JP5084405B2 - ループフリーアドホックルーティングを行なうシステム - Google Patents

ループフリーアドホックルーティングを行なうシステム Download PDF

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Description

本発明は、無線ネットワークの設計に関する。より具体的には、本発明は無線ネットワークにおいてループフリーアドホックルーティングを容易にするシステムに関する。
モバイルコンピューティング装置と非特許文献1〜4で示されるような無線通信技術により、無線アドホックネットワークの発展がもたらされた。
B.S.シュレーダー(Schroder)「順序集合:序論」(§2.2(2003)) S.リー(Lee)およびM.ガーラ(Gerla)「アドホックネットワークにおける最大限に分離された経路による分割マルチパスルーティング」(IEEEICC、2001、pp.3201〜05) H.ランガラジャン(Rangarajan)、J.J.ガルシア−ルナ−アセベス(Garcia−Luna−Aceves)「アドホックネットワークにおけるループフリーオンデマンドルーティングに対するルート要求の効率的な利用」(ネットワーキング2005、LNCS3462、pp.1096−1107) H.ランガラジャン(Rangarajan)、J.J.ガルシア−ルナ−アセベス(Garcia−Luna−Aceves)「発信元シーケンス番号を用いるアドホックネットワークにおけるループフリーオンデマンドルーティング」(IEEEモバイルアドホックおよびセンサーシステム会議(2005))
しかし、上述した非特許文献の技術では、複雑なループフリーアドホックルーティングが必要であった。
本発明の一実施形態は、無線ネットワークにおいてループフリーアドホックルーティングを容易にするシステムを提供する。本システムは動作中、宛先ノードに向けて、ローカルノードに関連付けられたローカルシーケンス番号を告知する。本システムはまた、ローカルノードで第1のルート要求を受信し、ここでルート要求は発信元ノード、宛先ノード、および第1のシーケンス番号を指定する。当該ルート要求を受信したならば、本システムは、発信元ノード、宛先ノード、第1のシーケンス番号、およびルート要求を発信したノードを示すレコードを選択的に保持する。本システムはまた、受信したルート要求に基づいて、第2のルート要求を選択的に転送し、ここで第2のルート要求は発信元ノード、宛先ノード、および第1のシーケンス番号未満であって告知されたローカルシーケンス番号以下である第2のシーケンス番号を指定する。
本実施形態の変形例において、ローカルノードにおいてレコードを選択的に保持するステップは、ローカルノードが以前に第1のルート要求を受信しているか否かを判定し、受信していない場合にレコードを生成するステップを含んでいる。
本実施形態上の変形例において、第1のルート要求は、第1の有効期間(TTL:Time−To−Live)値を含んでいる。本システムは、第1のTTL値を減らすことにより第2のTTL値を生成し、第2のTTLが閾値を下回るか否かを判定する。下回らない場合、本システムは第2のルート要求に第2のTTL値を含めている。
本実施形態の変形例において、第2のルート要求を選択的に転送するステップは、第2のシーケンス番号を、告知されたローカルシーケンス番号と、空間間隔分減らした第1のシーケンス番号のうち小さい方の値に設定するステップを含んでいる。
本実施形態の変形例において、本システムは、ローカルノードに関して宛先ノードの後続ノードにより告知される任意のシーケンス番号よりも大きく、且つ第1のルート要求により指定される第1のシーケンス番号より小さいシーケンス番号を決定する。本システムは更にルート応答を、第1のルート要求を送信するノードへ選択的に送信し、決定されたシーケンス番号を当該ルート応答が指定する。
本実施形態の変形例において、本システムは、ローカルノードにおいて宛先ノードへのルート要求を発信する。本システムは、発信されたルート要求に告知されたローカルシーケンス番号を含んでいて、発信されたルート要求にTTL値を含んでいる。本システムは更に、発信されたルート要求を1個以上の隣接ノードにブロードキャストする。
本実施形態の変形例において、本システムは、宛先ノードへのルート応答を受信し、受信したルート応答が、ルート応答を送信するノードに関連付けられた第3のシーケンス番号を指定する。本システムは更に、第1のルート応答に基づいて、第1のルート要求を送信するノードへ第2のルート応答を選択的に転送し、第2のルート応答は第3のシーケンス番号より大きいシーケンス番号を含んでいる。
更なる変形例において、第1のルート応答は、宛先ノードへの経路に関する特徴情報を含んでいてよく、これにより宛先ノードへの好適な経路の選択が容易になる。更に、本システムはルーティング制御メッセージの暗号的な認証、暗号化、または復号化を行なうが、これはルーティング要求またはルーティング応答であってよい。
本実施形態の変形例において、ローカルノードは、インターネットプロトコル(IP:Internet Protocol)アドレス、ローカルに割り当てられた番号、ローカルに割り当てられた名前、ドメインネーミングシステム(DNS:Domain Naming System)、IPサブネットアドレス、またはリンク層媒体アクセス制御(MAC:Medium−Access Control)アドレスにより識別される。
[実施例1]
本発明の各実施形態は、分散順序付きシーケンス(DOS:Distributed Ordered Sequence)ルーティグ手順を採用しているため、局所的なルート修復が可能になり、既存ルートへのノード追加が容易になる。DOSには、抽象的なノードラベルのトポロジカルソートを容易にすべく、各宛先に対して一組の分散順序付きシーケンスを含んでいる。一実施形態において、各ノードは整数のラベルまたはシーケンス番号を保持している。DOSは、ルート沿いの各ノードに、後続グラフに関して順序付けられたラベルを保持させることにより、ループフリールーティングを実現する。あるノードのルート沿いの後続子とは、パケットが当該ルートを発信元から宛先へ辿る際に当該ノードに続くノードを指す点に注意されたい。同様に、ノードの先行子とは、ルート沿いにあって当該ノードに先行するノードを指す。
ネットワークトポロジが変遷するにつれて、シーケンス番号が頻繁に変わる場合がある。本発明の実施形態は、各シーケンス番号に多数のビットを割り当てることにより、ノードは、長期間にわたりシーケンス番号がオーバフローすることなく、自身のシーケンス番号を1秒毎に度々変更することができる。更に、ノードは、ルート沿いの隣接ノード間でラベル間隔を維持することにより、既存ルートに追加ノードを首尾よく加えられることを保証する。
DOSはオンデマンドのルーティング方式であり、ノードはRREQ(Route Requests)をブロードキャストしてRREP(Route Replies)経由で応答を受信することにより新規ルートを検出する。しかし、DOSはAODV(Ad−hoc On−demand Distance Vector)のように宛先が制御されたシーケンス番号、またはDSR(Dynamic Source Routing)のように発信元ルーティングを使用しない。その代わり、RREQがネットワークを伝播するにつれて、中間ノードがRREQ内の要求されたラベルを調整して、RREQの逆経路全体に沿って、且つ中間ノードで、求められた任意のRREPが使用可能であることを保証する。
DOSは、ノードラベルを厳密な位相的順序で保持することによりループフリールートを保証するホップバイホップルーティング手順である。下記の記述では最初に、DOSが用いるラベル集合またはシーケンス番号を説明し、次いでDOSルーティングを実行しているノードを結合する3個の不変量を示す。これらの不変量は、常にループフリールーティングを保証する。DOSはルーティングメッセージを渡すために6個の手順を用いる。すなわち、ノードの初期化、ルートクエリーの発信、ルートクエリーの受信、ルートクエリーの中継、ルート応答の発信、およびルート応答の受信である。ルート応答の中継が、ルート応答の受信および発信に等しい点に注意されたい。DOSは、AODVで用いるのと同様の、IETF(Internet Engineering Task Force) RFC3561に記載されていてhttp://tools.ietf.org/html/3561から入手可能なルートエラー扱い手順を用いており、本明細書に引用している。他のルートエラー扱い手順を用いてもよい。
DOSは、大域シーケンス番号(GSN:Global Sequence Number)空間と呼ばれるラベル集合Gに基づいている。本明細書において、「シーケンス番号」、「順序付け」、および「ラベル」は全てGSNを指し、相互に代替可能に用いられている。全順序(G,≦)および付随する暗黙的演算子「=」、「<」、および「>」が存在すると仮定する。Gは従って、本明細書に引用しているB.S.シュレーダー(Schroder)「順序集合:序論」(§2.2(2003))に定義されている通り、順序集合である。順序付け演算ord(・)は範囲がGであって、RREQまたはRREPであり得る自身の引数のシーケンス番号を返す。例えば、ord(q)がRREQqに適用された場合、qに含まれるシーケンス番号を返す。RREPrに適用された場合、ord(r)はrにより告知されるシーケンス番号を返す。
一実施形態において、GSNは符号無しの128ビットシーケンス番号であるため、ネットワークの予見可能な寿命内でGSN空間を使い果たすことは恐らくない。例えば、100年以上にわたり、ノードが毎秒100個のルート計算を行ない、追加ノードをルートに含めることができるようにDOSが1回の計算毎に100個の連続シーケンス値をスキップし、且つそのようなルート計算が分散的に100個のノードで並行して実行されたとしても、ルーティング手順が必要とするGSN空間は52ビット未満である。他のフォーマットおよび長さのGSNもまた可能である。
DOSにおいて、各ノードは特定の宛先へのシーケンス番号を保持している。あるルート沿いのノードは、宛先のシーケンス番号がより小さいノードを識別することにより次ホップを決定する。初期化に際して、ノードは宛先のシーケンス番号を最大値に設定し、次いで、ルーティングの更新を受信した後で当該シーケンス番号を減らす。例えば、ノードNにおいて、宛先Dへの告知された順序は、Dへのルート応答で送信される最小ラベルである。ノードvkからノードv0への有向経路{vk、...v0}は、各ノードにおける告知された順序がaoVk V0>...>aoV0 V0を満すことを示唆する。表1に、本明細書で用いる表記の定義の一覧を示す。
二つの境界条件、すなわち(1)ノード自身が宛先である、(2)ノードが宛先への経路を有しないケースが存在する。宛先として、ノードiは理想的には、自身が対応する後続集合に含まれている、すなわちSi i={i}である。ノードiはまた、自身のための最小後続シーケンス番号、すなわちsoi,i i←0を有する。このゼロシーケンス番号により、ノードiは宛先iへの任意のRREQに応答することができる(式7参照)。他の境界条件のケースにおいて、ノードiが宛先Dへの経路を有しない場合、ノードiは無限値を以ってシーケンス番号を告知する。すなわちaoi D←∞である。一実施形態において、無限値は、GSN値2128−1または「1」の128ビットバイナリ列に対応する。
Figure 0005084405
DOSは、AODVまたはDSRのパケットキャッシュ法等、既存のRREQフラッディング手順と互換性を有する。DOSにおいて、ノードは、本明細書に引用しているS.リー(Lee)およびM.ガーラ(Gerla)「アドホックネットワークにおける最大限に分離された経路による分割マルチパスルーティング」(IEEEICC、2001、pp.3201〜05)に記載されている方法と同様に、巨大な先行グラフを受理することができる。しかし、DOSはRREQホップ数ではなく、RREQの要求された順序付けを用いて周期的RREQを検出する。ノードは、一意なRREQ識別子(RREQID)を有する任意のRREQを受理および中継することができる。重複したRREQIDの場合、ノードは、当該ノードが既に中継したものよりも要求された順序が先でない限り、最終ホップからのRREQを記録することができる。
ループフリールーティングを保証すべく、DOSは全てのノードを以下の3個の不変量で拘束する。
ルール1(非増加告知順序(NIAO:Non−Increasing Advertisement Ordering)):あるノードにおけるルートの告知された順序が増加しない場合がある。既存の告知されたラベルを満たす実行可能な後続子をノードが有していない場合、ノードは理想的には順序がより若い新規後続子を検出する。ノードAにおいて、時刻t1およびt2で空でない後続子SD Aを有する全ての宛先Dについて、NIAO不変量は次式で表わすことができる。
Figure 0005084405
ルートは、使用されないため時間切れになる場合がある。一定のキャッシュ期間の後で、ノードは宛先への順序履歴を消去することができる。一実施形態において、キャッシュ期間は充分長いため、有効なルートを有していた可能性のある全てのノードは時間切れになり、ネットワーク内のノードは自身の順序履歴を消去する後続子を経由する有効なルートを全く有していない。
ルール2(先行順告知条件(SAC:Smaller Advertisement Condition)):ノードAは、以下の条件が満たされた場合、宛先Dへの告知を受理することができる。
Figure 0005084405
ルール3(内部順序付け条件(IOC:Internal Ordering Condition)):ノードは、自身の告知されたラベルが、全ての使用中の後続子ラベルに関して順序付けられているように、自身の内部状態を保持することが期待される。この条件は、ルートへの告知を送信する前に、当該ノードが、全ての後続ノードが新規の告知されたラベルについて順序付けられていることを保証することを示唆している。当該ノードは、順序を満たさない特定の後続ノードを除外することが必要な場合がある。
ノードAが宛先Dへ告知を送信する場合、ノードAは以下の条件を満たす必要がある。
Figure 0005084405
全てのノードがこれら3個の不変量に拘束されるが、DOSはルーティングメッセージを渡すべく以下の6個の手順を使用する。
手順1(ノード初期化):ノードの起動時には、自身の後続テーブルおよびリンクコストテーブルは空である。隣接ノードを検出した後で、当該ノードは通常、自身と隣接ノードの間でリンクを交渉して調整する。DOSはループフリー経路を保持するために必ずしも距離、従ってリンクコストを用いる訳ではない。しかし、これらのコストは他の種類のリンク尺度と同様に、好適な経路の選択においてノードを支援すべくルート告知に含まれていてよい。更に、起動または再起動した後で、ノードは理想的にはITEF RFC3561に記述されているAODV抑制法等、ループの形成によるネットワーク状態の停滞を防ぐループ防止技術を用いる。ノードの初期化でループを防止する他の方法も可能である。
手順2(RREQ発信):宛先DへのRREQqを発信するノードAは、自身の現在告知されている順序をRREQに挿入する。
Figure 0005084405
ノードは次いで、ネットワークへRREQqをブロードキャストする。本システムは異なる方法を用いてRREQをブロードキャストすることができる。一実施形態において、本システムは、IETF RFC3561に記述されている「拡張リング検索」法を採用して、検索に適したTTL値をRREQに設定する。
手順3(RREQの受信):ノードAが、ノードSにより発信された宛先DへのRREQqを最終ホップノードBから受信すると仮定する。ノードAは、RREQが非周期的、すなわちRREQがノードAへループ帰還しないことを保証する。一実施形態において、ノードAは、RREQ IDに基づいて、受信したRREQが一意性を判定する。RREQが一意でない場合、ノードAはRREQを除外することができる。一意である場合、ノードAは、キャッシュ項目を生成して組{S,D,ord(q),B}を保存する。一般に、ノードは、RREDフラッディング処理が終了するのに充分長い時間、当該キャッシュ情報を保持する。
ノードAが、以下の式7で述べるようにRREPを送信できる場合、ノードAは手順5の通り応答するものと予想される。送信できない場合、ノードAは手順4の通り減少したTTLと共にRREQを中継する。GSNが発信元固有でないため、ノードAが最近、それへの応答もまたqを満たすことができる別のRREQq’を送信していた場合、ノードAはオプションとしてqの中継を抑制することができる。q’が式5、6を満たし、且つ満たす場合に限り、RREQq’への応答もまたRREQqを満たすことができる。
手順4(RREQの中継):ノードAが宛先DへRREQを中継する場合、ノードAは、新規のRREQq’の順序が、任意の要請されたRREPがノードAおよびそれの全ての先行子を満たすことができる程度に充分若いことを保証する。このためノードAは以下の条件に従ってq’の順序を選択する。
Figure 0005084405
Figure 0005084405
一実施形態において、ノードAは、ord(q’)をmin[ord(q)−k,aoA D}となるように選択する。定数k>0は、ノードの順序に若干の余裕を許す連続するホップ間のGSN空間間隔である。この空間間隔により、ルート要求に余分なホップを辿ることを強いることなしに新規ノードを経路に加えることができる。
手順5(RREPの発信):宛先DへのRREQqを受信するノードAは、以下の条件が真の場合、RREPを送信することができる。
Figure 0005084405
そのような順序gが存在する場合、ノードAは、g*が式7およびNIAO不変量を満たす最大の順序となるように特定の順序g*を選択する。本システムがノード間のkスキップ空間隔間を用いる場合、式7の境界条件を満たしながら、g*は最大kまで可能な限り多くのスキップ空間を含んでいる。適当なg*を選択したならば、ノードAは次式を設定して、RREQを送信した対応最終ホップノードへRREPを送信する。
Figure 0005084405
RREQに応答する宛先ノードは、ラベル値「1」の告知を選択することができる。この選択は式7および不変のIOCの両方と整合している。「0」を選択すれば両方の条件に反する点に注意されたい。宛先ノードへの一定且つ最小のラベル値による告知により、全ての1ホップ先の隣接ノードが、新規のラベルの選択、および宛先に代わってクエリーへの応答を充分柔軟に行なうことができる。他の全てのノードは、時間経過に伴ないシーケンス番号空間を保存すべく最大のg*を選択することができる。
手順6(RREPの受信):宛先DへのRREPrをノードのBから受信するノードAは、SAC不変量に従うRREPを受理することができる。SACが満たされている場合、ノードAは、自身の後続子集合SA DおよびキャッシュsoD,B A←ord(r)にノードBを加えることができる。ノードAがRREPの終端でない場合、ノードAは手順5の通りにDへ新規RREPを発行して、RREQキャッシュ項目に基づき報告された新規ルートが満たすRREQに対応する任意の最終ホップノードへ新規RREPを送信することができる。一実施形態において、そのように満たされた任意のキャッシュ項目は「満たされた」とマーク付けされるか、さもなければ将来RREPが発生するのを防止すべく除去される。
キャッシュされた情報に基づいて中継されたRREPの個数がプロトコルのオーバーヘッドに大きな影響を及ぼす場合がある。一実施形態において、本システムは制御パケットの無差別傍受を許す。ノードは、1個のRREQ発信毎および最終ホップノード毎に高々1個のユニキャストRREPを送信する。ノードは、最小RREQ距離に基づいて最終ホップノードの中から無作為に選択をすることができる。このように、リレーノードRは、RREQが最終ホップノードBおよびCから受信された所与のRREQ発信元、例えばAに対して、高々1個のRREPを送信することができる。ノードRは、これらのノードの各々からのRREQ距離に基づいてノードBとCのいずれかを選択することができる。ノードRがまた、ノードBおよびXを介して別の発信元ノードZを満たす場合、ノードRは、たとえノードBが最小オーバーヘッドの選択であり得るにせよ、最小距離ノードを選択することができる。本システムが無差別傍受を用いる別の実施形態において、ノードは、当該ノードがRREPへのユニキャスト宛先でない限りRREPを中継しない。
図1に、本発明の実施形態による、ループフリー経路検出処理および経路修復処理を示す。この例で、本システムは8ビットのシーケンス番号およびkスキップ空間間隔として10を用いると仮定している。ステップ102〜106は、例証的な経路検出処理を示す。ステップ102において、アドホックネットワークは初期状態にあり、ここで発信元ノードSは宛先ノードTへの経路を探す。最初に、全てのノードが、宛先Tへの自身の告知されたラベルを255すなわち最大値に設定する。宛先であるノードTは自身のラベルを「1」に設定する
ステップ104において、ノードSは、要求された順序255と共にノードTへのRREQを発信する。ノードAおよびCは、正しいルートを有しておらず、新たに要求された順序245と共に要求を中継する。この例では、ノードBは、ノードCのコピーの前に、RREQのノードAのコピーを処理する。ノードBは、ノードAからの要求を中継し、また要求された順序245と共にCをRREQ先行子としてキャッシュする。RREQを受信した後で、ノードTはRREPの送信を始める。ステップ106において、ノードTは、告知された順序付けaoT Tの値1を以って応答する。ノードBは、応答を中継する場合、可能な最大の順序を選択する。この場合、kスキップ空間間隔が10であることに基づいて235である。
新規のルートが両方のRREQを満たすため、ノードBは次いでノードAおよびCにRREPを送信する。本システムが上述のようにルール中継する他の最終ホップを用いてもよい点に注意されたい。続いてノードAおよびCは、ノードSにRREPを中継してRREP動作を終了する。更に別の実施形態において、ノードCがノードDからRREPを受信した場合、ノードCは、{C,B,...}および{C,D,...}経路を不等コスト多重経路として用いてもよい。
ステップ108〜112は、例証的な経路修復処理を示す。ステップ108において、ノードEは宛先Tへのリンクを喪失し、RREQフラッディング処理を開始する。ステップ110に示すように、RREQはネットワークを辿る。RREQを中継するノードが自身の後続リンクを断たない点に注意されたい。このように、ノードCおよびDは、ノードEがエラーメッセージを送信するまで、ノードEを通る各々リンクを保持する。ノードBは、RREQの2個のコピーを受信する。第1のコピーはノードCから転送されて、順序205を有し、第2のコピーはノードAから転送されて、順序185を有する。ノードBは、自身のキャッシュ項目に基づいてノードCからのRREQに応答するが、RREQは中継しない。更に、ノードBは、ノードAからのRREQを非周期的であると認識し、当該RREQに応答するよう選択することができる。ノードBがRREQを中継していないため、定義上これは非周期的である。しかし、上述の複数RREP向けのルールを用いても、ノードBはノードAからのRREQには応答しないことを選択できる。これは、RREQに含まれるラベル値に基づいて、RREQがノードAから辿った経路はノードCからRREQが辿った経路より長いためである。ステップ112は、最終後続子グラフを新規ノードラベルと共に示す。ノードB、C、DおよびEだけがルートを修復すべく自身のラベルを変更する点に注意されたい。
図2に、RREQを発信し、RREPを受信する本発明の実施形態による発信元ノード処理を表わすフロー図を示す。動作時において、本システムは所与の宛先へのローカル告知されたシーケンス番号を255に設定し(ステップ202)、このローカルシーケンス番号をRREQに挿入する(ステップ204)。本システムは次いで、このRREQをブロードキャストする(ステップ206)。本システムはこれに応答して、少なくとも1個のRREPを受信する(ステップ208)。本システムは次いで、受信したRREPに基づいて、宛先に向かう次ホップノードへデータパケットを送信する(ステップ210)。
図3に、受信したRREQを処理し、RREPを以って応答する本発明の実施形態によるノード処理を表わすフロー図を示す。動作時において、本システムはローカルノードAにおいてRREQqを受信する(ステップ302)。本システムは、当該RREQqを以前に受信しているか否かを判定する(ステップ304)。受信している場合、本システムがRREQqを除外して終了する。受信していない場合、本システムはキャッシュ項目{S,D,ord(q),B}を保存し、ここにSは発信元、Dは宛先、BはノードAがRREQqを受信する発信元ノードである(ステップ306)。
本システムは続いて、後続ノードにより告知されるシーケンス番号より大きく、且つRREQqに含まれるシーケンス番号より小さいローカルシーケンス番号gが利用できるか否かを判定する(ステップ308)。利用できる場合、本システムはkスキップ空間間隔を満たすシーケンス番号g*を選択して、g*を告知し(ステップ310)。g*をRREPに挿入して、RREQqを送信するノードにRREPを転送する(ステップ312)。
利用できない場合、本システムはRREQqを中継する。本システムは、RREQq内のTTL値を減らし(ステップ314)、減らしたTTL値が閾値を下回るか否かを判定する(ステップ316)。下回る場合、RREQqは自身のTTL制限に達しており、従ってシステムは終了する。下回らない場合、本システムは更に、RREQqを満たすRREQをローカルノードが以前に送信したか否かを判定する。以前に送信している場合、本システムは終了する(ステップ318)。送信していない場合、本システムは手順4に基づいて、新規のRREQqを生成する(ステップ320)。本システムは続いて、RREQqをブロードキャストする(ステップ322)。
本発明の一実施形態は、DOSの実装に際していくつかの最適化を行なう。ある実施はリンク層損失検出を行なうことにより、MAC層によりユニキャストパケットが欠落した場合、ネットワーク層は当該パケットを再送信することができる。ネットワーク層はまた、リンク層待ち行列を操作してパケットを除去するか、または再び待ち行列に入れることができる。
また、パケットは優先順位により分類され、その順序はアドレス解決プロトコル(ARP)、DOS、および固定ビットレート(CBR:Constant Bit Rate)である。ARPパケットは一般に、ネットワーク層には存在しない。にもかかわらず、リンク層において複数のパケットが待ち行列に入れられた場合、同じ優先権スキームがあてはまる。一実施形態において、本システムは全ての宛先に対して最大50パケットを許容する。この待ち行列の容量はDSRおよびAODVによる実装より僅かに少ないが、パケットの送信直前まで次ホップの決定が延期されるという利点がある。
DSRおよびAODVによる実装では、ルーティングプロトコルが次ホップを決定し、次いで、パケットが無線インタフェースに到達するまでに次ホップが依然として有効であるという一切の保証なしに多数のパケットをリンク層へ放出する。本発明の実施形態は、「ローカル修復」技術を用いない。その代わりに、中間ノードが外部パケットを有し、宛先までのルートを有しない場合、中間ノードは通常、ルーティングエラーメッセージをブロードキャストして、外部パケットを除外する。
RREP処理において、ノードは、当該ノードが次ホップへのリンク層MACアドレスを備えるまで、ルーティングテーブルに後続子を加えない。DOSがMAC層ARP入力を検出しなければ、本システムは、次ホップ当たり3秒毎に1個のECHOメッセージを超えない割合で次ホップへユニキャストECHOメッセージ(新規制御パケット)を送信する。
RREQ処理において、ノードは初期TTL値2、再試行TTL値6、次いで、TTL値が30であるネットワーク全体にわたる3回までのフラッディングを用いる。ネットワーク全体にわたる3回のフラッディングの後、ノードがRREQの検出に失敗した場合、当該ノードはRREQ抑制を起動して、検出に失敗した宛先へのRREQの開始を3秒間止める。それ以外のRREQ処理は上記の通りである。ノードは、ルートが時間切れになる前に使用しない状態で最長10秒間ルートをキャッシュする。
更なる実施形態において、DOSはまた同じ次ホップに宛てたパケットに対して制御パケットの集約を許す。本システムは宛先パケット待ち行列毎に走査して、最大ユーザデータグラムプロトコル(UDP:User Datagram Protocol)パケットサイズになるまで、同じ宛先への任意の制御パケットを集約する。DOSは、無差別モードを用いて、ルート−キャッシュを構築すべくRREPを傍受する。しかし、DOSは無差別モードが無くても適切に機能することができる。
表2に、本発明の一実施形態による、次ホップ毎のリンク品質を測定する疑似コードを示す。
Figure 0005084405
表3に、本発明の一実施形態に従い即時的リンク品質を計算する疑似コードを示す。
Figure 0005084405
DOSはまた、各々の次ホップへ転送されたパケット数および次ホップ毎の欠落パケット数に基づいて、ネットワーク層における次ホップ毎のリンク品質測定を行なうこともできる。ノードNのリンク品質は、表2の疑似コードで示すように、0.75の重み付きで1秒間のバケットにわたる移動平均として測定される。この方式では、長期間のリンク品質を歴履値の方へ重み付けする。一実施形態において、本システムは現在の1秒間のバケットおよび前の1秒間のバケットにわたりデータを平滑化して、パケットがあるバケットで送信され、次のバケットで失われる境界効果を減らす。各リンクは、リンク品質1.0のから始まるものとみなす。
パケット損失が生じる都度、DOSは表3の疑似コードで示すように、0.4の重み付きで即時リンク品質を計算する。この方式では、即時リンク品質を現在値に近づくように重み付けを行なう。変数last_usesおよびcurrent_lossは、最後または現在の時間バケットにおける所与の次ホップを得ようとMAC層が再び試みた後で欠落したパケットの数である。表3の手順から返された品質値が大域的閾値LQ_THRESHより小さい場合、次ホップは無効であるとみなされて転送テーブルから除外される。一実施形態において、LQ_THRESHは約0.85から始まる。ノードがより多くのRREQを発信するに従い、制限が緩められてより低い品質のリンクが許される。時間の経過に伴ない、より多くのリンク層が欠落した後で、制限が目標である0.85レベルへ戻される。更なる実施形態において、本システムは0.7〜LQ_THRESHの下限値を設定する。
更なる実施形態において、DOSはリンク品質に重み付けがされた、最短距離の多重経路ルーティングを採用する。全ての多重経路または最短距離にわたって、DOSはそれらの各々のリンク品質に比例して各次ホップにパケットを無作為に分散させることができる。また、DOSは各種のネットワークセキュリティ対策を採用することができる。例えば、ノードは暗号を用いてルーティング制御メッセージの認証、暗号化、または復号化を行なうことができる。
DOSで用いるループフリー条件であるGSNが分散シーケンス番号である点に注意されたい。すなわち、DOSルーティングスキームを正しく実行している任意のノードが、DOSの適当な条件および制約に従ってシーケンス番号の値を変更することができる。他のルーティングプロトコルは通常、発信元制御されたシーケンス番号あるいは宛先制御されたシーケンス番号を有する。これらの発信元または宛先制御されたシーケンス番号は往々にして、遷移中に変化する距離またはホップ数等の他のパラメータと連動して用いられる。
例えば、AODVのようなプロトコルは、宛先制御されたシーケンス番号およびホップ数を使用する。ルートの告知に用いるシーケンス番号は宛先により設定され、ホップ数は中間ノードにより操作される。H.ランガラジャン(Rangarajan)、J.J.ガルシア−ルナ−アセベス(Garcia−Luna−Aceves)「アドホックネットワークにおけるループフリーオンデマンドルーティングに対するルート要求の効率的な利用」(ネットワーキング2005、LNCS3462、pp.1096−1107)に記述されているラベル付き後続子ルーティング(LSR:Labeled Successor Routing)プロトコル、またはH.ランガラジャン(Rangarajan)、J.J.ガルシア−ルナ−アセベス(Garcia−Luna−Aceves)「発信元シーケンス番号を用いるアドホックネットワークにおけるループフリーオンデマンドルーティング」(IEEEモバイルアドホックおよびセンサーシステム会議(2005))に記述されている宛先制御されたラベル付き後続子ルーティング(DLSR:Destination−controlled Labeled Successor Routing)等、発信元制御されたシーケンスを用いるプロトコルは、RREQの発信元により設定された固定タイムスタンプを使用する。対照的に、DOSは、必ずしも木とは限らない有向非周期的グラフにおける順序ノードに対して不変である単一の数値を使用する。
DOSは多重経路トラフィックに対応しており、GSNが経路固有でないため、これはリンクおよびリンク品質が変化するモバイルアドホックネットワークにおける明らかな利点である。順序付けられたGSNと共に告知を受信している任意のノードは、当該告知を用いて経路を構築することができる。LSRとDLSRは、対照的に、経路に沿ってタイムスタンプを記録し、これらの記録されたタイムスタンプに基づいて告知の実現可能性をテストする。LSRはまた、宛先から発信された告知を特別に扱うが、パケットがMAC層で遅延した場合、そのようなRREPを順序付ける基準が無いため、ループのルーティングにつながる恐れがある。また、LSRは宛先自身から発信されたRREPだけを中継するが、これは経路修復がネットワークの大規模な変更であることを意味する。DSLRはまた、宛先自身がRREPを発行することを求める。中間ノードがRREPを発行できるようにDSLRを拡張する場合、より多くの状態情報を両方のノードおよびRREQパケットに保存する必要がある。
インターネットプロトコル(IP)、ローカルに割り当てられた番号、ローカルに割り当てられた名前、ドメインネーミングシステム(DNS)、IPサブネットアドレス、またはリンク層媒体アクセス制御(MAC)アドレスにより、ノードを識別できる点に注意されたい。更に、ノードは、複数のネットワークインターフェースを有していてよい。ルーティング制御メッセージは、インタフェースから独立した一意な名前により識別することができる。複数のネットワークインターフェースを有するノードに対するDOSの動作は、単一インタフェースのノードとほぼ同じである。一実施形態において、ノードは、ループバックIPアドレスまたはDNS名等、全てのインタフェースにわたり用いられる単一の一意な識別子を有する。この一意な識別子は、インタフェース毎のアドレスではなく、制御メッセージで使用されるものである。このスキームは、ノードがインタフェースとの関連を告知する必要が無い点を除いてOLSR:Optimized Link State Routing Protocol(最適化リンク状態ルーティングプロトコル、IETF RFC3626)の「主アドレス」の概念と類似している。ノードがRREQを送信する際に、自身の一意なアドレスをRREQ発信元として、またインタフェース固有のアドレスをRREQ最終ホップとして識別する。同様に、ノードがRREPを送信する際に、一意なアドレスを宛先として、またインタフェースアドレスを最終ホップとして識別する。複数のインタフェースを備えたシステムの他の変形例も可能である。
多くのランダム通過点シミュレーションを実施してDOS、DSR、AODVの間の性能を比較する。一般に、DSRおよびAODVは、ほぼ同じ配信率および待ち時間を有する。時として、DOSの方が配信率は良いものの、AODVの方が端末間待ち時間が短い。DOSの方が、AODVの1/2〜1/5のオーダーと、ネットワーク負荷が大幅に低い。DSRは、移動性が低い場合を除いて殆どの場合AODVまたDOSより性能が落ちる。パケットループの観点から、DOSはAODVの約1/2〜1/10のループ率、またDSRの約1/1000のループ率を示す。DOSに対する追加的なシミュレーションを、多重経路ルーティング無し且つDOSリンク品質測定無しに実行した。これらの要素を除外しても全体的な性能は変わらないが、ネットワーク負荷の差異が狭まる。
通信チャネルは、915MHzで2Mbpsの帯域幅を有する802.11MACであると仮定する。シミュレートされた50個のノードが1500m×300mの長方形内に、またシミュレートされた100個のノードが2200m×600mの長方形内に存在する。トラフィックパターンは、10個の発信元および30個の発信元の各々について512バイトCBR(Constant Bit Rate)フローである。シミュレートされた時間は900秒であり、使用された休止時間は0秒(休止無し)、100秒、300秒、500秒、700秒、および900秒(移動性無し)である。所与の個数のノード、発信元、および休止時間を有する各々の構成に対して、異なる乱数の種を用いて10回の試行が行なわれた。その結果、95%の信頼区間を有する平均性能を示す。
上記シミュレーションにおいて使用した尺度は、配信率、待ち時間、ネットワーク負荷、およびループ率である。配信率は、宛先ノードで受信されたCBRパケット数を発信元ノードが送信したCBRパケット数で除算した値である。待ち時間は、発信元がCBRパケットを生成した時点と宛先がパケットを受信した時点との間の一方向の端末間遅延である。ネットワーク負荷は、RREQ、RREP等のネットワーク層制御パケットおよびエラーメッセージの総数を、宛先で受信されたCBRパケットの総数で除算した値である。
ループ率は、重複ホップの総数を発信元が送信したCBRパケットの総数で除算した値である。ループ率が1.0とは、平均的に、各CBRパケットが自身の進路沿いのどこかで1個の重複ノードを通ってループを作ることを意味する。ループ率が0とは、パケットが決して同一ノードを2回通らないことを意味する。DOSシミュレーションにおける非ゼロのループ率は、パケットを待ち行列に入れた結果である。パケットが生きている間に、中間ノードで待ち行列に入れられていても、ルーティングトポロジが変化したためにパケットがあるノードを再び通る場合がある。用語「ループフリー」は従って、ルーティングテーブルがどの時点でも有向サイクルを指さないことを意味する。
図4、5、10および11に配信率の比較を示す。図4に示すように、低負荷において、DOS、DSRおよびAODVはほぼ同等の配信率を有する。図5および10に示すように中程度の負荷において、DOSおよびAODVはほぼ同等の配信率を有するが、DSRの配信率は移動性が低い(休止時間が長い)場合以外は極めて低い。図11に示すように、高負荷において、DOSは移動性が高い(休止時間が0秒および100秒)場合に最大の配信率を有するが、それ以外の場合はAODVとほぼ同等である。
図6、7、12、13にネットワーク負荷の比較を示す。図6に示すように、低負荷において、DOS、DSR、およびAODVはほぼ同等のネットワーク負荷を有する。DOSは移動性が高い(休止時間が300秒以下)ほど負荷が低く、移動性が低い(休止時間が500秒以上)ほどDSRと同等である。図7に示すように、ノードが50個および発信元が30個存在する中程度の負荷において、DOSはDSRの約1/2〜1/5の負荷を有する。DOSはまた、あらゆる移動性において一貫してAODVの約1/6の負荷を有する。図12に示すように、ノードが100個および発信元が10個存在する中程度の負荷において、DOSはAODVの約1/2〜1/10、DSRの約1/10〜1/40の負荷を有する。図13に示すように、高負荷において、DOSはあらゆる移動性範囲においてAODVの約1/6の負荷を有し、DSRの約1/2〜1/20の負荷を有する。
図8、9、14、15に端末間待ち時間の比較を示す。図8および14に示すように、発信元が10個の構成において、DOSとAODVではほぼ同等の待ち時間が生じる。移動性を伴なう場合、DOSではDSRの約1/2〜1/10の待ち時間が生じる。移動性を伴なわない(休止時間が900秒)場合、DSRではほぼ同じ待ち時間が生じる。図9および15に示すように、発信元が30個の構成において、移動性が高い場合にDOSとAODVでは同程度の待ち時間が生じる。しかし、休止時間が長くなるほど、DOSではAODVの約2倍の待ち時間が生じる。一方、あらゆる移動性パターンにおいてDOSではDSRの約1/2〜1/10の待ち時間が生じる。
図16〜19にループ率の比較を示す。若干の例外を除き、DSRのループ率は約0.1であり、これは平均10パケット中1個が1個のノードを1回通ることを示す。若干のケースにおいて、DSRループ率は0.2に近く、他のいくつかのケースで比率は0.05まで下がる。休止時間が900秒である図16の特定のケースにおいて、DSRのループ率は約ほぼ10-4である。AODVのループ率は一般に10-3前後であるが、休止時間が900秒である図16のケースではAODVのループ率は10-5のオーダーまで下がる。DOSのループ率は一般に10-4前後であるが、休止時間が900秒である図16のケースではループ率は丁度ゼロである。
本発明の実施形態によるループフリー経路検出処理および経路修復処理を示す模式図である。 本発明の実施形態による、RREQを発信し、RREPを受信する発信元ノード処理を示すフロー図である。 本発明の実施形態による、受信したRREQを処理してRREPを以って応答する発信元ノード処理を示すフロー図である。 本発明の実施形態による、50個のノードおよび10個の発信元を有するシミュレートされたネットワークにおけるDOSの配信率をAODVおよびDSRの配信率と比較したグラフである。 本発明の実施形態による、50個のノードおよび30個の発信元を有するシミュレートされたネットワークにおけるDOSの配信率をAODVおよびDSRの配信率と比較したグラフである。 本発明の実施形態による、50個のノードおよび10個の発信元を有するシミュレートされたネットワークにおけるDOSのネットワーク負荷をAODVおよびDSRのネットワーク負荷と比較したグラフである。 本発明の実施形態による、50個のノードおよび30個の発信元を有するシミュレートされたネットワークにおけるDOSのネットワーク負荷をAODVおよびDSRのネットワーク負荷と比較したグラフである。 本発明の実施形態による、50個のノードおよび10個の発信元を有するシミュレートされたネットワークにおけるDOSの端末間待ち時間をAODVおよびDSRの端末間待ち時間と比較したグラフである。 本発明の実施形態による、50個のノードおよび30個の発信元を有するシミュレートされたネットワークにおけるDOSの端末間待ち時間をAODVおよびDSRの端末間待ち時間と比較したグラフである。 本発明の実施形態による、100個のノードおよび10個の発信元を有するシミュレートされたネットワークにおけるDOSの配信率をAODVおよびDSRの配信率と比較したグラフである。 本発明の実施形態による、100個のノードおよび30個の発信元を有するシミュレートされたネットワークにおけるDOSの配信率をAODVおよびDSRの配信率と比較したグラフである。 本発明の実施形態による、100個のノードおよび10個の発信元を有するシミュレートされたネットワークにおけるDOSのネットワーク負荷をAODVおよびDSRのネットワーク負荷と比較したグラフである。 本発明の実施形態による、100個のノードおよび30個の発信元を有するシミュレートされたネットワークにおけるDOSのネットワーク負荷をAODVおよびDSRのネットワーク負荷と比較したグラフである。 本発明の実施形態による、100個のノードおよび10個の発信元を有するシミュレートされたネットワークにおけるDOSの端末間待ち時間をAODVおよびDSRの端末間待ち時間と比較したグラフである。 本発明の実施形態による、100個のノードおよび30個の発信元を有するシミュレートされたネットワークにおけるDOSの端末間待ち時間をAODVおよびDSRの端末間待ち時間と比較したグラフである。 本発明の実施形態による、50個のノードおよび10個の発信元を有するシミュレートされたネットワークにおけるDOSのループ率をAODVおよびDSRのループ率と比較したグラフである。 本発明の実施形態による、50個のノードおよび30個の発信元を有するシミュレートされたネットワークにおけるDOSのループ率をAODVおよびDSRのループ率と比較したグラフである。 本発明の実施形態による、100個のノードおよび10個の発信元を有するシミュレートされたネットワークにおけるDOSのループ率をAODVおよびDSRのループ率と比較したグラフである。 本発明の実施形態による、100個のノードおよび30個の発信元を有するシミュレートされたネットワークにおけるDOSのループ率をAODVおよびDSRのループ率と比較したグラフである。

Claims (3)

  1. 無線ネットワークにおいてループフリーアドホックルーティングを実行するシステムであって、
    宛先ノードに対しローカルノードに関連付けられたローカル整数シーケンス番号を告知すべく構成された告知機構と、
    発信元ノード、前記宛先ノード、および第1の整数シーケンス番号を指定する第1のルート要求を前記ローカルノードで受信すべく構成された受信機構と、
    前記発信元ノード、前記宛先ノード、前記第1の整数シーケンス番号、および前記第1のルート要求を発信したノードを示すレコードを前記ローカルノードに選択的に保持すべく構成された記憶機構と、
    前記発信元ノード、前記宛先ノード、および前記第1の整数シーケンス番号より小さく、且つ前記告知されたローカルシーケンス番号以である第2の整数シーケンス番号を指定する第2のルート要求を、前記受信した第1のルート要求に基づいて選択的に転送すべく構成された転送機構とを含むシステム。
  2. 前記記憶機構が、前記レコードを前記ローカルノードにおいて選択的に保持しながら、
    前記ローカルノードが前記第1のルート要求を以前に受信しているか否かを判定し、
    受信していない場合、レコードを生成すべく構成されている、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1のルート要求が、第1の有効期間(TTL:Time−To−Live)値を含み、前記システムが更に、
    前記第1の有効期間(TTL値を減らすことにより第2のTTL値を生成し、
    前記第2の有効期間(TTL値が閾値を下回るか否かを判定し、
    前記判定の結果が閾値を下回らないときは前記第2の有効期間(TTL値を前記第2のルート要求に含めるように構成されたTTL計算機構を含む、請求項1に記載のシステム。
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