JP5085410B2 - 食器洗い機 - Google Patents

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Description

本発明は、洗浄槽内へ乾燥用空気を送るための送風路を備えた食器洗い機に関する。
送風乾燥機能を備えた食器洗い機では、乾燥用空気を洗浄槽内に送るための送風装置を有し、その送風装置から送風された空気を洗浄層内に供給するための送風路を設けている。この送風路の先端の送風口は、洗浄槽内に開放されるため、食器に掛けられた洗浄水が送風口から送風路内に入り込む恐れがある。この送風口から送風路内への浸水を防止するために、例えば特許文献1では、送風路の先端部分を略逆U字形に形成して送風口を洗浄槽内に下向きに開放させる構成が採用されている。
ところが、食器洗い機では、洗剤を使用して洗い運転を行うため、洗浄槽内で泡が発生し、その泡が送風口から送風路内に入り込んで送風装置の充電部を濡らすことがある。この泡対策として、特許文献1では、送風装置を洗い工程においても駆動するようにして、送風路から洗浄槽内に吹き出される風により泡を押し戻すようにしている。
特開2001−252236号公報
特許文献1のように洗い時に送風口から洗浄槽内に送風するものでは、洗い時に発生する泡を風によって消去する効果も得られる。
ところで、食器洗い機のうちには、送風路の先端部分を例えば略逆U字形に形成してトラップを構成し、このトラップの先端の下向きに開口する送風口を、洗浄槽内の底部に形成された貯水部に開放させる構造を採用したものがある。この構造の食器洗い機では、洗浄時にトラップが貯水部に溜められる洗浄水により水封されるので、食器に掛けられた洗浄水が送風路内に入り込むことを防止できると共に、洗い時に発生した泡が送風路内に入り込むことを防止できる。
この送風路にトラップを有する構造の食器洗い機に特許文献1の洗い時に送風装置を駆動する構成を採用した場合、トラップが洗浄水によって水封されているため、風が洗浄槽内に出て行かず、従って、洗い時に洗浄槽内に発生する泡を風によって消去することができない。すると、洗浄水を排出した後も、洗浄槽内には大量の泡が残り、これがすすぎ時の給水の際に、水面に浮かび、そして、洗浄槽内の水位上昇に伴って送風路内に浸入するという問題を生ずる。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、乾燥用空気を前記洗浄槽内に送る送風路が洗浄室の底部に溜められた所定水位以上の洗浄水によって水封されるトラップを有する構成の食器洗い機において、送風装置の大型化をもたらすことなく、送風路内への泡の浸入を防止することができる食器洗い機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、送風装置を、乾燥時の他、少なくとも、洗浄水の水位がトラップを水封しない水位にある時を含む所要時期に駆動するようにしたことを特徴とするものである。
上記構成の本発明によれば、送風路のトラップが水封されない時期に送風装置を駆動するので、送風装置を大型化しなくとも、送風路から洗浄槽内に風を吹き出させることができ、洗浄槽内の泡が送風路内に浸入しないようにすることができると共に、送風路内に浸入した泡があっても、その泡を送風路から排除することができる。
以下、本発明の第1の実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。食器洗い機は、図1に示すように、本体1の内部に洗浄槽2を配設してなる。本体1の前面部には洗浄槽2の前面開口部を開閉する扉3が配設され、この扉3の下側に位置して制御ボックス4が配設されている。洗浄槽2内には、食器かご5が上下二段に収納されていると共に、上段の食器かご5に向けて洗浄水を噴射する噴射器6および下段の食器かご5に向けて洗浄水を噴射する噴射アーム7が配設されている。
洗浄槽2内の底部には、貯水部8が形成されており、図3に示す電磁式の給水バルブ9が開放されると、この貯水部8内に水道水(洗浄水)が溜められるようになる。貯水部8の上面は多孔板からなるカバー10によって塞がれており、このカバー10の下側に洗浄水を加熱したり乾燥用空気を加熱したりするヒータ11が配置されている。また、貯水部8の底部外側には、図3に示すポンプ12が接続されている。このポンプ12は、洗浄用と排水用とを兼ねるもので、駆動用のポンプモータ(図示せず)が正回転すると、貯水部8内の洗浄水を噴射器6および噴射アーム7から噴射させる洗浄用ポンプとして機能し、駆動モータが逆回転すると、貯水部8内の水を機外に排出する排水ポンプとして機能するように構成されている。
貯水部8の底部外側には、送風装置13が配設されている。この送風装置13は、ファンケーシング14内に、ファンモータ15によって駆動されるファン16を配設してなる。ファン16は、例えば遠心型で、本体1内の空気をファンケーシング14に形成された吸入口14aから吸引して吐出部14bから吐出するようになっている。そして、吐出部14bには、送風ダクト17が連ねられている。
送風ダクト17は貯水部8の底部に沿って前方に延びており、その前端部は上向きに曲げられている。貯水部8の前部分には、例えば二重壁構造とすることによって中間ダクト18が形成されており、上向きに曲がる送風ダクト17の先端部がこの中間ダクト18の下端部に接続されている。中間ダクト18の上端部には、略逆U字形の出口側ダクト19が接続されている。この出口側ダクト19の後半部は、中間ダクト18との間に通風間隔を置いて貯水部8の内部にまで延びて下向きに開放している。
以上のような送風ダクト17、中間ダクト18および出口側ダクト19によって送風路20が構成されている。そして、出口側ダクト19によって構成される送風路20の先端部分は、略逆U字状のトラップ21として構成され、貯水部8に下向きに開放する中間ダクト18の下端開口が送風口22とされている。なお、貯水部8内には、ガイド板23が配設されており、このガイド板23の上に前記ヒータ11が位置している。これにより、送風口22から送風された空気が貯水部8の前側から後側へと流れるようにガイドされてヒータ11と効率良く接触するようになっている。
ここで、後にも述べるが、洗い工程では、給水が複数回、この実施形態では2回に分けて行われ、各回の給水後に洗い運転が行われる。この2回の洗い運転のうち、初回を一次洗い、次回の洗いを二次洗いということとする。そして、一次洗い時の給水水位は、図1にLで示す低水位に設定され、二次洗い時の給水水位は、図1にHで示す高水位に設定されている。給水バルブ9による給水により、この低水位L、高水位Hになったことは、図3に示す水位スイッチ24によって検出され、給水バルブ9の給水が停止されるようになっている。なお、低水位Lは、送風口22よりも低く、高水位Hは、送風口22よりも高くヒータ11が浸される程度の水位に定められている。
食器洗い機の電気的構成は図3に示されている。この図3において、制御装置25は、マイクロコンピュータを主体とするもので、この制御装置25に、前述の給水バルブ9、ヒータ11、ポンプ12、送風装置13、水位スイッチ24が接続されている外、操作スイッチ26、温度センサ27、ブザー28が接続されている。上記操作スイッチ26は、電源スイッチ、運転のスタート・ストップ用スイッチ、一次停止スイッチなどを含んで構成されている。温度センサ27は、洗浄水の加熱温度を検出するもので、制御装置25は、その検出温度に応じてヒータ11をオンオフ制御する。ブザー28は、運転終了などを報知するためのものである。なお、制御装置25、ブザー28は、前記制御ボックス4内に収納されている。また、操作スイッチ26は、制御ボックス4の前面の操作パネル(図示せず)に設けられている。
次に上記構成の作用を図2に示すタイムチャートをも参照しながら説明する。なお、図2では、斜線を付した期間が通電期間を示す。食器かご5に食器を入れて洗浄槽2内に収納し、洗剤を投入した上で扉3を閉じる。そして、操作スイッチ26を操作して自動洗浄運転をスタートさせる。すると、制御装置25は、図2に示すように、洗い工程、すすぎ行程、乾燥工程を順に実行する。本実施形態では、洗い工程では、低水位Lで行う一次洗いと高水位Hで行う二次洗いの2回の洗いが行われる。すすぎ行程では、常温水ですすぐ前段すすぎ行程と温水ですすぐ後段すすぎ行程からなる。
さて、自動洗浄運転がスタートすると、制御装置25は、給水バルブ9を開動作させて貯水部8内に水道水を供給する。この水道水は、貯水部8に溜められ、先に投入された洗剤を溶かし込んだ洗浄水(洗剤液)となる。そして、水位スイッチ24が図1にLで示す水位を検出すると、制御装置25は、給水バルブ9を閉動作させて給水を停止させる。
この給水停止と期を同じくして、制御装置25は、ポンプ12を正回転させると共に、送風装置13を起動させる。すると、ポンプ12が貯水部8内の洗浄水を噴射器6および噴射アーム7から噴射させて食器を洗う。このときの洗浄水の洗剤濃度は、給水水位が低水位Lであることにより、比較的高濃度であり、一次洗いはこの高濃度洗剤液にて食器を洗うこととなる。そして、洗剤液が噴射器6および噴射アーム7から噴射されること(洗い動作)により、洗浄槽2内には泡が発生する。
一方、送風装置13が起動すると、本体1内の空気が吸入口14aからファンケーシング14に吸引されて吐出部14bから送風路20へと送られる。この一次洗い時の貯水部8の水位は、低水位Lで、送風口22よりも低位であるので、送風路20内に送られた空気は、開放されている送風口22から貯水部8へと送風される。この送風により、洗い動作により発生した泡は、貯水部8内の洗浄水の水面上を滑るようにして後方へと押しやられ、風によって潰されて消去されるようになる。
一次洗いが所定時間行われると、制御装置25は、送風装置13の運転は継続したまま、ポンプ12を停止させる。これにより、一次洗いが終了する。次に、制御装置25は、給水バルブ9を再度開動作させて洗浄水を増加させるための給水を行う。そして、制御装置25は、水位スイッチ24が図1にHで示す水位を検出することによって給水バルブ9を閉動作させて2回目の給水を停止させると共に、送風装置13を停止させる。このときには、送風口22は、貯水部8の高水位Hの洗浄水により水封されているため、送風装置13を停止しても水面の泡が送風路20内に浸入する恐れはない。
その後、制御装置25は、ポンプ12を正回転させて貯水部8内の洗浄水を噴射器6および噴射アーム7から噴射させて二次洗いを行う。この二次洗いでは、貯水部8内の水位が高水位Hであることにより、送風路20の送風口22が水封された状態にあるため、送風装置13は駆動しない。
二次洗いが所定時間行われると、制御装置25は、ポンプ12を逆回転させる。これにより、ポンプ12が機能変換されて排水ポンプとなるため、そこで二次洗いが終了し、続いて洗浄水を貯水部8から排出する排水が行われる。加えて、制御装置25は、ポンプ12の逆回転と期を同じくして、送風装置13を駆動する。送風装置13が駆動されても、当初は、送風口22からの風の吹き出しは行われない。そして、貯水部8内の水位が送風口22の水封を解除するところまで低下すると、送風口22から風が貯水部8へと吹き出される。なお、水封の解除は、送風装置13の送風圧が作用することから、貯水部8内の水位は送風口22よりも若干高い水位のときに解除される。
そして、この排水時、送風口22から吹き出された空気は、貯水部8内に未だ残っている洗浄水の水面に沿って後方へと流れるため、その水面に浮いている泡も水面を滑るようにして後方に押しやられ、且つ、風によって潰される。
排水運転が所定時間行われ、或いは、水位スイッチ24の検出水位が0となると、制御装置25は、洗い行程を終了し、すすぎ行程に入る。この場合、すすぎ行程は、まず、前段すすぎのための給水から行われるが、制御装置25は、洗い行程の排水運転から引き続いて送風装置13を駆動し続ける。そして、前段すすぎのための給水は、高水位Hとなるまで行われる。このとき、洗い行程での排水で除去し得ずに貯水部8内に残された泡は、給水により徐々に水位を上昇させてゆく水面上に浮くようになる。そして、水面上の泡は、送風口22から送風されてくる風によって後方に移動し、且つ、潰されて除去されるようになる。この風による泡の除去は、貯水部8内に高水位Hとなるまで溜められてゆく洗浄水によって送風口22が封止されるまで行われる。
貯水部8に高水位Hまで洗浄水が貯留されると、制御装置25は、送風装置13を停止させると共に、ポンプ12を正方向に回転させて洗浄水を噴射器6および噴射アーム7から噴射させて食器をすすぐ。この前段すすぎが所定時間行われると、制御装置25は、ポンプを逆回転させて貯水部8内の洗浄水の排水を行う。排水運転が所定時間行われ、或いは、水位スイッチ24の検出水位が0となると、制御装置25は、ポンプ12を停止させて排水を終了し、貯水部8内の水位が高水位Hとなるまで給水を行う。
貯水部8内への給水が終了すると、制御装置25は、ヒータ11に通電して貯水部8内の洗浄水を過熱しながら、ポンプ12を正方向に回転させて洗浄水を噴射器6および噴射アーム7から噴射させて後段すすぎを行う。従って、この後段すすぎは温水にて実行されるものである。この後段すすぎが所定時間行われると、制御装置25は、ヒータ11を断電すると共に、ポンプを逆回転させて貯水部8内の洗浄水の排水を行う。排水運転が所定時間行われ、或いは、水位スイッチ24の検出水位が0となると、制御装置25は、ポンプ12を停止させて排水を終了し、乾燥行程に移る。
乾燥行程では、制御装置25は、ヒータ11および送風装置13を駆動する。すると、送風口22から吹き出される風がヒータ11により加熱され、この加熱空気によって食器の乾燥が行われる。この乾燥運転が所定時間行われると、制御装置25は、ヒータ11および送風装置13を断電し、以上により自動洗浄運転を終了する。
このように本実施形態によれば、少なくとも送風口22が水封されていない時を含む所要時期、即ち、一次洗い、二次洗い前の給水、二次洗い後の排水、前段すすぎ前の給水の際に送風装置13を駆動するので、送風装置13を駆動することが泡の送風路20内への浸入防止および泡消去につながり、泡対策のための効率の良い送風運転を行うことができる。
また、特に泡が発生し易い一次洗いの開始時から二次洗いのための給水が終了するまでの間、送風装置13を駆動し続けるので、泡が送風口22に入らないようにできる。この送風装置13の駆動中の大部分は、貯水部8内に水が溜められ、且つ送風口22が水封されていない状態にあるので、泡は風に押されて水面上を後方(送風口22から遠ざかる方向)へと動き、且つ、風によって潰されるようになる。そして、二次洗いのための給水が終了時点で送風装置13は停止されるが、このときには、送風口22は貯水部8内の水によって封止されているので、二次洗い中、送風装置13を駆動しなくても、泡が送風口22から送風路20内に入り込むことはない。
更に、二次洗い後の排水から前段すすぎのための給水が終了するまでの間、送風装置13が駆動されるので、二次洗い後の排水後も貯水部8に残った泡があっても、その泡は貯水部8内に溜められてゆく水に浮かんで送風口22からの風に押されて水面上を後方へと動き、且つ、風によって潰されるようになる。このため、貯水部8に残った泡が水位上昇によって送風口22から送風路20内に入り込むという恐れがない。
図4及び図5は本発明の第2の実施形態を示す。この実施形態が上述の第1の実施形態と異なるところは、第1に、前段すすぎ後の排水時にも送風装置13を駆動するようにしたこと、第2に、二次洗い後の排水時および前段すすぎ後の排水時に、排水開始から開始用の所定時間(図5のT1)経過した時に送風装置13を駆動し、且つ、送風装置13の駆動開始から所定時間(図5のT2)経過した時又は排水開始から終了用の所定時間(図5のT3)経過した時に送風装置13を停止させるようにしたことある。
ここで、ポンプ12の排水性能(単位時間当たりの排水量)は、一定であるから、貯水部8内の水位は、上記の排水開始からT1時間経過後では、図4に示すように高水位Hから送風口22の水封を解く水位h1まで低下しており、更に、送風装置13の駆動開始からT2時間経過後又は排水開始からT3時間経過後では、貯水部8の底面が水中から露出する直前の水位(図4にh2で示す)まで低下している。なお、水位h1は、送風口22よりも若干上であるが、送風装置13の風圧によって送風路20内の水が押し出されて送風口22の水封が解かれるのである。
このように、前段すすぎ後の排水時にも送風装置13を駆動すると、前段すすぎによってすすぎ落とされて水面上に浮かんだ泡が送風路20内に入り込むことを防止できると共に、その泡を消去して後段すすぎ時にまで残らないようにすることができる。
また、排水開始から所定時間T1経過後(図4の水位h1)に送風装置13を駆動し、且つ、更に、送風装置13の駆動開始から所定時間T2経過後又は排水開始から所定時間T3経過後(図4の水位h2)に送風装置13を停止させるようにしたので、送風口22から風が吹き出ないうちに送風装置13を駆動する無駄を無くすことができると共に、貯水部8の底面が水中から露出して泡を送風口22から遠くへ吹き流すことが困難となる直前に送風装置13の駆動を停止するので、送風口22の近くの泡を無くすための送風装置13の運転を効率良く行うことができる。
図6は本発明の第3の実施形態を示すもので、この実施形態は、上記第2の実施形態における水位h1およびh2の検出を水位スイッチによって行おうとしたものである。
図6に示す水位スイッチ29は、フロート式のもので、貯水部8に連通するフロート室30内にフロート31を上下動自在に設けて構成されている。フロート31には、上方に伸びる指標部31aが設けられており、この指標部31aの上端部側面に永久磁石32が設けられている。一方、本体1側には、リードスイッチ33,34が上下に離して設けられている。
給水時、貯水部8内の水位上昇に伴ってフロート室30内の水位が上昇すると、フロート31がフロート室30内の水位上昇により、上方へと変位する。そして、貯水部8の水位がh2で示す水位になると、下段のリードスイッチ33がオン動作して水位検知信号を制御装置25に入力する。更に、水位が上昇して貯水部8の水位がh1で示す水位に上昇すると、上段のリードスイッチ34がオン動作して水位検知信号が制御装置25に入力される。
排水時には、上記したとは逆に、まず、リードスイッチ34がオフ動作し、次いでリードスイッチ33がオフ動作することで、それぞれh1及びh2の水位のときに水位検知信号が制御装置25に入力される。
このように水位h1、h2の検出を水位スイッチ29により行うようにすれば、水位h1、h2の検出をより正確に行うことができる。そして、二次洗い後の排水時及び前段すすぎ後の排水時に、水位h1になったときに送風装置13を駆動し、水位h2になったときに送風装置13を停止させる。
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは変更が可能である。
二次洗い前の給水時および前段すすぎ前の給水時に、水位スイッチ29が水位h2を検出したときに送風装置13を駆動し、水位h1を検出したときに送風装置13を停止させるようにしても良い。
h1、h2を検出する水位スイッチとしては、水位に応じた圧力を検出して作動する水頭検知式のものであっても良い。
洗いは3回以上あっても良い。3回目の洗い前の給水時に水位Hに達する場合には、その1回目の洗いから3回目までの給水までは、送風装置13を運転すると良い。
勿論、洗いは1回だけであっても良い(水位H)。
本発明の第1の実施形態を示す食器洗い機の縦断側面図 時間的変化に伴う各機器の通断電と貯水部の水位変化を示すもので、(a)はタイムチャート、(b)は水位変化のグラフ 電気的構成を示すブロック図 本発明の第2の実施形態を示す貯水部及び送風路の断面図 図2相当図 本発明の第3の実施形態における水位スイッチを貯水部及び送風路と共に示す縦断面図
符号の説明
図面中、2は洗浄槽、8は貯水部、9は給水バルブ、12はポンプ、13は送風装置、20は送風路、21はトラップ、22は送風口、25は制御装置、29は水位スイッチ、31はフロート、32は永久磁石、33,34はリードスイッチを示す。

Claims (10)

  1. 食器を収容する洗浄槽と、
    前記洗浄槽の底部に設けられ前記食器の洗い及びすすぎを行うための洗浄水を貯留する貯水部と、
    前記食器を乾燥させるための乾燥用空気を生成する送風装置と、
    前記送風装置で生成された乾燥用空気を前記貯水部を介して前記洗浄槽内へ供給する送風路と、を備え、
    前記送風路は、該送風路と前記貯水部とを繋ぐ送風口と、前記送風路内にあって前記貯水部に貯留された洗浄水により前記送風口が水封されることで水封されるトラップと、を有し、
    前記送風装置を、乾燥時の他、少なくとも、前記貯水部の洗浄水が前記送風口を水封しない水位にある時を含む所要時期に駆動するようにしたことを特徴とする食器洗い機。
  2. 洗いに際して行う前記洗浄槽への給水を複数回に分け、且つ各回の給水の終了毎に洗いを行うようにし、それら洗いのうち、前記貯水部の洗浄水が前記送風口を水封しない低水位にある洗い時に、前記送風装置を駆動することを特徴とする請求項1記載の食器洗い機。
  3. 複数回の給水のうち、2回目又はそれより後の回の給水であって前記送風口を水封するに至る回までの給水時に、前記送風装置を駆動することを特徴とする請求項2記載の食器洗い機。
  4. すすぎのための給水時に前記送風装置を駆動することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の食器洗い機。
  5. 洗い後及び/又はすすぎ後の排水時に、前記送風装置を駆動することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の食器洗い機。
  6. 排水開始から所定定時間後に前記送風装置を駆動することを特徴とする請求項5記載の食器洗い機。
  7. 前記洗浄槽内の水位を検出する水位検出手段を設け、給水時に前記水位検出手段が所定水位以上を検出したとき、前記送風装置を駆動することを特徴とする請求項3又は4記載の食器洗い機。
  8. 前記洗浄槽内の水位を検出する水位検出手段を設け、排水時に、前記水位検出手段により、前記送風口の水封を解く所定水位以下となったことが検出されたとき、前記送風装置を駆動することを特徴とする請求項5又は6記載の食器洗い機。
  9. 排水時に、排水開始または送風開始から所定時間経過後に前記送風装置を停止することを特徴とする請求項5ないし8のいずれかに記載の食器洗い機。
  10. 前記洗浄槽内の水位を検出する水位検出手段を設け、排水時に、前記水位検出手段により所定水位以下が検出されたとき、前記送風装置を停止することを特徴とする請求項5ないし8のいずれかに記載の食器洗い機。
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