JP5085308B2 - ローラとその製造方法 - Google Patents
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Description
表1に示す密度、セル数、硬さからなるスラブウレタンフォームA,B,C(イノアックコーポレーション株式会社製)の長尺シート(発泡方向は厚み方向、幅50mm×厚み6.5mm)から、平行な二辺のうち、平行な二辺のうち一辺が1.7mm、他辺が7.0mm、二つの斜辺の長さが等しく、平行な二辺と斜辺のなす角度が112.5度と67.5度からなる二等辺台形の多角柱状体を8本、スリット加工により切り出した。得られた二等辺台形の多角柱状体は、厚み6.5mm、長さ240mmである。この二等辺台形の多角柱状体にバインダーを含浸させ、含浸前の多角柱状体に対して重量比で固形分が30%となるように余剰のバインダーを絞り出した。バインダーの配合は、アクリルラテックス(品番:LX851、日本ゼオン株式会社、固形分45%)100重量部、カーボンブラック水分散液(品番:エコマールブラックC、山陽色素株式会社、固形分36%)100重量部、水200重量部、界面活性剤(浸透剤、消泡剤)2重量部からなる。バインダー含浸後、二等辺台形の多角柱状体を直径4mm、長さ250mmのポリプロピレン樹脂製仮シャフトの周囲に8本配置して筒状に組み合わせ、図5に示すような押し型で外周を軽く押して二等辺台形の多角柱状体同士を密着させ、その状態で熱風循環式オーブンに収容し、130℃で30分間加熱、乾燥させて、二等辺台形の多角柱状体を結合させ、その後に仮シャフトを抜き取って、外形が略正八角形をした角筒状の結合体を得た。このようにして得られた角筒状の結合体を長さ215mmの長さに切りそろえ、ホットメルト接着剤(品番:HM207、セメダイン株式会社製)を塗布した直径5mm、長さ259.5mmのシャフト(SUM24Lの表面に無電解ニッケルめっきを5μm厚で施したもの)を、結合体における仮シャフトを抜き取った後のシャフト挿通孔に挿通し、この結合体とシャフトを熱風循環式オーブンに収容し、130℃で20分加熱してシャフト表面のホットメルト接着剤を溶融させ、その後冷却してシャフトを結合体に固定した。その後、円筒研削盤を用いて結合体の表面を円筒形に加工し、外径13.0mmにして実施例1〜3のローラを得た。
平行な二辺のうち、一辺が2.3mm、他辺が9.8mm、二つの斜辺の長さは等しく、平行な二辺と斜辺のなす角度が120度と60度からなる二等辺台形の多角柱状体を6本、スラブウレタンフォームA,B,Cからスリット加工により切り出し、この二等辺台形の多角柱状体(長さ240mm)の6本を用いて、実施例1〜3と同様に結合して外形が略正六角形をした角筒状の結合体を形成し、その後、結合体を長さ215mmの長さに切りそろえ、実施例1〜3と同様にシャフトを結合体に挿通して固定し、さらに結合体の表面を円筒形に加工し、外径13.0mmにして実施例4〜6のローラを得た。
スラブウレタンフォームA,B,Cを、発泡方向を厚み方向とし、幅500mm×奥行き250mm×厚み17mmに裁断したシートに対し、厚み1/2の位置で奥行き方向に直径4mmの孔をシートの表面と平行にあけた。次に、実施例1〜6で用いたバインダーをシートに含浸させ、含浸前のシートに対して重量比で固形分が30%となるように余剰のバインダーを絞り出した。このシートを熱風循環式オーブンに収容し、130℃で30分間加熱、乾燥させた。その後、シートから孔を中心に有する角柱体を切り取った。角柱体は長さ240mm、断面が一辺18mmの正方形からなる。この角柱体の孔に、実施例1〜6と同様にしてシャフトを挿通し、固定した。次に、角柱体の表面を円筒形に加工し、外径13.0mmにして比較例1〜3のローラを得た。
11 ローラ本体
11A 結合体
13,13A 柱状体
21 シャフト
21A 仮シャフト
25 シャフト挿通孔
Claims (4)
- ウレタンフォームからなる筒状のローラ本体の中心にシャフトが挿通されたローラにおいて、
前記ローラ本体は、ウレタンフォームの切り出しからなる複数の柱状体が前記柱状体の長さ方向を前記ローラ本体の長さ方向として筒状に組み合わされて接着され、円筒状に表面加工されたものからなり、
前記柱状体を構成するウレタンフォームの発泡方向が前記柱状体の厚み方向とされ、前記柱状体の厚み方向の一方の側が前記シャフトの表面と当接していることを特徴とするローラ。 - ウレタンフォームからなる筒状のローラ本体の中心にシャフトが挿通されたローラの製造方法において、
ウレタンフォームの切り出しからなる複数の柱状体を、前記柱状体を構成するウレタンフォームの発泡方向を前記柱状体の厚み方向とし、前記柱状体の厚み方向の一方の側を内方にし、前記柱状体の長さ方向が前記ローラ本体の長さ方向となるようにして仮シャフトの外周に配置して筒状に組み合わせ、接着して結合体を形成し、
前記結合体から前記仮シャフトを抜き、前記結合体における前記仮シャフトを抜いた後に前記シャフトを挿通し、
前記結合体を円筒状に表面加工してローラ本体とすることを特徴とするローラの製造方法。 - ウレタンフォームからなる筒状のローラ本体の中心にシャフトが挿通されたローラの製造方法において、
ウレタンフォームの切り出しからなる複数の柱状体を、前記柱状体を構成するウレタンフォームの発泡方向を前記柱状体の厚み方向とし、前記柱状体の厚み方向の一方の側を内方にし、前記柱状体の長さ方向が前記ローラ本体の長さ方向となるようにしてシャフトの外周に配置して筒状に組み合わせ、接着して結合体を形成すると共に前記結合体と前記シャフトを接着し、
前記結合体を円筒状に表面加工してローラ本体とすることを特徴とするローラの製造方法。 - 前記複数の柱状体は断面形状が二等辺台形の多角柱状からなる同一形状とし、前記台形の平行な辺のうち短片側を内方として前記柱状体を筒状に組み合わせることを特徴とする請求項2または3に記載のローラの製造方法。
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