上のサブチャネルを動的に予約するように構成され、動的な予約において、第1とデバイスと第2のデバイスとの両方が共通のサブチャネルを予約した場合、競合が発生することを特徴とする。
本発明の第2の態様は、第1の態様の通信システムであって、ネットワーク情報は所与のフレームの第1の部分に含まれ、複数のサブチャネルは所与のフレームの第2の部分に含まれる。
本発明の第3の態様は、第1の態様の通信システムであって、ネットワーク情報はさらに、第2のデバイスからのフレームを第1のデバイスが受信した時間の記録を含む。
本発明の第4の態様は、第1の態様の通信システムであって、複数のサブチャネルは所与のフレームの中の複数のタイムスロットに対応する。
ここで、全図面を通じて、同様の参照番号は対応する部品を示す。
通信システム、及び、通信システムで用いられる方法およびデバイスの実施形態を説明する。通信システム中のデバイス間の通信は、本方法によって可能とされる。特に、ネットワーク(アドホックネットワークやランダムネットワークなど)内の共有通信チャネルに対する様々なデバイスによるアクセスをスケジューリングする際に、多重アクセスプロトコル(時として、ORMA(Opportunistic Reservation Multiple Access:通性的多重アクセス予約)と呼ばれる)を用いて、高いチャネル利用度と限られたチャネルアクセス遅延時間の双方を得るようにしてもよい。この方式では、デバイスは、ランダムアクセスのセクションとスケジュールドアクセスセクションを含んでもよいフレームの時系列を交換することによって通信する。このランダムアクセスセクションは、近傍またはネットワークの情報(これには、所与のデバイスと通信している1つ以上のさらなるデバイスのリストが含まれる)を交換するために用いられ、スケジュールドアクセスセクションは、データ伝送に用いられる。さらにその上、このスケジュールドアクセスセクションは、タイムスロット、周波数帯域、スペクトル拡散符号、および/または、フレームを送受信する方向性アンテナと関連する期間などの、サブチャンネルに分割されてもよい。
高い処理能力(throughput)を得るためには、通信システム中のデバイスは、1つ以上のフレーム中のネットワーク情報によって決定される使用確率に基づいた予約、または、選択を通じてこれらのサブチャネルの各々に、動的にアクセスする。複数のデバイスが、共通のサブチャネルを予約しようとする際に発生する競合は、これら複数のデバイスと通信している別のデバイスによって仲介され得る。特に、この別のデバイスは、この共通のサブチャネルに対する少なくとも2つのデバイスの順位をコンテンション解決手順に基づいて決定し、この競合の勝者を特定する。このようにして、チャネルアクセス遅延時間が限られた値となり、同時に、これらデバイスはランダマイズされていた伝送スケジュールを徐々に安定化し、決定論的(deterministic)なスケジュールとする。さらにその上、この多重アクセスプロトコルには柔軟性があり、これで、通信システムは、ネットワークに対するデバイスの追加や削除、また、ネットワーク内部でのデバイスの移動によるトポロジの変更に対処することが可能となる。
本発明に関連する方法、デバイスおよび/または通信システムは、LAN(IEEE802基準と互換性のある通信プロトコルを利用しているWiFi、WiMaxおよび/またはLANなど)、広域ネットワークまたはWAN、首都圏ネットワークまたはMAN、および/または、携帯電話ネットワーク(GSM:モバイル通信用グローバルシステムなど)を含む、広範囲に及ぶネットワーク応用分野で利用される。加えて、本方法および/または通信システムは、固定局および/または移動局、デバイスまたはノード(以後デバイスと呼ぶ)を利用し、本ネットワークは固定セルを利用する、および/または、アドホックネットワークであってもよい。例示の実施形態では、このネットワークはモバイル式のアドホックネットワークである。また、一部の実施形態では、本方法、デバイスおよび/または通信システムは、時分割多重アクセス方式またはTDMA、周波数分割多重アクセス方式またはFDMA、符号分割多重アクセス方式またはCDMAおよび/または空間的多様性技法などの通信プロトコルを伴ってもよい、または、含んでもよい。
次に、コンテンションフリーやコンテンションベースであると分類される既存のチャネルアクセスプロトコルを説明する。コンテンションフリースキームは一般的に時間を同期させる必要があるが、この同期化は、タイムスロット上で衝突のない伝送をスケジューリングする動作を伴う。ここで、サブチャネル(タイムスロットなど)がどのようにデバイスに割り当てられるかによって、このような方式は、決定論的な方式とランダマイズされた方式に分類される。
決定論的でコンテンションフリーなプロトコルの例を図1に示すが、図1は、既存のチャネルアクセスプロトコル100を示すブロック図である。このプロトコルでは、時間を110のフレームに分割し、このフレーム各々が複数のタイムスロット(タイムスロット112など)を含む。さらにその上、各々のフレーム中では、いくつかのタイムスロットが所与のデバイスに割り当てられる。このような割り当ては、フレームごとに決定論的に固定されている。この方式では最悪の場合のチャネルアクセス遅延時間を制限しているが、この制限値は、非常に大きい値となりかねないネットワークの集団全体(つまり、デバイスの数)に比例している。加えて、これらの方式では、デバイスが、タイムスロットごとに制御メッセージを交換する必要があり、また、このネットワークの集団が増すにつれて、チャネル利用効率が低下する。
コンテンションベースのプロトコルは、予約/衝突を解決する純粋なランダムアクセスと分類されてもよい。ランダムアクセススキームは、一般的に、光トラフィック負荷より適しているが、これは、そのチャネル利用比率が低いためである。その上、これらの方式はチャネルアクセス遅延時間を制限することが不可能である。ランダムアクセスで衝突ベースのスキームのこれらの特徴を図2Aと図2Bに示す。これらの図は、既存のチャネルアクセスプロトコル200とこの既存のチャネルアクセスプロトコル200での衝突242を示すブロック図である。チャネルアクセスプロトコル200では、デバイス210間の通信は、送信要求信号212、送信クリア信号214、データ送信信号216およびデータ受信信号218を含むハンドシェーキング信号を介して仲介される。しかしながら、これらのハンドシェーキング信号はかなりの負荷を伴い、したがって、時間がかかり非効率である。加えて、プロトコル200にはランダム性があるため、衝突242に示されるように、データパケット240間で衝突が起こる。このような衝突が起こると、データパケット240−2は再送信される(244−1)。不運にも、チャネル利用量が増すにつれて、さらに衝突が発生し、データパケット240−2がさらにその後に再送信される(244−2)。したがって、チャネルアクセス遅延時間は無制限なものとなりかねない。
次に説明するように、本発明は、確率的でトポロジベースのスケジューリング方式を利用するチャネルアクセスプロトコルを提供する。例えば、図3は、本発明のある実施形態に関するアドホックネットワーク300を示すブロック図である。アドホックネットワーク300では、デバイス308は最も近傍にあるデバイス310(時として、デバイス308のワンホップ(one-hop)近傍と呼ばれる)と通信しているが、近傍のデバイス310は二番目に近傍にあるデバイス312(同様に、デバイス308のツーホップ(two-hop)近傍と呼ばれる)と通信している。
通信している間、デバイス308、310および312は、時系列を成すフレームを交換している。(ここで、これらのフレームは、図5Aと図5Bを参照して以下にさらに説明する。)まず始めに、デバイス308とデバイス310との間で通信が発生すると、デバイス308及び310の各々は、少なくとも1つのフレームの内のランダムアクセスセクションの間に、フレームの内の1つ以上のサブチャネルを予約または選択する。デバイス308及びデバイス310の各々は、それ自体のアイデンティティまたはそれ自体が有するいずれかのワンホップ近傍の情報を放送するために、所与のサブチャネル(タイムスロットなど)をピックアップする確率を有する。このようにして、デバイス308及び310は、それ自体の近傍のデバイスに関する情報を徐々に構築していく。しかしながら、デバイス308及び310は、このプロセスで複数回にわたってパケットを再送信する必要があり、また、以下で説明するスケジューリング済みのアクセス手順中で、これらのパケットが、受信されることを保証しなければならない。さらにその上、このランダムアクセスセクションまたはランダムアクセスセクション期間は、周期的に繰り返され、デバイス308、310および312のうちの1つ以上が追加、除去および/または再配置されるなどの、アドホックネットワーク300内の変更に適応するようにしている。
発生する競合(デバイス308と310−2とがそれぞれ共通のサブチャネルを予約しようとするなど)は、デバイス308及びデバイス310−2と通信している、デバイス310−6などの別のデバイスによって仲介される。特に、デバイス310−6は、共通のサブチャネルに対するデバイス308と310−2との順位を決定して、この競合の勝者を特定するフィードバックをデバイス308及び310−2(つまり、予約を得るデバイス)に対して提供し得る。すると、勝者となったデバイスは、この影響を受けたパケットを再送信する。ここで、この順位は、デバイス308及び310−2の各々が、共通のサブチャネルに対して有する固有値に基づいて決定される。図7を参照して以下にさらに説明するように、デバイス308及び310−2のこれらの固有値は、1つ以上のハッシュ関数または1つ以上の擬似ランダムシーケンスに基づいている。
一旦通信が確立されると、デバイス308及び310は、フレームの時系列中のスケジューリング済みアクセスセクション又はアクセス期間中で動的にサブチャネルを予約する。これらの動的予約は、1つ以上のフレーム(ツーホップ最近傍又はツーホップトポロジに関する情報を含む)に含まれているネットワーク情報から決定される使用確率(つまり、デバイス308又は310のどちらがどのサブチャネルを用いてきたかおよび/または用いているか)に基づいている。ここで、所与のサブチャネルに対する予約は、1つまたは2つ以上のフレームにわたって行われる。
競合はまた、スケジューリング済みアクセスセクション又はアクセス期間中に発生することがある。特に、次のランダムアクセスセクション又はランダムアクセス期間に到達する以前に、デバイス308の周りのツーホップ近傍に変更がある場合に競合が発生し得る。このような競合は、以下に説明する手順を用いて、デバイス310−6などの別のデバイスによって解決される。ここで、一部の実施形態では、ランダムアクセスフレーム各々に対して、アクセスがスケジューリングされたフレームが複数個存在することがあり得る。
一部の実施形態では、アドホックネットワーク300内のデバイス308、310および312間の通信は、クロック信号に基づいて同期が取られる。このクロック信号には、グローバルポジショニングシステム(GPS)信号が含まれる。その代わりに、一部の実施形態では、デバイス308、310および312間の通信は自己同期化される。ここで、アドホックネットワーク300での同期化は、ローカルおよび/またはグローバルである。加えて、同期化は、例えば、1つ以上のサブチャネルに含まれている、プリアンブル情報を用いてフレーム内で実行される。
したがって、アドホックネットワーク300は、デバイス308、310および312内の分散されたインテリジェンスを利用して、デバイス308、310および312のいずれかにとって利用可能なトポロジ情報は、不完全なために発生する何らかの競合の動的なスケジューリング(これは、サブチャネルの分散選択又は予約を介して実施される)および解決を可能とする。以下に説明するように、この方式には、柔軟性、デバイス308、310および312のうちのいずれかの制限されたチャネルアクセス遅延時間、大きい処理能力値および/または大きいチャネル利用度が組み合わされている。ここで、一部の実施形態では、アドホックネットワーク300には、コンポーネントの削除または追加、2つ以上のコンポーネントの1つのコンポーネントへの合成、および/または、1つ以上のコンポーネントの位置の変更、が含まれる。
以下に、デバイス間で通信するプロセスの実施形態を説明する。図4は、本発明のある実施形態に関わる、デバイス間の通信プロセス400を示すフローチャートである。このプロセスでは、第1のデバイスと第2のデバイスとが、フレームの時系列を送信して受信する(410)。これら各々は、複数のサブチャネルと、第1のデバイスと第2のデバイスとの間の通信と関連するネットワーク情報(デバイス識別情報や予約済みサブチャネルなど)と、を含む。次に、第1のデバイスが、フレーム中の1つ以上のサブチャネルをこのネットワーク情報に基づいて動的に選択し得る(412)。すると、第1および第2のデバイスと通信している第3のデバイスが、第1のデバイス及び第2のデバイスの各々が、フレーム中の同じサブチャネルを予約する予約競合を、調停し得る(414)。ここで、一部の実施形態では、追加のまたは少ない数の動作があって、この動作の順序が変更される、又は、2つ以上の動作が1つの動作に合成され得る。
ここで、デバイス間で通信されるフレームの実施形態を説明する。図5Aは、本発明の実施形態500に関わるフレーム510のシーケンスを示すブロック図である。これらのフレームは、スケジューリングされたアクセスセクション又はアクセス期間中に交換される。フレーム510−1などのこれらフレームは各々が、ネットワーク情報512−1を含む第1の部分とタイムスロット514などの複数のサブチャネルを含む第2の部分から成っている。ここで、ネットワーク情報512−1は、所与のデバイスと通信しているデバイスと、この所与のデバイスおよびその他のデバイスによって用いられるフレーム内の対応するサブチャネル(すなわち、アドホックネットワーク中のツーホップ近傍の情報)とを特定し得る。
上述したように、アドホックネットワーク内のデバイスは、所与のフレーム中のサブチャネルを、1つ以上動的に予約する。これを図5Bに示す。この図は、本発明のある実施形態に関わるフレーム530を示すブロック図である。フレーム530中で、予約されたサブチャネルは、ツーホップ近傍内のデバイスに対応する文字A、B、CまたはDで識別され、利用可能サブチャネルは文字Xで識別される。フレーム530を通信しているとき、所与のデバイスが、それ自体が予約したいずれかのサブチャネル中でデータパケットを送信し(すなわち、送信動作モードにある)、他のサブチャネル中にデータパケットを受信する(すなわち、受信動作モードにある)。さらにその上、予約要求(RTR)情報および/または予約衝突報告(RRC)情報が、1つ以上のデバイスによって各々のサブチャネル中に、例えば、ワンホップ近傍内のデバイスによって使用されるK個のミニスロット中で収められる。ここで、Kは、アドホックネットワーク内のいずれかのワンホップ近傍内にあるデバイスの最大数より大きい情報管理パラメータである。
一般に、フレーム510の各々の長さは、所与のデバイスの内、ツーホップ近傍にあると予測される最大数のデバイスの通信需要を満たすのに十分な多くのサブチャネルを収納するのに十分な長さである。サブチャネルがタイムスロットである、例示的実施形態では、フレーム1つに対して100のタイムスロットがあり、フレーム510各々の長さは少なくとも0.5msである。サブチャネルがタイムスロットである別の例示的実施形態では、ワンホップ近傍内にK個のデバイスがあり、フレーム1つ当たり(K+1)個のデータタイムスロットがある。
一部の実施形態では、フレーム510内のサブチャネルは所与のフレーム中のタイムスロット、所与のフレーム中の周波数帯域、所与のフレーム中のスペクトル拡散符号および/またはフレームを送信、受信する方向性アンテナと関連する期間に対応している。加えて、一部の実施形態では、ネットワーク情報512は、所与のデバイスが別のデバイスからフレームを受信した時間をさらに含む。この追加の情報は、ネットワーク内の多経路信号を決定するおよび/または変更するために用いられる。ここで、一部の実施形態では、フレーム510および/または530には、コンポーネントの削除または追加、2つ以上のコンポーネントの1つのコンポーネントへの合成、および/または、1つ以上のコンポーネントの位置の変更、が含まれる。
ここで、サブチャネルを動的に予約するプロセスの実施形態を説明する。図6は、本発明のある実施形態に関わるサブチャネルを予約する予約プロセス600を示すフローチャートである。このプロセスにおいて、デバイス308(図3)のような所与のデバイスが、所与のフレーム中の、タイムスロット610などのサブチャネルを用いてデータパケットを送信する場合を考える。最初に、デバイス308(図3)は、ストアされている予約情報(612)をチェックするが、この情報はフレーム中のすべてのサブチャネルの予約ステータスを記録している。タイムスロット610が別のデバイス(614)によってすでに予約されている場合、デバイス308(図3)はサイレントである(620)、すなわち、このタイムスロットに対しては予約がなく、データパケットがこのサブチャネルを用いて送信されることはない。送信せずに、デバイ308(図3)は受信動作モードにとどまり得る。代替例では、このタイムスロットがすでに図3のデバイス308によってすでに予約されている場合(618)、デバイス308(図3)はこのサブチャネルを用いてデータパケットを送信する(630)。
Figure 0005089323
Figure 0005089323
デバイス308(図3)は、この優先順位比較で負ければ、サイレントとなる(620)。逆に、この優先順位比較で勝てば、デバイス308(図3)は、それ自体が十分なサブチャネルを前もって予約したかどうか判定し(624)、これで、別のサブチャネルが必要であるかどうか判定する。例えば、デバイス308(図3)は、フレーム中のT個のサブチャネルのうちの、
Figure 0005089323
のサブチャネルを予約したとすれば、十分な数の予約を有することになる(ここで、Nはツーホップ近傍内のデバイスの数)。(ここで、式1は浮動小数点値であれば、その最も近い整数の下限値に近似される。)しかしながら、所与のフレームをサブ領域またはサブ期間に分割して、デバイス308(図3)が、各々のサブ領域またはすなわちサブ期間中で少なくとも1つのタイムスロットを予約することを必要とするような実施形態であってもよい。さらに、十分なサブチャネルを前もって予約していれば、デバイス308(図3)は、タイムスロット610を予約することなく送信するが(630)、そうでなければ、デバイス308(図3)はこのタイムスロットの予約を要求する(626)。例えば、予約を要求するためには、デバイス308(図3)は、所与のフレーム中のタイムスロット中の最初のミニスロット中でデバイス識別記iを含むRTRを送信する。次に、デバイス308(図3)は、次に続くK個のミニスロットに対する受信動作モードに切り替える。
次に、デバイス308(図3)は、予約競合があるかどうか、それ自体が通信している他のデバイスからのフィードバックに基づいて判定する(628)。例えば、デバイス308(図3)がK個のミニスロットのどれにおいてもRRCを受信しなければ、予約は成功したことになる。競合(例えば、ネットワークトポロジの変更のため)があれば、デバイス308(図3)はサイレントである(620)(競合の解決を、すでにまた以下に図7を参照して説明するようにペンディングとする)。競合がなければ、デバイス308(図3)は送信を行う(630)。ここで、一部の実施形態では、デバイス308(図3)は、予約が成功した後でもそれ自体の予約したサブチャネルのうちのいずれかでRTRを送信し続ける。この方式では、近傍のデバイスが、1つのRTRメッセージが失われたために、デバイス308(図3)から要求を受信しない確率を減少させることができる。
最後に、予約プロセス600は、所与のフレーム内の、タイムスロット632などの次のサブチャネルに対しても繰り返される。ここで、一部の実施形態では、動作が追加又は削除されたり、動作の順序が変更されたり、2つ以上の動作が1つの動作に合成されたりする。
デバイス308(図3)が1つ以上のサブチャネルを予約し、確実なものとしている間に、このデバイスが通信している相手の他のデバイスは、予約を確認し、また、結果として生じる競合を解決する役割を果す。例えば、デバイスJは、デバイスKからサブチャネルに対するRTRを受信すると、デバイスKが以前にこのサブチャネルを予約したことがあったかどうかを判定する。予約したことがあれば、デバイスJは受信動作モードにとどまってデバイスKからデータが送信されるのを待つ。予約したことがなければ、受信したRTRは、予約要求を意図し、デバイスJは、このサブチャネルに対する受信動作モードに切り替わる。
デバイスJが要求されたサブチャネルを用いてデバイスKからデータパケットを正しく受信した場合、デバイスKは、それ自体による予約の申し込みが成功したことを知る。次に、デバイスJはそれ自体の予約テーブルを更新して、この新しい予約を記録する。そしてデバイスJは、それ自体が次にいずれかの将来のサブチャネル又はフレーム中で送信するときには、デバイスKによる予約に関して、デバイスJのワンホップ近傍のデバイスに知らせる。このようにして、結局、デバイスKのツーホップ近傍内のすべてのデバイスが、デバイスKによってこの新しい予約についての警告を受けることになる。
すでに説明したように、ネットワーク内のデバイスは1つ以上の順位を利用して、フレーム中のサブチャネルを予約する際にどのデバイスが優先権を有するかを判定する。特に、競合を避けるために、予約をしようとするデバイスは、サブチャネルを予約しようとするに先立ってこのような順位を判定する。しかしながら、このデバイスが有するトポロジ情報は限られているため、結局競合が発生する。このような競合が発生する理由は様々で、例えば、新しい予約告知の伝播のタイミングが悪く、また、最後のランダムアクセス期間から見てトポロジが変化してしまう(すなわち、収集されたツーホップ近傍情報が、ネットワーク上での1つ以上のデバイスの追加、削除または移動のためにもはや有効でなくなっている)などがある。
競合が発生した場合、競合している複数のデバイスと通信しているデバイスLが、これらのデバイスから同じサブチャネルに対するRTRを受信し得る(一部の実施形態では、RTRは常に、予約されたサブチャネルごとに提供されることを想起されたい)。代替例では、デバイスLは、第2のデバイスからではなく第1のデバイスからサブチャネルに対するRTRを受信する。しかしながら、この第2のデバイスがこのサブチャネルを予約した場合(これは、デバイスLの現在の予約テーブルに示されている)、デバイスLは競合が発生したことに気付く。この場合、デバイスLは、問題となっている1つ以上のサブチャネルに対する1つ以上のデバイス順位を判定して、衝突しているデバイスに対してフィードバックすることによってこの競合を解決する。
図7は、本発明のある実施形態に関わるデバイスの順位700を示すブロック図である。ワンホップ近傍内のデバイスのリストに対して1回以上ハッシュ関数を適用することによって、あるサブチャネルに対する順位が決定される。この例では、デバイスBがこのサブチャネルに対する優先権を有する。順位が別の動作を用いて決定される実施形態もある。例えば、順位が、1つ以上の擬似ランダムシーケンスに基づいて決定されてもよい。
実例として、デバイスMが、そのツーホップ近傍内でサブチャネルを争う競合があるかどうか判定するものと仮定する。次に、デバイスMは、このサブチャネルに対する第1の順位を探索して、それ自体のワンホップ近傍に最高の優先順位を有するデバイスがないかどうか探す。デバイスNの優先順位が最高であれば、このデバイスは、このサブチャネルに対する選択の優先対象となり得る唯一のデバイスということになる。したがって、デバイスNはこの競合の原因であるはずであり、デバイスMはデバイスNに対して競合が発生したことを報知し、デバイスNは放棄し得る。ここで、このチャネルアクセスプロトコルは任意の時間での競合、すなわち、ランダムアクセス期間および/またはスケジューリングされたアクセス期間で発生する競合を取り扱う。
デバイスNに対して競合について警告するために、デバイスMは、デバイスNのワンホップ近傍内のデバイスに基づいてこのサブチャネルに対するそれ自体の優先順位と第2の順位と比較する。デバイスMの優先順位がn番目であれば、デバイスMは、このサブチャネル中の(K個のミニスロットのうちの)n番目のミニスロットを用いてデバイスNに対してRRCを送信し得る。デバイスNは、このRRCを受信すると、それ自体の予約要求が競合を引き起こしたことを認識し、この要求を放棄し、このサブチャネルの残余の期間中はサイレント状態にとどまる。さらに、デバイスNのワンホップ近傍中の残りのデバイスは、それ自体がこのサブチャネル中はデバイスNからデータパケットは受信しないので、デバイスNがそれ自体の予約要求をキャンセルしたことを認識する。したがって、本実施形態では、これら他のデバイスはこの情報をさらに伝播させることはない。
例えば、連鎖を成す5つのデバイスがあると仮定する。この連鎖中のデバイス2と4は、互いにワンホップ近隣であり、現在のサブチャネル、つまりフレーム中のタイムスロットを予約したデバイス3を共有する。したがって、デバイス2と4はサイレント状態のままで、デバイス3から送信されてくるRTRを待っている。ここで、デバイス2がRTRを受信するには成功したがデバイス4は失敗したと仮定する。この場合、デバイス4はそれ自体のワンホップ近隣であるデバイス3と5の優先順位を比較する。デバイス4は、デバイス5の方の優先順位が高いことを知り、デバイス5が競合を引き起こしたものと推測する。次に、デバイス4はこのタイムスロットに対するデバイス5のワンホップ近隣の順位における優先順位を比較する。デバイス5よりそれ自体の優先順位が低ければ、デバイス4は2番目のミニスロットでRRCを送信する。そうでなければ、一番目のミニスロットでRRCを送信する。
このような競合を解決することに加えて、アドホックネットワーク内のデバイスはまた、ネットワークのトポロジの変更に関する情報を伝播する。例えば、デバイスSがそれまではなかったデバイスUからRTRを受信すると、デバイスSは即座に、それ自体の近傍情報が無効となったと推測する。それ自体の近隣とトポロジ情報を迅速に交換するために、デバイスSはサブチャネル中のK個のRRCミニスロットのうちの1つをランダムに選択して、それ自体のアイデンティティとそのワンホップ近隣のデバイスのリストを放送する。このような情報を受信すると、デバイスUはそれ自体のツーホップ近傍情報を更新して、この更新された情報を含むデータパケットを作成して、これを別のデータミニスロット中で送信する。
同様に、デバイスSが、それ自体のワンホップ近傍内のデバイスUが予約したタイムスロットでもはやRTRを受信しないようになったら、デバイスSは即座に、デバイスUはもはやデバイスSのワンホップ近傍内にはいないものと推測する。したがって、デバイスSはデバイスUをそれ自体の近傍リストから除外して、優先RRCを(前のパラグラフで述べたように)用いて、この事象を告知する。特に、デバイスSは、それ自体のワンホップ近傍内のすべてのデバイス間での次のタイムスロット(または、サブチャネル)に対するそれ自体の優先順位を判定する。デバイスSの順位が位置rであれば、デバイスSはr番目のRRCミニスロット中でメッセージを放送して、それ自体のワンホップ近隣リストからデバイスUが除外されたことを告知する。この告知をデバイスSの近隣が受信すると、これら近隣はそれ自体の近傍情報をこれにしたがって更新し得る。
ここで、デバイスを追加したり、削除したり、移動したりするなどの一般的なトポロジ上の変化を取り扱うために、これら2つのメカニズムをどのように適用するかについて解説する。デバイスを追加するに際して、デバイス1が4つの近隣、すなわち、デバイス2〜5を有し、タイムスロットtでその無線をオンにすると仮定する。期間Tの間、デバイス1は受信動作モードにとどまっている。デバイス2〜5はその各々が期間Tの間に少なくとも1つのタイムスロットを予約しているはずであるので、デバイス1は、それ自体の近隣の各々とRTR−RRCダイアログを持つ機会を複数有することになる。この新しい近隣の情報を迅速に伝播させることによって、ダイアログを4つにした後では、デバイス1は完全なツーホップ近傍リストを獲得し、デバイス2〜5はデバイス1が追加されたことに気付く。
デバイスを削除するに際して、デバイス1が4つの近隣、すなわち、デバイス2〜5を有し、タイムスロットtでその無線をオフにすると仮定する。ここで、デバイス1は、あるフレーム中の少なくとも1つのタイムスロットを前もって予約していたはずである。これらのタイムスロットのうちの最初のタイムスロットでは、デバイス2〜5はデバイス1からRTRを受信することはない。消滅する近隣の情報を迅速に伝播させることによって、これら4つのデバイスは優先RRC技法を用いて、4つのRRCミニスロットで別々の送信し、これで、デバイス1が消滅したことをその近隣に報知する。
最後に、ネットワークトポロジという観点から、デバイスの移動を、デバイスの追加とデバイスの削除が同時に発生したものと取り扱う。したがって、デバイスの移動は、2つの迅速情報伝播メカニズムを同時に用いて取り扱われる。
ここで、デバイスは、それ自体のツーホップ近隣の情報を追加、削除および/または移動が理由で更新した場合、競合中のあらゆる予約を補正する。特に、所与のデバイスによって予約されたいずれかのタイムスロットが他のデバイスの予約と競合している場合、この所与のデバイスは、予約されているタイムスロットのあるものを解除する、および/または、新しいタイムスロットを予約することを要求することによってそれ自体の予約を調整する。
一部の実施形態では、予約済みのタイムスロットを解除する手順は、新しい予約を要求する手順とは異なる。特に、所与のデバイスは、RTRミニスロット中で解除メッセージを送信し得る。このメッセージは、解除されるべきタイムスロットとデバイスアイデンティティを指定する。このメッセージは、ツーホップ近隣のすべてのデバイスに対して伝達され、これで、すべての近隣のデバイスがそれ自体の予約テーブル又は予約リストを更新するようにする。
また、ここで、提案されている迅速情報伝播メカニズムは、適度なトポロジ変化、すなわち、ローカルなツーホップ近傍内で、一時的に1つのデバイスのみの動作状態または位置が変化するものに対して、最も有効である。このような適度なトポロジ変化に対して、ほとんどのスケジュールは有効のままとどまり、したがって、状態変化の少ないデバイスが近傍情報を更新するためにこれを活用する。しかしながら、トポロジが大きく変化すると、周期的なランダムアクセスセクションを用いてこれに対処する。
ここで、アドホックネットワークを用いるデバイスを説明する。図8は、本発明のある実施形態に関わるデバイス800を示すブロック図である。デバイス800は、1つ以上のプロセッサ810と、通信インタフェース812と、ユーザインタフェース814と、これらのコンポーネントを一緒にカップリングする1つ以上の信号ライン822とを含む。ここで、この1つ以上のプロセッサ810は並行処理および/またはマルチスレッド動作をサポートし、通信インタフェース812は永続性の通信接続を有し、1つ以上の信号ライン822は通信バスを構成している。その上、ユーザインタフェース814は、ディスプレイ816、キーボード818および/またはマウスなどのポインタ820を含む。
デバイス800内のメモリー824は、揮発性メモリーおよび/または不揮発性メモリーを含む。具体的には、メモリー824はROM、RAM、EPROM、EEPROM、FLASH、1つ以上のスマートカード、1つ以上の磁気ディスク記憶デバイスおよび/または1つ以上の光記憶デバイスを含む。メモリー824は、ハードウエアに依存するタスクを実行する様々な基本的システムサービスを取り扱う手順(または、命令の集合)を含むオペレーティングシステム826をストアしている。一部の実施形態では、オペレーティングシステム826はリアルタイムオペレーティングシステムである。メモリー824はまた、通信モジュール828に手順(または、命令の集合)をストアしている。この通信手順は、デバイス800から遠隔地にあるコンピュータ、デバイスおよび/サーバを含む1つ以上のコンピュータ、デバイスおよび/またはサーバと通信するために用いられる。
メモリー824はまた、予約モジュール830(または、命令の集合)および競合解決モジュール832(または、命令の集合)を含む複数のプログラムモジュール(または、命令の集合)を含む。さらにその上、メモリー824は、デバイス800のツーホップ近傍内の通信デバイス、サブチャネル838に対する予約836および/または1つ以上のオプション順位844(様々なサブチャネル846に対する順位を含む)のリストを含み得る。1つ以上の順位844は、1つ以上のオプションのハッシュ関数840および/または1つ以上のオプションの擬似乱数842を用いて決定される。加えて、メモリー824は、オプションの通信履歴848を含むが、この履歴は、情報が1つ以上の通信デバイス834によって受信された時間をストアしている。
メモリー824内の様々なモジュール中の命令は、高度な手続き型言語、オブジェクト指向プログラミング言語および/またはアセンブリまたは機械語で実施される。このプログラミング言語は、コンパイルまたは解釈される、すなわち、1つ以上の処理ユニット810によって実行されるように構成可能または構成されている。
デバイス800は多くの分離したアイテムを有するものとして図示されているが、図8は、本明細書に説明する実施形態の構造的スキームとしてではなくデバイス800中に存在し得る様々な機構の機能的記述であることを意図するものである。実際のところ、また、当業者によって認識されているように、デバイス800の機能は多くのサーバやコンピュータに分散され、これらサーバやコンピュータの様々なグループがこれら機能の特定のサブ集合を実行する。一部の実施形態では、デバイス800の機能の1部またはすべてが、1つ以上のASICおよび/または1つ以上のDSP(デジタル信号プロセッサ)で実施される。
デバイス800には、コンポーネントの追加又は削除、2つ以上のコンポーネントの1つのコンポーネントへの合成、および/または、1つ以上のコンポーネントの位置の変更、が含まれても良い。一部の実施形態では、デバイス800の機能は、当分野で既知のように、ソフトウエアよりハードウエアによって実施されるか、または、ハードウエアよりソフトウエアによって実施されてもよい。
ここで、デバイス800で用いられるデータ構造について説明する。図9は、本発明のある実施形態に関わるデータ構造900を示すブロック図である。このデータ構造は、サブチャネル910に対する予約を含み得る。これらの予約はその各々が、その予約をしたデバイス912、1つ以上のハッシュされた値914および/またはオプション順位916を含む。ここで、データ構造900の一部の実施形態では、少数のすなわち追加のコンポーネントが存在する、2つ以上のコンポーネントが1つのコンポーネントに合成されているおよび/または1つ以上のコンポーネントの位置が変更される。
既存のチャネルアクセスプロトコルを示すブロック図である。 既存のチャネルアクセスプロトコルを示すブロック図である。 既存のチャネルアクセスプロトコルにおける衝突を示すブロック図である。 本発明のある実施形態におけるアドホックネットワークを示すブロック図である。 本発明のある実施形態におけるデバイス間の通信を示すフローチャートである。 本発明のある実施形態におけるフレームのシーケンスを示すブロック図である。 本発明のある実施形態におけるフレームを示すブロック図である。 本発明のある実施形態におけるサブチャネルを予約するプロセスを示すフローチャートである。 本発明のある実施形態におけるデバイスの順位を示すブロック図である。 本発明のある実施形態におけるデバイスを示すブロック図である。 本発明のある実施形態におけるデータ構造を示すブロック図である。
符号の説明
100 チャネルアクセスプロトコル
300 アドホックネットワーク
400 通信プロセス
530 フレーム
600 予約プロセス
700 デバイスの順位
800 デバイス
900 データ構造

Claims (4)

  1. 時系列を成す複数のフレームを介して互いに通信するように構成された複数のデバイスを含む通信システムであって、
    前記フレームの各々は、複数のサブチャネルとネットワーク情報とを含み、
    第1のデバイスから送信された所与のフレーム中の前記ネットワーク情報は、前記第1のデバイスと通信している第2のデバイスのための識別情報と、前記第1のデバイス及び前記第2のデバイスが使用するデータを送信するための対応するサブチャネルのための識別情報と、を含み、
    前記第1のデバイスと前記第2のデバイスとは、互いに通信する際に前記ネットワーク情報に基づいて1つ以上のサブチャネルを動的に予約するように構成され、
    動的な予約において、前記第1のデバイスと前記第2のデバイスとの両方が共通のサブチャネルを予約し、競合が発生した場合、前記第1のデバイスと前記第2のデバイスと通信している第3のデバイスは、
    前記第1のデバイス、及び前記第2のデバイスとに共通の前記サブチャンネルに対する固有値に基づいて、前記第1のデバイスと前記第2のデバイスとに関連する優先順位を決定し、
    競合する予約を解消するために、前記第1のデバイスと前記第2のデバイスとの優先順位を比較し、優先されるデバイスを決定し、
    決定された優先されるデバイスにフィードバックを提供する、
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 前記ネットワーク情報は、前記所与のフレームの第1の部分に含まれ、前記複数のサブチャネルは、前記所与のフレームの第2の部分に含まれる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記ネットワーク情報はさらに、前記第2のデバイスからのフレームを前記第1のデバイスが受信した時間の記録を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  4. 前記複数のサブチャネルは、前記所与のフレームの中の複数のタイムスロットに対応する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
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