JP5088545B2 - 電子機器 - Google Patents

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本発明は、パーソナルコンピュータやテレビ、PDA(Personal Digital Assistant)等の電子機器に関する。
テレビは従来から表示パネルと装置本体とが一体化されているが、最近のパーソナルコンピュータには、表示パネルの裏面に装置本体が取付けられ、家電としての利便性及びデザイン性が重視されたものが製品化されている。
これらの電子機器にあっては、表示パネルの前面側にパネル部を設け、該パネル部を透明材料によって形成することで、更にデザイン性を高めている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載された電子機器にあっては、矩形の枠状に形成されたブラケットの内側に表示パネルを有する表示ユニットが配置され、ブラケットの前面に表示ユニットを前方から覆う透明な前面パネルが取り付けられている。前面パネルの外形は表示パネルの外形より大きくされ、表示パネルの外周側に前面パネルの外周部が位置されている。
ところで、最近のパーソナルコンピュータは、音楽再生等も行う機能も有しており、その場合の操作は一般的には画面上で行われているが、キーボードに設けられた音楽再生操作入力部から操作を行うようにすることで家電としての利便性を高めたものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−72239号公報 特開2002−163060号公報([0011]、図2)
しかしながら、キーボードに設けられた音楽再生操作入力部からの操作では、操作の直感性に乏しく、またキーボードに設けられた音楽再生操作入力部はキーボードの中に存在することから目立たないため、ほとんどの場合がマウスなどを用いて画面上でこれらの操作が行われている。また、キーボードに音楽再生操作入力部を設けた場合には、キーボードのシンプルなデザイン性が損なわれる。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、音楽再生等の操作ボタンの操作の直感性を高め、デザイン性を向上させることができる電子機器を提供することにある。
以上の課題を解決するにあたり、本発明の電子機器は、表示ユニットと、前記表示ユニットを駆動する駆動回路と、前記表示ユニットの外周縁の少なくとも一部から張り出す第1の領域を有し、前記第1の領域に前記駆動回路を操作するための操作ボタンが設けられた透明材料からなるベースシャーシとを具備することを特徴とする。
本発明においては、透明材料からなるベースシャーシに操作ボタンを設け、操作ボタンの入力に応じて駆動回路にて音楽再生等の操作が制御される。これにより、表示ユニットに隣接して配置されるベースシャーシに設けられた操作ボタンから音楽再生等の操作を行うことができ、操作の直感性を高めることができる。
また、前記操作ボタンは、前記ベースシャーシに配置された透明電極により構成されることを特徴とする。このように透明電極を用いることにより使用者の視認領域でのベースシャーシの透明感を維持することができ、電子機器のデザイン性を向上させることができる。
また、前記ベースシャーシは、前記表示ユニットと平面的に重なり合う第2の領域を有し、前記操作ボタンは、前記ベースシャーシの第1の領域の外周縁に沿って複数設けられ、前記複数の操作ボタンは、それぞれ等長で透明の第1の配線により前記第2の領域に引き込まれ、それぞれの前記第1の配線は、前記第2の領域に設けられ、各前記第1の配線に対応し、かつ、前記第1の配線よりも導電率の高い第2の配線に接続され、各前記第2の配線は、前記第2の領域において少なくとも1つのポイントに集約されることを特徴とする。このように、第1の配線を透明かつ等長に設け、表示ユニットによって非視認領域となる第2の領域に設ける第2の配線に第1の配線よりも導電率の高い材料を用いることにより、視認領域でのベースシャーシの透明感を維持しつつ、各配線間の信号応答特性のばらつきが抑えられた、操作ボタンの操作特性の良い電子機器を得ることができる。
また、前記第1の配線はITO(Indium Tin Oxide)からなり、前記第2の配線は銀又は銅からなることを特徴とする。このように、第1の配線としては透明なITOを用いることができる。また、非視認領域に位置する第2の配線は透明である必要がないため、導電率の高い材料を任意に選択することができ、例えば銀や銅を用いることができる。
また、前記透明電極の外側の領域は透明のグランド電極により囲まれ、前記透明電極と前記グランド電極とによりタッチパッドとして機能することを特徴とする。このようにベースシャーシにタッチパッドの機能を持たせることができる。
また、前記ベースシャーシの外周縁の少なくとも一部を覆うように設けられた不透明材料からなる保持部材を更に具備し、前記ベースシャーシは凹部を有し、前記透明電極及び前記グランド電極は、前記凹部内に配置され、前記グランド電極と前記保持部材とは平面的に重なり合う部分を有することを特徴とする。これにより凹部とグランド電極との間に隙間が生じても、この隙間は保持部材により覆われるので、隙間によってベースシャーシの透明感を損ねるということがない。
また、前記タッチパッドにおける静電容量の変化を検出する検出回路が搭載された基板が、前記表示ユニットと前記ベースシャーシとの間に配置されていることを特徴とする。このように操作ボタンの入力の有無の判定に静電容量式センサを用いることができる。また、検出回路が搭載された基板を設けることにより、この基板に例えば操作ボタンを照光するためのLEDなどの照光手段を搭載することができる。更に、操作ボタンの入力に伴う照光手段の点灯の有無の制御を行う制御回路を基板上に設ける場合、点灯信号等をすぐさま送ってLEDの点灯を制御することができるので操作応答性が良い。
本発明の別の観点に係る電子機器は、矩形で透明材料からなり、外周縁に沿って案内溝が設けられたベースシャーシと、前記ベースシャーシの内側の領域に配置された表示ユニットと、前記ベースシャーシの上側外周縁、左側外周縁、右側外周縁及び下側外周縁に沿ってそれぞれの案内溝に案内された不透明材料からなる第1〜第4の保持部材と、上側外周縁に案内された第1の保持部材と左側外周縁及び右側外周縁に案内された第2及び第3の保持部材とを前記ベースシャーシの左右上部角部付近で連結する連結部材とを具備する。
本発明によれば、連結部材により第1の保持部材と第2及び第3の保持部材とをベースシャーシの左右上部角部付近で連結しているので、螺子などを用いた場合比べて美観を損なうこともなく保持部材間の連結部分での隙間を少なくすることができる。
前記第4の保持部材は、前記第2及び第3の保持部材を上方向に押し込むように、前記ベースシャーシの下端部に螺子止めされるように構成してもよい。これにより、前記第4の保持部材と前記第2及び第3の保持部材との隙間をなくすことができ、しかも螺子止めはユーザーから見えない場所である前記ベースシャーシの下端部でなされるので、美観を損なうことはない。
前記ベースシャーシの左右上部角部付近に前記案内溝が除去された連結空間を設けるように構成してもよい。同様に、前記ベースシャーシの左右下部角部付近に前記案内溝が除去された連結空間を設けるように構成してもよい。
連結部材は、逆L字状で一方(水平部)が第1の保持部材の一端に係合され、他方(垂直部)が第2又は第3の保持部材の一端に係合されるように構成すればよい。
水平部は、上下方向に弾性力を有するような構造(例えば片持ち梁構造)を有し、上面に前記案内溝に設けられた凹部に係合する凸部を有し、垂直部は、少なくとも左右方向に弾性力を有するような構造(例えば片持ち梁を左右方向に二股に割ったような構造)を有し、左右面に前記案内溝に設けられた各凹部に係合する凸部を有するような構造とすればよい。
前記案内溝の所定の位置には、共振防止用の凸部を設けてもよい。
本発明の更に別の観点に係る電子機器は、表示ユニットと、前記表示ユニットの外周縁の少なくとも左側又は右側に張り出す第1の領域を有し、前記第1の領域に前記駆動回路を操作するための複数の操作ボタンが上下に設けられた透明材料からなるベースシャーシと、前記ベースシャーシの下部に開閉可能に軸着され、折り畳んだときに前記表示ユニットにおける一部の表示領域を露出させることが可能なキーボードと、前記キーボードが折り畳まれたときに前記露出された表示領域に前記操作ボタンにより操作される画面を表示する画面表示部とを備え、前記画面表示部により表示される画面のうち特定の画面(例えばメニュー画面)については、前記複数の操作ボタンのうち前記露出された表示領域から左側又は右側に延長した領域に属する操作ボタンによって操作されるものである。
本発明によれば、ユーザーは特定の画面が表示されているときに特定の画面の操作に必要な操作ボタンを直感的に把握することできるので、操作性が向上する。
前記特定の画面が、少なくとも音楽を再生することが可能なアプリケーションを起動可能なメニュー画面であることが好ましい。
前記キーボードが折り畳まれて前記音楽を再生することが可能なアプリケーションを起動された状態から前記キーボードが開かれると、前記表示領域にオペレーティングシステムの画面が表示されるとともに前記アプリケーションに係る画面が表示されるように構成してもよい。この場合に、前記キーボードが折り畳まれていたときに音楽が再生されていたときにはそのまま音楽の再生を継続するようにすればよい。前記キーボードが折り畳まれる前のオペレーティングシステムの画面において前記アプリケーションが起動されていたときには、前記アプリケーションに係る画面として操作画面を表示し、前記キーボードが折り畳まれる前のオペレーティングシステムの画面において前記アプリケーションが起動されていなかったときには、前記アプリケーションに係る画面として前記オペレーティングシステムの画面におけるタスクバーに所定の表示をするようにしてもよい。
前記キーボードが開かれて前記表示領域にオペレーティングシステムの画面が表示されるとともに前記アプリケーションが起動された状態から前記キーボードが折り畳まれると、前記表示領域に前記アプリケーションに係る画面を表示し、前記アプリケーションが起動されない状態から前記キーボードが折り畳まれると、例えば日付・時刻などの所定の設定画面が表示されるようにしてもよい。
前記メニュー画面におけるフォーカスは、上下方向に表示された複数の項目のうちほぼ中央の項目をフォーカスするセンターフォーカスとするように構成すればよい。
前記複数の項目が所定数を超えた場合には項目をループして表示すればよい。このように、メニュー画面において、画面に項目が収まらない場合には、右側にスクロールバーを表示するようにすればよい。これにより、ユーザーは、項目の数が増えた場合に全体の項目の数及び位置を容易に把握することができる。
以上のように、本発明によれば、電子機器における操作ボタンの操作の直感性を高め、デザイン性を向上させることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
以下に示す形態は、本発明に係る電子機器をパーソナルコンピュータに適用したものである。しかしながら、本発明に係る電子機器の適用範囲はパーソナルコンピュータに限られることはなく、本発明に係る電子機器は、例えばPDA(Personal Digital Assistant)、ネットワーク端膜、携帯情報端末、ワークステーション等の各種の情報処理装置や音響機器、テレビ等の家庭用家電製品等の各種の電子機器に広く適用することができる。
以下の説明にあっては、説明の便宜上、使用者がパーソナルコンピュータの表示画面を視認する方向を上下前後左右の各方向とし、手前側(使用者側)を前方、使用者の左手方向及び右手方向をそれぞれ左方及び右方とする。また、構造をわかりやすく説明するために、各構成の縮尺や数などを、実際の構造のものと異ならせている場合がある。
電子機器(パーソナルコンピュータ)1は装置本体2とキーボード3と装置本体2の背面2aに回動自在に支持されたスタンド4とを備えている(図1参照)。
キーボード3は、例えば、装置本体2から分離されており、キーボード3には所定の操作キー3a、3a、・・・が設けられている。キーボード3の操作キー3a、3a・・・を操作すると、操作した操作キー3aに応じた信号が出力され、この出力された信号が装置本体2に設けられた図示しない受信部に無線で入力されて操作キー3aの操作に応じた各種の処理が実行される。
このように電子機器1にあっては、キーボード3が装置本体2から分離されているため、無線信号が装置本体2で受信可能な範囲内において、必要に応じてキーボード3を任意の位置で使用することが可能である。
尚、電子機器は上記したキーボード3が装置本体2から分離したタイプに限られることはなく、例えば、図2に示すように、装置本体2と該装置本体2の前面2bに折畳自在に支持されたキーボード3と装置本体2の背面2aに回動自在に支持されたスタンド4とを備えた電子機器1Aであってもよい。電子機器1Aにあっては、不使用時にキーボード3を折り畳んでおくことが可能であるため、キーボード3の不使用時や音楽再生等の操作時における配置スペースが小さくなるという利点を有する。
装置本体2は、図3及び図4に示すように、ベースシャーシ5の前後両面に所要の各部が取り付けられて構成され、ベースシャーシ5と該ベースシャーシ5の前面に取り付けられた表示ユニット6とベースシャーシ5の後面に取り付けられた制御回路基板7とリアカバー8と制御回路基板7及びベースシャーシ5に電気的に接続する回路基板300とを有している。
ベースシャーシ5は、例えば、アクリル樹脂等の透明材料を用いた射出成形によって前後方向を向く枠状に形成されている。ベースシャーシ5は前面が第1の取付面部5aとされ、後面が第2の取付面部5bとされている。
ベースシャーシ5の外周縁には不透明材料からなる保持部材32及び32´が取り付けられている。
ベースシャーシ5には前方に開口された取付用凹部9が形成されている。取付用凹部9はベースシャーシ5の外周部10を除いた内周縁と底面部11の外周縁を連結し外周部10及び底面部11に対して略直交する側壁部となる連結部12とに囲まれた空間として形成されている。
このように外周部10と底面部11を両者に対して屈曲する連結部12によって連結しベースシャーシ5を形成することにより、ベースシャーシ5の強度を上げることができる。
ベースシャーシ5は、図5に示すように、外周部10の厚みT1が底面部11の厚みT2より厚くされ、例えば、外周部10の厚みT1が5mmとされ、底面部11の厚みT2が2.4mmとされている。
このように外周部10の厚みT1を底面部11の厚みT2より厚くすることにより、ベースシャーシ5の高い強度を確保した上で薄型化を図ることができる。
図5、図6及び図8に示すように、ベースシャーシ5の外周部10の周縁部は、後述する保持部材32及び32´と嵌合する溝状の凹部113が形成されている。凹部113は、ベースシャーシ5の外周部10の外周縁の前方面及び後方面にそれぞれ溝状に設けられ、その断面形状は一部が括れた形状となっている。また、平面的には外周部10の外周縁にほぼ沿って該外周縁よりもやや内側に位置するよう設けられている。
図13に示すように、ベースシャーシ5の外周部10の下端部には、その左右両端部それぞれ下方に開口された三つずつの保持凹部10c、10c、10cが隔離して形成されている。
ベースシャーシ5の外周部10には、右端部における上端部に蓄光ランプ部13が形成されている。蓄光ランプ13は、例えば、電源の投入状態を示すランプ部であり、電源が投入されている状態において点灯し、電源が投入されていない状態において消灯する。
蛍光ランプ13はベースシャーシ5に後方に開口された溝形状を形成することにより形成されている(図8参照)。蛍光ランプ部13は、図7及び図8に示すように、上方に開口された円弧状を成す円弧状部14と該円弧状部14の先端間に位置する上下に伸びる直線部15とからなる。
円弧状部14の奥面部14aは上方へ行くに従って前方へ変位するように傾斜され、円弧状部14の溝の深さは上方へ行くに従って深くなるように形成されている(図8及び図9参照)。
直線部15の奥面部15aは、図8に示すように、上方へ行くに従って前方へ変位するように傾斜され、直線部15の溝の深さは上方へ行くに従って深くなるように形成されている。直線部15の下端の溝の深さは、円弧状部14における直線部15の真下に位置する部分の上端の溝の深さと同じに形成されている。
円弧状部14及び直線部15の各奥面部14a、15aには、微細な凹凸形状、例えばシボ加工等が施されている。
蛍光ランプ部13の下方には第1の素子搭載用基板16が配置されている(図8及び図10参照)。第1の素子搭載用基板16は上下方向を向き、一部がベースシャーシ5に形成された上側素子配置孔10d(図7参照)に挿入された状態で配置されている。上側素子配置孔10dは蛍光ランプ部13のすぐ下側に形成されている。
第1の素子搭載用基板16の上面には、例えば、三つの第1の半導体発光素子17、17、17が左右に隔離して搭載され(図10参照)、該第1の半導体発光素子17、17、17は蓄光ランプ部16の真下に位置されている。第1の半導体発光素子17、17、17は、例えば、中央のものが橙色の光を発光する素子であり、左右のものが緑色の光を発光する素子である。
蓄光ランプ部13には、奥面部14a、15aに第1の半導体発光素子17,17、17から発光された光P1(図8参照)が入射されるが、上記したように、奥面部14a、15aを傾斜させ、円弧状部14及び直線部15の溝の深さを上方へ行くに従って深くなるように形成し、直線部15の下端の溝の深さを円弧状部14における直線部15の真下に位置する部分の上端の溝の深さと同じに形成することにより、光P1が奥面部14a、15aに満遍なく入射され、光の入射光率の向上を図ることができる。
蓄光ランプ部13に光P1が入射されると、光P1は奥面部14a、15aに形成された微細な凹凸形状によって乱反射され、光P1が蓄光ランプ部13からベースシャーシ5の内部を透過して前方側へ出射される。
電子機器1においては、例えば、通常の動作モードにおいて左右に位置する第1の半導体発光素子17、17から光P1が発光され、休止モードにおいて中央に位置する第1の半導体発光素子17から光P1が発光される。
上記のように、電子機器1にあっては、ベースシャーシ5に蓄光ランプ部13を設け、半導体発光素子17、17、17から発光された光P1を蓄光ランプ部13によって出射するようにしているため、ベースシャーシ5に蓄光ランプ部13を形成するという簡素な構造を確保した上で、視認性の向上を図ることができる。
ベースシャーシ5の外周部10には、右端部における下端部に反射ランプ部18、18が形成されている(図7参照)。反射ランプ部18、18は、例えば、それぞれワイヤレスLAN(Local Area Network)の接続状態やハードディスクドライブのアクセス状態等を示すランプ部であり、ワイヤレスLANの接続又はハードディスクドライブのアクセスが行われている状態において点灯又は点滅し、これらの接続又はアクセスが行われていない状態において消灯する。
反射ランプ部18、18はベースシャーシ5に後方に開口された溝形状を形成することにより形成されている(図11参照)。
反射ランプ部18、18の奥面部18a、18aは下方へ行くに従って前方へ変位するように傾斜されている(図11参照)。また、反射ランプ部18、18の奥面部18a、18aは右方へ行くに従って前方へ変位するようにも傾斜されている(図12参照)。
反射ランプ部18、18の奥面部18a、18aは、鏡面に形成されている。反射ランプ部18、18の上方には前後方向を向く第2の素子搭載用基板19が配置されている(図10及び図11参照)。
第2の素子搭載用基板19の前面には、例えば二つの第2の半導体発光素子20、20が左右に隔離して搭載され、該第2の半導体発光素子20、20はベースシャーシ5に形成された下側素子配置孔10e(図7参照)に配置され、それぞれ反射ランプ部18,18の真上に位置されている(図11参照)。下側素子配置孔10eは反射ランプ部18、18のすぐ上側に形成されている。
反射ランプ部18、18には、奥面部18a、18aに第2の半導体発光素子20、20から発光された光P2(図11参照)が入射される。
反射ランプ部18、18に光P2が入射されると、光P2は奥面部18a、18aで内面反射され、反射ランプ部18、18からベースシャーシ5の内部を透過して前方側へ出射される。
このとき、上記したように、反射ランプ部18、18の奥面部18a、18aが右方へ行くに従って前方へ変位するように傾斜されているため、光P2は電子機器1の中央側、即ち、表示ユニット6の中央を横切る法線H(図12参照)に寄る方向へ向けて反射される。
従って、反射ランプ部18、18で反射された光P2が電子機器1の使用者に視認し易く、ベースシャーシ5に溝形状を形成することにより反射ランプ部18、18を形成するという簡素な構造を確保した上で、視認性の向上を図ることができる。
ベースシャーシ5の底面部11には、それぞれ所定の位置に、スピーカー配置孔11a、11a、接続線通し孔11b及び冷却空気流通孔11c、11c、・・・等が形成されている。また、底面部11及び連結部12の各位置には、ネジ止め用の取付ボスや位置決め突部、位置決め孔、取付用突起、取付孔等の各部も形成されている。
表示ユニット6は、表示パネル21とフロントパネル22を有している(図1乃至図4参照)。
表示パネル21は例えば液晶パネルであり、外形がベースシャーシ5の底面部11の外形より一回り小さくされている。
フロントパネル22は矩形の枠状に形成され、外形がベースシャーシ5の底面図11の外形より一回り大きくされている。
表示パネル21はベースシャーシ5の取付用凹部9に挿入されて配置され、ネジ止め等の適宜の手段によってベースシャーシ5の底面部11に取り付けられる。表示パネル21がベースシャーシ5に取り付けられた状態において、フロントパネル22が外周部10の内周縁を前方から覆った状態で螺子止め等の適宜の手段によってベースシャーシ5に取り付けられる。表示パネル21は、その外周縁がフロントパネル22によって前方から押さえられる。
表示パネル21の駆動時には、該表示パネル21の駆動に伴う熱が生じるが、発生した熱はベースシャーシ5に形成された冷却空気流通孔11c、11c、・・・を介してベースシャーシ5の背面側に流通され、リアカバー8に形成された図示しない放熱孔から外部へ放出される。従って、表示パネル21の温度上昇が抑制される。
制御回路基板7は、電子機器1の全体の制御処理を行う基板である。制御回路基板7は、基板23と該基板23上に搭載された駆動回路としてのCPU(中央演算処理装置)やチップセット等の所定の電子部品23a、23a、・・・とを有している(図3及び図4参照)。
制御回路基板7は、電子機器1の全体の制御処理を行う基板である。制御回路基板7は、基板23と該基板23上に搭載されたCPU(中央演算処理装置)やチップセット等の所定の電子部品23a、23a、・・・とを有している。(図3及び図4参照)。
制御回路基板7は、ベースシャーシ5の背面である第2の取付面部5bの所定の位置にネジ止め等の適宜の手段によって取り付けられる。制御回路基板7が第2の取付面部5bに取り付けられた状態において、図示しない接続線がベースシャーシ5に形成された接続線通し孔11bに挿通され、接続線によって表示パネル21と制御回路基板7のパネル駆動回路とが接続される。
ベースシャーシ5の第2の取付面部5bには、ディスクドライブやカードスロット等のメディア駆動部24及び冷却用ファン25等の所定の部品がネジ止め等の適宜の手段によって取り付けられる。
ベースシャーシ5に形成されたスピーカー配置孔11a、11aにはそれぞれスピーカー26、26が挿入されて配置され、ベースシャーシ5にネジ止め等の適宜の手段によって取り付けられる。
スピーカー配置孔11a、11aにスピーカー26、26を挿入して取り付けることにより、ベースシャーシ5の第1の取付面部5a上にスピーカー26、26を取り付ける場合に比し、スピーカー26、26の前方への突出量が小さく、電子機器1の薄型化を図ることができる。
上記のように、ベースシャーシ5の第2の取付面部5bに制御回路基板7、メディア駆動部24、冷却用ファン25等の所定の部品及びスピーカー26、26等の所要の各部が取り付けられた状態において、これらの各部を後方から覆うようにリアカバー8が第2の取付面部5bにネジ止め等の適宜の手段によって取り付けられる。
リアカバー8は略前後方向を向く基部27と該基部27の上下両側縁から前方へ突出された突部28、28とを有している。リアカバー8には図示しない複数の放熱孔が形成されている。
基部27の略中央部にはスタンド支持部29が設けられ(図4参照)、該スタンド支持部29の下側にメンテナンス用開口27aを有している。メンテナンス用開口27aは基部27に対して着脱自在とされた蓋30によって開閉される。
蓋30を基部27から取り外し、メンテナンス用開口27aを開放することにより、制御回路基板7等が露出され、該制御回路基板7等に対するメンテナンスを行うことができる。
リアカバー8の左右両側部にはそれぞれサイドカバー31、31が取り付けられる。
以上に記載した通り、電子機器1にあっては、透明材料によって各部が一体に形成されたベースシャーシ5の第1の取付面部5aと第2の取付面部5bにそれぞれ所要の各部を取り付けて構成するようにしているため、構成が簡素であると共に部品点数も少なく組立工数の低減を図ることができる。
ベースシャーシ5の外周部10の外周縁には、額縁状の不透明材料からなる保持部材32及び32´が取り付けられる(図3、図4及び図7参照)。以下、これらの部分を外枠構造600と呼び、この外枠構造600について詳細に説明する。
〔外枠構造600の構成について〕
図29はベースシャーシ5及び保持部材32、32´の分解斜視図である。外枠構造600は、ベースシャーシ5、上側保持部材32、左側保持部材32、右側保持部材32´、下側保持部材32、左側上部連結部材610、右側上部連結部材610、下側保持部材取付螺子620とを有する。
ベースシャーシ5の外周部10は、例えば透明のアクリル部材からなり、例えば射出成型により形成される。
ベースシャーシ5の外周部10の外周縁(下部外周縁621を除く上部外周縁622、左部外周縁623及び右部外周縁624)に沿ってベースシャーシ5の外周部10の表面及び裏面に同形状の凹部113が設けられている(図6参照)。各凹部113の所定の位置には、共振防止用の凸部660が設けられている(図30参照)。なお、共振防止用の凸部660については後述する。
ベースシャーシ5の外周部10の下部外周縁621に沿って、その下部外周縁621の端面に、下方に向けて凸部625が設けられている。凸部625の下部外周縁621に沿った所定の間隔で例えば4箇所に下側保持部材取付螺子620が螺子止めされる穴626が設けられている(図31参照)。
ベースシャーシ5の上部の左右角部の凹部113に対応する位置は、連結空間627が設けられている(図29、図32参照)。連結空間627の長さは、逆L字状の左側上部連結部材610及び右側上部連結部材610の一辺の長さよりも少し長くされている。
ベースシャーシ5の下部の左右角部の凹部113及び凸部625に対応する位置は、連結空間628が設けられている(図29、図33参照)。連結空間628の縦方向(凹部113に対応)の長さは、例えば上記の連結空間627の一辺の長さとほぼ等しく、連結空間628の横方向(凸部625に対応)の長さは、それらの長さよりも短い。
上側保持部材32は、例えばアルミニウムを主原料とする材料からなり、例えば押し出し成形により形成され、ベースシャーシ5の横方向とほぼ同じ長さで、断面がT字状の溝部631が設けられている(図34参照)。この溝部631は、表裏に凹部113が設けられたベースシャーシ5の上部外周縁622に係合する。上側保持部材32の左端部は、溝部631に相当する部分がT字状の溝部631の上底部の位置まで抉られており、左側保持部材32の上端部と係合する係合面632を有する。係合面632は、傾斜面632Aと水平面632Bとを有する。係合面632の水平面632Bには、左側保持部材32の上端部の上端面に設けられた突起部633と係合する有底穴634が設けられている。上側保持部材32のT字状の溝部631の左端部近傍の上底部には、左側上部連結部材610に設けられた凸部611と係合する有底穴635が設けられている。なお、図34では、上部保持部材32の左側の構造を示しているが、上部保持部材32の右側の構造はこれと左右対称な構造であり、図示及び説明を省略する。
左側保持部材32は、例えばアルミニウムを主原料とする材料からなり、例えば押し出し成形により形成され、ベースシャーシ5の高さとほぼ同じ長さで、断面がT字状の溝部636が設けられている(図35参照)。この溝部636は、表裏に凹部113が設けられたベースシャーシ5の左部外周縁623に係合する。左側保持部材32の上端部は、上側保持部材32の係合面632と係合する係合面637が設けられている。係合面637は、傾斜面637Aと上端面637Bとを有する。左側保持部材32の上端面637Bには、上部保持部材32の有底穴634と係合する突起部638が設けられている。左側保持部材32のT字状の溝部636の上端部近傍の左右の壁面には、それぞれ、左側上部連結部材610に設けられた凸部612と係合する係合溝639が設けられている。左側保持部材32の下端部は、下側保持部材32の係合面642と係合する係合面640が設けられている。係合面640は、傾斜面640Aと下端面640Bとを有する。左側保持部材32の下端面640Bには、下部保持部材32の有底穴643と係合する突起部641が設けられている。なお、図35では、左側保持部材32の構造を示しているが、右側保持部材32´の構造はこれと左右対称な構造であり、図示及び説明を省略する。
下側保持部材32は、例えばアルミニウムを主原料とする材料からなり、例えば押し出し成形により形成され、ベースシャーシ5の横方向とほぼ同じ長さで、断面が凹状の溝部644が設けられている(図36参照)。この溝部644は、ベースシャーシ5の下部外周縁621の下端に設けられた凸部625に係合する。下側保持部材32の左端部は、溝部644に相当する部分が凹状の溝部644の下底部の位置まで抉られており、左側保持部材32の下端部と係合する係合面645を有する。係合面645は、傾斜面645Aと水平面645Bとを有する。係合面645の水平面645Bには、左側保持部材32の下端部の下端面に設けられた突起部641と係合する有底穴646が設けられている。凹状の溝部644の下底部の所定の位置の例えば4箇所には、下側保持部材取付螺子620が貫通する貫通孔647が設けられている。なお、図36では、下部保持部材32の左側の構造を示しているが、下部保持部材32の右側の構造はこれと左右対称な構造であり、図示及び説明を省略する。
左側上部連結部材610は、ある程度弾性力を有するプラスチック材料(例えばPOM)からなり、逆L字状の形状で、かつ、断面が内側に凸状の構造をなしている(図37参照)。左側上部連結部材610における逆L字状の形状の水平部648は、逆L字状の形状の角部に向けて開放端を有する片持ち支持部649を有する。片持ち支持部649の先端部の上面には、上側保持部材32の有底穴635と係合する凸部611が設けられている。片持ち支持部649がこのような構造を有することで、凸部611が上下方向に弾性力を持って変位することが可能となる。
左側上部連結部材610における逆L字状の形状の垂直部650は、逆L字状の形状の角部に向けて開放端を有する片持ち支持部651を有する。片持ち支持部651は、開放端側から二股に分かれている(片持ち支持部651が2本並列にあると考えることもできる)。片持ち支持部651の先端部の両側には、それぞれ、左側保持部材32の係合溝639と係合する凸部612が設けられている。片持ち支持部651がこのような構造を有することで、凸部612が上下左右方向に弾性力を持って変位することが可能となる。なお、図37では、左側上部連結部材610の構造を示しているが、右側上部連結部材610の構造はこれと左右対称な構造であり、図示及び説明を省略する。
このような位置決めの部品としての連結部材が上部にあることにより、短い系の同一部品により保持部材間の隙間が管理できるようになっており、これにより軽快な挿入間にて小さい隙間を管理することが可能になる。
〔外枠構造600の組立方法について〕
以上のように各部が構成された外枠構造600の組立方法の一例を説明する(図29参照)。
(1)ベースシャーシ5の上部外周縁622に上側保持部材32の溝部631を係合する。
(2)上側保持部材32の両端のそれぞれに左側上部連結部材610及び右側上部連結部材610を挿入し、上部保持部材32の有底穴634に突起部638を係合する。
(3)ベースシャーシ5の両側の左部外周縁623及び右部外周縁624の下方からそれぞれ左側保持部材32及び右側保持部材32を挿入し、左側保持部材32及び右側保持部材32の先端をそれぞれ左側上部連結部材610及び右側上部連結部材610に挿入する。左側保持部材32及び右側保持部材32の上端部の係合面637は、それぞれ上側保持部材32の係合面632と係合する。このとき、左側保持部材32及び右側保持部材32の係合溝639がそれぞれ左側上部連結部材610及び右側上部連結部材610の凸部612に係合する。また、左側保持部材32及び右側保持部材32の上端部の突起部638はそれぞれ上部保持部材32の有底穴634と係合する。
(4)ベースシャーシ5の下部外周縁621に下方から下側保持部材32を挿入する。このとき、下側保持部材32の溝部644がベースシャーシ5の凸部625に係合する。また、下側保持部材32の両端の係合面645は、左側保持部材32及び右側保持部材32の下端部とそれぞれ係合する。そして、各係合面645の有底穴646が左側保持部材32及び右側保持部材32の突起部641とそれぞれ係合する。
(5)下側保持部材32の貫通孔64を介して下側保持部材取付螺子620をベースシャーシ5の穴626に螺子止めし、下側保持部材32をベースシャーシ5に固定する。このような底方向からの螺子止めは、底面はセットにおいて唯一のユーザーから不可視エリアであり、この部分で全体の取り付けを安定化させている。下側保持部材取付螺子620としは例えば樹脂へのセルフタップビスを採用することにより、左右保持部材と下側保持部部材の多少のオーバーラップ分も問題なくとりつく効果があり、ビスを締結することにより少し持ち上げることが可能となり、下部の隙間に関しても小さい値で管理できるようになる。
〔外枠構造600に係る効果について〕
上側保持部材32、左側保持部材32及び右側保持部材32´をベースシャーシ5に例えば螺子止めすることが考えられるが、その場合には螺子止めするための穴が基準となって上側保持部材32と左側保持部材32及び右側保持部材32´との位置関係が決まる。しかし、この位置関係は通常の加工精度ではそれほど精密にすることができない。このため、上側保持部材32と左側保持部材32及び右側保持部材32´との接合すべき部分で隙間を生じる可能性が高い。このため美観が損なわれる。加えて、螺子がユーザーに露出する可能性が高く、その意味においても美観が損なわれる可能性が高い。
これに対して、この実施形態に係る外枠構造600では、上側保持部材32と左側保持部材32及び右側保持部材32´とをそれぞれ左側上部連結部材610及び右側上部連結部材610を用いて固定しているので、ベースシャーシ5における加工とは無関係に上側保持部材32と左側保持部材32及び右側保持部材32´との位置関係が決まる。したがって、上側保持部材32と左側保持部材32及び右側保持部材32´との接合すべき部分で隙間を生じる可能性がより低くなる。しかも、ベースシャーシ5の上部の左右角部に連結空間627を設け、この連結空間627において上側保持部材32と左側保持部材32及び右側保持部材32´と連結させているので、空間がある分だけ連結させるための遊びがあり、上側保持部材32と左側保持部材32及び右側保持部材32´との接合すべき部分で隙間を生じる可能性がさらに低くなる。加えて、螺子を使用していないので、美観が損なわれるようなことはい。
また、下側保持部材32については螺子止めするように構成しているが、螺子の位置が下端部となるためユーザーの目には入らず美観が損なわれることはない。しかも、ベースシャーシ5の下部の左右角部に連結空間628が設けられているので、下側保持部材32と左側保持部材32及び右側保持部材32´と連結するときにこの連結空間628によりある程度の遊びがあり、下側保持部材32と左側保持部材32及び右側保持部材32´との接合すべき部分で隙間を生じる可能性がさらに低くなる。よって、下側保持部材32については螺子止めするように構成しても美観が損なわれることはない。
〔共振防止用の凸部660について〕
上記の外枠構造600とした場合、上側保持部材32、左側保持部材32及び右側保持部材32´がベースシャーシ5にしっかりと固定されているわけではない。このため、スピーカーから出力される可聴音によって上側保持部材32、左側保持部材32及び右側保持部材32´が共振し、異音が発生した。かかる課題は、上記の外枠構造600とした場合にはじめて見出された新規なものである。
より具体的には、以下の通りである。なお、材質については既に説明した通りである。
(1)上側保持部材32
長さ:485mm
奥行き:6mm
高さ:5mm
T字状溝の最大幅:3.3mm
T字状溝の最大幅:2.0mm
(2)左側保持部材32及び右側保持部材32´
長さ:375mm
奥行き:6mm
高さ:5mm
T字状溝の最大幅:3.3mm
T字状溝の最大幅:2.0mm
(3)ベースシャーシ5
外縁部の最大厚さ:3mm
外縁部の最小厚さ(表裏が凹部の位置):1.5mm
以上の条件で可聴をスピーカーから出力させたところ、160Hzと300Hzで共振した。共振モードは、保持部材32の長手方向を軸とした回転方向であった。
ここで、共振防止用の凸部660の高さを0.15mmとして、外縁部の凹部の表裏が底部及び先端部に設けた。
また、共振防止用の凸部660の長さ方向の間隔を125mmとした。上側保持部材32には4箇所に共振防止用の凸部660を設け、左側保持部材32及び右側保持部材32´には3箇所に共振防止用の凸部660を設けた。これにより、共振は発生せず、異音は発生しなくなった。なお、共振防止用の凸部660の長さ方向の間隔が100mmから150mmの間であれば共振は発生しなかった。
以上の通り、ベースシャーシ5の外周縁には額縁状の不透明材料からなる保持部材32及び32´が取付けられる(図3、図4及び図7等参照)。保持部材32及び32´は厚みの薄い板状の金属材料、例えばアルミニウムなどによって形成される(図6及び図13、図18等参照)。保持部材32及び32´は、下面部33と該下面部33の前後両側縁から上方へ突出された突面部34、34とからなり、突面部34の下面部と反対の先端部はベースシャーシ5の凹部113に嵌合するようになっている。
ベースシャーシ5に枠状の保持部材32及び32´が取り付けられることにより、下面部33及び突面部34、34とによって形成される空間39内にベースシャーシ5の凹部113及びこの凹部113よりも外側に位置するベースシャーシ5の外周縁が覆われる状態となる。図3及び図4に示すように、保持部材32及び32´は、外形が矩形を有するベースシャーシ5の各辺に対応した4つに分解される。このうち操作ボタン410〜419が配置される辺に対応する保持部材32´は、他の保持部材32と部分的に異なる形状を有している。電子機器1を平面的に見たときにタッチパッド用電極基板400のグランド電極420の一部を保持部材32´が覆うように突面部34の先端部の形状が形成されている。
そして、既に説明した通り、電子機器1の組立時において、図6に示すように各辺毎に保持部材32、32´をベースシャーシ5の対応する辺に沿ってスライドさせ、ベースシャーシ5の凹部113を含む外周縁に保持部材32、32´が嵌合される。このように溝状の凹部113を設けることにより、保持部材32の前後方向の移動を防止することができる。
ベースシャーシ5の下辺に対応する保持部材32の下面部33には、左右両端寄りの位置に、図13に示すようにそれぞれ3つずつの挿入孔35、35、・・・が形成されている。挿入孔35、35、35はそれぞれ幅広部35a、35a、・・・と該幅広部35a、35a、・・・より前後の幅が小さい幅狭部35b、35b、・・・とが左右方向に連結して成る。
下辺に配置される保持部材32はベースシャーシ5に形成された取付用切欠10bを覆うようにして取り付けられる。保持部材32がベースシャーシ5に取り付けられた状態においては、下面部33とベースシャーシ5の下面との間に一定の隙間が形成される(図14参照)。保持部材32がベースシャーシ5に取り付けられた状態においては、挿入孔32、32、・・・の幅狭部32b、32b、・・・がベースシャーシ5の保持凹部10c、10c、10cの真下に位置される。
保持部材32には載置用パッド36、36が取り付けられる(図13参照)。載置用パッド36は上下方向を向く板状に形成された載置面部37と該載置面部37から上方へ突出された被保持部38、38、38とがゴム等の弾性を有する材料によって一体に形成されてなる。被保持部38、38、38は左右に隔離して設けられ、それぞれ被挿入部38a、38a、38aと該被挿入部38a、38a、38aより前後方向における幅が小さい括れ部38b、38b、38bとが上下に連続してなる。括れ部38b、38b、38bの前後幅は、それぞれ保持部材32の幅狭部35b、35b、35bの前後幅と略同じ幅に形成されている。
載置用パッド36は以下のようにして保持部材32に取り付けられる(図15及び図16参照)。
先ず、保持部材32がベースシャーシ5に取り付けられた状態(図14参照)において、載置用パッド36の被保持部38、38、38をそれぞれ保持部材32の挿入孔35、35、35の幅広部35a、35a、35aに挿入し、被保持部材38、38、38をベースシャーシ5の下面に下方から強く押し付ける。
被保持部38、38、38をベースシャーシ5の下面に下方から強く押し付けると、被保持部38、38、38が弾性変形され上下方向において潰れた形状とされる(図15参照)。
この状態で載置用パッド36を側方へスライドさせると、括れ部38b、38b、38bがそれぞれ幅狭部35b、35b、35bに挿入され、被挿入部38a、38a、38aがそれぞれベースシャーシ5の保持凹部10c、10c、10に対応して位置される。従って、被保持部38、38、38が弾性復帰して、それぞれ被挿入部38a、38a、38aが保持凹部10c、10c、10cに挿入され(図16参照)、載置用パッド36が保持部材32に取り付けられる。
保持部材32、32に取り付けられた載置用パッド36、36の載置面部37、37は、後述するように、電子機器1が机上等の載置面に載置された状態において該載置面に接する。
このように、電子機器1にあっては、ベースシャーシ5の下端部に保持部材32を取り付け、該保持部材32に弾性を有する載置用パッド36、36を取り付け、電子機器1が机上等の載置面に載置された状態において該載置面に載置面部37、37が接するようにしているため、電子機器1の載置面に対する載置状態の安定化を図ることができる。
また、載置用パッド36、36が載置面に接するため、載置面及びベースシャーシ5の下端部の傷付きや損傷を防止することができる。
図1及び図2に示すように、透明材料からなる矩形のベースシャーシ5は、電子機器1の状態で表示ユニット6の外周縁から張り出した形状を有しており、ベースシャーシ5の外周縁は表示ユニット6を囲むように位置している。操作ボタン410〜419は、表示ユニット6の右側に位置するように設けられる。
本実施形態においては、操作ボタン410〜419を表示ユニット6の右側に位置するように設けたが、左側、上側、又は下側に設けるなど適宜設計変更が可能であることは言うまでもない。また、ベースシャーシ5が矩形の表示ユニット6の4辺全てにおいて表示ユニット6から張り出す形状となっているが、例えば表示ユニット6の上下2辺のみ又は左右2辺のみベースシャーシ5が張り出す形状とするなど部分的にベースシャーシ5が表示ユニット6から張り出す形状としてもよい。
このように、表示ユニット6に隣接して配置されるベースシャーシ5に操作ボタン410〜419を設けることにより操作の直感性を高めることができる。また、キーボード3に音楽再生操作入力部を設ける必要がないので、音楽再生操作入力部を設けない場合、キーボード3のデザインをシンプルにすることができ、キーボードのデザイン性を向上させることができる。
図17は、ベースシャーシ5の操作ボタン410〜419付近の部分拡大平面図である。図17において、ベースシャーシ5は実線で、保持部材32は一点鎖線で、フロントパネル22の周縁部22aは二点鎖線で図示している。電子機器1においては、回路基板300と操作ボタン410〜419の透明電極が設けられているタッチパッド用電極基板400とを電気的に接続するフレキシブル配線基板200は折り曲げられ、回路基板300はベースシャーシ5の連結部12にその平面が平行となるように設けられている。図17では、各構成をわかりやすく説明するために、フレキシブル配線基板200を折り曲げず、フレキシブル配線基板200及び回路基板300とタッチパッド用電極基板400がほぼ同じ平面上となるように配置させた状態を図示している。
図18(a)は図17のXVIIIA−XVIIIA線に沿った概略断面図であり、図18(b)は図17のXVIIIB−XVIIIB線に沿った概略断面図であり、図18(c)は図17のXVIIIC−XVIIIC線に沿った概略断面図である。図18は電子機器1として組み立てられた時の状態を図示したものであり、図18では、フレキシブル配線基板200は折り曲げられ、回路基板300はその平面が連結部12の面とほぼ平行となるよう図示されている。
図19は図17のXIX−XIX線に沿った概略断面図である。
図20はタッチパッド用電極基板400に設けられた配線の状態を示す平面図である。
図21はタッチパッド用電極基板400の概略分解斜視図である。
図22は本実施形態における回路基板300及びフレキシブル配線基板200の概略平面図である。図17では回路基板300のA面300a側が図示されているが、図22ではA面300aと対向するB面300b側が図示されている。
図1乃至図4及び図17に示すように、ベースシャーシ5には操作ボタン410〜419が設けられている。図17及び図20に示すように、矩形状の表示ユニット6の一辺に対応して張り出したベースシャーシ5の第1の領域501には、ベースシャーシ5の第1の領域501の外周縁に沿って複数の操作ボタン410〜419が設けられている。また、ベースシャーシ5は、表示ユニット6と平面的に重なり合う第2の領域502を有している。
本実施形態において、操作ボタン410は電子機器1にセットされている音楽ソフトの立ち上げ及びシャットダウン等を行うボタンである。操作ボタン411及び412は選曲を行うボタンである。操作ボタン413は選曲した曲を決定するボタンである。操作ボタン414及び415は音量を調整するボタンである。操作ボタン416は再生・一時停止のボタンである。操作ボタン417は巻き戻しのボタン、操作ボタン418は早送りのボタンである。操作ボタン419はディスクを外へ取り出すためのイジェクトボタンである。
本実施形態においては、操作ボタンの入力操作に静電容量式センサを採用し、指で操作ボタンを押圧することによりスイッチング操作を行うことができる。操作ボタン410〜419は、これらに対応して設けられた透明電極430〜439により構成される。透明電極430〜439の外側の領域は透明のグランド電極420により囲まれている。本実施形態においては、透明電極430〜439とグランド電極420との間の静電容量が、操作ボタン410〜419を指で押圧することにより変化することを利用して操作ボタンの入力の有無が判定される。すなわち、ベースシャーシ5の操作ボタン430〜439が配置される領域は操作面となり、ベースシャーシ5は部分的に透明電極430〜439とグランド電極420とによりタッチパッドとして機能する。静電容量の変化の検出は、駆動用IC304に組み込まれている検出回路にて行われる。そして、駆動用IC304にて操作ボタンの入力があったものと判定されると、例えば音楽ソフトの立ち上げるための信号が駆動用IC304から制御回路基板7へ送られる。また、LEDの点灯を制御する制御回路も駆動用IC304に組み込まれている。
図17に示すように、各操作ボタン410〜419は、角の丸い四角形の白枠410a〜419aと、該白枠410a〜419a内に濃灰色で印刷された音符や矢印といった印410b〜419bとを有している。これらの白枠410a〜419a及び印410b〜419bは、例えばベースシャーシ5の後面側に印刷されて形成される。例えば白枠410a〜419aのインクには照光された光を拡散する拡散部材であるネジウムを含むものを用いることができ、これにより操作ボタン410〜419に光が照光されると白枠410a〜419aが白っぽく光る。
透明電極430〜439及びグランド電極420等は、厚さ約0.7mm程度のタッチパッド用電極基板400に設けられている。図17に示すように、タッチパッド用電極基板400の平面形状は角の丸い矩形状を有しており、上辺部400a、下辺部400b、右辺部400c及び左辺部400dを有している。
図17〜図19に示すように、タッチパッド用電極基板400は、ベースシャーシ5の後面側に設けられた深さ約0.7mm、平面形状が矩形の凹部108内に配置、貼り付けられている。操作ボタン410〜419の入力操作は、凹部108が設けられた後面と対向するベースシャーシ5の前面側から行われる。
図17及び図18に示すように、平面的にタッチパッド用電極基板400と保持部材32´とは部分的に重なり合っており、タッチパッド用電極基板400の右辺部400cと凹部108との隙間は保持部材32´の突面部34の先端部32´aによって遮蔽される。言い換えると、タッチパッド用電極基板400に形成されるグランド電極420と保持部材32´とが重なり合う部分が存在する。
また、平面的にタッチパッド用電極基板400と表示ユニット6のフロントパネル22とは部分的に重なり合っており、タッチパッド用電極基板400の左辺部400dと凹部108との隙間は平面的にみてフロントパネル22によって遮蔽される。
従って、右辺部400c及び左辺部400dにおけるタッチパッド用電極基板400と凹部108との隙間は保持部材32´及び表示ユニット6により遮蔽されるため、隙間は視認されることなく、視覚的に隙間によってベースシャーシ5全体の透明感が損なわれることがない。従って、電子機器1の良好なデザイン性を維持することができる。
また、図19に示すように、タッチパッド用電極基板400の上辺部400a及び下辺部400bと凹部108との隙間には透明樹脂401が塗布されている。これにより、電子機器1としたときに、上辺部400a及び下辺部400bにおけるタッチパッド用電極基板400と凹部108との境界が視認し難くなり、ベースシャーシ5全体の透明感を維持することができ、電子機器1の良好なデザイン性を維持することができる。
図21に示すように、タッチパッド用電極基板400は、3枚の透明PET(Polyethylene terephthalate)フィルム402、403及び404が積層した3層構造を有している。上層及び下層にそれぞれ位置する透明PETフィルム402及び404は、それぞれフレキシブル配線基板200が接続される領域に対応した部分に切欠402a、404aを有している。中層に位置する透明PETフィルム403には切欠は設けられておらず、3層を積層した状態では透明PETフィルム403の切欠部402a及び404aに対応する領域は露出した状態となっており、この領域がフレキシブル配線基板200が接着されるフレキシブル配線基板接着領域403aとなる。中層に位置する透明PETフィルム403は、互いに対向する上面403bと下面403cを有している。本実施形態では、ベースシャーシ5に操作ボタンの白枠及び印を印刷したが、タッチパッド用電極基板400を構成するいずれかの透明PETフィルムに印刷してもよい。
図20及び図21に示すように、中層の透明PETフィルム403の下面403c側には、各操作ボタン410〜419を構成する円形状の透明電極430〜439と、各透明電極430〜439に接続する第1の配線460〜469と、グランド電極420と、各第1の配線470〜479及びグランド電極420と電気的に接続するパッド部460と、グランド電極420及び透明電極430〜439とこれらそれぞれに対応するパッド部460とを電気的に接続する第2の配線としての引出配線440〜450とが設けられている。
複数の操作ボタン410〜419は、それぞれ等長で透明の第1の配線470〜479により第2の領域500に引き込まれている。各第1の配線470〜479は、これら第1の配線470〜479に対応し、かつ、第1の配線470〜479よりも導電率の高い引出配線440〜450に接続されている。引出配線440〜450は、第2の領域500に設けられている。尚、図20及び図21において、中層の透明PETフィルム403に形成される透明電極や配線などは透明PETフィルム403の上面403bではなく下面側403cに形成されているが、図面ではこれら透明電極や配線などの配置をわかりやすく説明するために実線で図示している。
透明電極430〜439、第1の配線470〜479及びグランド電極420はITO(Indium Tin Oxide)からなる透明導電材料で形成されており、引出配線440〜450及びパッド部460はITOよりも導電率の高い、例えば銀で形成されている。
パッド部460は、フレキシブル配線基板接着領域403aの部分が下層の透明PETフィルム404の切欠404aにより露出した状態となっている。引出配線440〜450は、第2の領域500において1つのポイントとしてのフレキシブル配線基板接着領域403aに集約されている。
グランド電極420は、透明電極430〜439及び第1の配線470〜479と電気的に分離された状態で、透明電極430〜439及び第1の配線407〜479の外側の領域を囲むように形成されている。
第2の領域500に隣り合う第3の領域503に形成される透明電極430〜439、第1の配線470〜479及びグランド電極420の一部は、使用者が視認可能な視認領域に位置する。このように、視認領域に設けられる透明電極430〜439、第1の配線470〜479及びグランド電極420に透明材料を用いることにより、電子機器1の状態で透明電極430〜439、第1の配線470〜479及びグランド電極420の視認が困難となり、ベースシャーシ5全体の透明感を維持することができ、電子機器1の良好なデザイン性を維持することができる。
これに対し、第2の領域500に銀で形成される引出配線440〜450及びパッド部460は、電子機器1としたときに表示ユニット6のフロントパネル22によって遮蔽され、使用者が視認不可能な非視認領域に位置する。ITOといった透明電極よりも導電率の高い銀や銅などは有色なため、このような銀や銅を引出配線として用いる場合、表示ユニットを引出配線を覆うように表示ユニットと引出配線とを平面的に重なり合って配置することにより、引出配線は表示ユニットにより遮蔽され視認不可能となる。これにより、ベースシャーシ5の視認できる領域での透明感を維持することができる。
第1の配線470〜479は、等長かつ短く形成されている。このように、第1の配線470〜479を等長かつ短く形成することにより、各操作ボタン間における応答速度を同じくすることができ、また、応答性を良好なものとすることができる。従って、応答精度が安定し、操作性を良好なものとすることができる。
パッド部460及び引出配線440〜450は、視認領域である第3の領域503に形成される透明電極430〜439等よりも導電率の高い銀で形成している。このように引出配線440〜450を導電率の高い銀で形成することにより、操作ボタン410〜419が押圧されてから操作ボタンが押されたものと処理されるまでの応答時間をITOを用いた場合と比較して短くすることができ、操作応答性が良好となる。また各引出配線440〜450の配線長の違いによる信号遅延のばらつきの影響をITOよりも小さくすることができる。従って、操作ボタン410〜419が押圧されてから操作ボタンが押されたものと処理されるまでの応答時間を操作ボタン410〜419間でほぼ同じくすることができ、操作性が良好となる。尚、本実施形態においては銀を用いたが、これに限られるものではなく、銅等を用いてもよい。
このように本実施形態においては、視認領域に形成される電極等に透明材料を用い、視認領域に形成される第1の配線を等長かつ短くし、非視認領域に形成される第2の配線(引出配線)に視認領域の電極に用いられる材料よりも高い導電率の材料を用いるので、ベースシャーシ5の透明感を維持し、電子機器1のデザイン性を良好なものとしつつ、操作ボタンの操作特性を良好なものとすることができる。
上述したように、操作ボタン410〜419では、指等の被検知物体が接触した時の静電容量の変化を利用して操作ボタンの入力の有無が検出回路によって検出される。この検出回路は、回路基板300のB面300bに搭載された駆動用IC304に組み込まれている。駆動用IC304と透明電極430〜439及びグランド電極420は、フレキシブル配線基板200を介して電気的に接続される。操作ボタン410〜419を指等によって押圧するに伴い増加する静電容量が駆動用IC304に出力され、駆動用IC304にて静電容量の変化により操作ボタンが押されたか否かが判定される。そして操作ボタンが押されたと判定されると、その信号が駆動用IC304から制御回路基板7に出力され、その信号に基づいて音楽再生用ソフトの立ち上がり等が制御される。また、操作ボタンにおける入力に基づいて回路基板300に搭載されるLEDの点灯等も駆動用IC304によって制御される。
本実施形態においては、ベースシャーシ5に操作ボタンを設けることにより、表示ユニットを備える装置本体部から直接操作を行うことができ、電子機器1の使用形態の選択の幅を広げることができる。例えば、図2に示すような折り畳み可能な電子機器1においては、キーボード3が折り畳まれていてもベースシャーシ5に設けられている操作ボタンから選曲や音量調整等を行うことができる。このようにベースシャーシ5に操作ボタンを設けることにより、キーボード3からの操作だけでなく表示ユニット6に隣接するベースシャーシ5からの操作が可能となり、操作ボタンの直感性を高めることができ、また電子機器1の使用形態の選択の幅を広げることができる。
フレキシブル配線基板200は、回路基板300とパッド部460とを電気的に接続する。図18(c)に示すように、電子機器1の状態で、フレキシブル配線基板200は折り畳まれ、回路基板300はその平面がベースシャーシ5の第1の取付面部5aに対してほぼ垂直の関係で設置される。図17及び図18に示すように、回路基板300は、第1の取付面部5aに対して垂直に突出して設けられた直方体形状の支持用突起105a、105b、105cによって第1の取付面部5aに対してほぼ垂直、言い換えると連結部12とほぼ平行となるように支持される。回路基板300は表示ユニット6とベースシャーシ5の間に位置するように配置される。回路基板300はベースシャーシ5の視認領域と平面的に重ならないように配置されるので、回路基板300の存在によってベースシャーシ5の透明感が損なわれることがない。
図17及び図22に示すように、回路基板300は対向するA面300aとB面300bを有している。回路基板300は、操作ボタン410〜419に対応した10個の孔301を有している。B面300b側には、駆動用IC304と、各孔10に対応して設けられた照光手段としての白色LED(Light Emitting Diode)302が搭載されている。尚、A面300a側から回路基板300を見た場合、実際には白色LED302は孔10のほぼ中央部に位置するように視認できるが、図17においては白色LED302の図示を省略している。図18(b)に示すように、白色LED302が点灯されると、孔301をその光が通過して、対応する操作ボタンをその下側から照光し、操作ボタン付近を照光する。
本実施形態では、操作ボタン410〜419が押圧されたときにだけ白色LEDが点灯するように制御されている。このように押圧されたときに点灯する機能を有するLEDをファンクションLEDと称し、白色LED302はファンクションLEDとして機能する。白色LED302は、点灯時には次第に光がはっきりしていく(フェードイン)ように、消灯時には光が次第にぼんやり消えていく(フェードアウト)ように、制御されている。本実施形態においては、孔301を設け、この孔301を光が通過するように白色LED302を設けているが、孔を設けずA面側300aに白色LED302を設けてもよい。
本実施形態においては、1色のLEDのみを設けたが、2色のLEDを設け、操作状態に応じて照光色を変えることも可能である。以下、図23及び図24を用いて説明する。
図23は2色のLEDを設けた場合の回路基板1300のA面1300a及びB面1300bの概略平面図である。図24は、2色のLEDを用いた場合の操作例を説明する図である。
図23に示すように、回路基板1300は操作ボタンに対応した孔1301を有している。図23(a)に示すように、回路基板1300のB面1300b側には孔1301に対応して第1色の照光手段としての白色LED1302及び駆動用IC1304が設けられている。他方、図23(b)に示すように、回路基板1300のA面100a側には各青色LED1301に隣り合うように第2色の照光手段としての青色LED1303が設けられている。すなわち、各操作ボタン毎に白色LED1302及び青色LED1303が1つづつ対応して設けられている。
2色のLEDを用いる場合、操作状態に応じて操作ボタンの照光色を分けて表示することができる。例えば、操作ボタンを押圧した時だけ点灯するファンクションLEDの機能を第1色の照光手段としての青色LED1303に持たせ、操作できる操作ボタンだけを点灯するバックライトLEDの機能を第2色の照光手段としての白色LED1302に持たせることができる。ここでは、操作できる操作ボタンだけを点灯するLEDをバックライトLEDと称している。例えば図24(a)に示すように、音楽用ディスクが未挿入の状態では、イジェクトボタン419は操作できる状態ではないため、未点灯の状態となる。図24(b)に示すように、ディスクが挿入されると、このイジェクトボタン419は操作可能となるため、白色LED1301が点灯してイジェクトボタン419が白色に照光される。すなわち、イジェクトボタン419が白色に点灯していればディスクが挿入状態、未点灯の状態ではディスクが未挿入状態であることが視認できる。図24(c)に示すように、ディスクが挿入されている状態でイジェクトボタン419が押圧されると、青色LED1303が点灯してイジェクトボタン419は青色に照光される。このように操作状態に応じて操作ボタンの照光色を分けて表示することにより、操作性が向上する。
また、本実施形態においては、光を反射するアルミニウムからなる保持部材32´をベースシャーシ5の外周縁に取り付けているので、LED302、1301、1302からの光が保持部材32´に反射し、保持部材32´を設けない場合と比較して、操作ボタンを照光する光の明るさを高めることができる。
また、図25に示すように、LEDから発せられる光が照光領域に向かう途中に通る連結部12の表面115、116及び保持部材32´が嵌合する溝状の凹部113の表面113aに、光拡散処理としてのシボ加工を施して光を拡散させて、操作ボタンを照光する光の明るさを高めてもよい。シボ加工を行う領域は操作ボタンに対応する領域に例えば行う。シボ加工による表面粗さは例えば100μm程度である。
また、光を拡散する拡散部材114を操作ボタンの操作面と反対の面に塗布することにより、照光の明るさを高めることもできる。
上述の実施形態においては、図26(a)に示すように、操作ボタン500は操作面を一点501で押圧されて操作される、言い換えると0次元(0D)的に操作されている。これに対し、図26(b)に示すように、操作ボタン510の操作面を線511の方向に沿って指などを接触した状態で移動させる、言い換えると1次元(1D)的に操作するようにしてもよい。これは、例えば音楽の音量調整の操作ボタンなどに適用でき、音量を上げるときは操作面に指を接触した状態で下から上に向かって移動させ、音量を下げるときには操作面に指を接触した状態で上から下に向かって移動させればよい。また、図26(c)に示すように、操作ボタン512の操作面を互いに直交する2つの線512及び513の方向に沿って指などを接触した状態で移動させる、言い換えると2次元(2D)的に操作するようにしてもよい。これは、例えば音楽の選曲などに適用できる。例えば表示パネルにn列m行で複数の曲名が表示され、選曲した曲目の色を変えることによって選曲表示をする場合、行方向に選曲表示を移動する場合には線512に沿って操作面に指を接触した状態で移動させ、列方向に選曲表示を移動する場合には線513に沿って操作面に指を接触した状態で移動させればよい。
リアカバー8のスタンド支持部29にはスタンド4が回動機構39によって回動自在に支持される(図1乃至図4参照)。これにより例えば未使用時には、スタンド4を畳んで持ち運び等の利便性の向上を図ることができる。
使用者101が電子機器1を使用する際の標準的な使用状態は、一般に、図27に示すように、椅子102の高さが40cm、机103の高さが70cm、使用者101の床104からの目の高さが120cmとされる。
机102上に載置された電子機器1は、表示パネルの表示面が垂直方向に対して25°の角度で傾斜され、使用者101は表示パネルの表示面を85°の角度から視認している。
図1〜図4に示すように、フロンパネル22にはカメラ用孔22bが設けられ、カメラ用孔22bにはカメラ60が配置されている。カメラは、例えばテレビ電話用である。
〔表示及び操作の制御方法について〕
図2に示した電子機器1Aにおける表示及び操作を詳細に説明する。
図38はパーソナルコンピュータである電子機器1Aの概略構成を示すブロックである。
図38に示すように、電子機器1Aは、機器全体を制御する制御部701と、制御に必要なプログラムや作業領域としての記憶部702と、表示パネル21の表示を制御する表示制御部703と、操作ボタン410〜419を含む入力部704と、キーボード3の開閉(折り畳みの動作)を検出する検出部705とを備える。なお、検出部705としては、例えばキーボード3が折り畳まれたときにキーボード3が接触してオンとなるスイッチを装置本体2に設けてもよいし、非接触型のスイッチを設けても勿論よいし、キーボード3側にこのようなスイッチを設けてもよいし、更に別の手段を用いても勿論構わない。
以下の説明において各用語の意味は以下の通りである。
「ハーフスキン」とは、キーボード3が折り畳まれたときに表示パネル21に表示される画面のことである。「ハーフスキン」のモードにおいては、キーボード3が折り畳まれて隠れた領域には画面は表示されず、残りの、つまり上部の領域に画面が表示される。
「全画面」とは、表示パネル21に表示される通常の画面であり、そこには例えばウィンドウズ(登録商標)(登録商標)などのOS(オペレーティングシステム)画面が表示される。
「ミニプレーヤー」とは、電子機器1Aにおいて音楽等を再生するためのプログラムの一つである。このプログラムは、例えばウィンドウズ(登録商標)(登録商標)などのOS上で動作する。
「クリアタッチボタン」とは、操作ボタン410〜419のことである。「クリアタッチボタン」の「No.1」が操作ボタン410に対応し、「クリアタッチボタン」の「No.2」が操作ボタン411に対応し、以下、この順番で対応している。
(全画面表示とハーフスキン表示との切り替え動作)
図39は全画面表示とハーフスキン表示との切り替え動作を示すフローチャートである。
制御部701では、検出部701を介してキーボード3の開閉を監視している。すなわち、Nmsecごとに監視動作をスタートさせ、検出部(センサ)705の変化を確認している(ステップ3901〜3904)。制御部701は、検出部705で変化が確認されると、変化があったことをOSに対して通知し、OSではGUI切り替え処理が開始される(ステップ3905)。
GUI切り替え処理では、まずモードが確認される(ステップ3906)。つまり、キーボード3が閉じられたのか、キーボード3が開かれたのかが確認される。キーボード3が閉じられた場合にはそれまでの全画面表示からハーフスキン表示に切り替えられ(ステップ3907)、キーボード3が開かれた場合にはそれまでのハーフスキン表示から全画面表示に切り替えられる(ステップ3908)。
(全画面表示からハーフスキン表示への切り替え)
図40は全画面表示からハーフスキン表示に替えられたときの動作を示すフローチャートである。
全画面表示からハーフスキン表示に替えられると(ステップ4001)、全画面表示のときにミニプレーヤーまたは他の音楽再生プログラムが起動されていたかを判断する(ステップ4002)。
全画面表示のときにミニプレーヤーまたは他の音楽再生プログラムが起動されていないときには、日付・時刻画面(図41参照)を表示する(ステップ4003)。
全画面表示のときにミニプレーヤーまたは他の音楽再生プログラムが起動されていたときには、ミニプレーヤーまたは他の音楽再生プログラムに対応する音楽再生画面(図42〜図44参照)を表示する(ステップ4004)。全画面表示のときにミニプレーヤーまたは他の音楽再生プログラムにより音楽が再生されていたら、ハーフスキン表示に替えられたときにもそのまま音楽の再生が継続される。また、全画面表示のときにミニプレーヤーの他にアプリケーションプログラムが起動されていた場合であっても表示及び再生は上記の通りである。ここで、図42は「CD再生画面」、図43は「アルバム再生画面」、図44は「おまかせチャンネル再生画面」を示している。これらの画面はいずれも全画面表示のときのミニプレーヤーの再生モードに依存している。「おまかせチャンネル再生画面」とは、例えば装置側が音楽の周波数解析になどにより所定の分類を行ってある種の属性を定め、属性毎にチャンネルを割り当てた再生画面のことである。
(ハーフスキン表示から全画面表示への切り替え)
図45はハーフスキン表示から全画面表示への切り替えられたときの動作を示すフローチャートである。
ハーフスキン表示から全画面表示へ切り替えられると(ステップ4501)、ハーフスキン表示のときにミニプレーヤーまたは他の音楽再生プログラムが起動されていたかを判断する(ステップ4502)。
ハーフスキン表示のときにミニプレーヤーまたは他の音楽再生プログラムが起動されていたときにはハーフスキン表示に切り替えられる前の全画面表示のときにミニプレーヤーまたは他の音楽再生プログラムが起動されていたかを判断する(ステップ4503)。
ハーフスキン表示に切り替えられる前の全画面表示のときにミニプレーヤーまたは他の音楽再生プログラムが起動されていたときにはウィンドウ画面にミニプレーヤーなどの画面(図46〜図49参照)を表示し(ステップ4504)、起動されていなかったときにはタスクバーにミニプレーヤーなどのバーを表示する(ステップ4505)。ハーフスキン表示のときにミニプレーヤーまたは他の音楽再生プログラムにより音楽が再生されていたら、全画面表示に替えられたときにもそのまま音楽の再生が継続される。
ステップ4502において、ハーフスキン表示のときにミニプレーヤーまたは他の音楽再生プログラムが起動されていないときには、ミニプレーヤーまたは他の音楽再生プログラムが表示されていない通常のOS画面に戻る(ステップ4506)。
ここで、図46はミニプレーヤーが最小化の状態を示している。図47はミニプレーヤーがOS画面でリスト表示なしの状態を示している。図48はミニプレーヤーがOS画面でリスト表示ありの状態を示している。図49はミニプレーヤーリスト表示なしで他のアプリケーションよりも最前面に表示された状態を示しており、この実施形態においてはハーフスキン表示の前の全画面表示において他のアプリケーションが最前面に表示されていたとしてもミニプレーヤーリスト表示なしが最前面に表示される。これにより、音楽操作がより直接的に行うことができる。なお、ミニプレーヤーリスト表示ありの場合においてもこれと同様である。但し、ハーフスキン表示の前の全画面表示においてミニプレーヤーとオプション画面またはヘルプ画面とが表示されていた場合には、オプション画面またはヘルプ画面が最前面に表示される。オプション画面またはヘルプ画面の方がミニプレーヤーに比べてユーザーにとって優先度が高い場合が多いからである。
(クリアタッチボタンの割り当て)
ハーフスキン表示及び全画面表示において、クリアタッチボタンはそれぞれ以下のように割り当てられている。
・ハーフスキン表示の場合
No.1:メニュー画面の表示 / 非表示が選択できる。
No.2:メニュー画面で上に進む。長押しは加速移動する。
No.3:メニュー画面で下に進む。長押しは加速移動する。
No.4:メニュー画面で決定する。
No.5:音量を5%上げる。ミュート機能がONの場合、ミュート解除する。
No.6:音量を5%下げる。ミュート機能がONの場合、ミュート解除する。
No.7:曲の再生/一時停止を行う。
No.8:再生中の曲を頭出しします。すばやく続けて2回クリックすると、前の曲に戻る。
No.9:次の曲に進む。
No.10:CDが入っている場合イジェクトする。
・全画面表示の場合
No.1:ミニプレーヤーをメイン画面(リスト表示あり)で起動する。
No.2:リストで上に進む。
No.3:リストで下に進む。
No.4:メニュー画面で決定する。
No.5:音量を5%上げる。ミュート機能がONの場合、ミュート解除する。
No.6:音量を5%下げる。ミュート機能がONの場合、ミュート解除する。
No.7:曲の再生/一時停止を行う。
No.8:再生中の曲を頭出しする。すばやく続けて2回クリックすると、前の曲に戻る。No.9:次の曲に進む。
No.10:CDが入っている場合イジェクトする。
・クリアタッチボタンの操作による動作
以下、上記のクリアタッチボタンが操作されたときの制御部側の動作を説明する。
図50はクリアタッチボタンNo.1(ミュージックボタン)が押下されたときの動作を示すフローチャートである。
ミュージックボタンが押下されると(ステップ5001)、まずモードが確認される(ステップ5002)。つまり、キーボード3が閉じられているのか、キーボード3が開かれているのかが確認される。
キーボード3が閉じられた場合にはハーフスキン表示の状態がメニュー画面を表示していたか表示していなかったかが判断される(ステップ5003)。メニュー画面を表示していたときにはメニュー画面の表示を消し(ステップ5004)、メニュー画面を表示していなかったときにはメニュー画面を表示する(ステップ5005)。
キーボード3が開かれた場合にはミニプレーヤーが起動されていたか起動されていなかったかが判断される(ステップ5006)。ミニプレーヤーが起動されていないときにはミニプレーヤーを起動する(ステップ5007)。
なお、メニュー画面については後述する。
図51はクリアタッチボタンNo.2及びNo.3(上下ボタン)が押下されたときの動作を示すフローチャートである。
上下ボタンが押下されると(ステップ5101)、まずモードが確認される(ステップ5102)。つまり、キーボード3が閉じられたのか、キーボード3が開かれたのかが確認される。
キーボード3が閉じられた場合にはハーフスキン表示の状態がメニュー画面を表示していたか表示していなかったかが判断される(ステップ5103)。
メニュー画面を表示していたときにはメニュー画面でカーソルを上または下に1個移動させる(ステップ5104)。
Nmsec待って(ステップ5105)、まだボタンが押されているときには(ステップ5106)、カーソルを上または下に加速移動させるとともにスクロールバーを表示する(ステップ5107)。
ステップ5102においてキーボードが開かれていた場合には、ウィンドウズ(登録商標)標準キーボードの、上下矢印キーのキーコードをOSに処理を渡す(ステップ5108)。即ちOSは通常の上下矢印キーが押されたの同様の動作をする。
図52はクリアタッチボタンNo.4(OKボタン)が押下されたときの動作を示すフローチャートである。
OKボタンが押下されると(ステップ5201)、まずモードが確認される(ステップ5202)。つまり、キーボード3が閉じられたのか、キーボード3が開かれたのかが確認される。
キーボード3が閉じられた場合にはハーフスキン表示のGUI状態においてOKボタンが有効なオブジェクト(項目)を選択しているか、無効な選択であるかが判断される(ステップ5203)。有効なオブジェクトを選択しているときにはその項目を選択し、決定する(ステップ5204)。
ステップ5202においてキーボード3が開かれていた場合には、ウィンドウズ(登録商標)標準キーボードの、EnterキーのキーコードをOSに処理を渡す(ステップ5205)。即ちOSは通常のEnterキーが押されたの同様の動作をする。
図53はクリアタッチボタンNo.5及びNo.6(音量ボタン)が押下されたときの動作を示すフローチャートである。
音量ボタンが押下されると(ステップ5301)、まずモードが確認される(ステップ5302)。つまり、キーボード3が閉じられたのか、キーボード3が開かれたのかが確認される。
キーボード3が閉じられた場合には音量を1レベル変更し(上げるか、下げるかいずれか)、音量の変更を示すアイコンを例えば3秒間OSD(オンスクリーンディスプレイ)表示する(ステップ5303)。
Nmsec待って(ステップ5304)、まだボタンが押されているときには(ステップ5305)、音量を連続的に変更する(ステップ5306)。
ステップ5302においてキーボード3が開かれていた場合には、OSに処理を渡す(ステップ5307)。
図54はクリアタッチボタンNo.7、No.8及びNo.9(走行ボタン)が押下されたときの動作を示すフローチャートである。
走行ボタンが押下されると(ステップ5401)、まずモードが確認される(ステップ5402)。つまり、キーボード3が閉じられたのか、キーボード3が開かれたのかが確認される。
キーボード3が閉じられた場合には、まず他のアプリケーション(ミニプレーヤー以外)のモードに設定されているかどうかを判断し(ステップ5403)、他のアプリケーションに設定されている場合には設定せれているアプリケーションにそのボタンに対応するキーコードを送信する(ステップ5405)。
他のアプリケーションに設定されていない場合には、ハーフスキン表示のGUI状態において再生画面となっているか、それ以外かが判断され(ステップ5406)、再生画面となっている場合にはそのボタンに対応する走行操作を実行する(ステップ5406)。
ステップ5402においてキーボード3が開かれていた場合には、ミニプレーヤーが起動状態にあるかどうかを判断し(ステップ5407)、起動中の場合にはそのボタンに対応する走行操作を実行し(ステップ5408)、起動中でない場合には、ウィンドウズ(登録商標)標準キーボードの、走行操作キーのキーコードをOSに処理を渡す(ステップ5409)。即ちOSは通常の走行操作キーが押されたの同様の動作をする。
図55はクリアタッチボタンNo.10(イジェクトボタン)が押下されたときの動作を示すフローチャートである。
イジェクトボタンが押下されると(ステップ5501)、まずモードが確認される(ステップ5502)。つまり、キーボード3が閉じられたのか、キーボード3が開かれたのかが確認される。
キーボード3が閉じられた場合には、イジェクトを実行し、イジェクトを示すアイコンを例えば3秒間OSD(オンスクリーンディスプレイ)表示する(ステップ5503)。
キーボード3が開いている場合にも、イジェクトを実行し、イジェクトを示すアイコンを例えば3秒間OSD(オンスクリーンディスプレイ)表示する(ステップ5504)。
(メニュー画面)
図56はハーフスキン表示における上記のメニュー画面を示す図である。
図56に示すメニュー画面は、上記のようにミュージックボタンが押されたときに表示される。
メニューの項目の並びは例えば以下の通りである。
(1)「CD」
(2)アルバム+右三角マーク
(3)おまかせチャンネル
(4)最近聞いたアルバム
最近聞いたアルバム名1(一番最近聞いたアルバム名)
最近聞いたアルバム名2
最近聞いたアルバム名3
最近聞いたアルバム名4
最近聞いたアルバム名5
(5)最近追加したアルバム
最近追加したアルバム名1(一番最近追加したアルバム名)
最近追加したアルバム名2
最近追加したアルバム名3
(6)設定
再生モード 通常再生/リピート/1曲リピート/シャッフル/無効 右三角マーク
サビ再生 ON/OFF/無効
スリープタイマー Off/設定時刻 右三角マーク
めざましタイマー Off/設定時刻 右三角マーク
背景選択 右三角マーク
ここで、メニュー画面におけるフォーカスF(カーソルの位置)は、ほぼ中央をフォーカスするセンターフォーカスとされ、最大表示項目数はここでは6個であり、それを超えると項目がループして表示されるようになっている。
なお、このメニュー画面において、画面に項目が収まらない場合には、右側にスクロールバーが表示されるようになっている。これにより、ユーザーは、項目の数が増えた場合に全体の項目の数及び位置を容易に把握することができる。
図56においてメニュー画面の表示部分を含むハーフスキン表示領域に対応するように、操作ボタン410〜419のうちメニュー画面の操作に必要な操作ボタン410〜413が位置している。(上記の「クリアタッチボタンの割り当て」における「ハーフスキン表示の場合」参照)すなわち、図56のハーフスキン表示領域の右側にメニュー画面の操作に必要な操作ボタン410〜413が位置し、それ以外の操作ボタン414〜419は折り畳まれたキーボード3の右側に位置するようになっている。これにより、ユーザーはメニュー画面が表示されているときにメニュー画面の操作に必要な操作ボタン410〜413を直感的に把握することでき、操作性が向上する。
(配線の引き回し方法〕
本実施形態に係るパーソナルコンピュータにおいては、既に説明した通り音楽等の再生が非常に重要な機能となってきている。そうなると、スピーカー26の音響性能をより向上させるためにスピーカー26をできるだけ大きくしたい。図57はかかる課題に対処したスピーカー26の配置方法である。
図57に示すように、ベースシャーシ5のほぼ中央に矩形の表示パネル21が配置されている。表示パネル21の左右側には、それぞれベースシャーシ5の外周部10との間に30〜50mm程度の隙間が設けられている。この隙間の上部(全体の60〜80%程度の領域)にそれぞれ細長なスピーカー26、26が配置される。右側のスピーカー26の下部の残りの領域にはUSBインタフェース用の基板801が配置される。このインタフェース用の基板右端部には図示を省略したUSBポートが例えば2個設けられている。このUSBポートはベースシャーシ5の右側側面に露出している。USBインタフェース用の基板801は、タッチパッド用電極基板400に接続された回路基板300からの配線も引き回されている。つまり、USBインタフェース用の基板801は、USBインタフェース用としてだけではなくタッチパッドの配線用の基板としても用いられている。USBインタフェース用の基板801は、表示パネル21の背面側に配置された制御回路基板7と接続される。タッチパッドの入力信号がタッチパッド用電極基板400及びUSBインタフェース用の基板801を介して制御回路基板7に伝達される。
本実施形態では、タッチパッド用電極基板400を右端面に配置したため、その配線をそのまま制御回路基板7に接続させようとすると、スピーカー26を配置するための領域が小さくなるが、USBインタフェース用の基板801を介して制御回路基板7に接続させように構成したので、その分スピーカー26を配置するための領域が大きくなり、音響性能が向上する。
尚、上記に示した前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本発明の適用においては、これらの方向に限定されることはない。
上述の実施形態においては、スピーカー26、26は視認できない位置に設けられていたが、図28に示す電子機器としてのテレビ1001のように、ベースシャーシ1005を挟み込むように一対のスピーカー2000を設けてもよい。この場合、装置本体とスピーカー2000とを電気的に接続する配線1030を透明材料で形成することにより、ベースシャーシ5全体の透明感を維持することができ、電子機器1の良好なデザイン性を維持することができる。図28に示すように、テレビ1001において、ベースシャーシ1005は表示パネル1021及びフロントパネル1022を有する表示ユニット1006を取り囲むように位置している。操作ボタン1400に対応する電極は上述の実施形態と同様に視認領域では透明の電極を用いている。
上記した最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
本発明の最良の形態を示す電子機器の斜視図である。 他のタイプの電子機器の斜視図である。 図1及び図2に示す電子機器の概略分解斜視図である。 図3とは反対側から見た状態で示す電子機器の概略分解斜視図である。 ベースシャーシ概略拡大断面図である。 ベースシャーシに保持部材を取り付ける様子を示す部分概略斜視図である。 ベースシャーシ及びこれに取り付けられる保持部材の正面図である。 素子搭載用基板及び半導体発光素子等とともに示す図7のVIII−VIII線に沿う拡大断面図である。 図7のIX−IX線に沿う拡大断面図である。 半導体発光素子と蓄光ランプ部、反射ランプ部との位置関係を示す拡大正面図である。 素子搭載用基板及び半導体発光素子等とともに示す図7のXI−XI線に沿う拡大断面図である。 反射ランプ部で反射された光の出射方向を示す拡大断面図である。 ベースシャーシの下端部、保持部材及び載置用パッドを示す拡大分解斜視図である。 載置用パッドが保持部材に取り付けられる前の状態を示す拡大断面図である。 載置用パッドが保持部材に取り付けられる途中の状態を示す拡大断面図である。 載置用パッドが保持部材に取り付けられた状態を示す拡大断面図である。 ベースシャーシの操作ボタンが設けられたタッチパッド用電極基板付近の部分平面図であり、回路基板の構造及びフレキシブル配線基板の形状をわかりやすく説明するために、フレキシブル配線基板を伸ばした状態を図示している。 (a)は図17のXVIIIA−XVIIIA線に沿う概略拡大断面図、(b)は図17のXVIIIB−XVIIIB線に沿う概略拡大断面図、(c)は図17のXVIIIC−XVIIIC線に沿う概略拡大断面図であり、いずれもフレキシブル配線基板を折畳んだ状態を図示している。 図17のXIX−XIX線に沿う概略断面図である。 タッチパッド用電極基板の配線状態を示す概略平面図である。 タッチパッド用電極基板の分解斜視図である。 フレキシブル配線基板及び回路基板のB面側の平面図である。 回路基板の変形例を示す平面図であって、(a)はB面側、(b)はA面側の図である。 変形例における操作ボタンの動作状態を示す平面図である。 他の変形例におけるベースシャーシの部分拡大斜視図である。 更に他の変形例における操作ボタンの各種操作形態を説明するための図である。 使用者が電子機器を使用する際の標準的な使用状態と基準状態におけるカメラユニットの撮影用レンズの光軸方向を示す概念図である。 更に他の変形例における電子機器の概略平面図である。 本実施形態に係るベースシャーシ及び保持部材の分解斜視図である。 共振防止用の凸部を示す斜視図である。 ベースシャーシの外周部の下部外周縁の分解斜視図である。 図29に示した連結空間(上部)の拡大分解斜視図である。 図29に示した連結空間(下部)の拡大分解斜視図である。 (a)は図29に示した上側保持部材と左側保持部材とを示す拡大分解斜視図、(b)はその上側保持部材の底面図である。 図29に示した左側保持部材の右側面図である。 (a)は図29に示した下側保持部材と左側保持部材とを示す拡大分解斜視図、(b)はその下側保持部材の底面図である。 図29に示した連結部材の斜視図である。 本実施形態に係る電子機器の機能構成を示すブロック図である。 キーボードの開閉に対する表示動作を示すフローチャートである。 ハーフスキン表示から全画面表示に切り替えられたときの動作を示すフローチャートである。 ハーフスキン表示における日付・時刻画面を示す図である。 ハーフスキン表示におけるCD再生時の表示画面を示す図である。 ハーフスキン表示におけるアルバム再生時の表示画面を示す図である。 ハーフスキン表示におけるおまかせチャンネル再生時の表示画面を示す図である。 全画面表示からハーフスキン表示に切り替えられたときの動作を示すフローチャートである。 ミニプレーヤーが最小化の状態を示す図である。 ミニプレーヤーがOS画面でリスト表示なしの状態を示す図である。 ミニプレーヤーがOS画面でリスト表示ありの状態を示す図である。 ミニプレーヤーリスト表示なしで他のアプリケーションよりも最前面に表示された状態を示す図である。 ミュージックボタンが押下されたときの動作を示すフローチャートである。 上下ボタンが押下されたときの動作を示すフローチャートである。 OKボタンが押下されたときの動作を示すフローチャートである。 音量ボタンが押下されたときの動作を示すフローチャートである。 走行ボタンが押下されたときの動作を示すフローチャートである。 イジェクトボタンが押下されたときの動作を示すフローチャートである。 メニュー画面を示す図である。 配線の引き回し方法を説明するための図である。
符号の説明
1、1A…パーソナルコンピュータ、 5、1005…ベースシャーシ、 6、1006…表示ユニット、 32、32´…保持部材、 113…凹部、113a…凹部の表面、 114…拡散部材、 115、116…連結部の表面、 300、1300…回路基板、 302…白色LED、 304…駆動用IC、 410〜419、1400…操作ボタン、 430〜439…透明電極、 501…第1の領域、 1001…テレビ、 1302…白色LED、 1303…青色LED

Claims (4)

  1. 表示ユニットと、
    前記表示ユニットを駆動する駆動回路と、
    前記表示ユニットの外周縁の少なくとも一部から張り出す第1の領域を有し、前記第1の領域に前記駆動回路を操作するための操作ボタンが設けられた透明材料からなるベースシャーシと
    を具備し、
    前記操作ボタンは、前記ベースシャーシに配置された透明電極により構成され、
    前記ベースシャーシは、前記表示ユニットと平面的に重なり合う第2の領域を有し、
    前記操作ボタンは、前記ベースシャーシの第1の領域の外周縁に沿って複数設けられ、
    前記複数の操作ボタンは、それぞれ等長で透明の第1の配線により前記第2の領域に引き込まれ、
    それぞれの前記第1の配線は、前記第2の領域に設けられ、各前記第1の配線に対応し、かつ、前記第1の配線よりも導電率の高い第2の配線に接続され、
    各前記第2の配線は、前記第2の領域において少なくとも1つのポイントに集約される
    電子機器。
  2. 請求項記載の電子機器であって、
    前記第1の配線はITO(Indium Tin Oxide)からなり、
    前記第2の配線は銀又は銅からなる
    電子機器。
  3. 請求項記載の電子機器であって、
    前記透明電極の外側の領域は透明のグランド電極により囲まれ、
    前記透明電極と前記グランド電極とによりタッチパッドとして機能する電子機器。
  4. 請求項記載の電子機器であって、
    前記ベースシャーシの外周縁の少なくとも一部を覆うように設けられた不透明材料からなる保持部材を更に具備し、
    前記ベースシャーシは凹部を有し、
    前記透明電極及び前記グランド電極は、前記凹部内に配置され、
    前記グランド電極と前記保持部材とは平面的に重なり合う部分を有する電子機器。
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