JP5086898B2 - 相分離母線進入防止装置、その取り付け方法及び取り外し方法 - Google Patents

相分離母線進入防止装置、その取り付け方法及び取り外し方法 Download PDF

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本発明は、発電機と電気機器とを接続する相分離母線内部の点検を行う際に充電部分への進入防止を図るための相分離母線進入防止装置、その取り付け方法及び取り外し方法に関する。
一般に、発電所あるいは変電所などにおいては、発電機と電気機器とを接続する母線設備として母線外部を容器で覆った閉鎖母線が適用されており、特に母線を流れる電流が大きい場合は、各相ごとに母線導体を金属製の外被で囲った相分離母線が使用されている。そして、この相分離母線においては定期的に保守点検が行われている(例えば、特許文献1参照)。
相分離母線の保守点検の際には発電機と電気機器との間の遮断器(負荷開閉器)及び断路器(以下、主回路開閉装置という)を開放して、発電機を停止し、金属製の外被の点検口から保守点検員が外被内に入り点検作業を行っている。この場合、主回路開閉装置が開放した発電機の反対側の電気機器側は通電しているので充電部分となる。この充電部分に誤って保守点検員が進入しないようにする対策が必要となる。
通常、電気所の構内を始め各種の作業場や危険区域では、進入による人身事故或いは設備事故を防止するために区画ネットで作業場や危険区域を囲んでいる。作業場や危険区域で用いられる区画ネットに進入や衝突があった場合、確実に警告を発して事故を防止し、しかも広範囲に巡らせた区画ネットでも少数の装置の設置で足りるようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
また、本出願人は、相分離母線の母線導体の周囲に容易に着脱可能で母線導体の軸方向の危険区域への進入防止を図ることができる相分離母線進入防止装置を開発し、特願2007−182829号として出願済みである。
この相分離母線進入防止装置は、相分離母線の作業区域と危険区域との分離位置において相分離母線の母線導体の周囲に固定帯体を巻き付け、固定帯体が母線導体の周囲に巻き付けられたときに母線導体の外縁から外側方向に張り骨を立ち上げ、張り骨によりシート部材を支持して、固定帯体が母線導体の周囲に巻き付けられたときに母線導体の外縁から外側方向に母線導体の軸方向から見た進入禁止面を形成するものである。
特開平11−205974号公報 特開平8−297784号公報
しかし、特許文献2のもののように、区画ネットにて作業区域と危険区域との区画を行うには、区画ネットの固定用の部材を複数箇所に前もって設置することが必要となり、大変な手間がかかる。特に、相分離母線は容器に収納されているので、容器の点検口から部材を搬入して区画ネットを設置することになる。また、相分離母線の母線導体は円柱状で発電機から延伸しているので、区画ネットの設置にあたっては、母線導体の軸方向の危険区域への進入防止を図るように母線導体の周囲に設置しなければならない。つまり、母線導体が区画ネットを貫くように形成しなければならないので、区画ネットの設置作業には大変な手間がかかる。
また、本出願人の先願である特願2007−182829号のものでは、相分離母線の母線導体の周囲に配置して固定するだけで、母線導体の軸方向から見た進入禁止面を形成できるので、相分離母線の作業区域と危険区域とを容易に識別することができ、危険区域への進入防止を図ることができるという顕著な効果を有するものであるが、母線導体の周囲長さ(母線導体の外径)が異なる母線導体に装着する際には、固定帯の輪径を調整しなければならない。その際に、シート部材に緩みが生じたり、複数のシート片でシート部材を形成したときは、その枚数を調整したりしなければならない。
本発明の目的は、搬出入をより容易にし、かつ母線導体の外径や金属製の外被の内径が異なる相分離母線であっても母線導体の周囲に容易に着脱可能で母線導体の軸方向の危険区域への進入防止を図ることができる相分離母線進入防止装置、取り付け方法及び取り外し方法を提供することである。
請求項1の発明に係わる相分離母線進入防止装置は、相分離母線の作業区域と危険区域との分離位置において前記相分離母線の外被の内周と母線導体の外周との間に配置され内部の空洞に空気が封入されたとき膨張して前記母線導体の軸方向の間隙を塞ぐ閉塞部と、前記閉塞部の内部に一端が連通し前記閉塞部に取り付けられたホースと、前記ホースの他端に設けられ前記閉塞部の内部と外部とを仕切る止栓とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明に係わる相分離母線進入防止装置は、請求項1の発明において、前記閉塞部が前記相分離母線の母線導体の外径を一周して配置されたときに、前記閉塞部の両端部を接合する接合部を設けたことを特徴とする。
請求項3の発明に係わる相分離母線進入防止装置は、請求項1の発明において、前記閉塞部の両端部は、前記閉塞部が前記相分離母線の母線導体の外周を一周して配置され、前記閉塞部の内部に空気が封入されたとき、前記閉塞部の両端部が対面して押圧する襠部を設けたことを特徴とする。
請求項4の発明に係わる相分離母線進入防止装置は、請求項1の発明において、前記閉塞部の両端部は、前記閉塞部が前記相分離母線の母線導体の外周を一周して配置され、前記閉塞部の内部に空気が封入されたとき、前記閉塞部の両端部が交差する交差部を設けたことを特徴とする。
請求項5の発明に係わる相分離母線進入防止装置は、請求項1乃至4のいずれか1項の発明において、前記相分離母線の作業区域と危険区域との分離位置近傍の点検口外部に表示手段を表示するために前記閉塞部または前記ホースに前記表示手段を取り付けたことを特徴とする。
請求項6の発明に係わる相分離母線進入防止装置は、請求項1乃至5のいずれか1項の発明において、前記相分離母線の作業区域側に向く前記閉塞部の面に進入禁止を五感に訴えるための感覚要素を施したことを特徴とする。
請求項7の発明に係わる相分離母線進入防止装置は、相分離母線の作業区域と危険区域との分離位置において前記相分離母線の外被の内周と母線導体の外周との間に配置され内部の空洞に空気が封入されたとき膨張して前記母線導体の軸方向の間隙を塞ぐ閉塞部と、前記閉塞部の内部に一端が連通し前記閉塞部に取り付けられたホースと、前記ホースの他端に設けられ前記閉塞部の内部と外部とを仕切る止栓と、作動空気注入口から注入した作動空気により周囲の空気を吸引口から吸入し噴射口から作動空気とともに吸入空気を噴射するエゼクター効果付エアガンと、前記閉塞部内に空気を封入するときは前記エゼクター効果付エアガンの噴射口を前記止栓に接続し前記閉塞部内から空気を排出するときは前記エゼクター効果付エアガンの吸引口を前記止栓に接続するための連結部とを備えたことを特徴とする。
請求項8の発明に係わる相分離母線進入防止装置の取り付け方法は、相分離母線の点検口の扉を開き、前記相分離母線の作業区域と危険区域との分離位置において前記請求項1乃至請求項6のいずれかの相分離母線進入防止装置の閉塞部を前記母線導体の外周に巡らせ、前記閉塞部に取り付けられたホースの止栓を開いて前記閉塞部の空洞に空気を封入し、前記閉塞部が膨張し前記母線導体の軸方向の間隙を塞ぐと前記ホースの他端に設けられた止栓を閉じ、前記閉塞部を前記母線導体に取り付けることを特徴とする。
請求項9の発明に係わる相分離母線進入防止装置の取り付け方法は、相分離母線の点検口の扉を開き、前記相分離母線の作業区域と危険区域との分離位置において前記請求項1乃至請求項6のいずれかの相分離母線進入防止装置の閉塞部を前記母線導体の外周に巡らせ、前記閉塞部に取り付けられたホースの止栓に連結部を接続し、前記エゼクター効果付エアガンの噴射口を記連結部に接続し、前記エゼクター効果付エアガンの作動空気注入口に作動空気を注入し周囲の空気を吸引口から吸入して前記噴射口から作動空気とともに吸入空気を噴射し前記閉塞部の空洞に空気を封入し、前記閉塞部が膨張し前記母線導体の軸方向の間隙を塞ぐと前記ホースの他端に設けられた止栓を閉じて、前記閉塞部を前記母線導体に取り付けることを特徴とする。
請求項10の発明に係わる相分離母線進入防止装置の取り外し方法は、相分離母線の作業区域と危険区域との分離位置において前記相分離母線の外被の内周と母線導体の外周との間に配置されている請求項1乃至請求項6のいずれかの相分離母線進入防止装置の閉塞部に取り付けられたホースの止栓に連結部を接続し、前記エゼクター効果付エアガンの吸引口を前記連結部に接続し、前記エゼクター効果付エアガンの作動空気注入口に作動空気を注入し前記閉塞部内の空気を吸引口から吸入して前記噴射口から作動空気とともに空気を噴射し前記閉塞部内から空気を排出し、前記閉塞部が収縮し前記母線導体の軸方向の間隙を塞ぐことが解除されると、前記閉塞部を前記相分離母線の母線導体から回収して相分離母線の点検口の扉を閉じ、前記閉塞部を前記母線導体から取り外すことを特徴とする。
本発明によれば、閉塞部は、内部の空洞に空気が封入されたときに膨張して母線導体の軸方向の間隙を塞ぐので、母線導体の外径や金属製の外被の内径が異なる相分離母線であっても、閉塞部内の空洞の空気量を調節することによって母線導体の外周に容易に取り付けが可能となる。また、母線導体の外周からの取り外しは、閉塞部内の空洞から空気を抜くだけであるので容易に取り外しできる。
また、閉塞部やホースの一部に表示手段を設けた場合には、点検口において作業中であることを相分離母線の外被の外側において注目させることができ、また、点検作業終了後の取り外し忘れを防止できる。また、相分離母線の作業区域側に向く閉塞部の面に進入禁止を五感に訴えるための感覚要素を施した場合には、保守点検員の五感により進入禁止を感知できるので、相分離母線の危険区域に保守点検員が進入することがなくなる。
また、ホースの止栓に連結部を取り付けてエゼクター効果付エアガンを連結部に接続する場合には、エゼクター効果付エアガンの噴射口をホースの止栓側に向けて接続することにより、閉塞部の空洞に容易に空気を封入することができ、また、エゼクター効果付エアガンの吸引口をホースの止栓側に向けて接続することにより、閉塞部の空洞から容易に空気抜きを行える。
図1は本発明の実施の形態に係わる相分離母線進入防止装置の実施例1の構成図である。図1に示すように、相分離母線進入防止装置11は、内部が空洞で空気が封入されたときに膨張して円環状(浮輪状)となる閉塞部12と、閉塞部12の内部に空気を封入するために取り付けられたホース13と、ホース13に設けられた止栓14とから構成される。
閉塞部12は、円環状(浮輪状)のバルーンの一部を切断して曲玉状のバルーンに形成され、切断した両端部には接合部15a、15bが設けられている。接合部15a、15bは、閉塞部12が相分離母線の母線導体に配置され、母線導体の周囲に巻き付けられて母線導体の外径を一周して配置されたときに、閉塞部12の両端部を接合部15a、15bで接合して固定する。図1では接合部15a、15bとして、マジックテープ(登録商標)である場合を示しているが、ホック、ボタン、チャックなどで構成してもよい。閉塞部12が配置されるのは、相分離母線の作業区域と危険区域との分離位置である。
閉塞部12は内部が空洞に形成されており、閉塞部12の両端部が接合部15a、15bで接合された状態で、閉塞部12は内部の空洞にホース13から空気が封入される。空気の封入により閉塞部12は膨張し、閉塞部12の外周面は相分離母線の外被の内周と接触圧力を持って接触し、閉塞部12の内周は母線導体の外周と接触圧力を持って接触する。これにより、閉塞部12は、相分離母線の作業区域と危険区域との分離位置において、相分離母線の外被の内周と母線導体の外周との間に所定の圧力を持って挟まれる状態で配置され、相分離母線の外被の内周と母線導体の外周との間の間隙を塞ぐ。つまり、母線導体の軸方向から見た間隙が塞がれる。
ホース13の他端には止栓14が設けられており、この止栓14により閉塞部12の内部に封入された空気を封止するようにしている。つまり、止栓14によって閉塞部12の内部と外部とを仕切り、閉塞部12の内部に封入された空気が漏れるのを防止している。
本発明の実施例1によれば、閉塞部12を相分離母線の母線導体の周囲に巻き付けるように配置し、閉塞部12の内部の空洞に空気を封入するだけであるので、相分離母線の母線導体に容易に装着できる。また、閉塞部12の内部の空洞に封入する空気の量を調整することによって、母線導体の周囲長さ(母線導体の外径)が異なる母線導体であっても装着できる。
図2は本発明の実施の形態に係わる相分離母線進入防止装置の実施例2の構成図である。この実施例2は、図1に示した実施例1に対し、閉塞部の両端部の接合部に代えて、閉塞部12の内部に空気が封入されたとき閉塞部12の両端部が対面して押圧する襠部16a、16bを設けたものである。図1と同一要素には、同一符号を付し重複する説明は省略する。
閉塞部12の両端部の襠部16a、16bは、ある程度の面積を持った幅広形状に形成されている。襠部16a、16bは、閉塞部12が相分離母線の母線導体に配置され、母線導体の周囲に巻き付けられて母線導体の外径を一周して配置されたときに対面して配置される。ホース13から閉塞部12の内部の空洞に空気が封入されると閉塞部12は膨張する。この場合、閉塞部12の両端部の襠部16a、16bは互いに対面して押圧する。この押圧により、閉塞部12の外周面と相分離母線の外被の内周との接触圧力が高まり、また、閉塞部12の内周と母線導体の外周との接触圧力が高まる。従って、閉塞部12は、相分離母線の作業区域と危険区域との分離位置において、相分離母線の外被の内周と母線導体の外周との間に所定の圧力を持って挟まれ、母線導体の軸方向から見た間隙を塞がれる。
本発明の実施例2によれば、実施例1の効果に加え、閉塞部12の両端部の襠部16a、16bは、閉塞部12の空洞に空気が封入されたときに互いに対面して押圧するので、この押圧により、閉塞部12の外周面と相分離母線の外被の内周との接触圧力が高まり、また、閉塞部12の内周と母線導体の外周との接触圧力が高まる。従って、相分離母線の外被や母線導体との接触圧力が向上し、閉塞部12の装着が安定する。
図3は本発明の実施の形態に係わる相分離母線進入防止装置の実施例3の構成図である。この実施例3は、図1に示した実施例1に対し、閉塞部の両端部の接合部に代えて、閉塞部12の内部に空気が封入されたとき閉塞部12の両端部が交差する交差部17a、17bを設けたものである。図1と同一要素には、同一符号を付し重複する説明は省略する。
閉塞部12の両端部は長めに形成され、その長めに形成された部分が交差部17a、17bを形成している。つまり、閉塞部12の両端部の交差部17a、17b同士は、互いに重なるように形成されている。閉塞部12が相分離母線の母線導体に外径を一周して配置され、ホース13から閉塞部12の内部の空洞に空気が封入されると、閉塞部12が膨張し、閉塞部12の外周面は相分離母線の外被の内周と接触し、閉塞部12の内周は母線導体の外周と接触する。その際、閉塞部12の両端部の交差部17a、17bが交差することによって、母線導体の周囲長さ(母線導体の外径)が異なる母線導体であっても交差部17a、17bの重なり部分の長さが調整されて装着される。
本発明の実施例3によれば、交差部17a、17bが交差するので、交差する交差部17a、17bの長さの調整により、母線導体の周囲長さが異なる母線導体であっても容易に閉塞部12を母線導体に取り付けることができる。
図4は本発明の実施の形態に係わる相分離母線進入防止装置の実施例4の構成図である。この実施例4は、図1に示した実施例1に対し、表示手段18をホース13に取り付けるとともに、閉塞部12の面に進入禁止を五感に訴えるための感覚要素19を施したものである。図1と同一要素のは同一符号を付し重複する説明は省略する。
図4において、表示手段18はホース13に取り付けられ、相分離母線の作業区域と危険区域との分離位置近傍の点検口から垂れ下げられる。これは、点検口の外側において、相分離母線での作業中であることを注目させるためである。この表示手段18には、例えば、「IPB充電部養生取付中」という作業中であることを喚起する文字が記載される。文字に代えて図柄であってもよい。図4では表示手段18をホース13に取り付けた場合を示しているが、閉塞部12に取り付けるようにしてもよい。
次に、閉塞部12の面に進入禁止を五感に訴えるための感覚要素19が施されている。感覚要素19が施される閉塞部12の面は、相分離母線の作業区域側に向く面であり、作業区域側から保守点検員が進入してはいけないことを知らせるものである。図4では、進入禁止を五感に訴えるための感覚要素19は、視覚に訴える文字である「立入禁止」が施されている。文字に代えて進入禁止(危険)を示す図柄でもよい。
また、視覚に限らず、聴覚や触覚に訴えて進入禁止を保守点検員に知らせるようにしてもよい。聴覚に訴えるものとしては、例えば、閉塞部12の面に人感センサを設けて保守点検員が閉塞部12に接近した場合に音声で危険を知らせるようにしてもよい。また、音声に代えて閉塞部12に振動を発生させて、その振動を触覚で感知するようにしてもよい。さらには、閉塞部12の面に香りを発生する物質を貼付しておき保守点検員は嗅覚により閉塞部12の存在を知るようにしてもよい。
本発明の実施例4によれば、閉塞部やホースの一部に表示手段を設けるので、外被内部において作業中であることを相分離母線の外被の外側において注目させることができ、点検作業終了後の相分離母線進入防止装置11の取り外し忘れを防止できる。また、相分離母線の作業区域側に向く閉塞部12の面に進入禁止を五感に訴えるための感覚要素を施すので、保守点検員は五感により進入禁止を感知できる。従って、相分離母線の危険区域に保守点検員が進入することを防止できる。
次に、図5は本発明の実施の形態に係わる相分離母線進入防止装置11が取り付けられる相分離母線の一部切欠断面図である。相分離母線20は母線導体21を金属製の外被22で囲って構成されている。いま、図5の右側が発電機側で左側が主変圧器側であるとし、発電機側と主変圧器側との間に主回路開閉装置23があるとする。そして、発電機と主変圧器との間の主回路開閉装置23を開放し、発電機を停止して、点検対象である母線導体21を接地して、保守点検員が発電機側の相分離母線20を点検する場合を考える。すなわち、主回路開閉装置23が開放した発電機側は非通電であるので作業区域であり、その反対側である主変圧器側は通電しているので危険区域である。
まず、点検口の扉24を開き、保守点検員は、本発明の実施の形態に係わる相分離母線進入防止装置11の閉塞部12を母線導体21の周囲に配置し、ホース13にて閉塞部12の空洞内に空気を封入し、止栓14で空気を封止する。また、ホース13に表示手段18を取り付けて相分離母線20の外被22の外側に表示手段18を垂らす。
図6は本発明の実施の形態に係わる相分離母線進入防止装置11が取り付けられる相分離母線20の一例の回路図である。発電機25と主変圧器26との間には主回路開閉装置23が接続されている。この主回路開閉装置23が開放されると、相分離母線20の作業区域と危険区域との分離位置は、主回路開閉装置23の発電機25側となるので、この位置に相分離母線進入防止装置11を取り付ける。
相分離母線の点検口は主回路開閉装置23の発電機25側に設けられているので、相分離母線20の作業区域と危険区域との分離位置は、主回路開閉装置23が開放して非充電部分となった位置の点検口で区画し、充電部分である主変圧器側への進入を防止するために、点検口の母線導体21に相分離母線進入防止装置11を取り付ける。
図7は本発明の実施の形態に係わる相分離母線進入防止装置11を相分離母線の母線導体21に取り付けた場合の正面図である。図7では、相分離母線進入防止装置11を作業区域側から見た場合を示している。閉塞部12が相分離母線20の外被22内に位置し、表示手段18が相分離母線20の外被22の外部に位置する。これにより、相分離母線20の内部においては、母線導体21の閉塞部12が母線導体21の外周に接触して外側方向に拡がり外被22の内周と接触しているので、母線導体21の軸方向から見て閉塞部12により進入禁止面が形成される。
この閉塞部12の進入禁止面には注意を喚起する感覚要素19が施されている。図7では視覚に訴える「立入禁止」の文字が施されている。これにより、相分離母線の外被22内の保守点検員は危険区域と作業区域との識別が容易にできる。同様に、表示手段18にも注意を喚起する文字や図柄を記載する。これにより、相分離母線20の外被22の外部からも相分離母線の点検中であることが容易に分かるようにしている。
次に、図8は本発明の実施の形態に係わる相分離母線進入防止装置の実施例5の構成図である。この実施例5は図1に示した実施例1に対し、閉塞部12の空洞内に空気を封入しまた空洞内から空気を排気するエゼクター効果付エアガン27と、エゼクター効果付エアガン27を止栓14に接続するための連結部28とを追加して設けたものである。
相分離母線進入防止装置11の閉塞部12は、前述したように内部に空洞を有した曲玉状のバルーンであり、この空洞に空気を封入して母線導体に装着することになる。閉塞部12の空洞の空気の封入排出を容易に行えるようにするために、実施例5ではエゼクター効果付エアガン27及び連結部28を設ける。
エゼクター効果付エアガン27は、作動空気注入口29、吸引口30及び噴射口31を有し、作動空気注入口29から注入した作動空気により、周囲の空気を吸引口30から吸入して噴射口31から作動空気とともに吸入空気を噴射するものである。
また、連結部28は、エゼクター効果付エアガン27の噴射口31(あるいは吸引口30)と止栓14とを連結するものである。例えば、閉塞部12内の空洞に空気を封入するときは、エゼクター効果付エアガン27の噴射口31を連結部28に挿入して止栓14に接続する。エゼクター効果付エアガン27の噴射口31の連結部28を介した止栓14への接続により止栓14が開く。この状態でエゼクター効果付エアガン27の作動空気注入口29に作動空気を注入し、周囲の空気を吸引口30から吸入して噴射口31から作動空気とともに閉塞部12の空洞内に吸入空気を噴射する。なお、上記止栓14の説明では接続により開となるカップラー形式のものを一例として説明しているが、コック弁等空気の閉止が可能な閉止手段であれば本発明は実施可能であるため、止栓14の形式は限定されないものである。
一方、閉塞部12内の空洞から空気を排出するときは、エゼクター効果付エアガン27の吸引口30を連結部28に挿入して止栓14に接続する。エゼクター効果付エアガン27の吸引口30の連結部28を介した止栓14への接続により止栓14が開き、この状態で作動空気注入口29に作動空気を注入し、閉塞部12の空洞内の空気を吸引口30から吸入して、その吸引した閉塞部12の空洞内の空気を噴射口31から作動空気とともに外部に噴射する。
このように、閉塞部12内の空洞に空気を封入するときは、エゼクター効果付エアガン27の噴射口31を連結部28を介して止栓14に接続し、閉塞部12内の空洞から空気を排出するときは、逆に、エゼクター効果付エアガン27の吸引口30を連結部28を介して止栓14に接続する。
本発明の実施例4によれば、ホース13の止栓14に連結部28を取り付けてエゼクター効果付エアガン27により、閉塞部12の空洞の空気の封入排出を行うので、閉塞部12の空洞に容易に空気を封入することができ、また、閉塞部12の空洞から容易に空気抜きを行える。
図9は、図1乃至図4に示した実施例1乃至実施例4の相分離母線進入防止装置11の取り付け方法を示す工程図である。まず、相分離母線20の点検口の扉24を開き(S1)、相分離母線進入防止装置11の閉塞部12を母線導体21の外周に巡らせる(S2)。閉塞部12を母線導体21の外周に巡らせる位置は、相分離母線20の作業区域と危険区域との分離位置である。
閉塞部12を母線導体21の外周に巡らせた後に、閉塞部12の両端部の配置処理を行う(S3)。閉塞部12の両端部の配置処理は、相分離母線進入防止装置11が図1に示した実施例1のものである場合には、接合部15a、15bを接合させて固定する。また、相分離母線進入防止装置11が図2に示した実施例2のものである場合には、襠部16a、16bを対面接触させる。相分離母線進入防止装置11が図3に示した実施例3のものである場合には、交差部17a、17bを交差させて配置する。相分離母線進入防止装置11が図4に示した実施例4のものである場合には、接合部15a、15bを接合させて固定するとともに垂れ幕18を点検口の外部に位置するように配置する。
次に、閉塞部12に取り付けられたホース13の止栓14を開いて閉塞部12の空洞に空気を封入し(S4)。そして、空気の封入により閉塞部12が膨張し、母線導体21と外被22との軸方向の間隙が塞がれると、止栓14を閉じる(S5)。これにより、母線導体21への相分離母線進入防止装置11の取り付けが完了する。
一方、図1乃至図4に示した実施例1乃至実施例4の相分離母線進入防止装置11の取り外しは、ホース13の止栓14を開き、閉塞部12の空洞から空気を抜き、閉塞部12を回収し点検口の扉24を閉じる。
図10は、図8に示した実施例5の相分離母線進入防止装置11の取り付け方法を示す工程図である。図9に示した場合と同様に、まず、相分離母線20の点検口の扉24を開き(S1)、相分離母線進入防止装置11の閉塞部12を母線導体21の外周に巡らせる(S2)。閉塞部12を母線導体21の外周に巡らせる位置は、相分離母線20の作業区域と危険区域との分離位置である。そして、閉塞部12を母線導体21の外周に巡らせた後に、閉塞部12の両端部の配置処理を行う(S3)。
次に、閉塞部12に取り付けられたホース13の止栓14に連結部28を接続するとともに(S4)、その連結部28にエゼクター効果付エアガン27の噴射口31を接続する(S5)。そして、エゼクター効果付エアガン27を作動して、閉塞部12の空洞に空気を封入する(S6)。空気の封入により閉塞部12が膨張し、母線導体21と外被22との軸方向の間隙が塞がれると、連結部28を取り外す(S7)。これにより、止栓14は閉じる。その後に、エゼクター効果付エアガン27の噴射口31を連結部28から取り外す(S8)。これにより、母線導体21への相分離母線進入防止装置11の取り付けが完了する。この場合は、エゼクター効果付エアガン27で閉塞部12の空洞に空気を封入するので作業性が向上する。
図11は、図8に示した実施例5の相分離母線進入防止装置11の取り外し方法を示す工程図である。閉塞部12のホース13の止栓14に連結部28を接続し(S1)、エゼクター効果付エアガン27の吸引口30を連結部28に接続する(S2)。これにより、止栓14が開くので、エゼクター効果付エアガン27を作動し閉塞部12の空洞から空気を排出する(S3)。すなわち、エゼクター効果付エアガン27の吸引口30が閉塞部12側に接続されているので、エゼクター効果付エアガン27の作動により、閉塞部12の空洞から空気を吸引して噴射口31から外部に空気を排出する。
閉塞部12から空気を排出したことに伴い閉塞部12が収縮し、母線導体21と外被22との間隙の塞がりが解除されると、止栓14から連結部28を取り外す(S4)。そして、エゼクター効果付エアガン27の吸引口30を連結部28から取り外し(S5)、閉塞部12を回収し点検口の扉24を閉じる(S6)。この場合は、エゼクター効果付エアガン27で閉塞部12の空洞に空気を排出するので作業性が向上する。
このように、相分離母線20の外被22内での狭隘な空間での作業における区画について、閉塞部12を曲玉状のバルーンにすることでコンパクトになり、作業箇所への搬出入が簡単になる。また、エゼクター効果付エアガン27で閉塞部12の空洞との空気の封入や排出が容易にでき、取り付けや取り外しが容易に行える。
本発明の実施の形態に係わる相分離母線進入防止装置の実施例1の構成図。 本発明の実施の形態に係わる相分離母線進入防止装置の実施例2の構成図。 本発明の実施の形態に係わる相分離母線進入防止装置の実施例3の構成図。 本発明の実施の形態に係わる相分離母線進入防止装置の実施例4の構成図。 本発明の実施の形態に係わる相分離母線進入防止装置が取り付けられる相分離母線の一部切欠断面図。 本発明の実施の形態に係わる相分離母線進入防止装置が取り付けられる相分離母線の一例の回路図。 本発明の実施の形態に係わる相分離母線進入防止装置を相分離母線の母線導体に取り付けた場合の正面図。 本発明の実施の形態に係わる相分離母線進入防止装置の実施例5の構成図。 図1乃至図4に示した実施例1乃至実施例4の相分離母線進入防止装置11の取り付け方法を示す工程図。 図8に示した実施例5の相分離母線進入防止装置の取り付け方法を示す工程図。 図8に示した実施例5の相分離母線進入防止装置の取り外し方法を示す工程図。
符号の説明
11…相分離母線進入防止装置、12…閉塞部、13…ホース、14…止栓、15…接合部、16…襠部、17…交差部、18…垂れ幕、19…感覚要素、20…相分離母線、21…母線導体、22…外被、23…主回路開閉装置、24…扉、25…発電機、26…主変圧器、27…エゼクター効果付エアガン、28…連結部、29…作動空気注入口、30…吸引口、31…噴射口

Claims (10)

  1. 相分離母線の作業区域と危険区域との分離位置において前記相分離母線の外被の内周と母線導体の外周との間に配置され内部の空洞に空気が封入されたとき膨張して前記母線導体の軸方向の間隙を塞ぐ閉塞部と、前記閉塞部の内部に一端が連通し前記閉塞部に取り付けられたホースと、前記ホースの他端に設けられ前記閉塞部の内部と外部とを仕切る止栓とを備えたことを特徴とする相分離母線進入防止装置。
  2. 前記閉塞部が前記相分離母線の母線導体の外径を一周して配置されたときに、前記閉塞部の両端部を接合する接合部を設けたことを特徴とする請求項1記載の相分離母線進入防止装置。
  3. 前記閉塞部の両端部は、前記閉塞部が前記相分離母線の母線導体の外周を一周して配置され、前記閉塞部の内部に空気が封入されたとき、前記閉塞部の両端部が対面して押圧する襠部を設けたことを特徴とする請求項1記載の相分離母線進入防止装置。
  4. 前記閉塞部の両端部は、前記閉塞部が前記相分離母線の母線導体の外周を一周して配置され、前記閉塞部の内部に空気が封入されたとき、前記閉塞部の両端部が交差する交差部を設けたことを特徴とする請求項1記載の相分離母線進入防止装置。
  5. 前記相分離母線の作業区域と危険区域との分離位置近傍の点検口外部に表示手段を表示するために、前記閉塞部または前記ホースに前記表示手段を取り付けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の相分離母線進入防止装置。
  6. 前記相分離母線の作業区域側に向く前記閉塞部の面に進入禁止を五感に訴えるための感覚要素を施したことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の相分離母線進入防止装置。
  7. 相分離母線の作業区域と危険区域との分離位置において前記相分離母線の外被の内周と母線導体の外周との間に配置され内部の空洞に空気が封入されたとき膨張して前記母線導体の軸方向の間隙を塞ぐ閉塞部と、前記閉塞部の内部に一端が連通し前記閉塞部に取り付けられたホースと、前記ホースの他端に設けられ前記閉塞部の内部と外部とを仕切る止栓と、作動空気注入口から注入した作動空気により周囲の空気を吸引口から吸入し噴射口から作動空気とともに吸入空気を噴射するエゼクター効果付エアガンと、前記閉塞部内に空気を封入するときは前記エゼクター効果付エアガンの噴射口を前記止栓に接続し前記閉塞部内から空気を排出するときは前記エゼクター効果付エアガンの吸引口を前記止栓に接続するための連結部とを備えたことを特徴とする相分離母線進入防止装置。
  8. 前記相分離母線の作業区域と危険区域との分離位置において前記請求項1乃至請求項6のいずれかの相分離母線進入防止装置の閉塞部を前記母線導体の外周に巡らせ、前記閉塞部に取り付けられたホースの止栓を開いて前記閉塞部の空洞に空気を封入し、前記閉塞部が膨張し前記母線導体の軸方向の間隙を塞ぐと前記ホースの他端に設けられた止栓を閉じ、前記閉塞部を前記母線導体に取り付けることを特徴とする相分離母線進入防止装置の取り付け方法。
  9. 前記相分離母線の作業区域と危険区域との分離位置において前記請求項1乃至請求項6のいずれかの相分離母線進入防止装置の閉塞部を前記母線導体の外周に巡らせ、前記閉塞部に取り付けられたホースの止栓に連結部を接続し、前記エゼクター効果付エアガンの噴射口を前記連結部に接続し、前記エゼクター効果付エアガンの作動空気注入口に作動空気を注入し周囲の空気を吸引口から吸入して前記噴射口から作動空気とともに吸入空気を噴射し前記閉塞部の空洞に空気を封入し、前記閉塞部が膨張し前記母線導体の軸方向の間隙を塞ぐと前記ホースの他端に設けられた止栓を閉じて、前記閉塞部を前記母線導体に取り付けることを特徴とする相分離母線進入防止装置の取り付け方法。
  10. 相分離母線の作業区域と危険区域との分離位置において前記相分離母線の外被の内周と母線導体の外周との間に配置されている請求項1乃至請求項6のいずれかの相分離母線進入防止装置の閉塞部に取り付けられたホースの止栓に連結部を接続し、前記エゼクター効果付エアガンの吸引口を前記連結部に接続し、前記エゼクター効果付エアガンの作動空気注入口に作動空気を注入し前記閉塞部内の空気を吸引口から吸入して前記噴射口から作動空気とともに空気を噴射し前記閉塞部内から空気を排出し、前記閉塞部が収縮し前記母線導体の軸方向の間隙を塞ぐことが解除されると、前記閉塞部を前記相分離母線の母線導体から回収して相分離母線の点検口の扉を閉じ、前記閉塞部を前記母線導体から取り外すことを特徴とする相分離母線進入防止装置の取り外し方法。
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