JP5087908B2 - ズームレンズ - Google Patents

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本発明は、主にデジタルスチルカメラのようなCCD(charged coupled device)等のイメージセンサを使用した小型の撮像装置に用いられる高性能なズームレンズに関する。
デジタルスチルカメラの撮像装置に用いられるズームレンズというものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平2003−057542号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているズームレンズを超薄型デジタルスチルカメラの撮像装置に用いようとした場合、収納時の全長が長すぎるという問題点があった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、非球面レンズを効果的に配することにより、高解像でかつ歪曲収差が小さく、沈胴収納時もコンパクトなズームレンズを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため請求項1記載の発明に係るズームレンズにあっては、拡大側より順に、第1レンズ群、第2レンズ群及び第3レンズ群から構成され、前記第1レンズ群は負の屈折力を有し、縮小側を凹面とした負の屈折力を有する負レンズである第1レンズ、拡大側が凸面のメニスカス形状で正の屈折力を有する正レンズである第2レンズを配して構成され、前記第2レンズ群は正の屈折力を有し、拡大側を凸面とした正レンズである第3レンズ、1面以上の非球面を持つ第4レンズ、及び縮小側を凸面とした正レンズである第5レンズ、前記第5レンズと接合状態で使用される負レンズの第6レンズを配して構成され、前記第3レンズ群は正レンズである第7レンズを配して構成され、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群の位置を移動することにより変倍を成しているズームレンズにおいて、レンズ全系の光軸方向の寸法に関して下記条件式(1)、(2)及び(3)を満足し、前記第1レンズ及び第2レンズの材質に関し条件式(6)を満足し、前記第4レンズのパワーに関して下記条件式(8)を満足していることを特徴とする。
(1) −0.6<fW /fI <−0.3
(2) 0.5<fW /fII <0.7
(3) (LI +LII )/fW <1.9
(6) 28.86≦ν1 −ν2
(8) |f W /f 4 |<0.2
ただし、
W : 広角端におけるレンズ全系の合成焦点距離
I : 第1レンズ群の合成焦点距離
II : 第2レンズ群の合成焦点距離
I : 第1レンズ群の全長
II : 第2レンズ群の全長
ν1 : 第1レンズのアッベ数
ν2 : 第2レンズのアッベ数
4 : 第4レンズの焦点距離
条件式(1)、(2)は、適切な群パワーで小型化と性能の両立できる各群のパワー配分を規定するものである。条件式(1)は、上限を越えると大型化してしまう。下限を越えるとパワー過大となり性能が低下する。条件式(2)は、上限を越えるとパワー過大となり性能が低下する。下限を越えると大型化してしまう。
条件式(3)は、収納時における組レンズ全長に関するものである。上限を越えると収納時の十分な小型化が困難となる。
条件式(6)は、色収差補正に関するものである。下限を越えると第1レンズによる色収差が補正しきれず、第1レンズ群内での補正が困難になる。
条件式(8)は、第4レンズのパワーに関するものである。特に第4レンズを樹脂で構成する場合、範囲を越えると非球面製造誤差や温度変化に因る性能に与える影響が大きくなる。
また、請求項2記載の発明に係るズームレンズにあっては、前記請求項1に記載のズームレンズにおいて、前記第1レンズ群を構成する前記第1レンズのパワーに関して下記条件式(4)を満足し、前記第1レンズの縮小側の面の形状に関して下記条件式(5)を満足し、前記第1レンズ材質に関し下記条件式()を満足し、前記第1レンズの縮小側の面の形状が非球面であることが好ましい。
(4) −0.9<fW /f1 <−0.5
(5) 0.8<fW /R3 <1.2
) 1.65<n1
ただし、
1 : 第1レンズの焦点距離
3 : 第1レンズの縮小側の面の曲率半径
1 : 第1レンズのd線における屈折率
条件式(4)は、負の屈折力を有する第1レンズ群へのパワーの適切な配分に関するものである。光学系全体の大きさと諸収差を適正に補正するための条件のバランスとなる。下限を越えると、第2レンズ群との空気間隔を大きくとらねばならず、光学系全体の大きさが大型化する事となりコンパクトなデジタルスチルカメラの用途に適さない。逆に上限を越えると、第1レンズ群の負のパワーが大きいことになり、これに伴い第2レンズ群の正のパワーを強めなければならず諸収差のバランスを取るのが困難となり性能が低下する。
条件式(5)は、曲率の大きい凹面である前記第1レンズの縮小側面の形状に関する条件式である。条件式(5)の範囲で曲率を与える事によって、入射瞳に対して同心的形状とすることにより諸収差の発生を基本的に小さくしている。上限を越えると、前記第1レンズの縮小側面の曲率半径が小さくなり加工が困難となると共に、負のパワーが過大になりすぎ、ペッツバール和が過小となってしまう。逆に下限を越えると、加工上は有利となるが、同心性が悪化し、歪曲収差や球面収差、コマ収差の補正が困難となる。
条件式()は、像面湾曲補正、コマ収差補正に関するものである。下限を越えるとペッツバール和が大きくなってしまい、像面湾曲、コマ収差が補正しきれなくなってしまう。
また、請求項3記載の発明に係るズームレンズにあっては、拡大側より順に、第1レンズ群、第2レンズ群及び第3レンズ群から構成され、前記第1レンズ群は負の屈折力を有し、縮小側を凹面とした負の屈折力を有する負レンズである第1レンズ、拡大側が凸面のメニスカス形状で正の屈折力を有する正レンズである第2レンズを配して構成され、前記第2レンズ群は正の屈折力を有し、拡大側を凸面とした正レンズである第3レンズ、1面以上の非球面を持つ第4レンズ、及び縮小側を凸面とした正レンズである第5レンズ、前記第5レンズと接合状態で使用される負レンズの第6レンズを配して構成され、前記第3レンズ群は正レンズである第7レンズを配して構成され、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群の位置を移動することにより変倍を成しているズームレンズにおいて、レンズ全系の光軸方向の寸法に関して下記条件式(1)、(2)及び(3)を満足し、前記第4レンズのパワーに関して下記条件式(8)を満足し、前記第3レンズ及び前記第5レンズの形状に関して下記条件式(13)を満足していることを特徴とする。
(1) −0.6<fW /fI <−0.3
(2) 0.5<fW /fII <0.7
(3) (LI +LII )/fW <1.9
(8) |f W /f 4 |<0.2
(13) 0.7<R6 /R12 <1.0
ただし、
W : 広角端におけるレンズ全系の合成焦点距離
I : 第1レンズ群の合成焦点距離
II : 第2レンズ群の合成焦点距離
I : 第1レンズ群の全長
II : 第2レンズ群の全長
6 : 第3レンズの拡大側の面の曲率半径
12 : 第6レンズの縮小側の面の曲率半径
4 : 第4レンズの焦点距離
また、請求項4記載の発明に係るズームレンズにあっては、拡大側より順に、第1レンズ群、第2レンズ群及び第3レンズ群から構成され、前記第1レンズ群は負の屈折力を有し、縮小側を凹面とした負の屈折力を有する負レンズである第1レンズ、拡大側が凸面のメニスカス形状で正の屈折力を有する正レンズである第2レンズを配して構成され、前記第2レンズ群は正の屈折力を有し、拡大側を凸面とした正レンズである第3レンズ、1面以上の非球面を持つ第4レンズ、及び縮小側を凸面とした正レンズである第5レンズ、前記第5レンズと接合状態で使用される負レンズの第6レンズを配して構成され、前記第3レンズ群は正レンズである第7レンズを配して構成され、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群の位置を移動することにより変倍を成しているズームレンズにおいて、レンズ全系の光軸方向の寸法に関して下記条件式(1)、(2)及び(3)を満足し、前記第4レンズのパワーに関して下記条件式(8)を満足し、前記第3レンズの材質に関して下記条件式(12)を満足していることを特徴とするズームレンズ。
(1) −0.6<fW /fI <−0.3
(2) 0.5<fW /fII <0.7
(3) (LI +LII )/fW <1.9
(8) |f W /f 4 |<0.2
(12) 81.55≦ν3
ただし、
W : 広角端におけるレンズ全系の合成焦点距離
I : 第1レンズ群の合成焦点距離
II : 第2レンズ群の合成焦点距離
I : 第1レンズ群の全長
II : 第2レンズ群の全長
ν3 : 第3レンズのアッベ数
4 : 第4レンズの焦点距離
また、請求項5記載の発明に係るズームレンズにあっては、拡大側より順に、第1レンズ群、第2レンズ群及び第3レンズ群から構成され、前記第1レンズ群は負の屈折力を有し、縮小側を凹面とした負の屈折力を有する負レンズである第1レンズ、拡大側が凸面のメニスカス形状で正の屈折力を有する正レンズである第2レンズを配して構成され、前記第2レンズ群は正の屈折力を有し、拡大側を凸面とした正レンズである第3レンズ、1面以上の非球面を持つ第4レンズ、及び縮小側を凸面とした正レンズである第5レンズ、前記第5レンズと接合状態で使用される負レンズの第6レンズを配して構成され、前記第3レンズ群は正レンズである第7レンズを配して構成され、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群の位置を移動することにより変倍を成しているズームレンズにおいて、レンズ全系の光軸方向の寸法に関して下記条件式(1)、(2)及び(3)を満足し、前記第4レンズのパワーに関して下記条件式(8)を満足していることを特徴とする。
(1) −0.6<fW /fI <−0.3
(2) 0.5<fW /fII <0.7
(3) (LI +LII )/fW <1.9
(8) −0.01≦fW /f4 <0.2
ただし、
W : 広角端におけるレンズ全系の合成焦点距離
I : 第1レンズ群の合成焦点距離
II : 第2レンズ群の合成焦点距離
I : 第1レンズ群の全長
II : 第2レンズ群の全長
4 : 第4レンズの焦点距離
また、請求項6記載の発明に係るズームレンズにあっては、前記請求項3から5のいずれかに記載のズームレンズにおいて、前記第2レンズ群を構成する前記第3レンズのパワーに関して下記条件式(9)を満足し、前記第3レンズの材質に関して下記条件式(11)を満足し、更に、前記第3レンズ及び前記第5レンズの材質に関して下記条件式(10)を満足し、前記第2レンズ群を構成するレンズ面の2面以上の形状が非球面であることが好ましい。
(9) 0.6<fW /f3 <1.0
(10) (ν3 +ν5 )/2−ν6 >10
(11) n3 <1.6
ただし、
3 : 第3レンズの焦点距離
ν3 : 第3レンズのアッベ数
ν5 : 第5レンズのアッベ数
ν6 : 第6レンズのアッベ数
3 : 第3レンズのd線における屈折率
条件式(8)は、第4レンズのパワーに関するものである。特に第4レンズを樹脂で構成する場合、範囲を越えると非球面製造誤差や温度変化に因る性能に与える影響が大きくなる。
条件式(9)は、強い正の屈折力を有する第3レンズへのパワーの適切な配分に関するものである。光学系全体の大きさと諸収差を適正に補正するための条件のバランスとなる。この条件からはずれると第3レンズの正のパワーが大きいことになり、これに伴い第1レンズ群の負のパワーを強めなければならず諸収差のバランスを取るのが困難となり性能が低下する。
条件式(10)は、第2レンズ群全体の色補正条件で、下限を越えるとズーム時の色収差の変動が大きくなる。
条件式(11)は、像面湾曲補正に関するものである。上限を越えるとペッツバール和が不適切になってしまい、像面湾曲が補正しきれなくなってしまう。
条件式(12)は、色収差補正を良好に維持するための条件式である。この条件を越えると色収差の補正が困難になる。
条件式(13)は、球面収差、コマ収差補正の用件である。第2レンズ群には太い軸上及び軸外光束が入るため、入射光束に対し、コンセトリックな面が必要となる。この条件からはずれると球面収差、コマ収差を良好に補正できない。
また、請求項記載の発明に係るズームレンズにあっては、前記請求項1からのいずれかに記載のズームレンズにおいて、前記第4レンズが樹脂から形成されていることが好ましい。
本発明によれば、非球面レンズを効果的に配することにより、高解像でかつ歪曲収差が小さく、沈胴収納時もコンパクトなズームレンズを提供することが出来る。
以下、具体的な数値実施例について、本発明を説明する。以下の実施例1から実施例4では、第1レンズ群LG1、第2レンズ群LG2及び第3レンズ群LG3から構成され、前記第1レンズ群LG1は、縮小側が凹面の負の屈折力を有するレンズ(以下負レンズ)である第1レンズL1、及び拡大側が凸面のメニスカス形状で正の屈折力を有するレンズ(以下正レンズ)である第2レンズL2を配して構成され、前記第2レンズ群LG2は正の屈折力を有し、拡大側を凸面とした正レンズである第3レンズL3、パワーの小さな第4レンズL4、及び縮小側を凸面とした正レンズである第5レンズL5、前記第5レンズと接合状態で使用される負レンズの第6レンズL6を配して構成され、前期第3レンズ群LG2は正レンズである第7レンズL7を配して構成される。
また、前記第3レンズ群LG3と縮小側物像面IPとの間には空気間隔をおいて平行平面ガラスLPが単数または複数配されている。前記平行平面ガラスLPは詳細にはCCDのカバーガラス、水晶フィルター、及び赤外吸収フィルターなど複数或いは単品で構成されているのであるが、光学的には何ら問題はないのでこれらの総厚に等しい1枚の平行平面ガラスで表現している。
各実施例において使用している非球面については、周知のごとく、光軸方向にZ軸、光軸と直交する方向にY軸をとるとき、非球面式:
Z=(Y2 /r)/〔1+√{1−(Y/r)2 }〕
+A4 ・Y4 +A6 ・Y6 +A8 ・Y8 +A10・Y10
で与えられる曲線を光軸の回りに回転して得られる曲面で、近軸曲率半径:r、高次の非球面係数:A4 、A6 、A8 、A10を与えて形状を定義する。なお表中の高次の非球面係数の表記において「Eとそれに続く数字」は「10の累乗」を表している。例えば、「E−4」は10-4を意味し、この数値が直前の数値に掛かるのである。
[実施例1] 本発明のズームレンズの第1の実施例について数値例を表1に示す。また図1、図2、図3はそのレンズ構成図、図4はその諸収差図である。
表及び図面中、fはレンズ全系の焦点距離、FNoはFナンバー、2ωはレンズの全画角を表す。また、Rは曲率半径、Dはレンズ厚またはレンズ間隔、nd はd線の屈折率、νd はd線のアッベ数を示す。諸収差図中のC、d、e、F、gはそれぞれの波長における収差曲線である。またSはサジタル、Mはメリディオナルを示している。
Figure 0005087908
[実施例2] 第2の実施例について数値例を表2に示す。また、図5、図6、図7はそのレンズ構成図、図8はその諸収差図である。
Figure 0005087908
なお、第4レンズは条件式(8)によってパワーが小さいため、実施例2のように材料として樹脂を使用しても温度変化などに因る色収差増大などの弊害が少ない。
[実施例3] 第3の実施例について数値例を表3に示す。また、図9、図10、図11はそのレンズ構成図、図12はその諸収差図である。
Figure 0005087908
[実施例4] 第4の実施例について数値例を表4に示す。また、図13、図14、図15はそのレンズ構成図、図16はその諸収差図である。
Figure 0005087908
次に実施例1から実施例4に関して条件式(1)から条件式(11)に対応する値を、まとめて表5に示す。
Figure 0005087908
表5から明らかなように、実施例1から実施例4の各実施例に関する数値は条件式(1)から(13)を満足しているとともに、各実施例における収差図からも明らかなように、各収差とも良好に補正されている。
本発明によるズームレンズの実施例1の広角端レンズ構成図 本発明によるズームレンズの実施例1の中間域レンズ構成図 本発明によるズームレンズの実施例1の望遠端レンズ構成図 実施例1のレンズの諸収差図 本発明によるズームレンズの実施例2の広角端レンズ構成図 本発明によるズームレンズの実施例2の中間域レンズ構成図 本発明によるズームレンズの実施例2の望遠端レンズ構成図 実施例2のレンズの諸収差図 本発明によるズームレンズの実施例3の広角端レンズ構成図 本発明によるズームレンズの実施例3の中間域レンズ構成図 本発明によるズームレンズの実施例3の望遠端レンズ構成図 実施例3のレンズの諸収差図 本発明によるズームレンズの実施例4の広角端レンズ構成図 本発明によるズームレンズの実施例4の中間域レンズ構成図 本発明によるズームレンズの実施例4の望遠端レンズ構成図 実施例4のレンズの諸収差図

Claims (7)

  1. 拡大側より順に、第1レンズ群、第2レンズ群及び第3レンズ群から構成され、前記第1レンズ群は負の屈折力を有し、縮小側を凹面とした負の屈折力を有する負レンズである第1レンズ、拡大側が凸面のメニスカス形状で正の屈折力を有する正レンズである第2レンズを配して構成され、前記第2レンズ群は正の屈折力を有し、拡大側を凸面とした正レンズである第3レンズ、1面以上の非球面を持つ第4レンズ、及び縮小側を凸面とした正レンズである第5レンズ、前記第5レンズと接合状態で使用される負レンズの第6レンズを配して構成され、前記第3レンズ群は正レンズである第7レンズを配して構成され、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群の位置を移動することにより変倍を成しているズームレンズにおいて、レンズ全系の光軸方向の寸法に関して下記条件式(1)、(2)及び(3)を満足し、前記第1レンズ及び第2レンズの材質に関し条件式(6)を満足し、前記第4レンズのパワーに関して下記条件式(8)を満足していることを特徴とするズームレンズ。
    (1) −0.6<fW /fI <−0.3
    (2) 0.5<fW /fII <0.7
    (3) (LI +LII )/fW <1.9
    (6) 28.86≦ν1 −ν2
    (8) |f W /f 4 |<0.2
    ただし、
    W : 広角端におけるレンズ全系の合成焦点距離
    I : 第1レンズ群の合成焦点距離
    II : 第2レンズ群の合成焦点距離
    I : 第1レンズ群の全長
    II : 第2レンズ群の全長
    ν1 : 第1レンズのアッベ数
    ν2 : 第2レンズのアッベ数
    4 : 第4レンズの焦点距離
  2. 前記第1レンズ群を構成する前記第1レンズのパワーに関して下記条件式(4)を満足し、前記第1レンズの縮小側の面の形状に関して下記条件式(5)を満足し、前記第1レンズの材質に関し下記条件式(7)を満足し、前記第1レンズの縮小側の面の形状が非球面であることを特徴とする請求項1記載のズームレンズ。
    (4) −0.9<fW /f1 <−0.5
    (5) 0.8<fW /R3 <1.2
    (7) 1.65<n1
    ただし、
    1 : 第1レンズの焦点距離
    3 : 第1レンズの縮小側の面の曲率半径
    1 : 第1レンズのd線における屈折率
  3. 拡大側より順に、第1レンズ群、第2レンズ群及び第3レンズ群から構成され、前記第1レンズ群は負の屈折力を有し、縮小側を凹面とした負の屈折力を有する負レンズである第1レンズ、拡大側が凸面のメニスカス形状で正の屈折力を有する正レンズである第2レンズを配して構成され、前記第2レンズ群は正の屈折力を有し、拡大側を凸面とした正レンズである第3レンズ、1面以上の非球面を持つ第4レンズ、及び縮小側を凸面とした正レンズである第5レンズ、前記第5レンズと接合状態で使用される負レンズの第6レンズを配して構成され、前記第3レンズ群は正レンズである第7レンズを配して構成され、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群の位置を移動することにより変倍を成しているズームレンズにおいて、レンズ全系の光軸方向の寸法に関して下記条件式(1)、(2)及び(3)を満足し、前記第4レンズのパワーに関して下記条件式(8)を満足し、前記第3レンズ及び前記第5レンズの形状に関して下記条件式(13)を満足していることを特徴とするズームレンズ。
    (1) −0.6<fW /fI <−0.3
    (2) 0.5<fW /fII <0.7
    (3) (LI +LII )/fW <1.9
    (8) |f W /f 4 |<0.2
    (13) 0.7<R6 /R12 <1.0
    ただし、
    W : 広角端におけるレンズ全系の合成焦点距離
    I : 第1レンズ群の合成焦点距離
    II : 第2レンズ群の合成焦点距離
    I : 第1レンズ群の全長
    II : 第2レンズ群の全長
    6 : 第3レンズの拡大側の面の曲率半径
    12 : 第6レンズの縮小側の面の曲率半径
    4 : 第4レンズの焦点距離
  4. 拡大側より順に、第1レンズ群、第2レンズ群及び第3レンズ群から構成され、前記第1レンズ群は負の屈折力を有し、縮小側を凹面とした負の屈折力を有する負レンズである第1レンズ、拡大側が凸面のメニスカス形状で正の屈折力を有する正レンズである第2レンズを配して構成され、前記第2レンズ群は正の屈折力を有し、拡大側を凸面とした正レンズである第3レンズ、1面以上の非球面を持つ第4レンズ、及び縮小側を凸面とした正レンズである第5レンズ、前記第5レンズと接合状態で使用される負レンズの第6レンズを配して構成され、前記第3レンズ群は正レンズである第7レンズを配して構成され、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群の位置を移動することにより変倍を成しているズームレンズにおいて、レンズ全系の光軸方向の寸法に関して下記条件式(1)、(2)及び(3)を満足し、前記第4レンズのパワーに関して下記条件式(8)を満足し、前記第3レンズの材質に関して下記条件式(12)を満足していることを特徴とするズームレンズ。
    (1) −0.6<fW /fI <−0.3
    (2) 0.5<fW /fII <0.7
    (3) (LI +LII )/fW <1.9
    (8) |f W /f 4 |<0.2
    (12) 81.55≦ν3
    ただし、
    W : 広角端におけるレンズ全系の合成焦点距離
    I : 第1レンズ群の合成焦点距離
    II : 第2レンズ群の合成焦点距離
    I : 第1レンズ群の全長
    II : 第2レンズ群の全長
    ν3 : 第3レンズのアッベ数
    4 : 第4レンズの焦点距離
  5. 拡大側より順に、第1レンズ群、第2レンズ群及び第3レンズ群から構成され、前記第1レンズ群は負の屈折力を有し、縮小側を凹面とした負の屈折力を有する負レンズである第1レンズ、拡大側が凸面のメニスカス形状で正の屈折力を有する正レンズである第2レンズを配して構成され、前記第2レンズ群は正の屈折力を有し、拡大側を凸面とした正レンズである第3レンズ、1面以上の非球面を持つ第4レンズ、及び縮小側を凸面とした正レンズである第5レンズ、前記第5レンズと接合状態で使用される負レンズの第6レンズを配して構成され、前記第3レンズ群は正レンズである第7レンズを配して構成され、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群及び前記第3レンズ群の位置を移動することにより変倍を成しているズームレンズにおいて、レンズ全系の光軸方向の寸法に関して下記条件式(1)、(2)及び(3)を満足し、前記第4レンズのパワーに関して下記条件式(8)を満足していることを特徴とするズームレンズ。
    (1) −0.6<fW /fI <−0.3
    (2) 0.5<fW /fII <0.7
    (3) (LI +LII )/fW <1.9
    (8) −0.01≦fW /f4 <0.2
    ただし、
    W : 広角端におけるレンズ全系の合成焦点距離
    I : 第1レンズ群の合成焦点距離
    II : 第2レンズ群の合成焦点距離
    I : 第1レンズ群の全長
    II : 第2レンズ群の全長
    4 : 第4レンズの焦点距離
  6. 前記第2レンズ群を構成する前記第3レンズのパワーに関して下記条件式(9)を満足し、前記第3レンズの材質に関して下記条件式(11)を満足し、更に、前記第3レンズ及び前記第5レンズの材質に関して下記条件式(10)を満足し、前記第2レンズ群を構成するレンズ面の2面以上の形状が非球面であることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載のズームレンズ。
    (9) 0.6<fW /f3 <1.0
    (10) (ν3 +ν5 )/2−ν6 >10
    (11) n3 <1.6
    ただし、
    3 : 第3レンズの焦点距離
    ν3 : 第3レンズのアッベ数
    ν5 : 第5レンズのアッベ数
    ν6 : 第6レンズのアッベ数
    3 : 第3レンズのd線における屈折率
  7. 前記第4レンズが樹脂から形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のズームレンズ。
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