JP5088612B2 - 撮像装置、撮像装置の処理実行方法及びそのプログラム - Google Patents
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Description
[第1の実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、絞り4、CCD5、ドライバ6、TG(timing generator)7、ユニット回路8、画像生成部9、CPU10、キー入力部11、メモリ12、DRAM13、フラッシュメモリ14、画像表示部15、バス16を備えている。
絞り4とは、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する機構のことをいう。
特に、CPU10は、3次元のデータを用いて人の顔を認識する3次元顔認識手段101と、2次元のデータのみを用いて人の顔を認識する2次元顔認識手段102を有する。この3次元顔認識手段は101と2次元顔認識手段102は、画像データ内にある顔を検出する機能と、登録されている人物の顔が画像データ内にあるかを個人認識する機能を有する。つまり、顔検出と個人認識を総称して顔認識という。
メモリ12には、CPU10が各部を制御するのに必要な制御プログラム、及び必要なデータ(被写体の種類毎(人、犬、猫等)の立体顔データ等)が記録されており、CPU10は、該プログラムに従い動作する。なお、このメモリ12は書き換え可能な不揮発性メモリである。
フラッシュメモリ14は、圧縮された画像データを保存する記録媒体である。
実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図2のフローチャートに従って説明する。
ユーザのモード切替キーの操作により、静止画撮影モードに設定されると、ステップS1で、CCD5に所定のフレームレートで被写体を撮像させる処理を開始させ、CCD5により順次撮像され画像生成部9によって生成された輝度色差信号のフレーム画像データ(YUVデータ)をバッファメモリ(DRAM13)に記憶させていき、該記憶されたフレーム画像データに基づく画像を画像表示部15に表示させていくという、いわゆるスルー画像表示を開始する。
このとき、ユーザは、撮影したい被写体(メイン被写体)を画角内に収めて構図を決めてから撮影の準備を指示するためシャッタボタンを半押し操作する。
ステップS4で顔が検出されたと判断すると、ステップS5に進み、CPU10は、該検出された顔に対してコントラスト検出方式によるAF処理を行ってステップS7に進む。このコントラスト検出方式によるAF処理とは、周知技術なので詳しくは述べないが、要は、フォーカス対象となる領域の画像データからコントラスト成分を検出し、その波形を解釈して、つまり、高周波成分が最も大きくなるレンズの位置に、フォーカスレンズを合わせてピントを合わせるというものである。
ステップS7で、シャッタボタンが全押しされていないと判断すると、全押しされるまでステップS7に留まり、シャッタボタンが全押しされたと判断すると、ステップS8に進み、CPU10は、静止画撮影処理を行い、該撮影処理により得られた静止画像データを圧縮してフラッシュメモリ14に記録する処理を行って、ステップS1に戻る。
次に、本発明の特徴となる顔検出処理の動作を説明する。従来は、単に2次元的に顔検出処理を行っていたが、つまり、撮像された画像データに基づく2次元の被写体の特徴データと2次元の顔データとを比較照合することにより、該画像データ内にある顔を検出していたが、本発明の顔検出処理は、3次元のデータを用いて顔を検出するというものである。
ここでは、3次元のデータを用いて顔を検出する動作を2つ紹介するが、これに限られるものではなく、要は、3次元データを用いて被写体の顔を検出するものであればよい。
まず、1つ目の全領域に基づく3次元の顔検出処理の動作を図3のフローチャートにしたがって説明する。
図2のステップS2で、シャッタボタンが半押しされたと判断して、ステップS3に進むと、図3のステップS11に進み、CPU10の3次元顔認識手段101は、シャッタボタン半押し直前に撮像された複数枚のフレーム画像データから、全被写体の特徴データ(2次元の特徴データ)をそれぞれ算出する。ここでいう「全被写体」とは、CCD5によって撮像された全ての被写体のことを指す。例えば、建物の前に立っているメイン被写体である人を撮像した場合は、全被写体は建物と人ということになる。
なお、シャッタボタン半押し直後に撮像された複数枚のフレーム画像データから、全被写体の特徴データをそれぞれ算出するようにしてもよい。この場合、シャッタボタンを半押した後に、メイン被写体を撮影する角度(撮影角度)を変えながら撮像することにより、異なる撮影角度で撮影された複数のフレーム画像がバッファメモリに保持されることになる。
この3次元モデルの生成は、既に周知技術なので詳しく説明しないが、ある画像の特徴点と、該特徴点に対応する他の画像の特徴点とに基づいて、三角測量演算によって全被写体の3次元モデルを生成する(モデリング処理)。
図4は3次元モデルの生成過程を示すものであり、図4を見るとわかるように、被写体を複数の角度から撮影したフレーム画像データに基づいて、被写体の3次元モデルが生成されている。なお、ここでは、顔のみが撮像されたフレーム画像データに基づいて生成される3次元モデルの様子を示している。
なお、サーフェスモデルでなく、ワイヤーフレームモデルやソリッドモデル等他の方法によって表すようにしてもよい。
また、ステップS15で顔領域を検出すると、図2のステップS4で顔が検出できたと判断され、ステップS16で顔がないと判断すると、図2のステップS4で顔が検出できなかったと判断する。
例えば、メイン被写体の顔が横を向いていたり、サングラスを装着している場合であっても検出することができる。
また、被写体の種類毎の立体顔データと生成した3次元モデルとを比較照合するので、人の顔に限らず、犬や猫等の動物の顔等も検出することができる。例えば、馬など動物の顔は、見る角度が違うと極端に顔の形が変わってしまうが、3次元とすることにより、精度よく顔を検出することができる。
次に、2つ目の全領域に基づく3次元の顔検出処理の動作を図6のフローチャートにしたがって説明する。
図2のステップS2で、シャッタボタンが半押しされたと判断して、ステップS3に進むと、図6のステップS21に進み、CPU10の3次元顔認識手段101は、顔の向きを正面と設定する。
次いで、ステップS24で、CPU10の3次元顔認識手段101は、直近にCCD5により撮像されたフレーム画像データから、全被写体の特徴データ(2次元の特徴データ)を算出する。ここでいう「全被写体」とは、CCD5によって撮像された全ての被写体のことを指し、以下の説明でも同様である。
ステップS28で、設定されている向きが最後の向きでないと判断すると、ステップS29に進み、3次元顔認識手段101は、次の向きに設定して、ステップS22に戻る。例えば、現在設定されている向きが顔の正面の場合は、顔を斜め右前から見た向きと設定する。つまり、向きの角度を変える。
また、ステップS27で顔領域を検出すると、図2のステップS4で顔が検出できたと判断され、ステップS30で顔がないと判断すると、図2のステップS4で顔が検出できなかったと判断する。
例えば、被写体が犬や猫等の動物であったり、被写体が横を向いている場合であっても検出することができる。
また、1つ目の顔検出処理のように、撮像された複数の画像データから全被写体の3次元モデルを生成する必要は無いので処理負担を軽減させることができる。
次に、第2の実施の形態について説明する。
上記第1の実施の形態においては、単に顔検出の場合について説明したが、第2の実施の形態においては、上記説明した顔検出処理の動作を、撮影された顔が具体的に誰であるか?を認識する個人認識の場合に適用するようにしてもよい。つまり、予め登録している人物の顔が撮像された画像データの中にあるか否かを個人認識することになる。なお、この個人認識の場合は、被写体の種類毎に顔データ(立体顔データ)を有するのではなく、被写体の種類を人に限定し、人物毎に顔データ(立体顔データ)を有する。
また、個人認識処理の動作は、図3及び図6に示すフローチャートとほぼ同様であるが、この場合は、記録(登録)されている人物の立体顔データは、人の顔であることが大まかに認識できる程度の情報量ではなく、具体的に誰の顔であるかを認識できる程度の情報量が必要である。
そして、図3のステップS15、図6のステップS27は、該所定値以上で一致する部分に登録されている人物の顔があると認識し、顔領域を検出することになる。そして、図2のステップS5で、登録されている人物の顔に対してAF処理を行う。
これにより、個人認識の精度を向上させることができる。例えば、人物が横を向いている場合やサングラスをしている場合であっても、該人物が登録されている人物であるかを個人認識することできる。
次に、第3の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態においては、単に3次元の個人認識を行なうというものであったが、2次元の個人認識により個人認識できなかった場合に3次元の個人認識を行なうというものである。
なお、本実施の形態においては、メモリ12には、被写体の種類毎の立体顔データに代えて、個人認識用の人物毎の2次元(平面)の顔特徴データ(顔データ)が登録(記録)されているとともに、人の顔検出用の2次元の顔特徴データも記録されている。
第1の実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図7のフローチャートに従って説明する。
ユーザのモード切替キーの操作により、静止画撮影モードに設定されると、ステップS51で、CCD5に所定のフレームレートで被写体を撮像させる処理を開始させ、CCD5により順次撮像され画像生成部9によって生成された輝度色差信号のフレーム画像データ(YUVデータ)をバッファメモリ(DRAM13)に記憶させていき、該記憶されたフレーム画像データに基づく画像を画像表示部15に表示させていくという、いわゆるスルー画像表示を開始する。
このとき、ユーザは、撮影したいメイン被写体を画角内に収めて構図を決めてから撮影の準備を指示するためシャッタボタンを半押し操作する。
ステップS54で、人の顔が検出できたと判断すると、ステップS55に進み、2次元顔認識手段102は、2次元の個人認識処理を行う。この2次元の個人認識処理は、該検出された顔領域の画像データに基づいて、顔の特徴データ(2次元の特徴データ)を算出し、該算出した顔の特徴データと、予め登録されている各人物(1人であってもよい)の顔の顔特徴データ(個人認識用の顔特徴データ)とを比較照合することにより、該登録されている人物の顔があるかを個人認識する。ここで、登録されている各人物毎の顔特徴データは、人の顔であることが大まかに認識できる程度の情報量ではなく、具体的に誰の顔であるかを認識できる程度の情報量を有している。この顔特徴データは、登録モード等においてユーザが任意の人物の顔を登録することができる。この登録は、例えば、登録したい人物の顔を撮影し、該撮影された1枚の画像データから顔の特徴データを算出して登録する。
また、顔領域の画像データに基づいて算出される顔の特徴データも、誰の顔であるか具体的に識別できる程度の情報量を有する。
ステップS56で、顔を個人認識することができたと判断すると、ステップS64に進み、CPU10は、該個人認識した被写体に対してコントラスト検出方式によるAF処理を行う。
ステップS58で、所定時間が経過していないと判断するとステップS54に戻る。これにより、所定時間が経過するまでは、撮影角度の異なる画像データに基づいて2次元の顔検出処理や2次元の個人認識処理を行うので、最初は横顔を撮影している場合であっても、該顔を検出、個人認識できる場合があり、処理負担を少なくして顔を検出、個人認識することができる。
ステップS59で、顔を検出することができたと判断すると、ステップS60に進み、CPU10の3次元顔認識手段101は、該検出された顔領域に基づく3次元の個人認識処理を行なう。この該検出された顔領域に基づく3次元の顔認識処理は、後で説明する。
ステップS61で、顔を個人認識することができたと判断すると、ステップS64に進み、CPU10は、該個人認識した顔に対してAF処理を行う。
一方、ステップS61で、顔を個人認識することができないと判断すると、ステップS65に進み、CPU10は、所定の領域に対してAF処理を行う。
ステップS63で、顔を個人認識することができたと判断すると、ステップS64に進み、CPU10は、該個人認識した顔に対してAF処理を行い、ステップS63で、顔を個人認識することができないと判断すると、ステップS65に進み、CPU10は、所定の領域に対してAF処理を行う。
ステップS66で、シャッタボタンが全押しされていないと判断すると、全押しされるまでステップS66に留まり、シャッタボタンが全押しされたと判断すると、ステップS67に進み、CPU10は、静止画撮影処理を行い、該撮影処理により得られた静止画像データを圧縮してフラッシュメモリ14に記録する処理を行って、ステップS51に戻る。
顔領域に基づく3次元の個人認識処理の動作を図8のフローチャートにしたがって説明する。
図7のステップS60に進むと、図8のステップS71に進み、CPU10の3次元顔認識手段101は、直近に撮像された撮影角度の異なる複数のフレーム画像データから、該検出された顔の特徴データ(2次元の特徴データ)をそれぞれ算出する。この顔の特徴データの算出は、各フレーム画像データ毎に検出された顔領域の画像データから顔の特徴データをそれぞれ算出する。ここで、CPU10は、少なくとも最新の複数枚のフレーム画像データをバッファメモリに保持させておく。また、各フレーム画像データから算出される顔の特徴データは、誰の顔であるか具体的に識別できる程度の情報量を有する。
次いで、ステップS73で、CPU10の3次元顔認識手段101は、顔の向きを正面と設定する。
次いで、ステップS75で、CPU10の3次元顔認識手段101は、該生成した顔の平面画像データから、顔の特徴データ(2次元の特徴データ)を算出する。これにより、ここで算出される顔の特徴データは、現在設定されている向きから見た顔の特徴データとなる。また、ここで、算出される顔の特徴データは、誰の顔であるか具体的に識別できる程度の情報量を有する。
次いで、ステップS77で、CPU10の3次元顔認識手段101は、人物毎の顔特徴データのうち、ステップS75で算出した顔の特徴データと所定値以上で一致する顔特徴データがあるか否かを判断する。つまり、所定の範囲内で一致する顔特徴データがあるか否かを判断する。
一方、ステップS77で、所定値以上で一致する顔特徴データがない場合は、ステップS79に進み、CPU10の3次元顔認識手段101は、現在設定されている向きが最後の向きであるか否かを判断する。つまり、予め決められたすべての向きが設定されたか否かを判断する。
一夫、ステップS79で、設定されている向きが最後の向きであると判断すると、ステップS81に進み、CPU10の3次元顔認識手段101は、登録されている人物の顔がないと判断する。
立体顔データはなく、2次元の顔データを記録しておけばよいので、記録容量を少なくすることができる。
次に、画像データの全領域に基づく3次元の個人認識処理の動作を説明する。なお、この全領域に基づく3次元の個人認識処理の動作は、図8に示したフローチャートとほぼ同様なので、図8のフローチャートを引用し、異なる部分だけを説明する。
これにより、個人認識の精度を向上させることができる。例えば、人物が横を向いている場合やサングラスをしている場合であっても、該人物が登録されている人物であるかを個人認識することでできる。また、立体顔データはなく、2次元の顔データを記録しておけばよいので、記録容量を少なくすることができる。
また、2次元の個人認識処理により顔が個人認識できないが、顔を検出することができた場合は、該検出された顔の3次元モデルを生成するようにしたので、3次元モデルの生成処理の負担を少なくさせることができる。
なお、上記各実施の形態における、「全被写体」と「顔」は、共に被写体の概念に含まれるものである。例えば、画像データの全領域で特徴データを算出する場合は、全被写体の特徴データとなり、画像データの全領域のうち、顔領域で特徴データを算出する場合は、顔の特徴データとなる。
[変形例]
E.上記実施の形態は以下のような態様でもよい。
また、記第1、2の実施の形態において、図3のステップS3の動作を、第3の実施の形態における図7のステップS60、ステップS62の個人認識処理(該個人認識処理の動作を顔検出処理に適用した動作も含む)を行なうようにしてもよい。図7のステップS60の動作を行なう場合は、顔が検出されていることが前提となる。
この場合は、更に、2次元の顔検出処理により顔が検出できたか否かを判断し、検出できた場合は、顔のみの3次元モデルを生成し、検出できなかった場合は、上記第2の実施に形態に示すように全被写体の3次元モデルを生成するようにしてもよい。
これにより、顔検出の精度を向上させることができる。
2次元の顔検出処理のみを行う場合は、図7のステップS54で、顔が検出できたと判断するとステップS60に進み、ステップS54で、顔が検出できていないと判断すると、ステップS57に進むようにする。そして、ステップS58で、所定時間が経過したと判断するとステップS62に進む。つまり、ステップS55、ステップS56、ステップS59の動作は不要ということになる。
また、図7のステップS62の全領域に基づく3次元の個人認識処理も同様に、全領域ではなく、画角の中央領域、または、ユーザによって任意に指定された領域、または、肌色成分を有する領域に基づいて個人認識処理を行うようにしてもよい。
また、図7のステップS53の2次元の顔検出処理も、全領域ではなく、画角の中央領域、または、ユーザによって任意に指定された領域、または、肌色成分を有する領域に基づいて顔検出処理を行うようにしてもよい。
また、この領域のサイズは、所定のサイズ、又は、ユーザによって任意に指定されたサイズ、又は、肌色成分を有する画素の範囲に基づくサイズであってもよい。
例えば、ユーザによって猫が指定された場合は、撮像された被写体の中に人や犬が撮像さてれている場合で合っても、猫の顔のみを認識することになる。
これにより、認識したい被写体の顔のみを認識することができる。
図9は、メモリ12に記録されている顔の立体顔データの様子を示すものである。
図9を見ると、立体顔データは、3次元の顔データの他に顔の筋肉、つまり、眼瞼部や眼窩部を囲む眼輪筋や、唇を囲む口輪筋などの輪状のいわゆる括約筋と、額や眉とつながる前頭筋や皺眉筋、鼻根筋、口周囲の放射状の上唇挙筋や大頬骨筋、笑筋、口角下制筋、下唇下制筋などの線形筋とから成り立っている。
図10(A)を見ると分かるように、AU毎に番号(No)が付されており、AU1は「内眉を上げる」という動作であり、収縮させる筋肉は「前頭筋(内)」なる。また、AU2は「外眉を上げる」という動作であり、収縮させる筋肉は「前頭筋(外)」となる。また、AU3は「眉を下げる」という動作であり、収縮させる筋肉は「皺眉筋、鼻根筋」となる。このように、各AUに動作の説明とその収縮させる筋肉が記録させている。
このAUユニットを任意に組み合わせることにより、種々の表情を作ることができる。
図10(B)を見ると分かるように、表情毎に番号(No)が付されており、表情1は、中立であり、AUの組み合わせは無しである。この場合は筋肉を収縮させる必要が無いからである。また、表情2は、驚きの表情であり、AUの組み合わせは、AU1(内眉を上げる)+AU2(外眉を上げる)+AU4(上瞼を上げる)+AU6(口を開ける)である。このように、各表情毎にAUの組み合わせが記録されている。
なお、この表情単位動作テーブル、表情テーブルは被写体の種類毎に記録されている。
顔検出処理を開始すると、ステップS101で、CPU10の3次元顔認識手段101は、顔の表情を表情1に設定し、ステップS102で、該設定された表情に基づいて、各種類の被写体の立体顔データの顔の表情を変化させる。
このとき、被写体の種類毎の表情単位動作テーブル、表情テーブルを用いて各種類の被写体の立体顔データの表情を変化させる。なお、表情1の場合は顔の表情を変化させない。
次いで、ステップS104で、CPU10の3次元顔認識手段101は、該生成した被写体の種類毎の顔の平面画像データから、該設定されている表情の被写体の種類毎の顔特徴データを算出する。
次いで、ステップS105で、CPU10の3次元顔認識手段101は、直近にCCD5により撮像されたフレーム画像データから、全被写体の特徴データを算出する。
次いで、ステップS107で、CPU10の3次元顔認識手段101は、ステップS105で算出した全被写体の特徴データの中に、ステップS104で算出した被写体の種類毎の顔特徴データの何れかの顔特徴データと所定値以上で一致する部分があるか否かを判断する。
ステップS109で、設定されている表情が最後の表情でないと判断すると、ステップS110に進み、CPU10の3次元顔認識手段101は、次の表情に設定して、ステップS102に進む。例えば、現在設定されている表情が表情1の場合は、表情2と設定する。
また、ステップS108で顔領域を検出すると、図2のステップS4で顔が検出できたと判断され、ステップS111で顔がないと判断すると、図2のステップS4で顔が検出できなかったと判断する。
ここで、図12は、被写体の種類が人の場合におけるステップS102で生成される各表情の顔の立体顔データの様子を示すものである。
無表情(中立)の立体顔データから、驚き、喜び、怒り、悲しみ、嫌悪等の立体顔データが生成されているのがわかる。
例えば、被写体が笑っていたり、怒っている場合等であっても、顔を検出することができる。
この場合は、図8のステップS74で生成された3次元モデルの表情を認識し、該認識した表情を無表情に変えたり、他の表情に変えたりする。
したがって、本発明の上記実施形態に対してなされ得る多種多様な変形ないし修正はすべて本発明の範囲内に含まれるものであり、添付の特許請求の範囲によって保護されるものと解さなければならない。
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 絞り
5 CCD
6 ドライバ
7 TG
8 ユニット回路
9 画像生成部
10 CPU
11 キー入力部
12 メモリ
13 DRAM
14 フラッシュメモリ
15 画像表示部
16 バス
Claims (10)
- 被写体を撮像する撮像手段を備えた撮像装置において、 前記撮像手段により撮像された1枚の2次元の画像データから被写体の特徴データを算出する特徴データ算出手段と、 所定の3次元の立体顔データから、2次元の顔の特徴データを算出していく顔特徴データ算出手段と、 前記顔特徴データ算出手段により順次算出された顔の特徴データと、前記特徴データ算出手段により算出された被写体の特徴データとを比較照合することにより、前記撮像手段により撮像された1枚の2次元の画像データ内にある顔を認識する顔認識手段と、を備え、 前記顔特徴データ算出手段は、 表情動作単位と顔の筋肉の収縮との対応関係を示した表情単位動作テーブルと、表情の種類と前記表情動作単位の組み合わせを示した表情テーブルを含み、 前記表情テーブルの表情動作単位を組み合わせることにより、前記立体顔データの表情を変化させて、該表情が変化された立体顔データに基づいて平面画像データを生成し、該生成した平面画像データから、異なる表情の2次元の顔の特徴データを算出していくことを特徴とする撮像装置。
- 前記所定の立体顔データから、異なる向きから見た2次元の顔の特徴データを算出していくことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 前記顔認識手段は、 前記特徴データ算出手段により算出された被写体の特徴データの中に、前記顔特徴データ算出手段により算出された顔の特徴データと所定の範囲内で一致する特徴データがある場合には、該一致した特徴データの部分に顔があると認識することを特徴とする請求項1乃至2の何れかに記載の撮像装置。
- 前記顔特徴データ算出手段は、 前記顔認識手段により顔が認識された場合は、2次元の顔の特徴データの算出を終了することを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載の撮像装置。
- 前記特徴データ算出手段は、 前記撮像手段により撮像された1枚の画像データの画角の中央領域、又は、ユーザによって指定された任意の領域、又は、肌色成分を有する領域の画像データから被写体の特徴データを算出することを特徴とする請求項1乃至4何れかに記載の撮像装置。
- 前記所定の立体顔データは、 所定の種類の被写体の立体顔データ、若しくは複数の種類の被写体の立体顔データ、又は、1又は2以上の人物の立体顔データであることを特徴とする請求項1乃至5何れかに記載の撮像装置。
- 前記顔認識手段は、 前記撮像手段により撮像された画像データ内にある顔を検出することを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載の撮像装置。
- 前記顔認識手段は、 前記撮像手段により撮像された画像データ内にある顔が誰の顔であるかを個人認識することを特徴とする請求項1乃至7何れかに記載の撮像装置。
- 被写体を撮像する撮像手段を備えた撮像装置の処理実行方法であって、 前記撮像手段により撮像された1枚の2次元の画像データから被写体の特徴データを算出する特徴データ算出ステップと、 所定の3次元の立体顔データから、2次元の顔の特徴データを算出していく顔特徴データ算出ステップと、 前記顔特徴データ算出手段により順次算出された顔の特徴データと、前記特徴データ算出手段により算出された被写体の特徴データとを比較照合することにより、前記撮像手段により撮像された1枚の2次元の画像データ内にある顔を認識する顔認識ステップと、を備え、 前記顔特徴データ算出ステップは、 表情動作単位と顔の筋肉の収縮との対応関係を示した表情単位動作テーブルと、表情の種類と前記表情動作単位の組み合わせを示した表情テーブルを基づいて、前記表情テーブルの表情動作単位を組み合わせることにより、前記立体顔データの表情を変化させて、該表情が変化された立体顔データに基づいて平面画像データを生成し、該生成した平面画像データから、異なる表情の2次元の顔の特徴データを算出していくことを特徴とする撮像装置の処理実行方法。
- 各処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、 被写体を撮像する撮像処理と、 前記撮像処理により撮像された1枚の2次元画像データから被写体の特徴データを算出する特徴データ算出処理と、 所定の3次元立体顔データから、2次元の顔の特徴データを算出していく顔特徴データ算出処理と、 前記顔特徴データ算出処理により順次算出された顔の特徴データと、前記特徴データ算出処理により算出された被写体の特徴データとを比較照合することにより、前記撮像処理により撮像された1枚の2次元の画像データ内にある顔を認識する顔認識処理と、を含み、 前記顔特徴データ算出処理は、 表情動作単位と顔の筋肉の収縮との対応関係を示した表情単位動作を組み合わせることにより、前記立体顔データの表情を変化させて、該表情が変化された立体顔データに基づいて平面画像データを生成し、該生成した平面画像データから、異なる表情の2次元の顔の特徴データを算出していくことを特徴とするプログラム。
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