JP5087647B2 - 浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置及び電界通信方法 - Google Patents

浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置及び電界通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、電極から電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行う技術に関する。
従来より、電界伝達媒体に対して送信すべき情報に基づく電界を誘起させ、また、電界伝達媒体に誘起された電界を検出して通信を行う電界通信装置が提案されている(特許文献1参照)。
そして現在では、このような電界通信装置を小型化した携帯型電界通信装置が開発され、当該携帯型電界通信装置を所持した所持者が所定のエリア電極に接触した場合に、電界伝達媒体としての所持者を介して携帯型電界通信装置から識別情報等がエリア電極に伝達され、当該エリア電極に接続された認証用電界通信装置により受信してエリア電極への接触者を認証することが可能となっている。
特開2003−324395号公報
しかしながら、上記所持者が他人に近接した場合には、当該他人との間に浮遊容量に基づく伝達経路が形成されるため、空間を伝搬して所持者の識別情報等が所持者から他人に伝わるという予期しない動作を行うという問題があった。
例えば、図7に示すように、所持者Aの前方に存在している他人Bがエリア電極3に接触した状態で所持者Aが他人Bに近接した場合には、所持者Aが所持する携帯型電界通信装置と他人Bとの間の近接空間に浮遊容量Cが発生し、当該浮遊容量Cに基づく伝達経路を介して所持者Aの識別情報等がエリア電極3に伝達されてしまい、携帯型電界通信装置の非所持者である他人Bを所持者Aとして誤認識することになる。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、近接物体への空間伝搬を防止することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、通信電極から電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行うことが可能な浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置において、一定の基準値を記憶しておく記憶手段と、前記通信電極から所定の情報を電界により送信する送信手段と、近接物体との間で発生し、当該物体との間の距離の大きさに応じて値が変化する浮遊容量を検知する検知電極と、検知された前記浮遊容量の値を測定する測定手段と、測定された前記浮遊容量の値が前記基準値を超える場合に、前記所定の情報の送信を停止する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、通信電極から電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行うことが可能な浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置において、一定の基準値を記憶しておく記憶手段と、通信電極から所定の情報を電界により送信する送信手段と、近接物体との間で発生し、当該物体との間の距離の大きさに応じて値が変化する浮遊容量を検知する検知電極と、検知された浮遊容量の値を測定する測定手段と、測定された浮遊容量の値が基準値を超える場合に、所定の情報の送信を停止する制御手段とを有するため、近接物体への空間伝搬を防止することができる。
請求項2に記載の本発明は、前記検知電極及び前記通信電極は同一の電極で構成され、当該電極は対向する2つの電極であって、前記制御手段は、一方の電極で検知した浮遊容量の値が他方の電極で検知した浮遊容量の値よりも大きい場合に、前記他方の電極から送信される前記所定の情報の送信を停止することを特徴とする。
本発明によれば、検知電極及び通信電極は同一の電極で構成され、当該電極は対向する2つの電極であって、制御手段は、一方の電極で検知した浮遊容量の値が他方の電極で検知した浮遊容量の値よりも大きい場合に、他方の電極から送信される所定の情報の送信を停止するため、近接物体への空間伝搬をより確実に防止することができる。
請求項3に記載の本発明は、通信電極から電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行うことが可能な浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置で処理する電界通信方法において、一定の基準値を記憶手段に記憶しておく第1のステップと、前記通信電極から所定の情報を電界により送信する第2のステップと、近接物体との間で発生し、当該物体との間の距離の大きさに応じて値が変化する浮遊容量を検知電極で検知する第3のステップと、検知された前記浮遊容量の値を測定する第4のステップと、測定された前記浮遊容量の値が前記基準値を超える場合に、前記所定の情報の送信を停止する第5のステップと、を有することを特徴とする。
請求項4に記載の本発明は、前記検知電極及び前記通信電極は同一の電極で構成され、当該電極は対向する2つの電極であって、前記第5のステップは、一方の電極で検知した浮遊容量の値が他方の電極で検知した浮遊容量の値よりも大きい場合に、前記他方の電極から送信される前記所定の情報の送信を停止することを特徴とする。
本発明によれば、近接物体への空間伝搬を防止することができる。
実施例1に係る浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置の機能ブロック構成を示す図である。 実施例1に係る浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1の処理動作を説明する図である。 実施例1に係る浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1の処理フローを示す図である。 実施例2に係る浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置の機能ブロック構成を示す図である。 実施例2に係る浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1の処理動作を説明する図である。 実施例2に係る浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1の処理フローを示す図である。 従来の携帯型電界通信装置の処理動作を説明する図である。
以下、本発明を実施する一実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、実施例1に係る浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置の機能ブロック構成を示す図である。この浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1は、記憶部11と、検知電極12と、測定部13と、制御部14と、送信部15と、第1の通信電極16a及び第2の通信電極16bとで構成されている。以下、これら各機能部の機能について説明し、全体の処理動作について説明した後に、その効果について後述する。
記憶部11は、制御部14で浮遊容量の値を比較する際に用いる一定の基準容量値Th(閾値)や、浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1を一意に識別する識別情報ID等の様々な情報(データ)を読出可能に記憶しておく機能を有している。なお、このような記憶部11としては、例えばメモリやストレージ等で構成することが可能である。
検知電極12は、浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1の外形を形成している筐体の一表面に配置され、浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1に近接してきた近接物体との間で発生する浮遊容量Cを検知する機能を有している。なお、検知電極12は、例えば金属電極で構成することが可能であり、同様に金属電極で構成された第1の通信電極16a及び第2の通信電極16bを用いて当該検知電極12の機能を実現すること(例えば、1つの金属電極を、検知電極12及び第1の通信電極16aとして使用すること)も可能である。
測定部13は、検知電極12で検知された浮遊容量Cの値を測定する機能を有している。なお、上記検知電極12及び測定部13は、浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1における浮遊容量センサとして動作する。
制御部14は、記憶部11から基準容量値Thを取得し、測定部13で測定された浮遊容量Cの値と比較して、当該比較の結果に基づいて送信部15の送信処理を制御する機能を有している。
送信部15は、上記筐体の表面に対向配置された第1の通信電極16a及び第2の通信電極16bから電界を浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1に接触した電界伝達媒体に誘起し、記憶部11に予め記憶された識別情報ID等の情報を他の電界通信装置に伝達して送信する機能を有している。なお、電界により送信を行う具体的技術については特許文献1(特に、図2及びその説明箇所)に記載されたものと同様であるため、ここではその説明を省略するものとする。
次に、実施例1に係る浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1の動作について説明する。図2は、実施例1に係る浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1の処理動作を説明する図である。図3は、実施例1に係る浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1の処理フローを示す図である。なお、浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1を所持した所持者Aは、認証用電界通信装置5に接続されたエリア電極3に接触しているものとし、浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1は、記憶部11から識別情報ID等の情報(データ)を読み出して電界伝達媒体としての所持者Aに出力(送信)しているものとする。
ここで、浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1の非所持者である他人Bが所持者Aに近接してきた場合には、所持者Aが所持する浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1と他人Bとの間に、当該間の距離Dの大きさに応じて値が変化する浮遊容量C(距離Dが小さいほど値は大きく、距離Dが大きいほど値は小さい)が発生する。
そこで、まず、検知電極12により、所持者Aの浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1と他人Bとの間に発生した浮遊容量Cが検知され(S1)、測定部13により、S1で検知した浮遊容量Cの値が測定される(S2)。
次いで、制御部14により、記憶部11から基準容量値Thが読み出され、当該基準容量値ThとS2で測定した浮遊容量Cの値との大きさが比較される(S3)。
次いで、制御部14により、S3での比較の結果、測定された浮遊容量Cの値が基準容量値Thを超える場合に、浮遊容量検知信号が認証用電界通信装置5に送信される(S4)。
次いで、制御部14により、浮遊容量検知信号を送信した認証用電界通信装置5から送信停止信号を受信した後に、送信部15による識別情報ID等の情報(データ)の送信が停止される(S5)。なお、制御部14は、S3での比較の結果、測定された浮遊容量Cの値が基準容量値Thを超える場合には、浮遊容量検知信号を認証用電界通信装置5に送信することなく、直ちに、送信部15による情報(データ)の送信を停止することも可能である。
なお、浮遊容量の値との比較に用いる基準容量値Thは、10fF〜1pFの範囲で設定されていることが望ましい。また、空間伝搬が生じるか否かについては浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1が使用するキャリア周波数と所定の関係があるため、キャリア周波数を1MHz〜15MHzとすることが望ましい。さらに、近接物体との間に生じる浮遊容量と、近接物体との間の距離との関係に基づいて検知電極の構造を予めパターン化しておくことにより、浮遊容量を検知する範囲を調整可能にするようにしてもよい。
実施例1によれば、一定の基準容量値Thを記憶部11に記憶しておき、送信部15により、第1の通信電極16a及び第2の通信電極16bから識別情報ID等の情報(データ)を電界により送信し、検知電極12により、近接物体との間で発生し、当該物体との間の距離の大きさに応じて値が変化する浮遊容量Cを検知し、測定部13により、検知された浮遊容量の値を測定し、制御部14により、測定された浮遊容量の値が基準値を超える場合に、上記情報(データ)の送信を停止するので、近接してきた近接物体に情報(データ)が誤って空間伝搬することを防止することができる。すなわち、電界通信装置に近接してきた望ましくない他人Bとの間での通信を制御でき、電界信号の空間伝搬距離を制御することが可能となる。
実施例1で説明した浮遊容量は、所持者Aが所持する浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1と他人Bとの間だけではなく、当該浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1と所持者Aとの間にも発生する。そこで、実施例2に係る浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1は、対向配置された2つの検知電極で各浮遊容量をそれぞれ検知し、検知された浮遊容量の値を比較した結果に基づいて識別情報ID等の情報(データ)の送信を制御することを特徴としている。
図4は、実施例2に係る浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置の機能ブロック構成を示す図である。この浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1は、実施例1で用いた第1の通信電極16a及び第2の通信電極16bと検知電極12とに代えて、第1の共通電極17a及び第2の共通電極17bを有し、その他の各機能部は実施例1と同様である。以下、実施例1と相違する構成、機能、処理動作について説明する。
第1の共通電極17aは、実施例1で用いた検知電極12と第1の通信電極16aとの両機能を実現し、浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1の外形を形成している筐体の一表面に配置されている。
第2の共通電極17bは、実施例1で用いた検知電極12と第2の通信電極16bとの両機能を実現し、第1の共通電極17aに対向するよう上記筐体の一表面に配置されている。
測定部13は、第1の共通電極17aで検知された浮遊容量の値を測定すると共に、第2の共通電極17bで検知された浮遊容量の値を測定する機能を有している。
制御部14は、測定部13で測定された各浮遊容量の値を比較して、当該比較の結果に基づいて送信部15の送信処理を制御する機能を有している。
送信部15は、上記筐体の表面に対向配置された第1の共通電極17a及び第2の共通電極17bから電界を電界伝達媒体に誘起し、記憶部11に予め記憶された上記情報を極性の異なる信号に変調し、正極性の信号を第1の共通電極17aから出力し、負極性の信号を第2の共通電極17bから出力して、他の電界通信装置に伝達して送信する機能を有している。
次に、実施例2に係る浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1の動作について説明する。図5は、実施例2に係る浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1の処理動作を説明する図である。図6は、実施例2に係る浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1の処理フローを示す図である。
ここで、所持者Aが第2の共通電極17bを内側(体側)にして所持している場合には、所持者Aと第2の共通電極17bとの間に浮遊容量C2が発生する。また、浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1との間の距離が他人Bとの間の距離よりも極めて近いため、所持者Aと第1の共通電極17aとの間にも浮遊容量C1が発生する。更に、浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1の非所持者である他人Bが所持者Aに近接してきた場合には、第1の共通電極17aと他人Bとの間に浮遊容量Cが発生する。なお、第2の共通電極17bと他人Bとの間の浮遊容量は無視するものとする。
そこで、まず、第1の共通電極17aにより、第1の共通電極17aと他人Bとの間に発生した浮遊容量Cと、第1の共通電極17aと所持者Aとの間に発生した浮遊容量C1とが検知され(S11)、測定部13により、S11で検知した浮遊容量の値C’が測定される(S12)。
また、第2の共通電極17bにより、第2の共通電極17bと所持者Aとの間に発生した浮遊容量C2が検知され(S13)、測定部13により、S13で検知した浮遊容量の値C’’が測定される(S14)。なお、S11〜S14は同時に処理してもよいし、S13及びS14をS11及びS12の前に処理するようにしてもよい。
次いで、制御部14により、S12で測定された浮遊容量C’の値と、S14で測定された浮遊容量C’’の値との大きさが比較される(S15)。
次いで、制御部14により、浮遊容量C’’の値が浮遊容量C’の値よりも大きい場合には、第2の共通電極17bが所持者Aの体側(所持者にとって裏側)に配置され、第1の共通電極17aが所持者Aの外側(所持者にとって表側)に配置されていると判別される(S16)。即ち、所持者Aに対する浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1の表裏が判別される。
次いで、制御部14により、S16での表裏判別結果から、他人Bとの間で生じる浮遊容量を検知すべき検知電極は、小さい浮遊容量の値を検出した第1の共通電極17aであることが特定される(S17)。
次いで、制御部14により、記憶部11から所定の基準容量値Thが読み出され、当該基準容量値Thと、S17で特定された第1の共通電極17aで検知した浮遊容量の値との大きさが比較される(S18)。
次いで、制御部14により、S18での比較の結果、検知された浮遊容量の値が基準容量値Thを超える場合に、第1の共通電極17aからの正極性の信号の出力が停止される(S19)。
なお、S18で浮遊容量の値を基準容量値と比較する理由は、浮遊容量の値が極めて小さい場合には、他人Bは所持者Aから遠方に存在し、第1の共通電極17aからの信号の出力を停止する必要がないからである。また、浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置1が接地用電極を具備しないことから、第1の共通電極17a及び第2の共通電極17bからは同等の信号が送信されるからである。
実施例2によれば、検知電極及び通信電極は同一の共通電極で構成され、当該共通電極は対向する2つの共通電極であって、制御部14により、一方の共通電極で検知した浮遊容量の値が他方の共通電極で検知した浮遊容量の値よりも大きい場合に、他方の共通電極から送信される情報(データ)の送信を停止するので、近接してきた近接物体に情報(データ)が誤って空間伝搬することをより確実に防止することができる。
最後に、実施例1と実施例2との両実施例を併せて実現するようにすることも無論可能である。
1…浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置
11…記憶部
12…検知電極
13…測定部
14…制御部
15…送信部
16a…第1の通信電極
16b…第2の通信電極
17a…第1の共通電極
17b…第2の共通電極
3…エリア電極
5…認証用電界通信装置
A…所持者
B…他人
C,C1,C2,C’,C’’…浮遊容量
S1〜S5、S11〜S19…ステップ

Claims (4)

  1. 通信電極から電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行うことが可能な浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置において、
    一定の基準値を記憶しておく記憶手段と、
    前記通信電極から所定の情報を電界により送信する送信手段と、
    近接物体との間で発生し、当該物体との間の距離の大きさに応じて値が変化する浮遊容量を検知する検知電極と、
    検知された前記浮遊容量の値を測定する測定手段と、
    測定された前記浮遊容量の値が前記基準値を超える場合に、前記所定の情報の送信を停止する制御手段と、
    を有することを特徴とする浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置。
  2. 前記検知電極及び前記通信電極は同一の電極で構成され、当該電極は対向する2つの電極であって、
    前記制御手段は、
    一方の電極で検知した浮遊容量の値が他方の電極で検知した浮遊容量の値よりも大きい場合に、前記他方の電極から送信される前記所定の情報の送信を停止することを特徴とする請求項1に記載の浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置。
  3. 通信電極から電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行うことが可能な浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置で処理する電界通信方法において、
    一定の基準値を記憶手段に記憶しておく第1のステップと、
    前記通信電極から所定の情報を電界により送信する第2のステップと、
    近接物体との間で発生し、当該物体との間の距離の大きさに応じて値が変化する浮遊容量を検知電極で検知する第3のステップと、
    検知された前記浮遊容量の値を測定する第4のステップと、
    測定された前記浮遊容量の値が前記基準値を超える場合に、前記所定の情報の送信を停止する第5のステップと、
    を有することを特徴とする電界通信方法。
  4. 前記検知電極及び前記通信電極は同一の電極で構成され、当該電極は対向する2つの電極であって、
    前記第5のステップは、
    一方の電極で検知した浮遊容量の値が他方の電極で検知した浮遊容量の値よりも大きい場合に、前記他方の電極から送信される前記所定の情報の送信を停止することを特徴とする請求項3に記載の電界通信方法。
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